JP2016136179A - ルースチューブ型光ファイバケーブルの端末構造及び当該端末構造の製造方法 - Google Patents

ルースチューブ型光ファイバケーブルの端末構造及び当該端末構造の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ルースチューブに充填されたジェリーが、ルースチューブが接続される端末から漏れ出すこと及びそれによる光ファイバの断線を防止することができるルースチューブ型光ファイバケーブルの端末構造及び当該端末構造の製造方法を提供する。
【解決手段】光ファイバ2を挿通し、端末32からルースチューブ3の内部にその一部が挿入される樹脂チューブ4と、ルースチューブ3及び樹脂チューブ4の周囲に固定されるスリーブ5と、スリーブ5の周囲に巻き付けられる自己融着テープ6と、自己融着テープ6の周囲に配設される熱収縮チューブ7と、を備えた端末部Yと、端末部Yにおける少なくとも熱収縮チューブ7が現れる部分を封止する樹脂封止部8と、を備え、ルースチューブの端末32が確実に封止され、水圧の影響等でルースチューブ3に充填されたジェリー31が端末32から漏れ出す等の問題を防止でき、耐水圧性に優れた端末構造Xとなる。
【選択図】図8

Description

本発明は、ルースチューブ型光ファイバケーブルの端末構造及び当該端末構造の製造方法に関する。さらに詳しくは、海中での使用も可能なルースチューブ型光ファイバケーブルの端末構造及び当該端末構造の製造方法に関する。
光ファイバケーブルは電気通信のデジタル化の中枢を担う媒体として広く利用されている。また、光ファイバケーブルは海中でも多く使用されており、海中で海洋ケーブルとして使用される光ファイバケーブルの構造としては、例えば、ルースチューブ型光ファイバケーブルが知られている。
ルースチューブ型光ファイバケーブルとは、光ファイバ心線をジェリーと呼ばれる充填材を介して、ポリブチレンテレフタレート(PBT)や、ポリプロピレン(PP)等のプラスチックで成形したチューブ(ルースチューブ)の内部に挿通させ、必要により抗張力体(テンションメンバ)とともにシースで被覆した構造の光ファイバケーブルである(例えば、特許文献1等を参照。)。
特開2003−322780号公報
例えば、海中に敷設される海洋ケーブルは長尺であるため、接続された複数のケーブルで構成される場合があり、ケーブルに内蔵されるルースチューブないしは光ファイバも、所定の方法で接続されて使用されていた。海中で使用されるケーブルは、水圧、温度等の海の及ぼす種々の作用から生ずる応力に耐えうる構造が必要とされる一方、海中でルースチューブ型光ファイバケーブルに水圧がかかった場合には、ルースチューブに充填されたジェリーが大気圧のかかる方向に逃げてしまい、接続されるルースチューブの端末からジェリーが漏れ出してしまうという問題があった。加えて、ルースチューブからジェリーが漏れてしまうと、ジェリーと一緒に光ファイバが外部に飛び出してしまう等となり、最終的には光ファイバ心線の断線や減衰(ロス)等を招いてしまうことがあるため、改善が求められていた。
本発明は、前記の課題に鑑みてなされたものであり、海中での使用に際し、水圧の影響等でルースチューブに充填されたジェリーが、ルースチューブが接続される端末から漏れ出すこと及びそれによる光ファイバの断線等を防止することができるルースチューブ型光ファイバケーブルの端末構造及び当該端末構造の製造方法を提供することにある。
前記の課題を達成するために、本発明に係るルースチューブ型光ファイバケーブルの端末構造は、光ファイバを収容したルースチューブを有するルースチューブ型光ファイバケーブルの端末構造であって、前記光ファイバを挿通させた状態で、前記ルースチューブの端末から当該ルースチューブの内部にその一部が挿入される樹脂チューブと、前記ルースチューブ及び前記樹脂チューブを挿通し、前記ルースチューブ及び前記樹脂チューブの周囲に固定されるスリーブと、前記スリーブの両端部を含んだ部分を覆うように、当該スリーブの周囲に巻き付けられる自己融着テープと、前記自己融着テープの周囲に配設される熱収縮チューブと、を備えた端末部と、前記端末部における少なくとも前記熱収縮チューブが現れる部分を封止する樹脂封止部と、を備えたことを特徴とする。
本発明に係るルースチューブ型光ファイバケーブルの端末構造は、前記した本発明において、前記スリーブが、前記ルースチューブ及び前記樹脂チューブに接着剤を介して固定されていることを特徴とする。
本発明に係るルースチューブ型光ファイバケーブルの端末構造の製造方法は、光ファイバを収容したルースチューブを有するルースチューブ型光ファイバケーブルの端末構造の製造方法であって、樹脂チューブを、前記光ファイバを挿通させた状態で、前記ルースチューブの端末から当該ルースチューブの内部にその一部を挿入し、スリーブを、前記ルースチューブ及び前記樹脂チューブを挿通した状態で、前記ルースチューブ及び前記樹脂チューブの周囲に固定し、自己融着テープを、前記スリーブの両端部を含んだ部分を覆うように、前記スリーブの周囲に巻き付け、熱収縮チューブを前記自己融着テープの周囲を覆うように取り付け、当該熱収縮チューブを収縮させて端末部とし、前記端末部における少なくとも前記熱収縮チューブが現れる部分を覆うように樹脂を配置し、当該樹脂を硬化させて樹脂封止部を形成することを特徴とする。
本発明に係るルースチューブ型光ファイバケーブルの端末構造の製造方法は、前記した本発明において、前記スリーブが、前記ルースチューブ及び前記樹脂チューブに接着剤を介して固定されていることを特徴とする。
本発明に係るルースチューブ型光ファイバケーブルの端末構造の製造方法は、前記した本発明において、前記端末部に筒状の型枠を被せ、当該型枠の内部に前記樹脂を注入し、硬化させることを特徴とする。
本発明に係るルースチューブ型光ファイバケーブルの端末構造によれば、ルースチューブの端末部が確実に封止され、水圧の影響等でルースチューブに充填されたジェリーが、ルースチューブが接続される端末から漏れ出すこと及びそれによる光ファイバの断線等を防止することができる、耐水圧性に優れたルースチューブ型光ファイバケーブルの端末構造を提供する。
また、本発明に係るルースチューブ型光ファイバケーブルの端末構造の製造方法は、ルースチューブの端末部が確実に封止され、水圧の影響等でルースチューブに充填されたジェリーが、ルースチューブが接続される端末から漏れ出すこと及びそれによる光ファイバの断線等を防止することができる耐水圧性に優れた構造を、簡便な操作で製造する手段を提供する。
ルースチューブ型光ファイバケーブルの一態様を示した断面図である。 光ファイバを収容したルースチューブの一態様を示した断面図である。 ケーブルの端末構造を示した説明図(樹脂チューブを取り付けた状態)である。 ケーブルの端末構造を示した説明図(さらにスリーブを取り付けた状態)である。 ケーブルの端末構造を示した説明図(さらに自己融着テープを取り付けた状態)である。 ケーブルの端末構造を示した説明図(さらに自己融着テープを取り付けた状態)である。 ケーブルの端末構造を示した説明図(さらに熱収縮チューブを取り付けた状態)である。 樹脂封止部を形成した状態を示した説明図である。
以下、本発明の一態様について、図面を用いて説明する。
(I)ルースチューブ型光ファイバケーブル1の構造:
図1は、ルースチューブ型光ファイバケーブル1の一態様を示した断面図である。図1に示したルースチューブ型光ファイバケーブル1(以下、単に「ケーブル1」とする場合がある。)は、海中に敷設される海洋ケーブル等として使用可能であり、中心のコア部分11に、光ファイバ2をジェリー31とともに内部に収容したルースチューブ3(断面構造は図2を参照。)及び通信線12を3本ずつ配置し、かかるコア部分11をシース13で被覆するとともに、シース13で被覆されたコア部分11の周囲を2種の抗張力体15,16で取り囲むようにし、抗張力体15,16の周囲を再度シース14で被覆した構造とされている。なお、図1では、抗張力体15は、複数本のうちの1本に15の符号を付して示しており、抗張力体16も、複数本のうちの1本に16の符号を付して示している。
図2は、光ファイバ2を収容したルースチューブ3の一態様を示した断面図である。図2に示すように、ルースチューブ3は、光ファイバ2をジェリー31とともに内部に収容したチューブであり、光ファイバ2は、図2では1本の光ファイバ(例えば、1本の光ファイバ心線等。)2を収容した態様を示している。光ファイバ2としては、例えば、光ファイバ素線、光ファイバ心線、光ファイバテープ心線等が挙げられ、光ファイバ素線は、石英ガラスファイバの上に紫外線硬化樹脂を被覆したものであり、光ファイバ心線は、石英ガラスファイバの上に紫外線硬化樹脂等を被覆してその直径を前記した光ファイバ素線よりも大きくしたもの等が知られている。光ファイバテープ心線は、光ファイバ素線を平行に数本並べて、紫外線硬化樹脂等で被覆して一体化させたものである。
ルースチューブ3は、例えば、円筒形状のポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリプロピレン(PP)等から構成され、その内部に光ファイバ2をジェリー31とともに収容する。また、ジェリー31は、光ファイバ2を外部衝撃から保護するとともに、ルースチューブ3の内部に水分が浸入しようとすることを防止する役割を果たし、例えば、ジェリーコンパウンド等からなる。
本実施形態にあっては、コア部分11には、ルースチューブ3に加えて、絶縁電線からなる通信線(電源線)12を収容している。通信線12は、外部との通信等のためケーブル1に内蔵されるものであり、例えば、金属導体を被覆材料で被覆して構成される。金属導体としては、軟銅や銅合金、アルミ等の単線や撚線等を用いることができる。また、裸線のほかに、錫メッキ等によりメッキされたものを用いてもよい。被覆材料としては、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン樹脂や、ポリ塩化ビニル等を用いることができる。
シース13,14は、ルースチューブ3と通信線12の周囲を被覆するように押出成形されるとともに、後記する抗張力体15,16の周囲を被覆するように押出成形される。シース13,14の構成材料としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン樹脂を主成分とした熱可塑性樹脂組成物が用いられる。
抗張力体(テンションメンバ)15,16は、例えば、ガラス繊維強化プラスチック(GFRP)、ガラス繊維、アラミド繊維、アラミドFRP、鋼線等の線材からなり、例えば、円形断面形状とされている。特に、繊維強化プラスチックを使用すれば、ケーブル1の軽量化になる。抗張力体15,16は、その長手方向に撚らずに使用してもよいし、必要に応じて周方向に撚って使用してもよい。
(II)端末構造X:
次に、前記したようなルースチューブ型光ファイバケーブル1に適用可能な、本発明に係るルースチューブ型光ファイバケーブルの端末構造X(以下、単に「端末構造X」とする場合がある。)について、図3ないし図8を用いて説明する。なお、図3ないし図8において、光ファイバ2が外部に現れている側が、図示しないフェルール等で光ファイバ2が他の端末の光ファイバと接続される側(フェルール側)となり、かかるフェルール側と反対側が、ケーブル本体側となる。
図3ないし図8は、ルースチューブ型光ファイバケーブル1(ケーブル1)の端末構造Xを示した説明図であり、図3は、樹脂チューブ4を取り付けた状態を示した図、図4は、さらにスリーブ5を取り付けた状態を示した図、図5及び図6は、さらに自己融着テープ6を取り付けた状態を示した図、図7は、さらに熱収縮チューブ7を取り付けた状態を示した図をそれぞれ示している。また、図8は、樹脂封止部8を形成した状態を示した説明図、をそれぞれ示している。
なお、以下の説明(図3ないし図8)にあっては、端末構造Xの説明にあたって、1本のルースチューブの端末32に対して形成される1つの端末構造Xを例示して説明しているが、本発明は、全てのルースチューブの端末32に適用可能な端末構造Xであることはもちろんである。
(1)ルースチューブの端末32への樹脂チューブ4の取り付け:
筒状部材である樹脂チューブ4は、光ファイバ2の補強及び後工程となるフェルール(図示しない)の取り付けの便宜を図るため等の目的で、光ファイバ2を挿通した状態で、ルースチューブの端末32から、その一部をルースチューブ3の内部に挿入し、他の部分がルースチューブ3の外部から現れるように取り付けられる。かかる樹脂チューブ4は、例えば、ルースチューブの端末32より10〜100mmの長さでルースチューブ3の内部に挿入し、樹脂チューブ4の残った部分がルースチューブの端末32から外部に現れるようにすることが好ましい。
樹脂チューブ4としては、特に制限はなく、例えば、ナイロンチューブ、フッ素樹脂チューブ等を使用することができる。樹脂チューブ4の長さは、特に制限はないが、例えば、50〜200mmとすることが好ましい。
また、樹脂チューブ4は、アニール処理を施したものを使用することが好ましい。アニー処理を施すことにより、ひずみが取り除かれることになる。
(2)スリーブ5の固定:
図4は、さらにスリーブ5を取り付けた状態を示した図である。樹脂チューブ4が取り付けられたら、ルースチューブ3及びルースチューブの端末32から現れる樹脂チューブ4を挿通した状態で、ルースチューブ3と樹脂チューブ4の周囲に、筒状部材であるスリーブ5が固定される。なお、本実施形態にあっては、図4に示すように、ルースチューブ3と樹脂チューブ4の周囲に、筒状部材であるスリーブ5が接着剤51を介して固定される態様を示している。接着剤を使用した固定により、スリーブ5がルースチューブ3と樹脂チューブ4に確実かつ強固に固定され、また、作業性にも優れる。
スリーブ5は、ルースチューブ3及び樹脂チューブ4を固定する等の目的で取り付けられる。スリーブ5は、固定手段で接着剤を使用する場合等にあっては、いわゆる割スリーブを使用することが好ましい。割スリーブを使用することにより、接着剤51の注入が容易となり、接着固定を簡便かつ強固に行うことができ、作業性が向上する。
スリーブ5としては、特に制限はなく、例えば、銅スリーブ、ステンレススリーブ、鉛スリーブ等の金属スリーブや、セラミックスリーブ等の無機スリーブ等を使用することができる。スリーブ5の長さは、特に制限はないが、例えば、5〜50mmとすることが好ましい。
固定手段で接着剤を使用する場合等にあっては、接着剤51としては、特に制限はなく、使用されるスリーブ5やルースチューブ3及び樹脂チューブ4の構成材料や求められる接着強度等に応じて従来公知の接着剤を使用することができ、例えば、シアノアクリレート(シアノアクリル)系接着剤等のアクリル系接着剤、シリコーンゴム系接着剤、エポキシ系接着剤、ウレタン系接着剤、ポリエステル系接着剤、ビニルエステル系接着剤等の合成系接着剤等を使用することができるが、これらには限定されない。なお、あらかじめ各部材に塗布するプライマーを使用した上で、接着剤51で各部材を固着させるようにしてもよい。
(3)自己融着テープ6の巻き付け:
ルースチューブ3及び樹脂チューブ4にスリーブ5が固定されたら、スリーブ5の両端部を含んだ部分を覆うように、スリーブ5の周囲に自己融着テープ6が巻き付けられる。自己融着テープ6は、取り付けられたスリーブ5及びその内部に存在するルースチューブの端末32等を確実に封止し、ジェリー31の漏れ出しを防止するために役立つ。
図5及び図6は、さらに自己融着テープ6を取り付けた状態を示した図である。自己融着テープ6は、スリーブ5の端部を確実に覆って封止することが好ましく、まず、図5に示すように、自己融着テープ6をスリーブ5の両端に巻き付け、スリーブ5とルースチューブ3との段差がなくなるように整形した上で、図6に示すように、スリーブ5の周囲を覆うように巻き付け固定することが好ましい。
自己融着テープ6としては、従来公知のものを使用することができ、例えば、ブチルゴム等のブチル系樹脂、シリコーンゴム等のシリコーン系樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、酢酸ビニル樹脂等を構成材料とするものを使用することができる。ブチル系樹脂による自己融着テープ6としては、例えば、「エフコテープ」(商品名、古河電工パワーシステムズ(株)製)等が挙げられる。自己融着テープ6の長さ(巻き付けた場合の外部に現れる幅を指す。)は、特に制限はないが、例えば、スリーブ5の長さプラス1〜50mmとすることが好ましい。
(4)熱収縮チューブ7の取り付け:
自己融着テープ6を巻き付けたら、自己融着テープ6の周囲に熱収縮チューブ7が配設される。図7は、さらに熱収縮チューブ7を取り付けた状態である。熱収縮チューブ7を取り付けることで、端末部Yが完成される。熱収縮チューブ7は、自己融着テープ6の周囲を覆うように配設され、自己融着テープ6を確実に被覆し、固定するとともに、自己融着テープ6の内部に存在するスリーブ5やルースチューブの端末32等を封止、固定することになり、ルースチューブの端末32からのジェリー31の漏れ出しを防止する。
熱収縮チューブ7としては、従来公知のものを使用することができ、例えば、ポリオレフィン、弾性ネオプレン、フロロプラスチック等を構成材料とするものを使用することができる。熱収縮チューブ7の長さは、特に制限はないが、例えば、自己融着テープ6の長さプラス1〜50mmとすることが好ましい。
(5)樹脂による端末部Yの封止:
前記のようにして得られた端末部Yは、ケーブル1において他に端末処理をされたもの(図示しない他の端末部等)と含めて、少なくとも熱収縮チューブ7が現れる部分を覆うように樹脂封止部8を形成して封止される。
図8は、樹脂封止部8を形成した状態を示した説明図である。硬化された樹脂により形成された樹脂封止部8により、端末部Yにおける少なくとも熱収縮チューブ7が現れる部分を封止することにより、ジェリー31の漏れ出しを確実に防止することができる。封止するための樹脂としては、樹脂封止部8を形成した際にある程度の硬度を維持できる材料を使用することが好ましく、熱硬化性樹脂、光硬化性樹脂等の硬化性樹脂等を挙げることができる。具体的には、例えば、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、フェノール樹脂、ポリイミド樹脂、シリコーン樹脂、ウレタン樹脂、不飽和ポリエステル樹脂等の樹脂が挙げられるが、これらには限定されない。また、これらの樹脂に硬化剤を存在させて使用するようにしてもよい。また、エポキシ樹脂を使用する場合には、1液性、2液性等、その種類には制限はされないが、作業性及び硬化性等の点で、2液性のものを使用することが好ましい。
なお、端末部Yは、他のケーブルとの接続のために、図示しない他の端末部とともに、筒状の型枠に挿入され、かかる型枠の内部に配設された、フロントインサート(図示せず)と呼ばれる端末部の位置決め部材で位置決めされた状態で、筒状の型枠の内部で形成された樹脂封止部8により封止するようにしてもよい。このようにすれば、位置決めされた状態で、図示しない他の端末部と一体化しての固定等が可能となる。
樹脂封止部8、端末部Yの封止を確実とするために、例えば、フェルール側の端部については、長さL(図8参照。)が熱収縮チューブ7の端部から見て5mm以上の範囲で、樹脂封止部8が形成されているようにすることが好ましい。
(III)端末構造Xの製造方法:
以下、図3ないし図8を用いて、ルースチューブ型光ファイバケーブルの端末構造Xの製造方法(形成方法)について説明する。
まず、前工程でケーブル1の端末からルースチューブ3が取り出され、接続される端末が形成されるルースチューブの端末32において、所定の長さのルースチューブ3を切り取って、光ファイバ2がルースチューブの端末32から外部に現れるような状態とし、光ファイバ2等からジェリー31をできる限り除去する。次に、図3に示すように、樹脂チューブ4を、光ファイバ2を挿通させた状態で、ルースチューブの端末32からルースチューブ3の内部にその一部を挿入するようにする。
樹脂チューブ4をルースチューブの端末32から内部に挿入し、ルースチューブの端末32から一部の樹脂チューブ4が現れた状態で、図4に示すように、筒状部材であるスリーブ5を、ルースチューブ3及びルースチューブの端末32から現れる樹脂チューブ4を挿通した状態で、ルースチューブ3及び樹脂チューブ4の周囲に固定する。図4では、ルースチューブ3と樹脂チューブ4の周囲に、筒状部材であるスリーブ5が接着剤51を介して固定された状態を示しているが、この場合、接着剤51は、前記したように、まず、プライマーをルースチューブ3、樹脂チューブ4及びスリーブ5の接着対象となる部分に塗布して仮止めした状態で、スリーブ5とルースチューブ3及び樹脂チューブ4との隙間等に接着剤51を注入して、各部材を固定することが好ましい。また、スリーブ5として割スリーブを使用することにより、接着剤51の注入が容易となり、接着固定を簡便に行うことができ、作業性が向上する。また、各部材の接着固定も強固になされることになる。
スリーブ5が固定されたら、図5及び図6に示すように、自己融着テープ6を、スリーブ5の両端部を含んだ部分を覆うように、スリーブ5の周囲に巻き付け、取り付ける。自己融着テープ6の巻き付け(取り付け)は、図5に示すように、小さめの自己融着テープ6をスリーブ5の両端に巻き付け、スリーブ5とルースチューブ3との段差が極力なくなるように整形した上で、図6に示すように、スリーブ5の周囲を覆うように、自己融着テープ6を巻き付けるようにすれば、スリーブ5の端部を確実に覆って封止するので好ましい。
自己融着テープ6を巻き付けたら、図7に示すように、熱収縮チューブ7を、自己融着テープ6の周囲を覆うように取り付け、図示しないドライヤー等で加熱する等により熱収縮チューブ7を収縮させ、固定するようにする。この場合、樹脂チューブ4としてナイロンチューブ等の比較的ドライヤー等の熱に対して弱いものを使用する場合は、樹脂チューブ4を保護するように実施する必要がある。熱収縮チューブ7を取り付け、収縮させることにより、端末部Yが完成される。なお、熱収縮チューブ7の端部には、後工程で使用する樹脂(硬化性樹脂等)等を注入、硬化させるようにして、隙間等を可能な限り塞ぐようにしてもよい。
このようにして端末部Yが完成されたら、例えば、光ファイバ2の端末に図示しないフェルール等を取り付ける等を行った上で、端末部Yにおける少なくとも熱収縮チューブ7が現れる部分を覆うように樹脂を配置し、樹脂を硬化させて樹脂封止部8を形成するようにする。樹脂封止部8は、例えば、図示しない筒状の型枠を被せ、型枠の内部に硬化性樹脂等の樹脂を注入し、かかる硬化性樹脂等の樹脂を硬化させるようにして形成させてもよい。端末部Yは、他のケーブルとの接続のために、図示しない他の端末部とともに、図示しないフロントインサートと呼ばれる端末部の位置決め部材で位置決めされた状態で、筒状の型枠の内部で形成された樹脂封止部8により封止するようにしてもよい。
このようにして樹脂封止部8が形成されたら、フロントインサートに、図示しない電源線コンタクト及び光ファイバフェルール等を装着したり、樹脂封止部8より現れる光ファイバ等を他のケーブルの端末の光ファイバ等と接続する等、後工程が実施され、ケーブル1同士の接続がなされることになる。
(IV)本発明の効果:
以上説明した本実施形態に係るルースチューブ型光ファイバケーブル1の端末構造は、光ファイバ2を挿通させた状態で、ルースチューブの端末32からルースチューブ3の内部にその一部が挿入される樹脂チューブ4と、ルースチューブ3及び樹脂チューブ4を挿通し、ルースチューブ3及び樹脂チューブ4の周囲に固定されるスリーブ5と、スリーブ5の両端部を含んだ部分を覆うように、スリーブ5の周囲に巻き付けられる自己融着テープ6と、自己融着テープ6の周囲に配設される熱収縮チューブ7と、を備えた端末部Yと、端末部Yにおける少なくとも熱収縮チューブ7が現れる部分を封止する樹脂封止部8と、を備えている。かかる端末構造Xにより、ルースチューブの端末32が確実に封止され、水圧の影響等でルースチューブ3に充填されたジェリー31が、ルースチューブ3が接続される端末32から漏れ出すこと及びそれによる光ファイバ2の断線等を防止することが可能な、耐水圧性に優れたルースチューブ型光ファイバケーブルの端末構造Xとなる。
本発明は、例えば、海中で使用されるルースチューブ型光ファイバケーブル1等に適用可能であり、水圧の影響等でルースチューブ3に充填されたジェリー31が、ルースチューブ3が接続されるルースチューブの端末32から漏れ出すこと及びそれによる光ファイバ2の断線を確実に防止することができる。加えて、海中での使用に限られず、ルースチューブ型光ファイバケーブル1の端末構造として広く用いることができる。
(V)実施形態の変形:
なお、以上説明した態様は、本発明の一態様を示したものであって、本発明は、前記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の構成を備え、目的及び効果を達成できる範囲内での変形や改良が、本発明の内容に含まれるものであることはいうまでもない。また、本発明を実施する際における具体的な構造及び形状等は、本発明の目的及び効果を達成できる範囲内において、他の構造や形状等としても問題はない。本発明は前記した各実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形や改良は、本発明に含まれるものである。
例えば、前記した実施形態では、ルースチューブ型光ファイバケーブル1として、図1に示した構造を例に挙げて説明したが、本発明は、光ファイバ2を収容したルースチューブ3を有するルースチューブ型光ファイバケーブル1の端末構造Xとして広く適用でき、その構造等は図1に示したものには限定されない。よって、例えば、中心に単数本の抗張力体15,16を配置してその周囲にルースチューブ3を配する等、ケーブル1の構造は任意に決定することができ、加えて、ケーブル1におけるルースチューブ3の本数、配置等や、抗張力体15,16等、ルースチューブ3以外に介在される部材等の種類、本数、配置等や、多層とするか単層にするか等は任意に決定することができる。
前記した実施形態では、図4に示すように、ルースチューブ3と樹脂チューブ4の周囲に、筒状部材であるスリーブ5が接着剤51を介して固定する態様を用いて説明しているが、スリーブ5をルースチューブ3と樹脂チューブ4に固定する手段としては、前記したような接着剤を介する手段には限定されず、例えば、図示しない接着テープを介してスリーブ5をルースチューブ3と樹脂チューブ4の周囲に固定したり、スリーブ5をペンチや専用工具等で潰したりする等により、ルースチューブ3と樹脂チューブ4にいわゆるかしめ(カシメ)るようにしてスリーブ5をルースチューブ3や樹脂チューブ4に固定したり、熱溶着(熱融着)可能な材料で形成されたスリーブ5等を用いて、熱溶着によりスリーブ5にこれらに固定するようにしても構わない。
その他、本発明の実施の際の具体的な構造及び形状等は、本発明の目的を達成できる範
囲で他の構造等としてもよい。
本発明は、耐水圧性に優れ、ルースチューブの端末からのジェリーの漏れ出しを防止することができるルースチューブ型光ファイバケーブルの端末構造を提供する手段として有利に利用することができ、産業上の利用可能性は高い。
1 …… ルースチューブ型光ファイバケーブル
11 …… コア部分
12 …… 通信線
13,14 …… シース
15,16 …… 抗張力体
2 …… 光ファイバ
3 …… ルースチューブ
31 …… ジェリー
32 …… ルースチューブの端末
4 …… 樹脂チューブ
5 …… スリーブ
51 …… 接着剤
6 …… 自己融着テープ
7 …… 熱収縮チューブ
8 …… 樹脂封止部
X …… 端末構造
Y …… 端末部

Claims (5)

  1. 光ファイバを収容したルースチューブを有するルースチューブ型光ファイバケーブルの端末構造であって、
    前記光ファイバを挿通させた状態で、前記ルースチューブの端末から当該ルースチューブの内部にその一部が挿入される樹脂チューブと、
    前記ルースチューブ及び前記樹脂チューブを挿通し、前記ルースチューブ及び前記樹脂チューブの周囲に固定されるスリーブと、
    前記スリーブの両端部を含んだ部分を覆うように、当該スリーブの周囲に巻き付けられる自己融着テープと、
    前記自己融着テープの周囲に配設される熱収縮チューブと、を備えた端末部と、
    前記端末部における少なくとも前記熱収縮チューブが現れる部分を封止する樹脂封止部と、を備えたことを特徴とするルースチューブ型光ファイバケーブルの端末構造。
  2. 前記スリーブが、前記ルースチューブ及び前記樹脂チューブに接着剤を介して固定されていることを特徴とする請求項1に記載のルースチューブ型光ファイバケーブルの端末構造。
  3. 光ファイバを収容したルースチューブを有するルースチューブ型光ファイバケーブルの端末構造の製造方法であって、
    樹脂チューブを、前記光ファイバを挿通させた状態で、前記ルースチューブの端末から当該ルースチューブの内部にその一部を挿入し、
    スリーブを、前記ルースチューブ及び前記樹脂チューブを挿通した状態で、前記ルースチューブ及び前記樹脂チューブの周囲に固定し、
    自己融着テープを、前記スリーブの両端部を含んだ部分を覆うように、前記スリーブの周囲に巻き付け、
    熱収縮チューブを前記自己融着テープの周囲を覆うように取り付け、当該熱収縮チューブを収縮させて端末部とし、
    前記端末部における少なくとも前記熱収縮チューブが現れる部分を覆うように樹脂を配置し、当該樹脂を硬化させて樹脂封止部を形成することを特徴とするルースチューブ型光ファイバケーブルの端末構造の製造方法。
  4. 前記スリーブが、前記ルースチューブ及び前記樹脂チューブに接着剤を介して固定されていることを特徴とする請求項3に記載のルースチューブ型光ファイバケーブルの端末構造の製造方法。
  5. 前記端末部に筒状の型枠を被せ、当該型枠の内部に前記樹脂を注入し、硬化させることを特徴とする請求項3または請求項4に記載のルースチューブ型光ファイバケーブルの端末構造の製造方法。
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