JP2014122975A - 画像処理装置、画像処理方法ならびにプログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法ならびにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 複数のキャリブレーションセットを有し連続してキャリブレーション処理を実行可能な画像処理装置において、ユーザにとって希望するキャリブレーションセットを漏れがなく正しく選択することは困難である。
【解決手段】 上記課題を解決するため本発明の画像処理装置は、給紙段に格納されている用紙の情報を取得する給紙段情報取得手段と、入力された印刷ジョブから該ジョブの実行に用いられる紙種に関する情報である印刷ジョブ情報を取得する印刷ジョブ情報取得手段とを有し、前記給紙段情報取得手段により取得された情報と、前記印刷ジョブ情報取得手段により取得した情報を用いて選択された前記給紙段に格納されている紙種のうち前記入力された印刷ジョブの実行に用いられる紙種に対応する再現特性を補正する補正テーブルを、前記紙種に対応する目標値を用いて作成するキャリブレーション実行手段とを有することを特徴とする。
【選択図】 図10

Description

本発明はプリンタから出力される画像の色を補正するための画像処理装置及び画像処理方法ならびに画像処理パラメータを作成するプログラムに関するものである。
近年、画像形成装置の性能向上に伴い印刷機と同等の画質を実現できるようになっている。しかし、画像形成装置はその性質上設置される環境の影響により印刷特性が変化することがよく知られている。設置環境の温度や湿度、装置の経年変化や部品交換などが原因で、印刷時の濃度や色味が変化してしまい、安定した印刷物を得られない問題がある。
その課題を解決するために画像形成装置には、安定した印刷物を出力するためにキャリブレーション技術が搭載されているのが一般的である。キャリブレーション技術は、印刷に使用するトナーの階調特性の補正を行う技術である。既知のトナー量で階調の異なるいくつかのパッチを印字し、画像形成装置に接続されたスキャナやセンサを用いてそれらの濃度を測定する。測定結果が既知の目標とするターゲット濃度通りになるように補正LUT(ルックアップテーブル)を生成する。印刷実行時に、生成した補正LUTを適用することで、ターゲット特性に合った安定した出力を得ることが可能になる。
ところで、特性が変化する原因としては、前述した画像形成装置の要因に加え、印刷に使用する用紙の特性も大きく影響する。印刷に使用される用紙は様々な種類が存在し、それぞれサイズ、坪量、表面性や、用紙自体の色度などが異なる。画像形成装置の特性が同じであっても印刷に用いられる用紙の特性(紙種)が異なると、印刷結果の再現特性も異なったものになる。そのため、画像形成装置は紙種毎に目標値を持ち、出力される値がこの目標値になるように再現特性を補正するキャリブレーションを行い、キャリブレーションを実行する度に作成された補正LUTを保持する。このようにキャリブレーションを行うことで、印刷時に使用される用紙(紙種)に応じて適切な目標値を用いて作成された補正LUTを適用することで、用紙(紙種)の違いによる再現特性への影響を軽減している。ここでは、特定の用紙(紙種)とこれに対応する目標値の組み合わせを、キャリブレーションセットを呼ぶ。
なお、一般的に画像形成装置は様々な種類の用紙を同時に格納しておくための複数の給紙段を有している。それぞれ異なる紙種に分類される用紙を格納しておくことが可能で、印刷ジョブ実行時の設定に応じて適切な用紙が給紙され、印刷が実行される。前述の通り、用紙の種類(紙種)と出力特性は密接に関係している。
よって、キャリブレーションを実行する時に、キャリブレーション実行時に使用したい紙種の用紙がどの給紙段に格納されているかを明示する技術が提案されている(特許文献1参照)。
特開2011−43815
しかしながら、先行技術では、キャリブレーション実行時、対応する補正テーブルを作成する紙種の用紙が、装置内に格納されているか否かを判別しキャリブレーションが実行可能か提示するものである。よって、キャリブレーションを実行して対応する補正テーブルを作成する紙種の選択はユーザが行わなければならない。
また、印刷前に目標値が設定されている全ての紙種に対して補正テーブルを作成するキャリブレーションを実行すると、この処理にかかる時間が非常に長くなってしまう可能性がある。また、目標値が設定されている全ての紙種に対してキャリブレーションを実行すると、トナーや用紙等の消耗剤を無駄に消費してしまう可能性もある。
上記課題を解決すべく、本発明の画像処理装置は、給紙段に格納されている用紙の情報を取得する給紙段情報取得手段と、入力された印刷ジョブから該ジョブの実行に用いられる紙種に関する情報である印刷ジョブ情報を取得する印刷ジョブ情報取得手段とを有し、前記給紙段情報取得手段により取得された情報と、前記印刷ジョブ情報取得手段により取得した情報を用いて選択された前記給紙段に格納されている紙種のうち前記入力された印刷ジョブの実行に用いられる紙種に対応する再現特性を補正する補正テーブルを、前記紙種に対応する目標値を用いて作成するキャリブレーション実行手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、キャリブレーション実行時に、入力された印刷ジョブの実行に使用される紙種に関する情報を取得し、補正LUTを作成すべき紙種に対してキャリブレーションを実行することができる。
これにより、印刷ジョブが実行される前に、補正LUTを作成すべき紙種に対して選択的にキャリブレーションを実行することができる。よって、キャリブレーション実行時における無駄を軽減することができる。
実施形態の印刷システムの接続環境である。 実施形態1の画像処理装置のハードウェアモジュール構成図である。 実施形態1のプリントサーバのハードウェアモジュール構成図である。 実施形態1のプリントサーバのソフトウェアモジュール構成図である。 実施形態1の画像処理装置のソフトウェアモジュール構成図である。 実施形態1の調整/クリーニング設定画面のUI図である。 実施形態1の用紙設定画面のUI図である。 実施形態1のキャリブレーション用紙登録画面のUI図である。 実施形態1のキャリブレーション設定画面のUI図である。 実施形態1のキャリブレーション実行画面のUI図である。 実施形態1の給紙段リスト作成処理の処理フロー図である。 実施形態1のキャリブレーション実行リストを作成表示する処理フロー図である。 実施形態1のキャリブレーション実行リストを生成する処理フロー図である。 実施形態1のキャリブレーション実行処理のフロー図である。 実施形態1のキャリブレーション実行手順フロー図である。 実施形態1のキャリブレーション処理を説明するための図である。 実施形態2のキャリブレーション実行できないセットのリストを示す図である。 実施形態3のキャリブレーション自動選択設定画面のUI図である。 実施形態3のキャリブレーション用紙登録情報を示す図である。 実施形態3のUI画面遷移図である。 実施形態4のキャリブレーション実行リストのUI図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
[実施形態1]
実施形態1では、入力された印刷ジョブを実行する際に使用される紙の種類(紙種)に対し、印刷実行前に、補正テーブルを作成する。紙種に対応するキャリブレーションテーブルを作成することで、複数ジョブを実行する場合、複数ジョブそれぞれに使用される紙種に対応するキャリブレーションテーブルを作成する。
図1は、本実施形態に係る印刷システムの接続環境の一例を示す図である。本実施形態では、画像処理装置100、プリントサーバ102、クライアントPC103が、ネットワーク回線101を介してそれぞれ接続されている。本システムにおいて、印刷ジョブ群はプリントサーバ102において入力生成管理され、ネットワーク回線101を通って順次画像処理装置100に送信される。さらに、画像処理装置100は、受信した印刷ジョブに必要な処理を行い実際の用紙へ印字出力する。印刷ジョブは、例えば同じネットワーク101上に接続されているクライアントPC103から、図示しない印刷ドライバ、あるいはプリントサーバ用アプリケーションGUIをユーザが操作することでプリントサーバ102へ入力される。
図2は、本実施形態に係る画像処理装置100のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。画像処理装置100は、CPU201を備えたコントローラ部200、スキャナ部202、外部I/F203、操作部204、圧縮伸長部205、ROM206、RAM207、HDD208、およびプリンタ部209を備える。コントローラ部200で制御される各種制御プログラムは、ROM206に記憶され、必要に応じてRAM207に読み出されCPU201で制御実行される。さらにプリンタ部209は、画像形成部210、CPU211、給紙部212、排紙部213、測定部214、センサ215を備える。
図3は、本実施形態に係るプリントサーバ102のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。プリントサーバ102は、CPU301を備えたコントローラ部300、操作部302、外部I/F303、ROM304、RAM305、およびHDD306を備える。コントローラ部300で制御される各種制御プログラムは、ROM304に記憶され、必要に応じてRAM305に読み出されCPU301により制御実行される。
図4は、本実施形態に係るプリントサーバ102のソフトウェアモジュール構成の一例を示すブロック図である。図4を用いて、プリントサーバ102で行われる印刷処理について説明する。
印刷ジョブ受信部401は、コントローラ部300に備わるCPU301により処理される。印刷ジョブは、クライアントPC103から外部I/F303を介して入力される、あるいはユーザによって操作部302から入力操作が行われると印刷ジョブを受信し、HDD306へ保存する。ここで、受信したジョブを保存するHDD306は待機キュー405と呼ばれ、複数の印刷ジョブを保持しておくことが可能である。
印刷ジョブ設定部402は、CPU301により処理される。待機キュー405に保存されている印刷ジョブに対して各種印刷処理に必要な設定を行う。受信した印刷ジョブに予め付与されている印刷設定の解析や、操作部302を介してユーザから指定される印刷設定を行い、印刷設定情報として印刷ジョブと共に待機キュー405に保存する。
印刷データ処理部403は、CPU301により処理される。設定済みの印刷ジョブを待機キュー405から読み出し、各種印刷設定に応じた処理を行い、画像処理装置100で印刷処理可能なフォーマットの印刷データに変換するRIP処理を行う。印刷データ処理部403は、RIP処理後の印刷データを待機キュー405に保存する。
印刷データ転送部404は、CPU301により処理される。操作部302を介してユーザから印刷実行操作が行われると、HDD306に保存されている印刷データを読み出し、外部I/F303を介して画像処理装置100に転送する。転送タイミングは、ユーザからの操作の他に、印刷ジョブ設定部402において予め印刷スケジュールを設定しておくことも考えられる。また、待機キュー405に保存されている複数の印刷ジョブを指定し、順番に連続して印刷データ転送を行うこともある。
印刷ジョブ情報取得部406は、CPU301により処理される。待機キュー405に保存されている印刷ジョブ情報を取得し画像処理装置100へ送信する。
図5は、本実施形態に係る画像処理装置100のソフトウェアモジュール構成の一例を示すブロック図である。図5を用いて、画像処理装置100で行われる印刷処理について説明する。
印刷データ受信部501は、CPU201により処理される。プリントサーバ102から外部I/F203を介して送信されてくる印刷データを受信し、圧縮伸長部205において印刷データを圧縮し、RAM207へ読み込む。
ビットマップデータ展開部502は、CPU201により処理され、RAM207へ読み込まれた印刷データを圧縮伸長部205において伸長し、ビットマップデータへ展開する。例えば、カラーデータであれば通常CMYK4種類のビットマップデータとなる。
続いてキャリブレーション補正適用部503は、CPU201により処理され、展開されたビットマップデータに対してキャリブレーションの実行により作成された補正テーブルを用いて補正処理を行う。この処理でエンジンの変動を吸収し常に安定した出力となるよう補正を行う。キャリブレーション処理の詳細に関しては後述する。
さらにビットマップデータ処理部504は、CPU201により処理され、キャリブレーション補正されたビットマップデータに対して、プリンタ部209で読み込み可能な形式のデータに変更する処理を行う。プリンタ部209に備わる画像形成部210は、通常少ない階調しか表現することができない。そのためビットマップデータ処理部504において、一般的にハーフトーン処理と呼ばれる処理を行う。画像形成部210の表現可能な階調数にビットマップデータを減値化しつつ、ハーフトーン技術を用いて擬似的に多階調が表現されるように処理を行う。
ビットマップデータ転送部505は、CPU201により処理され、ハーフトーン処理後のビットマップデータを、プリンタ部209に転送する。
プリンタ部209に転送された印刷データは、CPU211によって印刷処理が実行される。CPU211は、印刷データで設定されている用紙を給紙部212から給紙し、画像形成部210で用紙に印字処理が行われ、排紙部213より排紙を行う。
ここで、本実施形態が想定している印刷処理のワークフローについて述べる。本実施形態はPOD(Print On Demand)環境を想定している。POD環境では、通常多数の顧客から多数の印刷データが入稿され、管理者によって印刷管理が行われ、さらにオペレータによって順次印刷が行われる。管理者は、プリントサーバ102の待機キュー405に多数の印刷ジョブを保存し、それぞれ必要な印刷設定を行い、一度に連続して印刷処理を指示する。オペレータは、画像処理装置100において実際に印刷処理を行う。例えば、印刷に必要な用紙を準備し給紙部212に給紙したり、排紙部213に出力された印刷物を回収し次の工程に進めたり、印刷実行前に画像処理装置100のキャリブレーションを実施するなどの作業を行う。
一つの印刷ジョブの印刷フローは前述の通りであるが、POD環境において印刷ジョブが待機キュー405に保存されており印刷待ち状態になっている状態で、本実施形態はキャリブレーションを実行する際に有効なフローを提供する。
次に、キャリブレーション処理を行う際に必要となる用紙設定について説明する。用紙設定は、給紙部212に構成されている給紙段に格納されている用紙の情報をユーザが設定する手段である。用紙設定処理は、用紙設定部510で処理され、CPU201により実行される。図7は、ユーザによって設定される用紙設定を行うためのUI画面の一例を示す図である。用紙設定画面701は、CPU201により処理され、図示しないメインメニュー画面からユーザによって用紙設定ボタンが押下されると操作部204上に表示される。表示される情報として、例えば画像処理装置100が有する給紙部212で構成されている給紙段リスト702と、それぞれの給紙段毎に格納される用紙の用紙サイズ703、および用紙タイプ04の情報が表示される。ユーザが任意の給紙段へ新しい用紙を格納したり、今まで格納されていた用紙を別の用紙に変更したりするときに本UI上で操作が行われる。ユーザによって任意の給紙段が給紙段リスト702から選択され詳細設定ボタン705が押下されると、図示しない設定画面に推移し、そこで用紙サイズおよび用紙タイプが設定される。ここで用紙タイプとは、画像処理装置100に予め設定されてHDD208に保持されている、用紙の坪量や表面性に応じて分類分けされたタイプ情報のことである。印刷処理時、CPU201は用紙タイプ毎に画像形成部210での印刷時に動作する振る舞いを変更し、それぞれの用紙タイプに対し最適な出力画質となるよう制御する。ユーザによって設定された用紙情報はHDD208に保存され、給紙段情報取得部511によって任意のタイミングで取得される。戻るボタン706が押下されると、画面はメインメニュー画面へ推移する。給紙段情報取得部511は、CPU201およびCPU211で処理される。本処理は、任意のタイミングで実行され、HDD208に保存された給紙段および各給紙段に設定されている用紙情報を取得する。本実施形態では、キャリブレーション設定部506において給紙段情報を取得するために実行する。
さらに続いて、キャリブレーション処理を行う際に必要となるキャリブレーション用紙登録について説明する。ここで登録とは、任意のキャリブレーション用紙情報をHDD208に保存することである。本処理は、キャリブレーション用紙登録部509で処理され、CPU201により実行される。図8は、キャリブレーション用紙登録を行うUI画面の一例を示す図である。
後述する調整/クリーニング設定画面601にあるキャリブレーション用紙登録ボタン605、もしくはキャリブレーション設定画面901にある用紙登録ボタン907が押下されると、キャリブレーション用紙登録画面801が操作部204に表示される。用紙登録画面801では、キャリブレーションを実行可能な登録されている用紙の一覧が表示されている。表示する一覧情報としては、例えば用紙の名称802、およびその用紙情報が登録された日時803が挙げられる。図8の例のように、メーカーが予め製品出荷時に登録している標準用紙(紙種)に加え、ユーザが使用する紙種を自由に登録することが出来る。
予め登録されている用紙情報には、紙種と目標値が登録されている。この紙種と目標値との組合せを、以下キャリブレーションセットと呼ぶ。この登録されている紙種に対して目標値を用いたキャリブレーションが実行されると、紙種に対して作成された補正テーブルが紐づけられる。この補正テーブルはキャリブレーションの度に更新される。
また、この場合の目標値は予め決められており、画像形成部210から出力される値として期待される値である。画像形成部210から出力される値がこの目標値になるようにキャリブレーションが実行される。
一方、ユーザによって登録用紙追加ボタン804が押下されると、図示しない登録受付画面に推移し、そこでキャリブレーション用紙情報の登録が行われる。ここで登録される情報は少なくとも、用紙の名称情報(紙種)、およびその用紙のターゲット情報から成り、HDD208に保存される。用紙のターゲット情報とは、キャリブレーション処理時に画像形成部210から出力される値として期待される値である。画像形成部210から出力される値がこの目標値になるようにキャリブレーションが実行される。
ユーザにより登録された紙種に対して、登録した目標値を用いてキャリブレーションが実行されると、紙種に対して作成された補正テーブルが紐づけられる。この補正テーブルはキャリブレーションの度に更新される。
次に、本実施形態に係る、画像処理装置100で実行されるキャリブレーション処理について、説明する。大きく、キャリブレーション設定処理とキャリブレーション実行処理の2つに分類することが出来る。キャリブレーション設定処理は、画像処理装置100の状態によらず任意のタイミングで実行可能である。キャリブレーション実行処理は、キャリブレーションに必要なチャートの印刷処理や印刷処理に必要なパラメータ情報の更新処理などが必要となるため、通常の印刷ジョブが印刷されている間は実行出来ない。
キャリブレーション設定部506は、CPU201により実行される。操作部204を介してユーザから入力された情報に従い、キャリブレーション設定が行われる。図6は、キャリブレーション設定画面へ推移する時のUI画面の一例を示している。本画面は、画像処理装置100の操作部204である例えば操作パネル上に表示される。操作部204上で、図示しないメインメニュー画面からユーザによって調整/クリーニング設定ボタンが押下されると、調整/クリーニング設定画面601が表示される。ここでは、各調整メニュー項目が表示されており、その中にキャリブレーションに関する項目602、および604が存在する。この画面上でユーザによってUIボタン603が押下されると、CPU201により、キャリブレーション設定画面901が操作部204に表示される。さらに、604はキャリブレーションを実行するために必要な用紙の情報を登録するための項目である。キャリブレーション用紙登録ボタン605が押下されると、CPU201により、キャリブレーション用紙登録画面801が操作部204に表示される。また、調整/クリーニング設定画面601上でUIボタン606が押下されると、CPU201によりメインメニュー画面が表示される。
図9は、本実施形態に係るキャリブレーション設定を行うためのUI画面の一例を示している。キャリブレーション設定画面901では、ユーザに対してどのキャリブレーションを実施すべきか判断するための材料となる情報が提示され、ユーザからのキャリブレーション設定を受け付ける。ここで材料となる情報とは、例えば各給紙段に格納されている用紙情報を指す。902は、本UI操作時に画像処理装置100の給紙部212に設定されている給紙段リストである。
図11は、給紙段リスト902を作成し表示する際のフローを示したフロー図である。本フローチャートの制御プログラムはROM206に記憶されており、CPU201によってRAM207に読み出され処理される。CPU201により本処理はキャリブレーション設定画面901が呼び出されたタイミングで実行される。CPU201により、まずS1101で、給紙段情報取得部511から給紙段情報が取得される。続いてS1102で、CPU201によりキャリブレーション用紙登録部509からキャリブレーション用紙登録情報を取得する。S1103で、CPU201により、S1101、S1102で得られた情報から給紙段給紙段リストが作成される。給紙段リストの情報は、給紙段の名称903、設定されている用紙のサイズおよびタイプの情報904、さらに用紙がキャリブレーション用紙として登録されているか否かの情報905から成る。S1104で、S1103で作成された給紙段リストが902に表示される。
キャリブレーション設定画面901において、ユーザによって任意の給紙段が選択され、実行ボタン908が押下されると、CPU201により選択された給紙段に設定されている用紙を使用してキャリブレーションが実行される。キャリブレーション実行は、キャリブレーション制御部508において制御実行される。キャリブレーション処理の詳細は後述する。また、キャンセルボタン909が押下されると、CPU201によりキャリブレーション設定をキャンセルしメインメニュー画面あるいは調整/クリーニング設定画面601へ画面推移される。907は、前述したキャリブレーション用紙登録を行うためのボタンであり、このボタンが押下されると、CPU201によりキャリブレーション用紙登録画面801へ画面推移される。
続いて、本実施形態の特徴である、自動選択ボタン906が押下された場合の処理について説明する。図10は、本実施形態に係るキャリブレーション実行を行うためのUI画面の一例を示している。ユーザによって自動選択ボタン906が押下されると、CPU201はキャリブレーション実行画面1001を操作部204へ表示する。CPU201によって、キャリブレーション実行画面1001において、実行する予定のキャリブレーション実行リスト1002が表示される。キャリブレーション実行リストは、キャリブレーションを実行して、対応する補正テーブルを作成することが可能紙種がリスト化されたものである。本リストはキャリブレーション実行リスト作成部507において作成される。
図12は、キャリブレーション実行リスト作成部507にて、キャリブレーション実行リスト1002を作成し表示する際のフローを示したフロー図である。本フローチャートの制御プログラムはROM206に記憶されており、CPU201によってRAM207に読み出され処理される。本処理はキャリブレーション設定画面901が呼び出されたタイミングで実行される。S1201およびS1202は、それぞれS1101およびS1102と同じ処理である。まず、S1201にて給紙段情報が給紙段情報取得部511より取得され、続いて、S1202にてキャリブレーション用紙登録情報がキャリブレーション用紙登録部509より取得される。さらに、S1203にて印刷ジョブ情報が印刷ジョブ情報取得部406より取得される。画像処理装置100のCPU201によりプリントサーバ102のCPU301に問い合わせが行われると、印刷ジョブ情報取得部406において、CPU301により待機キュー405に存在する印刷ジョブリストが取得される。ここで取得する印刷ジョブ情報は、待機キュー405においてHDD306に保存されている全ジョブにて設定されている情報のうち、少なくともジョブ番号、および各ジョブ実行時に用いるように指定されている紙種を示す用紙情報を含む情報である。
S1204にてCPU201により、S1201にて取得された給紙段情報、S1202にて取得されたキャリブレーション用紙登録情報、およびS1203にて取得された印刷ジョブ情報から後述する方法によりキャリブレーション実行リストが作成される。S1205で、S1204にて作成されたキャリブレーション実行リストが1002に表示される。
図13は、キャリブレーション実行リスト作成S1204処理の一例を示したフロー図である。本フローチャートの制御プログラムはROM206に記憶されており、CPU201によってRAM207に読み出され処理される。S1301にて、CPU201により印刷ジョブ情報から一つのジョブ、例えば印刷開始時、最初に実行されるジョブであるジョブ番号1のジョブが選択され、そのジョブを実行する際に用いるように指定されている紙種を示す用紙情報が取得される。続いてS1302にて、選択された紙種と給紙段情報が比較され、給紙段に指定された紙種の用紙が存在するか否か判断される。いずれかの給紙段に選択された紙種の用紙が存在すると判断された場合(S1302でYES)は、次のS1303に移る。存在しないと判断された場合(S1302でNO)は、S1305に移る。S1303において、選択された紙種の用紙とキャリブレーション用紙登録情報が比較され、選択されたジョブの実行時に用いるように指定された紙種がキャリブレーション用紙登録されているか否か判断する。登録されていると判断された場合(S1303でYES)は、次のS1304に移る。登録されていないと判断された場合(S1303でNO)は、S1305に移る。S1304にて、選択された選択されたジョブの実行時に用いるように指定された紙種をキャリブレーション実行リストに追加する。これは、選択された選択されたジョブの実行時に用いるように指定された紙種が給紙段に存在しかつ、この紙種に対してキャリブレーション用紙登録されていることで、キャリブレーション実行が可能であると判断できるためである。S1305において、印刷ジョブ情報からまだ選択されていないジョブがあるか否か判断する。未選択のジョブがある場合は(S1305でYES)、S1306に移る。S1306で、待機ジョブ中のうち、未選択のジョブに対し、このジョブを実行する際に用いるように指定された紙種を選択し、S1302に移る。待機ジョブ中のそれぞれに対し、ジョブ実行時に用いるよう指定された紙種について処理が終わった場合(S1305でNO)は、本フローを終了する。以上の処理により、キャリブレーション実行により対応する補正テーブルを作成することが可能な紙種が全て選択され、キャリブレーション実行リストとして1002に表示する。
このリスト1002に示すように、ジョブ番号1から順番にジョブ実行時に用いるよう指定された紙種を選択した場合、ジョブで使用される紙種の順に対応する補正テーブルを作成するためのキャリブレーション実行リストが作成される。ユーザがキャリブレーションの実行順番を変更したい場合や実行させたくない用紙がある場合は、右のボタン1007〜1009を用いて変更できる。ユーザによってキャリブレーション実行リスト中に示される任意の紙種が選択された状態で上へボタン1007が押下されると、選択された紙種はリスト上にて一段上に移動される。同様に下へボタン1008が押下されると選択された紙種はリスト上にて一段下に移動される。さらに削除ボタン1009が押下されると、選択された紙種はリスト上から削除される。
ユーザによって実行ボタン1010が押下されると、CPU201によりキャリブレーション実行リストがキャリブレーション制御部508に送信される。キャリブレーション制御部508は、受信したキャリブレーション実行リストを基に、順番にキャリブレーション処理を実行する。また、キャンセルボタン1011が押下されると、キャリブレーション実行画面1001からキャリブレーション設定画面901へ画面が推移される。
次に、キャリブレーション実行処理について図14〜16を用いて説明する。キャリブレーション実行処理は、キャリブレーション制御部508において実行される。図16は、キャリブレーション処理によって補正する階調データ、ターゲット階調、および生成される補正データの関係を示すグラフである。
図14は、キャリブレーション制御部508で処理されるキャリブレーション実行フローの一例を示すフロー図である。
本フローチャートの制御プログラムはROM206に記憶されており、CPU201によってRAM207に読み出され処理されるキャリブレーション設定画面901の実行ボタン908が押下されると本処理が実行される。またはキャリブレーション実行画面1001の実行ボタン1010が押下されると本処理が実行される。S1401にて、キャリブレーション実行リストの一番目に保存されている1つ目のキャリブレーションセットが選択される。S1402にて、後述するキャリブレーション処理が実行される。続いてS1403にて、キャリブレーション実行リストから次のキャリブレーションセットが存在するか否か判断される。次のセットが存在すると判断された場合(S1403でYES)は、次のキャリブレーションセットが選択され(S1404)、そのセットのキャリブレーションが実行される(S1402)。キャリブレーション実行リストに存在するキャリブレーションセットが全て実行されると(S1403でNO)、キャリブレーション実行処理が終了する。このように、印刷ジョブリストに含まれる印刷ジョブに対して設定された紙種に対応する補正テーブルを作成してから(キャリブレーションが実行されてから)、印刷ジョブが実行される。
図15は、S1402のキャリブレーション実行についての処理フローの一例を示すフロー図である。本フローチャートの制御プログラムはROM206に記憶されており、CPU201によってRAM207に読み出され処理される。まずS1501にて、キャリブレーションチャート画像の印刷出力が行われる。キャリブレーションチャート画像データは予めHDD208に保存されており、このデータを用いてキャリブレーションチャート画像が形成、用紙上に印刷される。キャリブレーションチャート画像は、一般的にはプリンタ部209の再現特性データを生成するために必要な数だけパッチ画像が並んだ画像である。続いてS1502にて、キャリブレーションチャート画像の読み込みが行われる。本実施形態に係る画像処理装置100は、プリンタ部209内に測定部214を備えている。さらに測定部214は印刷され、定着部を通過した後の用紙が排紙部213から排紙される間の用紙搬送路に設置されるセンサ215を備えている。ここでセンサ215は例えば用紙上に印刷されたパッチ画像の濃度や色度を読み取ることが可能な計測センサのことを指す。印刷されたパッチ画像が順次読取られ、再現特性データが生成される。再現特性データの1つである階調特性データは、例えば図16(a)に示す読み込まれた階調データを指し、入力信号値と出力濃度の対応LUTとして生成される。S1503にて、補正データが生成される。
補正データは、再現特性データが階調特性データである場合、例えば図16(b)に示す濃度階調補正データ(補正LUT)を指す。この図16(b)と、図16(a)の関係は、読み込まれた階調(再現特性)がターゲット値になるよう入力信号値を出力信号値に変換するLUTである。次に、S1504にて、生成した補正LUTがHDD208に保存され終了する。
この補正LUTデータは紙種(キャリブレーションセット)毎に保存されている。そして、印刷ジョブを実行する時に、印刷ジョブに対し設定されている用紙情報を基に補正LUTが選択され、キャリブレーション補正適用部503において利用されることで出力される印刷ジョブに対して補正が施される。
なお、本実施例では階調特性を補正するキャリブレーションについて説明をしたが、これに限らず、混色で表現される色の再現特性を補正してもよい。混色とは、C、M、Yのうち2色を使ったレッド、グリーン、ブルーや、CMYを使ったグレー等の複数のトナーを使用した色である。なお、単色の階調特性を補正する場合は、目標値として1次元のLUTを用いるが、混色の色特性を補正する場合は、目標値として多次元LUTを用いる。
以上、本実施形態において、キャリブレーション実行時に、入力された印刷ジョブの実行に使用される紙種に関する情報を取得し、補正LUTを作成すべき紙種に対してキャリブレーションを実行することができる。
これにより、印刷ジョブが実行される前に、補正LUTを作成すべき紙種に対して選択的にキャリブレーションを実行することができる。よって、キャリブレーション実行時における無駄を軽減することができる。
また、選択的に実行されるキャリブレーションについて、ユーザに提示し、ユーザによりさらにキャリブレーションの実行の有無や順を決定することができる。これにより、ユーザはキャリブレーションに関する詳細な知識を持っていなくても、実行が必要なキャリブレーションについて容易に操作することができる。
[実施形態2]
実施形態1では、印刷ジョブの実行に用いるよう指定されている紙種のうち、給紙段に格納され、目標値が登録されている紙種のみを抽出し、キャリブレーションを実行したり、実行リストを作成しUI画面1002に表示した。
本実施形態では、さらに印刷ジョブ中の実行に用いるよう指定されている紙種のうち、キャリブレーション実行が出来ない紙種についてユーザに提示することを考える。
図17は、本実施形態に係るキャリブレーション実行が出来ず、対応する補正テーブルが作成できない紙種をリスト化した一例のUI図を示す。本UIはCPU201で処理され、例えばキャリブレーション実行画面1001上に追加して表示する。あるいは、キャリブレーション実行画面1001に、警告メッセージおよびボタンを配置し、そのボタンが押下されると本UIを別の画面として表示するようにしてもよい。1701はジョブ番号であり、1702はジョブに設定されている用紙情報である。1703は用紙設定されている給紙段の情報を表し、どの給紙段にも設定されていない(格納されていない)場合はその旨がわかるよう例えば「未設定」といった情報を示す。1704はキャリブレーション用紙登録されているか否かの情報を表し、登録されていない場合は、その旨がわかるよう例えば「未登録」といった情報を示す。1705はユーザに対するメッセージ情報であり、キャリブレーション実行可能にするために必要な次に行う作業内容が表示される。
本実施形態によれば、現時点で補正テーブルを作成するためにキャリブレーションを実行出来ない状態の紙種について提示することができる。
これにより、ユーザは待機キューに保存され、これから印刷を実行するジョブのうち、補正テーブルが作成されず、出力する印刷物に対して適切に補正が施されない可能性のある紙種を容易に特定することができる。また、このように印刷ジョブ実行前に、適切な補正テーブルが作成されない紙種についてユーザに気付かせることで、補正テーブルが適切に作成されず、適切な補正が施されない状態の低画質な印刷物を出力してしまうことを防ぐことが可能になる。
[実施形態3]
本実施形態では、キャリブレーション実行リストのキャリブレーションセットの選択および実行する順番を決定する条件を追加する。さらに、本実施形態ではキャリブレーションセットに有効期限を設定する。
図18は、本実施形態に係る、キャリブレーション実行自動選択設定画面の一例を示したUI図である。本UIはキャリブレーション実行リスト作成部507にてCPU201によって処理される。キャリブレーション設定画面901の自動選択ボタン906が押下されると、自動選択設定画面1801が操作部204に表示される。
対応する補正テーブルを作成する紙種の選択を選択する方法は以下2種類ある。
まず1つ目は、実施形態1で説明した待機キューにある印刷ジョブから選択する方法である。2つ目は、待機キューにある印刷ジョブに関係なく対応する補正テーブルを作成するキャリブレーションが実行可能な紙種を選択する方法(目標値を有する紙種に対して補正テーブルを作成する方法)である。1802は、待機キューにある印刷ジョブから選択を行う場合のチェックボタンである。1803〜1805は、さらに選択された紙種のキャリブレーションの実行順番を決定する条件を示すチェックボタンである。1803は待機キューに保存されている印刷ジョブ実行順番通りにリストを作成する場合のチェックボタンである。1804はキャリブレーション実行に要する時間に着目し、キャリブレーション処理に長時間掛るキャリブレーションセットから順にキャリブレーション実行リストを作成する場合のチェックボタンである。1805は、逆に、キャリブレーションに要する時間が短い順にリストを作成する場合のチェックボタンである。1806は待機キューに印刷ジョブが存在するか否かに関わらず、キャリブレーション実行可能なキャリブレーションセットを全て選択する場合のチェックボタンである。ユーザによって押下されたチェックボックスに応じて、キャリブレーション実行リストが作成され、作成されたリストに従いキャリブレーションが実行される。
ここで、キャリブレーション時間について説明する。キャリブレーションに要する時間は、画像処理装置100の画像形成部210の印刷性能によって異なり、対象となる用紙のタイプ(紙種)に依存する。一般的に、紙種で分類される用紙の坪量が大きいほど印刷に時間が掛る。キャリブレーション処理のS1501で出力されるキャリブレーションチャート画像の枚数に応じてその時間も変更する。
また、S1502にて、プリンタ部209の測定部214のセンサ215により、印刷されたチャート画像上に形成されたパッチ画像を読み込む時に、坪量の大きな用紙を用いて印刷されたチャート画像は定着後高熱になってしまう。よって、用紙の温度を下げるように、定着してからセンサにより測定するまで待機する時間が必要となる。これは一般にサーモクロミズム現象と呼ばれる、温度によってパッチ画像の濃度や色味が変化する事に対する対応のためである。チャート画像の印刷に用いられた用紙が高温な状態で、センサ215によりチャート画像上のパッチ画像の濃度情報を読み取ってしまうと、常温状態の用紙に形成されたチャート画像上のパッチ画像を測定した場合の濃度と異なる情報として読み取ってしまう。よって印刷物に施される補正精度が下がってしまう。それを回避するために、坪量の高い用紙は印刷定着後エンジン内部の搬送途中で用紙温度が常温に下がるまでしばらく待機または搬送速度を低下させ、それからセンサによる測定を開始する。
サーモクロミズムによる影響を抑制するための対応が必要となる紙種に対応する補正テーブルを作成するためのキャリブレーションは、サーモクロミズムによる影響を考慮しなくてよい紙種のキャリブレーションよりも極端に時間が掛る場合がある。
サーモクロミズムによる影響を制御するための対応が必要となる紙種に対応する補正テーブルを作成するためのキャリブレーション時間情報は、予めHDD208に保存されている。本実施形態では、キャリブレーション用紙登録部509にて、登録された紙種からHDD208に保存されているキャリブレーション時間が決定され、キャリブレーション用紙登録情報の一つとして関連付けて保存される。
さらに、本実施形態では、紙種に対して補正有効期限情報を設定し、キャリブレーション有効期限を設けることを考える。キャリブレーション有効期限は、図示しないUI上からユーザによって任意の時間が入力され、有効期限情報設定がされる。1807がチェックされると、キャリブレーションが有効期限内に実行されていると判断された紙種は、この紙種をキャリブレーション実行リストに追記しない。つまり、この紙種に対応する補正テーブルを作成するためキャリブレーションを実行しないようにする。これは有効期限内であれば画像形成部210の画像特性はそれほど変化していないことから、再度のキャリブレーション実行は不要であると考えられるためである。これにより、前回の作成された補正テーブル(補正結果)を引き続き使用することで冗長なキャリブレーション実行を防ぐ効果がある。OKボタン1808が押下されると、設定された条件に応じてキャリブレーション実行リストが作成され、キャリブレーション実行画面1001へ推移してリストを1002に表示する。そして、作成されたキャリブレーション実行リストに従いキャリブレーション制御部508で実行するキャリブレーション順が決定される。決定されたキャリブレーション順にS1401およびS1404で、対応する補正テーブルを作成する紙種とこの紙種に対して定められた登録値を選択する。キャンセルボタン1809が押下されると、処理をキャンセルしキャリブレーション設定画面901あるいはメインメニュー画面へ推移する。
図19は、本実施形態のキャリブレーション用紙登録情報を示すUI図の一例である。本UIはキャリブレーション用紙登録部509にてCPU201によって処理され、キャリブレーション用紙登録画面801に表示される。1901は用紙の名称(紙種)、1902は登録された日時情報であり、それぞれ802と803と同等である。1903は、最後にキャリブレーション実行された(補正テーブルが作成された)日時情報である。1904は、キャリブレーションの実行に要する目安時間である。これらの情報はキャリブレーション用紙登録情報としてHDD208に保存されている。
ここで、本実施形態に係る画像処理装置100の操作部204において表示されるUI画面の遷移について、図20を用いて説明する。UI画面のデータはROM206に保存されCPU201によって読み出され操作部204に表示される。UI2001は図示しないメインメニュー画面であり、画像処理装置100で行う全ての操作はこの画面を起点にして推移することができる。2002は図示しないコピー設定画面である。その他ここには図示しないスキャンやセンドの各設定画面などが存在する場合もある。2003は用紙設定画面である。メインメニュー画面2001から用紙設定ボタンが押下されるとCPU201により用紙設定画面701が表示される。メインメニューから調整/クリーニングボタンが押下されるとCPU201により、調整/クリーニング画面2004、例えば画面601を操作部204が表示される。ここには、キャリブレーションの設定やキャリブレーション用紙登録など画像処理装置100の調整機能の選択項目が表示される。2005はキャリブレーション設定画面である。調整/クリーニング画面のUIボタン603が押下されると、CPU201によりキャリブレーション設定画面901が操作部204に表示される。2006はキャリブレーション用紙登録画面である。調整/クリーニング設定画面601のキャリブレーション用紙登録ボタン605、あるいはキャリブレーション設定画面901の用紙登録ボタン907が押下されると、CPU201によりキャリブレーション用紙登録画面801が操作部204に表示される。2007はキャリブレーション実行自動選択設定画面である。キャリブレーション設定画面901の自動選択ボタン906が押下されると、CPU201によりキャリブレーション実行リストを作成する条件設定を行う自動選択設定画面1801が操作部204に表示される。2008はキャリブレーション実行画面である。キャリブレーション実行自動選択画面1801のOKボタン1808が押下されると、CPU201によりキャリブレーション実行画面1001が操作部204に表示される。ここで各条件に応じて作成されたキャリブレーション実行リストが表示される。実行ボタン1010が押下しキャリブレーション処理が実行されると、CPU201によりメインメニュー画面2001が操作部204に表示される。
本実施形態によれば、キャリブレーションを実行し、対応する補正テーブルを作成する紙種選択およびキャリブレーションを実行するた順番を考慮したキャリブレーション実行リストを作成することができる。特定の条件を選択するだけで、ユーザの好みに応じて自由にキャリブレーション実行リストを作成することが可能になる。また、キャリブレーションの有効期限を設定し、期限内にキャリブレーションを実行して対応する補正テーブルを作成した紙種についてはキャリブレーション実行リストに含まれないよう変更することができる。
すなわち、不必要なキャリブレーションが実行されないように制御することが可能になる。
[実施形態4]
本実施形態では作成したキャリブレーション実行リスト中の紙種に対して補正テーブルを作成するキャリブレーションの実行タイミング設定を可能にする。
上記実施形態では、複数の紙種に対してそれぞれに対応する補正テーブルを作成するキャリブレーションを連続して実行することが可能である。しかし今直ぐにキャリブレーションを行い、対応する補正テーブルを作成する必要のない紙種がある状況も考えられる。例えば、急ぎで印刷が必要なジョブのキャリブレーションのみ行い、該当印刷ジョブを印刷後に残りのキャリブレーションおよびジョブの印刷を行いたい状況が想定される。
図21は、本実施形態のキャリブレーション実行リストの一例を示すUI図である。本UIはキャリブレーション実行リスト作成部507においてCPU201で処理され、1002に表示される。2101〜2104はそれぞれ1003〜1006と同様であるため省略する。
2105は、紙種毎にキャリブレーション実行するタイミングを示した情報である。
実行タイミングは2種類設定できる。1つ目は、実行ボタン1010が押下された後、全ての印刷ジョブが始まる前に実行するタイミング2106である。2つ目は、印刷ジョブ実行中であり、キャリブレーションセットで指定されている紙種を用いるよう指定されている印刷ジョブが実行される直前のタイミング2107である。
キャリブレーション実行画面1001において、ユーザによって任意のキャリブレーションセットが選択され、さらに実行タイミング欄の「直ぐ」もしくは「ジョブ直前」が選択されることで、CPU201によって実行タイミング指定が行われる。
「直ぐ」が選択された紙種は、実行ボタン1010が押下されると、入力された印刷ジョブのうち最初に実行される印刷ジョブを実行する前に、キャリブレーションの実行が開始される。このキャリブレーションは、CPU201からキャリブレーション制御部508に実行命令が送信されキャリブレーション実行リストの順番に沿って実行される。
「ジョブ直前」が選択された紙種は、キャリブレーション設定部506においてCPU201によって一時保存される。
印刷データ受信部501が印刷データを受信すると、CPU201によりその印刷ジョブ番号と一時保存されている紙種のジョブ番号が照会される。番号が合致していれば、CPU201により印刷ジョブの印刷処理が中断され、該当する紙種がキャリブレーション制御部508に送信されキャリブレーションが実行される。
すなわち、入力された印刷ジョブが実行されている間であり、指示された紙種を用いて印刷ジョブが実行される直前に、ジョブに使用される紙種と同じ紙種に対して補正テーブルを作成するキャリブレーションを実行する。
本実施形態によれば、紙種毎に、対応する補正テーブルを作成するためのキャリブレーション実行タイミングを選択することができる。これにより、ユーザの印刷状況に応じて柔軟にキャリブレーション処理実行のタイミングを設定することができる。全ての紙種の処理実行タイミングを事前に設定しておくことで、ユーザが画像処理装置100の近くに居なくても、適切なタイミングで漏れのないキャリブレーション処理を実現することができる。
(その他の実施例)
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施例の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
また、上記実施例について電子写真装置を例に説明をしたが、インクジェットプリンタ、サーマルプリンタ等でもよく、本発明の主旨はプリンタの種類に限定されるものではない。また、記録剤として、電子写真印刷におけるトナーを例に説明したが、印刷に用いる記録剤は、トナーに限らずインク等他の記録剤であってもよく、本発明の主旨は記録剤の種類に限定されるものではない。

Claims (19)

  1. 給紙段に格納されている用紙の情報を取得する給紙段情報取得手段と、
    入力された印刷ジョブから該ジョブの実行に用いられる紙種に関する情報である印刷ジョブ情報を取得する印刷ジョブ情報取得手段と、を有し、
    前記給紙段情報取得手段により取得された情報と、前記印刷ジョブ情報取得手段により取得した情報を用いて選択された前記給紙段に格納されている紙種のうち前記入力された印刷ジョブの実行に用いられる紙種に対応する再現特性を補正する補正テーブルを、前記紙種に対応する目標値を用いて作成するキャリブレーション実行手段と、を
    有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記キャリブレーション実行手段により補正テーブルが作成される紙種を示すキャリブレーション実行リストを表示させる表示手段とを有することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記対応する目標値が登録されていない紙種は、前記キャリブレーション実行手段によるキャリブレーションが実行されないことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 前記キャリブレーション実行手段により実行されるキャリブレーションの実行順を決定する手段を有することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  5. 前記キャリブレーション実行手段により実行されたキャリブレーションによる結果の有効期限情報を設定する有効期限情報設定手段を有し、
    前記有効期限情報設定手段により設定された有効期限内にキャリブレーションテーブルが作成された紙種は、前記キャリブレーション実行手段によりキャリブレーションが実行されないことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  6. 前記キャリブレーション実行手段は、前記印刷ジョブ情報取得手段により取得された印刷ジョブ情報から印刷ジョブ実行順を取得し、該印刷ジョブ実行順に紙種に対応する補正テーブルが作成されるよう、前記キャリブレーションを実行することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  7. 前記キャリブレーション実行手段は、各紙種に対応する補正テーブルを作成するのにかかる時間の長さにより前記キャリブレーションの実行順を決定することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  8. 前記給紙段情報取得手段により取得された情報と前記印刷ジョブ情報取得手段により取得した情報を用いて、前記給紙段に格納されている紙種から選択された前記入力された印刷ジョブの実行に用いられる第1の紙種に対応する再現特性を補正する補正テーブルを、前記第1の紙種に対応する目標値を用いて作成する際に、
    前記キャリブレーション実行手段により、前記第1の紙種に対応する補正テーブルを作成するタイミングの設定を設定する実行タイミング設定手段を有し、
    前記実行タイミング設定手段により設定されたタイミングに従い、前記入力された印刷ジョブのうち、最初に実行される印刷ジョブが実行される前に前記第1の紙種に対応する補正テーブルを作成する、または、
    前記入力された印刷ジョブが実行されている間であり、前記第1の紙種を用いて実行される印刷ジョブを実行する前に前記第1の紙種に対応する補正テーブルを作成することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  9. 前記キャリブレーション実行手段によりキャリブレーションを実行する際、
    前記入力された印刷ジョブの実行にて用いられる紙種を用いて形成されたチャートを、用紙搬送路の定着部から排紙部の間に設置された測定部により測定することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  10. 給紙段に格納されている用紙の情報を取得する給紙段情報取得ステップと、
    入力された印刷ジョブから該ジョブの実行に用いられる紙種に関する情報である印刷ジョブ情報を取得する印刷ジョブ情報取得ステップと、を有し、
    前記給紙段情報取得ステップにて取得された情報と、前記印刷ジョブ情報取得ステップにて取得した情報を用いて選択された前記給紙段に格納されている紙種のうち前記入力された印刷ジョブの実行に用いられる紙種に対応する再現特性を補正する補正テーブルを、前記紙種に対応する目標値を用いて作成するキャリブレーション実行ステップと、を
    有することを特徴とする画像処理方法。
  11. 前記キャリブレーション実行ステップにて補正テーブルが作成される紙種を示すキャリブレーション実行リストを表示させる表示ステップとを有することを特徴とする請求項10に記載の画像処理方法。
  12. 前記対応する目標値が登録されていない紙種は、前記キャリブレーション実行ステップにてキャリブレーションが実行されないことを特徴とする請求項10に記載の画像処理方法。
  13. 前記キャリブレーション実行ステップにて実行されるキャリブレーションの実行順を決定するステップを有することを特徴とする請求項10に記載の画像処理方法。
  14. 前記キャリブレーション実行ステップにて実行されたキャリブレーションによる結果の有効期限情報を設定する有効期限情報設定ステップを有し、
    前記有効期限情報設定ステップにて設定された有効期限内にキャリブレーションテーブルが作成された紙種は、前記キャリブレーション実行ステップにてキャリブレーションが実行されないことを特徴とする請求項10に記載の画像処理方法。
  15. 前記キャリブレーション実行ステップは、前記印刷ジョブ情報取得ステップにて取得された印刷ジョブ情報から印刷ジョブ実行順を取得し、該印刷ジョブ実行順に紙種に対応する補正テーブルが作成されるよう、前記キャリブレーションを実行することを特徴とする請求項10に記載の画像処理方法。
  16. 前記キャリブレーション実行ステップは、各紙種に対応する補正テーブルを作成するのにかかる時間の長さにより前記キャリブレーションの実行順を決定することを特徴とする請求項10に記載の画像処理方法。
  17. 前記給紙段情報取得ステップにて取得された情報と前記印刷ジョブ情報取得ステップにて取得した情報を用いて、前記給紙段に格納されている紙種から選択された前記入力された印刷ジョブの実行に用いられる第1の紙種に対応する再現特性を補正する補正テーブルを、前記第1の紙種に対応する目標値を用いて作成する際に、
    前記キャリブレーション実行ステップにて、前記第1の紙種に対応する補正テーブルを作成するタイミングの設定を設定する実行タイミング設定ステップを有し、
    前記実行タイミング設定ステップにて設定されたタイミングに従い、前記入力された印刷ジョブのうち、最初に実行される印刷ジョブが実行される前に前記第1の紙種に対応する補正テーブルを作成する、または、
    前記入力された印刷ジョブが実行されている間であり、前記第1の紙種を用いて実行される印刷ジョブを実行する前に前記第1の紙種に対応する補正テーブルを作成することを特徴とする請求項10に記載の画像処理方法。
  18. 前記キャリブレーション実行ステップにてキャリブレーションを実行する際、
    前記入力された印刷ジョブの実行にて用いられる紙種を用いて形成されたチャートを、用紙搬送路の定着部から排紙部の間に設置された測定部により測定することを特徴とする請求項10に記載の画像処理方法。
  19. コンピュータに請求項10乃至18に記載の画像処理方法を実行するためのプログラム。
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