JP2014122923A5 - - Google Patents

Claims (5)

1. 心臓障害を示す患者の亜集団を同定するために患者集団をスクリーニングするための方法によって同定される心臓障害を示す患者の亜集団における患者を処置するための、グリア成長因子２（ＧＧＦ２）の上皮増殖因子様（ＥＧＦＬ）ドメインを含むポリペプチドの治療有効用量を含む組成物であって、前記方法は、前記集団内の患者の心臓組織における心臓トロポニンＴ（ｃＴｎＴ）および心臓トロポニンＩ（ｃＴｎＩ）の細胞内レベルを検出するステップを含み、ｃＴｎＴおよびｃＴｎＩの対照のまたは正常な細胞内レベルと比較して、それぞれ、患者の心臓組織におけるｃＴｎＴおよびｃＴｎＩの細胞内レベルが少なくとも５０％減少する場合、心臓障害が示され、心臓障害を示す患者の亜集団の構成員として前記患者が分類される、組成物。
2. さらにプロテアソーム阻害剤を含む、請求項１に記載の組成物。
3. 請求項１または２に記載の組成物の治療有効性を決定するための方法であって、
   ａ）請求項１または２に記載の組成物を含む治療レジメンを開始する前の患者の心臓組織試料における心臓トロポニンＴ（ｃＴｎＴ）および心臓トロポニンＩ（ｃＴｎＩ）の細胞内レベルを検出する過程、
   ｂ）前記治療レジメンを開始した後の患者の心臓組織試料におけるｃＴｎＴおよびｃＴｎＩの細胞内レベルを検出する過程、および
   ｃ）前記治療レジメンの開始前の前記患者の心臓組織試料におけるｃＴｎＴおよびｃＴｎＩの細胞内レベルを、前記治療レジメンの開始後の前記患者の心臓組織試料におけるｃＴｎＴおよびｃＴｎＩの細胞内レベルと比較する過程とを含み、前記治療レジメンの開始後の前記患者の心臓組織試料におけるｃＴｎＴおよびｃＴｎＩの細胞内レベルにおける増加は、前記治療レジメンの効力の正の指標である、過程
   を含む方法。
4. 前記患者が哺乳動物である、請求項３に記載の方法。
5. 前記患者がヒトである、請求項４に記載の方法。