JP2014121758A - 加工装置 - Google Patents

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Shinichi Namioka
伸一 浪岡
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Abstract

【課題】 異常の原因によらずファンによる吸引量の低下を検出し得る加工装置を提供することである。
【解決手段】 被加工物を保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された被加工物に加工を施す加工手段と、該チャックテーブルと該加工手段とを囲繞する加工室と、一端が該加工室の連通孔に連通するとともに他端がファンに接続され該加工室内の雰囲気を排気する排気路と、を備えた加工装置であって、該加工室内の雰囲気と該加工装置外の大気との差圧を検出する差圧計を更に備え、該差圧計で検出された該加工室内の雰囲気と該加工装置外の大気との差圧が所定値を下回ることで、該加工室内における吸引量の低下を検出し、該連通孔と該ファンを含む該排気路の異常を検出することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、加工室内の雰囲気を排気するファンと排気路とを備えた加工装置に関する。
切削装置、研削装置、バイト切削装置等の加工装置では、加工室内の雰囲気は排気路(ダクト)を通じて装置外に排気され、排気路中には加工室内の雰囲気を排気路内に吸引して排気口に送り込むファンが設けられている。加工装置の中には、ファンが内蔵されているタイプのものもある(例えば、特開2000−124165号公報参照)。
従来は排気路中の雰囲気と加工装置外の大気との差圧を計測し、ファンによる吸引が十分であるか否かを確認していた。例えば、ファンが故障した場合や、排気路を構成する管に穴が開いた場合等には、排気路中の雰囲気と加工装置外の大気との差圧が小さくなるため、所定値以下の差圧が検出された際に、ファンや排気路に異常が発生したと判断していた。
特開2000−124165号公報
しかし、例えば排気路に連通する加工室の連通孔付近に加工により発生した加工屑等が堆積した場合には、排気路中の雰囲気と加工装置外の大気との差圧はより大きくなり、連通孔が塞がれているという異常の発見は困難である。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、異常の原因によらずファンによる吸引量の低下を検出し得る加工装置を提供することである。
本発明によると、被加工物を保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された被加工物に加工を施す加工手段と、該チャックテーブルと該加工手段とを囲繞する加工室と、一端が該加工室の連通孔に連通するとともに他端がファンに接続され該加工室内の雰囲気を排気する排気路と、を備えた加工装置であって、該加工室内の雰囲気と該加工装置外の大気との差圧を検出する差圧計を更に備え、該差圧計で検出された該加工室内の雰囲気と該加工装置外の大気との差圧が所定値を下回ることで、該加工室内における吸引量の低下を検出し、該連通孔と該ファンを含む該排気路の異常を検出することを特徴とする加工装置が提供される。
好ましくは、加工手段は、チャックテーブルに保持された被加工物に旋削加工を施すバイト切削ホイールを有している。好ましくは、加工装置は更に、差圧計で加工室内の雰囲気と加工装置外の大気との差圧が所定の値以下であることを検出した際に警告信号を発する警告発信手段を備えている。
本発明の加工装置は、加工室内の雰囲気と加工装置外の大気との差圧を検出する差圧計を備えるため、たとえ排気路と接続される加工室の連通孔付近に加工屑が堆積したとしても、加工室内における吸引量の低下を検出することができる。
警告発信手段を設けた形態では、差圧が所定の値以下であること検出した際に警告発信手段が警告信号を発することができるので、作業者が異常に気づき、異常原因を除去することができる。
本発明実施形態に係る加工装置の一種であるバイト切削装置の斜視図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して詳細に説明する。図1を参照すると、本発明実施形態に係るバイト切削装置2の斜視図が示されている。4はバイト切削装置2のハウジングであり、水平ハウジング6の後方にコラム8が立設されている。
コラム8には上下方向に伸びる一対のガイドレール12,14が固定されている。この一対のガイドレール12,14に沿ってバイト切削ユニット16が上下方向に移動可能に装着されている。バイト切削ユニット16は、支持部20を介して一対のガイドレール12,14に沿って上下方向に移動する移動基台18に取り付けられている。
バイト切削ユニット16は、支持部20に取り付けられたハウジング22と、ハウジング22中に回転可能に収容されたスピンドル24と、スピンドル24を回転駆動するサーボモータ26を含んでいる。
スピンドル24の先端部にはホイールマウント28が固定されており、このホイールマウント28にはバイトホイール30が複数のねじにより着脱可能に装着されている。バイトホイール30には先端に切刃を有するバイト工具32が着脱可能に取り付けられている。
バイト切削ユニット16は、バイト切削ユニット16を一対の案内レール12,14に沿って上下方向に移動するバイト切削ユニット送り機構(切り込み手段)34を備えている。
バイト切削ユニット送り機構34は、ボールねじ36と、ボールねじ36の一端部に固定されたパルスモータ38と、移動基台18に配設されたボールねじ36に螺合するナットとから構成される。パルスモータ38をパルス駆動すると、ボールねじ36が回転し、移動基台18が上下方向に移動される。
水平ハウジング部分6の凹部10には、チャックテーブルユニット40が配設されている。チャックテーブルユニット40はチャックテーブル42を含んでおり、チャックテーブル42は図示しない水平移動機構(チャックテーブル移動機構)により装置の前後方向、即ちY軸方向に移動される。
換言すると、チャックテーブル42はバイト切削ユニット16に対して接近及び離反する方向に水平移動機構により直線移動される。チャックテーブル42は、ポーラスセラミックス又はピンチャック等から形成された吸引保持面42aを有している。
チャックテーブル機構40は、水平移動機構の移動経路を覆う保護カバー機構45を備えている。保護カバー機構45は、チャックテーブル42の吸引保持面42aを露出させてチャックテーブル42を囲繞する上面を有するチャックテーブルカバー44と、チャックテーブルカバー44の両端に配設された蛇腹46,48とから構成される。
蛇腹46の前端は凹部10を画成する前壁に固定され、後端がチャックテーブルカバー44の前端面に固定されている。また、蛇腹48の後端はコラム8に固定され、その前端はチャックテーブルカバー44の後端面に固定されている。
ハウジング4の水平ハウジング部分6には、切削前のウエーハを収容するカセット52と、切削加工後のウエーハを収容するカセット54と、ウエーハ搬送ロボット56と、複数の位置決めピン58を有する位置決め機構60と、ウエーハ搬入機構(ローディングアーム)62と、ウエーハ搬出機構(アンローディングアーム)64と、スピンナ洗浄ユニット66が設けられている。また、ハウジング4の凹部10には、バイト切削ユニット16による被加工物の切削屑を含んだ切削水を排水する排水口68が設けられている。
70はチャックテーブル42とバイト切削ユニット16とを囲繞する加工室であり、板金により画成されている。加工室70には連通孔72が開口しており、連通孔72は排気路(ダクト)74に接続されている。排気路74の他端は吸引ファン76に接続されており、吸引ファン76を駆動することにより、加工室70内の雰囲気が排気路74を介して排気される。
78は外装カバーであり、外装カバー78の前面側にはタッチパネル式の表示モニタ80が配設されている。オペレータは表示モニタ80にタッチしてバイト切削装置2の作動に必要なコマンドを入力するとともに、バイト切削装置2の稼働状況が表示モニタ80に表示される。
82は表示灯であり、バイト切削装置2の作動が正常の場合には、例えば緑色で点灯し、何らかの異常が発生した場合には、例えば赤色が点滅してオペレータに装置の異常を警告する。
外装カバー78には微小な圧力の差を検出する差圧計84が配設されており、差圧計84は一方側で管路86を介して加工室70に連通しており、他方側では外装カバー78の外側の大気に連通している。差圧計84は、差圧モニタリング部90と警告発信部92を有するコントローラ(制御手段)88に接続されている。
チャックテーブル42に保持された半導体ウエーハ等の被加工物の旋削加工では、バイトホイール30を約2000rpmで回転させつつバイト切削ユニット送り機構34を駆動してバイト工具32の切刃を半導体ウエーハ等の被加工物の上面に所定深さ切り込ませる。
そして、チャックテーブル42をY軸方向に例えば1mm/sの送り速度で移動させながら、被加工物を旋回切削する。この旋回切削時には、チャックテーブル42は回転させずにY軸方向に加工送りする。被加工物の旋削加工中は、吸引ファン76を作動して、排気路74を介して加工室70内の雰囲気を排気しながら加工を実施する。
バイト切削装置2の作動中には、差圧計84で加工室70内の雰囲気と外装カバー78の外側の大気との差圧を常に検出しており、差圧計84の出力はコントローラ88の差圧モニタリング部90に入力される。
吸引ファン76が正常に作動し、更に排気路74内に詰まり等が発生していない場合には、差圧計84で検出する加工室70内の雰囲気と大気との差圧は加工室70内が吸引されているため所定値以上になっている。
ところが、吸引ファン76に故障が生じたり、排気路74を構成する管に穴が開いたり、或いは加工室70に開口する連通孔72に加工により発生した加工屑等が堆積して連通孔72が詰まった場合には、加工室70内の雰囲気を正常に吸引することができなくなるため、差圧計84の読みは小さくなる。
従って、差圧モニタリング部90でモニタしている差圧計84の読みが所定値より小さくなった場合には、排気系に何らかの故障が生じたものと判断し、警告発信部92が表示パネル80に警告表示するとともに、表示灯82を赤色で点滅させてオペレータに警告を発する。特に図示しないがスピーカー等により警報音を鳴らすようにしてもよい。
上述したバイト切削装置2では、加工室70内の雰囲気とバイト切削装置2の外装カバー78の外側の大気との差圧を検出する差圧計84を備えているため、例え加工室70と排気路74とを接続する連通孔72付近に加工屑が堆積したとしても、加工室70内における吸引量の低下を検出することができ、オペレータに適当な警告信号を発することができる。
上述した実施形態では、本発明をバイト切削装置2に適用した例について説明したが、本発明はバイト切削装置に限定されるものではなく、加工室を有する切削装置、研削装置、研磨装置等の他の加工装置にも同様に提供することができる。
2 バイト切削装置
16 バイト切削ユニット
30 バイトホイール
32 バイト工具
42 チャックテーブル
70 加工室
72 連通孔
74 排気路(ダクト)
76 吸引ファン
78 外装カバー
80 表示モニタ
82 表示灯
84 差圧計
88 コントローラ

Claims (3)

  1. 被加工物を保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された被加工物に加工を施す加工手段と、該チャックテーブルと該加工手段とを囲繞する加工室と、一端が該加工室の連通孔に連通するとともに他端がファンに接続され該加工室内の雰囲気を排気する排気路と、を備えた加工装置であって、
    該加工室内の雰囲気と該加工装置外の大気との差圧を検出する差圧計を更に備え、
    該差圧計で検出された該加工室内の雰囲気と該加工装置外の大気との差圧が所定値を下回ることで、該加工室内における吸引量の低下を検出し、該連通孔と該ファンを含む該排気路の異常を検出することを特徴とする加工装置。
  2. 前記加工手段は、前記チャックテーブルに保持された被加工物に旋削加工を施すバイト切削ホイールを有する請求項1記載の加工装置。
  3. 前記差圧計で前記加工室内の雰囲気と前記加工装置外の大気との差圧が所定の値以下であることを検出した際に、警告信号を発する警告発信手段を更に備えた請求項1又は2記載の加工装置。
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