JP5982978B2 - 工具折損検知装置、及び工作機械 - Google Patents

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本発明は工具折損検知装置、及び工作機械に関する。
工作機械は工具折損検知装置を備える。工具折損検知装置は工具折損を検知する。特許文献1は、工具に接触することなく工具折損の有無を検知する工具折損検知装置を開示する。噴射手段は検知手段に向って作動流体を噴射する。作動流体は圧縮空気又は液体である。検知手段は噴射した作動流体の噴流の圧力を検知する。工具に折損が生じていない場合、工具が検知領域に入ると、該工具は作動流体の噴流を遮り、検知手段は作動流体の噴流の圧力を検知しない。工具に折損が生じている場合、工具が検知領域に入ると、工具は作動流体の噴流を遮らないので検知手段は作動流体の噴流の圧力を検知する。故に工具折損検知装置は検知手段の圧力の有無の検知により工具の折損状態を検知できる。
特開2002−301639号公報
特許文献1に記載の工具折損検知装置は、工具折損の有無を確認する為の確認時間を要する。故に作業時間は長くなるという問題点があった。
本発明の目的は、工具の折損を速やかに検知できる工具折損検知装置、及び工作機械を提供することである。
本発明の請求項1に係る工具折損検知装置は、工作機械の主軸に装着した工具の折損を検知する工具折損検知装置であって、前記工具の軸線に沿って設けた流路に切削液を供給する切削液供給手段と、前記流路に流れる前記切削液の圧力値を検出する圧力検出手段と、前記圧力検出手段が検出した前記圧力値が所定値未満である場合に、前記工具が折損したと判断する判断手段と、前記判断手段が前記工具が折損したと判断した場合、所定処理を行う処理手段とを備え、前記流路は、前記工具の先端部を除く部分に設けた大径部と、前記工具の前記先端部において貫通して設け、前記大径部と同軸上に接続し、且つ前記大径部の流路径よりも小さい小径部とを備えたことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、流路は工具の軸線に沿っている。流路を設けたことで、工具の折損は流路を分断する。切削液が流れる流路が分断すると、切削液の圧力差が生じる。圧力値が変動した場合、工具が折損した可能性がある。工具折損検知装置は所定処理を実行する。故に本発明は被加工物の加工中に工具の折損を速やかに検知できる。本発明は工具折損の確認時間が不要であるので作業時間を短縮できる。切削液供給手段が工具の流路に供給する切削液は、工具の先端部から流出する。工具が折損した場合、工具先端部に設けた小径部が無くなる。切削液が流れる流路は小径部から大径部に突如変わる。切削液の圧力は低下する。故に本発明は切削液の圧力が所定値未満か否かで工具折損を容易かつ確実に検知できる。流路を流れる切削液は、工具を冷却し、工具に防錆性、耐腐敗性等を付与できるので、工具寿命は長くなる。
本発明の請求項2に係る発明の工作機械は、請求項1に記載の工具折損検知装置を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の工作機械によれば、請求項1に記載の工具折損検知装置を備えているので、請求項1に記載の効果を得ることができる。
工作機械1及び工具折損検知装置7の構成を示す概略図。 工具4の断面図 工作機械1の電気的構成を示すブロック図。 工具折損検知処理の流れ図。 工具4が折損した時の断面図。 工作機械100及び工具折損検知装置70の構成を示す概略図。 工具40の断面図。 工具40が折損した時の断面図。
以下、本発明の第一、第二実施形態について、図面を参照して説明する。図1〜図5を参照して、第一実施形態について説明する。工作機械1の左右方向、前後方向、上下方向は、夫々、X軸方向、Y軸方向、Z軸方向である。
図1を参照して、工作機械1の構成について説明する。工作機械1は、XYテーブル2、主軸ヘッド3、主軸(図示略)、主軸モータ5、工具折損検知装置7、及び工具交換装置(図示略)等を備える。XYテーブル2は上面に被加工物Wを支持する。XYテーブル2はXY軸移動機構(図示略)によりX軸方向及びY軸方向に移動可能である。主軸ヘッド3はZ軸移動機構(図示略)によりZ軸方向に移動可能である。主軸は主軸ヘッド3下部に設けてある。主軸は工具装着部を備える。工具4は工具装着部に装着する。主軸モータ5は主軸を回転駆動する。工具4は主軸と共に回転する。工具交換装置は工具マガジン(図示略)を備える。工具マガジンは複数の工具4等を格納する。工具交換装置は主軸に装着してある工具4を、工具マガジン内に格納する他の工具と交換可能である。工具折損検知装置7は切削液を用いて加工中の工具4の折損を検知する。
図1を参照して、工具折損検知装置7の構成について説明する。工具折損検知装置7は、切削液タンク11、パイプ12、ポンプ13、環流パイプ14、バルブ15、圧力計16、回転継ぎ手17、回収パイプ19、回収タンク21等を備える。切削液タンク11は所定量の切削液を貯留する。パイプ12の切削液が流れる上流側一端部は、切削液タンク11の内部まで延出する。パイプ12の他端部はポンプ13の吸込口に接続してある。環流パイプ14の上流側一端部はポンプ13の吐出口に接続してある。ポンプ13は、切削液タンク11内の切削液を、パイプ12を介して引き込み、環流パイプ14に吐出する。ポンプ13の吐出圧は一定である。吐出圧は例えば1.5〜7.0MPaの範囲内にするとよい。環流パイプ14の他端部は回転継ぎ手17に接続してある。回転継ぎ手17は例えば主軸モータ5上部に設けてある。回転継ぎ手17は主軸に設けた貫通穴(図示略)に接続してある。貫通穴は主軸の工具装着部に連通する。
図2の如く、工具装着部に装着する工具4は流路41を備える。流路41は工具4の軸線方向に沿って設けてある。流路41は工具4の先端部において閉塞する。切削液は流路41を満たすが外部には流出しない。故にポンプ13が一定の吐出圧で駆動する間、流路41には所定値以上の切削液の圧力(以下「切削液圧力」と呼ぶ)がかかる。
図1の如く、バルブ15は環流パイプ14の下流側に設けてある。バルブ15は環流パイプ14の流路を開閉する。圧力計16は環流パイプ14においてバルブ15よりも下流側に設けてある。圧力計16は環流パイプ14における切削液圧力を検知する。
回収パイプ19はXYテーブル2下方に設けてある。切削加工時、ノズル(図示略)から被加工物Wに向けて噴出した切削液はXYテーブル2の周囲に落下し、回収パイプ19を流れ、回収タンク21に流入する。回収タンク21は、回収パイプ19で回収した切削液を貯留する。工作機械1は被加工物Wの切削加工時に、回収タンク21内の切削液を再利用する。なお後述するが、工具4の折損時、工具4の先端部から噴出した切削液(図5参照)は、回収パイプ19を介して回収タンク21に流入する。
図3を参照して、工作機械1の電気的構成について説明する。工作機械1は、CPU25、ROM27、RAM28、操作部29、表示部30、スピーカ31、主軸モータアンプ33、X軸モータアンプ34、Y軸モータアンプ35、Z軸モータアンプ36、入出力部32等を備える。ROM27、RAM28、操作部29、表示部30、スピーカ31、主軸モータアンプ33、X〜Z軸モータアンプ34〜36、入出力部32は、入出力バス26を介してCPU25に接続する。なお工具交換装置はマガジンモータ(図示略)を備える。マガジンモータは工具マガジンの駆動源である。マガジンモータのモータアンプ(図示略)は入出力バス26を介してCPU25に接続する。
CPU25は工作機械1を統括制御する。ROM27は、制御プログラム、工具折損検知プログラム等を記憶する。制御プログラムは工作機械1の動作を制御するものである。工具折損検知プログラムは後述する工具折損検知処理を実行するものである。
RAM28は各種情報を一時的に記憶する。RAM28は外部記憶装置(図示略)に記憶した加工プログラムを取り込んで記憶する。加工プログラムは、例えば加工内容を示すコマンド、使用する工具種類、主軸回転数、Z軸送り速度(工具4の移動速度)、加工を行う座標等の各種情報を1ブロック毎に加工順に記載したものである。操作部29は各種設定を行う為の種々のキーを備える。操作部29は作業者の操作により工作機械1に指令を与える。表示部30は工作機械1の運転状況、設定画面、及びエラー文等を表示可能である。スピーカ31は例えば工具4の折損時に警告音を出力する。主軸モータアンプ33は主軸モータ5を駆動する。X軸モータアンプ34はX軸モータ37を駆動する。Y軸モータアンプ35はY軸モータ38を駆動する。Z軸モータアンプ36はZ軸モータ39を駆動する。X軸モータ37及びY軸モータ38はXY移動機構の駆動源である。Z軸モータ39はZ軸移動機構の駆動源である。ポンプ13、バルブ15、及び圧力計16は入出力部32に接続する。
作業者は被加工物Wの切削加工を行う為に操作部29を操作する。CPU25はRAM28に記憶した被加工物Wの加工プログラムを読み込む。CPU25は加工プログラムの内容を1ブロックずつ解釈する。工作機械1は各部を駆動し、工具の交換、主軸の移動、被加工物Wの加工等を行う。
図1,図4を参照して、工具折損検知処理について説明する。CPU25は、加工プログラムに基づき、被加工物Wの加工を開始する場合、ROM27から工具折損検知プログラムを読み込んで本処理を実行する。
先ずCPU25はバルブ15を開放し(S1)、更にポンプ13を駆動する(S2)。切削液タンク11内の切削液は、パイプ12及び環流パイプ14を流れ、回転継ぎ手17及び主軸の貫通穴を介して、工具4の流路41に流れる。図2の如く、流路41は工具4の先端部において閉塞している。ポンプ13は一定の吐出圧で駆動しているので、流路41及び環流パイプ14に所定値以上の切削液圧力がかかる。CPU25は圧力計16を用いて切削液圧力を検出する(S3)。
CPU25は圧力計16で検出した切削液圧力が所定値未満か否か判断する(S4)。CPU25は、切削液圧力が所定値以上と判断した場合(S4:NO)、切削液漏出は無いので、工具4は折損していない。CPU25は被加工物Wの加工が終了したか否か判断する(S5)。CPU25は加工が終了したと判断した場合(S5:YES)、ポンプ13を停止し(S6)、バルブ15を閉じ(S7)、本処理を終了する。CPU25は加工が継続中と判断した場合(S5:NO)、S3に戻り、圧力計16を用いて切削液圧力を監視する。
CPU25は、切削液圧力が所定値未満と判断した場合(S4:YES)、工具4の折損の疑いがある。例えば図5の如く、切削加工時に工具4が折損した場合、流路41内の切削液圧力により、流路41内の切削液は工具4の折れた端部から勢いよく噴出する。切削液圧力は急激に低下し所定値未満となる。工具4が折損した状態で切削加工を継続するのは危険である。CPU25は警告音をスピーカ31から出力し、且つ表示部30にエラー表示(S8)を行う。作業者は工具4の折損を速やかに認識できる。
CPU25は例えば主軸モータ5、及びX〜Z軸モータ37〜39の駆動を夫々停止することにより被加工物Wの加工を停止する(S9)。CPU25はポンプ13を停止し(S6)、バルブ15を閉じ(S7)、本処理を終了する。工作機械1は被加工物Wを加工しながら工具4の折損の有無を監視するので、工具4の折損を確認する為の作業時間を不要にできる。故に工作機械1は作業時間を短縮できる。本実施形態は工具4の折損を速やかに検知し且つ折損した直後に動作を停止できるので、安全性の高い工作機械1を提供できる。
以上説明したように、第一実施形態の工作機械1は、工具折損検知装置7を用いて切削加工中に工具4の折損を検知できる。工具4は流路41を備える。流路41は工具4の先端部において閉塞する。工具4は工作機械1の主軸に装着する。工作機械1は工具折損検知装置7のポンプ13を駆動し、切削液タンク11内に貯留する切削液を、パイプ12、環流パイプ14等を介して工具4の流路41内に供給する。流路41は閉塞しているので、環流パイプ14内に所定値以上の切削液圧力がかかる。圧力計16は被加工物Wの切削加工時の環流パイプ14内の切削液圧力を監視する。
流路41は工具4の軸線に沿って設けてあるので、工具4が折損すると流路41は分断する。切削液は流路41から噴出するので、切削液圧力は急激に低下する。圧力計16で検出した圧力値が所定値未満の場合、工具4は折損している可能性が高い。工具折損検知装置7は例えば警告音をスピーカ31から出力し且つ表示部30にエラー表示を行うことで、作業者に異常を報知する。工作機械1は被加工物Wを加工しながら工具4の折損を検知するので、工具4の折損を確認する為の作業時間を不要にできる。更に工作機械1は、工具4の折損を速やかに検知し且つ折損した直後に動作を停止できるので、安全性を向上できる。
また本実施形態では特に、流路41に供給する流体は切削液であるので、工具4の折損前後において圧力差を生じ易い。故に工作機械1は工具4が折損したか否かを容易かつ速やかに判断できる。切削液を工具4の流路41に供給することで、工具4を冷却できると共に、防錆性、耐腐敗性等の効果を得ることができる。故に工具寿命は長くなる。
図6〜図8を参照して、本発明の第二実施形態について説明する。図6の如く、工作機械100は、切削液を工具40の先端部から噴出しながら被加工物Wの切削加工を行うことができる。工作機械100は工具折損検知装置70を備える。なお工作機械100及び工具折損検知装置70の電気的構成は第一実施形態と同じである。
図6を参照して、工具折損検知装置70の構成について説明する。工具折損検知装置70は、図1に示す工具折損検知装置7の構成と一部同じである。同じ構成部分については同符号を付して説明する。工具折損検知装置70は、切削液タンク111、パイプ12、ポンプ13、環流パイプ14、バルブ15、圧力計16、回転継ぎ手17、回収パイプ19、濾過装置23を備える。切削液タンク111は、工具40に供給する切削液を貯留し、且つ工具40の先端部から噴出した切削液を回収する。濾過装置23は、パイプ12の上流側一端部に設けてある。濾過装置23はパイプ12を流れる切削液を濾過する。
図7,図8を参照して、工具40の構造について説明する。図7の如く、主軸の工具装着部に装着する工具40は流路141を備える。流路141は工具40の軸線方向に沿って設けてある。流路141は大径部142と小径部143を備える。大径部142は工具40の先端部を除く部分における流路である。小径部143は工具40の先端部における流路である。小径部143の流路径は、大径部142の流路径よりも小さい。大径部142と小径部143は同軸上に接続している。小径部143は工具40の先端部において貫通する。流路141を流れた切削液は工具40の先端部から噴出する。
図6を参照して、工作機械100の工具折損検知動作について説明する。工作機械100は主軸に工具40を装着して被加工物Wの切削加工を行う。ポンプ13は一定の吐出圧で駆動する。切削液タンク111内の切削液は、パイプ12及び環流パイプ14を流れ、回転継ぎ手17及び主軸の貫通穴を介して、工具40の流路141に流れる。流路141は小径部143において径が小さくなっているので、大径部142及び環流パイプ14に切削液圧力がかかる。故に切削液は工具40の先端部から勢いよく噴出する。工作機械100は、工具40の先端部から切削液を噴出しながら被加工物Wを加工する。XYテーブル2の周囲に落下した切削液は回収パイプ19を流れ、切削液タンク111内に再度流入する。工作機械100は、切削液タンク111内の切削液を再利用する。
図8の如く、工作機械100による被加工物Wの切削加工中、工具40が折損した場合、小径部143は工具40から消失し、切削液は大径部142から噴出する。切削液が流れる流路は小径部143から大径部142に突如変わる。故に圧力計16が検出する切削液圧力は急激に低下する。工作機械100は切削液圧力の急激な低下を検知することで、第一実施形態と同様に、工具40の折損を検知できる。工作機械100のCPU(図示略)は、第一実施形態の工具折損検知処理(図4参照)と同じ処理を実行すればよい。図4のS4の処理における切削液圧力の所定値の設定は適宜調節すればよい。
以上説明したように、第二実施形態の工作機械100は、第一実施形態で使用した工具4の代わりに、工具40を主軸に装着して使用する。工具40は流路141を備える。流路141は大径部142と小径部143を同軸上に備える。小径部143は工具40の先端部に設けてある。小径部143の流路径は大径部142の流路径よりも小さい。小径部143は工具40の先端部において貫通する。工作機械100は切削液を工具40の先端部から噴出しながら被加工物Wの切削加工を行う。工作機械100の切削加工中、工具40が折損した場合、小径部143は工具40から消失する。切削液は大径部142から噴出する。切削液が流れる流路は小径部143から大径部142に突如変わる。圧力計16が検出する切削液圧力は急激に低下する。工作機械100は切削液圧力の急激な低下を検知することで、第一実施形態と同様に、工具40の折損を検知できる。
なお本発明は上記第一,第二実施形態に限定されず、様々な変形が可能である。例えば、第一実施形態では、工具4の流路41に切削液を供給し、流路41にかかる圧力を監視しているが、流路41に供給する流体は切削液以外でもよく、例えば気体でもよい。更に切削液以外の流体を用いてもよい。
また第一実施形態では、切削液タンク11と回収タンク21とを別々に設けているが、例えば第二実施形態のように一つの切削液タンク111にしてもよい。
また第一,第二実施形態では、工具4,40が折損した場合に、所定処理を行う処理手段として、CPU25はスピーカ31から警告音を出力し且つ表示部30にエラー表示をするが、何れか一方のみを実行してもよい。さらに異常が生じたことを外部装置(図示略)に出力するようにしてもよい。
また第一,第二実施形態は、何れも縦型の工作機械1,100であるが、本発明は横型の工作機械にも適用可能である。
また第一,第二実施形態において、圧力計16は環流パイプ14の下流側に設けているが、ポンプ13の下流側であればどこでもよい。例えば主軸ヘッド3内に設けてもよい。
1,100 工作機械
4,40 工具
7,70 工具折損検知装置
11,111 切削液タンク
12 パイプ
13 ポンプ
14 環流パイプ
16 圧力計
17 回転継ぎ手
25 CPU
30 表示部
31 スピーカ
41 流路
141 流路
142 大径部
143 小径部

Claims (2)

  1. 工作機械の主軸に装着した工具の折損を検知する工具折損検知装置であって、
    前記工具の軸線に沿って設けた流路に切削液を供給する切削液供給手段と、
    前記流路に流れる前記切削液の圧力値を検出する圧力検出手段と、
    前記圧力検出手段が検出した前記圧力値が所定値未満である場合に、前記工具が折損したと判断する判断手段と、
    前記判断手段が前記工具が折損したと判断した場合、所定処理を行う処理手段と
    を備え、
    前記流路は、
    前記工具の先端部を除く部分に設けた大径部と、
    前記工具の前記先端部において貫通して設け、前記大径部と同軸上に接続し、且つ前記大径部の流路径よりも小さい小径部と
    を備えたこと
    を特徴とする工具折損検知装置。
  2. 請求項1に記載の工具折損検知装置を備えたことを特徴とする工作機械。
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