JP2002316292A - 工作機械の加工空間領域内の集塵能力低下検出装置 - Google Patents

工作機械の加工空間領域内の集塵能力低下検出装置

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JP2002316292A JP2001117209A JP2001117209A JP2002316292A JP 2002316292 A JP2002316292 A JP 2002316292A JP 2001117209 A JP2001117209 A JP 2001117209A JP 2001117209 A JP2001117209 A JP 2001117209A JP 2002316292 A JP2002316292 A JP 2002316292A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 特にガルバノミラー駆動装置を搭載したレー
ザー加工機に適合する、埃による被加工物の不良品の発
生を防止する集塵能力低下検出装置を提供する。 【解決手段】 埃物質8を吸収することができるように
集塵機13を構成する吸引案内部材の吸入口を、被加工
物と加工駆動装置のレンズとの加工空間領域に臨むよう
に配設し、また集塵機本体或いは吸引案内部材に加工空
間領域内の集塵能力の低下を検出する検出手段15を取
付け、比較・判定回路29が、該検知手段からの異常信
号を判別した時に、コンピュータ20は、前記加工駆動
装置に向かってレーザービームを発射するレーザー発振
器5Aを自動的に停止させること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は工作機械の加工空間
領域内の集塵能力低下検出装置に関し、特にガルバノミ
ラー駆動装置を搭載したレーザー加工機に適合する。
【0002】
【従来の技術】従来技術に関しては、ガルバノミラー駆
動装置を搭載したレーザー加工機の問題点について、図
5の概略説明図を参照に説明する。図5の(a)は、レ
ーザー加工機で被加工物の一例としてのプリント基板5
0を加工する場合に於いて、加工により発生する煙及び
スパッタ51を集塵機本体52の吸引案内部材53にて
ワークエリア外に排出している状態を示している。同図
(b)は、集塵機本体52のフィルターの目詰まり等が
原因で、基板上面の加工空間領域内の集塵能力が低下し
た状態を示す。この場合加工空間領域内より煙及びスパ
ッタ51が十分に除去されないため、f−θレンズ54
からのレーザー光55が煙及びスパッタ51により遮ら
れ、被加工物50の加工部が径異常となる。同図(c)
は、被加工物50の加工孔の状態を示す。50aは通常
の加工孔の径、50bは加工孔の径が短径状態となった
時、50cは加工孔が未貫通状態になった時である。加
工孔の径が短径状態となった時、或いは未貫通状態にな
った時は、加工空間領域内の集塵能力が低下した場合で
あるが、要は集塵機の集塵能力が低下すると、加工品の
品質が低下する。
【0003】ところで、レーザー加工機にも色々な型式
(例えば光軸固定方式、複数軸光移動方式など)が存在
するが、特にガルバノミラー駆動装置を搭載したレーザ
ー加工機の場合に於いては、加工空間領域内の集塵能力
が低下すると、前述したように煙及びスパッタ51が十
分に除去されないため、煙及びスパッタ51がf−θレ
ンズ54に達してしまい、レンズの表面を汚す。また、
場合によっては煙及びスパッタ51がレーザー光55を
吸収してしまい、同図(e)のようにf−θレンズ54
がスパッタ付着による熱破壊を招く。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上のような
従来の問題点に鑑み、第1の目的は、加工空間領域内の
集塵能力が低下した場合に、少なくともレーザー加工機
のレーザー発振器を自動的に一時停止させ、よって、被
加工物の不良品を生じさせないことである。第2の目的
は、レーザー加工機の有効スペースに制約を与えず、か
つ、安価な費用で第1の目的を達成することができるこ
とである。第3の目的は、集塵機のメンテナンスを短時
間で行うことができると共に、前述した従来技術が抱え
ている問題点を解消することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の工作機械の加工
空間領域内の集塵能力低下検出装置は、埃物質を吸収す
ることができるように集塵機を構成する吸引案内部材の
吸入口を、被加工物と加工駆動装置のレンズとの加工空
間領域に臨むように配設し、また集塵機本体或いは吸引
案内部材に加工空間領域内の集塵能力の低下を検出する
検出手段を取付け、比較・判定回路が、該検知手段から
の異常信号を判別した時に、コンピュータは、前記加工
駆動装置に向かってレーザービームを発射するレーザー
発振器を自動的に停止させることを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態の一例
を概略的に示す。ここで、実施形態の環境を説明する
と、Xは工作機械の加工空間領域内の集塵能力低下検出
装置である。1はこの集塵能力低下検出装置Xの一部を
構成する工作機械の一例としてのレーザー加工機であ
る。このレーザー加工機1には、ワークテーブル2の上
面にセットされた被加工物3に孔を形成するために、ワ
ークテーブル2或いは被加工物3の上方に比較的大きな
機枠4を介してガルバノミラー(駆動)装置5が搭載さ
れている。この機枠4内の空間部には、ガルバノミラー
(駆動)装置5の反射ミラーに向かってレーザービーム
6を発射するレーザー発振器5Aが適宜に設けられてい
る(なお、図1ではレーザー発振器5A等を概念的に図
示している)。被加工物の一例としては電子応用機械器
具のプリント基板を掲げることができる。
【0007】ガルバノミラー駆動装置(以下、ここでは
「加工駆動装置」という。)5の一例は、例えば特開2
000−98271号公報に記載されている。加工駆動
装置5は、総じて、レーザー発振器5Aからのレーザー
ビーム6を反射する複数の反射ミラーをそれぞれ回動す
るガルバノメータ、被加工物の表面にレーザービームを
集光するf−θレンズ7、増幅器、ガルバノ制御回路、
ガルバノメータ駆動回路などを有している。
【0008】前記ワークテーブル2は、レーザー加工機
1の複数個の駆動源(駆動モータ)1aの駆動力によ
り、直交する水平方向にそれぞれ移動する。したがっ
て、ワークテーブル2に固定的にセットされた被加工物
3は、左右(X軸方向)・前後(Y軸方向)に移動しな
がら前記加工駆動装置5のレーザービーム6により加工
(孔あけ)される。この加工中に於いて、被加工物3か
ら煙(粉塵)やスパッタ8、つまり埃物質が発生する。
煙やスパッタ8は、前記f−θレンズ7に対しては、い
わば一種のゴミみたいなものであり、被加工物3とf−
θレンズ7との上下空間(ここでは「加工空間領域」と
言う。)9から除去しなければ、レーザービーム6が遮
られ、その結果、穴径異常や未貫通の事態を招く。
【0009】10は吸入口が前記加工空間領域9に臨む
ように機枠4に固定的に配設され、かつ、煙やスパッタ
8を吸込む吸引案内部材である。吸引案内部材10は、
本実施例では機枠4の下部に横方向に設けられた所要長
さのダクト11と、このダクト11の後端部に一端部が
取付けられた可撓性ホース12とから成る。
【0010】13はレーザー加工機1の近傍に配設さ
れ、かつ、煙やスパッタ8を、吸引案内部材10を介し
て吸込む集塵機本体である。もちろん、工場内にレーザ
ー加工機1が複数台配設されている場合には、集塵機本
体13を合理的に工場内の作業ベイに配設することもあ
るから、レーザー加工機1の近傍に集塵機本体13を設
置することは本発明の特定要件ではない。
【0011】さて、集塵機本体13には前記可撓性ホー
ス12の後端部が適宜に連結されている。可撓性ホース
12及び前記ダクト11は、本実施例では集塵機の一部
を構成する。この集塵機本体13は直接又は間接的に駆
動源13aを備えている。
【0012】したがって、工作機械1の駆動源1a、レ
ーザー発振器5A、加工駆動装置5の駆動源5a及び集
塵機本体13の駆動源13aがそれぞれ駆動し、被加工
物3から埃物質8が発生すると、該埃物質8はダクト1
1及びホース12を介して集塵機本体13により前述し
た加工空間領域9外へと排出される。
【0013】15は吸引案内部材10の適宜箇所、本実
施例ではダクト11に取付けられ、かつ、ダクト11内
の物理的な量(例えばエアー負圧、エアーの流量、エア
ーの風速)を検出する検出手段である。このように検出
手段の一例としては、空気流量センサを掲げることがで
きる。
【0014】したがって、本実施例の検出手段15は、
ダクト11内を通過するエアーの流量を検出することが
できる。そして、検出手段15が常時検出する正常信号
a又は異常信号bに対するコンピュータの記憶手段に格
納されたデータは、検出信号(正常信号a・異常信号
b)に対して任意の「しきい値」をもっており、検出手
段15の検出量が、記憶手段のしきい値を越えた場合に
異常信号bを後述の主制御部に送る。「しきい値」に関
しては、一般に「しきい値論理回路」と言われ、一定の
レベルを決めておき、これ以上の信号を「H」レベルと
して表し、このある一定のレベルを「しきい値」と称し
ている。
【0015】次に図2を参照にして本発明の主要部を説
明する。図2は集塵機本体13又は/及び吸引案内部材
10に取付けられた検出手段15の検出信号(正常信号
a・異常信号b)に電気的に関連付けられたコンピュー
タ20の構成を概略的に示す。このコンピュータ20も
レーザー加工機1と共に集塵能力低下検出装置Xの一部
を構成する。
【0016】21は各種の信号を演算回路22に基づい
て処理する中央処理装置(ここでは「主制御部」又は
「CPU」という)である。23は制御プログラム24
並びにデータファイル25を格納した記憶装置である。
前記制御プログラム24は、少なくともレーザー発振器
5Aを一時停止させる。本実施例では、レーザー発振器
5Aのみならず、加工駆動装置5の駆動源5aや集塵機
本体13の駆動源13aを同期的に一時停止せさるため
の一時停止機能(手段)24aと、入力手段27からの
入力信号に基づき該一時停止機能を同期的に解除する機
能(手段)24bとを有している。
【0017】26は検出手段15が検出した検出信号
(正常・異常の検出値a,b)や入力手段27の入力信
号を制御する入力制御部である。一方、28は主制御部
21から出力された異常判定信号cを制御する出力制御
部である。29は制御装置の一部を構成する比較・判定
回路である。30は出力制御部28の信号を受け、前出
した加工空間領域9内の集塵能力の低下をユーザーに対
して表示する表示装置(例えばCRT)である。一方、
31は出力制御部28と電気的に接続する報知手段(例
えばブザー)である。
【0018】前記データファイル25は、比較・判定回
路29の判定に供するため、しきい値論理回路用基準デ
ータ25aを有している。この基準データ25aは、検
知手段15のセンサーの性能・機能、センサーの数如何
によって任意に設定することができる。例えば、検出手
段15が、煙やスパッタ8を吸引するためのエアーの流
量を検出することができる第1検出手段と、風速を検出
することができる第2検出手段と、負圧を検出すること
ができる第2検出手段との組み合わせからなる場合に
は、当然、基準データ25aもこれらの検出手段の検知
信号に対応するように設定される。
【0019】そこで、本実施例では検出手段15で検出
した負圧、流量、風速のいずれか、又はこれらを組み合
わせたデータは、検出対象である前記負圧・流量・風速
の物理量に対応している。
【0020】比較・判定回路29は、データファイル2
5に格納された一定の基準データ25aと検出手段15
から送られてくる検出信号(検出値a,b)とを突き合
わせて判定する。なお、本発明の特定要件ではないが、
検出手段の検知信号を直接判定回路に流れるように構成
しても良い。
【0021】次に図3は各駆動源の起動からそれらの再
起動までのフローチャートを示す。
【0022】まず本実施例では、レーザー発振器5Aは
もちろんのこと、レーザー加工機1、加工駆動装置5、
集塵機本体13の各駆動源1a,5a,13aを起動さ
せる(S1)。各駆動源1a,5a,13aが起動する
と、ワークテーブル2が前後・左右方向に移動し、また
加工駆動装置5から被加工物3の加工部にレーザービー
ム6が照射され、集塵機本体13は吸引案内部材10を
介して被加工物3から発生した埃物質8を吸引する。こ
の時加工空間領域9に対する集塵機の吸引能力が正常で
あれば、当然、検知手段15は正常な信号aをコンピュ
ータ20に送り続ける。したがって、埃物質8は加工駆
動装置5のf−θレンズ7に達する前に案内部材13の
ダクト11に吸い込まれる。
【0023】しかして、今仮に加工空間領域9に対する
集塵機の吸引能力が異常になったと想定する。このよう
な場合には、検出手段15は集塵機の異常信号bを検出
する。この異常信号bは比較判定回路29で判定される
S2が、判定結果が「黒:Yes」であれば、主制御部
21は異常判定信号cを出力制御部28に送る。この時
主制御部21は、記憶手段23の一時停止機能(手段)
24aに基づき、本実施例ではレーザー発振器5A及び
各駆動源1a,5a,13aを一時停止させる信号も出
す。これによりレーザー発振器5A及び各駆動源が同期
的に一時停止するS3。なお、発明の特定要件との関係
では、この場合、前述したように主制御部21は、少な
くともレーザー発振器5Aを一時停止させる信号を出力
すれば良い。ここで「一時停止」とは、制御プログラム
24の進行中に、比較判定回路29の判定結果に基づき
各駆動源に対して自動的にそれらの駆動(実際にはプロ
グラムの流れ)を止めるものであり、当該一時停止を解
除すれば(つまりプログラムの流れを再開すれば)、停
止した時点から元の流れに復旧することを言う。そう意
味で、本実施例では入力手段27を介して強制的にプロ
グラムの流れを止めてしまう場合は除かれる。この時同
時に表示手段30はエラーメッセーシを表示しS4、ま
た報知手段のブザー31が鳴り響くS5。
【0024】そこで、ユーザは、案内部材10や集塵機
本体13の点検・掃除などを行うS6。この時ユーザは
入力手段26等を介して表示手段30のエラーメッセー
シを解除し、またブザー31を停止させることができ
る。集塵機が正常になると、機械並びに装置の一時停止
が自動的に解消される状態(復帰可能な状態)になる。
そこで、ユーザは、集塵機の点検・清掃を行った後に入
力手段27を利用して運転再開のキーをONにするS
7。このON信号が主制御部21に入ると、主制御部2
1は記憶手段23の一時停止解除機能(手段)24bに
基つき、レーザー発振器5A、各駆動源の一時停止を解
除する。この解除信号が表示手段30に流れると、レー
ザー発振器5A及び各駆動源の再起動と同時に表示手段
30のエラーメッセーシの表示が自動的に消滅する。
【0025】
【実施例】検出手段としては、空気圧センサ、空気流量
センサなどを掲げることができる。こせらの検出手段
は、案内部材10の空気圧力、空気流量などを検出する
ことができる。検出手段15は集塵機本体13に取付け
ても良い。要は加工空間領域9内の集塵能力の低下を検
出することができれば良い。図4は検出手段の取付け箇
所の異なる実施例を示す。この実施例は、吸引案内部材
10Aに大気を吸入する枝状の大気吸引管40を一体的
に設け、この大気吸引管40に検出手段15Aを設けて
いる。つまり、この実施例はスパッタ吸引口ではなく、
通常の大気吸引口にセンサを取付けている。このように
構成すると、クリーンなエアーでセンシングする為に、
センサにスパッタが付着せず、長期的にセンシングをす
ることができると言う利点かある。
【0026】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
にあっては、次に列挙するような効果がある。 (1)加工空間領域内の集塵能力が低下した場合に、少
なくともレーザー加工機のレーザー発振器を自動的に一
時停止させ、よって、被加工物の不良品を生じさせない
ことができる。 (2)検出手段と、予めコンピュータの記憶手段に格納
した基準データとを比較・判定回路を有するコンピュー
タさえあれば良い。しかも、前記検出手段は集塵機に取
付けるので、被加工物の不良品を生じさせないという発
明の目的を、レーザー加工機の有効スペースに制約を与
えず、かつ、安価な費用で達成することができる。 (3)特に、レーザー加工機がガルバノミラー駆動装置
を搭載したレーザー加工機の場合には、f−θレンズの
破壊を未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
図1乃至図3は本発明の一実施例を示す各説明図。
【図1】発明の実施形態の一例を示す概略説明図。
【図2】全体のハードウェアー構成図。
【図3】各駆動源の起動からそれらの再起動までのフロ
ーチャート。
【図4】検出手段の取付け箇所の異なる実施例を示す概
略説明図。
【図5】従来の問題点を解説するための概略説明図。
【符号の説明】
X…集塵能力低下検出装置、1…工作機械(レーザー加
工機)、1a…レーザー加工機の駆動源、2…ワークテ
ーブル、3…被加工物、4…機枠、5A…レーザー発振
器、5…加工駆動装置(ガルバノミラー駆動装置)、5
a…加工駆動装置の駆動源、6…レーザービーム、7…
f−θレンズ、8…埃物質(煙やスパッタ)、9…加工
空間領域、10,10A…吸引案内部材、11…ダク
ト、12…可撓性ホース、13…集塵機本体、13a…
集塵機本体の駆動源、14…、15,15A…検出手
段、20…コンピュータ、21…主制御部、22…演算
回路、23…記憶装置、24…制御プログラム、24a
…一時停止機能、25…データファイル、25a…基準
データ、26…入力制御部、27…入力手段、28…出
力制御部、29…比較・判定回路、30…表示装置(C
RT)、31…報知手段、40大気吸引管…。a…正常
信号、b…異常信号、c…異常判定信号。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 埃物質を吸収することができるように集
    塵機を構成する吸引案内部材の吸入口を、被加工物と加
    工駆動装置のレンズとの加工空間領域に臨むように配設
    し、また集塵機本体或いは吸引案内部材に加工空間領域
    内の集塵能力の低下を検出する検出手段を取付け、比較
    ・判定回路が、該検知手段からの異常信号を判別した時
    に、コンピュータは、前記加工駆動装置に向かってレー
    ザービームを発射するレーザー発振器を自動的に停止さ
    せることを特徴とする工作機械の加工空間領域内の集塵
    能力低下検出装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に於いて、記憶手段23の基準
    データ25aは、検出手段15で検出される負圧、流
    量、風速のいずれか、又はこれらを組み合わせた物理量
    に対応していることを特徴とする工作機械の加工空間領
    域内の集塵能力低下検出装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に於いて、加工駆動装置5は、
    f−θレンズを有するガルバノミラー駆動装置であるこ
    とを特徴とする工作機械の加工空間領域内の集塵能力低
    下検出装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に於いて、吸引案内部材10
    は、加工空間領域に向けるように配設されたダクト11
    と、このダクト11に先端部が取付けられ、一方、後端
    部が集塵機本体13に連結された可撓性ホース12とか
    ら成ることを特徴とする工作機械の加工空間領域内の集
    塵能力低下検出装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に於いて、吸引案内部材10に
    大気を吸入する枝状の大気吸引管が一体的に設けられ、
    この大気吸引管に検出手段が設けられていることを特徴
    とする工作機械の加工空間領域内の集塵能力低下検出装
    置。
  6. 【請求項6】 加工中、ワークテーブル2上の被加工物
    3から発生する埃物質8を吸収することができるように
    吸引案内部材10の吸入口が、被加工物3と加工駆動装
    置5のレンズ7との加工空間領域9に臨むように配設さ
    れ、かつ、吸引用の駆動源13aを有する集塵機本体1
    3と、この集塵機本体13或いは吸引案内部材10に取
    付けられ、前記加工空間領域9内の集塵能力の低下を検
    出する検出手段15と、この検出手段に接続され、か
    つ、入力・出力制御部26,28を有するコンピュータ
    20とを備え、前記出力制御部28は、前記検知手段1
    5が検出した異常信号bを、比較・判定回路29が記憶
    手段23に予め格納された基準データ25aに基づき異
    常であるとの判定をした場合に、少なくともレーザー発
    振器を自動的に停止させることを特徴とする工作機械の
    加工空間領域内の集塵能力低下検出装置。
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