JP2014120484A - 電気コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】端子金具の保持力向上を図ることができる電気コネクタを提供する。
【解決手段】電気コネクタ100は、端子金具10を挿入するために形成された複数の端子保持溝32と、端子保持溝32に挿入された端子金具10に設けられた第一係止部11に係止する離脱防止用の一次係止部31を有するハウジング30と、ハウジング30に一体的に設けられ端子保持溝32に挿入された端子金具10に設けられた第二係止部12に係止する離脱防止用の二次係止部62を有するリヤホルダ60とを備え、リヤホルダ60の正面に、端子金具10の第二係止部12の背面に設けられた凸部16が嵌入可能な凹部67が設けられている。
【選択図】図2

Description

本発明は、回路基板とワイヤハーネスとを電気的に接続する手段として前記ワイヤハーネス側に使用する電気コネクタに関する。
回路基板とワイヤハーネスとの電気的接続手段である電気コネクタについては、従来、様々な構造、機能を有するものが提案されているが、コネクタハウジングに挿入される端子金具の保持力を向上させるため、端子金具を二重係止する機構を備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1記載の「電気コネクタ」は、コネクタハウジング内に形成された複数の端子収容室に端子金具の後抜けを防止するランスを設けた電気コネクタにおいて、二重係止用のリヤホルダに設けられた各係止片の側面に仮係止突起を設け、この仮係止突起によって外周壁を挟むようにしてリヤホルダを係止させることで、そのリヤホルダの係止片が端子金具の挿入路域内に張り出すことなく、リヤホルダを仮係止することができる、というものである。
特開平7−211380号公報
特許文献1記載の「電気コネクタ」においては、コネクタハウジングに形成された複数の端子収容室内に収容された端子金具を二重係止する手段として、ランス及びリヤホルダが設けられているが、端子収容室に収容された端子金具の保持力が不十分な面がある。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、端子金具の保持力向上を図ることができる電気コネクタを提供することにある。
本発明に係る電気コネクタは、端子金具を挿入するために形成された複数の端子保持溝と、前記端子保持溝に挿入された前記端子金具に設けられた第一係止部に係止する離脱防止用の一次係止部を有するハウジングと、前記ハウジングに一体的に設けられ前記端子保持溝に挿入された前記端子金具に設けられた第二係止部に係止する離脱防止用の二次係止部を有するリヤホルダとを備え、前記リヤホルダの正面に、前記端子金具の第二係止部の背面に設けられた凸部が嵌入可能な凹部を設けたことを特徴とする。
このような構成とすれば、端子金具の第二係止部とリヤホルダの正面部分との当接面積を広く確保することができるので、端子金具の保持力向上に有効である。
ここで、前記リヤホルダを回動させて前記ハウジングに重ね合わせたとき前記リヤホルダと前記ハウジングとを接合する凹凸嵌合機構を設けることもできる。
このような構成とすれば、ハウジングの端子保持溝に端子金具を挿入した後、リヤホルダを回動させてハウジングに重ね合わせれば、前記凹凸嵌合機構によって両者が一体的に接合されるので、組み立て作業が容易となり、コネクタ全体の低背化を図ることもできる。また、端子保持溝に挿入された端子金具の第一係止部及び第二係止部は、それぞれ、ハウジングの一次係止部及びリヤホルダの二次係止部によって二重係止されるため、端子金具を安定保持することもできる。
ここで、前記リヤホルダが回動前の状態において、前記ハウジングと前記リヤホルダとが鈍角をなすような形状とすることができる。
このような構成とすれば、ハウジングに形成された端子保持溝に端子金具を挿入する工程において、リヤホルダが挿入作業を邪魔しなくなるので、組み立て作業性が向上する。
前記凹凸嵌合機構は、前記ハウジングの前記端子保持溝を形成する隔壁に設けられた第一凸部と、前記第一凸部を嵌入させるため前記リヤホルダに設けられた第一凹部とで構成することができる。
このような構成とすれば、コネクタ全体の低背化を図りながら、端子金具を強固に保持することができる。
また、前記凹凸嵌合機構は、前記リヤホルダの側面に設けられた第二凸部と、前記第二凸部を嵌入させるため前記ハウジングに設けられた第二凹部とで構成することができる。
このような構成とすれば、リヤホルダをハウジングに接合したときのガタを無くすことができ、リヤホルダを確実に接合することができる。
この場合、前記第二凹部が、前記ハウジングに設けられた可撓性の起立壁に前記第二凸部が嵌入可能な状態で開設された穴部であることが望ましい。
このような構成とすれば、リヤホルダをハウジングに接合した後、両者を引き離すような外力が加わったとき、前記第二凹部である起立壁の穴部が破損するのを防止することができる。
さらに、前記凹凸嵌合機構を、前記リヤホルダの正面に設けられた第三凸部と、前記第三凸部を嵌入させるため前記ハウジングに設けられた第三凹部とで構成することが望ましい。
このような構成とすれば、ハウジングに接合されたリヤホルダに浮きが発生するのを防止することができる。
一方、前記端子保持溝に挿入された前記端子金具に前記挿入方向と逆方向の外力が加わったとき、前記隔壁の前記第一凸部に当接して前記端子金具の離脱を阻止するストッパ部を前記リヤホルダに開設された穴部に設けることができる。
このような構成とすれば、組み立てが完了した当該電気コネクタの端子金具に挿入方向と逆方向の外力(引張力)が加わったときに端子金具が端子保持溝から抜けるのを防止することができる。なお、前記ストッパ部の形状は、先端部分が鈍角をなす突形状とすることが望ましく、このような形状とすれば、ストッパ部に押圧力が加わったときに圧潰するのを防止することができる。
本発明により、端子金具の保持力向上を図ることができる電気コネクタを提供することができる。
本発明の実施形態である電気コネクタを示す斜視図である。 図1に示す電気コネクタの分解斜視図である。 図2中の矢線P方向から見た一部切欠側面図である 図2中に示す電気コネクタ用端子金具の斜視図である。 図1に示す電気コネクタの平面図である。 図5中のA−A線における一部省略斜視断面図である。 図5中のB−B線における一部省略斜視断面図である。 図7の一部拡大図である。 図1に示す電気コネクタの組み立て途中の状態を背面斜め方向から見た一部省略斜視図である。 図5中のA−A線における断面図である。 図10の一部拡大図である。 図4中のX−X線における一部省略断面図である。 図1に示す電気コネクタの組み立て途中の状態を正面斜め方向から見た一部省略斜視図である。 図4中の矢線Yで示す領域を示す一部省略斜視図である。 図5中のC−C線における断面図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態について説明する。図1〜図3に示すように、本実施形態の電気コネクタ100は、電気コネクタ用端子金具10(以下、「端子金具10」と略記する。)を挿入するために形成された複数の端子保持溝32と、各端子保持溝32に挿入された端子金具10の第一係止部11に係止する離脱防止用の一次係止部31とを有するハウジング30、及び、ハウジング30にヒンジ部61を介して一体的に設けられ端子保持溝32に挿入された端子金具10の第二係止部12に係止する離脱防止用の二次係止部62を有するリヤホルダ60を備え、ヒンジ部61を中心にリヤホルダ60を回動させてハウジング30の上面に重ね合わせたときリヤホルダ60とハウジング30とを接合するための第一凹凸嵌合機構、第二凹凸嵌合機構及び第三凹凸嵌合機構が複数個所に設けられている。
図4に示すように、端子金具10は、他部材である相手端子が挿入可能な略四角筒形状のコンタクト13と、電気ケーブル20を接続するためコンタクト13の基端部分に設けられた圧着部14とを備え、コンタクト13の先端側の上面に略四角形状に突出した第一係止部11が突設され、コンタクト13の基端側の上面に略四角形状に突出した第二係止部12が突設されている。端子金具10は、導電性を有する金属板にプレス加工及び曲げ加工などを施すことによって形成されている。
図2,図3に示すように、ヒンジ部61を中心にリヤホルダ60を回動させる前の状態において(ハウジング30、ヒンジ部61及びリヤホルダ60の成形後の状態において)、ハウジング30とリヤホルダ60との挟角Rが鈍角をなしている。本実施形態では、挟角Rを約135度程度に設定しているが、これに限定するものではない。
図2,図5,図6に示すように、前記第一凹凸嵌合機構として、ハウジング30の端子保持溝32を形成する隔壁33の上面に突設された第一凸部34と、第一凸部34を嵌入させるためリヤホルダ60に開設された第一凹部である穴部63とを備えている。後述するように、リヤホルダ60を、ヒンジ部61を中心に回動させることによってハウジング30に重ね合わせて押圧すると、ハウジング30の第一凸部34がリヤホルダ60の穴部63に嵌入して、リヤホルダ60とハウジング30とが重なり合った状態で接合される。これにより、電気コネクタ100の低背化を図りながら、端子保持溝32に挿入された端子金具10を強固に保持することができる。
また、図2,図9に示すように、前記第二凹凸嵌合機構として、リヤホルダ60の側面に突設された第二凸部64と、第二凸部64を嵌入させるためハウジング30に開設された第二凹部である片脚門型状の穴部35とを備えている。穴部35は、ハウジング30に設けられた可撓性の起立壁36に第二凸部64が嵌入可能な状態で開設されている。後述するように、ヒンジ部61を中心にリヤホルダ60を回動させてハウジング30に重ね合わせて押圧すると、第二凸部64が起立壁36内面に沿って摺動することによって穴部35近傍の起立壁36がハウジング30の横方向に拡幅するように弾性変形した後、第二凸部64が穴部35内に嵌入する。これにより、リヤホルダ60がハウジング30に確実に係止され、係止後のガタも生じない。また、係止後、リヤホルダ60をハウジング30から引き離すような外力が加わった際に穴部35が破損するのを防止することができる。
さらに、図3,図6に示すように、前記第三凹凸嵌合機構として、リヤホルダ60の正面に設けられた第三凸部65と、第三凸部65を嵌入させるためハウジング30の一次係止部31の背面下方に設けられた第三凹部37とを備えている。後述するように、ヒンジ部61を中心にリヤホルダ60を回動させてハウジング30に重ね合わせて押圧すると、リヤホルダ60の第三凸部65がハウジング30の第三凹部37内に嵌入するので、リヤホルダ60がハウジング30に確実に係止され、係止後のガタや浮きも生じない。
次に、図6,図7,図8に示すように、端子保持溝32に挿入された端子金具10に挿入方向(図3中の矢線Q方向)と逆方向の外力が加わったとき、隔壁33の第一凸部34に当接して端子金具10の離脱を阻止するストッパ部66がリヤホルダ60の穴部63の正面側の内周に突設されている。図8に示すように、ストッパ部66の垂直断面は第一凸部34に向かって凸の山形形状をなしており、その頂角は90度以上に形成されているが、これに限定するものではない。なお、リヤホルダ60の穴部63の正面側とは、ハウジング30にリヤホルダ60を重ね合わせて接合した状態において端子金具10の挿入方向(図3中の矢線Q方向)の先頭側をいい、これと180度反対側を背面側という。
また、図4,図10,図11及び図12に示すように、端子金具10の第一係止部11の背面側に、端子金具10のコンタクト13内に他部材である相手端子50が挿入されて天井部17が押圧されたとき、当該天井部17に当接する係止突起15が、端子金具10の軸心10cに向かって凸状をなすように形成されている。従って、後述するように、端子金具10のコンタクト13内に挿入された相手端子50とコンタクト13との電気的接続を確実にすることができる。
さらに、図1,図4,図13,図14に示すように、リヤホルダ60をハウジング30に接合した状態において当該リヤホルダ60の正面側(端子金具10の挿入方向(図3中の矢線Q方向)の先頭側)に位置する部分に、端子金具10の第二係止部12の背面に設けられた凸部16が嵌入可能な凹部67が設けられている。従って、端子保持溝23に挿入された端子金具10の凸部16がリヤホルダ60の凹部67に嵌入することにより、両者が当接する部分の面積を広く確保することができるため、端子金具10の保持力を向上させることができる。なお、凸部16は、端子金具10の第二係止部12を構成する金属板材の背面側に形成された舌片状部分を軸心10cに向かって垂下させることによって形成されているが、これに限定するものではない。
一方、図15に示すように、電気コネクタ100を構成するハウジング30と接続される他部材である雄ハウジング70に着脱可能に係止するためハウジング30の上面に弾性的に起伏可能に設けられたロックアーム38の押圧操作面38aと、ロックアーム38の起立方向の変形を防止する門型のロックガード部39の最上面39aとが略同一平面Sに位置するように配置されている。なお、押圧操作面38aと最上面39aとは同一平面に位置することに限定しないので、押圧操作面38aを最上面39aより低い位置に配置してもよい。
図1に示す電気コネクタ100は、図2,図3に示すように、ハウジング30の端子保持溝32に端子金具10を挿入した後、リヤホルダ60を回動させてハウジング30に重ね合わせて押圧すれば、前述した第一凹凸嵌合機構,第二凹凸嵌合機構及び第三凹凸嵌合機構により、リヤホルダ60とハウジング30とが一体的に接合されるので、組み立て作業は容易であり、コネクタ全体の低背化を図ることができる。
また、図3に示すように、ヒンジ部61を中心にリヤホルダ60を回動させる前の状態においては、ハウジング30の背面側上方で傾斜した姿勢をなすリヤホルダ60は、ヒンジ部61を中心にハウジング30と鈍角をなすように形成されているため、ハウジング30の背面側から端子保持溝32に端子金具10を挿入する工程において、リヤホルダ60が挿入作業を妨げることがなく、組み立て作業性も良好である。
端子保持溝32に挿入された端子金具10の第一係止部11及び第二係止部12は、それぞれ、ハウジング30の一次係止部31及びリヤホルダ60の二次係止部62によって二重係止されるため、端子金具10を安定保持することができる。
第一凹凸嵌合機構として、ハウジング30の隔壁33に設けられた第一凸部34と、リヤホルダ60に設けられた第一凹部である穴部63とを備えているため、電気コネクタ100全体の低背化を図りながら、端子金具10を強固に保持することができる。
第二凹凸嵌合機構として、リヤホルダ60の側面に設けられた第二凸部64と、ハウジング30の起立壁36に開設された第二凹部である穴部35とを備えているため、リヤホルダ60をハウジング30に接合したときのガタを無くすことができ、リヤホルダ60を確実に接合することができる。起立壁36は弾性的な可撓性を有しているので、組み立て後、リヤホルダ60とハウジング30とを引き離すような外力が加わったとき、起立壁36の穴部35が破損し難いという長所がある。
さらに、第三凹凸嵌合機構として、リヤホルダ60の正面に設けられた第三凸部65と、ハウジング30の背面下方に設けられた第三凹部37とを備えているため、ハウジング30に接合されたリヤホルダ60に浮きが発生するのを防止することができる。
一方、リヤホルダ60の穴部63にストッパ部66が設けられているため、電気コネクタ100の端子金具10に挿入方向と逆方向の外力(引張力)が加わったときに端子金具10が端子保持溝32から抜けるのを防止することができる。また、ストッパ部66の先端部分は鈍角をなしているため、ストッパ部66に押圧力が加わったときに圧潰するのを防止することができる。
図11,図12に示すように、端子金具10の第一係止部11には、端子金具10の軸心10cに向かって凸状をなす係止突起15が設けられ、この係止突起15はその下方(軸心10c寄りの部分)に位置する天井部17に当接可能な状態に配置されている。従って、端子金具10のコンタクト13内に相手端子50が挿入され、天井部17が押し上げられたとき、係止突起15が天井部17に当接して天井部17の浮きが防止され、相手端子50が確実に押圧接触されるので、保持力が高まり、確実な電気的接続を得ることができる。また、係止突起15を設けたことにより、端子金具10の第一係止部11の背面側が、ハウジング30の一次係止部31の正面側に当接したときの接触面積を広く確保することができるので、保持力の向上に有効である。
また、図13,図14に示すように、リヤホルダ60の正面には、端子金具10の第二係止部12の背面に垂下状に設けられた舌片形状の凸部16が嵌入可能な段差状の凹部67が設けられている。従って、図10に示すように端子保持溝32に挿入された端子金具10に挿入方向と逆方向の外力(引張力)が加わって端子金具10の第二係止部12の背面側がリヤホルダ60の正面側に当接したとき、端子金具10の第二係止部12の凸部16と、リヤホルダ60の凹部67とが嵌合して接触面積を広く確保することができ、端子金具10の保持力向上に有効である。
さらに、図15に示すように、ハウジング30の上面において、ロックアーム38の押圧操作面38aと、ロックガード部39の最上面39aとが略同一平面Sに位置するように配置されているため、コネクタ全体の低背化を図る上で有効である。また、ロックアーム38に押し上げ力(押圧操作面38aが上昇する方向の力)が加わってロックアーム38が上方に撓んだとき、従来のコネクタより低位置に形成されたロックガード部39の下面にロックアーム38が当接して、それ以上の撓みが阻止されるので、ロックアーム38の変形や破損を防止することができる。また、ロックガード部39の最上面39aが従来のコネクタよりも低位置にあるため、電気コネクタ100及び雄ハウジング70と、その上方に配置されるユニットフレーム80や別ユニット81との間に生じる無駄なスペースを無くすことができる。
なお、図1〜図15に基づいて説明した電気コネクタ100は本発明の一例を示すものであり、本発明の電気コネクタ100は前述した電気コネクタ100に限定されない。
本発明の電気コネクタ及び電気コネクタ用端子金具は、回路基板とワイヤハーネスとを電気的に接続する手段として、電子・電気機器産業や自動車産業などの各種産業分野において広く利用することができる。
10 端子金具
10c 軸心
11 第一係止部
12 第二係止部
13 コンタクト
14 圧着部
15 係止突起
16 凸部
17 天井部
20 電気ケーブル
30 ハウジング
31 一次係止部
32 端子保持溝
33 隔壁
34 第一凸部
35 穴部(第二凹部)
36 起立壁
37 第三凹部
38 ロックアーム
38a 押圧操作面
39 ロックガード部
39a 最上面
50 相手端子
60 リヤホルダ
61 ヒンジ部
62 二次係止部
63 穴部(第一凹部)
64 第二凸部
65 第三凸部
66 ストッパ部
67 凹部
70 雄ハウジング
80 ユニットフレーム
81 別ユニット
100 電気コネクタ
Q 矢線
R 挟角
S 平面

Claims (8)

  1. 端子金具を挿入するために形成された複数の端子保持溝と、前記端子保持溝に挿入された前記端子金具に設けられた第一係止部に係止する離脱防止用の一次係止部を有するハウジングと、前記ハウジングに一体的に設けられ前記端子保持溝に挿入された前記端子金具に設けられた第二係止部に係止する離脱防止用の二次係止部を有するリヤホルダとを備え、前記リヤホルダの正面に、前記端子金具の第二係止部の背面に設けられた凸部が嵌入可能な凹部を設けた電気コネクタ。
  2. 前記リヤホルダを回動させて前記ハウジングに重ね合わせたとき前記リヤホルダと前記ハウジングとを接合する凹凸嵌合機構を設けた請求項1記載の電気コネクタ。
  3. 前記リヤホルダが回動前の状態において、前記ハウジングと前記リヤホルダとが鈍角をなす請求項1または2記載の電気コネクタ。
  4. 前記凹凸嵌合機構が、前記ハウジングの前記端子保持溝を形成する隔壁に設けられた第一凸部と、前記第一凸部を嵌入させるため前記リヤホルダに設けられた第一凹部とで構成された請求項2または3記載の電気コネクタ。
  5. 前記凹凸嵌合機構が、前記リヤホルダの側面に設けられた第二凸部と、前記第二凸部を嵌入させるため前記ハウジングに設けられた第二凹部とで構成された請求項2〜4のいずれかに記載の電気コネクタ。
  6. 前記第二凹部が、前記ハウジングに設けられた可撓性の起立壁に前記第二凸部が嵌入可能な状態で開設された穴部である請求項5記載の電気コネクタ。
  7. 前記凹凸嵌合機構が、前記リヤホルダの正面に設けられた第三凸部と、前記第三凸部を嵌入させるため前記ハウジングに設けられた第三凹部とで構成された請求項2〜6のいずれかに記載の電気コネクタ。
  8. 前記端子保持溝に挿入された前記端子金具に前記挿入方向と逆方向の外力が加わったとき、前記隔壁の前記第一凸部に当接して前記端子金具の離脱を阻止するストッパ部を前記リヤホルダに開設された穴部に設けた請求項1〜7のいずれかに記載の電気コネクタ。
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