JP2014118003A - 車載機および車載システムならびに表示制御方法 - Google Patents

車載機および車載システムならびに表示制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】端末装置側アプリに基づく画面を車載機側に表示させる際のユーザストレスの緩和と端末装置メーカ側がアピールしたい画面の表示との均衡を図ることができる「車載機および車載システムならびに表示制御方法」を提供すること。
【解決手段】連携状態が確立されている場合に、端末装置2側で実行中のアプリを記憶する装置14と、連携状態の終了・その後の再開を検出する装置15と、前記終了・前記再開が検出され且つ所定の条件が満足されている場合に、装置14に記憶された前記終了の直前における前記実行中のアプリに基づく画面を表示させるための制御を行う装置16と、前記終了・前記再開が検出され且つ前記所定の条件が満足されていない場合に、連携状態における初期画面を表示させるための制御を行う装置17とを備えたこと。
【選択図】図1

Description

本発明は、車載機および車載システムならびに表示制御方法に係り、特に、端末装置側のアプリケーションに基づく画面を車載機側で表示するのに好適な車載機および車載システムならびに表示制御方法に関する。
従来から、車載機(ヘッドユニット)には、他の機器との連携によって利便性を向上させるための種々の技術が導入されてきた(例えば、特許文献1参照)。
最近では、電話中心の車載接続ソリューションのイノベーションを世界規模で促進する組織であるカー・コネクティビティー・コンソーシアムにより、スマートフォン等の携帯端末と車載機とを連携させるためのインターフェース規格として、「ミラーリンク(MirrorLink:登録商標)」が発表された。
このミラーリンクによれば、携帯端末側のアプリケーションに基づく画像を車載機の表示部に表示させ、車載機の操作部(タッチパネル等)によって当該アプリケーションを操作することができる。
また、このようなミラーリンクにおいて、車載機側から指定可能なアプリケーションのカテゴリは、ホーム/スタートアップ(初期画面)、メニュー、ミュージック、ナビゲーション等複数あるが、基本的には1つのアプリケーションしか起動することができない。
そして、ミラーリンクのフルコントロールを実現するにあたっては、車載機側にフルコントロールの入口(画面上の操作ボタン等)を用意し、この入口が選択された場合に、ホーム/スタートアップを起動されていた。すなわち、このホーム/スタートアップが、車載機側から携帯端末側の全アプリケーション(ミラーリンクに対応するアプリケーション)を操作できる画面となっていた。
ここで、図13は、従来例として、ミラーリンクによって車載機1および携帯端末2に表示されていた画面の遷移例を示したものである。
すなわち、まず、車載機1と携帯端末2との間にミラーリンクが確立された状態において、車載機1においてフルコントロールの入口が選択されると、携帯端末2に記憶されたアプリケーションに基づいて、ホーム/スタートアップ画面が表示される(STEP131)。
次いで、ホーム/スタートアップ画面において、メニューが指定されると、メニュー画面が表示される(STEP132)。
次いで、メニュー画面において、ナビゲーション機能としての自車位置周辺の地図の表示(ロケーション)が指定されると、当該地図が表示される(STEP133)。
次いで、車両のAccがオフにされ(STEP134)、その後にAccがオンにされると(STEP135)、ホーム/スタートアップ画面が表示される(STEP136)。
このSTEP136は、STEP134およびSTEP135におけるAccのオフおよびその後のオンをトリガとして、車載機1から携帯端末2に対して、ホーム/スタートアップ画面の起動が自動的に指示されたことによるものである。
次いで、STEP136のホーム/スタートアップ画面において、再びメニューが指定されてメニュー画面が表示され(STEP137)、このメニュー画面において再び地図の表示が指定されると、STEP134におけるAccのオフ直前に表示されていた地図が再び表示される(STEP138)。
特開2008−298476号公報
しかしながら、図13に示したように、従来は、Accのオフおよびその後のオンが行われる度毎にホーム/スタートアップ画面が起動されていたため、例えば、ナビゲーションの画面を表示させた状態でコンビニ等に立ち寄って降車時にAccをオフにした後に、再乗車してAccを再びオンにした場合に、当該ナビゲーションの画面を再度表示させるためには、ホーム/スタートアップ画面からの画面操作を開始しなければならなかった。
一方で、ホーム/スタートアップ画面は、ミラーリンクに対応する携帯端末メーカ側が宣伝効果等を狙って可及的に多くの機会に表示させてアピールしたい画面であるという事実も考慮する必要がある。
本発明は、このような点に鑑みなされたものであり、端末装置側のアプリケーションに基づく画面を車載機側に表示させる際に、ユーザストレスの緩和と端末装置メーカ側の画面アピールの要求との双方を考慮した表示を行うことができる車載機および車載システムならびに表示制御方法を提供することを目的とするものである。
前述した目的を達成するため、本発明に係る車載機は、表示部および操作部を備え、所定の端末装置との間で、当該端末装置側のアプリケーションに基づく画面を前記表示部に表示して当該アプリケーションを前記操作部によって操作することが可能な所定の連携状態を確立可能とされた車載機であって、前記連携状態が確立されている場合に、前記端末装置側で実行中の前記アプリケーションを記憶する記憶装置と、前記連携状態の終了およびその後の再開を検出する第1の検出装置と、この第1の検出装置によって前記終了および前記再開が検出された場合であって、所定の条件が満足されている場合に、前記端末装置に対して、前記記憶装置によって記憶された前記終了の直前における前記実行中のアプリケーションに基づく画面を前記表示部に表示させるための制御を行う第1の表示制御装置と、前記第1の検出装置によって前記終了および前記再開が検出された場合であって、前記所定の条件が満足されていない場合に、前記端末装置に対して、原則的に、前記連携状態における初期画面を前記表示部に表示させるための制御を行う第2の表示制御装置とを備えたことを特徴としている。
また、本発明に係る車載システムは、車載機および端末装置を備え、前記車載機と前記端末装置との間で、当該端末装置側のアプリケーションに基づく画面を前記車載機の表示部に表示して当該アプリケーションを前記車載機の操作部によって操作することが可能な所定の連携状態を確立可能とされた車載システムであって、前記車載機は、前記連携状態が確立されている場合に、前記端末装置側で実行中の前記アプリケーションを記憶する記憶装置と、前記連携状態の終了およびその後の再開を検出する第1の検出装置と、この第1の検出装置によって前記終了および前記再開が検出された場合であって、所定の条件が満足されている場合に、前記端末装置に対して、前記記憶装置によって記憶された前記終了の直前における前記実行中のアプリケーションに基づく画面を前記表示部に表示させるための制御を行う第1の表示制御装置と、前記第1の検出装置によって前記終了および前記再開が検出された場合であって、前記所定の条件が満足されていない場合に、前記端末装置に対して、原則的に、前記連携状態における初期画面を前記表示部に表示させるための制御を行う第2の表示制御装置とを備えたことを特徴としている。
さらに、本発明に係る表示制御方法は、表示部および操作部を備え、所定の端末装置との間で、当該端末装置側のアプリケーションに基づく画面を前記表示部に表示して当該アプリケーションを前記操作部によって操作することが可能な所定の連携状態を確立可能とされた車載機において、前記表示部への画面の表示を制御するための表示制御方法であって、前記連携状態が確立されている場合に、前記端末装置側で実行中の前記アプリケーションを記憶する第1のステップと、前記連携状態の終了およびその後の再開を検出する第2のステップと、この第2のステップにおいて前記終了および前記再開が検出された場合であって、所定の条件が満足されている場合に、前記第1のステップにおいて記憶された前記終了の直前における前記実行中のアプリケーションに基づく画面を前記表示部に表示させる第3のステップと、前記第2のステップにおいて前記終了および前記再開が検出された場合であって、前記所定の条件が満足されていない場合に、前記連携状態における初期画面を前記表示部に表示させる第4のステップとを含むことを特徴としている。
そして、このような本発明によれば、連携状態の終了およびその後の再開があった場合において、所定の条件が満足されている場合には、当該終了の直前に実行されていたアプリケーションに基づく画面を表示部に表示させることができ、所定の条件が満足されていない場合には、連携状態における初期画面を表示部に表示させることができるので、連携状態の終了およびその後の再開の度ごとに初期画面が表示されることによるユーザストレスを緩和することができ、その一方で、端末装置メーカ側がアピールしたい初期画面の表示の機会も確保することができる。
さらに、本発明の車載機および車載システムにおいて、前記所定の条件は、前記第1の検出装置による前記終了の検出から前記再開の検出までの時間が所定時間以内であることを含んでもよい。同様に、本発明の表示制御方法において、前記所定の条件は、前記第2のステップにおける前記終了の検出から前記再開の検出までの時間が所定時間以内であることを含んでもよい。
そして、このような本発明によれば、連携状態の終了から再開までの時間が比較的短い場合には、当該終了の直前に実行されていたアプリケーションに基づく画面を表示させることができ、当該終了から当該再開までの時間が比較的長い場合には、初期画面を表示させることができる。
さらにまた、本発明の車載機および車載システムにおいて、 前記連携状態が確立されている場合において前記初期画面の表示の終了を検出する第2の検出装置を備え、前記所定の条件は、前記第2の検出装置による前記初期画面の表示の終了の検出から前記第1の検出装置による前記再開の検出までの時間が所定時間以内であることを含んでもよい。同様に、本発明の表示制御方法において、前記連携状態が確立されている場合において前記初期画面の表示の終了を検出する第5のステップを含み、前記所定の条件は、前記第5のステップにおける前記初期画面の表示の終了から前記第2のステップにおける前記再開の検出までの時間が所定時間以内であることを含んでもよい。
そして、このような本発明によれば、初期画面の表示の終了から連携状態の再開までの時間が比較的短い場合には、連携状態の終了の直前に実行されていたアプリケーションに基づく画面を表示させることができ、初期画面の表示の終了から連携状態の再開までの時間が比較的長い場合には、初期画面を表示させることができる。
また、本発明の車載機および車載システムにおいて、前記所定の条件は、前記第1の検出装置による前記終了の検出が行われた地点が所定の地点であってもよい。同様に、本発明の表示制御方法において、前記所定の条件は、前記第2のステップにおける前記終了の検出が行われた地点が所定の地点であることを含んでもよい。
そして、このような本発明によれば、連携状態が終了した地点が所定の地点である場合には、当該終了の直前に実行されていたアプリケーションに基づく画面を表示させることができ、連携状態が終了した地点が所定の地点でない場合には、初期画面を表示させることができる。
さらに、本発明の車載機において、前記所定の地点は、店舗を含んでもよい。
そして、このような本発明によれば、連携状態が終了した地点が店舗である場合には、当該終了の直前に実行されていたアプリケーションに基づく画面を表示させることができ、連携状態が終了した地点が店舗でない場合には、初期画面を表示させることができる。
さらにまた、本発明の車載機および車載システムにおいて、前記所定の条件は、前記第1の検出装置による前記再開の検出の際に前記端末装置において前記終了の直前における実行中のアプリケーションと異なるアプリケーションが実行されていないことを含み、前記第2の表示制御装置は、前記再開の検出の際に前記異なるアプリケーションが実行されている場合には、前記端末装置に対して、例外的に、前記異なるアプリケーションに基づく画面を前記表示部に表示させるための制御を行ってもよい。同様に、本発明に係る表示制御方法において、前記所定の条件は、前記第2のステップにおける前記再開の検出の際に前記端末装置において前記終了の直前における実行中のアプリケーションと異なるアプリケーションが実行されていないことを含み、前記再開の検出の際に前記異なるアプリケーションが実行されている場合には、前記第4のステップに替わり、前記異なるアプリケーションに基づく画面を前記表示部に表示させる第6のステップを含んでもよい。
そして、このような本発明によれば、連携状態の再開の際に、連携状態の終了の直前に実行されていたアプリケーションに基づく画面と異なるアプリケーションに基づく画面が表示されている場合には、この画面を表示させることができる。
また、本発明の車載機および車載システムにおいて、前記第1の検出装置による前記終了の検出前と前記再開の検出後との間における前記初期画面の所定の変化を検出する第3の検出装置を備え、前記第1の表示制御装置は、前記第1の検出装置による前記再開の検出の際に、前記第3の検出装置によって前記所定の変化が検出されている場合には、前記端末装置に対して、前記所定の変化後の前記初期画面を一定時間表示させた後に前記終了の直前における実行中のアプリケーションに基づく画面を表示させるための制御を行ってもよい。同様に、本発明の表示制御方法において、前記第2のステップにおける前記終了の検出前と前記再開の検出後との間における前記初期画面の所定の変化を検出する第7のステップを含み、前記第3のステップは、前記第2のステップにおける前記再開の検出の際に、前記第7のステップにおいて前記所定の変化が検出されている場合には、前記所定の変化後の前記初期画面を一定時間表示させた後に前記終了の直前における実行中のアプリケーションに基づく画面を表示させるステップであってもよい。
そして、このような本発明によれば、連携状態の終了および再開の前後において、初期画面に所定の変化があった場合には、連携状態の終了の直前に実行されていたアプリケーションに基づく画面を表示させる場合であっても、当該変化後の初期画面の一定時間表示を優先させることができる。
さらに、本発明に係る車載機および車載システムにおいて、前記第1の検出装置による前記終了の検出前と前記再開の検出後との間における前記初期画面の所定の変化を検出する第3の検出装置を備え、前記第2の表示制御装置は、前記第1の検出装置による前記再開の検出の際に、前記第3の検出装置によって前記所定の変化が検出されている場合には、前記端末装置に対して、前記所定の変化後の前記初期画面を一定時間表示させた後に前記異なるアプリケーションに基づく画面を表示させるための制御を行ってもよい。同様に、本発明の表示制御方法において、前記第2のステップにおける前記終了の検出前と前記再開の検出後との間における前記初期画面の所定の変化を検出する第7のステップを含み、前記第6のステップは、前記第2のステップにおける前記再開の検出の際に、前記第7のステップにおいて前記所定の変化が検出されている場合には、前記所定の変化後の前記初期画面を一定時間表示させた後に前記異なるアプリケーションに基づく画面を表示させるステップであってもよい。
そして、このような本発明によれば、連携状態の終了および再開の前後において、初期画面に所定の変化があった場合には、連携状態の再開の際に、連携状態の終了の直前に実行されていたアプリケーションに基づく画面と異なるアプリケーションに基づく画面を表示させる場合であっても、当該変化後の初期画面の一定時間表示を優先させることができる。
さらにまた、本発明に係る車載機および車載システムにおいて、前記第1の検出装置は、車両のAccまたは車載機本体の電源が切断されたことを前記終了として検出し、前記Accまたは前記電源が再投入されたことを前記再開として検出してもよい。
そして、このような本発明によれば、車両のAccまたは車載機本体の電源の切断およびその後の再投入があった場合において、所定の条件が満足されている場合には、当該Acc/電源の切断による連携状態の終了の直前に実行されていたアプリケーションに基づく画面を表示部に表示させることができ、所定の条件が満足されていない場合には、連携状態における初期画面を表示部に表示させることができる。
また、本発明に係る車載機および車載システムにおいて、前記第1の検出装置は、車載機本体と前記端末装置との接続が解除されたことを前記終了として検出し、前記車載機本体と前記端末装置とが再接続されたことを前記再開として検出してもよい。
そして、このような本発明によれば、車載機と端末装置との接続解除およびその後の再接続が行われた場合において、所定の条件が満足されている場合には、当該接続解除による連携状態の終了の直前に実行されていたアプリケーションに基づく画面を表示部に表示させることができ、所定の条件が満足されていない場合には、連携状態における初期画面を表示部に表示させることができる。
さらに、本発明に係る車載機において、前記記憶装置は、前記実行中のアプリケーションの記憶を、前記端末装置から送信された当該アプリケーションを識別可能な識別情報を記憶することによって行ってもよい。
そして、このような本発明によれば、車載機において、端末装置側で実行中のアプリケーションを、端末装置側から送信される識別情報に基づいて確実に記憶することができる。
さらにまた、本発明に係る車載システムにおいて、前記端末装置は、携帯端末からなってもよい。
そして、このような本発明によれば、携帯端末側のアプリケーションに基づく画面を車載機側に表示させる際におけるユーザストレスの緩和と携帯端末メーカ側での画面表示のプライオリティとを良好にバランスさせることができる。
本発明によれば、端末装置側のアプリケーションに基づく画面を車載機側に表示させる際に、ユーザストレスの緩和と端末装置メーカ側の画面アピールの要求との双方を考慮した表示を行うことができる。
本発明に係る車載機および車載システムの第1実施形態を示すブロック図 車載機および車載システムの第1実施形態を示す画面遷移図 本発明に係る表示制御方法の第1実施形態を示すフローチャート 第1実施形態の第1変形例を示すフローチャート 第1実施形態の第2変形例を示すフローチャート 車載機および車載システムの第2実施形態を示すブロック図 表示制御方法の第2実施形態を示すフローチャート 車載機および車載システムの第3実施形態を示すブロック図 車載機および車載システムの第3実施形態を示す画面遷移図 表示制御方法の第3実施形態を示すフローチャート 車載機および車載システムの第4実施形態を示す画面遷移図 表示制御方法の第4実施形態を示すフローチャート 従来例を示す画面遷移図
(第1実施形態)
(車載機および車載システム)
以下、本発明に係る車載機および車載システムの第1実施形態について、図1および図2を参照して説明する。
図1に示すように、本実施形態における車載システム3は、車載機1と、端末装置としての携帯端末2とによって構成されている。
図1に示すように、携帯端末2は、携帯端末側連携部21を有している。この携帯端末側連携部21は、車載機1と携帯端末2との間に、所定の連携状態としてのミラーリンク(換言すれば、ターミナルモード)を確立することが可能とされている。この携帯端末側連携部21は、これの機能を実現するためのプログラム(アプリケーション)が記憶されたROM等の記憶装置、当該プログラムを実行するCPU等の演算処理装置、この演算処理装置の処理結果の一時的な保存に用いるRAM等の記憶装置および通信モジュール等によって構成してもよい。
一方、図1に示すように、車載機1は、車載機側連携部11を有している。この車載機側連携部11は、携帯端末側連携部21と協働して、車載機1と携帯端末2との間にミラーリンクを確立することが可能とされている。この車載機側連携部11は、これの機能を実現するためのプログラム(アプリケーション)が記憶された記憶装置、当該プログラムを実行する演算処理装置、この演算処理装置の処理結果の一時的な保存に用いる記憶装置および通信モジュール等によって構成してもよい。
このような携帯端末側連携部21および車載機側連携部11によるミラーリンクの確立は、車載機1に携帯端末2がUSB等の接続手段4によって接続されたことを契機として行われるようにしてもよい。このミラーリンクの確立に際しては、車載機1と携帯端末2との間で、ミラーリンクの確立に必要な所定のデータの授受や動作設定が行われてもよい。
ここで、ミラーリンクの確立状態においては、基本的に、携帯端末2側のアプリケーションに基づく画像を、車載機側表示部12に表示し、また、車載機側操作部13の操作によって、当該携帯端末2側のアプリケーションを車載機1側で操作することが可能とされている。すなわち、ミラーリンクにおいては、車載機1側において、携帯端末2側で表示(実行)されている携帯端末2側のアプリケーションに基づく画像と同一の画像が携帯端末2側から取得されて表示されている状況下で、車載機側操作部13が、操作内容に応じた座標信号を入力すると、この入力結果が、車載機側連携部11を介して携帯端末2に送信されて携帯端末側連携部21に入力される。次いで、携帯端末側連携部21は、当該入力された座標信号と、予め保有している車載機1と携帯端末2との画面座標対応関係データ(座標の対応関係を示すテーブルであってもよい)とに基づいて、携帯端末2の画面上における当該座標信号に該当する座標を割り出す。次いで、携帯端末側連携部21は、割り出された携帯端末2の画面上の座標に対応するコマンドが存在する場合、すなわち、割り出された座標が、携帯端末側表示部22に表示されている携帯端末2側のアプリケーションに基づく画像における既知の操作領域(操作ボタン等)に該当する場合には、該当するコマンドに応じた当該携帯端末2側のアプリケーションの動作を実行する。なお、携帯端末2側のアプリケーションは、各種の記憶装置からなる連携対応アプリ記憶部23に記憶されている。そして、このような携帯端末2側のアプリケーションの動作の実行結果は、携帯端末2側から車載機1側に入力されて、映像および音声の出力として反映されることになる。ただし、ミラーリンクにおいて、携帯端末2側での音声出力は禁止してもよい。また、車載機1は、携帯端末2側のアプリケーションに基づく画像を表示する際には、車載機1の画面サイズと携帯端末2の画面サイズとの差異を予め把握した上で、画像サイズの拡大やアスペクト比変更等の必要な画像処理を行ってもよい。
また、図1に示すように、車載機1は、記憶装置としての実行アプリ記憶処理部14を有している。この実行アプリ記憶処理部14は、ミラーリンクの確立状態において、携帯端末2側で実行中のアプリケーションを監視して記憶するようになっている。このアプリケーションの記憶は、携帯端末側連携部21から送信された当該アプリケーションを識別可能な識別情報を記憶することによって行うようにしてもよい。この場合に、識別情報は、コンテクスト・インフォメーションであってもよい。また、実行アプリ記憶処理部14は、最新画面の識別情報のみを更新可能に記憶するようにしてもよい。さらに、実行アプリ記憶処理部14は、識別情報の記録機能を実現するためのプログラムが記憶された記憶装置、当該プログラムを実行する演算処理装置、この演算処理装置の処理結果の一時的な保存に用いる記憶装置および識別情報の記録先である記憶装置等によって構成してもよい。
さらに、図1に示すように、車載機1は、第1の検出装置としての第1検出部15を有している。この第1検出部15は、ミラーリンクの終了およびその後の再開を検出するようになっている。ここで、第1検出部15は、車両のAccの電源回路と電気的に接続されるように構成された上で、当該Accのオフ(切断)をミラーリンクの終了として検出し、当該オフ後におけるAccのオン(再投入)をミラーリンクの再開として検出してもよい。あるいは、第1検出部15は、車載機1の電源(車載機1の筐体に設けられた電源スイッチ)の切断をミラーリンクの終了として検出し、当該切断後における当該電源の再投入を、ミラーリンクの再開として検出してもよい。もしくは、第1検出部15は、車載機1と携帯端末2との接続(例えば、USB接続)の解除をミラーリンクの終了として検出し、当該解除後における再接続をミラーリンクの再開として検出してもよい。この第1検出部15は、これの機能を実現するためのプログラムが記憶された記憶装置、当該プログラムを実行する演算処理装置、この演算処理装置の処理結果の一時的な保存に用いる記憶装置等によって構成してもよい。
さらにまた、図1に示すように、車載機1は、第1の表示制御装置としての第1表示制御部16を有している。この第1表示制御部16は、第1検出部15によってミラーリンクの終了および再開が検出された場合であって、所定の条件が満足されている場合に、携帯端末2に対して、実行アプリ記憶処理部14によって記憶されたミラーリンクの終了の直前における実行中のアプリケーションに基づく画面(以下、終了直前実行アプリ画面と称する)を車載機側表示部12に表示させるための制御を行うようになっている。なお、本実施形態において、所定の条件は、第1検出部15によるミラーリンクの終了の検出から再開の検出までの時間が所定時間以内であることとされている。また、第1表示制御部16は、これの機能を実現するためのプログラムが記憶された記憶装置、当該プログラムを実行する演算処理装置、この演算処理装置の処理結果の一時的な保存に用いる記憶装置等によって構成してもよい。
また、図1に示すように、車載機1は、第2の表示制御装置としての第2表示制御部17を有している。この第2表示制御部17は、第1検出部15によるミラーリンクの終了および再開が検出された場合であって、前記所定の条件が満足されていない場合に、携帯端末2に対して、連携状態における初期画面としてのホーム/スタートアップ画面を車載機側表示部12に表示させるための制御を行うようになっている。第2表示制御部17は、これの機能を実現するためのプログラムが記憶された記憶装置、当該プログラムを実行する演算処理装置、この演算処理装置の処理結果の一時的な保存に用いる記憶装置等によって構成してもよい。
なお、車載機1の各要素(11、14〜17)は、その具体的な構成(記憶装置や演算処理装置)を共有してもよい。
ここで、図2は、本実施形態の動作例として、ミラーリンクの確立状態における表示画面の遷移例を示したものである。
すなわち、まず、車載機1において、車載機側操作部13の操作等によってフルコントロールの入口が選択されると、携帯端末2に記憶されたアプリケーションに基づいて、携帯端末側表示部22および車載機側表示部12にホーム/スタートアップ画面が表示される(STEP21)。
次いで、ホーム/スタートアップ画面において、メニューが指定されると、メニュー画面が表示される(STEP22)。
次いで、メニュー画面において、自車位置周辺の地図の表示が指定されると、当該地図が表示される(STEP23)。
次いで、車両のAccがオフにされ(STEP24)、その後、所定時間内にAccがオンにされると(STEP25)、終了直前実行アプリ画面として、Accオフ直前に表示されていた地図が表示される(STEP26)。なお、STEP24が実行された際に、携帯端末2には、図2に示すようなアイコンiを含む画面が表示されてもよい。
一方、図示はしないが、STEP24からSTEP25までの時間が所定時間を超えている場合には、STEP26の替わりに、STEP21と同様のホーム/スタートアップ画面の表示が行われることになる。
本実施形態によれば、ミラーリンクの終了およびその後の再開があった場合において、当該終了から再開までの時間が比較的短い場合には、終了直前実行アプリ画面を車載機側表示部12に表示させることができ、当該終了から再開までの時間が比較的長い場合には、ホーム/スタートアップ画面を車載機側表示部12に表示させることができる。これにより、ミラーリンクの終了およびその後の再開の度ごとにホーム/スタートアップ画面が表示されることによるユーザストレスを緩和することができ、その一方で、端末端末メーカ側におけるホーム/スタートアップ画面表示のプライオリティについても考慮した連携動作を行うことができる。
(表示制御方法)
次に、前述した車載機1および車載システム3の第1実施形態を適用した本発明に係る表示制御方法の第1実施形態の一例について、図3を参照して説明する。
なお、便宜上、図3の初期状態において、車載機1と携帯端末2との間には、車載機側連携部11および携帯端末側連携部21によって既にミラーリンクが確立されているものとする。また、初期状態においては、このようなミラーリンクの確立状態の下で、携帯端末側連携部21による連携対応アプリ記憶部23内のアプリケーションの実行が行われており、このアプリケーションに基づく画面が車載機側表示部12に表示されているものとする。さらに、初期状態においては、このようなアプリケーションに基づく画面が、実行アプリ記憶処理部14によって識別情報のかたちで記憶されているものとする。
そして、このような初期状態から、まず、図3のステップ31(ST31)において、第1検出部15により、Accがオフにされたか否かを判定する。そして、このステップ31(ST31)において肯定的な判定結果が得られた場合には、ステップ32(ST32)に進み、否定的な判定結果が得られた場合には、ステップ31(ST31)を繰り返す。ここで、肯定的な判定結果が得られた場合には、第1表示制御部16または第2表示制御部17によって、Accのオフからの経過時間の計測を開始する。
次いで、ステップ32(ST32)において、第1検出部15により、Accがオンにされたか否かを判定する。そして、このステップ32(ST32)において肯定的な判定結果が得られた場合には、ステップ33(ST33)に進み、否定的な判定結果が得られた場合には、ステップ32(ST32)を繰り返す。ここで、肯定的な判定結果が得られた場合には、前述したAccのオフからの経過時間の計測を終了する。
次いで、ステップ33(ST33)において、第1表示制御部16または第2表示制御部17により、前述した経過時間の計測結果に基づいて、Accのオフからオンまでの時間が所定時間以内であるか否かを判定する。そして、ステップ33(ST33)において肯定的な判定結果が得られた場合には、ステップ34(ST34)に進み、否定的な判定結果が得られた場合には、ステップ35(ST35)に進む。
ここで、ステップ34(ST34)に進んだ場合には、第1表示制御部16により、携帯端末2に対して、実行アプリ記憶処理部14によって記憶されているアプリケーションと同一のアプリケーションの起動を指定する制御を行うことによって、終了直前実行アプリ画面を車載機側表示部12に表示させる。
一方、ステップ35(ST35)に進んだ場合には、第2表示制御部17により、携帯端末2に対して、ホーム/スタートアップ画面の起動を指定する制御を行うことによって、ホーム/スタートアップ画面を車載機側表示部12に表示させる。
なお、本実施形態には、以下に示すような変形例を適用してもよい。
(第1変形例)
例えば、前述のようなミラーリンクの終了検出から再開検出までの時間が所定時間以内であるといった時間的条件以外にも、当該終了検出が行われた地点が所定の地点であるといった場所的条件も考慮し、これら時間的条件および場所的条件のいずれか一方が満足されることを、前記所定の条件としてもよい。この場合に、所定の地点は、デパート、コンビニおよびガソリンスタンド等の店舗であってもよい。また、ミラーリンクの終了が検出された地点が所定の地点であることは、例えば、衛星航法手段(GPS等)や自律航法手段(ジャイロセンサや車速パルス等)等の測位手段によって地図データ上の現在地を特定することによって検知してもよい。
本変形例における表示制御方法の一例は、図4に示すように、図3に示したステップ32(ST32)とステップ33(ST33)との間に、ステップ41(ST41)を実行するものとなる。
すなわち、ステップ41(ST41)においては、第1表示制御部16または第2表示制御部17により、Accのオフが行われた地点が所定の地点であるか否かを判定する。そして、ステップ41(ST41)において肯定的な判定結果が得られた場合には、ステップ34(ST34)に進み、否定的な判定結果が得られた場合には、ステップ33(ST33)に進む。
本変形例によれば、ミラーリンクが終了した地点が所定の地点である場合には、終了直前実行アプリ画面を表示させることができ、ミラーリンクが終了した地点が所定の地点でない場合(例えば、自宅の場合)には、時間的条件を考慮した上で、ホーム/スタートアップ画面を表示させることができる。
(第2変形例)
また、第1変形例と同様の場所的条件を用いる場合において、第1変形例とは異なり、場所的条件と時間的条件との双方が満足されることを、前記所定の条件としてもよい。
具体的には、図5のステップ51(ST51)に示すように、Accのオフが行われた地点が所定の地点であるか否かの判定を、図3に示したステップ33(ST33)とステップ34(ST34)、ステップ35(ST35)との間に行うようにしてもよい。
すなわち、ステップ51(ST51)において肯定的な判定結果が得られた場合には、ステップ34(ST34)に進み、否定的な判定結果が得られた場合には、ステップ35(ST35)に進む。
(第2実施形態)
(車載機および車載システム)
次に、本発明に係る車載機および車載システムの第2実施形態について、第1実施形態との差異を中心に、図6を参照して説明する。
図6に示すように、本実施形態において、車載機1は、第1実施形態の構成に加えて、更に、第2の検出装置としての第2検出部18を有している。この第2検出部18は、ミラーリンクが確立されている場合において、ホーム/スタートアップ画面の表示の終了を検出するようになっている。この検出は、前述したコンテキスト・インフォメーションに基づいて行うようにしてもよい。また、第2検出部18は、これの機能を実現するためのプログラムが記憶された記憶装置、当該プログラムを実行する演算処理装置、この演算処理装置の処理結果の一時的な保存に用いる記憶装置等によって構成してもよい。
そして、本実施形態において、前記所定の条件は、第2検出部18によるホーム/スタートアップ画面の表示の終了の検出から第1検出部15によるミラーリンクの再開の検出までの時間が所定時間以内であることとされている。
本実施形態によれば、ホーム/スタートアップ画面の表示の終了からミラーリンクの再開までの時間が比較的短い場合には、終了直前実行アプリ画面を表示させることができ、ホーム/スタートアップ画面の表示の終了からミラーリンクの再開までの時間が比較的長い場合には、ホーム/スタートアップ画面を表示させることができる。
(表示制御方法)
次に、前述した車載機1および車載システム3の第2実施形態を適用した本発明に係る表示制御方法の第2実施形態の一例について、図7を参照して説明する。
なお、図7の初期状態は、図3と基本的に同様であるが、現在実行中(表示中)の画面は、ホーム/スタートアップ画面であるものとする。
そして、このような初期状態から、まず、図7のステップ71(ST71)において、第2検出部18により、ホーム/スタートアップ画面の表示が終了したか否かを判定する。この判定は、ホーム/スタートアップ画面に対して具体的なアプリケーションの実行に移行するための画面操作がなされて次画面(例えば、メニュー画面)に遷移したか否かの判定と同義である。そして、ステップ71(ST71)において肯定的な判定結果が得られた場合には、ステップ72(ST72)に進み、否定的な判定結果が得られた場合には、ステップ71(ST71)を繰り返す。ここで、肯定的な判定結果が得られた場合には、第1表示制御部16または第2表示制御部17によって、ホーム/スタートアップ画面の表示の終了からの経過時間の計測を開始する。
次いで、ステップ72(ST72)において、第1検出部15により、Accがオフにされたか否かを判定する。そして、このステップ72(ST72)において肯定的な判定結果が得られた場合には、ステップ73(ST73)に進み、否定的な判定結果が得られた場合には、ステップ72(ST72)を繰り返す。
次いで、ステップ73(ST73)において、第1検出部15により、Accがオンにされたか否かを判定する。そして、このステップ73(ST73)において肯定的な判定結果が得られた場合には、ステップ74(ST74)に進み、否定的な判定結果が得られた場合には、ステップ73(ST73)を繰り返す。ここで、肯定的な判定結果が得られた場合には、前述したホーム/スタートアップ画面の表示の終了からの経過時間の計測を終了する。
次いで、ステップ74(ST74)において、第1表示制御部16または第2表示制御部17により、前述した経過時間の計測結果に基づいて、ホーム/スタートアップ画面の表示の終了からAccのオンまでの時間が所定時間以内であるか否かを判定する。そして、ステップ74(ST74)において肯定的な判定結果が得られた場合には、ステップ75(ST75)に進み、否定的な判定結果が得られた場合には、ステップ76(ST76)に進む。
ここで、ステップ75(ST75)に進んだ場合には、第1表示制御部16により、図3のステップ34(ST34)と同様の携帯端末2に対する制御を行うことによって、終了直前実行アプリ画面を車載機側表示部12に表示させる。
一方、ステップ76(ST76)に進んだ場合には、第2表示制御部17により、図3のステップ35(ST35)と同様の携帯端末2に対する制御を行うことによって、ホーム/スタートアップ画面を車載機側表示部12に表示させる。
なお、第1実施形態の変形例と同様に、本実施形態においても、場所的条件(地点)を前記所定の条件として用いてもよい。
(第3実施形態)
(車載機および車載システム)
次に、本発明に係る車載機および車載システムの第3実施形態について、第1実施形態との差異を中心に、図8および図9を参照して説明する。
図8に示すように、本実施形態において、車載機1は、第1実施形態の構成に加えて、更に、第3の検出装置としての第3検出部19を有している。この第3検出部19は、第1検出部15によるミラーリンクの終了の検出前と再開の検出後との間におけるホーム/スタートアップ画面の内容の所定の変化を検出するようになっている。このような所定の変化の検出は、例えば、ホーム/スタートアップ画面に含まれるテキスト情報を解析することによって行うようにしてもよい。また、第3検出部19は、これの機能を実現するためのプログラムが記憶された記憶装置、当該プログラムを実行する演算処理装置、この演算処理装置の処理結果の一時的な保存に用いる記憶装置等によって構成してもよい。
そして、本実施形態において、第1表示制御部16は、第1検出部15によるミラーリンクの再開の検出の際に、第3検出部19によって前記所定の変化が検出されている場合には、携帯端末2に対して、前記所定の変化後のホーム/スタートアップ画面を一定時間表示させた後に終了直前実行アプリ画面を表示させるための制御を行うようになっている。
ここで、図9は、本実施形態の動作例として、ミラーリンクの確立状態における表示画面の遷移例を示したものである。
すなわち、まず、車載機1において、フルコントロールの入口が選択されると、図2のSTEP21と同様に、携帯端末側表示部22および車載機側表示部12にホーム/スタートアップ画面が表示される(STEP91)。このとき、第3検出部19は、ホーム/スタートアップ画面の内容を保持しておく。
次いで、ホーム/スタートアップ画面において、メニューが指定されると、図2のSTEP22と同様に、メニュー画面が表示される(STEP92)。
次いで、メニュー画面において、自車位置周辺の地図の表示が指定されると、図2のSTEP23と同様に、当該地図が表示される(STEP93)。
次いで、車両のAccがオフにされ(STEP94)、その後にAccがオンにされると(STEP95)、第3検出部19は、このときのホーム/スタートアップ画面を携帯端末2に一時的に起動させて取得し、これをSTEP91において保持したホーム/スタートアップ画面と比較することによって、所定の変化の有無を判断する。
そして、所定の変化が検出された場合には、当該所定の変化後のホーム/スタートアップ画面が一定時間表示される(STEP96)。一方、所定の変化が検出されない場合には、直ちにAccオフ直前の地図の表示に移行する。ここで、STEP96においては、ホーム/スタートアップ画面に含まれているテキスト情報としての天気情報および時間帯に応じた挨拶情報が、STEP91におけるホーム/スタートアップ画面に対して変化していることに基づいて、ホーム/スタートアップ画面の一定時間表示が行われている。
次いで、図2のSTEP26と同様に、終了直前実行アプリ画面として、Accオフ直前の地図が表示される(STEP97)。
本実施形態によれば、ミラーリンクの終了および再開の前後においてホーム/スタートアップ画面の内容に所定の変化があった場合には、終了直前実行アプリ画面を表示させる場合であっても、当該変化後のホーム/スタートアップ画面の一定時間表示を優先させることができる。
(表示制御方法)
次に、前述した車載機1および車載システム3の第3実施形態を適用した本発明に係る表示制御方法の第3実施形態の一例について、図10を参照して説明する。
なお、図10の初期状態は、図3と基本的に同様であるが、フルコントロールの入口の選択によって表示されたホーム/スタートアップ画面が第3検出部19によって保持されているものとする。
そして、このような初期状態から、まず、図10のステップ101(ST101)において、第1検出部15により、Accがオフにされたか否かを判定する。そして、このステップ101(ST101)において肯定的な判定結果が得られた場合には、ステップ102(ST102)に進み、否定的な判定結果が得られた場合には、ステップ101(ST101)を繰り返す。ここで、肯定的な判定結果が得られた場合には、第1表示制御部16または第2表示制御部17によって、Accのオフからの経過時間の計測を開始する。
次いで、ステップ102(ST102)において、第1検出部15により、Accがオンにされたか否かを判定する。そして、このステップ102(ST102)において肯定的な判定結果が得られた場合には、ステップ103(ST103)に進み、否定的な判定結果が得られた場合には、ステップ102(ST102)を繰り返す。ここで、肯定的な判定結果が得られた場合には、前述したAccのオフからの経過時間の計測を終了する。
次いで、ステップ103(ST103)において、第1表示制御部16または第2表示制御部17により、前述した経過時間の計測結果に基づいて、Accのオフからオンまでの時間が所定時間以内であるか否かを判定する。そして、ステップ103(ST103)において肯定的な判定結果が得られた場合には、ステップ104(ST104)に進み、否定的な判定結果が得られた場合には、ステップ106(ST106)に進む。
ここで、ステップ106(ST106)に進んだ場合には、第2表示制御部17により、図3のステップ35(ST35)と同様の携帯端末2に対する制御を行うことによって、ホーム/スタートアップ画面を車載機側表示部12に表示させる。
一方、ステップ104(ST104)に進んだ場合には、第3検出部19により、ホーム/スタートアップ画面に所定の変化があるか否かを判定する。そして、ステップ104(ST104)において否定的な判定結果が得られた場合には、ステップ105(ST105)に進み、肯定的な判定結果が得られた場合には、ステップ107(ST107)に進む。
そして、ステップ105(ST105)に進んだ場合には、第1表示制御部16により、図3のステップ34(ST34)と同様の携帯端末2に対する制御を行うことによって、終了直前実行アプリ画面を車載機側表示部12に表示させる。
一方、ステップ107(ST107)に進んだ場合には、第1表示制御部16により、携帯端末2に対する制御を行うことによって、ホーム/スタートアップ画面を一定時間車載機側表示部12に表示させて、ステップ105(ST105)に進む。
なお、第1実施形態の変形例と同様に、本実施形態においても、場所的条件を所定の条件に用いてもよい。また、時間的条件として、ミラーリンクの終了から再開までの時間条件の代わりに、第2実施形態のように、ホーム/スタートアップ画面の表示終了からミラーリンクの再開までの時間条件を採用してもよい。
(第4実施形態)
(車載機および車載システム)
次に、本発明に係る車載機および車載システムの第4実施形態について、第1実施形態との差異を中心に、図11を参照して説明する。
本実施形態において、前記所定の条件は、時間的条件と端末動作状態条件との双方が満足されていることとされている。
具体的には、時間的条件は、第1実施形態と同様に、第1検出部15によるミラーリンクの終了の検出から再開の検出までの時間が所定時間以内であることとされている。ただし、時間的条件として、第2実施形態と同様の条件を採用してもよい。
また、端末動作状態条件は、第1検出部15によるミラーリンクの再開の検出の際に、携帯端末2において、ミラーリンクの終了の直前における実行中のアプリケーション(以下、終了直前実行アプリと称する)と異なるアプリケーション(以下、別アプリと称する)が実行されていないこととされている。
したがって、本実施形態において、第2表示制御部17は、第1検出部15によるミラーリンクの再開の検出の際に別アプリが実行されている場合には、携帯端末2に対して、別アプリに基づく画面を車載機側表示部12に表示させるための制御を行うようになっている。このような制御は、第1〜第3実施形態のように、所定の条件を満足しない場合にホーム/スタートアップ画面を表示させる制御を原則とした場合には、例外的な制御といえる。
ここで、図11は、本実施形態の動作例として、ミラーリンクの確立状態における表示画面の遷移例を示したものである。
すなわち、まず、車載機1において、フルコントロールの入口が選択されると、図2のSTEP21と同様に、携帯端末側表示部22および車載機側表示部12にホーム/スタートアップ画面が表示される(STEP111)。
次いで、ホーム/スタートアップ画面において、メニューが指定されると、図2のSTEP22と同様に、メニュー画面が表示される(STEP112)。
次いで、メニュー画面において、自車位置周辺の地図の表示が指定されると、図2のSTEP23と同様に、当該地図が表示される(STEP113)。
次いで、車両のAccがオフにされ(STEP114)、その後、携帯端末2に対する一連の操作入力によって携帯端末2において別アプリが起動(STEP115〜117)され、更に、その後にAccがオンにされると(STEP118)、車載機側表示部12には、別アプリに基づく画面が表示される(STEP119)。
本実施形態によれば、ミラーリンクの再開の際に携帯端末2において別アプリが実行されている場合には、終了直前実行アプリ画面に替えて、別アプリに基づく画面の表示を優先させることができる。
(表示制御方法)
次に、前述した車載機1および車載システム3の第4実施形態を適用した本発明に係る表示制御方法の第4実施形態の一例について、図12を参照して説明する。なお、図12の初期状態は、図3と同様である。
そして、初期状態から、まず、図12のステップ121(ST121)において、第1検出部15により、Accがオフにされたか否かを判定する。そして、このステップ121(ST121)において肯定的な判定結果が得られた場合には、ステップ122(ST122)に進み、否定的な判定結果が得られた場合には、ステップ121(ST121)を繰り返す。ここで、肯定的な判定結果が得られた場合には、第1表示制御部16または第2表示制御部17によって、Accのオフからの経過時間の計測を開始する。
次いで、ステップ122(ST122)において、第1検出部15により、Accがオンにされたか否かを判定する。そして、このステップ122(ST122)において肯定的な判定結果が得られた場合には、ステップ123(ST123)に進み、否定的な判定結果が得られた場合には、ステップ122(ST122)を繰り返す。ここで、肯定的な判定結果が得られた場合には、前述したAccのオフからの経過時間の計測を終了する。
次いで、ステップ123(ST123)において、第1表示制御部16または第2表示制御部17により、前述した経過時間の計測結果に基づいて、Accのオフからオンまでの時間が所定時間以内であるか否かを判定する。そして、ステップ123(ST123)において肯定的な判定結果が得られた場合には、ステップ124(ST124)に進み、否定的な判定結果が得られた場合には、ステップ126(ST126)に進む。
ここで、ステップ126(ST126)に進んだ場合には、第2表示制御部17により、図3のステップ35(ST35)と同様の携帯端末2に対する制御を行うことによって、ホーム/スタートアップ画面を車載機側表示部12に表示させて処理を終了する。
一方、ステップ124(ST124)に進んだ場合には、第1表示制御部16または第2表示制御部17により、携帯端末2において別アプリが実行されているか否かを判定する。そして、ステップ124(ST124)において否定的な判定結果が得られた場合には、ステップ125(ST125)に進み、肯定的な判定結果が得られた場合には、ステップ127(ST127)に進む。
ここで、ステップ125(ST125)に進んだ場合には、第1表示制御部16により、図3のステップ34(ST34)と同様の携帯端末2に対する制御を行うことによって、終了直前実行アプリ画面を車載機側表示部12に表示させて処理を終了する。
一方、ステップ127(ST127)に進んだ場合には、第2表示制御部17により、携帯端末2に対する制御を行うことによって、別アプリに基づく画面を車載機側表示部12に表示させて処理を終了する。
なお、第1〜第3実施形態に適用し得る変形例は、本実施形態に適用してもよい。また、図12において、ステップ123(ST123)とステップ124(ST124)との前後を逆転させてもよい。
本発明は、前述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の特徴を損なわない限度において種々変更してもよい。
例えば、第1検出部15は、ミラーリンクの終了として、車載機1側においてミラーリンクに対応しない映像/音声ソース(例えば、車載機1固有のテレビ、ラジオ再生機能や車載カメラの撮影映像表示機能等)への切り替えがなされたことを検出するようにしてもよい。
1 車載機
2 携帯端末
3 車載システム
12 車載機側表示部
13 車載機側操作部
14 実行アプリ記憶処理部
15 第1検出部
16 第1表示制御部
17 第2表示制御部

Claims (25)

  1. 表示部および操作部を備え、所定の端末装置との間で、当該端末装置側のアプリケーションに基づく画面を前記表示部に表示して当該アプリケーションを前記操作部によって操作することが可能な所定の連携状態を確立可能とされた車載機であって、
    前記連携状態が確立されている場合に、前記端末装置側で実行中の前記アプリケーションを記憶する記憶装置と、
    前記連携状態の終了およびその後の再開を検出する第1の検出装置と、
    この第1の検出装置によって前記終了および前記再開が検出された場合であって、所定の条件が満足されている場合に、前記端末装置に対して、前記記憶装置によって記憶された前記終了の直前における前記実行中のアプリケーションに基づく画面を前記表示部に表示させるための制御を行う第1の表示制御装置と、
    前記第1の検出装置によって前記終了および前記再開が検出された場合であって、前記所定の条件が満足されていない場合に、前記端末装置に対して、原則的に、前記連携状態における初期画面を前記表示部に表示させるための制御を行う第2の表示制御装置と
    を備えたことを特徴とする車載機。
  2. 前記所定の条件は、前記第1の検出装置による前記終了の検出から前記再開の検出までの時間が所定時間以内であることを含むこと
    を特徴とする請求項1に記載の車載機。
  3. 前記連携状態が確立されている場合において前記初期画面の表示の終了を検出する第2の検出装置を備え、
    前記所定の条件は、前記第2の検出装置による前記初期画面の表示の終了の検出から前記第1の検出装置による前記再開の検出までの時間が所定時間以内であることを含むこと
    を特徴とする請求項1に記載の車載機。
  4. 前記所定の条件は、前記第1の検出装置による前記終了の検出が行われた地点が所定の地点であることを含むこと
    を特徴とする請求項1に記載の車載機。
  5. 前記所定の地点は、店舗を含むこと
    を特徴とする請求項4に記載の車載機。
  6. 前記所定の条件は、前記第1の検出装置による前記再開の検出の際に前記端末装置において前記終了の直前における実行中のアプリケーションと異なるアプリケーションが実行されていないことを含み、
    前記第2の表示制御装置は、
    前記再開の検出の際に前記異なるアプリケーションが実行されている場合には、前記端末装置に対して、例外的に、前記異なるアプリケーションに基づく画面を前記表示部に表示させるための制御を行うこと
    を特徴とする請求項1に記載の車載機。
  7. 前記第1の検出装置による前記終了の検出前と前記再開の検出後との間における前記初期画面の所定の変化を検出する第3の検出装置を備え、
    前記第1の表示制御装置は、
    前記第1の検出装置による前記再開の検出の際に、前記第3の検出装置によって前記所定の変化が検出されている場合には、前記端末装置に対して、前記所定の変化後の前記初期画面を一定時間表示させた後に前記終了の直前における実行中のアプリケーションに基づく画面を表示させるための制御を行うこと
    を特徴とする請求項1に記載の車載機。
  8. 前記第1の検出装置による前記終了の検出前と前記再開の検出後との間における前記初期画面の所定の変化を検出する第3の検出装置を備え、
    前記第2の表示制御装置は、
    前記第1の検出装置による前記再開の検出の際に、前記第3の検出装置によって前記所定の変化が検出されている場合には、前記端末装置に対して、前記所定の変化後の前記初期画面を一定時間表示させた後に前記異なるアプリケーションに基づく画面を表示させるための制御を行うこと
    を特徴とする請求項6に記載の車載機。
  9. 前記第1の検出装置は、
    車両のAccまたは車載機本体の電源が切断されたことを前記終了として検出し、
    前記Accまたは前記電源が再投入されたことを前記再開として検出すること
    を特徴とする請求項1に記載の車載機。
  10. 前記第1の検出装置は、
    車載機本体と前記端末装置との接続が解除されたことを前記終了として検出し、
    前記車載機本体と前記端末装置とが再接続されたことを前記再開として検出すること
    を特徴とする請求項1に記載の車載機。
  11. 前記記憶装置は、
    前記実行中のアプリケーションの記憶を、前記端末装置から送信された当該アプリケーションを識別可能な識別情報を記憶することによって行うこと
    を特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれか1項に記載の車載機。
  12. 車載機および端末装置を備え、前記車載機と前記端末装置との間で、当該端末装置側のアプリケーションに基づく画面を前記車載機の表示部に表示して当該アプリケーションを前記車載機の操作部によって操作することが可能な所定の連携状態を確立可能とされた車載システムであって、
    前記車載機は、
    前記連携状態が確立されている場合に、前記端末装置側で実行中の前記アプリケーションを記憶する記憶装置と、
    前記連携状態の終了およびその後の再開を検出する第1の検出装置と、
    この第1の検出装置によって前記終了および前記再開が検出された場合であって、所定の条件が満足されている場合に、前記端末装置に対して、前記記憶装置によって記憶された前記終了の直前における前記実行中のアプリケーションに基づく画面を前記表示部に表示させるための制御を行う第1の表示制御装置と、
    前記第1の検出装置によって前記終了および前記再開が検出された場合であって、前記所定の条件が満足されていない場合に、前記端末装置に対して、原則的に、前記連携状態における初期画面を前記表示部に表示させるための制御を行う第2の表示制御装置と
    を備えたことを特徴とする車載システム。
  13. 前記所定の条件は、次の(1)〜(3)、
    (1)前記第1の検出装置による前記終了の検出から前記再開の検出までの時間が所定時間以内であること
    (2)前記車載機の第2の検出装置による前記初期画面の表示の終了の検出から前記第1の検出装置による前記再開の検出までの時間が所定時間以内であること
    (3)前記第1の検出装置による前記終了の検出が行われた地点が所定の地点であること、
    の少なくとも1つを含むこと
    を特徴とする請求項12に記載の車載システム。
  14. 前記所定の条件は、前記第1の検出装置による前記再開の検出の際に前記端末装置において前記終了の直前における実行中のアプリケーションと異なるアプリケーションが実行されていないことを含み、
    前記第2の表示制御装置は、
    前記再開の検出の際に前記異なるアプリケーションが実行されている場合には、前記端末装置に対して、例外的に、前記異なるアプリケーションに基づく画面を前記表示部に表示させるための制御を行うこと
    を特徴とする請求項12に記載の車載システム。
  15. 前記車載機は、
    前記第1の検出装置による前記終了の検出前と前記再開の検出後との間における前記初期画面の所定の変化を検出する第3の検出装置を備え、
    前記第1の表示制御装置は、
    前記第1の検出装置による前記再開の検出の際に、前記第3の検出装置によって前記所定の変化が検出されている場合には、前記端末装置に対して、前記所定の変化後の前記初期画面を一定時間表示させた後に前記終了の直前における実行中のアプリケーションに基づく画面を表示させるための制御を行うこと
    を特徴とする請求項12に記載の車載システム。
  16. 前記車載機は、
    前記第1の検出装置による前記終了の検出前と前記再開の検出後との間における前記初期画面の所定の変化を検出する第3の検出装置を備え、
    前記第2の表示制御装置は、
    前記第1の検出装置による前記再開の検出の際に、前記第3の検出装置によって前記所定の変化が検出されている場合には、前記端末装置に対して、前記所定の変化後の前記初期画面を一定時間表示させた後に前記異なるアプリケーションに基づく画面を表示させるための制御を行うこと
    を特徴とする請求項14に記載の車載システム。
  17. 前記第1の検出装置は、
    車両のAccもしくは前記車載機の電源が切断されたこと、または、前記車載機と前記端末装置との接続が解除されたことを、前記終了として検出し、
    前記Accもしくは前記電源が再投入されたこと、または、前記車載機と前記端末装置とが再接続されたことを、前記再開として検出すること
    を特徴とする請求項12に記載の車載システム。
  18. 前記端末装置は、携帯端末からなること
    を特徴とする請求項12乃至請求項17のいずれか1項に記載の車載システム。
  19. 表示部および操作部を備え、所定の端末装置との間で、当該端末装置側のアプリケーションに基づく画面を前記表示部に表示して当該アプリケーションを前記操作部によって操作することが可能な所定の連携状態を確立可能とされた車載機において、前記表示部への画面の表示を制御するための表示制御方法であって、
    前記連携状態が確立されている場合に、前記端末装置側で実行中の前記アプリケーションを記憶する第1のステップと、
    前記連携状態の終了およびその後の再開を検出する第2のステップと、
    この第2のステップにおいて前記終了および前記再開が検出された場合であって、所定の条件が満足されている場合に、前記第1のステップにおいて記憶された前記終了の直前における前記実行中のアプリケーションに基づく画面を前記表示部に表示させる第3のステップと、
    前記第2のステップにおいて前記終了および前記再開が検出された場合であって、前記所定の条件が満足されていない場合に、前記連携状態における初期画面を前記表示部に表示させる第4のステップと
    を含むことを特徴とする表示制御方法。
  20. 前記所定の条件は、前記第2のステップにおける前記終了の検出から前記再開の検出までの時間が所定時間以内であることを含むこと
    を特徴とする請求項19に記載の表示制御方法。
  21. 前記連携状態が確立されている場合において前記初期画面の表示の終了を検出する第5のステップを含み、
    前記所定の条件は、前記第5のステップにおける前記初期画面の表示の終了から前記第2のステップにおける前記再開の検出までの時間が所定時間以内であることを含むこと
    を特徴とする請求項19に記載の表示制御方法。
  22. 前記所定の条件は、前記第2のステップにおける前記終了の検出が行われた地点が所定の地点であることを含むこと
    を特徴とする請求項19に記載の表示制御方法。
  23. 前記所定の条件は、前記第2のステップにおける前記再開の検出の際に前記端末装置において前記終了の直前における実行中のアプリケーションと異なるアプリケーションが実行されていないことを含み、
    前記再開の検出の際に前記異なるアプリケーションが実行されている場合には、前記第4のステップに替わり、前記異なるアプリケーションに基づく画面を前記表示部に表示させる第6のステップを実行すること
    を特徴とする請求項19に記載の表示制御方法。
  24. 前記第2のステップにおける前記終了の検出前と前記再開の検出後との間における前記初期画面の所定の変化を検出する第7のステップを含み、
    前記第3のステップは、
    前記第2のステップにおける前記再開の検出の際に、前記第7のステップにおいて前記所定の変化が検出されている場合には、前記所定の変化後の前記初期画面を一定時間表示させた後に前記終了の直前における実行中のアプリケーションに基づく画面を表示させるステップであること
    を特徴とする請求項19に記載の表示制御方法。
  25. 前記第2のステップにおける前記終了の検出前と前記再開の検出後との間における前記初期画面の所定の変化を検出する第7のステップを含み、
    前記第6のステップは、
    前記第2のステップにおける前記再開の検出の際に、前記第7のステップにおいて前記所定の変化が検出されている場合には、前記所定の変化後の前記初期画面を一定時間表示させた後に前記異なるアプリケーションに基づく画面を表示させるステップであること
    を特徴とする請求項23に記載の表示制御方法。
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