JP2014117399A - 医療用カセーター及び医療用カセーターの製造方法 - Google Patents

医療用カセーター及び医療用カセーターの製造方法 Download PDF

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幸 西村
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Abstract

【課題】医療用カセーター組み立て後のシース蛇行を防止すること。
【解決手段】長尺状の操作ワイヤー41と、操作ワイヤー41を板バネ83により支持した状態で密着コイル81に貫通し、シースの湾曲操作を行うための軸芯構造体と、該軸芯構造体を内部に貫通するシースを含むシース構造体と、シース構造体の後方に固定されたシース端部品33と、該シース端部品33の端部が取り付けられる軸部及び操作ワイヤー41の端部に接続されて軸部と相対的に移動する握り部とから成る操作部とを備え、シース構造体に軸芯構造体を固定するとき、密着コイル81が長尺状に自然状態で延びた状態から所定の範囲で圧縮されることによってシース端部品の後方端と密着コイル端部品33の後方端との間隔が所定の寸法差にするようにシースに組み込まれた医療用カセーター。
【選択図】図2

Description

本発明は、不整脈の治療のための心筋焼灼術(カテーテルアブレーション)等に用いられ、操作ワイヤーの操作により先端部分が湾曲する細長円筒形状のシースを有する医療用カセーター(カテーテル)に係り、特に操作ワイヤーを貫通する円筒状のシースの蛇行を防止することができる医療用カセーター及び医療用カセーターの製造方法に関する。
医療用カセーターは、細長円筒形状のシースの複数の電極部が配置された先端部分を患部まで到達させ、電極を患部に当接した状態で通電することによって患部の焼灼等を行うものであり、従来技術による医療用カセーター(カテーテル)に関する技術が記載された文献としては、下記の特許文献が挙げられる。
下記の特許文献1には、円筒状のシースの先端部分を2方向に湾曲操作可能なカテーテル技術が記載され、特許文献2には、金属繊維をコイル状に巻回したブレードの編密度を変化させることによって曲げ剛性を段階的又は連続的に変化させたシースを備えたカテーテル技術が記載され、特許文献3には、板バネの両端に2本の操作ワイヤーを配置することによって先端を2方向に湾曲することができるカテーテル技術が記載されている。
特開2000−102619号公報 特開2006−218085号公報 特許第3232308号公報
一般に医療用カセーター(カテーテル)は、先端部分であって電極が配置された湾曲部及び可撓部を構成する円筒状柔軟性プラスチック部材のシースと、このシースの先端部分の湾曲部を湾曲させるために前後進される操作ワイヤーと、該操作ワイヤーを貫通して前記シースに内通される密着コイルと、前記操作ワイヤー及び密着コイルを貫通したシースの基端側に装着され、操作者に把持されながら前記操作ワイヤーを前後進させるための軸部及び握り部とから成る操作部とから概略構成されており、これら操作ワイヤーと密着コイルとシースと操作部は、前記シース内に操作ワイヤーを貫通した密着コイルを挿入し、このシースの基端を軸部の一端に取り付けると共に前記操作ワイヤーの基端を握り部の内部に取り付け、前記操作部の軸部と握り部とを相対的に移動させることによってシースの先端部分が直線状態から湾曲状態に変位するように製造されている。
このように製造される医療用カセーター(カテーテル)は、操作ワイヤーを貫通した密着コイルを挿入したシースを操作部に取り付ける際、密着コイルを自然状態(圧縮も伸張もされていない状態)で直線状に伸ばした状態で軸部に固定される為、組み立て後に操作ワイヤーを引いて湾曲を掛けるとシースが蛇行するという課題があった。これを具体的に説明すると、図6(d)に示すように、先端に湾曲部22を有するシース20の他端を軸部32に取り付け、操作ワイヤーを握り部31内に取り付けた組み立て後の医療用カセーターは、初期の段階では湾曲操作すると、図6(e)のようにシースも蛇行せずにきれいな先端の湾曲が得られるものの、使用しているうちに湾曲操作すると図6(b)のように湾曲角度が減衰して蛇行したり、図6(c)のようにシース全体が湾曲してしまうことが多い。このようになったカセーターは直線状態にしても図6(a)のようにへたって蛇行した状態になってしまうという課題があった。
なお、この製造後にシースが湾曲する原因としては、密着コイルと密着コイルに挿通される操作ワイヤーとの間にクリアランスがあるため、圧縮力がかかると牽引された操作ワイヤーに対して密着コイルがクリアランス分蛇行して全長が短くなってしまうこと、圧縮によってバネ材線同士が圧接して外周方向にずれて密着コイル外径が膨らんで全長が短くなってしまうこと、先端側が固定された状態において操作部の操作によりシースを湾曲した際に密着コイルが全長に亘って圧縮されてシース内で蛇行すること等によって密着コイル全長がシースに対して短くなって、シース内に潜り込んでしまい、湾曲を掛けると密着コイルが短くなった分シースも湾曲力が掛かってしまい、図6(b)や図6(c)のようにシースが蛇行してしまうことが考えられる。
このような課題に鑑みて、本発明は、前述の従来技術による課題を解決しようとするものであり、シースの蛇行を防止することができる医療用カセーター及び医療用カセーターの製造方法を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために本発明は、円筒状のシースを有するシース構造体と、前記シースに貫通され、操作ワイヤーを貫通し且つ先端側を板バネにより支持された密着コイルを有し、前記操作ワイヤーを前後進させることにより前記シースの湾曲操作を行うための軸芯構造体と、前記シース構造体の後方端及び軸芯構造体の後方端が固定される軸部並びに前記操作ワイヤー端部に接続され前記軸部に対して相対的に移動する握り部とから成る操作部とを備える医療用カセーターであって、前記密着コイルが、長尺状に自然状態で延びた状態から所定の範囲で圧縮されることによって前記シース構造体の後方端と軸芯構造体の後方端との間を所定の寸法差にするように、前記シースに組み込まれていることを第1の特徴とする。
また、本発明は、円筒状のシースを有するシース構造体と、前記シースに貫通され、操作ワイヤーを貫通し且つ先端側を板バネにより支持された密着コイルを有し、前記操作ワイヤーを前後進させることにより前記シースの湾曲操作を行うための軸芯構造体と、前記シース構造体後方端及び軸芯構造体後方端が固定される軸部並びに前記操作ワイヤー端部に接続され前記軸部に対して相対的に移動する握り部とから成る操作部とを備える医療用カセーターであって、前記シース構造体が、前記シースと、該シースの後端を前記軸部に固定するように前記シース構造体後方に固定されたシース端部品とを含み、前記軸芯構造体が、前記シースの先端に配置されて該先端を湾曲するときの湾曲方向を規制する前記板バネと、前記操作ワイヤー覆うように弾性力を有して長尺状に延びる前記密着コイルと、前記操作ワイヤーを前後進可能に貫通し、前記密着コイルの後端を前記軸部に固定するように前記軸芯構造体後方に固定された密着コイル端部品とを含み、前記密着コイルが、長尺状に自然状態で延びた状態から所定の範囲で圧縮されることによって前記シース端部品の後方端と密着コイル端部品の後方端との間を所定の寸法差にするように前記シースに組み込まれていることを第2の特徴とする。
また、本発明は、前記何れかの特徴の医療用カセーターにおいて、前記所定の範囲が、密着コイルが自然状態で延びた状態から0.5%〜2.0%の範囲であることを第3の特徴とし、前記何れかの特徴の医療用カセーターにおいて、前記操作ワイヤーが貫通した密着コイルが前記板バネの両面に一対に配置され、前記操作部が一対の操作ワイヤーの何れか一方を牽引することによってシースの先端を板バネ両面の何れか一方の面方向に湾曲可能に構成したことを第4の特徴とし、前記何れかの特徴の医療用カセーターにおいて、前記シースが、前記湾曲する先端を除き柔軟性プラスチック製材料に編組鋼環を内在したことを第5の特徴とし、前記何れかの特徴の医療用カセーターにおいて、前記密着コイルの後端に円筒状のステンレスパイプを装着したことを第6の特徴とする。
また、本発明は、前記何れかの特徴の医療用カセーターにおいて、前記シースの外径が1mm〜1.5mm且つ軸芯構造体の全長が1mのとき、前記所定の寸法差が、5mm〜10mmであることを第7の特徴とし、前記シースの外径が1.6mm〜2.5mm且つ軸芯構造体の全長が1mのとき、前記所定の寸法差が、5mm〜15mmであることを第8の特徴とし、前記シースの外径が2.6mm〜4.5mm且つ軸芯構造体の全長が1mのとき、前記所定の寸法差が、8mm〜20mmであることを第9の特徴とする。
更に、本発明は、円筒状のシースを有するシース構造体と、前記シースに貫通され、操作ワイヤーを貫通し且つ先端側を板バネにより支持された密着コイルを有し、前記操作ワイヤーを前後進させることにより前記シースの湾曲操作を行うための軸芯構造体と、前記シース構造体の後方端及び軸芯構造体の後方端が固定される軸部並びに前記操作ワイヤー端部に接続され前記軸部に対して相対的に移動する握り部とから成る操作部とを備える医療用カセーターの製造方法であって、前記密着コイルを、長尺状に自然状態で延びた状態から所定の範囲で圧縮させることによって前記シース構造体の後方端と軸芯構造体の後方端との間を所定の寸法差にするように、前記シースに組み込むことを第10の特徴とする。
また、本発明は、円筒状のシースを有するシース構造体と、前記シースに貫通され、操作ワイヤーを貫通し且つ先端側を板バネにより支持された密着コイルを有し、前記操作ワイヤーを前後進させることにより前記シースの湾曲操作を行うための軸芯構造体と、前記シース構造体後方端及び軸芯構造体後方端が固定される軸部並びに前記操作ワイヤー端部に接続され前記軸部に対して相対的に移動する握り部とから成る操作部とを備える医療用カセーターの製造方法であって、前記シース構造体を、前記シースと、該シースの後端を前記軸部に固定するように前記シース構造体後方に固定されたシース端部品とを用いて構成し、前記軸芯構造体を、前記シースの先端に配置されて該先端を湾曲するときの湾曲方向を規制する前記板バネと、前記操作ワイヤー覆うように弾性力を有して長尺状に延びる前記密着コイルと、前記操作ワイヤーを前後進可能に貫通し、前記密着コイルの後端を前記軸部に固定するように前記軸芯構造体後方に固定された密着コイル端部品とを用いて構成し、前記密着コイルを、長尺状に自然状態で延びた状態から所定の範囲で圧縮させることによって前記シース端部品の後方端と密着コイル端部品の後方端との間を所定の寸法差にするように、前記シースに組み込むことを第11の特徴とする。
また、本発明は、第10又は第11の特徴の医療用カセーターの製造方法において、前記所定の範囲が、密着コイルが自然状態で延びた状態から0.5%〜2.0%の範囲として組み込むことを第12の特徴とし、第10から第12何れかの特徴の医療用カセーターの製造方法において、前記操作ワイヤーを貫通した密着コイルが前記板バネの両面に一対に配置し、前記操作部が一対の操作ワイヤーの何れか一方を牽引することによってシースの先端を板バネ両面の何れか一方の面方向に湾曲可能に組み込むことを第13の特徴とし、第10から13何れかの特徴の医療用カセーターの製造方法において、前記シースに、前記湾曲する先端を除き柔軟性プラスチック製材料に編組鋼環を内在させて組み込むことを第14の特徴とし、第10から14何れかの特徴の医療用カセーターの製造方法において、前記密着コイルの後端に円筒状のステンレスパイプを装着して組み込むことを第15の特徴とする。
また、本発明は、第10から第15何れかの特徴の医療用カセーターの製造方法において、前記シースの外径が1mm〜1.5mm且つ軸芯構造体の全長が1mのとき、前記所定の寸法差を、5mm〜10mmとして組み込むことを第16の特徴とし、前記シースの外径が1.6mm〜2.5mm且つ軸芯構造体の全長が1mのとき、前記所定の寸法差が、5mm〜15mmとして組み込むことを第17の特徴とし、前記シースの外径が2.6mm〜4.5mm且つ軸芯構造体の全長が1mのとき、前記所定の寸法差が、8mm〜20mmとして組み込むことを第18の特徴とする。
本発明による医療用カセーター及び医療用カセーターの製造方法は、シース構造体に軸芯構造体を固定したときの所定の寸法差を、長尺状に自然状態で延びた状態の密着コイルを所定範囲、具体的には、0.5%〜2.0%の範囲で圧縮させるようにシース内に組み込むことによって、製造後のシースの蛇行を防止することができる。
本発明の第1実施形態による医療用カセーターを説明するための図。 第1実施形態によるシース構造体及び軸芯構造体を説明するための図。 第1実施形態によるシース構造体及び軸芯構造体の先端構造を説明するための図。 第1実施形態によるシース構造体及び軸芯構造体の後端構造を説明するための図。 第1実施形態による軸芯構造体を説明するための図。 第1実施形態によるシース構造体を説明するための図。 従来技術によるシースの蛇行を説明するための図。 本発明の第2実施形態によるシース構造体及び軸芯構造体の先端構造を説明するための図。 本発明の第3実施形態によるシースを説明するための図。 第1実施形態によるシース端部品と密着コイル端部品を説明するための図。 本発明の第5実施形態による医療用カセーターを説明するための図。
以下、本発明による医療用カセーター及び医療用カセーターの製造方法の実施形態を図面を参照して詳細に説明する。
[第1実施形態]
まず、本発明の対象となる医療用カセーターの概略構造は、円筒状柔軟性プラスチック部材のシースを有するシース構造体と、長尺状に延びる細金属線から成る操作ワイヤーと、シースに貫通され、操作ワイヤーを貫通する密着コイルを有するシースの湾曲操作を行うための軸芯構造体と、シース構造体の端部が取り付けられる軸部及び操作ワイヤーの端部と接続されて軸部と相対的に移動する握り部とから成る操作部とから成り、操作部の軸部と握り部とを相対的に移動することによって軸芯構造体の操作ワイヤーが操作部側に牽引され、シース構造体の先端が湾曲されるように構成されている。
前記軸芯構造体900は、図4(a)に示すように、操作ワイヤー41の先端側に配置された先端部材11と、前記先端部材11内に操作ワイヤー41の先端と共に接合され、先端部材11から操作ワイヤー41の所定距離迄に並設される板バネ83と、この板バネ83の後端側に接合され、操作ワイヤー41を覆うように巻回されて弾性力を有する密着コイル81と、該密着コイル81の後端に固着されて前記操作ワイヤー41を前後進可能に貫通する貫通孔を設けた密着コイル端部品33とから構成される。前記板バネ83と操作ワイヤー41を貫通した密着コイル81は、図4(b)に示すように、密着コイル81の外周とハンダ付けや溶接等によって一体的に固着されている。なお、先端部材11は高周波電流を印加する電極としてもよい。
前記操作ワイヤー41は、細金属線(ステンレス線、タングステン鋼線)を撚って形成された外径が0.1mm〜0.4mm程度の撚線構造であり、前記板バネ83は、厚さが約0.05mm〜0.3mm程度のバネ用金属板(ステンレス鋼板、超合金板、形状記憶合金)であり、操作ワイヤー41の先端は板バネ83の先端に折り返してハンダ付けや溶接等によって固着されている。
前記シース構造体800は、図5に示すように、柔軟性プラスチック部材(ナイロン樹脂、ナイロンエラストマー樹脂、ウレタン樹脂等)を長尺円筒形状に形成したシース20と、このシース20の後端を覆って固着するシース端部品34とから構成される。前記シース20は、先端部分が湾曲するための比較的低剛性の湾曲部22と、該湾曲部22と比べて高剛性な可撓性を有する可撓部21とから構成され、前記湾曲部22の外周には患部に高周波電流を印加するためのリング電極12が配置されている。なお、リング電極12に高周波電流を印加する電気導線60はシース端部品34側から導入される。
さて、本実施形態による医療用カセーターは、図2(a)に示すように、前記軸芯構造体900をシース構造体800の先端側から挿入し、先端部材11をシース20の湾曲部22の先端部に嵌合して接着固定すると共に、シース構造体800のシース端部品34を軸芯構造体900後端の密着コイルが当接する密着コイル端部品33に内挿固定[図2の部位ロの拡大を示す図2(c)参照]するように組み込まれ、この組み込み作業は、図9に示すように、軸芯構造体900の後端側をシース構造体800の先端側から挿入し、シース構造体800のシース端部品34を軸芯構造体900後端の密着コイル端部品33に内挿固定することによって組み込まれ、この内挿固定は、軸芯構造体900の操作ワイヤー41の後端側にシース端部品34を通した後、軸芯構造体900の後端の密着コイル端部品33がシース構造体800のシース端部品34を覆うように挿入して接着等により相対的位置を固定することにより行われる。なお、図2(a)中の符号L1はシース構造体800の全長を表し、符号L2は軸芯構造体900の全長を表し、この軸芯構造体900全長L2の端部とシース構造体800全長L3の端部との間隔を所定の寸法差L3とする。
特に本実施形態における組み込み作業は、前記内挿固定時に、密着コイル81を約0.5%〜2.0%程度シース内に押し込んで圧縮するように軸芯構造体900の端とシース構造体800の端部の寸法が所定の寸法差L3になるように、換言すればシース内に押し込んだ状態の密着コイル81をシース20に貫通させるように組み込むことを特徴とする。
前記所定の寸法差L3は、シース外径φが4.5mm以下、且つ軸芯構造体900全長L2が0.8m〜1.5mのときの値であり、具体的な押し込み量は、シース外径φが1mm〜1.5mm、且つ軸芯構造体900全長L2が約1mのときは5mm〜10mmであり(0.5%〜1.0%)、シース外径φが1.6mm〜2.5mm、且つ軸芯構造体900全長L2が約1mのときは5mm〜15mm(0.5%〜1.5%)であり、シース外径φが2.6mm〜4.5mm、且つ軸芯構造体900全長L2が約1mのときは8mm〜20mm(0.8%〜2.0%)が好ましく、本出願においては前記した寸法差の範囲及び圧縮率の範囲を所定の範囲と呼ぶ。尚、図2(a)の部位イの拡大状態を示す図2(b)に示すように、板バネ83は先端部材11から湾曲部22間に配置され、可撓部21には配置されていない。
このように本実施形態による医療用カセーターは、内挿固定時の組み込み作業において、先端部材11をシース20の湾曲部22の先端部に嵌合して接着固定し、ワイヤー41を引っ張らずに、密着コイル81が約5mm〜20mm程度、圧縮率に換算して0.5%〜2.0%程度をシース内に押し込んで圧縮して軸芯構造体900の端とシース構造体800の端部の寸法を所定の寸法差L3とした状態でシース端部品34と密着コイル端部品33とを位置決め固定することによって、湾曲操作した際に、軸芯構造体900には圧縮力がかかって、密着コイルがシースに対して短くなっても、その分を予め見込んでシース内に押し込んで所定寸法L3としたので、湾曲操作によって湾曲を掛けてもシースには湾曲させる力がかからずシースの蛇行を防止することができる。なお、シース構造体800は引っ張られる力がかかる状態になっている。
このようにして製造された医療用カセーターは、シース先端側を示す図3A(a)に示すように、シース20内において密着コイル81が可撓部21側から延びて湾曲部22の後端近傍(手元側)内に先端が配置され、板バネ83が密着コイル81の先端部分からシース先端部の湾曲部22の先端まで配置され、図3A(a)のA−A断面を示す図3A(b)に示すように、円筒状の湾曲部22内において、操作ワイヤー41を貫通した密着コイル81が板バネ83上に半田付け等によって固定され、該板バネ83の下方に複数の電気導線60が複数の電極に伸びるように配線されている。
この医療用カセーターは、図3Bに示すように、シース構造体800の後方端となるシース端部品34を軸芯構造体900後方端となる密着コイル端部品33に内挿し、軸芯構造体900の密着コイル端部品33の後端部とシース構造体800のシース端部品34の後端部との間隔寸法が所定の寸法差L3になる位置で固定し、操作ワイヤー保持具40によって握り部31内に固定された操作ワイヤー41をシース後端方向に操作ワイヤー引張長dだけ牽引することによってシース先端を湾曲するように構成されている。
この組み立て後の医療用カセーターは、図1(b)に示すように、操作部30の握り部31を先端側へ移動させて握り部31と軸部32とを接近させた状態においては、操作ワイヤー41の他端に接続された操作ワイヤー保持具40が操作ワイヤー41の先端部材11方向に移動していることによりシース20を直線状に維持することができると共に、操作部30の握り部31を後端側(図中X方向)へ移動させた状態においては、図1(a)に示すように、操作ワイヤー保持具40が操作ワイヤー41を牽引してシース20先端の湾曲部22を充分に湾曲させることができる。なお、図中の符号50は先端部材11他の電極に高周波電流を印加する電気導線60と接続する電気コネクタである。
[第2実施形態]
前記の第1実施形態においては、1本の操作ワイヤーによってシース20の湾曲部22を一方向に湾曲する医療用カセーターを説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、図7(a)に示すように、シース20内において板バネ83が密着コイル81の先端部分からシース先端部まで配置され、該板バネ83の上下に密着コイル81a及び81bが可撓部21から延びて配置され、図7(a)のA−A断面を示す図7B(b)に示すように、円筒状の湾曲部22内において、操作ワイヤー41a又は41bを貫通した密着コイル81a及び81bが板バネ83の上下に半田付け等によって固定され、湾曲部22内の密着コイル81a及び81bを除いた隙間に複数の電気導線60が複数電極に伸びるように配線されるように構成しても良い。
このように構成した医療用カセーターは、操作ワイヤー41a又は41bを選択的に牽引することによって、湾曲部22を図中上方向又は下方向の任意の方向に湾曲することができる。
[第3実施形態]
前述の実施形態においては、シース20の湾曲部22及び可撓部21を柔軟性プラスチック部材によって形成する例を説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、図8に示すように、ステンレス線を編み込んだブレード(編組鋼環)99を可撓部21の柔軟性プラスチック部材に内在させることによって、シースの回転追従性を向上させると共に可撓部の伸びに対する耐性を向上させるように構成しても良い。
[第4実施形態]
また、前記実施形態においては、シースの後端に取り付けられるシース端部品及び密着コイル端部品を使用する例を説明したが、本発明はこれら端部品を用いるものに限られるものではなく、シースの端部を軸部に直接的に接合する様に構成しても良く、このときのシース構造体800に軸芯構造体900を内挿固定したときの軸芯構造体900後方端とシース構造体800後方端間の寸法は、前述の実施形態と同様に長尺状に自然状態で延びた状態の密着コイルを0.5%〜2.0%シース内に押し込んで圧縮するように設定するように構成する。
[第5実施形態]
更に、本発明による医療用カセーターは、前述の構造に限られるものではなく、例えば、図10に示すように、軸芯構造体900の密着コイル81後端に円筒状のステンレスパイプ95を装着し、該ステンレスパイプ95を密着コイル端部品33の貫通孔に嵌入することにより。操作ワイヤー41の腰折れを防止するように構成しても良く、更に、内視鏡としての医療用カセーターに用いてもよい。
11 先端部材、12 リング電極、20 シース、21 可撓部、
22 湾曲部、30 操作部、31 握り部、32 軸部、
33 密着コイル端部品、34 シース端部品、40 操作ワイヤー保持具、
41 操作ワイヤー、60 電気導線、81 板バネ、81 密着コイル、
83 板バネ、900 軸芯構造体、95 ステンレスパイプ

Claims (18)

  1. 円筒状のシースを有するシース構造体と、
    前記シースに貫通され、操作ワイヤーを貫通し且つ先端側を板バネにより支持された密着コイルを有し、前記操作ワイヤーを前後進させることにより前記シースの湾曲操作を行うための軸芯構造体と、
    前記シース構造体の後方端及び軸芯構造体の後方端が固定される軸部並びに前記操作ワイヤー端部に接続され前記軸部に対して相対的に移動する握り部とから成る操作部とを備える医療用カセーターであって、
    前記密着コイルが、長尺状に自然状態で延びた状態から所定の範囲で圧縮されることによって前記シース構造体の後方端と軸芯構造体の後方端との間を所定の寸法差にするように、前記シースに組み込まれていることを特徴とする医療用カセーター。
  2. 円筒状のシースを有するシース構造体と、
    前記シースに貫通され、操作ワイヤーを貫通し且つ先端側を板バネにより支持された密着コイルを有し、前記操作ワイヤーを前後進させることにより前記シースの湾曲操作を行うための軸芯構造体と、
    前記シース構造体後方端及び軸芯構造体後方端が固定される軸部並びに前記操作ワイヤー端部に接続され前記軸部に対して相対的に移動する握り部とから成る操作部とを備える医療用カセーターであって、
    前記シース構造体が、前記シースと、該シースの後端を前記軸部に固定するように前記シース構造体後方に固定されたシース端部品とを含み、
    前記軸芯構造体が、前記シースの先端に配置されて該先端を湾曲するときの湾曲方向を規制する前記板バネと、前記操作ワイヤー覆うように弾性力を有して長尺状に延びる前記密着コイルと、前記操作ワイヤーを前後進可能に貫通し、前記密着コイルの後端を前記軸部に固定するように前記軸芯構造体後方に固定された密着コイル端部品とを含み、
    前記密着コイルが、長尺状に自然状態で延びた状態から所定の範囲で圧縮されることによって前記シース端部品の後方端と密着コイル端部品の後方端との間を所定の寸法差にするように前記シースに組み込まれていることを特徴とする医療用カセーター。
  3. 前記所定の範囲が、密着コイルが自然状態で延びた状態から0.5%〜2.0%の範囲であることを特徴とする請求項1又は2記載の医療用カセーター。
  4. 前記操作ワイヤーが貫通した密着コイルが前記板バネの両面に一対に配置され、前記操作部が一対の操作ワイヤーの何れか一方を牽引することによってシースの先端を板バネ両面の何れか一方の面方向に湾曲可能に構成したことを特徴とする請求項1から3何れかに記載の医療用カセーター。
  5. 前記シースが、前記湾曲する先端を除き柔軟性プラスチック製材料に編組鋼環を内在したことを特徴とする請求項1から4何れかに記載の医療用カセーター。
  6. 前記密着コイルの後端に円筒状のステンレスパイプを装着したことを特徴とする請求項1から5何れかに記載の医療用カセーター。
  7. 前記シースの外径が1mm〜1.5mm且つ軸芯構造体の全長が1mのとき、前記所定の寸法差が、5mm〜10mmであることを特徴とする請求項1から6何れかに記載の医療用カセーター。
  8. 前記シースの外径が1.6mm〜2.5mm且つ軸芯構造体の全長が1mのとき、前記所定の寸法差が、5mm〜15mmであることを特徴とする請求項1から6何れかに記載の医療用カセーター。
  9. 前記シースの外径が2.6mm〜4.5mm且つ軸芯構造体の全長が1mのとき、前記所定の寸法差が、8mm〜20mmであることを特徴とする請求項1から6何れかに記載の医療用カセーター。
  10. 円筒状のシースを有するシース構造体と、
    前記シースに貫通され、操作ワイヤーを貫通し且つ先端側を板バネにより支持された密着コイルを有し、前記操作ワイヤーを前後進させることにより前記シースの湾曲操作を行うための軸芯構造体と、
    前記シース構造体の後方端及び軸芯構造体の後方端が固定される軸部並びに前記操作ワイヤー端部に接続され前記軸部に対して相対的に移動する握り部とから成る操作部とを備える医療用カセーターの製造方法であって、
    前記密着コイルを、長尺状に自然状態で延びた状態から所定の範囲で圧縮させることによって前記シース構造体の後方端と軸芯構造体の後方端との間を所定の寸法差にするように、前記シースに組み込むことを特徴とする医療用カセーターの製造方法。
  11. 円筒状のシースを有するシース構造体と、
    前記シースに貫通され、操作ワイヤーを貫通し且つ先端側を板バネにより支持された密着コイルを有し、前記操作ワイヤーを前後進させることにより前記シースの湾曲操作を行うための軸芯構造体と、
    前記シース構造体後方端及び軸芯構造体後方端が固定される軸部並びに前記操作ワイヤー端部に接続され前記軸部に対して相対的に移動する握り部とから成る操作部とを備える医療用カセーターの製造方法であって、
    前記シース構造体を、前記シースと、該シースの後端を前記軸部に固定するように前記シース構造体後方に固定されたシース端部品とを用いて構成し、
    前記軸芯構造体を、前記シースの先端に配置されて該先端を湾曲するときの湾曲方向を規制する前記板バネと、前記操作ワイヤー覆うように弾性力を有して長尺状に延びる前記密着コイルと、前記操作ワイヤーを前後進可能に貫通し、前記密着コイルの後端を前記軸部に固定するように前記軸芯構造体後方に固定された密着コイル端部品とを用いて構成し、
    前記密着コイルを、長尺状に自然状態で延びた状態から所定の範囲で圧縮させることによって前記シース端部品の後方端と密着コイル端部品の後方端との間を所定の寸法差にするように、前記シースに組み込むことを特徴とする医療用カセーターの製造方法。
  12. 前記所定の範囲が、密着コイルが自然状態で延びた状態から0.5%〜2.0%の範囲として組み込むことを特徴とする請求項10又は11記載の医療用カセーターの製造方法。
  13. 前記操作ワイヤーを貫通した密着コイルが前記板バネの両面に一対に配置し、前記操作部が一対の操作ワイヤーの何れか一方を牽引することによってシースの先端を板バネ両面の何れか一方の面方向に湾曲可能に組み込むことを特徴とする請求項10から12何れかに記載の医療用カセーターの製造方法。
  14. 前記シースに、前記湾曲する先端を除き柔軟性プラスチック製材料に編組鋼環を内在させて組み込むことを特徴とする請求項10から13何れかに記載の医療用カセーターの製造方法。
  15. 前記密着コイルの後端に円筒状のステンレスパイプを装着して組み込むことを特徴とする請求項10から14何れかに記載の医療用カセーターの製造方法。
  16. 前記シースの外径が1mm〜1.5mm且つ軸芯構造体の全長が1mのとき、前記所定の寸法差を、5mm〜10mmとして組み込むことを特徴とする請求項10から15何れかに記載の医療用カセーターの製造方法。
  17. 前記シースの外径が1.6mm〜2.5mm且つ軸芯構造体の全長が1mのとき、前記所定の寸法差が、5mm〜15mmとして組み込むことを特徴とする請求項10から15何れかに記載の医療用カセーターの製造方法。
  18. 前記シースの外径が2.6mm〜4.5mm且つ軸芯構造体の全長が1mのとき、前記所定の寸法差が、8mm〜20mmとして組み込むことを特徴とする請求項10から15何れかに記載の医療用カセーターの製造方法。
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