JP2014117368A - X線診断装置及びその制御方法 - Google Patents

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友寛 川崎
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Abstract

【課題】X線診断装置において、過去画像が取得された際の撮影条件及びポジショニングを本撮影で容易に再現し、被検体の過去及び現在の比較診断効率を向上させること。
【解決手段】X線診断装置1は、X線を照射するX線管と、X線を検出するX線検出器と、光学カメラ18とを備える撮影装置本体と、記憶装置24から被検体の画像と、その画像の撮影条件とを取得する取得手段31と、取得された画像に基づいて、被検体のガイドを示すガイド画像を生成する第1ガイド画像生成手段32と、光学カメラ18を制御して、被検体と同一被検体を光学撮影する光学撮影手段33と、光学撮影による光学動画像の各光学画像にガイド画像を合成した合成動画像を制御室側表示装置26に表示させる第1合成動画像生成手段34と、を有する。
【選択図】 図3

Description

本発明の実施形態は、X線撮影に使用されるX線診断装置及びその制御方法に関する。
X線診断装置は、被検体にX線を照射し、透過X線をX線検出器で検出することで被検体のX線信号を得る。そして、画像処理部でX線信号を処理することにより、表示部に透過X線画像を表示する。一般的なX線診断装置では、X線検出器を立位撮影台及び臥位撮影台に組み合わせたシステムが知られており、天井に設けられた稼動式の支持器を用いてX線管を懸垂し、操作部により立位撮影台又は臥位撮影台に対して適切な撮影位置に移動、回転させて撮影を行なっている。
上肢骨、下肢骨を骨折した場合、一般撮影をし、骨折の診断及びその後の経過観察を行なうのが一般的である。経過観察では定期的(例えば、週1ペース)にX線撮影して、透過X線画像に基づいて骨のくっつき具合や再びずれたりしていなかが観察されている。この時、経過観察に用いられる透過X線画像は、過去に撮影された透過X線画像と同様な条件(撮影条件やポジショニング等)で撮影されたものである方が治療経過を観察し易い。
撮影条件(X線管球と検出器との距離(拡大率)や入射角等々)を撮影時に記録し、経過観察等で次回撮影する際に利用して撮影条件を再現して撮影する。患者のポジショニングについては、技師が過去画像を参考に目的のポジショニングになるように患者を誘導する。口頭の指示だけでは難しい場合には技師が患者の肢体を動かしてポジショニングを行なう。また、透視撮影により微量なX線を出し続け、リアルタイムに撮影して位置合わせを行なうこともある。
なお、本実施形態のX線診断装置の関連技術として、撮影条件を設定することで撮影時の作業を簡略化できるX線診断装置が開示されている(特許文献1参照)。また、過去画像から左右対称性や大胸筋の位置を評価し、その点数をベースに患者固有の(体系等に起因した)ポジショニング注意事項を作成、次回の撮影時に提示するX線診断装置が開示されている(特許文献2参照)。
特開2008−188335号公報 特開2010−51455号公報
しかしながら、撮影条件は、過去の撮影条件をDBから読み出して再現することが可能だが、患者のポジショニングについては、技師が自身の経験や感覚で指示しているため細かな部分を再現すること(例えば、関節をx度曲げた撮影)が難しい。ポジショニングが悪いために観察が困難だったり、再撮影することで無駄に患者が被曝したりする。
さらに、撮影室にて患者のポジショニングを整えた後、技師は撮影室を出てコンソールを操作し撮影の準備をするがその間に間があり、患者がポーズを維持できず崩れてしまう場合がある。加えて、肢体を触られてのポジショニングは患者にとって不快な場合もある。透視によるポジショニングによっても、微量ながらも患者が被曝してしまう。
なお、特許文献1は、撮影条件の設定を支援するのみで、患者のポジショニングを支援するものではない。特許文献2は、過去撮影と比較して同じ撮影条件や同じポジショニングにおける撮影を再現するものではない。
本発明に係るX線診断装置は、上述した課題を解決するために、X線を照射するX線源と、前記X線を検出するX線検出器と、光学カメラとを備える撮影装置本体と、記憶装置から被検体の画像と、その画像の撮影条件とを取得する取得手段と、前記取得された画像に基づいて、前記被検体のガイドを示すガイド画像を生成するガイド画像生成手段と、前記光学カメラを制御して、前記被検体と同一被検体を光学撮影する光学撮影手段と、前記光学撮影による光学動画像の各光学画像に前記ガイド画像を合成した合成動画像を表示装置に表示させる表示手段と、を有する。
本発明に係るX線診断装置の制御方法は、上述した課題を解決するために、X線を照射するX線源と、前記X線を検出するX線検出器と、光学カメラとを備える撮影装置本体を備えるX線診断装置の制御方法において、記憶装置から被検体の画像と、その画像の撮影条件とを取得し、前記取得された画像に基づいて、前記被検体のガイドを示すガイド画像を生成し、前記光学カメラを制御して、前記被検体と同一被検体を光学撮影し、前記光学撮影による光学動画像の各光学画像に前記ガイド画像を合成した合成動画像を表示装置に表示させる。
本実施形態のX線診断装置の一部構成を示す外観図。 本実施形態のX線診断装置の全体構成図。 本実施形態のX線診断装置の機能を示すブロック図。 第1ガイド画像生成手段の機能の詳細を示す図。 撮影部位の過去X線画像の一例を示す図。 骨・軟部組織領域の一例を示す図。 骨・軟部組織領域の芯線の一例を示す図。 第1ガイド画像の一例を示す図。 過去X線画像と同一撮影部位の光学動画像の一例を示す図。 (a)(b)は、光学カメラの撮影角度及び画角を説明するための図。 第1合成動画像の一例を示す図。 第2ガイド動画像生成手段の機能の詳細を示す図。 肢体領域の一例を示す図。 肢体領域の芯線の一例を示す図。 第2ガイド動画像の一例を示す図。 第2合成動画像の一例を示す図。 第1ガイドと第2ガイドとの一致を説明するための図。 第2ガイドのうち、第1ガイドに幅をもたせた第1´ガイドに含まれない部分の一例を示す図。 本実施形態のX線診断装置の動作を示すフローチャート。 本実施形態のX線診断装置の動作を示すフローチャート。
本発明に係るX線診断装置及びその制御方法の実施形態について、添付図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態のX線診断装置の一部構成を示す外観図である。図2は、本実施形態のX線診断装置の全体構成図である。
図1及び図2は、本実施形態のX線診断装置1を示す。そのX線診断装置1は、撮影装置本体10及び画像処理装置(コンソール)20を備える。撮影装置本体10は、撮影室に備えられる一方、画像処理装置20は、撮影室に隣接する制御室に備えられる。
撮影装置本体10は、X線管11、立位撮影台12、臥位撮影台13、天井レール14、台車部15、支柱部16、高電圧発生装置17、光学カメラ18、及び撮影室側表示装置19を備える。
X線管11は、高電圧発生装置17から電力供給を受けて、立位撮影台12の前、又は、臥位撮影台13の上に配置された患者の撮影部位(被検体)にX線を照射する。X線管11は−180°〜+180°の範囲で支柱部16に対して回転可能である。X線管11は、画像処理装置20のメイン制御装置21による制御の下、支柱部16の上下方向の伸縮に従って高さHが変更される。
立位撮影台12は、X線管11に対向する位置に縦に配置される。立位撮影台12は、患者の透過X線を検出して画像データとして出力するX線検出器12aを内蔵する。立位撮影台12は、画像処理装置20のメイン制御装置21による制御の下、X線管11の高さHの変更に従って、X線検出器12aの高さHを変更する。
臥位撮影台13は、患者を載置可能なように横向きに配置される。臥位撮影台13は、患者の透過X線を検出して画像データとして出力するX線検出器13aを内蔵する。
天井レール14は、天井Cに敷設される。
台車部15は、支柱部16を介してX線管11を支持する。台車部15は、天井レール14に沿って移動可能なように天井レール14に係合される。台車部15は、画像処理装置20のメイン制御装置21による制御の下、X線管11が立位撮影台12の側と臥位撮影台13の側との間を移動可能である。すなわち、台車部15は、X線管11(X線焦点)及びX線検出器12aの間の距離Dを変更可能である。なお、台車部15は、天井レール14に沿った方向と、その直交方向との水平方向に移動可能なように設置されてもよい。
支柱部16は、台車部15に支持され、その下端のX線管11を垂直・水平方向に回転自在に支持する。支柱部16は、画像処理装置20のメイン制御装置21による制御の下、上下方向に伸縮自在である。
高電圧発生装置17は、画像処理装置20のメイン制御装置21による制御の下、X線管11に高電圧電力を供給する。
光学カメラ18は、画像処理装置20のメイン制御装置21による制御の下、光学撮影を行なって光学画像(光学動画像)を取得する。光学カメラ18としては、CCD(charge coupled device)カメラやCMOS(complementary metal oxide semiconductor)カメラ等が挙げられる。図1に示す例では、光学カメラ18は、カメラ角度調整台(図示しない)を介してX線管11に取り付けられるものとするが、その場合に限定されるものではなく、例えば、天井Cに吊設されるものであってもよい。
撮影室側表示装置19は、液晶ディスプレイやCRT(cathode ray tube)等によって構成される。撮影室側表示装置19は、光学撮影されている被検体を含む患者が視認可能な位置に備えられ、画像処理装置20のメイン制御装置21による制御の下、ビデオ信号に基づいて、後述する第1合成動画像や第2合成動画像を種々のパラメータの文字情報や目盛等と共に表示する。
画像処理装置20は、コンピュータをベースとして構成されており、X線診断装置1全体の動作制御や、撮影装置本体10によって取得された複数のX線画像(X線画像データ)に関する画像処理等を行なう装置である。画像処理装置20は、メイン制御装置21、X線撮影制御装置22、AD(analog to digital)変換装置23a,23b、記憶装置24、制御室側表示装置25、及び入力装置26を有する。なお、画像処理装置20は、規格に応じた通信制御を行なう通信制御装置を設けてもよい。これにより、X線診断装置1は、通信制御装置を介してネットワーク網に接続することができる。
メイン制御装置21は、図示しないCPU(central processing unit)及びメモリを備える。CPUは、半導体で構成された電子回路が複数の端子を持つパッケージに封入されている集積回路(LSI)の構成をもつ制御装置である。メイン制御装置21は、医師及び技師等のオペレータによって入力装置26が操作等されることにより指令が入力されると、メモリに記憶しているプログラムを実行する。メモリは、ROM(read only memory)及びRAM(random access memory)等を含む記憶装置である。メモリは、IPL(initial program loading)、BIOS(basic input/output system)及びデータを記憶したり、CPUのワークメモリやデータの一時的な記憶に用いたりする記憶装置である。
X線撮影制御装置22は、メイン制御装置21による制御の下、モータ(図示しない)を介して台車部15を水平方向に移動させ、支柱部16を伸縮させることで撮影位置を設定し、高電圧発生装置17を介してX線管11からX線を照射させる。
AD変換装置23aは、メイン制御装置21による制御の下、X線検出器12aから出力されるアナログ信号(ビデオ信号)をデジタル信号に変換する。AD変換装置23bは、メイン制御装置21による制御の下、X線検出器12bから出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換する。
記憶装置24は、例えば、磁性体を塗布又は蒸着した金属のディスクが読み取り装置(図示しない)に着脱不能で内蔵されている構成をもつHDD(hard disk drive)である。記憶装置24は、メイン制御装置21による制御の下、後述する各種画像データや、対応する撮影条件等を記憶する。
制御室側表示装置25は、撮影室側表示装置19と同様に、液晶ディスプレイやCRT等によって構成される。制御室側表示装置25は、メイン制御装置21による制御の下、ビデオ信号に基づいて、後述する各種画像データを種々のパラメータの文字情報や目盛等と共に表示する。
入力装置26としては、オペレータによって操作が可能なキーボード及びマウス等によって構成される。入力装置26による操作に従った入力信号は、メイン制御装置21に送られる。
図3は、本実施形態のX線診断装置1の機能を示すブロック図である。
図2に示すメイン制御装置21がプログラムを実行することによって、X線診断装置1は、図3に示すように、取得手段31、第1ガイド画像生成手段32、光学撮影手段33、第1合成動画像生成手段34、第2ガイド動画像生成手段35、第2合成動画像生成手段36、一致判断手段37、報知手段38、及びX線撮影実行手段39を有する。なお、各部31乃至39は、X線診断装置1の機能として備えられるものとして説明するが、X線診断装置1にハードウェアとして備えられるものであってもよい。
取得手段31は、記憶装置24(又は、ネットワークを介して接続される図示しない画像サーバ)から患者の過去画像と、その過去画像の撮影条件とを取得する機能を有する。撮影条件には少なくとも、患者ID(identification)、撮影部位、X線管11及びX線検出器12aの間の距離Dや、高さHや、X線の絞り径R(図1)の情報が含まれる。撮影条件には、その他、管電流、管電圧、及び照射時間等の情報が含まれる。
取得手段31は、記憶装置24から過去画像として、患者の過去のX線画像(過去X線画像)を取得したり、患者の過去の光学画像(過去光学画像)を取得したりする。本実施形態のX線診断装置1では、過去X線画像を取得する場合について説明する。
なお、図示しないが、X線管11が水平方向に移動不可(支柱部16が天井Cに固定)の場合、X線管11及びX線検出器12aの間の距離Dは固定であるので、撮影条件には少なくとも、図1に示すX線管11及びX線検出器12aの高さHや、X線の絞り径Rの情報が含まれる。
第1ガイド画像生成手段32は、取得手段31によって取得された過去X線画像に基づいて、撮影部位の第1ガイドを示す第1ガイド画像を生成する機能を有する。第1ガイド画像生成手段32は、第1ガイドを、撮影部位の芯線、骨の輪郭、体表の輪郭のうちいずれかとする。以下、第1ガイド画像生成手段32は、第1ガイドを、撮影部位の芯線とする場合について説明する。
図4は、第1ガイド画像生成手段32の機能の詳細を示す図である。
図4に示すように、第1ガイド画像生成手段32は、WW(window width)・WL(window level)調整手段32a、エッジ強調手段32b、3値化手段32c、領域抽出手段32d、及び第1芯線算出手段32eを有する。
WW・WL調整手段32aは、取得手段31によって取得された撮影部位(下肢)の過去X線画像(図5に図示)に対して軟部組織が表示されるようにWW及びWLを調整する機能を有する。
エッジ強調手段32bは、WW・WL調整手段32aによってWW及びWLが調整された過去X線画像にエッジ強調処理を施して肢体領域と、その他の背景領域とを明確にする機能を有する。
3値化手段32cは、エッジ強調手段32aによってエッジ強調された過去X線画像を3値化処理して、過去X線画像を、肢体領域としての骨領域及び軟部組織領域と、背景領域とに分離する機能を有する。
領域抽出手段32dは、3値化手段32cによって分離された骨領域及び軟部組織領域を骨・軟部組織領域B(図6に図示)として抽出する機能を有する。
第1芯線算出手段32eは、領域抽出手段32dによって抽出された骨・軟部組織領域Bの芯線を第1ガイドL1(図7に図示)として算出して、第1ガイドL1の第1ガイド画像(図8に図示)を生成する機能を有する。
図3の説明に戻って、光学撮影手段33は、取得手段31によって取得された撮影条件としてのX線管11及びX線検出器12aの高さHに一致するように、X線撮影制御装置22を介して立位撮影台12及び支柱部16を制御して、X線管11及びX線検出器12aの高さHを調整する機能を有する。光学撮影手段33は、取得手段31によって取得された撮影条件としてのX線管11及びX線検出器12aの間の距離Dに一致するように、X線撮影制御装置22を介して台車部15を制御して、X線管11及びX線検出器12aの間の距離Dを調整する機能を有する。光学撮影手段33は、取得手段31によって取得された撮影条件としてのX線管11及びX線検出器12aの間の距離Dに対応するように光学カメラ18の撮影角度θ(図示しないカメラ角度調整台)を調整し、取得手段31によって取得された撮影条件としてのX線管11及びX線検出器12aの間の距離Dと、取得手段31によって取得された撮影条件としてのX線の絞り径Rとに対応するように画角(焦点位置)αを調整する機能を有する。
また、光学撮影手段33は、取得手段31によって取得された過去X線画像の患者と同一患者が立位撮影台12の前に配置された後、過去X線画像の撮影部位と同一撮影部位(下肢)を光学撮影して光学動画像(図9に図示)を生成する機能を有する。なお、光学撮影手段33によって生成された光学動画像の各光学画像に対して、光学カメラ18の撮影角度によって生じる遠近感の歪みを補正して、正面(撮影角度=0)から撮影されたような補正を行なってもよい。
なお、図示しないが、X線管11が水平方向に移動不可(支柱部16が天井Cに固定)の場合、X線管11及びX線検出器12aの間の距離Dは固定であるので、光学撮影手段33は、取得手段31によって取得された撮影条件としての高さHに一致するように、X線撮影制御装置22を介して立位撮影台12及び支柱部16を制御して、X線管11及びX線検出器12aの高さHを調整する機能を有する。また、その場合、光学撮影手段33は、取得手段31によって取得された撮影条件としてのX線の絞り径Rに対応するように画角αを調整する。
図10(a),(b)は、光学カメラ18の撮影角度θ・画角αを説明するための図である。
図10(a)は、X線管11と、X線検出器12aと、X線管11及びX線検出器12aの間の距離D1と、光学カメラ18の撮影角度θ1及び画角α1とを示す。図10(b)は、X線管11と、X線検出器12aと、X線管11及びX線検出器12aの間の距離D2と、光学カメラ18の撮影角度θ2及び画角α2とを示す。ここでは、距離D1<距離D2とする。
図10(a)に示す場合、取得された撮影条件としてのX線管11の高さHと、X線管11及びX線検出器12aの間の距離D1とに一致するようにX線管11及びX線検出器12aの位置が調整される。また、距離D1に基づいて、X線管11に取り付けられた光学カメラ18の撮影角度θ1が決定され、距離D1及び絞り径R(図1)に基づいて、光学カメラ18の画角α1が決定される。同様に、図10(b)に示す場合、取得された撮影条件としてのX線管11の高さHと、X線管11及びX線検出器12aの間の距離D2とに一致するようにX線管11及びX線検出器12aの位置が調整される。また、距離D2に基づいて、X線管11に取り付けられた光学カメラ18の撮影角度θ2が決定され、距離D2及び絞り径Rに基づいて、光学カメラ18の画角α2が決定される。図10(b)に示す場合、図10(a)に示す場合と比較して、光学カメラ18の撮影角度θ2が(撮影角度θ1より)小さくなり、画角α2が(画角α1より)狭くなる。
光学カメラ18はX線管11に取り付けられているので、光学カメラ18の撮影角度は、X線管11及びX線検出器12aの間の距離D(D1,D2)に依存する。また、光学カメラ18の画角は、X線管11及びX線検出器12aの間の距離Dと、X線の絞り径Rとに依存する。
図3の説明に戻って、第1合成動画像生成手段34は、光学撮影手段33によって生成された光学動画像(図9に図示)の各光学画像に、第1ガイド画像生成手段32によって生成された第1ガイド画像(図8に図示)を合成した第1合成画像を生成し、複数の第1合成画像に基づく第1合成動画像を生成し、それを撮影室側表示装置19や制御室側表示装置25に表示させる機能を有する。
図11は、第1合成動画像の一例を示す図である。
図11に示すように、第1合成動画像は、光学動画像上に、第1ガイドL1を含む第1ガイド画像が合成(重畳)されて構成される。操作者は、制御室側表示装置25に表示される第1合成動画像を見ながら、患者に対して撮影位置の変更を指示する。また、患者は、撮影室側表示装置19に表示される第1合成動画像を見ながら、自身の撮影位置を変更する。
図3の説明に戻って、第2ガイド動画像生成手段35は、光学撮影手段33によって生成された光学動画像(図9に図示)の各光学画像に基づいて第2ガイド画像を生成し、複数の第2ガイド画像に基づく第2ガイド動画像を生成する機能を有する。
図12は、第2ガイド動画像生成手段35の機能の詳細を示す図である。
図12に示すように、第2ガイド動画像生成手段35は、エッジ強調手段35a、2値化手段35b、領域抽出手段35c、及び第2芯線算出手段35dを有する。
エッジ強調手段35aは、光学撮影手段33の光学撮影による光学動画像の各光学画像にエッジ強調処理を施して肢体領域と、その他の背景領域とを明確にする機能を有する。
2値化手段35bは、エッジ強調手段35aによってエッジ強調された光学画像を2値化処理して、光学画像を、肢体領域と、背景領域とに分離する機能を有する。
領域抽出手段35cは、2値化手段35bによって分離された肢体領域F(図13に図示)を抽出する機能を有する。
第2芯線算出手段35dは、領域抽出手段35cによって抽出された肢体領域Fの芯線を第2ガイドL2(図14に図示)として算出して、第2ガイドL2の第2ガイド動画像(図15に図示)の各第2ガイド画像を生成する機能を有する。
図3の説明に戻って、第2合成動画像生成手段36は、第1合成動画像生成手段34によって生成された第1合成動画像(図11に図示)の各第1合成画像に、第2ガイド動画像生成手段35によって生成された第2ガイド動画像(図15に図示)の各第2ガイド画像を合成した第2合成画像を生成し、複数の第2合成画像に基づく第2合成動画像を生成し、それを撮影室側表示装置19や制御室側表示装置25に表示させる機能を有する。
図16は、第2合成動画像の一例を示す図である。
図16に示すように、第2合成動画像は、第1ガイドL1を含む第1合成動画像上に、第2ガイドL2を含む第2ガイド動画像が合成(重畳)されて構成される。操作者は、制御室側表示装置25に表示される第2合成動画像を見ながら、患者に対して撮影位置の変更を指示する。また、患者は、撮影室側表示装置19に表示される第2合成動画像を見ながら、自身の撮影位置を変更する。
図3の説明に戻って、一致判断手段37は、第1ガイド画像生成手段32によって生成された第1ガイド画像と、第2ガイド動画像生成手段35によって生成された第2ガイド動画像の各第2ガイド画像とに基づいて、第1ガイドL1と第2ガイドL2とが一致するか否かを判断する機能を有する。例えば、一致判断手段37は、第1ガイド画像と第2ガイド画像との差分処理を実行して差分画像を生成し、第1ガイドL1(又は、第2ガイドL2)の消え残りの長さが閾値以内である場合、第1ガイドL1と第2ガイドL2とが一致すると判断する。また、例えば、一致判断手段37は、第1ガイド画像と第2ガイド画像とを重ね合わせ、第2ガイド画像の第2ガイドL2のうち、第1ガイド画像の第1ガイドL1に幅をもたせた第1´ガイドL1´に含まれない部分の長さが閾値以内である場合、第1ガイドL1と第2ガイドL2とが一致すると判断する。
図17は、第1ガイドL1と第2ガイドL2との一致を説明するための図である。図18は、第2ガイドL2のうち、第1ガイドL1に幅をもたせた第1´ガイドL1´に含まれない部分の一例を示す図である。
図17は、第1ガイド画像と第2ガイド動画像の各第2ガイド画像とを重ね合わせた場合の、第1ガイド画像の第1ガイドL1に幅をもたせた第1´ガイドL1´と、第2ガイド画像の第2ガイドL2とを示す。第2ガイドL2のうち、第1´ガイドL1´に含まれない部分が図18に示すように検出されると、第1´ガイドL1´に含まれない第2ガイドL2の部分の長さが算出される。
なお、第1ガイド画像と第2ガイド動画像の各第2ガイド画像とを重ね合わせ、第1ガイド画像の第1ガイドL1のうち、第2ガイド画像の第2ガイドL2に幅をもたせた第2´ガイドL2´に含まれない部分の長さが閾値以内である場合、第1ガイドL1と第2ガイドL2とが一致すると判断されてもよい。又は、第1ガイドL1上の数点をサンプリングしておき、第2ガイドL2がサンプリングされた数点の全部(又は一部)を通れば第1ガイドL1と第2ガイドL2とが一致すると判断してもよい。
図3の説明に戻って、報知手段38は、一致判断手段37によって第1ガイドL1と第2ガイドL2とが一致しないと判断された場合、その旨(警告)を報知する機能を有する。報知手段38は、警告を撮影室側表示装置19や制御室側表示装置25に表示させたり、スピーカ(図示しない)を介して音声出力させたりする。また、報知手段38は、一致判断手段37によって第1ガイドL1と第2ガイドL2とが一致しないと判断された場合、第1ガイドL1と第2ガイドL2とが一致するまで、後述のX線撮影実行手段39による制御を禁止するように構成されてもよい。
操作者は、報知手段38によって警告が報知された場合、制御室側表示装置25に表示される第1合成動画像や第2合成動画像を見ながら、患者に対して撮影位置の変更を指示する。また、患者は、報知手段38によって警告が報知された場合、撮影室側表示装置19に表示される第1合成動画像や第2合成動画像を見ながら、自身の撮影位置を変更する。
X線撮影実行手段39は、報知手段38によって警告が報知されない場合、取得手段31によって取得された患者の過去画像の撮影条件に従ってX線撮影制御装置22を介して撮影装置本体10を制御してX線撮影を実行する機能を有する。X線撮影実行手段39によって生成されたX線画像は、撮影条件と共に記憶装置(又は、ネットワークを介して接続される図示しない画像サーバ)に記憶され、次のX線撮影時に、過去X線画像として利用される。
なお、第2ガイド動画像生成手段35によって生成された第2ガイド動画像(図15に図示)のうち最終(X線撮影直前)の第2ガイド画像(静止画)を撮影条件と共に記憶装置(又は、ネットワークを介して接続される図示しない画像サーバ)に記憶し、次のX線撮影時に、過去光学画像として利用してもよい。その場合、取得手段31は、記憶装置24(又は、ネットワークを介して接続される図示しない画像サーバ)から患者の過去画像としての過去光学画像と、その過去光学画像の撮影条件とを取得し、第1ガイド画像生成手段32は、取得手段31によって取得された過去光学画像に基づいて、第1ガイド画像を生成する。
続いて、X線診断装置1の動作について、図1、図2、図19、及び図20を用いて説明する。
図19及び図20は、本実施形態のX線診断装置1の動作を示すフローチャートである。
まず、図19の動作を説明すると、X線診断装置1は、記憶装置24(又は、ネットワークを介して接続される図示しない画像サーバ)から患者の過去画像と、その過去画像の撮影条件とを取得する(ステップST1)。例えば、ステップST1では、X線診断装置1は、記憶装置24から過去画像として、患者の過去X線画像を取得する。X線診断装置1は、ステップST1によって取得された過去画像に基づいて、第1ガイド画像を生成する(ステップST2)。
X線診断装置1は、ステップST1によって取得された撮影条件としてのX線管11及びX線検出器12aの高さHに一致するように立位撮影台12及び支柱部16を制御して、X線管11及びX線検出器12aの高さHを調整する(ステップST3)。X線診断装置1は、ステップST1によって取得された撮影条件としてのX線管11及びX線検出器12aの間の距離Dに一致するように台車部15を制御して、X線管11及びX線検出器12aの間の距離Dを調整する(ステップST4)。X線診断装置1は、ステップST1によって取得された撮影条件としてのX線管11及びX線検出器12aの間の距離Dに対応するように光学カメラ18の撮影角度θを調整し、ステップST1によって取得された撮影条件としてのX線管11及びX線検出器12aの間の距離Dと、ステップST1によって取得された撮影条件としてのX線の絞り径Rとに対応するように画角αを調整する(ステップST5)。
X線診断装置1は、ステップST1によって取得された過去画像の患者と同一患者が立位撮影台12の前に配置された後、過去画像の撮影部位と同一撮影部位を光学撮影して光学動画像(図9に図示)のあるタイミングの光学画像を生成する機能を有する(ステップST6)。なお、ステップST6によって生成された光学画像に対して、光学カメラ18の撮影角度によって生じる遠近感の歪みを補正して、正面(撮影角度=0)から撮影されたような補正を行なってもよい。
X線診断装置1は、ステップST6によって生成された光学画像(図9に図示の1枚)に、ステップST2によって生成された第1ガイド画像(図8に図示)を合成した第1合成画像を生成し(ステップST7)、それを撮影室側表示装置19や制御室側表示装置25に表示させる(ステップST8)。操作者は、制御室側表示装置25に表示される第1合成動画像を見ながら、患者に対して撮影位置の変更を指示する。また、患者は、撮影室側表示装置19に表示される第1合成動画像を見ながら、自身の撮影位置を変更する。
図20の説明に移って、X線診断装置1は、ステップST6によって生成された光学画像(図9に図示の1枚)に基づいて第2ガイド画像(図15に図示の1枚)を生成する(ステップST9)。
X線診断装置1は、図19のステップST7によって生成された第1合成画像(図11に図示の1枚)に、ステップST9によって生成された第2ガイド画像(図15に図示の1枚)を合成した第2合成画像(図16に図示の1枚)を生成し(ステップST10)、それを撮影室側表示装置19や制御室側表示装置25に表示させる(ステップST11)。操作者は、制御室側表示装置25に表示される第2合成動画像を見ながら、患者に対して撮影位置の変更を指示する。また、患者は、撮影室側表示装置19に表示される第2合成動画像を見ながら、自身の撮影位置を変更する。
X線診断装置1は、図19のステップST2によって生成された第1ガイド画像と、ステップST9によって生成された第2ガイド画像とに基づいて、図16に示す第1ガイドL1と第2ガイドL2とが一致するか否かを判断する(ステップST12)。ステップST12の判断にてYES、すなわち、第1ガイドL1と第2ガイドL2とが一致すると判断される場合、X線診断装置1は、図19のステップST1によって取得された患者の過去画像の撮影条件に従ってX線撮影制御装置22を介して撮影装置本体10を制御してX線撮影を実行する(ステップST13)。
一方、ステップST12の判断にてNO、すなわち、第1ガイドL1と第2ガイドL2とが一致しないと判断される場合、X線診断装置1は、第1ガイドL1と第2ガイドL2とが一致しない旨(警告)を報知する(ステップST14)。操作者は、報知手段38によって警告が報知された場合、制御室側表示装置25に表示される第1合成画像や第2合成画像を見ながら、患者に対して撮影位置の変更を指示する。また、患者は、報知手段38によって警告が報知された場合、撮影室側表示装置19に表示される第1合成画像や第2合成画像を見ながら、自身の撮影位置を変更する。
X線診断装置1は、患者を光学撮影して光学動画像(図9に図示)の次のタイミングの光学画像を生成する(ステップST6)。
本実施形態のX線診断装置1によると、過去画像が取得された際の撮影条件及びポジショニングを本撮影で容易に再現することができ、患者の治療経過を観察しやすくなり、過去及び現在の比較診断効率を向上させることができる。また、ポジショニングから過去画像のものよりずれても患者自身がズレを認識し適切に修正しやすくなり、撮影効率が向上する。
(変形例)
過去画像として、同一患者における過去画像に基づく第1ガイドと、過去画像の撮影条件とを利用することについて説明した。しかしながら、同一患者における画像を利用するのではなく、教科書データに基づく第1ガイドと、教科書データの撮影条件とを利用することもできる。教科書データに基づく第1ガイドとは、標準的なポジショニングによる画像から抽出した第1ガイドや、別途作成した標準的なポジショニングのための第1ガイドを指す。予め、身長、体重、及び年齢等の毎に教科書データをDB(data base)として蓄積しておき、DBから取得された教科書データに基づいて第1ガイド画像を生成して第1合成動画像として表示する。
また、技師がその場で第1ガイドを手書きして、手書きされた第1ガイドの第1ガイド画像を生成して第1合成動画像として表示してもよい。
患者のケガの程度によってはポジショニングのために痛みを伴う場合があるが、第1変形例の場合、患者個人の裁量で無理なくポジショニングでき、患者に与える苦痛が小さくて済む。また、患者自身が技師に触れられることなくポジショニングでき、不快な思いをしなくて済む。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の省略、置き換え、変更を行なうことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 X線診断装置
10 撮影装置本体
20 画像処理装置(コンソール)
21 メイン制御装置
31 取得手段
32 第1ガイド画像生成手段
33 光学撮影手段
34 第1合成動画像生成手段
35 第2ガイド動画像生成手段
36 第2合成動画像生成手段
37 一致判断手段
38 報知手段
39 X線撮影実行手段

Claims (14)

  1. X線を照射するX線源と、前記X線を検出するX線検出器と、光学カメラとを備える撮影装置本体と、
    記憶装置から被検体の画像と、その画像の撮影条件とを取得する取得手段と、
    前記取得された画像に基づいて、前記被検体のガイドを示すガイド画像を生成するガイド画像生成手段と、
    前記光学カメラを制御して、前記被検体と同一被検体を光学撮影する光学撮影手段と、
    前記光学撮影による光学動画像の各光学画像に前記ガイド画像を合成した合成動画像を表示装置に表示させる表示手段と、
    を有するX線診断装置。
  2. 前記光学撮影による光学動画像の各光学画像に基づいて、前記被検体のガイドを示す第2のガイド画像を生成する第2ガイド画像生成手段をさらに有し、
    前記表示手段は、前記合成動画像に前記第2のガイド画像を合成した第2合成動画像を前記表示装置に表示させる請求項1に記載のX線診断装置。
  3. 前記ガイド画像のガイドと、前記第2のガイド画像のガイドとが略一致するか否かを判断する一致判断手段と、
    前記一致判断手段によって略一致すると判断された場合、前記撮影装置本体を制御して前記同一被検体のX線撮影を実行するX線撮影実行手段と、
    を有する請求項2に記載のX線診断装置。
  4. 前記被検体のガイドを、前記被検体の芯線、骨の輪郭、及び体表の輪郭のうちいずれかとする請求項1乃至3のうちいずれか一項に記載のX線診断装置
  5. 前記光学カメラは、前記X線源に取り付けられる請求項1乃至4のうちいずれか一項に記載のX線診断装置。
  6. 前記取得手段は、前記撮影条件として、前記X線源及び前記X線検出器の高さを取得し、
    前記光学撮影手段は、前記高さに一致するように前記撮影装置本体を調整し、前記同一被検体を光学撮影する請求項5に記載のX線診断装置。
  7. 前記取得手段は、前記撮影条件として、前記X線の絞り径を取得し、
    前記光学撮影手段は、前記絞り径に対応するように前記光学カメラの画角を調整し、前記同一被検体を光学撮影する請求項5に記載のX線診断装置。
  8. 前記撮影装置本体は、前記X線検出器に対して前記X線源を水平方向に移動可能である構成を有する請求項1乃至7のうちいずれか一項に記載のX線診断装置。
  9. 前記取得手段は、前記撮影条件として、前記X線源及び前記X線検出器の高さと、前記X線源及び前記X線検出器の間の距離とを取得し、
    前記光学撮影手段は、前記高さに一致するように前記撮影装置本体を調整し、前記距離に一致するように前記撮影装置本体を調整する請求項8に記載のX線診断装置。
  10. 前記取得手段は、前記撮影条件として、前記X線源及び前記X線検出器の間の距離と、前記X線の絞り径とを取得し、
    前記光学撮影手段は、前記距離に対応するように前記光学カメラによる撮影角度を調整し、前記距離及び前記絞り径に対応するように前記光学カメラの画角を調整する請求項8に記載のX線診断装置。
  11. 前記表示装置は、前記撮影装置本体が備えられる部屋内で、前記光学撮影されている被検体を含む対象者が視認可能な位置に備えられる請求項1乃至10のうちいずれか一項に記載のX線診断装置。
  12. 前記表示装置は、前記撮影装置本体が備えられる部屋外で、前記撮影装置本体を制御する制御室に備えられる請求項1乃至10のうちいずれか一項に記載のX線診断装置。
  13. 前記記憶装置から、前記被検体の画像として、X線画像か、又は、前記光学画像を取得する請求項1乃至12のうちいずれか一項に記載のX線診断装置。
  14. X線を照射するX線源と、前記X線を検出するX線検出器と、光学カメラとを備える撮影装置本体を備えるX線診断装置の制御方法において、
    記憶装置から被検体の画像と、その画像の撮影条件とを取得し、
    前記取得された画像に基づいて、前記被検体のガイドを示すガイド画像を生成し、
    前記光学カメラを制御して、前記被検体と同一被検体を光学撮影し、
    前記光学撮影による光学動画像の各光学画像に前記ガイド画像を合成した合成動画像を表示装置に表示させるX線診断装置の制御方法。
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