JP7051400B2 - X線診断装置、位置合わせ情報作成装置、およびx線診断システム - Google Patents

X線診断装置、位置合わせ情報作成装置、およびx線診断システム Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、X線診断装置、位置合わせ情報作成装置、およびX線診断システムに関する。
骨折などの経過観察では、数週間の間隔を空けて、X線診断装置によるX線撮影を行う場合がある。この場合、管電圧[kV]、管電流[mA]、時間[s]、およびmAs値[mAs]等のX線撮影条件や被検体に対する撮影位置は、一般に、初回の診断時に設定された値を2回目以降の診断でも同じように設定する。すなわち、2回目以降の診断において、X線撮影条件や撮影位置は、X線撮影前に検査オーダが出された時点で明確に決まっている。
しかしながら、X線診断装置では、X線撮影毎にX線撮影条件の設定や撮影位置の調整といった作業が技師等の操作者により行われている。この種の作業は、一日に多数の患者を検査する場合に、操作者の負担を大きくする恐れがある。
従って、X線診断装置では、操作者の負担を軽減する観点から、X線撮影条件の設定および撮影位置の位置決めを容易に行えることが望ましい。
特開2013-048740号公報
本発明が解決しようとする課題は、X線撮影条件の設定および撮影位置の位置決めを容易に行えるようにすることである。
実施形態に係るX線診断装置は、取得部と、特定部と、設定部と、位置決め処理部と、出力部とを備える。取得部は、被検体の少なくとも一部を撮影することによって得られたカメラ画像を取得する。特定部は、被検体の患者情報および被検体のX線撮影に関する情報に基づいて、被検体の同じ撮影部位の過去のカメラ画像および過去のX線撮影条件を特定する。設定部は、過去のX線撮影条件を現在のX線撮影条件として設定する。位置決め処理部は、少なくとも過去のカメラ画像を用いて、X線撮影の位置決めに関する処理を行う。出力部は、位置決めに関する処理に用いられる情報を出力する。
図1は、各実施形態に係るX線診断装置の外観を示す図。 図2は、第1の実施形態に係るX線診断装置の構成例を示すブロック図。 図3は、同実施形態における動作を説明するための図。 図4は、同実施形態における撮影方法の具体例を説明するための模式図。 図5は、同実施形態における重畳画像の表示を説明するための図。 図6は、同実施形態におけるガイド情報を例示する図。 図7は、同実施形態における撮影方法の具体例を説明するための模式図。 図8は、同実施形態における重畳画像の表示を説明するための図。 図9は、同実施形態におけるガイド情報を例示する図。 図10は、第2の実施形態に係るX線診断装置の構成例を示すブロック図。 図11は、同実施形態における動作を説明するための図。 図12は、同実施形態における撮影方法の具体例を説明するための模式図。 図13は、同実施形態における投影方法を説明するための図。 図14は、同実施形態における撮影方法の具体例を説明するための模式図。 図15は、同実施形態における投影方法を説明するための図。 図16は、第3の実施形態に係るX線診断装置の構成例を示すブロック図。 図17は、同実施形態における動作を説明するための図。 図18は、第4の実施形態に係る位置合わせ情報作成装置の構成例を示すブロック図。
以下、図面を参照しながら各実施形態について説明するが、その前に各実施形態に共通する外観に関する構成を述べる。その後、各実施形態では、解説済みの要素と同一または類似の要素には同一または類似の符号を付して重複する説明を省略し、主に未解説の要素について述べる。
図1は、各実施形態に係るX線診断装置1の外観を例示する図である。本明細書におけるX線診断装置1は、例えばX線一般撮影で用いられる。図1のX線診断装置1は、検査室に設置される高電圧発生器10、X線管支持装置20、および撮影台30と、操作室に設置されるコンソール40とを含む。尚、X線診断装置1は、立位撮影用の撮影台30の代わりに、或いは併用して臥位撮影用の水平式撮影台(寝台)を含んでもよい。
X線管支持装置20は、例えば、検査室の天井から吊り下げて用いる天井式X線管支持装置である。天井式X線管支持装置を使用する場合、例えば、検査室の天井には、一対のレールR1が設けられる。一対のレールR1には、レールR1に直交し、レールR1方向に移動可能な一対のレールR2が設けられる。X線管支持装置20は、レールR2上に設けられ、レールR2方向に移動可能となっている。よって、X線管支持装置20は、レールR1およびレールR2に沿って水平方向に自在に移動可能となっている。尚、図1では、レールR1が設置される方向をX軸とし、レールR2が設置される方向をY軸とする。また、X軸およびY軸を通る平面に鉛直な方向をZ軸とする。
X線管支持装置20は、操作ボックス21と、支柱部22aと、支持部22bとを備える。操作ボックス21は、X線管21aおよびX線可動絞り器21bなどを備える。尚、操作ボックス21は、位置検出器、カメラ、ディスプレイ、およびプロジェクタのいずれかを備えてもよい。
操作ボックス21は、支柱部22aの一端に取り付けられ、Y軸回りに回動可能である。Y軸回りに回動可能な操作ボックス21に備えられたX線管21aは、例えば、X軸方向からZ軸方向までの任意の方向にX線を照射することができる。具体的には、X線管21aは、操作ボックス21を操作することによって、X軸方向からZ軸方向にかけて多段階、或いは無段階にX線の照射方向を設定することができる。
支柱部22aの一端は、操作ボックス21を有し、他端は支持部22bに取り付けられる。支柱部22aは、例えば、図示しない駆動部により伸縮することによって、操作ボックス21をZ軸に対応するa方向に可動させる。
支持部22bは、レールR2上に設置される。支持部22bは、例えば、図示しない駆動部によりレールR2上を移動することによって、操作ボックス21をY軸に対応するb方向に可動させる。また、レールR2は、レールR1上を移動することによって、支持部22bに取り付けられた操作ボックス21をX軸に対応するc方向に可動させる。
なお、X線管支持装置20は、操作ボックス21が移動可能であれば、上記構成に限らない。例えば、床面および天井(或いは、床面および壁面)にそれぞれ設けられた一対のレール上に、移動可能に支柱部が設けられ、当該支柱部に移動可能に設けられた支持部を介して操作ボックスが設けられる構成でもよい。
撮影台30は、X線検出器31と、支持部32aと、支柱部32bとを備える。撮影台30は、例えば検査室の壁面近くに設置される。尚、撮影台30は、位置検出器を備えてもよい。また、X線検出器31は、撮影台30から着脱可能な構成でもよい。
X線検出器31は、支持部32aの一方に取り付けられ、Y軸回りに回動可能である。Y軸回りに回動することにより、操作者は、X線検出器31の検出面をX軸に対して垂直に、或いはZ軸に対して垂直に向けることができる。
支持部32aの一方は、X線検出器31を有し、他方は支柱部32bに取り付けられる。支持部32aは、図示しない駆動部により支柱部32bの長軸方向に移動することによって、X線検出器31をZ軸に対応するd方向に可動させる。
支柱部32bは、床面に設置される。支柱部32bは、支持部32aを支持することによって、X線検出器31を支持する。
(第1の実施形態)
図2は、第1の実施形態に係るX線診断装置1の構成例を示すブロック図である。X線診断装置1は、高電圧発生器10と、操作ボックス21と、駆動支持部22と、撮影台30と、コンソール40とを備える。操作ボックス21は、X線管21aと、X線可動絞り器21bと、位置検出器21cと、カメラ21d(撮影部)と、ディスプレイ21eとを備える。撮影台30は、X線検出器31と、駆動支持部32と、位置検出器33とを備える。コンソール40は、画像発生回路41と、ディスプレイ42と、入力インタフェース43と、制御回路44と、処理回路45と、記憶回路46(記憶部)と、通信インタフェース47とを備える。ここで、「X線診断装置」の用語は、カメラの有無とは無関係に「X線診断システム」に読み替えてもよい。
高電圧発生器10は、X線管21aに印加する直流高電圧を発生し、当該直流高電圧の大きさ、印加時間、および流れる電流量などを制御する。高電圧発生器10は、制御回路44からX線撮影条件(管電流の値、管電圧の値、照射時間、mAs値、および線源画像受像間距離(Source to Image receptor Distance:SID)などを受け取る。高電圧発生器10は、X線撮影条件に基づいて、X線撮影およびX線透視にそれぞれ適した管電流をX線管21aに供給し、X線撮影およびX線透視にそれぞれ適した管電圧をX線管21aに印加する。
操作ボックス21は、操作者の操作によって所望の位置へ配置される。操作者は、操作ボックス21を操作することによって、X線検出器31までの距離や方向を自由に設定することができる。
X線管21aは、高電圧発生器10から供給された管電流と、高電圧発生器10により印加された管電圧とに基づいてX線を発生する。X線管21aから発生されたX線は、被検体Pに照射される。
X線可動絞り器21bは、X線管21aによって発生されたX線の照射野を限定する。X線可動絞り器21bは、X線の照射野を限定することによって、操作者の所望する撮影部位(或いは、撮影範囲)にだけX線を照射することができる。即ち、X線可動絞り器21bは、撮影部位(或いは、撮影範囲)とは異なる部位(或いは、範囲)に対して、不要な被曝をさせないようにすることができる。また、X線可動絞り器21bは、散乱X線の低減および焦点外X線の除去ができる。
位置検出器21cは、操作ボックス21の空間的な位置を検出する。操作ボックス21の空間的な位置とは、例えば、操作ボックス21の方向、X線検出器31と操作ボックス21との間の距離、および操作ボックス21と床面との間の距離などである。位置検出器21cは、操作ボックス21の空間的な位置の情報を制御回路44および処理回路45などへと出力する。尚、操作ボックス21の空間的な位置の検出には、各種センサなど既知の技術を用いればよいため、説明を省略する。
カメラ21dは、例えば、操作ボックス21の任意の位置に設置される。カメラ21dは、X線管21a(或いは、X線可動絞り器21b)のX線照射方向と同じ方向に撮影方向が設定される。カメラ21dは、X線撮影と共に、被検体Pの少なくとも一部を撮影することによってカメラ画像を生成する。被検体Pの少なくとも一部とは、例えば、被検体Pの上半身や被検体Pの手などである。また、カメラ画像には、被検体Pの少なくとも一部が含まれる。尚、カメラ画像は、被検体Pおよび操作ボックス21の位置に変化がなければ、X線撮影の前後のいずれかで撮影されてもよい。また、カメラ画像は、静止画に限らず、動画でもよい。
さらに、カメラ21dは、被検体Pを動画撮影することによって動画像を順次生成してもよい。
なお、カメラ21dが設置される場所は、操作ボックス21に限定されず、例えば、検査室内の任意の場所でもよい。検査室内の任意の場所に設置される場合、カメラ21dは、被検体Pの少なくとも一部が画角に収まる位置に設置される。これに伴い、検査室内に設置されたカメラと、X線診断装置とを備えた構成をX線診断システムと呼んでもよい。
ディスプレイ21eは、例えば、操作ボックス21の任意の位置に設置される。ディスプレイ21eは、所望の画像を表示する。具体的には、ディスプレイ21eは、制御回路44による制御のもとで、後述する処理画像およびカメラ21dによって生成された動画像を重畳した重畳画像を表示する。本実施形態では、ディスプレイ21eは、処理画像を前景とし、動画像を背景とした重畳画像を表示することとする。尚、ディスプレイ21eは、操作ボックス21に設置される形態に限定されない。ディスプレイ21eとして、例えば、タブレット端末に備えられたディスプレイが用いられてもよい。
駆動支持部22は、操作ボックス21を駆動するように支持する。具体的には、駆動支持部22は、操作者の操作に連動して、操作ボックス21を所望の位置に移動させる。駆動支持部22は、例えば、図1の支柱部22aおよび支持部22bなどに相当する。
撮影台30は、X線検出器31と、駆動支持部32と、位置検出器33とを備える。尚、撮影台30に備えられるX線検出器31は、着脱可能な構成でもよい。
X線検出器31は、X線管21aから発生され、被検体Pを透過したX線を検出する。X線検出器31は、例えば、X線を検出することができるフラットパネルディテクタ(Flat Panel Detector:FPD)を備える。FPDは、複数の半導体検出素子を有する。半導体検出素子には、間接変換形と直接変換形とがある。間接変換形とは、入射X線を蛍光体などのシンチレータによって光に変換し、変換された光を電気信号に変換する形式である。直接変換形とは、入射X線を直接的に電気信号に変換する形式である。
X線の入射に伴って複数の半導体検出素子で発生された電気信号は、図示しないアナログディジタル変換器(Analog to Digital converter:A/D変換器)に出力される。A/D変換器は、電気信号をディジタルデータに変換する。A/D変換器は、ディジタルデータを、画像発生回路41に出力する。
駆動支持部32は、X線検出器31を駆動するように支持する。具体的には、駆動支持部32は、操作者の操作に連動して、X線検出器31を所望の位置に移動させる。操作者の操作とは、例えば、駆動支持部32へ制御信号を出力するような入力インタフェース43を介した操作や、X線検出器31が収納されるクレードルを、操作者が手動で操作することを含む。駆動支持部32は、例えば、図1の支持部32aおよび支柱部32bなどに相当する。
位置検出器33は、X線検出器31の空間的な位置を検出する。X線検出器31の空間的な位置とは、例えば、X線検出器31と床面との間の距離などである。X線検出器31の空間的な位置の検出は、例えば、レーザ計測器などを用いてX線検出器31と床面との距離を測定すればよい。位置検出器33は、X線検出器31の空間的な位置の情報を制御回路44および処理回路45などへと出力する。
画像発生回路41は、X線検出器31からA/D変換器を介して出力されたディジタルデータに基づいてX線画像を発生する。画像発生回路41は、発生したX線画像を記憶回路46および外部記憶装置(図示せず)などに出力する。
ディスプレイ42は、画像発生回路41によって発生されたX線画像(或いは、透視画像)を表示する。ディスプレイ42は、ディスプレイの全面または一部を、X線画像(或いは、透視画像)を表示するための表示ウィンドウとしてもよいし、全面または一部を切り替えられるようにしてもよい。また、ディスプレイ42は、ディスプレイ21eに表示される内容を表示させてもよい。尚、ディスプレイ42は、透視・撮影位置、X線照射条件などの入力に関する入力画面を表示してもよい。
入力インタフェース43は、操作者が所望するX線撮影の撮影条件およびX線透視の透視条件などのX線撮影条件、透視・撮影位置、照射野、およびX線画像における関心領域(Region of Interest:ROI)などを、操作者の指示により入力する。入力インタフェース43は、操作者からの各種指示、命令、情報、選択、および設定を、X線診断装置1に取り込む。
本明細書において、入力インタフェース43は、前述したマウスおよびキーボードなどの物理的な操作部品を備えるものだけに限られない。例えば、装置とは別体に設けられた外部の入力機器から入力操作に対応する電気信号を受け取り、この電気信号を制御回路44へ出力する電気信号の処理回路も入力インタフェース43の例に含まれる。
制御回路44は、X線診断装置1における各回路および各部などを制御するプロセッサである。制御回路44は、入力インタフェース43から入力された操作者の指示などの情報(例えば、X線撮影条件)を、図示しないメモリに一時的に記憶する。制御回路44は、メモリに記憶された操作者の指示などに従って、X線撮影およびX線透視を実行するために、高電圧発生器10、X線管21a、駆動支持部22、および駆動支持部32などを制御する。さらに、制御回路44は、画像発生回路41におけるX線画像発生処理などを制御する。
また、制御回路44は、メモリに記憶された操作者の指示などに従って、カメラ21dによるカメラ画像、或いは動画像の取得タイミングを制御する。具体的には、制御回路44は、カメラ21dに対して、X線撮影と共に、カメラ画像を取得するように撮影タイミングを制御する。
また、制御回路44は、メモリに記憶された操作者の指示などに従って、ディスプレイ21eへの表示を制御する。具体的には、制御回路44は、ディスプレイ21eに対して、後述する処理画像および動画像を重畳した重畳画像の表示を制御する。
処理回路45は、ハードウェア資源として、プロセッサおよびメモリを備える。処理回路45は、操作者により入力インタフェース43を介して入力された開始指示に応じて、記憶回路46に記憶された制御プログラムを読み出す。処理回路45は、読み出した制御プログラムに従って、X線撮影条件の設定および撮影位置の位置決めを容易に行うための処理に関する各機能を実行する。上記各機能は、例えば、取得機能45a、書き込み機能45b、特定機能45c(特定部)、設定機能45d(設定部)、位置決め処理機能45e(位置決め処理部)、および出力機能45f(出力部)などがある。
取得機能45aは、カメラ21dが生成したカメラ画像などを取得する機能である。具体的には、取得機能45aは、被検体の少なくとも一部を撮影することによって得られたカメラ画像を取得する。また、取得機能45aは、被検体の少なくとも一部が動画撮影された動画像を順次取得してもよい。
書き込み機能45bは、カメラ画像などを記憶回路46へと書き込む機能である。具体的には、書き込み機能45bは、少なくとも被検体Pの患者情報、カメラ21dが取得したカメラ画像、X線撮影時のX線撮影条件、およびX線撮影に関する情報を対応付けて記憶回路46へと書き込む。患者情報は、患者個人を特定するための患者IDを少なくとも含む。X線撮影に関する情報とは、例えば、被検体Pの撮影部位を示す撮影部位情報、撮影部位の方向を示す方向情報、およびX線撮影に関する装置の位置情報などの少なくともいずれかを含む。尚、書き込み機能45bは、記憶回路46へと書き込む構成に限らない。例えば、書き込み機能45bは、通信インタフェース47を介して、ネットワーク上のサーバが有する記憶回路へと書き込んでもよい。
特定機能45cは、これから行われる検査(現在の検査)と同内容の検査に対応する過去に行われた検査(過去の検査)を特定する機能である。具体的には、特定機能45cは、患者情報およびX線撮影に関する情報に基づいて、記憶回路46に記憶されているルックアップテーブルを参照することによって、過去の検査に関する過去のカメラ画像および過去のX線撮影条件を特定する。換言すると、特定機能45cは、被検体の患者情報および被検体のX線撮影に関する情報に基づいて、被検体の同じ撮影部位の過去のカメラ画像および過去のX線撮影条件を特定する。
また、特定機能45cは、現在の検査と特定された過去の検査との関連性を判定してもよい。具体的には、特定機能45cは、同一の患者IDにおいて、現在の検査に関する検査日、或いはオーダ情報と、特定された過去の検査に関する検査日、カメラ画像の取得日時、或いはオーダ情報とに応じて関連性の有無を判定する。例えば、関連性が有るとは、現在の検査と特定された過去の検査との検査日の期間が数週間である場合や、撮影部位が同一である場合などである。尚、特定機能45cは、オーダ情報などを、通信インタフェース47を介して外部システムから受け取る。
設定機能45dは、特定機能45cによって特定された過去のX線撮影条件を、現在の検査に係るX線撮影条件(現在のX線撮影条件)として設定する機能である。
位置決め処理機能45eは、少なくとも特定機能45cによって特定された過去のカメラ画像を用いて、X線撮影の位置決めに関する処理を行う機能である。具体的には、位置決め処理機能45eは、過去のカメラ画像に対して、輪郭抽出処理および透過処理を行うことによって処理画像を作成する。輪郭抽出処理とは、例えば、カメラ画像からエッジを検出することによって、被検体Pの輪郭を抽出する処理である。透過処理とは、例えば、カメラ画像に写っている被検体P以外の背景を透過する処理である。
また、位置決め処理機能45eは、処理画像および動画像を重畳することによって重畳画像を生成してもよい。尚、位置決め処理機能45eは、過去のカメラ画像の全体に対して、透過率を上げる処理をさらに行ってもよい。透過率を上げることによって、重畳画像を生成する際に過去のカメラ画像が半透明となり、前景と背景との区別がし易くなる。或いは、位置決め処理機能45eは、過去のカメラ画像の全体に対して、透過率を上げる処理だけを行ってもよい。
出力機能45fは、位置決めに関する処理に用いられる情報を出力する機能である。位置決めに関する処理に用いられる情報とは、例えば、処理画像や重畳画像である。具体的には、出力機能45fは、重畳画像をディスプレイへと出力してもよいし、処理画像をプロジェクタへと出力してもよい。
記憶回路46は、HDD(Hard Disk Drive)などの電気的情報を記録するメモリと、それらメモリに付随するメモリコントローラやメモリインタフェースなどの周辺回路から構成される。メモリとしては、HDDに限らず、SSD(ソリッドステートドライブ)、磁気ディスク(フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスクなど)、光ディスク(CD、DVD、Blu-ray(登録商標)など)、および半導体メモリなどが適宜、使用可能となっている。
また、記憶回路46は、画像発生回路41で発生された種々のX線画像、X線診断装置1のシステム制御プログラム、制御回路44において実行される診断プロトコル、入力インタフェース43から送られてくる操作者の指示、X線撮影に関する撮影条件およびX線透視に関する透視条件などの各種データ群、エラー情報、およびネットワークを介して送られてくる種々のデータなどを記憶する。
また、記憶回路46は、処理回路45による書き込み指示によって、少なくとも被検体Pの患者情報、カメラ21dが取得したカメラ画像、X線撮影時のX線撮影条件、およびX線撮影に関する情報を対応付けたテーブルを記憶してもよい。記憶されたテーブルは、例えばルックアップテーブル(Look Up Table:LUT)に相当する。尚、記憶回路46は、患者情報、カメラ画像、X線撮影条件、X線撮影に関する情報、およびX線画像を対応付けて記憶してもよい。また、カメラ画像、X線撮影条件、X線撮影に関する情報は、X線画像に付帯されてもよい。
通信インタフェース47は、例えば、ネットワークおよび図示しない外部記憶装置に関する回路を有する。X線診断装置1によって得られたX線画像などは、通信インタフェース47およびネットワークを介して他の装置に転送可能である。
次に、以上のように構成されたX線診断装置1の動作について、図3のフローチャートを用いて説明する。
始めに、X線診断装置1に患者情報が入力される。そして、撮影台30の正面に被検体Pが載置された後に、ステップS1を開始する。尚、ステップS1は、撮影台30の正面に被検体Pが載置される前、例えば被検体Pが別室で待機中に行われてもよい。また、被検体Pに対するX線検出器31の位置(例えば、高さ)は、過去の情報から自動で、或いは操作者が手動で事前に設定されているものとする。
(ステップS1)
X線診断装置1では、現在の検査に係る被検体PのX線撮影が初回撮影か否かを判定する。具体的には、特定機能45cは、例えば、被検体Pの患者情報に含まれる患者IDをキーとして、過去の検査を検索する。特定機能45cは、現在の検査と過去の検査とに関連があるか否かを判定する。現在の検査と過去の検査とに関連がある場合(即ち、初回撮影でない場合)、処理はステップS6へと進む。現在の検査と過去の検査とに関連がない場合(即ち、初回撮影である場合)、処理はステップS2へと進む。尚、特定機能45cは、現在の検査と過去の検査とに関連があるか否かを、例えばディスプレイ42に表示させ、操作者に提示してもよい。
(ステップS2)
X線診断装置1では、操作者の操作により、X線撮影条件が設定される。操作ボックス21は、操作者が操作することによって所望の位置へ配置される。
(ステップS3)
X線診断装置1は、制御回路44による制御のもとで、X線撮影を行い、X線画像を取得する。
(ステップS4)
制御回路44は、カメラ21dに対して、ステップS3のX線撮影と共に、カメラ画像を取得するように撮影タイミングを制御する。カメラ21dは、X線撮影と共に、被検体Pの少なくとも一部を撮影することによってカメラ画像を取得する。
(ステップS5)
書き込み機能45bは、患者情報、ステップS4で取得したカメラ画像、X線撮影条件、およびX線撮影に関する情報を対応付けて記憶回路46へと書き込む。ステップS5の後に初回撮影時の動作は終了する。
(ステップS6)
ステップS1において、現在の検査と過去の検査とに関連がある場合(即ち、初回撮影でない場合)、特定機能45cは、患者情報およびX線撮影に関する情報に基づいて、記憶回路46に記憶されているルックアップテーブルから過去のカメラ画像および過去のX線撮影条件を特定する。
(ステップS7)
設定機能45dは、ステップS6で特定した過去のX線撮影条件を、現在のX線撮影条件として設定する。
(ステップS8)
位置決め処理機能45eは、ステップS6で特定した過去のカメラ画像に対して、輪郭抽出処理および透過処理を行うことによって処理画像を作成する。
(ステップS9)
制御回路44は、ディスプレイ21eに対して、ステップS8で作成した処理画像およびカメラ21dから出力される動画像を重畳した重畳画像の表示を制御する。ディスプレイ21eは、処理画像および動画像を重畳した重畳画像を表示する。
(ステップS10)
操作ボックス21は、操作者が操作することによって所望の位置へ配置される。この時、操作者は、ディスプレイ21eに重畳画像の表示された画面を見ながら操作ボックス21の位置合わせをすることができる。また、操作ボックス21の位置合わせ後において、操作者は、ディスプレイ21eに重畳画像の表示された画面を見ながら、被検体Pに対して位置合わせをするための指示をすることもできる。
(ステップS11)
操作ボックス21の位置合わせが完了した後、X線診断装置1は、制御回路44による制御のもとで、X線撮影を行い、X線画像を取得する。
(ステップS12)
書き込み機能45bは、患者情報、X線撮影条件、およびX線撮影に関する情報を対応付けて記憶回路46へと書き込む。尚、ステップS11のX線撮影と共にカメラ画像を取得した場合、書き込み機能45bは、患者情報、取得したカメラ画像、X線撮影条件、およびX線撮影に関する情報を対応付けて記憶回路46へと書き込んでもよい。ステップS12の後に2回目以降のX線撮影時の動作は終了する。
<第1の具体例>
第1の具体例では、胸部のX線撮影を行う場合を想定する。図4は、胸部のX線撮影と共にカメラ画像を取得する方法を説明するための模式図である。被検体Pは、X線検出器31の前に向かい合うように載置されている。操作ボックス21に設置されたカメラ21dは、X線撮影と共に、被検体Pの上半身を含むようにカメラ画像を取得する。尚、カメラ21dの位置は、図4の位置に限らない。
図5は、重畳画像の表示を説明するための図である。経過観察などによる2回目以降のX線撮影の場合、図4のディスプレイ21eは、処理画像51および動画像52を重畳した重畳画像を表示する。換言すると、ディスプレイ21eは、処理画像51および動画像52を互いに重畳させた重畳画像53を表示する。
処理画像51には、被検体Pと同一人物である過去のカメラ画像の被検体P’が表示されている。また、処理画像51には、輪郭抽出処理および透過処理が行われたことにより被検体P’だけが含まれている。動画像52には、現在の検査における被検体PおよびX線検出器31などが含まれる。重畳画像53には、被検体Pおよび被検体P’が表示されている。尚、位置決め処理機能45eは、重畳画像53の被検体Pおよび被検体P’の重複している部分について着色する処理を行ってもよい。
操作者は、例えば、重畳画像53を見ながら操作ボックス21を移動させる。そして、操作者は、表示されている被検体P’と被検体Pとがちょうど重なり合う位置に操作ボックス21を移動させることによって位置合わせをすることができる。
図6は、重畳画像53にガイド情報を付与する例を示す。図6の重畳画像60には、重畳画像53に、ガイド情報としてガイド矢印61および情報ウィンドウ62が表示されている。ガイド情報とは、例えば、操作者に対して操作ボックス21の位置決めに関する情報である。ガイド矢印61は、例えば、操作ボックス21を動かす方向を矢印の先に対応させて示している。情報ウィンドウ62は、例えば、操作ボックス21を動かす方向を文章(例えば、「左に動かしてください」など)で表示している。尚、前述のガイド情報は、例えば、位置決め処理機能45eによって重畳画像に付与される。また、ガイド情報は、文字情報だけで無く、音声情報が含まれていてもよい。
<第2の具体例>
第2の具体例では、手のX線撮影を行う場合を想定する。図7は、手のX線撮影とともにカメラ画像を取得する方法を説明するための模式図である。被検体Pの右手RHが、X線検出器31の上に載置されている。操作ボックス21に設置されたカメラ21dは、X線撮影と共に、右手RHを含むようにカメラ画像を取得する。
図8は、重畳画像の表示を説明するための図である。経過観察などによる2回目以降のX線撮影の場合、図7のディスプレイ21eは、処理画像71および動画像72を重畳させた重畳画像73を表示する。
処理画像71には、被検体Pと同一人物である過去のカメラ画像の被検体P’の右手RH’が表示されている。また、処理画像71には、輪郭抽出処理および透過処理が行われたことにより右手RH’だけが含まれている。動画像72には、現在の検査における右手RHなどが含まれる。重畳画像73には、右手RHおよび右手RH’が表示されている。尚、位置決め処理機能45eは、重畳画像73の右手RHおよび右手RH’の重複している部分について着色する処理を行ってもよい。
操作者は、例えば、重畳画像73を見ながら被検体Pに対して指示をする。そして、操作者は、表示されている右手RH’と右手RHとがちょうど重なり合うように指示することによって位置合わせをすることができる。
図9は、重畳画像73にガイド情報を付与する例を示す。図9の重畳画像80には、重畳画像73に、ガイド情報として情報ウィンドウ81が表示されている。情報ウィンドウ81は、例えば、処理画像および動画像の一致率(例えば、「一致率70%」など)を表示している。尚、前述のガイド情報は、例えば、位置決め処理機能45eによって重畳画像に付与される。
上述したように第1の実施形態に係るX線診断装置は、被検体の少なくとも一部を撮影することによって得られたカメラ画像を取得し、被検体の患者情報および被検体のX線撮影に関する情報に基づいて、被検体の同じ撮影部位の過去のカメラ画像および過去のX線撮影条件を特定する。そして、X線診断装置は、過去のX線条件を現在のX線撮影条件として設定し、少なくとも過去のカメラ画像を用いて、X線撮影の位置決めに関する処理を行い、位置決めに関する処理に用いられる情報を出力する。このように、過去のX線条件を現在のX線撮影条件として設定することによって、操作者によるX線撮影条件の設定による負担が軽減される。また、過去のカメラ画像を用いてX線撮影の位置決めに関する処理を行うことによって、操作者による撮影位置の調整による負担が軽減される。よって、このX線診断装置は、X線撮影条件の設定および撮影位置の位置決めを容易に行うことができる。これに伴い、操作者の作業の簡略化が可能になると共に、X線撮影のワークフローの改善が可能になる。このため、操作者の負担の軽減や、患者の待ち時間の短縮などの効果を期待することができる。
また、このX線診断装置は、現在の検査と過去の検査との関連性を判定し、関連性が有る場合に、過去のカメラ画像および過去のX線撮影条件を特定する。よって、このX線診断装置は、現在の検査と過去の検査との関連性を考慮することによって、現在の検査とは関連のない過去の検査が特定されることを除外することができる。
また、このX線診断装置は、被検体の少なくとも一部を動画撮影することによって動画像を取得し、過去のカメラ画像に対して、輪郭抽出処理および透過処理を行うことによって処理画像を生成し、ディスプレイに対して、処理画像および動画像を重畳した重畳画像の表示を制御する。よって、このX線診断装置は、重畳画像が表示されたディスプレイを見ながら撮影位置などの位置決めをすることができるため、撮影位置の位置決めをより容易に行うことができる。
また、このX線診断装置は、重畳表示に用いられる処理画像と動画像との重畳画像に、操作者に対して位置決めに関する情報を付与する。よって、このX線診断装置は、位置決めに関する情報を参照しながら撮影位置などの位置決めをすることができるため、撮影位置などの位置決めをより容易に行うことができる。
(第2の実施形態)
図10は、第2の実施形態に係るX線診断装置1の構成例を示すブロック図である。第2の実施形態に係るX線診断装置1は、ディスプレイ21eの代わりにプロジェクタ21fを備え、制御回路44などの動作において、第1の実施形態に係るX線診断装置1とは異なる。尚、第2の実施形態に係るX線診断装置1が、第1の実施形態に係るX線診断装置1と同様の構成および機能を有していてもよい。
図10のX線診断装置1は、高電圧発生器10と、操作ボックス21と、駆動支持部22と、撮影台30と、コンソール40とを備える。操作ボックス21は、X線管21aと、X線可動絞り器21bと、位置検出器21cと、カメラ21d(撮影部)と、プロジェクタ21fとを備える。撮影台30は、X線検出器31と、駆動支持部32と、位置検出器33とを備える。コンソール40は、画像発生回路41と、ディスプレイ42と、入力インタフェース43と、制御回路44と、処理回路45と、記憶回路46(記憶部)と、通信インタフェース47とを備える。
プロジェクタ21fは、例えば、操作ボックス21の任意の場所に設置される。プロジェクタ21fは、X線管21a(或いは、X線可動絞り器21b)のX線照射方向と同じ方向に撮影方向が設定される。プロジェクタ21fは、所望の画像をカメラ21dの撮影方向に投影する。具体的には、プロジェクタ21fは、制御回路44による制御のもとで、処理画像をカメラ21dの撮影方向に投影する。
制御回路44は、X線診断装置1における各回路および各部などを制御するプロセッサである。制御回路44は、入力インタフェース43から入力された操作者の指示などの情報(例えば、X線撮影条件)を、図示しないメモリに一時的に記憶する。制御回路44は、メモリに記憶された操作者の指示などに従って、X線撮影およびX線透視を実行するために、高電圧発生器10、X線管21a、駆動支持部22、および駆動支持部32などを制御する。さらに、制御回路44は、画像発生回路41におけるX線画像発生処理などを制御する。
また、制御回路44は、メモリに記憶された操作者の指示などに従って、カメラ21dによるカメラ画像の取得タイミングを制御する。具体的には、制御回路44は、カメラ21dに対して、X線撮影と共に、カメラ画像を取得するように撮影タイミングを制御する。
また、制御回路44は、メモリに記憶された操作者の指示などに従って、プロジェクタ21fによる処理画像の投影を制御する。具体的には、制御回路44は、プロジェクタ21fに対して、処理画像の投影を制御する。
次に、以上のように構成されたX線診断装置1の動作について、図11のフローチャートを用いて説明する。尚、図11のフローチャートは、図3のフローチャートと異なり、ステップS8の処理後にステップS20の処理を行い、ステップS20の処理後にステップS10以降の処理を行う。また、以下では、ステップS1乃至S8、S11、およびS12は、図3のフローチャートと同様のため、説明を省略する。
(ステップS20)
制御回路44は、プロジェクタ21fに対して、ステップS8で作成した処理画像の投影を制御する。プロジェクタ21fは、処理画像をカメラ21dの撮影方向に投影する。
(ステップS10)
操作ボックス21は、操作者が操作することによって所望の位置へ配置される。この時、操作者は、例えば、被検体Pに重なるように投影された処理画像を見ながら操作ボックス21の位置合わせをすることができる。また、操作ボックス21の位置合わせ後において、操作者は、投影された処理画像を見ながら、被検体Pに対して位置合わせをするための指示をすることもできる。例えば、検査部位が手の場合は、被検体P自身が位置合わせをすることもできる。
<第1の具体例>
第1の具体例では、胸部のX線撮影を行う場合を想定する。図12は、胸部のX線撮影と共にカメラ画像を取得する方法を説明するための模式図である。被検体Pは、X線検出器31の前に向かい合うように載置されている。操作ボックス21に設置されたカメラ21dは、X線撮影と共に、被検体Pの上半身を含むようにカメラ画像を取得する。
また、図12は、胸部のX線撮影の際の位置合わせで用いる、処理画像の投影方法を説明するための模式図でもある。操作ボックス21に設置されたプロジェクタ21fは、カメラ21dの撮影方向と同じ方向に処理画像を投影できるように設置される。尚、カメラ21dおよびプロジェクタ21fの位置は、図12の位置に限らない。
図13は、処理画像の投影を説明するための図である。経過観察による2回目以降のX線撮影の場合、プロジェクタ21fは、処理画像(投影画像90)を被検体Pが載置されている方向へ投影する。投影画像90には、被検体Pと同一人物である過去のカメラ画像の被検体P’が表示されている。また、投影画像90には、輪郭抽出処理および透過処理が行われたことにより被検体P’だけが含まれている。
操作者は、例えば、投影画像90を見ながら操作ボックス21を移動させる。そして、操作者は、投影されている被検体P’と被検体Pとがちょうど重なり合う位置に操作ボックス21を移動させることによって位置合わせをすることができる。
<第2の具体例>
第2の具体例では、手のX線撮影を行う場合を想定する。図14は、手のX線撮影とともにカメラ画像を取得する方法を説明するための模式図である。被検体Pの右手RHが、X線検出器31の上に載置されている。操作ボックス21に設置されたカメラ21dは、X線撮影と共に、右手RHを含むようにカメラ画像を取得する。
また、図14は、手のX線撮影の際の位置合わせで用いる、処理画像の投影方法を説明するための模式図でもある。操作ボックス21に設置されたプロジェクタ21fは、カメラ21dの撮影方向と同じ方向に処理画像を投影できるように設置される。
図15は、処理画像の投影を説明するための図である。経過観察による2回目以降のX線撮影の場合、プロジェクタ21fは、処理画像(投影画像100)を右手RHが載置されている方向へ投影する。投影画像100には、被検体Pと同一人物である過去のカメラ画像の被検体P’の右手RH’が表示されている。また、投影画像100には、輪郭抽出処理および透過処理が行われたことにより右手RH’だけが含まれている。
操作者は、例えば、投影画像100を見ながら被検体Pに対して指示をする。そして、操作者は、投影されている右手RH’と右手RHとがちょうど重なり合うように指示することによって位置合わせをすることができる。
上述したように第2の実施形態によれば、X線診断装置は、第1の実施形態に係るX線診断装置と同様の効果を得ることができる。
これに加え、このX線診断装置は、過去のカメラ画像に対して、輪郭抽出処理および透過処理を行うことによって処理画像を作成し、プロジェクタに対して、処理画像の投影を制御する。よって、このX線診断装置は、投影された処理画像を見ながら撮影位置などの位置決めをすることができるため、撮影位置の位置決めをより容易に行うことができる。
(第3の実施形態)
図16は、第3の実施形態に係るX線診断装置1の構成例を示すブロック図である。第3の実施形態に係るX線診断装置1は、処理回路45に自動配置機能45gを備え、処理回路45の動作において、第1の実施形態に係るX線診断装置1および第2の実施形態に係るX線診断装置1とは異なる。尚、第3の実施形態に係るX線診断装置1が、第1の実施形態に係るX線診断装置1および第2の実施形態に係るX線診断装置1のどちらかと同様の構成および機能を有していてもよい。
図16のX線診断装置1は、高電圧発生器10と、操作ボックス21と、駆動支持部22と、撮影台30と、コンソール40とを備える。操作ボックス21は、X線管21aと、X線可動絞り器21bと、位置検出器21cと、カメラ21d(撮影部)とを備える。撮影台30は、X線検出器31と、駆動支持部32と、位置検出器33とを備える。コンソール40は、画像発生回路41と、ディスプレイ42と、入力インタフェース43と、制御回路44と、処理回路45と、記憶回路46(記憶部)と、通信インタフェース47とを備える。
処理回路45は、ハードウェア資源として、プロセッサおよびメモリを備える。処理回路45は、操作者により入力インタフェース43を介して入力された開始指示に応じて、記憶回路46に記憶された制御プログラムを読み出す。処理回路45は、読み出した制御プログラムに従って、X線撮影条件の設定および撮影位置の自動配置を行うための処理に関する各機能を実行する。上記各機能は、例えば、取得機能45a、書き込み機能45b、特定機能45c(特定部)、設定機能45d(設定部)、位置決め処理機能45e(位置決め処理部)、出力機能45f(出力部)、および自動配置機能45g(自動配置部)などがある。
位置決め処理機能45eは、少なくとも特定機能45cによって特定された過去のカメラ画像を用いて、X線撮影の位置決めに関する処理を行う機能である。具体的には、位置決め処理機能45eは、動画像および過去のカメラ画像に基づいて、被検体Pの撮影位置に関するずれ量を算出する。例えば、位置決め処理機能45eは、動画像および過去のカメラ画像に写っている被検体の画像を比較し、それぞれに写っている被検体の画像のずれ量を算出する。
自動配置機能45gは、X線撮影の位置決めを自動で行う機能である。具体的には、自動配置機能45gは、位置決め処理機能45eで算出されたずれ量に基づいて、X線撮影の位置決めを自動で行う。
次に、以上のように構成されたX線診断装置1の動作について、図17のフローチャートを用いて説明する。尚、図17のフローチャートは、図3および図11のフローチャートと異なり、ステップS7の処理後にステップS30,S31を行い、ステップS31の処理後にステップS11以降の処理を行う。また、以下では、ステップS1乃至S7、S11、およびS12は、図3のフローチャートと同様のため、説明を省略する。
(ステップS30)
位置決め処理機能45eは、動画像および過去のカメラ画像に基づいて、被検体Pの撮影位置に関するずれ量を算出する。
(ステップS31)
自動配置機能45gは、位置決め処理機能45eで算出されたずれ量に基づいて、X線撮影の位置決めを自動で行う。
以上説明したように第3の実施形態によれば、X線診断装置は、第1の実施形態に係るX線診断装置および第2の実施形態に係るX線診断装置と同様の効果を得ることができる。
これに加え、このX線診断装置は、被検体の少なくとも一部を動画撮影することによって動画像を取得し、動画像および過去のカメラ画像に基づいて、被検体の撮影位置に関するずれ量を算出し、ずれ量に基づいて、X線撮影の位置決めを自動で行う。よって、このX線診断装置は、操作者の操作を必要とせずに撮影位置などの位置決めをすることができるため、撮影位置の位置決めに関する操作者の負担をなくすことができる。
(第4の実施形態)
図18は、第4の実施形態に係る位置合わせ情報作成装置200の構成例を示すブロック図である。図18の位置合わせ情報作成装置200は、処理回路210と、記憶回路220と、通信インタフェース230とを備える。
処理回路210は、ハードウェア資源として、プロセッサおよびメモリを備える。処理回路210は、例えば、通信インタフェース230を介して入力された開始指示に応じて、記憶回路220に記憶された制御プログラムを読み出す。処理回路210は、読み出した制御プログラムに従って、位置合わせ情報を作成するための処理に関する各機能を実行する。上記各機能は、例えば、取得機能210a(取得部)、特定機能210b(特定部)、設定機能210c(設定部)、位置決め処理機能210d(位置決め処理部)、および出力機能210e(出力部)などがある。
取得機能210aは、通信インタフェース230を介して患者情報およびX線撮影に関する情報を取得する機能である。具体的には、取得機能210aは、被検体の患者情報およびX線撮影に関する情報を取得する。また、取得機能210aは、通信インタフェース230を介して動画像を順次取得してもよい。
特定機能210bは、これから行われる検査(現在の検査)と同内容の検査に対応する過去に行われた検査(過去の検査)を特定する機能である。具体的には、特定機能210bは、例えば、患者情報およびX線撮影に関する情報に基づいて、記憶回路220に記憶されているルックアップテーブルを参照することによって、被検体の少なくとも一部を撮影することによって得られたカメラ画像を記憶回路220から特定する。換言すると、特定機能210bは、被検体の患者情報および被検体のX線撮影に関する情報に基づいて、被検体の同じ撮影部位の過去のカメラ画像および過去のX線撮影条件を特定する。
また、特定機能210bは、現在の検査と特定された過去の検査との関連性を判定してもよい。具体的には、特定機能210bは、現在の検査と特定された過去の検査との関連性を特定し、関連性が有る場合に、カメラ画像および過去のX線条件を特定する。
設定機能210cは、特定機能210bによって特定された過去のX線撮影条件を、現在の検査に係るX線撮影条件(現在のX線撮影条件)として設定する機能である。
位置決め処理機能210dは、少なくとも特定機能210bによって特定されたカメラ画像を用いて、現在のX線撮影の位置決めに関する処理を行う機能である。具体的には、位置決め処理機能210dは、カメラ画像に対して、輪郭抽出処理および透過処理を行うことによって処理画像を作成する。また、位置決め処理機能210dは、処理画像および動画像を重畳することによって重畳画像を生成してもよい。
出力機能210eは、位置決めに関する処理に用いられる情報を出力する機能である。具体的には、出力機能45fは、処理画像や重畳画像を、通信インタフェース230を介して外部装置へと出力してもよい。
記憶回路220は、HDDなどの電気的情報を記録するメモリと、それらメモリに付随するメモリコントローラやメモリインタフェースなどの周辺回路から構成される。記憶回路220は、少なくとも被検体の患者情報、カメラ画像、X線撮影時のX線撮影条件、およびX線撮影に関する情報を対応付けたルックアップテーブルを記憶してもよい。
通信インタフェース230は、例えば、ネットワークおよび図示しない外部装置に関する回路を有する。処理回路210などによって作成された処理画像や重畳画像などは、通信インタフェース230およびネットワークを介して他の装置に転送可能である。
以上説明したように第4の実施形態によれば、位置合わせ情報作成装置は、被検体の患者情報およびX線撮影に関する情報を取得し、患者情報およびX線撮影に関する情報に基づいて、被検体の少なくとも一部を撮影することによって得られたカメラ画像を特定する。そして、位置合わせ情報作成装置は、特定されたカメラ画像の撮影と共に実行された過去のX線撮影に関する過去のX線撮影条件を現在のX線撮影条件として設定し、少なくともカメラ画像を用いて、現在のX線撮影の位置決めに関する処理を行い、位置決めに関する処理に用いられる情報を出力する。このように、過去のX線条件を現在のX線撮影条件として設定することによって、操作者によるX線撮影条件の設定による負担が軽減される。また、過去のカメラ画像を用いてX線撮影の位置決めに関する処理を行うことによって、操作者による撮影位置の調整による負担が軽減される。よって、この位置合わせ情報作成装置は、X線撮影条件の設定および撮影位置の位置決めを容易に行うことができる。これに伴い、操作者の作業の簡略化が可能になると共に、X線撮影のワークフローの改善が可能になる。このため、操作者の負担の軽減や、患者の待ち時間の短縮などの効果を期待することができる。
また、この位置合わせ情報作成装置は、現在の検査と過去の検査との関連性を判定し、関連性が有る場合に、過去のカメラ画像および過去のX線撮影条件を特定する。よって、この位置合わせ情報作成装置は、現在の検査と過去の検査との関連性を考慮することによって、現在の検査とは関連のない過去の検査が特定されることを除外することができる。
以上説明した少なくとも1つの実施形態によれば、X線撮影条件の設定および撮影位置の位置決めを容易に行うことができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…X線診断装置、10…高電圧発生器、20…X線管支持装置、21…操作ボックス、21a…X線管、21b…X線可動絞り器、21c…位置検出器、21d…カメラ、21e…ディスプレイ、21f…プロジェクタ、22…駆動支持部、22a,32b…支柱部、22b,32a…支持部、30…撮影台、31…X線検出器、32…駆動支持部、33…位置検出器、40…コンソール、41…画像発生回路、42…ディスプレイ、43…入力インタフェース、44…制御回路、45,210…処理回路、45a,210a…取得機能、45b…書き込み機能、45c,210b…特定機能、45d,210c…設定機能、45e,210d…位置決め処理機能、45f,210e…出力機能、45g…自動配置機能、46,220…記憶回路、47,230…通信インタフェース、51,71…処理画像、52,72…動画像、53,60,73,80…重畳画像、61…ガイド矢印、62,81…情報ウィンドウ、90,100…投影画像、200…位置合わせ情報作成装置、P,P’…被検体、R1,R2…レール、RH,RH’…右手。

Claims (6)

  1. X線を照射するX線管と、動画を順次撮影するカメラとを有するX線管支持装置と、
    前記カメラによって被検体の少なくとも一部撮影された動画像を取得する取得部と、
    前記被検体の患者情報および前記被検体のX線撮影に関する情報に基づいて、前記被検体の同じ撮影部位の過去のカメラ画像および過去のX線撮影条件を特定する特定部と、
    前記過去のX線撮影条件を現在のX線撮影条件として設定する設定部と、
    記過去のカメラ画像および前記動画像に基づいて、前記被検体のX線撮影位置に関するずれ量を算出する処理を行う位置決め処理部と、
    前記ずれ量を基に前記X線管支持装置を移動させることによって、前記被検体のX線撮影位置の位置決めを自動で行う自動配置部と
    を具備する、X線診断装置。
  2. 少なくとも前記患者情報、前記過去のカメラ画像、前記過去のX線撮影条件、および前記X線撮影に関する情報を対応付けて記憶する記憶部
    を更に具備する、請求項1に記載のX線診断装置。
  3. 前記特定部は、現在の検査に関する検査日および撮影部位、前記被検体の過去の検査に関する検査日および撮影部位に基づいて、前記過去のカメラ画像および前記過去のX線撮影条件を特定する、
    請求項1または請求項2に記載のX線診断装置。
  4. 所望の画像を表示するディスプレイと、
    前記ディスプレイへの表示を制御する制御部と
    を更に具備し、
    前記取得部は、前記被検体の少なくとも一部を動画撮影することによって動画像を順次取得し、
    前記位置決め処理部は、前記過去のカメラ画像に対して、輪郭抽出処理および透過処理を行うことによって処理画像を生成し、
    前記制御部は、前記ディスプレイに対して、前記処理画像および前記動画像を重畳した重畳画像の表示を制御する、
    請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載のX線診断装置。
  5. 前記位置決め処理部は、前記重畳画像に対して、位置決めに関する情報を付与する、請求項4に記載のX線診断装置。
  6. 所望の画像を前記被検体の方向に投影するプロジェクタと、
    前記プロジェクタによる投影を制御する制御部と
    を更に具備し、
    前記位置決め処理部は、前記過去のカメラ画像に対して、輪郭抽出処理および透過処理を行うことによって処理画像を生成し、
    前記制御部は、前記プロジェクタに対して、前記処理画像の投影を制御する、
    請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載のX線診断装置。
    を具備する、X線診断装置。
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