JP2014114786A - エンジンの排気管噴射装置 - Google Patents

エンジンの排気管噴射装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2014114786A
JP2014114786A JP2012271226A JP2012271226A JP2014114786A JP 2014114786 A JP2014114786 A JP 2014114786A JP 2012271226 A JP2012271226 A JP 2012271226A JP 2012271226 A JP2012271226 A JP 2012271226A JP 2014114786 A JP2014114786 A JP 2014114786A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
injection nozzle
temperature
exhaust pipe
injection
air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012271226A
Other languages
English (en)
Inventor
Juichi Kato
寿一 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Volvo Truck Corp
Original Assignee
Volvo Lastvagnar AB
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Volvo Lastvagnar AB filed Critical Volvo Lastvagnar AB
Priority to JP2012271226A priority Critical patent/JP2014114786A/ja
Publication of JP2014114786A publication Critical patent/JP2014114786A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Exhaust Gas After Treatment (AREA)
  • Processes For Solid Components From Exhaust (AREA)

Abstract

【課題】噴射ノズルへ供給する空気量を低減する。
【解決手段】DPFの再生処理を行わない場合、噴射ノズルの温度Tが噴射ノズル内に残留し得る残留燃料に炭化の可能性がある所定温度Ta以上であるときには(S201)、噴射ノズルから排気管内に圧縮空気を噴射する空気噴射モードを実施し(S202)、噴射ノズル内に残留し得る残留燃料を排出するとともに噴射ノズルを冷却して、残留燃料の炭化に起因する噴射ノズルの詰まりを抑制する。噴射ノズルの温度Tが所定温度Ta以上である場合には(S203)、空気噴射モードを繰り返し実施し、噴射ノズルの温度Tが所定温度Ta未満まで低下したとき(S203)、空気噴射モードを停止する(S204)。一方、DPFの再生処理を行わない場合、噴射ノズルの温度Tが所定温度Taより低いときには(S201)、噴射ノズルから排気管内に圧縮空気を噴射しない(S204)。
【選択図】図3

Description

本発明は、エンジンの排気管内に燃料を噴射する排気管噴射装置に関する。
従来から、ディーゼルエンジンにおいて、排気管内に配置されたディーゼルパティキュレートフィルタ(DPF:Diesel Particulate Filter)が捕集した微粒子を除去してDPFを再生させる再生処理が行われている。この再生処理は、DPFの上流側の排気管内に配置される酸化触媒(DOC:Diesel Oxidation Catalyst)に対して更に上流側に設けた噴射ノズルが排気管内に燃料を噴射し、噴射された燃料がDOCにおいて酸化反応熱を生じさせることにより、DOCの下流側のDPFに捕集された微粒子を燃焼除去して行われる(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−150941号公報
ところで、噴射ノズルから燃料噴射を行った後に噴射ノズル中に燃料が残留していると、この残留燃料が噴射ノズル周囲の排気熱などを受けて炭化し、噴射ノズルが詰まる可能性がある。このため、噴射ノズルが燃料を噴射しない場合、噴射ノズル内に空気を通すことにより、残留燃料を排気管内に排出するとともに噴射ノズルを冷却して、残留燃料の炭化に起因する噴射ノズルの詰まりを抑制することが考えられる。
しかしながら、噴射ノズルが燃料を噴射しない場合に噴射ノズルに対して空気を常時供給すると、圧縮空気を貯留する貯留容器から噴射ノズルへ供給される空気量の割合が増大してしまう。したがって、貯留容器に対する圧縮空気の充填が遅れると、貯留容器を空気供給源とする他の空圧機器の作動などに影響を及ぼすおそれがある。
そこで、本発明は以上のような従来の問題点に鑑み、噴射ノズルへ供給する空気量を低減できるエンジンの排気管噴射装置を提供することを目的とする。
このため、本発明に係るエンジンの排気管噴射装置は、エンジンの排気管内に燃料を噴射する噴射ノズルを備え、噴射ノズルが燃料を噴射していない場合に、噴射ノズルの温度に応じて、噴射ノズルへ空気を供給することを特徴とする。
本発明のエンジンの排気管噴射装置によれば、噴射ノズルへ供給する空気量を低減することができる。
排気管噴射装置を適用する、車両用のディーゼルエンジンを示す構成図である。 排気管噴射装置の詳細を示す回路図である。 排気管噴射装置の制御処理内容を示すフローチャートである。
以下、添付された図面を参照して本発明を実施するための実施形態について詳述する。
図1は、排気管噴射装置を適用する、車両用のディーゼルエンジン(内燃機関)を示す。
ディーゼルエンジン10は、吸気管12及び吸気マニホールド14を介して空気を吸引する。吸気管12には、上流側から順に、空気中の塵埃などをろ過するエアクリーナ16、吸気過給を行うターボチャージャ18のコンプレッサ18A、コンプレッサ18Aを通過して高温になった吸気を冷却するインタークーラ20を設けてある。
一方、ディーゼルエンジン10は、排気マニホールド22及び排気管24を介して排気を放出する。排気管24には、上流側から順に、ターボチャージャ18の排気タービン18B、燃料(例えば、軽油)を排気管24内に噴射する噴射ノズルを有する排気管噴射装置26、連続再生式DPF装置28、還元剤前駆体としての尿素水溶液を噴射供給する噴射ノズルを有する還元剤噴射装置30、尿素水溶液から生成されるアンモニア(還元剤)を用いてNOxを選択還元浄化するSCR触媒32、SCR触媒32を通過したアンモニアを酸化させるアンモニア酸化触媒34を設けてある。
連続再生式DPF装置28は、NO(一酸化窒素)をNO2(二酸化窒素)へと酸化させるDOC28Aと、排気中のPM(Particulate Material)を捕集・除去するDPF28Bと、を備える。
なお、排気浄化フィルタとして、前記DPF28Bに代えて、フィルタ表面に触媒(活性成分及び添加成分)を担持させたCSF(Catalyzed Soot Filter)を使用できる。
また、ディーゼルエンジン10は、排気の一部を吸気側に還流させることで燃焼温度を低下させ、排気中のNOx濃度を低減するEGR(Exhaust Gas Recirculation)装置36を備えている。
EGR装置36は、排気管24を流れる排気の一部を吸気管12に還流させるEGR管36Aと、EGR管36Aを流れる排気を冷却するEGRクーラ36Bと、吸気管12に還流させる排気量(EGR率)を制御するEGR制御弁36Cとを備える。
コンピュータを内蔵したコントロールユニット38は、ディーゼルエンジン10の回転速度Neを検出する回転速度センサ40、及び、ディーゼルエンジン10の負荷Qを検出する負荷センサ42の出力信号などを入力する。
ここで、負荷センサ42は、ディーゼルエンジン10の負荷Qを示す状態量として、吸気流量、吸気圧力、過給圧力、アクセル開度、吸気絞り弁の開度など、ディーゼルエンジン10のトルクと密接に関連する状態量を検出する。
コントロールユニット38は、内蔵するROM(Read Only Memory)などの不揮発性メモリに記憶した制御プログラムを実行することで、各種センサからの信号に基づいて、DPF28Bの再生処理などを制御する。
コントロールユニット38は、例えば、ディーゼルエンジン10の積算運転時間や、ディーゼルエンジン10の運転条件から推定した微粒子の排出量の積算や、DPF28Bの上下流間の差圧などから、DPF28Bの再生要求の有無を判断する。
そして、コントロールユニット38は、DPF28Bの再生開始信号に基づき、排気管噴射装置26によって連続再生式DPF装置28の上流側の排気管24内に燃料を噴射させる。
なお、DPF28Bの再生開始信号は、DPF28Bの再生要求が発生していることを運転者に警告し、この警告に基づいて運転者がボタン操作を行うことにより手動で出力させる構成であってもよく、また、コントロールユニット38が再生要求に基づき自動的に出力されたとみなす構成であってもよい。
図2は、排気管噴射装置26の詳細を示す回路図である。
排気管噴射装置26は、燃料を排気管24内に噴射する噴射ノズル100と、この噴射ノズル100に加圧燃料を導く燃料供給配管102と、圧縮空気を燃料供給配管102内に導く空気供給配管104と、を備える。
噴射ノズル100は、燃料供給配管102の下流端の管路断面積を縮小する墳口(絞り)を有し、この噴口が排気管24内に臨み、排気管24内を流れる排気中に燃料を噴霧状にして噴射する。
燃料供給配管102は、図示しない燃料ポンプを介して燃料タンクに連通し、燃料供給配管102には、燃料ポンプが吐出する加圧燃料が供給される。
燃料供給配管102には、上流側から順に、遮断バルブ106、圧力センサ108、及び燃料供給バルブ110が配置され、遮断バルブ106及び燃料供給バルブ110は噴射ノズル100への加圧燃料の供給を制御する。
遮断バルブ106、燃料供給バルブ110は、電磁式のバルブであって、コントロールユニット38の駆動信号に基づいて開閉動作する。
圧力センサ108は、遮断バルブ106と燃料供給バルブ110との間の燃料供給配管102における燃料圧力を検出し、その検出信号をコントロールユニット38に出力する。
空気供給配管104は、噴射ノズル100と燃料供給バルブ110との間で燃料供給配管102に合流する。空気供給配管104には、図示しないエアコンプレッサが吐出する圧縮空気、又はエアコンプレッサが吐出する圧縮空気を貯留するエアリザーバ(貯留容器)からの圧縮空気が供給される。
空気供給配管104には空気供給バルブ112が配置され、燃料供給配管102ひいては噴射ノズル100に対する圧縮空気の供給を制御する。空気供給バルブ112は、電磁式のバルブであって、コントロールユニット38の駆動信号に基づいて開閉動作する。
以上のような排気管噴射装置26の構成において、コントロールユニット38は、DPF28Bの再生開始信号の出力を契機として、空気供給バルブ112を閉弁した状態に保持させるとともに、遮断バルブ106を開弁した状態に保持させ、燃料供給バルブ110を断続的又は連続的に開弁させる制御を一定時間行う。これにより、加圧燃料が燃料供給配管102を介して噴射ノズル100まで供給され、噴射ノズル100の噴口から噴射された燃料が、排気管24内を流れる排気中に噴霧状に噴射される。そして、排気管24内に噴射された燃料は、DOC28Aで酸化し、この酸化反応熱によってDPF28Bに堆積した微粒子(煤)が燃焼して、DPF28Bを再生する再生処理が一定時間行われる。
一定時間経過後、DPF28Bの再生開始信号の出力が自動的に停止され、コントロールユニット38は、遮断バルブ106及び燃料供給バルブ110を閉弁する制御を行う。
なお、圧力センサ108は、コントロールユニット38が行う、遮断バルブ106、燃料供給バルブ110、及び空気供給バルブ112の故障診断に用いられる。
具体的には、コントロールユニット38は、遮断バルブ106、燃料供給バルブ110、及び空気供給バルブ112の開閉制御状態の組み合わせから想定される、遮断バルブ106と燃料供給バルブ110との間の圧力と、実際に圧力センサ108が検出した圧力とを比較することで、遮断バルブ106、燃料供給バルブ110、及び空気供給バルブ112の閉固着故障や開固着故障の有無を診断する。
図3は、ディーゼルエンジン10の運転中、DPF28Bの再生開始信号が出力されていない場合に繰り返し実行される、コントロールユニット38による排気管噴射装置26の制御処理内容を示す。
ステップ201(図では「S201」と略記する。以下同様)では、噴射ノズル100内に燃料が残留していると仮定した場合に、この残留燃料に炭化する可能性があるか否かを判断すべく、噴射ノズル100の温度Tが所定温度Ta以上であるか否かを判定する。
所定温度Taは、後述するステップ202の空気噴射モードにおいて、噴射ノズル100への空気供給に対して、噴射ノズル100の温度が応答する時間に遅れが生じることを考慮して、燃料が炭化する炭化温度Tc未満かつ近傍の温度として規定され、予めコントロールユニット38のROMなどに記憶されている既定の温度である。
噴射ノズル100の温度Tは、噴射ノズル100近傍の排気管24に設けた排気温度センサ(図示省略)により検出される排気管24内の排気温度Te、あるいは、ディーゼルエンジン10の回転速度Ne、及びディーゼルエンジン10の負荷Qなど、ディーゼルエンジン10の運転状態に基づいて公知の方法により演算される排気管24内の排気温度Te*から推定される。排気温度Te及び排気温度Te*は、噴射ノズル100による排気管24内への空気噴射が与える影響を回避すべく、排気管24内のうち、噴射ノズル100の上流側における温度であってもよい。
排気温度Te又は排気温度Te*による噴射ノズル100の温度Tの推定は、排気温度Te又は排気温度Te*が噴射ノズル100の温度T*に予め対応付けられた温度マップを参照するなどして行われる。温度マップは、コントロールユニット38のROMなどに記憶されている。
このような温度マップにおいて、排気温度Te又は排気温度Te*が対応付けられる噴射ノズル100の温度T*は、炭化が発生する可能性の判断をより確実にすべく、噴射ノズル100内において、残留燃料の炭化が最初に発生すると考えられる最高温度部分、例えば、噴射ノズル100の先端(噴口など)における温度として設定してもよい。
なお、噴射ノズル100の温度Tは、噴射ノズル100に取り付けた温度センサ(図示省略)から検出した温度検出値を直接用いてもよく、この場合、温度センサは、炭化が発生する可能性の判断をより確実にすべく、噴射ノズル100の先端に近接して取り付けられてもよい。
ステップ201において、噴射ノズル100の温度Tが所定温度Ta以上であると判定された場合には、噴射ノズル100内に残留し得る残留燃料に炭化の可能性があるので、ステップ202へ進む(Yes)。一方、噴射ノズル100の温度Tが所定温度Ta未満であると判定された場合には、噴射ノズル100内に残留し得る残留燃料に炭化の可能性がないので、後述の空気噴射モードに関するステップ202及びステップ203を実施せずにステップ204へ進む(No)。
ステップ202では、噴射ノズル100に残留し得る残留燃料の炭化を抑制すべく、噴射ノズル100から圧縮空気を噴射させる空気噴射モードを実施する。
具体的には、遮断バルブ106及び燃料供給バルブ110を閉弁した状態に保持するとともに、空気供給バルブ112を開弁する制御を行うことにより、上流側から順に、空気供給配管104、空気供給配管104が合流した場所から下流の燃料供給配管102、及び噴射ノズル100を介して排気管24内に圧縮空気を噴射させる。
噴射ノズル100から噴射させる圧縮空気の噴射量は、噴射ノズル100の温度Tが炭化温度Tc以上とならないように、噴射ノズル100を冷却できる量に設定すればよい。圧縮空気の噴射量は、空気供給バルブ112の開弁と閉弁とを繰り返すことにより制御される。空気供給バルブ112の開弁時間と閉弁時間との比率は圧縮空気の噴射量に応じて設定される。
このように噴射ノズル100から圧縮空気を噴射させることにより、噴射ノズル100内に残留し得る残留燃料を排出するとともに噴射ノズル100を冷却して、残留燃料の炭化に起因する噴射ノズル100の詰まりを抑制する。
なお、噴射ノズル100から噴射させる圧縮空気の噴射量は、噴射ノズル100の温度Tが変化する程度に応じて可変としてもよい。例えば、ステップ202の空気噴射モード開始時における噴射ノズル100の温度Tの時間変化率が増大するに従って、圧縮空気の噴射量を増大させるように設定してもよい。このようにすることで、噴射ノズル100内における残留燃料の炭化抑制を確保しつつ、さらに空気消費量を低減することができる。
ステップ203では、空気噴射モードを継続するか否かを判断すべく、噴射ノズル100の温度Tが所定温度Ta未満となっているか否かを判定する。
噴射ノズル100の温度Tが所定温度Ta未満であると判定された場合、噴射ノズル10内に残留し得る残留燃料に炭化の可能性がないと判断されるので、空気噴射モードを終了すべく、ステップ204へ進む(Yes)。一方、噴射ノズル100の温度Tが所定温度Ta以上であると判定された場合、噴射ノズル10内に残留し得る残留燃料に炭化の可能性が依然として残っているので、空気噴射モードを継続すべくステップ202へ戻る(No)。
なお、ステップ203において、空気噴射の有無により、所定温度Taに対して噴射ノズル100の温度Tが頻繁に前後するハンチング現象を防止するために、空気噴射モードを継続するか否かの閾値として、所定温度Taに対してヒステリシスαをもたせた、所定温度(Ta−α)を用いてもよい。すなわち、噴射ノズル100の温度Tが所定温度(Ta−α)未満と判定された場合、空気噴射モードを終了すべくステップ204へ進み、所定温度(Ta−α)以上であると判定された場合、空気噴射モードを継続すべくステップ202へ戻る。
ステップ204では、噴射ノズル100からの圧縮空気の噴射を停止する空気噴射停止モードを実施する。
具体的には、遮断バルブ106及び燃料供給バルブ110を閉弁した状態に保持するとともに、空気供給バルブ112を閉弁した状態に保持する制御を行う。
このような排気管噴射装置26によれば、DPF28Bの再生処理を行わない場合、噴射ノズル100の温度Tが、噴射ノズル100内に残留し得る残留燃料に炭化の可能性があると判断される所定温度Ta未満であるときには、噴射ノズル100から排気管24内に圧縮空気を噴射しない。このため、DPF28Bの再生処理を行わない場合に噴射ノズル100から圧縮空気を常時噴射させる場合と比較すると、噴射ノズル100へ供給する圧縮空気の供給量を低減することができる。したがって、空気供給配管104に対して圧縮空気を供給するエアリザーバ又はエアコンプレッサの供給能力に余裕が生まれ、エアリザーバ又はエアコンプレッサを空気供給源とする他の空圧機器の作動などに影響を与えにくくなる。
一方、排気管噴射装置26は、DPF28Bの再生処理を行わない場合、噴射ノズル100の温度Tが、噴射ノズル100内に残留し得る残留燃料に炭化の可能性があると判断される所定温度Ta以上であるときには、噴射ノズル100から排気管24内に圧縮空気を噴射させている。このため、噴射ノズル100内に残留し得る残留燃料を排出するとともに噴射ノズル100を冷却して、残留燃料の炭化に起因する噴射ノズル100の詰まりを抑制することも可能である。
要するに、排気管噴射装置26によれば、噴射ノズル100が燃料を噴射していない場合に、噴射ノズル100の温度に応じて、噴射ノズル100へ空気を供給しているので、残留燃料の炭化に起因する噴射ノズル100の詰まりを抑制しつつ、噴射ノズル100へ供給する圧縮空気の供給量を低減することができる。
前述の実施形態において、空気供給配管104は、噴射ノズル100と燃料供給バルブ110との間の燃料供給配管102内に残留した燃料を圧縮空気により噴射ノズル100から排出すべく、燃料供給バルブ110に近接した位置において燃料供給配管102に合流するようにしてもよい。
10 ディーゼルエンジン
24 排気管
26 排気管噴射装置
28 連続式再生式DPF装置
28A DOC(酸化触媒)
28B DPF(ディーゼルパティキュレートフィルタ)
38 コントロールユニット
40 回転速度センサ
42 負荷センサ
100 噴射ノズル
102 燃料供給配管
104 空気供給配管

Claims (7)

  1. エンジンの排気管内に燃料を噴射する噴射ノズルを備えたエンジンの排気管噴射装置において、
    前記噴射ノズルが燃料を噴射していない場合に、前記噴射ノズルの温度に応じて、前記噴射ノズルへ空気を供給することを特徴とするエンジンの排気管噴射装置。
  2. 前記噴射ノズルの温度が所定温度以上である場合、前記噴射ノズルへ空気を供給することを特徴とする請求項1に記載のエンジンの排気管噴射装置。
  3. 前記所定温度は、前記噴射ノズルへの空気供給に対して、前記噴射ノズルの温度が応答する時間に遅れが生じることを考慮して、前記噴射ノズル内にある燃料の炭化温度より低い温度であることを特徴とする請求項2に記載のエンジンの排気管噴射装置。
  4. 前記噴射ノズルの温度は、前記噴射ノズルの先端における温度であることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載のエンジンの排気管噴射装置。
  5. 前記噴射ノズルの温度は、前記エンジンの運転状態に基づいて推定されることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載のエンジンの排気管噴射装置。
  6. 前記エンジンの運転状態は、前記排気管内のうち、前記噴射ノズルの上流側における排気温度であることを特徴とする請求項5に記載のエンジンの排気管噴射装置。
  7. 前記噴射ノズルは、前記排気管の内部に備えられたディーゼルパティキュレートフィルタに対し、その上流側に燃料を噴射することを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか1つに記載のエンジンの排気管噴射装置。
JP2012271226A 2012-12-12 2012-12-12 エンジンの排気管噴射装置 Pending JP2014114786A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012271226A JP2014114786A (ja) 2012-12-12 2012-12-12 エンジンの排気管噴射装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012271226A JP2014114786A (ja) 2012-12-12 2012-12-12 エンジンの排気管噴射装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014114786A true JP2014114786A (ja) 2014-06-26

Family

ID=51171058

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012271226A Pending JP2014114786A (ja) 2012-12-12 2012-12-12 エンジンの排気管噴射装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014114786A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016089036A1 (ko) * 2014-12-05 2016-06-09 두산인프라코어 주식회사 선택적 환원 촉매 시스템 및 환원제 분사 모듈의 온도 제어 방법
JP2016166581A (ja) * 2015-03-10 2016-09-15 いすゞ自動車株式会社 排気管燃料噴射器用閉塞防止装置
WO2016143605A1 (ja) * 2015-03-10 2016-09-15 いすゞ自動車株式会社 排気管燃料噴射器用閉塞防止装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005106047A (ja) * 2003-09-08 2005-04-21 Toyota Motor Corp 排気浄化装置
JP2007146810A (ja) * 2005-11-30 2007-06-14 Toyota Motor Corp 内燃機関の排気システム
JP2007321575A (ja) * 2006-05-30 2007-12-13 Toyota Motor Corp 排気浄化装置
JP2009103072A (ja) * 2007-10-24 2009-05-14 Toyota Motor Corp 添加弁の制御方法
JP2012137037A (ja) * 2010-12-27 2012-07-19 Bosch Corp 排気浄化システム及び排気浄化システムの制御方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005106047A (ja) * 2003-09-08 2005-04-21 Toyota Motor Corp 排気浄化装置
JP2007146810A (ja) * 2005-11-30 2007-06-14 Toyota Motor Corp 内燃機関の排気システム
JP2007321575A (ja) * 2006-05-30 2007-12-13 Toyota Motor Corp 排気浄化装置
JP2009103072A (ja) * 2007-10-24 2009-05-14 Toyota Motor Corp 添加弁の制御方法
JP2012137037A (ja) * 2010-12-27 2012-07-19 Bosch Corp 排気浄化システム及び排気浄化システムの制御方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016089036A1 (ko) * 2014-12-05 2016-06-09 두산인프라코어 주식회사 선택적 환원 촉매 시스템 및 환원제 분사 모듈의 온도 제어 방법
US10287947B2 (en) 2014-12-05 2019-05-14 Doosan Infracore Co., Ltd. Selective catalyst reduction system and method of controlling temperature of reducing agent injection module
JP2016166581A (ja) * 2015-03-10 2016-09-15 いすゞ自動車株式会社 排気管燃料噴射器用閉塞防止装置
WO2016143604A1 (ja) * 2015-03-10 2016-09-15 いすゞ自動車株式会社 排気管燃料噴射器用閉塞防止装置
WO2016143605A1 (ja) * 2015-03-10 2016-09-15 いすゞ自動車株式会社 排気管燃料噴射器用閉塞防止装置
JP2016166582A (ja) * 2015-03-10 2016-09-15 いすゞ自動車株式会社 排気管燃料噴射器用閉塞防止装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPWO2013157095A1 (ja) 液体の残量検出装置
JP2013002283A (ja) 排気浄化装置
US20100199642A1 (en) Exhaust gas purifying apparatus and method for regenerating particulate filter thereof
US20130084217A1 (en) Diesel particulate filter system
EP3073083B1 (en) Exhaust gas control apparatus
EP3025036B1 (en) Scr exhaust emission control system and method therefore, for filling the urea reducing agent after returning to the tank
JP2014114786A (ja) エンジンの排気管噴射装置
JP5118460B2 (ja) 排気浄化装置
WO2013061860A1 (ja) 内燃機関の排気浄化装置
JP5570188B2 (ja) エンジンの排気浄化装置
JP2014109228A (ja) ノズル詰まり検出装置
JP2012122336A (ja) 内燃機関用エアフィルタの目詰まり判定装置
JP5586446B2 (ja) エンジンの排気管噴射装置
US9593616B2 (en) Exhaust pipe fuel injector
JP2017044120A (ja) 排気浄化装置
WO2013080735A1 (ja) エンジンの触媒劣化検出装置
JP2013122222A (ja) 内燃機関の排気浄化装置
JP2011226356A (ja) ディーゼルエンジンの排気浄化装置
JP6122629B2 (ja) エンジンの排気管噴射装置
WO2013084627A1 (ja) エンジンの差圧検出装置
JP6087130B2 (ja) エンジンの排気管噴射装置
JP6032183B2 (ja) 内燃機関の排気浄化装置
JP6394906B2 (ja) 排気浄化装置
JP6477230B2 (ja) 排気浄化装置
JP2011085101A (ja) 内燃機関の排気浄化装置における燃料添加弁の故障診断装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20141218

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151207

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160927

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161004

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161215

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20170314