JP2014113983A - 車両用機器収容装置、及び鉄道車両用機器収容装置 - Google Patents

車両用機器収容装置、及び鉄道車両用機器収容装置 Download PDF

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Abstract

【課題】作業性を確保しつつ、小型化することができる車両用機器収容装置、及び鉄道車両用機器収容装置を提供する。
【解決手段】開口側面11aに開口部14を有する箱筐体11と、箱筐体11の内部に収容されたスイッチ21等とを備えた機器収容装置5であって、箱筐体11に対して移動可能に支持され、側面11aの法線方向L1とは異なる方向を法線方向とする操作面19aに、スイッチ21等を配置した可動BOX19を備え、可動BOX19は、開口部14から箱筐体11の外部に移動可能とされている。
【選択図】図3

Description

本発明の実施形態は、車両用機器収容装置、及び鉄道車両用機器収容装置に関する。
一般に、鉄道車両は、車体と、車体の床下に設けられ車輪及び電動機が支持された一対の台車と、車体の床下に設けられ電動機の駆動制御を行う機器が箱筐体内に収容されている機器収容装置とを備えている。箱筐体内に収容される機器としては、例えば、電動機に供給される電力を制御する制御ユニットや、電動機の動作確認を行うための試験ユニット等、さまざまなユニットがある。
ここで、これらユニットの中には、作業者が操作を行うためのスイッチ類が搭載されたものや、メンテナンスのため箱筐体に対して着脱されるものがある。これらのものは、箱筐体内に配置するにあたって、作業性及び着脱容易性を確保するために制約を受けることがある。例えば、スイッチ類が搭載されたものは、できる限り操作面が作業者側に向くように、箱筐体における車幅方向の外側を向いた面(以下、箱筐体の側面という。)に配置することが好ましい。また、着脱されるものも同様に、着脱が容易に行えるように、箱筐体の側面に配置することが好ましい。
特開2009−96460号公報
しかしながら、上述の従来技術にあっては、作業性及び着脱容易性を確保するため各ユニットを箱筐体の側面に並べて配置すると、箱筐体の側面に広い面積が必要になり、機器収容装置全体が大型化してしまうという課題がある。
そこで、作業性を確保しつつ、小型化することができる車両用機器収容装置、及び鉄道車両用機器収容装置を提供するものである。
実施形態に係る車両用機器収容装置は、第1方向を法線方向とする第1側面に開口部を有する箱筐体と、前記箱筐体の内部に収容された第1機器と、を備えた機器収容装置であって、前記箱筐体に対して移動可能に支持され、前記第1方向とは異なる第2方向を法線方向とする第2側面に前記第1機器を配置したキャリアを備え、前記キャリアは、前記開口部から前記箱筐体の外部に移動可能とされていることを特徴とする。
実施形態に係る鉄道車両用機器収容装置は、車両用機器収容装置を、鉄道車両に設けたことを特徴とする。
実施形態における鉄道車両の概略図である。 第1実施形態における機器収容装置の斜視図である。 第1実施形態における機器収容装置の機器収容部を切欠いた上面図である。 第1実施形態における機器収容装置のカバーを取り外した状態の正面図である。 第1実施形態における機器収容装置の機器収容部を切欠いた上面図であって、可動BOXが突出した状態を示す。 第1実施形態における機器収容装置のカバーを取り外した状態の正面図であって、可動BOXが突出した状態を示す。 第1実施形態における機器収容装置の機器収容部を切欠いた上面図であって、第2制御ユニットをスライド移動させた状態を示す。 第2実施形態における機器収容装置のサブユニットが収容されている箇所の一部を切欠いた上面図である。 第2実施形態における機器収容装置の側面図である。 第2実施形態における機器収容装置の要部拡大側面図である。 第2実施形態の第1変形例における機器収容装置のサブユニットが収容されている箇所を切欠いた上面図であって、箱筐体にサブユニットが収容されている状態を示す。 第2実施形態の第1変形例における機器収容装置のサブユニットが収容されている箇所を切欠いた上面図であって、箱筐体の外側にサブユニットが突出した状態を示す。 第2実施形態の第2変形例における機器収容装置のサブユニットが収容されている箇所を切欠いた上面図であって、箱筐体にサブユニットが収容されている状態を示す。 第2実施形態の第2変形例における機器収容装置のサブユニットが収容されている箇所を切欠いた上面図であって、箱筐体の外側にサブユニットが突出した状態を示す。 従来の機器収容装置の上面図である。
(第1実施形態)
(鉄道車両)
次に、この発明の第1実施形態を図1〜図7に基づいて説明する。
図1は、本実施形態に係る機器収容装置を備えた鉄道車両の概略図である。尚、以下の第1実施形態及び第2実施形態の説明において、鉄道車両の進行方向前後を単に前後方向、前後方向に直交する鉄道車両の左右方向を車幅方向、重力方向上下を単に上下方向などと称して説明する場合がある。
図1に示すように、鉄道車両1は、車体2と、車体2の床下に空気ばね3を介して設けられている一対の台車フレーム4と、車体2の下部における一対の台車フレーム4間に設けられている機器収容装置(車両用機器収容装置)5とを備えている。
一対の台車フレーム4は、車体2の前後方向両側に配置されている。各台車フレーム4には、それぞれ車輪6が設けられていると共に、この車輪6の近傍に主電動機7が設けられている。主電動機7は、不図示のギアボックス及びカップリングを介して回転力を車輪6に伝達できるように接続されている。車輪6は、レール8上を走行可能に配置されている。
車体2の天井側には、架線10と接触可能に設けられたパンタグラフ9が配置されている。架線10からパンタグラフ9に供給された電力は、機器収容装置5に供給される。この機器収容装置5が、不図示の運転席での操作に基づいて主電動機7の駆動制御を行う。そして、主電動機7が駆動することにより、車輪6が回転し、車体2がレール8上を走行する。
尚、機器収容装置5の配置箇所は、車体2の下部における一対の台車フレーム4間に限られるものではなく、車体2の下部の任意の箇所に配置することが可能である。また、1つの車体2に配置される機器収容装置5の個数は1つに限られるものではなく、複数個配置してもよい。例えば、主電動機7毎に機器収容装置5を設け、各主電動機7をそれぞれ別々に駆動制御してもよい。
(機器収容装置)
図2は、機器収容装置の斜視図、図3は、機器収容装置の機器収容部を切欠いた上面図、図4は、機器収容装置のカバーを取り外した状態の正面図である。
図2〜図4に示すように、機器収容装置5は、前後方向に長くなるように直方体状に形成されている箱筐体11を有している。箱筐体11の天井側には、この箱筐体11を車体2の床下に固定するためのブラケット12が4隅に設けられている。
箱筐体11内には、前後方向中央よりも一方側(図2〜図4における右側)に、パワーユニット13が収容されている。パワーユニット13は、パンタグラフ9から供給された電力を直流から交流に変換するものであって、インバータ、フィルタコンデンサ、冷却部(何れも不図示)等により構成されている。
箱筐体11の前後方向中央よりも他方側(図2〜図4における左側)には、後述の第1制御ユニット18、第2制御ユニット(第2機器)20、及び可動BOX(キャリア)19が収納される機器収容部50が設けられている。
尚、以下の第1実施形態の説明において、説明を分かりやすくするために、箱筐体11のパワーユニット13が収容されている前後方向一方側を後方とし、機器収容部50が設けられている前後方向他方側を前方として説明する。また、前方を向いて右側を単に右方とし、前方を向いて左側を単に左方として説明する。ここで、箱筐体11の前後の向きは、逆向きであってもよい。
箱筐体11の機器収容部50には、車幅方向外側の側面(第1側面)11aに開口部14が形成されている。箱筐体11の車幅方向外側の側面11aに開口部14が形成されるこれにより、作業者が車体2の横に立った際、作業者と開口部14とが対面する形になる。
また、この開口部14が形成されている側面11a(以下、開口側面11aという)には、開口部14を開閉するカバー15が設けられている。
図2に示すように、開口側面11aには、開口部14よりも上側に蝶番16が設けられており、この蝶番16を介して箱筐体11にカバー15が取り付けられている。カバー15の下側にはハンドル17が設けられている。このハンドル17を持ってカバー15を上側に持ち上げることにより、開口部14が開放される。
図3、図4に示すように、機器収容部50には、パワーユニット13の制御を行うための第1制御ユニット18と、主電動機7の動作確認を行うためのスイッチ(第1機器)21等が搭載された可動BOX19と、これら第1制御ユニット18や可動BOX19に設けられているCPU等の電子部品に電力を供給したり、可動BOX19への通電・遮断を行ったりするための第2制御ユニット20とが収容されている。
ここで、可動BOX19による主電動機7の動作確認について説明する。この動作確認とは、例えば、主電動機7を実際に動作させることなく、鉄道車両1の運転席の操作に基づいて主電動機7が正常に動作するか否かの確認を行うものである。このため、可動BOX19の一面は操作面(第2側面)19aとされ、この操作面19a上に、主電動機7への通電・遮断を行うスイッチ21と、不図示のモニタを接続するためのコネクタ(第1機器)22とが設けられている。
尚、モニタは、鉄道車両1の運転席の操作に基づいて出力された信号が機器収容装置5に適正に入力されているか否か、その信号に基づいて機器収容装置5から主電動機7に所定の電力が出力されているか否か等が視認できるように構成されている。
(各制御ユニット及び可動BOXの配置構造)
次に、図3、図4に基づいて、第1制御ユニット18、可動BOX19及び第2制御ユニット20の配置構造について説明する。
図3、図4に示すように、第1制御ユニット18は、機器収容部50内の後方側に配置されている。そして、第1制御ユニット18の左側面18aが、箱筐体11の開口部14から所定距離(例えば、30cm程度)離間した位置となるように配置されている。このように、第1制御ユニット18の左側面18aが開口部14から所定距離離間した位置となるように配置するのは、第1制御ユニット18に接続される不図示のハーネス等の引き回しスペースを確保するためである。
また、第2制御ユニット20は、機器収容部50内の前方側に配置されている。そして、第2制御ユニット20の左側面20aが、第1制御ユニット18の左側面18aと同一平面上に位置するように配置されている。すなわち、第2制御ユニット20も、第1制御ユニット18と同様に、第2制御ユニット20の左側面20aが箱筐体11の開口部14から所定距離離間した位置となるように配置されている。
さらに、第2制御ユニット20は、箱筐体11の開口部14側に向かってスライド移動可能に設けられている。これに加え、第2制御ユニット20は、箱筐体11に対して着脱可能に構成されている。尚、第1制御ユニット18についても、箱筐体11に対してスライド移動可能に取り付けられていたり、着脱可能に取り付けられていたりしてもよい。
可動BOX19は、第2制御ユニット20の前面、つまり、第2制御ユニット20の左側面20aと開口部14との間に配置されている。
ここで、可動BOX19は、操作面19aが開口側面11aに対して横向きとなるように配置されている。換言すれば、可動BOX19は、開口側面11aの法線方向L1と、可動BOX19の操作面19aの法線方向L2とが略直交するように、箱筐体11内に収容されている。尚、ここでいう法線方向とは、対象となる面(開口側面11a、操作面19a)に対して垂直方向外側を向く方向をいう(矢印L1,L2参照)。
また、可動BOX19は、箱筐体11内に可動ステー23を介して支持されている。可動ステー23は、2つのステー本体23a,23b(第1ステー本体23a、第2ステー本体23b)を有している。第2ステー本体23bの一端は、側面11bの内側に回動可能に固定される。第2ステー本体23bの他端は、第1ステー本体23aと接続される。第2ステー本体23bと第1ステー本体23aは、回動可能に連結したリンク構造になっている。また、第1ステー本体23aの他端は、可動BOX19の上面(車体側)に回動自在に固定されている。このとき、可動BOX19の上面上の第1ステー本体23aの固定部分は、開口側面11a側に位置している。このような可動ステー23は、可動BOX19の上面及び下面(レール側)に取り付けられている。上下で固定することにより、安定した可動の確保が可能となる。
またこのとき、第1ステー本体23a及び第2ステー本体23bの長さは、第1ステー本体23aと第2ステー本体23bとを合わせた長さが、第2ステー本体23bが固定されている側面11bの箇所から開口部14よりも長い距離であればよい。但しこのとき、
第2ステー本体23bの長さ≦第1ステー本体23aの長さ
を満たすようにする。
この他に、可動ステー23上には、可動BOX19から延びる不図示のハーネスが配線される。これにより、ハーネスが箱筐体11内に無造作に配線されることなく、機器収容部50内に可動BOX19を収容した際に、ハーネスが邪魔になることがない。尚、可動BOX19から延びるハーネスは、第1制御ユニット19や第2制御ユニット20に接続される。
このように構成された可動ステー23に可動BOX19を取り付けることにより、この可動BOX19が箱筐体11内から開口部14を通って外部に突出可能とされている。すなわち、可動BOX19を操作する場合、まず、カバー15を開け、その後、箱筐体11から可動BOX19を引き出して操作するようになっている。また、可動BOX19を引き出すことにより、この可動BOX19の裏側に配置されている第2制御ユニット20の操作も行うことができるようになっている。
以下、可動BOX19、可動ステー23、及び第2制御ユニット20の挙動について詳述する。
(可動BOX、可動ステー及び第2制御ユニットの挙動)
まず、図3、図4に基づいて、箱筐体11内に可動BOX19が収容された状態について説明する。
箱筐体11に可動BOX19が収容された状態では、可動ステー23を構成する2つのステー本体23a,23bが折り畳まれた状態になっており、これらステー本体23a,23bの長手方向が箱筐体11の前後方向(図3における左右方向)に沿っている。そして、可動BOX19の操作面19aが、開口側面11aに対して略直交している。
次に、図5、図6に基づいて、箱筐体11から可動BOX19を外部に突出させた状態について説明する。
図5は、機器収容装置の機器収容部を切欠いた上面図であって、可動BOXが突出した状態を示す。図6は、機器収容装置のカバーを取り外した状態の正面図であって、可動BOXが突出した状態を示す。
図5、図6に示すように、箱筐体11から可動BOX19を突出させる場合、2つのステー本体23a,23bを拡げ、さらに、第2ステー本体23bの一端が開口部14側に向くように回動させる。これにより、第1ステー本体23aが開口部14よりも外側に突出する。そして、箱筐体11から可動BOX19が開口部14を通って突出する。
また、第1ステー本体23aの他端に、可動BOX19が回動自在に取り付けられているので、可動BOX19の操作面19aを作業者側に向けることができる。すなわち、可動BOX19は、この操作面19aの法線方向L2が、開口側面11aの法線方向L1と同一方向を向いた状態になる。
ここで、箱筐体11から可動BOX19が突出した状態では、第2制御ユニット20の左側面20aにおける手前側のL1方向のスペースが空いた状態になる。このため、第2制御ユニット20をL1方向に向かってスライド移動させることが可能になる。
このとき、可動ステー23を2つのステー本体23a,23bにより折り畳み式として構成することで、第2制御ユニット20の手前側のスペースを避けた位置に第1ステー本体23aを配置することができる。また、第2ステー本体23bの一端が可動BOX19の上面上の開口側面11a側に位置しているため、機器収容装置5外の作業スペースが制限されている場合においても、可動BOX19の可動領域を広域に保ちながらも可動ステー23(23a,23b)が第2制御ユニット20の動線上に位置することを回避することができる。これにより、第2制御ユニット20のL1方向の障害物を確実に無くすことができる。
また、機器収容装置5外での作業スペースが非常に狭い場合には、第2ステー本体23bの可動BOX19の固定位置を、開口側面11a側で、且つスイッチ21側とする。これにより、可動BOX19の可動領域を広域に保ちながら、第2制御ユニット20の動線領域に可動BOX19が位置することを回避できる。
図7は、機器収容装置の機器収容部を切欠いた上面図であって、第2制御ユニットをスライド移動させた状態を示す。
同図に示すように、第2制御ユニット20をスライド移動させることにより、箱筐体11の外側に開口部14を介して第2制御ユニット20を引き出すことができる。これにより、第2制御ユニット20の操作も容易に行うことが可能になる。尚、箱筐体11の外側に第2制御ユニット20を引き出す構造として、例えば、箱筐体11と第2制御ユニット20との間に伸縮自在なテレスコープ構造のレールを設けることが可能である。
(効果)
したがって、上述の第1実施形態によれば、箱筐体11に可動ステー23を介して可動BOX19を支持することにより、箱筐体11内に可動BOX19を収容した状態では、可動BOX19の操作面19aが、開口側面11aに対して横向きになっているのに対し、可動BOX19を操作する場合には、箱筐体11から可動BOX19を外部に引き出して操作することができる。このため、スイッチ21等が配置されている操作面19aを、各制御ユニット18,20の左側面18a,20aと同一面に配置する必要がない。そして、スイッチ21等が搭載された可動BOX19を、各制御ユニット18,20の前のハーネス引き回しスペースに収容するので、箱筐体11内の無駄なスペースを排除することができる。よって、作業者の機器収容装置5に対する作業性を確保しつつ、機器収容装置5全体の小型化を図ることができる。
また、箱筐体11から可動BOX19を引き出した際、可動ステー23によって可動BOX19の操作面19aを作業者側に向けることができる。このため、さらに、可動BOX19の作業性を高めることができる。
さらに、箱筐体11に可動ステー23を介して可動BOX19を支持することにより、簡素な構造で可動BOX19を可動式とすることができる。このため、製造コストを抑えた機器収容装置5を提供できる。
そして、可動BOX19を引き出した状態にあっては、箱筐体11の開口部14よりも外側に第1ステー本体23aが突出した状態になる。このため、可動BOX19を引き出してメンテナンス作業や点検作業を行っている最中に、カバー15が開口部14を閉塞してしまうことを、可動ステー23によって防止できる。すなわち、可動ステー23は、カバー15が開口部14を閉塞してしまうことを防止するためのインターロック機構として機能する。
このように、可動BOX19が引き出されている状態ではカバー15が閉じることがないので、運転者等がメンテナンス作業や点検作業が完了しているか否かを容易に視認することが可能になる。
尚、上述の第1実施形態では、箱筐体11から可動BOX19を引き出し可能とするために、また、箱筐体11内において、可動BOX19の操作面19aが開口部14の開口面に対して横向きとなるように、箱筐体11に、可動ステー23を介して可動BOX19を取り付けた場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、箱筐体11から可動BOX19を引き出し可能、且つ可動BOX19の操作面19aが開口側面11aに対して横向きとなるように配置可能に、箱筐体11に対して可動BOX19が取り付けられていればよい。
また、上述の第1実施形態では、箱筐体11に可動BOX19が1つ設けられている場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、可動BOX19を複数設けてもよい。可動BOX19を複数設ける場合、例えば、各主電動機7に対し、1つずつ可動BOX19を設けるように構成してもよい。
さらに、上述の第1実施形態では、可動ステー23を第1ステー本体23aと第2ステー本体23bの2つのステー本体23a,23bで構成した場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、箱筐体11に、可動BOX19が箱筐体11から突出可能なように支持されていればよい。
より具体的には、上述の第1実施形態では、可動ステー23の回動軸を上下方向に沿って配置し、可動BOX19を箱筐体11の車幅方向外側に突出させる場合について説明した。しかしながら、例えば、可動ステー23の回動軸を前後方向に沿って配置し、箱筐体11の下方に可動BOX19を突出させてもよい。この場合、箱筐体11に収納された状態において、可動BOX19の操作面19aは、上面に配置される。
(第2実施形態)
次に、この発明の第2実施形態につき、図1を援用し、図8〜図14に基づいて説明する。尚、第1実施形態と同一態様には、同一符号を付して説明する。
図8は、機器収容装置のサブユニットが収容されている箇所の一部を切欠いた上面図、図9は、機器収容装置の側面図、図10は、機器収容装置の要部拡大側面図である。
この第2実施形態において、鉄道車両1は、図1に示すように、車体2と、車体2の床下に空気ばね3を介して設けられている一対の台車フレーム4と、車体2の下部における一対の台車フレーム4間に設けられている機器収容装置105とを備えている。この点は、前述した第1実施形態と同様である。また、機器収容装置105は、箱筐体111を有し、この箱筐体111内にさまざまな電子機器が収容されている。この点も、前述した第1実施形態と同様である。
ここで、前述の第1実施形態と第2実施形態との相違点は、第1実施形態では、スイッチ21等が搭載された可動BOX19や他の制御ユニット18,20が、箱筐体11に対してそれぞれ別々に可動するようになっているのに対し、第2実施形態では、スイッチ21等が搭載されたユニットが、他のユニットと共に一体となってサブユニット(キャリア)30を構成し、このサブユニット30が箱筐体111に対して可動するようになっている点にある。以下に、詳述する。
(機器収容装置)
図8〜図10に示すように、機器収容装置105の箱筐体111には、天井側の4隅に、箱筐体111を車体2の床下に固定するためのブラケット112が設けられている。
また、箱筐体111の車幅方向両側(図8における左右側)の側面(第1側面)111aには、それぞれ開口部114が形成されている。箱筐体111の車幅方向両側の側面111aに開口部114が形成されることにより、作業者が車体2の横に立った際、作業者と開口部114とが対面する形になる。尚、以下の説明において、開口部114が形成されている側面111aを開口側面111aと称して説明する。
さらに、開口側面111aには、開口部114を開閉するカバー115が設けられている。開口側面111aには、開口部114よりも上側に蝶番116が設けられており、この蝶番116を介して箱筐体111にカバー115が取り付けられている。また、カバー115の下側にはハンドル117が設けられている。このハンドル117を持ってカバー115を上側に持ち上げることにより、開口部114が開放されるようになっている。
箱筐体111内には、4つのサブユニット30が収容されている。尚、4つのサブユニット30は、それぞれ同一に構成されているので、以下の説明では、4つのサブユニット30のうちの1つのみについて説明し、他の3つのサブユニット30については説明を省略する。
(サブユニット)
サブユニット30は、箱筐体111内に4つ収容可能な大きさの小箱筐体31を有している。各小箱筐体31には、それぞれ箱筐体111に設けられているブラケット112に対応する角部31aに、横断面略U字状のフック部34が設けられている。一方、図10に示すように、箱筐体111には、フック部34を着脱可能に支持するシャフト35がブラケット36を介して立設されている。シャフト35のフック部34に対応する部位には、段差により縮径形成された縮径部35aが形成されている。
この縮径部35aにフック部34が係合することにより、フック部34の軸方向への変位が規制される。また、シャフト35にフック部34が係合することにより、シャフト35に小箱筐体31が回動自在に支持された状態になる。すなわち、フック部34、及びシャフト35は、箱筐体111内に、小箱筐体31を回動自在に支持するためのヒンジ部37を構成している。これにより、小箱筐体31が角部31aを中心に回動するので、箱筐体111内に小箱筐体31を収容した状態から小箱筐体31を回動させると、箱筐体111の開口部114を通って小箱筐体31が外側に突出する。
また、シャフト35にフック部34が係合されているだけなので、箱筐体11から小箱筐体31を外側に突出させた後、シャフト35の径方向外側に向かってフック部34を移動させ、このフック部34の開口からシャフト35を抜くことにより、シャフト35とフック部34との係合を解除することができる。これにより、箱筐体11から小箱筐体31を離脱させることも可能である。
小箱筐体31内には、第1ユニット32、及び第2ユニット33の2つのユニット32,33が収容されている。第1ユニット32、及び第2ユニット33は、不図示のパワーユニットの制御を行う制御ユニット、主電動機7(図1参照)の動作確認を行うためのスイッチ21やコネクタ22等が設けられた操作ユニット、これら制御ユニットや操作ユニットに設けられているCPU等の電子部品への通電・遮断を行うリレーユニット、パワーユニットからサブユニット30への通電・遮断を行うブレーカユニット等により構成されている。
尚、不図示のパワーユニットは、前述の第1実施形態におけるパワーユニット13に相当するものであり、この第2実施形態では、機器収容装置105とは別に車体2の床下に設けられている。
また、この第2実施形態では、第2ユニット33側にスイッチ21やコネクタ22を図示しているが、これに限られるものではなく、第1ユニット32側にスイッチ21やコネクタ22を設けることも可能である。
サブユニット30を構成する第1ユニット32、及び第2ユニット33は、小箱筐体31を箱筐体111内に収容した状態で車幅方向に沿って並ぶように、小箱筐体31に配置されている。この第2実施形態では、車幅方向外側に第1ユニット32が配置され、車幅方向内側に第2ユニット33が配置される。さらに、第1ユニット32、及び第2ユニット33は、互いに背中合わせで配置されており、各々操作面(第2側面)32a,33aが小箱筐体31の外側に向くように配置されている。
ここで、サブユニット30同士の電気的接続方法、及びサブユニット30と不図示のパワーユニットとの電気的接続方法としては、サブユニット30やパワーユニットに嵌着可能なコネクタ付のハーネスを利用する方法が挙げられる。すなわち、サブユニット30同士をハーネスを用いて接続したり、サブユニット30と不図示のパワーユニットとをハーネスを用いて接続したりする。
(機器収容装置の操作方法)
次に、機器収容装置105の操作方法について説明する。
機器収容装置105を操作する際、まず、箱筐体111に設けられているカバー115を開ける。そして、カバー115を開けた状態でサブユニット30を手前に引く。このとき、箱筐体111に対してサブユニット30が、このサブユニット30の角部31aを中心に回動自在、つまり、シャフト35に回動自在に支持されているので、このシャフト35を中心にサブユニット30が回動し、箱筐体111の外側にサブユニット30が引き出される。
箱筐体111の外側にサブユニット30を引き出した状態では、各サブユニット30の車幅方向内側に配置されている第2ユニット33の操作面33aが、箱筐体111の外側に露出する。換言すれば、サブユニット30を手前に引くことにより、第2ユニット33の操作面33aの法線方向L3が、開口側面111aの法線方向L4に近づくように、サブユニット30が回動する。尚、ここでいう法線方向とは、対象となる面(開口側面111a、操作面33a)に対して垂直方向外側を向く方向をいう(矢印L3,L4参照)。
このように、箱筐体111からサブユニット30を引き出すと、第1ユニット32の操作面32a、及び第2ユニット33の操作面33aの両操作面32a,33aが箱筐体111の外側に露出した状態になる。よって、作業者は、機器収容装置105の下側に潜り込むことなく、第1ユニット32及び第2ユニット33の操作、及びメンテナンスを行うことができる(詳細は後述する)。
尚、第1ユニット32は、箱筐体111にサブユニット30を収容した状態で、操作面32aが開口側面111aに面するように配置されている。このため、第1ユニット32の操作、及びメンテナンスについては、箱筐体111からサブユニット30を引き出すことなく行うことも可能であるし、箱筐体111からサブユニット30を引き出して行うことも可能である。
(効果)
したがって、上述の第2実施形態によれば、第1ユニット32、及び第2ユニット33を背中合わせに配置したサブユニット30を設け、このサブユニット30を機器収容装置105内に回動自在に設けることにより、作業者の機器収容装置105に対する作業性を確保しつつ、機器収容装置105全体の小型化を図ることができる。
より詳しくは、例えば従来、箱筐体111内に収容される第1ユニット32や第2ユニット33は、それぞれの操作面32a,33aが車幅方向外側に向くように配置する場合があった。これは、作業者が、車体2の外から第1ユニット32、及び第2ユニット33を操作できるようにするためである。このように構成する場合、第1ユニット32、及び第2ユニット33を横並びに配置するので、これら第1ユニット32や第2ユニット33の裏側のスペースが有効活用されず、箱筐体111全体が大型化してしまう。
また、例えば従来、図15に示すように、第1ユニット32、及び第2ユニット33を背中合わせに配置する場合もあった。このような場合、第1ユニット32の操作面32aを車幅方向外側に向けると、第2ユニット33の操作面33aは、車幅方向内側を向くことになる。このため、従来の箱筐体211では、底面に作業者が潜り込めるような点検窓100を設ける必要があり、この分、箱筐体211全体が大型化してしまう。
しかしながら、上述の第2実施形態によれば、機器収容装置105内に、第1ユニット32、及び第2ユニット33を背中合わせに配置したサブユニット30が回動自在に設けられているので、第1ユニット32、及び第2ユニット33を横並びに配置したり、箱筐体111の底面に点検窓100を設けたりすることなく、第1ユニット32、及び第2ユニット33を容易に操作することが可能になる。このため、機器収容装置105全体を小型化しつつ、作業者の作業性を確保することができる。
また、箱筐体111に設けられたシャフト35に対し、小箱筐体31のフック部34が着脱可能に支持されているので、箱筐体111からサブユニット30を取り外してメンテナンス作業等を行うこともできる。このため、作業者による機器収容装置105の作業を、さらに行い易くすることができる。
尚、上述の第2実施形態では、箱筐体111内に、4つのサブユニット30が収容されている場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、箱筐体111内に、サブユニット30が少なくとも1つ収容されていればよい。
また、上述の第2実施形態では、箱筐体111にシャフト35を設ける一方、小箱筐体31にフック部34を設けることにより、箱筐体111に小箱筐体31を回動自在、且つ着脱自在に取り付けた場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、箱筐体111に対して小箱筐体31が回動自在、且つ着脱自在に取り付け可能な構造であればよい。例えば、シャフト35やフック部34に代わって、着脱可能な抜差蝶番を箱筐体111と小箱筐体31の両者に取り付けることも可能である。
さらに、上述の第2実施形態では、サブユニット30同士の電気的接続方法、及びサブユニット30と不図示のパワーユニットとの電気的接続方法として、サブユニット30やパワーユニットに嵌着可能なコネクタ付のハーネスを利用する場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、サブユニット30同士の電気的接続方法、及びサブユニット30と不図示のパワーユニットとの電気的接続方法として、以下の方法を採用することも可能である。
(第1変形例)
図11、図12に基づいて、サブユニット30同士の電気的接続方法、及びサブユニット30と不図示のパワーユニットとの電気的接続方法の第1変形例について説明する。
図11は、第1変形例における機器収容装置のサブユニットが収容されている箇所を切欠いた上面図であって、箱筐体にサブユニットが収容されている状態を示す。図12は、第1変形例における機器収容装置のサブユニットが収容されている箇所を切欠いた上面図であって、箱筐体の外側にサブユニットを引き出した状態を示す。尚、前述の第2実施形態と同一態様には、同一符号を付して説明し、詳細な説明を省略する(以下の変形例についても同様)。
図11に示すように、サブユニット30には、フック部34が設けられている角部31aにおける箱筐体111の開口部114側に、可撓性を有するハーネス40の一端が接続されている。そして、ハーネス40の他端は、フック部34の周囲を取り囲むように外側に配線され、他のサブユニット30やパワーユニットに接続されている。
このように、フック部34が設けられている角部31aの近傍にハーネス40を配線することにより、図12に詳示するように、サブユニット30を回動させた場合であっても、ハーネス40が引っ張られて無理な力がかかってしまうことが防止される。
(効果)
したがって、上述の第1変形例によれば、前述の第2実施形態と同様の効果に加え、サブユニット30を回動する際にハーネス40が邪魔になることを防止できる。
(第2変形例)
次に、図13、図14に基づいて、サブユニット30同士の電気的接続方法、及びサブユニット30と不図示のパワーユニットとの電気的接続方法の第2変形例について説明する。
図13は、第2変形例における機器収容装置のサブユニットが収容されている箇所を切欠いた上面図であって、箱筐体にサブユニットが収容されている状態を示す。図14は、第2変形例における機器収容装置のサブユニットが収容されている箇所を切欠いた上面図であって、箱筐体の外側にサブユニットを引き出した状態を示す。
図13に示すように、サブユニット30の小箱筐体31には、車幅方向内側(図13における上側)に配置されている第2ユニット33の操作面33a側に、小箱筐体側コネクタ(第1コネクタ)41が設けられている。この小箱筐体側コネクタ41は、不図示の導線を介して第1ユニット32や第2ユニット33と電気的に接続されている。
一方、箱筐体111には、この箱筐体111内にサブユニット30を収納した状態で小箱筐体側コネクタ41に対応する位置に、この小箱筐体側コネクタ41と嵌着可能な箱筐体側コネクタ(第2コネクタ)42が設けられている。箱筐体側コネクタ42は、パワーユニットや他のサブユニット30と不図示の導線を介して電気的に接続されている。
このような構成のもと、図13に示すように、箱筐体111内にサブユニット30を収納した状態にあっては、小箱筐体側コネクタ41と箱筐体側コネクタ42とが接続される。すなわち、箱筐体111内にサブユニット30を収納した状態のとき、サブユニット30同士が電気的に接続されたり、サブユニット30とパワーユニットとが電気的に接続されたりする。
一方、図14に示すように、箱筐体111の外側にサブユニット30を引き出した場合、小箱筐体側コネクタ41と箱筐体側コネクタ42とが分離され、両者41,42の接続が切断される。
(効果)
したがって、上述の第2変形例によれば、前述の第2実施形態と同様の効果に加え、サブユニット30同士を電気的に接続したり、サブユニット30とパワーユニットとを電気的に接続したりするためのハーネスを削除することができると共に、これらの電気的接続作業を簡素化できる。
より具体的には、例えば、メンテナンスの際に箱筐体111からサブユニット30を取り外す際、箱筐体111からサブユニット30を引き出すだけで電気的接続を遮断することができるので、コネクタ41,42の引き抜き作業を省略できる。このため、サブユニット30のメンテナンス作業を簡素化することが可能になる。
尚、本発明は上述の実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述の実施形態に種々の変更を加えたものを含む。
例えば、上述の実施形態では、鉄道車両1に機器収容装置5,105を設けた場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、鉄道車両1以外のさまざまな車両に、機器収容装置5,105の構成を採用することが可能である。
1…鉄道車両
2…車体
3…空気ばね
4…台車フレーム
5,105…機器収容装置(車両用機器収容装置、鉄道車両用機器収容装置)
6…車輪
7…主電動機
8…レール
9…パンタグラフ
10…架線
11,111…箱筐体
11a,111a…開口側面(第1側面)
11b…側面
12,112…ブラケット
13…パワーユニット
14,114…開口部
15,115…カバー
16,116…蝶番
17,117…ハンドル
18…第1制御ユニット
18a…左側面
19…可動BOX(キャリア)
19a…操作面(第2側面)
20…第2制御ユニット(第2機器)
20a…左側面
21…スイッチ(第1機器)
22…コネクタ(第1機器)
23…可動ステー
23a…第1ステー本体
23b…第2ステー本体
30…サブユニット(キャリア)
31…小箱筐体
31a…角部
32…第1ユニット
32a…操作面
33…第2ユニット
33a…操作面
34…フック部
35…シャフト
35a…縮径部
36…ブラケット
37…ヒンジ部
40…ハーネス
41…小箱筐体側コネクタ(第1コネクタ)
42…筐体側コネクタ(第2コネクタ)
50…機器収容部
100…点検窓
211…従来の箱筐体、箱筐体
L1,L2,L3,L4…法線方向

Claims (9)

  1. 第1方向を法線方向とする第1側面に開口部を有する箱筐体と、前記箱筐体の内部に収容された第1機器と、を備えた機器収容装置であって、
    前記箱筐体に対して移動可能に支持され、前記第1方向とは異なる第2方向を法線方向とする第2側面に前記第1機器を配置したキャリアを備え、
    前記キャリアは、前記開口部から前記箱筐体の外部に移動可能とされていることを特徴とする車両用機器収容装置。
  2. 前記キャリアは、前記第2側面の法線方向が前記第1方向に近づくように移動可能とされていることを特徴とする車両用機器収容装置。
  3. 前記箱筐体の内部に収容された第2機器を備え、
    前記キャリアは、前記箱筐体の内部において前記第2機器の前記第1方向に配置され、前記第2機器は前記キャリアを移動することにより操作可能とされていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両用機器収容装置。
  4. 前記箱筐体に前記開口部を開閉する蓋体を設けると共に、前記キャリアを前記箱筐体に対して移動可能に支持する可動ステーを設け、
    前記可動ステーは、前記キャリアを外部に移動した状態で、前記開口部から突出するように構成されており、前記キャリアを外部に移動したまま前記蓋体が前記開口部を閉塞してしまうことを防止するためのインターロック機構として機能することを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の車両用機器収容装置。
  5. 前記キャリアは、このキャリアの角部を中心にして回動自在となるように前記箱筐体内に収容されており、この箱筐体の外側に前記開口部を介して露出可能に構成されていることを特徴とする請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の車両用機器収容装置。
  6. 前記キャリアに可撓性を有するハーネスが接続されており、このハーネスは、前記キャリアの角部の近傍を通るように配線されていることを特徴とする請求項1〜請求項5の何れか1項に記載の車両用機器収容装置。
  7. 前記キャリアは、前記第1機器に接続された第1コネクタを備え、
    前記箱筐体は、前記キャリアが前記箱筐体の内部に収容された状態で前記第1コネクタと接続される第2コネクタを備え、
    前記キャリアの移動に伴って前記第1コネクタと前記第2コネクタとが接続及び分離可能とされていることを特徴とする請求項1〜請求項6の何れか1項に記載の車両用機器収容装置。
  8. 前記キャリアは、前記箱筐体に対して着脱可能とされていることを特徴とする請求項1〜請求項7の何れか1項に記載の車両用機器収容装置。
  9. 請求項1〜請求項8の何れか1項に記載の車両用機器収容装置を、鉄道車両に設けたことを特徴とする鉄道車両用機器収容装置。
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