JP4246939B2 - 鉄道車両用床下電気品の車体実装方式 - Google Patents

鉄道車両用床下電気品の車体実装方式 Download PDF

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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、鉄道車両の床下電気品の車体実装方式にかかり、特に、インバータ装置や補助インバータ装置などの床下電気品の収納箱を鉄道車両の床下に一体化して設けるボディマウント方式に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の鉄道車両における床下電気品の車体実装方式は、図6に示すように、インバータ装置を構成するパワーユニット11’、制御部21’、オイルフィルタコンデンサ22’などのその他の床下電気品を収納固定した電気装置収納箱9を車体5の床下に取り付け、その後電気品を車体側の配線と接続している。
【0003】
このような床下電気品の車体実装方式では、各種電気装置収納箱が車体床下に点在するとともに、各電器装置のメンテナンスに当たっては、電気装置収納箱に収納された電気品と車体側の配線の接続を車側側および車体内部を往来しながらはずした後、電気装置を取り外し、場合によっては電気品収納箱を車体床下から取り外すなど工数のかかる作業を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記問題点を解決することを目的とし、各種電気装置の車体への実装工数および車体全体としての製造コストを低減することを目的とする。さらに、本発明は、床下電気品のメンテナンスを片面からのアクセスで可能とすることにより、インバータ装置のパワーユニットなどの電気装置のメンテナンスや交換作業時の作業を容易にするとともに、作業時間を短縮することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、床下電気品を、車体の床下に車体の長手方向に車体の一部として車体の左右に一対、中央に空間を形成するように車体外側面に沿って構成した床下収納部を設けた車体に実装する鉄道車両用床下電気品の車体実装方式において、床下収納部は、車体外側面に電気品が通過できる電気品挿入開口部が、車体中央側面に電気品の発熱を放散させる冷却フィンが露出する冷却用開口部が設けられ、ユニット単位に形成した床下電気品を案内支持する案内手段と、床下電気品に設けた電気品側コネクタに対応する車体側コネクタと、床下電気品を床下収納部に固定する固定手段とを有し、床下電気品は、前記冷却用開口部から車体中央側に形成される空間に突出する冷却用フィンと、床下収納部に設けた案内手段に案内される移動手段と、前記車体側コネクタに対応する電気品側コネクタとを有し、床下電気品を、案内手段によって床下収納部の固定位置と床下収納部外の取外位置との間で移動させ、固定手段によって床下収納部の固定位置に収納固定するとともに、固定位置で電気品側コネクタと車体側コネクタを接続する。
【0006】
本発明は、上記鉄道車両用床下電気品の車体実装方式において、床下収納部の車体外側面に、電気品が通過できる電気品挿入開口部を設け、外開口部を閉鎖する蓋を着脱自在または開閉自在に設けた。
【0007】
本発明は、上記鉄道車両用床下電気品の車体実装方式において、電気品を床下収納部の固定位置に固定したときに電気品挿入開口部を塞ぐ蓋を電気品に一体的に取りつけ、蓋の固定によって電気品を床下収納部の固定位置に固定する。
【0008】
本発明は、上記鉄道車両用床下電気品の車体実装方式において、床下収納部の車体中央側面に電気品の一部が露出する冷却用開口部を設けた。この電気品の一部が露出する部位は、外気と通じている開放室に位置し、それ以外は外気を遮断する密閉室に収納されている。
【0009】
本発明は、上記鉄道車両用床下電気品の車体実装方式において、床下収納部の固定位置に電気品が固定されたときに、電気品側コネクタが車体側コネクタに接続される位置に、車体側コネクタを固定した。
【0010】
本発明は、上記鉄道車両用床下電気品の車体実装方式において、床下収納部に設けた案内手段と電気品に設けた移動手段が、スライドレールで構成される。
【0011】
本発明は、上記鉄道車両用床下電気品の車体実装方式において、床下収納部に設けた案内手段が床下収納部の内部に設けた支持レールであり、電気品に設けた移動手段が支持レールに案内される車輪であることを特徴とする。
【0012】
本発明は、上記鉄道車両用床下電気品の車体実装方式において、床下電気品がインバータ装置のパワーユニットとした。
【0013】
本発明は、上記鉄道車両用床下電気品の車体実装方式において、床下収納部の固定位置に電気品が固定されたときに、固定位置で電気品側コネクタと車体側コネクタが接続する構造において、車体側コネクタは、他の複数個の電気品の車体側コネクタと構造物として連結一体構造となっており、床下収納部の1面から脱着できる機構を設けた。
【0014】
上記課題を解決するために、本発明は、車体の床下に車体の長手方向に車体の一部として車体の左右に一対、中央に空間を形成するように車体外側面に沿って構成され、車体外側面に電気品が通過できる電気品挿入開口部が、車体中央側面に電気品の発熱を放散させる冷却フィンが露出する冷却用開口部が設けられ、ユニット単位に形成した床下電気品を案内支持する案内手段と、床下電気品に設けた電気品側コネクタに対応する車体側コネクタと、床下電気品を床下収納部に固定する固定手段とを有する床下収納部に、鉄道車両用床下電気品を実装する車体実装方式であり、床下電気品を案内手段によって床下収納部の固定位置と床下収納部外の取外位置との間で移動させ、固定手段によって床下収納部の固定位置に収納固定するとともに、固定位置で電気品側コネクタと車体側コネクタを接続する鉄道車両用床下電気品の車体実装方式が適用される鉄道車両用床下電気品において、前記冷却用開口部から車体中央側に形成される空間に突出する冷却用フィンと、床下収納部に設けた案内手段に案内される移動手段と、前記車体側コネクタに対応する位置に固定した電気品側コネクタとを有する。
【0015】
上記課題を解決するために、本発明は、床下収納部に設けた案内手段に案内される移動手段と車体側コネクタに対応する電気品側コネクタと冷却フィンとを有する床下電気品を、案内手段によって床下収納部の固定位置と床下収納部外の取外位置との間で移動させ、固定手段によって床下収納部の固定位置に収納固定するとともに、固定位置で電気品側コネクタと車体側コネクタを接続する鉄道車両用床下電気品の車体実装方式が適用される鉄道車両において、床下収納部は、車体の床下に車体の長手方向に車体の一部として車体の左右に一対、中央に空間を形成するように車体外側面に沿って構成され、ユニット単位に形成した床下電気品を案内支持する案内手段と、床下電気品に設けた電気品側コネクタに対応する車体側コネクタと、床下電気品を床下収納部に固定する固定手段と、車体外側面に電気品が通過できる電気品挿入開口部と、車体中央側面に形成される空間に電気品の発熱を放散させる冷却フィンが露出する開口部とを設けた。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明の鉄道車両用床下電気品の車体実装方式について、図を用いて説明する。図1はインバータ装置のパワーユニットを車体の床下に車体の一部として一体化して設けたぎ装部に搭載する例を説明する部分斜視図である。図2は図1に示したぎ装部の車体長手方向に直交する面での断面図である。図3は図2の左手方向からの断面図である。図4は本発明の実装方法における床下電気品の保守時の流れを説明する図である。
【0017】
図1に示すように、本発明にかかる鉄道車両用床下電気品の車体実装方式は、車体5の床下に設けた床下収納部51内に、インバータ装置を構成するパワーユニット11、制御部21、フィルタコンデンサ22などの床下電気品を収納固定する方式である。
【0018】
床下収納部51は、車体5と一体に構成され、車体床下に車体の長手方向に設けられており、内部空間に床下電気品を収納するとともに、車体の剛性を増大させる働きをも有している。
【0019】
床下収納部51の車体外側面には、電気品を通過させる電気品挿入開口部52と、床下収納部の車体中央側面に電気品の一部が露出する冷却用開口部53が設けられている。電気品挿入開口部52は、該開口部に着脱自在または開閉自在に設けた蓋59(図2)によって閉じられる。
【0020】
図2および図3に示すように、床下収納部51は、車体5の床下に一体的に構成され、車体外側面に電気品を通過させる電気品挿入開口部52が、車体中央側の壁面55に電気品の後背部に設けた冷却フィン114が露出する冷却用開口部53が設けられている。床下収納部51は、車体5の床下の左右に設けられており、中央に形成される空間を機器の冷却空間として使用することができる。
【0021】
車輪116は、パワーユニット11を支える車輪であり、パワーユニット11を車体から取り外したり取りつけるときの移動作業を容易にする働きを有するとともに、パワーユニット11を固定位置に固定したときに、車体に設けたレール56上に支持する働きをも有している。
【0022】
冷却用開口部53と、電気品の後背面周囲は図示を省略したパッキングによって気密構造とされ、内部空間に水が進入することを防いでいる。
【0023】
床下収納部51に設けた隔壁57には、第1のスライドレール保持部材54が固定されている。第1のスライドレール保持部材54には、案内手段として働くスライドレール30の固定レール32が固定される。
【0024】
床下収納部51の内部底面には、支持案内手段として働くレール56と、電気品を固定位置に固定する電気品固定手段58が固定されている。電気品固定手段58の鎖錠機構は、任意の機構でよく、図示を省略している。
【0025】
床下電気品であるパワーユニット11は、枠体111に電気部品を固定して形成され、支持部材112と、第2のスライドレール保持部材113と、冷却フィン114と、電気品側コネクタ115と、移動手段として働く車輪116と、固定部材117と、固定部材118とを有している。
【0026】
支持部材112は、枠体111を第2のスライドレール保持部材113の上面で支持する働きを有している。
【0027】
第2のスライドレール保持部材113は、枠体111の固定部材118に固定され、スライドレール30の移動レール31が取りつけられる。
【0028】
冷却フィン114は、電気品の後背面に設けられ、電気品の発熱を冷却空間に放散させる。
【0029】
電気品側コネクタ115は、直流電源に接続される+−端子と、電動機などの負荷に接続される三相交流端子および接地端子などであり、パワーユニットの側面に突出して設けられる。電気品側コネクタ115は、パワーユニットが固定位置に配置されたときに、床下収納部51内に設けられた車体側コネクタ591の受け部にその先端が挿入接続される位置に設けられる。この車体側コネクタ591は、隣接する他の複数個の電気品の車体側コネクタ591と構造物として連結一体構造とした主回路ハーネス59の一部を形成しており、床下収納部の1面例えば車体中央面から脱着できる機構を有しており、ぎ装配線作業を容易にしている。
【0030】
車輪116は、パワーユニット11を支える車輪であり、パワーユニット11を車体から取外すしたり取りつけるときの移動作業を容易にする働きを有するとともに、パワーユニット11を固定位置に固定したときに、車体に設けたレール56上に支持する働きをも有している。
【0031】
固定部材117は、図示を省略した鎖錠手段によって電気品固定手段58と共同して電気品を床下収納部51の固定位置に固定するための部材である。
【0032】
固定部材118は、第2のスライドレール保持部材133を枠体11に固定するための手段である。
【0033】
スライドレール30は、例えば断面コ字状の固定レール32と、固定レール内を移動可能に設けた移動レール31とから構成され、固定レール32と移動レール31との間にはローラ軸受33などが設けられて、移動を容易にしている。
【0034】
このような構成において、車体5に電気品を搭載固定する場合には、蓋59を開いた電気品挿入開口部52の前に図示を省略したリフトに搭載したパワーユニット11を配置し、スライドレール30の移動レール31を引き出して、移動レール31に固定された第2のスライドレール保持部材113の先端部に固定部材を当てて図示を省略した鎖錠手段によって固定する。このときパワーユニット11の支持部材112の下面が第2のスライドレール保持部材113の上面に位置して、パワーユニット11は2のスライドレール保持部材113に固定される。
【0035】
その後、パワーユニット11を床下収納部51内に押し込み、電気品側コネクタ115が車体側コネクタ591に接続されて電気的接続が完了し、固定位置に達する。その後、固定部材117と電気品固定部材58を図示を省略した鎖錠手段によって鎖錠することによって、パワーユニット11が固定位置に固定される。このとき、パワーユニット11の冷却フィン114は、冷却用開口部53から冷却空間にさらされる。電気品挿入開口部52を蓋59で閉じてパワーユニットの車体への実装作業を終了する。
【0036】
このように、本発明によれば、電気的な接続作業や電気装置収納箱の車体への取りつけ作業などを行わずに、極めて簡単にパワーユニット11を車体5に実装することができる。
【0037】
同様に、車体からパワーユニットを取外す場合には、蓋59を開けた後、固定部材117と電気品固定手段58の鎖錠を解いて、パワーユニット11を床下収納部51から図示を省略したリフト上に引き出し、固定部材118を第2のスライドレール保持部材113から開放することによって、取外すことができる。
【0038】
このように、車体からパワーユニットを取外す作業も、電気的な接続の取外し作業や電気装置収納箱の車体からの取外し作業などを行わずに、極めて簡単にパワーユニット11を車体5から取外すことができる。
【0039】
図4に示すように、取り外したパワーユニット11は、リフト上に載置され、トラックなどに搭載して検査・整備工場に搬送され、ここで所定の整備検査を終了して再度車体に実装される。
【0040】
図5を用いて、本発明の他の実施の形態を説明する。この実施の形態はパワーユニット11の枠体11を床下収納部51の電気品挿入開口部52近傍まで延長し、その先端部に蓋59を取りつけている。このような構成とすることによって、パワーユニットを床下収納部51の固定部へ挿入した後、蓋59に設けた図示を省略した鎖錠手段を用いて開口部52に固定することによって、パワーユニット11を車体5に実装することができる。
【0041】
以上の説明では、床下電気品がインバータ装置のパワーユニットである場合を説明したが、床下電気品としては、インバータ装置のパワーユニットに限らず、フィルタコンデンサや制御装置等であってもよく、また、その他の電気品、例えば補助インバータ装置や、SIVモジュール等であってもよい。
【0042】
また、以上の説明では、中央に形成される空間における冷却手段を自然空冷もしくは走行風による冷却として説明したが、本空間に強制的に冷却風を循環できる送風機を取り付け冷却してもよい。
【0043】
【発明の効果】
本発明によれば、以下のような効果を奏することができる。
【0044】
保守時にパワーユニット取り外し作業を容易化することができ、保守交換作業時のリードタイムを短縮することができる。
【0045】
▲2▼メンテナンス機器を集約配置することができ、保守点検時の作業を容易化することができる。
【0046】
▲3▼防塵しなければならない機器と防塵不要の機器とを区分けして配置し両区分けの間を仕切り板で仕切る必要がなくなり、コストを削減することができる。
【0047】
▲4▼電気品同士を接続する主回路配線のぎ装配線作業が容易であり、車両全体としてのコストを削減することができる。
【0048】
▲5▼ゴミや水を考慮して最適配置することによって、故障率を低減させることができる。従来機器の中で寸法内に収めてブロワで強制空冷していたものを、車両床下の最適空間に配置することによって、自冷とすることができ、ブロワを省略することができる。さらに、放電に対する故障も低減できる。
【0049】
▲6▼密閉部の収納空間を大きく取ることができ、電気品を温度を考慮して最適配置することによって、温度による故障率を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる鉄道車両用床下電気品の車体実装方式の概要を説明する斜視図
【図2】 本発明にかかる鉄道車両用床下電気品の車体実装方式の概要を説明する断面図(その1)
【図3】 本発明にかかる鉄道車両用床下電気品の車体実装方式の概要を説明する断面図(その2)
【図4】 パワ―ユニットの点検・修理の工程の概要を説明する図
【図5】 本発明の第2の実施の形態にかかる鉄道車両用床下電気品の車体実装方式の概要を説明する断面図
【図6】 従来の鉄道車両用床下電気品の実装方式を説明する斜視図
【符号の説明】
11 パワーユニット
111 枠体
112 支持部材
113 第2のスライドレール保持部材
114 冷却フィン
115 電気品側コネクタ
116 車輪
117 固定部材
118 固定部材
21 制御装置
22 フィルタコンデンサ
30 スライドレール
31 移動レール
32 固定レール
33 ベアリング
5 車体
51 床下収納部
52 電気品挿入開口部
53 冷却用開口部
54 第1のスライドレール保持部材
55 車体中央側壁面
56 レール
57 隔壁
58 電気品固定手段
59 主回路ハーネス
591 車体側コネクタ

Claims (10)

  1. 床下電気品を、車体の床下に車体の長手方向に車体の一部として車体の左右に一対、中央に空間を形成するように車体外側面に沿って構成した床下収納部を設けた車体に実装する鉄道車両用床下電気品の車体実装方式において、
    床下収納部は、
    車体外側面に電気品が通過できる電気品挿入開口部が、車体中央側面に電気品の発熱を放散させる冷却フィンが露出する冷却用開口部が設けられ、
    ユニット単位に形成した床下電気品を案内支持する案内手段と、
    床下電気品に設けた電気品側コネクタに対応する車体側コネクタと、
    床下電気品を床下収納部に固定する固定手段とを有し、
    床下電気品は、
    前記冷却用開口部から車体中央側に形成される空間に突出する冷却用フィンと、
    床下収納部に設けた案内手段に案内される移動手段と、
    前記車体側コネクタに対応する電気品側コネクタとを有し、
    床下電気品を、案内手段によって床下収納部の固定位置と床下収納部外の取外位置との間で移動させ、固定手段によって床下収納部の固定位置に収納固定するとともに、固定位置で電気品側コネクタと車体側コネクタを接続することを特徴とする鉄道車両用床下電気品の車体実装方式。
  2. 床下収納部の車体外側面に設けた電気品が通過できる電気品挿入開口部を閉鎖する蓋を着脱自在または開閉自在に設けたことを特徴とする請求項1に記載の鉄道車両用床下電気品の車体実装方式。
  3. 電気品を床下収納部の固定位置に固定したときに電気品挿入開口部を塞ぐ蓋を電気品に一体的に取りつけ、蓋の固定によって電気品を床下収納部の固定位置に固定することを特徴とする請求項2に記載の鉄道車両用床下電気品の車体実装方式。
  4. 床下収納部の固定位置に電気品が固定されたときに、電気品側コネクタが車体側コネクタに接続される位置に、車体側コネクタを固定したことを特徴とする請求項1に記載の鉄道車両の床下電気品の車体実装方式。
  5. 床下収納部に設けた案内手段と電気品に設けた移動手段が、スライドレールで構成されることを特徴とする請求項1に記載の鉄道車両用床下電気品の車体実装方式。
  6. 床下収納部に設けた案内手段が床下収納部の内部に設けた支持レールであり、電気品に設けた移動手段が支持レールに案内される車輪であることを特徴とする請求項1に記載の鉄道車両用床下電気品の車体実装方式。
  7. 床下電気品がインバータ装置のパワーユニットである請求項1ないし請求項のいずれか1項に記載の鉄道車両用床下電気品の車体実装方式。
  8. 床下収納部の固定位置に電気品が固定されたときに、固定位置で電気品側コネクタと車体側コネクタが接続する構造において、車体側コネクタは、他の複数個の電気品の車体側コネクタと連結されて一体に構成されており、床下収納部の電気品挿入開口部から電気品出し入れすることにより脱着できる構造としたことを特徴とする請求項1に記載の鉄道車両用床下電気品の車体実装方式。
  9. 車体の床下に車体の長手方向に車体の一部として車体の左右に一対、中央に空間を形成するように車体外側面に沿って構成され、車体外側面に電気品が通過できる電気品挿入開口部が、車体中央側面に電気品の発熱を放散させる冷却フィンが露出する冷却用開口部が設けられ、ユニット単位に形成した床下電気品を案内支持する案内手段と、床下電気品に設けた電気品側コネクタに対応する車体側コネクタと、床下電気品を床下収納部に固定する固定手段とを有する床下収納部に、鉄道車両用床下電気品を実装する車体実装方式であり、床下電気品を案内手段によって床下収納部の固定位置と床下収納部外の取外位置との間で移動させ、固定手段によって床下収納部の固定位置に収納固定するとともに、固定位置で電気品側コネクタと車体側コネクタを接続する鉄道車両用床下電気品の車体実装方式が適用される鉄道車両用床下電気品において、
    前記冷却用開口部から車体中央側に形成される空間に突出する冷却用フィンと、
    床下収納部に設けた案内手段に案内される移動手段と、
    前記車体側コネクタに対応する位置に固定した電気品側コネクタとを有することを特徴とする鉄道車両用床下電気品。
  10. 床下収納部に設けた案内手段に案内される移動手段と車体側コネクタに対応する電気品側コネクタと冷却フィンとを有する床下電気品を、案内手段によって床下収納部の固定位置と床下収納部外の取外位置との間で移動させ、固定手段によって床下収納部の固定位置に収納固定するとともに、固定位置で電気品側コネクタと車体側コネクタを接続する鉄道車両用床下電気品の車体実装方式が適用される鉄道車両において、
    床下収納部は、車体の床下に車体の長手方向に車体の一部として車体の左右に一対、中央に空間を形成するように車体外側面に沿って構成され、
    ユニット単位に形成した床下電気品を案内支持する案内手段と、
    床下電気品に設けた電気品側コネクタに対応する車体側コネクタと、
    床下電気品を床下収納部に固定する固定手段と、
    車体外側面に電気品が通過できる電気品挿入開口部と、
    車体中央側面に形成される空間に電気品の発熱を放散させる冷却フィンが露出する開口部とを設けたことを特徴とする鉄道車両。
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