JP2014110205A - 充電ポートロック装置 - Google Patents

充電ポートロック装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2014110205A
JP2014110205A JP2012265275A JP2012265275A JP2014110205A JP 2014110205 A JP2014110205 A JP 2014110205A JP 2012265275 A JP2012265275 A JP 2012265275A JP 2012265275 A JP2012265275 A JP 2012265275A JP 2014110205 A JP2014110205 A JP 2014110205A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
charging port
lock device
rod
disk
lock
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012265275A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Nakajima
中島  剛
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP2012265275A priority Critical patent/JP2014110205A/ja
Priority to CN201310596958.7A priority patent/CN103855536A/zh
Publication of JP2014110205A publication Critical patent/JP2014110205A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

【課題】充電ポートに充電ガンを差し込み係合することで外部充電を行うとき、制限部材にアンロック方向の負荷をかけても充電ガンの係合解除を防止する充電ポートロック装置を提供する。
【解決手段】充電ガンの係合部と普通充電ポートの被係合部が係合状態にある時に、ロッド61により係合状態の解除を制限するロック状態と、ロッド61により係合状態の解除操作を許容するアンロック状態とを達成するロック機構60を備える。この充電ポートロック装置において、ロック機構60は、電動モータ62により回転駆動される円盤65と、円盤65及びロッド61に接続され、円盤65の円運動をロッド61の直線運動に変えるスライドピン66と、を有する。そして、ロッド61の最大突出付近において、ロッド61がアンロック方向に押し込まれた場合に、スライドピン66から円盤65にかかる力の向きが円盤65の回転中心O付近を向くように構成した。
【選択図】図6

Description

本発明は、電動車両の充電ポートに充電ガンを差し込み係合することで外部充電を行うとき、充電ガンの係合解除操作を規制する充電ポートロック装置に関する。
従来、モータで伝達部材を回転させることによりストッパを直線運動させ、ストッパに連結させられたロックバーを給電プラグ(=充電ガン)の係止爪の上方に位置させることでロック状態とするプラグロック装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−249165号公報
しかしながら、従来のプラグロック装置にあっては、伝達部材(外歯ギア)の回転運動を、内歯ギアとの噛み合いによりストッパの直線運動に変換するようにしている。このため、ストッパに連結させられたロックバーに対して押し込む方向(特許文献1の図7左方向)の負荷をかけた場合に、伝達部材と共にモータが回転させられロックが解除するおそれがある、という問題があった。
本発明は、上記問題に着目してなされたもので、充電ポートに充電ガンを差し込み係合することで外部充電を行うとき、制限部材にアンロック方向の負荷をかけても充電ガンの係合解除を防止する充電ポートロック装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、充電ガンの係合状態において外部電源からの電力が供給される充電ポートと、充電ガンが充電ポートに係合状態にある時に、係合状態の解除を制限部材により制限するロック状態と制限を解除するアンロック状態を達成するロック機構と、を備える。
この充電ポートロック装置において、
前記ロック機構は、駆動源により回転駆動される第一リンク部材と、前記第一リンク部材及び前記制限部材に接続され、第一リンク部材の円運動を制限部材の直線運動に変える第二リンク部材と、を有する。
そして、前記制限部材の最大突出付近において、前記制限部材がアンロック方向に押し込まれた場合に、前記第二リンク部材から前記第一リンク部材にかかる力の向きが前記第一リンク部材の回転中心付近を向くように構成した。
よって、充電ガンと充電ポートの係合状態の解除を制限部材により制限するロック状態のとき、最大突出付近の制限部材がアンロック方向に押し込まれたとする。このとき、制限部材に接続され第二リンク部材から第一リンク部材にかかる力の向きが第一リンク部材の回転中心付近を向く。
すなわち、制限部材を押し込む方向の負荷をかけただけでは、第一リンク部材の接線方向にかかる力が小さいため、制限部材をアンロック方向へ移動させることができない。
この結果、充電ポートに充電ガンを差し込み係合することで外部充電を行うとき、制限部材にアンロック方向の負荷をかけても充電ガンの係合解除を防止することができる。
実施例1の充電ポートロック装置が適用された電気自動車を示す概略斜視図である。 実施例1の充電ポートロック装置が適用された電気自動車の車体前部構成を示す斜視図である。 実施例1の充電ポートロック装置が適用された電気自動車の外部充電状態を示す側面図である。 実施例1の充電ポートロック装置の詳細を示す断面図である。 実施例1の充電ポートロック装置のロック機構によるラッチ解除操作を規制するロック状態(a)とラッチ解除操作を許容するアンロック状態(b)を示す図4のC部拡大図である。 実施例1の充電ポートロック装置のスライドピンがピン溝の最大外径位置にあるときのロック機構を示す全体構成図である。 実施例1の充電ポートロック装置のロック機構を構成するロッド部品を示す図である。 実施例1の充電ポートロック装置のロック機構を構成するスライドピン部品を示す図である。 実施例1の充電ポートロック装置のロック機構を構成する円盤のピン溝形成面を示す図である。 実施例1の充電ポートロック装置のロック機構を構成する円盤のスライド接点設定面を示す図である。 実施例1の充電ポートロック装置においてスライドピンがピン溝のアンロック位置にあるときのロック機構を示す作用説明図である。 実施例1の充電ポートロック装置においてスライドピンがピン溝のロック位置にあるときのロック機構を示す作用説明図である。 実施例2の充電ポートロック装置においてロッドと円盤を接続する中間ロッドがロック位置にあるときのロック機構の第一例を示す全体構成図である。 実施例2の充電ポートロック装置においてロッドと円盤を接続する中間ロッドがロック位置にあるときのロック機構の第二例を示す全体構成図である。 実施例2の充電ポートロック装置においてロッドと円盤を接続する中間ロッドがロック位置にあるときのロック機構の第三例を示す全体構成図である。
以下、本発明の充電ポートロック装置を実現する最良の形態を、図面に示す実施例1及び実施例2に基づいて説明する。
まず、構成を説明する。
実施例1の充電ポートロック装置の構成を、「電気自動車の概略構成」、「外部充電ユニットの構成」、「充電ポートロック装置の詳細構成」、「ロック機構の詳細構成」に分けて説明する。
[電気自動車の概略構成]
図1は、実施例1の充電ポートロック装置が適用された電気自動車を示す。以下、図1に基づき、電気自動車の概略構成を説明する。
実施例1の充電ポートロック装置が適用された電気自動車1は、図1に示すように、駆動モータ2と、駆動モータインバータ3と、DC/DCジャンクションボックス4と、バッテリパック5と、外部充電ユニット6と、車載充電器7と、エアコンユニット8と、12ボルト車載バッテリ9と、を備えている。
前記駆動モータ2は、減速機を有する走行用駆動源であり、車両前部に設けられたモータルームMに配置される。この駆動モータ2の図外の出力軸は、駆動輪である左右前輪(左前輪FLのみを図示)に連結される。この駆動モータ2は、駆動モータインバータ3に対して正のトルク指令が出力されている時には、バッテリパック5からの放電電力を使って駆動トルクを発生する駆動動作をし、左右前輪を駆動する(力行)。一方、駆動モータインバータ3に対し負のトルク指令が出力されている時には、左右前輪からの回転エネルギーを電気エネルギーに変換する発電動作をし、発電した電力をバッテリパック5の充電電力とする(回生)。
前記DC/DCジャンクションボックス4は、DC/DCコンバータを内蔵し、バッテリパック5からの高電圧の放電電力を分配し、12ボルト電源系システムへの電力供給及び12ボルト車載バッテリ9への充電を行う。また、このDC/DCジャンクションボックス4は、普通充電リレー及び急速充電リレーを有しており、充電モードに合わせて充電回路の切り替えができるようにしている。
前記バッテリパック5は、フロアパネルFの下側である床下空間Yであって、ホイールベースの中央部位置に配置される。このバッテリパック5は、駆動モータ2の電力源となると共に、エアコンユニット8の電力源となる。
前記外部充電ユニット6は、充電スタンドや家庭用充電設備等の外部電源11からの充電ガン50を接続して外部充電を行うユニットであり、車両前部中央位置に設けられると共に、充電ポートリッド21によって開閉可能に覆われている。なお、充電ポートとしては、普通充電ポート22と、急速充電ポート23と、を有している。
前記エアコンユニット8は、フロアパネル10の上側、つまり車室Rであって、バッテリパック5よりも車両前方側に配置されている。ここでは、モータルームMと車室Rを区画するダッシュパネルDと、図外のインストルメントパネルとの間に配置される。このエアコンユニット8は、設定温度が得られるように温度調整した温調風を車室R内へ向かって送風する。
[外部充電ユニットの構成]
図2は、実施例1の充電ポートロック装置が適用された電気自動車の車体前部構成を示し、図3は、電気自動車の外部充電状態を示す。以下、図2及び図3に基づき、電気自動車の外部充電ユニットの構成を説明する。
前記外部充電ユニット6は、図2に示すように、フロントフード41とフロントバンパー42の間であって、車幅方向中央部の位置に配置される。フロントフード41は、車体前部の上部位置に開閉可能に設けられる。フロントバンパー42は、車体前部の下部位置に設けられ、両側から車両後方に向かって一体に延出形成され、フェンダーを兼用する。なお、図2において、44,44は左右一対のヘッドライトユニット、45は走行風導入口である。この外部充電ユニット6は、車体に対し左右の開閉アーム機構24,24を介して上下方向に開閉可能に設けられた充電ポートリッド21と、普通充電ポート22と、急速充電ポート23と、を備えている。
前記普通充電ポート22は、家庭用充電設備や普通充電スタンド等による外部充電時に用いる充電ポートであり、車載充電器7を介してDC/DCジャンクションボックス4にハーネス接続されている。
前記急速充電ポート23は、急速充電スタンド等による外部充電時に用いる充電ポートであり、DC/DCジャンクションボックス4にハーネス接続されている。
前記外部充電時には、例えば、図3に示すように、閉じている充電ポートリッド21のリッドロック機構によるロックを解除する操作を行い、充電ポートリッド21を上に押し上げて開く。この充電ポートリッド21を開くと、普通充電ポート22及び急速充電ポート23の先端部が露出するので、いずれか一方のポート先端部に対し外部電源11からの充電ガン50を差し込み固定することで外部充電を行う。
[充電ポートロック装置の詳細構成]
図4は、実施例1の充電ポートロック装置の詳細を示し、図5は、ロック機構によるラッチ解除操作を規制するロック状態(a)とラッチ解除操作を許容するアンロック状態(b)を示す。以下、図4及び図5に基づき、充電ポートロック装置の詳細構成を説明する。
実施例1の充電ポートロック装置は、図4に示すように、普通充電ポート22(充電ポートの一例)と、ロック機構60と、を備えている。
前記普通充電ポート22は、使用者の操作により充電ガン50のラッチレバー51の係合部51aと係合する被係合部22aを有し、係合状態において外部電源11からの電力が供給される。この普通充電ポート22は、車体メンバ27に固定され、ポート先端部がポートカバー28により形成されるポート室29に向かって突出配置される。
前記充電ガン50は、図4に示すように、差し込み部50aと、把持部50bと、を有する。そして、充電ガン50には、係合部51aと、ロック解除操作部51bと、支軸51cと、を有するラッチレバー51が設けられる。係合部51aは、レバー先端部に設けられ、普通充電ポート22の電気的接続位置で被係合部22aに係合する。ロック解除操作部51bは、レバー後端部にガン表面から突出して設けられ、押し操作により係合部51aのロック解除を行う。支軸51cは、レバー中間部に設けられ、この支軸51cを中心としてラッチレバー51が回動する。また、充電ガン50には、図4に示すように、レバー付勢部材52と、レバー解除位置スイッチ53と、が設けられる。
前記ロック機構60は、いたずら防止(例えば、通りすがりに出来心で充電ガン50を抜こうとする)のために設けられる。このロック機構60は、係合部51aと被係合部22aとが係合状態にある時に、ロッド61(制限部材)のロック方向への突出により係合部51aの解除操作を規制することで、係合状態の解除を制限するロック状態を達成する(図5(a))。また、係合部51aと被係合部22aとが係合状態にある時に、ロッド61のロック方向とは反対側のアンロック方向への移動により解除操作を許容するアンロック状態とを達成する(図5(b))。このロック機構60は、図4に示すように、車体メンバ27のうち、普通充電ポート22を取り付けた位置の上部位置に固定され、ロッド61は、ロック状態を達成するとき、普通充電ポート22側から充電ガン50側に向けて(車両前方側)に突出する。
[ロック機構の詳細構成]
図6は、実施例1の充電ポートロック装置のスライドピンがピン溝の最大外径位置にあるときのロック機構を示し、図7〜図10は、ロック機構の各構成要素を示す。以下、図6〜図10に基づき、ロック機構60の詳細構成を説明する。
前記ロック機構60は、図6に示すように、ロッド61と、電動モータ62(駆動源)と、ウォーム63と、ウォームホイール64と、円盤65(第一リンク部材)と、スライドピン66(第二リンク部材)と、を備えている。
前記ロック機構60は、電動モータ62により回転駆動される円盤65と、円盤65及びロッド61に接続され、円盤65の円運動をロッド61の直線運動に変えるスライドピン66と、を有する。そして、ロッド61の最大突出付近において、ロッド61がアンロック方向に押し込まれた場合に、スライドピン66から円盤65にかかる力の向きが円盤65の回転中心Oの付近を向くように構成される。
前記ロッド61(制限部材)の最大突出付近とは、実施例1でいうロック位置から最大外径位置を越えた部分を含む概念である。実施例1のロック機構60の場合は、図6に示すように、ロッド61がアンロック位置(図11)からロック位置(図12)へ移動する場合に、ロック位置よりも突出量が大きい状態(図6:最大外径位置)を経てロック位置へ移動するように構成される。
前記ロッド61は、図6に示すように、ロック機構ケース67に対し直線運動(図6の上下運動)可能に支持される。このロッド61には、図7に示すように、ロック機構ケース67のストッパ部67a(静止部材)との当接によりアンロック位置までの移動に規制するストッパ部61aが設けられる。そして、ストッパ部61aとロック機構ケース67との間には、スプリング61b(バネ部材)が介装される。このスプリング61bは、スライドピン66を介して円盤65に対しアンロック方向(図7の下方向)に付勢力を発生させる。
前記円盤65は、図6に示すように、円形平板による第一リンク部材であり、電動モータ62のモータ軸にウォーム63を設け、円盤65の外周にウォーム63に噛み合うウォームホイール64を設けることで構成されるウォームギア減速機構を介して減速回転される。
前記円盤65には、図9に示すように、ロック位置からアンロック位置までの範囲に円盤65の回転角によって回転中心Oからの距離が徐々に変化するピン溝65aを有する。ピン溝65aの回転中心Oからの距離変化は、アンロック位置から最大外径位置までは徐々に拡大し、最大外径位置からロック位置までは徐々に縮小する。そして、ピン溝65aのロック位置を外れた第一延長範囲及びアンロック位置を外れた第二延長範囲に、円盤65の回転中心Oからの距離が一定の同心円による第一延長溝65b及び第二延長溝65cを有する。この第一延長溝65b及び第二延長溝65cは、円盤65の回転中心周りの周方向位置が互いにオーバーラップしない設定とされる。さらに、第二延長溝65cは、ピン溝65aの溝幅より広い溝幅に設定される。また、第一延長溝65b及び第二延長溝65cは、それぞれの溝端部にゴム等の弾性体65d,65eが設定される。
前記円盤65には、図10に示すように、回転中心Oから同心状にロック側電気接点65f(スライド接点)と、アンロック側電気接点65g(スライド接点)と、ロック/アンロック側電気接点65h(スライド接点)と、が設定されている。これらの電気接点65f,65g,65hは、円盤65のピン溝65a等が形成される溝形成面とは反対の面に設定される。そして、ロック側電気接点65fの端部をピン溝65aのロック位置と合わせ、アンロック側電気接点65gの端部をピン溝65aのアンロック位置と合わせている。さらに、ロック/アンロック側電気接点65hを、ロック側電気接点65fとアンロック側電気接点65gの全領域をカバーする範囲に設定している。
前記スライドピン66は、ピン溝65aに沿って摺動可能に挿入される第二リンク部材であり、図8に示すように、スライド部66aと、ピン部66bと、一体に有して構成される。スライド部66aは、図7に示すように、ロッド61の中央部に直交して固定されたスライドガイド61cのガイド溝61dに摺動可能に設けられる。ピン部66bは、図8に示すように、スライド部66aから突出して形成され、ピン溝65aに沿って摺動可能に挿入される。
次に、作用を説明する。
まず、「比較例の課題」を説明し、続いて、実施例1の充電ポートロック装置における作用を、「充電ガンの係合解除防止作用」、「ロック機構による他の作用」に分けて説明する。
[比較例の課題]
例えば、特開2011−249165号公報に記載されているようなロック機構を備えた充電ポートロック装置を比較例とする。
一般に、充電ポートに対し充電ガンを差し込んで行う外部充電は、車室内からのレバー操作あるいは車外からのリモコンキー等によるボタン操作により充電ポートリッドの閉ロックを解除する。そして、先端部が露出している充電ポートの先端部に対し、外部電源からの充電ガンを差し込む。このとき、ラッチレバーを押し込んだままで差し込みストロークさせ、その後、ラッチレバーから手を離し、充電ガンの係合部と充電ポートの被係合部を係合固定する。この状態にすると電気的に接続され、外部充電を行うことができるが、外部充電の所要時間が長いことで、充電操作をする者は、外部充電を開始するとその場から離れてしまう。
このように、充電操作者が、外部充電を開始した後、充電現場から離れたとき、充電ガンをいたずら等により外されないようにするのが、ロック機構による充電ポートロック装置である。このロック機構は、充電ガンの係合部と充電ポートの被係合部を係合固定した状態で、リモコンキー等によるボタン操作によりロック機構を作動させ、ロッドを充電ガンの係合部に向かって突出させることで行われる。
しかし、特開2011−249165号公報に記載されているロック機構の場合、ロッドにアンロック方向の負荷をかけると、負荷にしたがってロッドが係合解除方向にストロークしてしまうことがあり、充電ガンの係合が解除されるのを防止できない。この結果、いたずら等により充電ガンが外されるのを回避できなくなる。特に、実施例1のように、充電ガンの係合部に向かって突出させるロッドが、充電ガンの差し込み方向と同じ方向に突出するものについては、外部充電中、ロッドの先端面を押し込むことでロッドに負荷をかけることができ、ロッドに強い負荷をかけやすくなる。
[充電ガンの係合解除防止作用]
上記のように、外部充電中にいたずら等により充電ガンが外されるのを回避するには、充電ガンの係合が解除されるのを防止する必要がある。以下これを反映する充電ガンの係合解除防止作用を、図4〜図6、図11及び図12に基づき説明する。
スライドピン66が円盤65のピン溝65aのアンロック位置にあるときは、図11に示すように、ロッド61の突出量は、最小突出量Lminとなる。このアンロック状態においては、図4及び図5(b)に示すように、係合部51aと被係合部22aとが係合状態にある時に、ラッチレバー51による係合解除操作を許容する。
そして、リモコンキー等により係合ロックにするボタン操作を行うと、ロック機構60の電動モータ62が回転駆動し、円盤65を図11の矢印A方向に回す。この円盤65の回転により円盤65のピン溝65aに沿ってスライドピン66が外径方向に移動し、スライドピン66が接続されているロッド61も外径方向に突出量を増す。そして、スライドピン66が円盤65のピン溝65aの最大外径位置にくると、図6に示すように、ロッド61の突出量は、最大突出量Lmaxとなる。
さらに、円盤65の回転角が増すと、円盤65の回転により円盤65のピン溝65aに沿ってスライドピン66が内径方向に移動し、スライドピン66が接続されているロッド61も内径方向に突出量を減らす。そして、スライドピン66が円盤65のピン溝65aのロック位置にくると、図12に示すように、ロッド61の突出量は、ロック突出量Llock(<Lmax)となる。
なお、リモコンキー等によりロック解除のボタン操作を行うと、ロック機構60の電動モータ62が回転駆動し、円盤65を図11の矢印A方向とは逆方向に回す。そして、上記ロック動作とは、反対の動作によりスライドピン66を円盤65のピン溝65aのアンロック位置まで戻す。
実施例1では、ロック機構60として、電動モータ62により回転駆動される円盤65と、円盤65及びロッド61に接続され、円盤65の円運動をロッド61の直線運動に変えるスライドピン66と、を有する。そして、ロッド61の最大突出付近において、ロッド61がアンロック方向に押し込まれた場合に、スライドピン66から円盤65にかかる力の向きが円盤の回転中心Oの付近を向く構成を採用した。
したがって、充電ガン50と普通充電ポート22の係合状態の解除をロッド61により制限するロック状態のとき、最大突出付近のロッド61がアンロック方向に押し込まれたとする。このとき、ロッド61に接続されスライドピン66から円盤65にかかる力の向きが円盤65の回転中心Oの付近を向く。例えば、図12に示すように、ロッド61がロック位置にあるとき、ロッド61の先端面にアンロック方向の負荷Bが作用したとする。このとき、図12に示すように、スライドピン66がロッド61の中央部にあれば、円盤65にかかる力の向きは円盤65の回転中心Oの方向に一致する。なお、スライドピン66に加わる抵抗力などによりスライドピン66がロッド61の中央部からどちらかにずれていても、円盤65にかかる力の向きは円盤65の回転中心Oの付近を向く。
すなわち、ロッド61を押し込む方向の負荷をかけただけでは、円盤65の接線方向にかかる力が小さいため、ロッド61をアンロック方向へ移動させることができない。この結果、普通充電ポート22に充電ガン50を差し込み係合することで外部充電を行うとき、ロッド61にアンロック方向の負荷をかけても充電ガン50の係合解除が防止される。よって、いたずら等により充電ガン50が外されるのが回避される。
実施例1では、ロック機構60として、ロッド61がアンロック位置からロック位置へ移動する場合に、ロック位置よりも突出量が大きい状態(最大外径位置)を経てロック位置へ移動する構成を採用した。
すなわち、ロッド61をロック位置から最大外径位置まで一旦引き出した後、ロッド61に押し込む方向の負荷をかけない限り、円盤65はアンロック方向に回転しない。言い換えると、ロッド61に押し込む方向の負荷をかけたとしても、円盤65は、よりロック方向に回転しようとするだけで、アンロック方向には回転しない。
したがって、外部充電を行うとき、充電ガン50の係合解除されるのがより防止され、いたずら等により充電ガン50が外されるのが回避される。
[ロック機構による他の作用]
実施例1では、第一リンク部材を、ロック位置からアンロック位置までの範囲に回転角によって回転中心からの距離が変化するピン溝65aを有する円盤65とする。第二リンク部材を、ピン溝65aに沿って摺動可能に挿入されるスライドピン66とする構成を採用した。
このように、円盤65の回転でロッド61の出入りを実施しているので、円盤65を回転させることで、アンロックにすることが出来る。
実施例1では、ピン溝65aのロック位置を外れた第一延長範囲及びアンロック位置を外れた第二延長範囲に、円盤65の回転中心Oと同心円による第一延長溝65b及び第二延長溝65cを有する構成を採用した。
すなわち、円盤65の回転角は電動モータ62の作動によって決まるが、通電時間等により電動モータ62の回転角がばらついてしまう。しかし、ばらつき範囲内では、ロッド61の位置が変わらないように円盤65に同心で溝65b,65cを形成しておくことにより、電動モータ62の回転誤差を吸収できる。
実施例1では、第一延長溝65b及び第二延長溝65cを、円盤の回転中心Oの周方向位置が互いにオーバーラップしない設定とする構成を採用した。
このように、溝65b,65cをオーバーラップさせない、つまり、円盤65の回転角を360度以下にすることで、スライド式の電気接点を円盤65に設置することが出来る。
実施例1では、円盤65に有するロック側電気接点65fとアンロック側電気接点65gは、両端をそれぞれピン溝65aのロック位置とアンロック位置に合わせて設定する構成を採用した。
すなわち、電動モータ62による電気駆動は、ロック側電気接点65fとアンロック側電気接点65gの範囲内となり、ピン溝65aはスライド接点の範囲より拡大して形成している。このため、ピン溝65aの端部にスライドピン66が当たるときには慣性力のみとなり、衝撃力を低減できる。
実施例1では、第一延長溝65b及び第二延長溝65cは、それぞれの溝端部に弾性体65d,65eを設定する構成を採用した。
このように、両延長溝65b,65cの端部にゴムの様な弾性体65d,65eを設置することで、衝撃力を低減できる。
実施例1では、円盤65に対しアンロック方向に付勢力を発生させるスプリング61bを有するロック機構60とする構成を採用した。
このように、円盤65にアンロック方向にバネ力を加えることで、走行中(アンロック位置)の振動でロッド61がロック位置に移動することを避けることが出来る。つまり、ロッド61は、ロック位置で嵌合できない。
実施例1では、第一リンク部材を、円形平板による円盤65とし、駆動源を、電動モータ62とし、電動モータ62のモータ軸にウォーム63を設け、円盤65の外周にウォーム63に噛み合うウォームホイール64を設けた構成を採用した。
すなわち、円盤65は、ロッド61の位置を駆動するため、その外径が大き目になる。そこで、その外周部にウォーム63を受けるウォームホイール64を設定することで、高い減速比を得ることが出来る。
実施例1では、制限部材であるロッド61に、ロック機構ケース67のストッパ部67aとの当接によりアンロック位置までの移動に規制するストッパ部61aを設ける構成を採用した。
このように、スプリング61bとは別にメカニカルストッパを設定することで、スプリング61bによるバネ力が駆動系の歯車(ウォーム63、ウォームホイール64)に負荷されないようにすることが出来る。
実施例1では、アンロック側の第二延長溝65cを、ピン溝65aの溝幅より広い溝幅に設定する構成を採用した。
したがって、スプリング61bを設定することで作用するバネ力が、円盤65の回転軸に負荷されないように、メカニカルストッパによる位置(バラツキ含む)に対して、余裕代を設定することが出来る。
次に、効果を説明する。
実施例1の充電ポートロック装置にあっては、下記に列挙する効果を得ることができる。
(1) 使用者の操作により充電ガン50の係合部51aと係合する被係合部22aを有し、係合状態において外部電源11からの電力が供給される充電ポート(普通充電ポート22)と、
前記係合部51aと前記被係合部22aとが係合状態にある時に、制限部材(ロッド61)のロック方向への突出により前記係合部51aの解除操作を規制することで、係合状態の解除を制限するロック状態と、前記制限部材(ロッド61)のロック方向とは反対側のアンロック方向への移動により前記解除操作を許容するアンロック状態とを達成するロック機構60と、
を備えた充電ポートロック装置において、
前記ロック機構60は、駆動源(電動モータ62)により回転駆動される第一リンク部材(円盤65)と、前記第一リンク部材(円盤65)及び前記制限部材(ロッド61)に接続され、第一リンク部材(円盤65)の円運動を制限部材(ロッド61)の直線運動に変える第二リンク部材(スライドピン66)と、を有し、前記制限部材(ロッド61)の最大突出付近において、前記制限部材(ロッド61)がアンロック方向に押し込まれた場合に、前記第二リンク部材(スライドピン66)から前記第一リンク部材(円盤65)にかかる力の向きが前記第一リンク部材(円盤65)の回転中心O付近を向くように構成した(図6)。
このため、充電ポート(普通充電ポート22)に充電ガン50を差し込み係合することで外部充電を行うとき、制限部材(ロッド61)にアンロック方向の負荷をかけても充電ガン50の係合解除を防止することができる。
(2) 前記ロック機構60は、前記制限部材(ロッド61)がアンロック位置からロック位置へ移動する場合に、ロック位置よりも突出量が大きい状態(最大外径位置)を経てロック位置へ移動するように構成した(図9)。
このため、(1)の効果に加え、外部充電を行うとき、充電ガン50の係合解除されるのがより防止され、いたずら等により充電ガン50が外されるのを回避することができる。
(3) 前記第一リンク部材は、平板(円盤65)であって、ロック位置からアンロック位置までの範囲に前記平板(円盤65)の回転角によって回転中心Oからの距離が変化するピン溝65aを有し、
前記第二リンク部材は、前記ピン溝65aに沿って摺動可能に挿入されるピン(スライドピン66)である(図6)。
このため、(1)又は(2)の効果に加え、平板(円盤65)の回転駆動で制限部材(ロッド61)の出入りを実施しているので、平板(円盤65)を回転させることで、アンロックにすることができる。
(4) 前記第一リンク部材は、前記ピン溝65aのロック位置を外れた第一延長範囲及びアンロック位置を外れた第二延長範囲に、前記平板(円盤65)の回転中心Oと同心円による第一延長溝65b及び第二延長溝65cを有する(図9)。
このため、(3)の効果に加え、平板(円盤65)を回転駆動させる駆動源(電動モータ62)の回転角ばらつきに対し、制限部材(ロッド61)のストロークを抑えながら、駆動源(電動モータ62)の回転誤差を吸収することができる。
(5) 前記第一延長溝65b及び前記第二延長溝65cは、前記平板(円盤65)の回転中心O周りの周方向位置が互いにオーバーラップしない設定とした(図9)。
このため、(4)の効果に加え、平板(円盤65)にスライド式の電気接点を設置することができる。
(6) 前記第一リンク部材(円盤65)は、電気伝達のためのスライド接点(ロック側電気接点65f、アンロック側電気接点65g)を有し、
前記スライド接点(ロック側電気接点65f、アンロック側電気接点65g)は、両端をそれぞれ前記ピン溝65aのロック位置とアンロック位置に合わせて設定した(図10)。
このため、(5)の効果に加え、ピン溝65aの設定範囲内でのみ電気伝達をし、ピン溝65aの端部にピン(スライドピン66)が当たるときに慣性力のみとすることで、衝撃力を低減することができる。
(7) 前記第一延長溝65b及び第二延長溝65cは、それぞれの溝端部に弾性体65d,65eを設定した(図9)。
このため、(4)〜(6)の効果に加え、駆動源(電動モータ62)の回転誤差によりピン(スライドピン66)がピン溝65aを超えて移動してきたとき、衝撃力を低減することができる。
(8) 前記ロック機構60は、前記第一リンク部材(円盤65)に対しアンロック方向に付勢力を発生させるバネ部材(スプリング61b)を有する(図7)。
このため、(1)〜(7)の効果に加え、アンロック位置による走行中、振動により制限部材(ロッド61)がロック位置に移動することを防止することができる。
(9) 前記第一リンク部材は、円形平板による円盤65であり、
前記駆動源は、電動モータ62であり、
前記電動モータ62のモータ軸にウォーム63を設け、前記円盤65の外周に前記ウォーム63に噛み合うウォームホイール64を設けた(図6)。
このため、(1)〜(8)の効果に加え、ピン溝65aを形成することで外径が大き目になる円盤65の外周部にウォーム63と噛み合うウォームホイール64を設定することで、高い減速比を得ることができる。
(10) 前記制限部材は、ロッド61であり、
前記ロッド61に、静止部材(ストッパ部67a)との当接によりアンロック位置までの移動に規制するストッパ部61aを設けた(図6)。
このため、(9)の効果に加え、スプリング61bによるバネ力が駆動系の歯車(ウォーム63、ウォームホイール64)に負荷されないようにすることができる。
(11) 前記第二延長溝65cを、前記ピン溝65aの溝幅より広い溝幅に設定した(図9)。
このため、(11)の効果に加え、スプリング61bを設定することで作用するバネ力が、円盤65の回転軸に負荷されないように、メカニカルストッパによる位置に対して、余裕代を設定することができる。
実施例2は、円盤65及びロッド61に接続される第二リンク部材を、実施例1のスライドピン66に代え、中間ロッドとする例である。
まず、構成を説明する。
図13は、実施例2の充電ポートロック装置においてロッドと円盤を接続する中間ロッドがロック位置にあるときのロック機構の第一例を示し、図14は、ロック機構の第二例を示し、図15は、ロック機構の第三例を示す。以下、図13〜図15に基づき、実施例2のロック機構60の構成を説明する。
前記ロック機構60は、図13〜図15に示すように、ロッド61と、電動モータ62(駆動源)と、ウォーム63と、ウォームホイール64と、円盤65(第一リンク部材)と、中間ロッド68(第二リンク部材)と、を備えている。
前記ロッド61は、図13に示すように、円盤65に対しロック方向に付勢力を発生させるスプリング61e(バネ部材)を有する。なお、図14及び図15においては、バネ部材を省略する。
前記中間ロッド68は、円盤65の回転中心Oから離れた位置とロッド61を連結する第二リンク部材であり、この中間ロッド68のロック位置での円盤側取り付け点68aとロッド側取り付け点68bを結ぶ軸線を、円盤65の回転中心Oよりもロック側を通るように配置している。
ここで、図13〜図15は、車両要件や車両仕様で決まるスペースに対し、実施例2のロック機構60のレイアウト自由度を表すものである。図13に示すロック機構60の第一例は、ロッド61と電動モータ62を直交配置とし、ロック位置において、中間ロッド68のロッド側取り付け点68bを円盤65よりも上側(図示上)に設定している。図14に示すロック機構60の第二例は、ロッド61と電動モータ62を平行配置とし、ロック位置において、中間ロッド68のロッド側取り付け点68bを円盤65よりも下側(図示上)に設定している。図15に示すロック機構60の第三例は、ロッド61と電動モータ62を直交配置とすると共に円盤65を第一例とは反対側に配置し、ロック位置において、中間ロッド68のロッド側取り付け点68bを円盤65よりも上側(図示上)に設定している。
なお、他の構成は、実施例1と同様であるので、対応する構成に同一符号を付して説明を省略する。
次に、作用を説明すると、実施例2の場合、ロック機構60の電動モータ62を回転駆動させると、中間ロッド68の円盤側取り付け点68aが円盤65の外周部に沿って回転運動する。この円盤側取り付け点68aの回転運動が、中間ロッド68を介してロッド側取り付け点68bの直線運動に変換され、ロッド側取り付け点68bの直線運動に追従してロッド61がロック方向(図13の上方向)とアンロック方向(図13の下方向)にストロークする。
実施例2では、制限部材をロッド61とし、第一リンク部材を、電動モータ62により回転する円盤65とし、第二リンク部材を、円盤65の回転中心Oから離れた位置とロッド61を連結する中間ロッド68とする構成を採用している。
このように、円盤65の回転でロッド61の出入りを実施しているので、円盤65を回転させることで、アンロックにすることが出来る。加えて、第二リンク部材を中間ロッド68としたことで、図13〜図15に示すように、車両要件で決まるスペースに対しロック機構60のレイアウト自由度を達成出来る。
実施例2では、円盤65に対しロック方向に付勢力を発生させるスプリング61eを有する構成を採用している。
このため、いたずらでロッド61をロック方向に引っ張ろうとするとき、スプリング61eによる付勢力が抵抗となって、円盤65が回転するのを抑えることが出来る。
実施例2では、中間ロッド68のロック位置での円盤側取り付け点68aとロッド側取り付け点68bを結ぶ軸線を、円盤65の回転中心Oよりもロック側を通るように配置する構成を採用した。
よって、ロッド61がアンロック位置からロック位置へ移動する場合に、ロック位置よりも突出量が大きい状態(最大外径位置)を経てロック位置へ移動する。すなわち、ロッド61をロック位置から最大外径位置まで一旦引き出した後、ロッド61に押し込む方向の負荷をかけない限り、円盤65はアンロック方向に回転しない。
したがって、外部充電を行うとき、充電ガン50の係合解除されるのがより防止され、いたずら等により充電ガン50が外されるのが回避される。
次に、効果を説明する。
実施例2の充電ポートロック装置にあっては、下記に列挙する効果を得ることができる。
(12) 前記制限部材は、ロッド61であり、
前記第一リンク部材は、前記駆動源(電動モータ62)により回転する円盤65であり、
前記第二リンク部材は、前記円盤65の回転中心Oから離れた位置と前記ロッド61を連結する中間ロッド68である(図11〜13)。
このため、実施例1の(1),(2)の効果に加え、円盤65を回転させることで、アンロックにすることができると共に、車両要件で決まるスペースに対しロック機構60のレイアウト自由度を達成することができる。
(13) 前記ロック機構60は、前記円盤65に対しロック方向に付勢力を発生させるバネ部材(スプリング61e)を有する(図11)。
このため、(12)の効果に加え、いたずらでロッド61をロック方向に引っ張ろうとするとき、スプリング61eによる付勢力で円盤65が回転するのを抑えることができる。
(14) 前記中間ロッド68のロック位置での円盤側取り付け点68aとロッド側取り付け点68bを結ぶ軸線を、前記円盤65の回転中心Oよりもロック側を通るように配置した(図11〜13)。
このため、(11)又は(12)の効果に加え、外部充電を行うとき、充電ガン50の係合解除されるのがより防止され、いたずら等により充電ガン50が外されるのを回避することができる。
以上、本発明の充電ポートロック装置を、実施例1及び実施例2に基づき説明してきたが、具体的な構成については、これらの実施例に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。
実施例1,2では、制限部材として、ロッド61を用いる例を示した。しかし、制限部材としては、ロッドに限るものではなく、例えば、プレート部材等を用いても良い。
実施例1,2では、駆動源として、電動モータ62を用いる例を示した。しかし、駆動源としては、電動モータに限るものではなく、例えば、ソレノイドアクチュエータ等を用いても良い。
実施例1,2では、第一リンク部材として、円盤65を用いる例を示した。しかし、第一リンク部材としては、円盤に限るものではなく、例えば、角型の平板やリンクプレートやリンクアーム等によるリンク構成要素を用いても良い。
実施例1では、第二リンク部材として、ロッド61のストローク方向とは直交する方向にスライド可能なスライドピン66を用いる例を示した。しかし、第二リンク部材としてのピンは、ロッドに対し一体に固定したものであっても良い。
実施例2では、第二リンク部材として、中間ロッド68を用いる例を示した。しかし、第二リンク部材としては、クランク機構のようなものを含むリンク機構を構成する部材であれば、中間ロッド以外の部材を用いても良い。
実施例1,2では、本発明の充電ポートロック装置を電気自動車の外部充電ユニットに適用する例を示した。しかし、本発明の充電ポートロック装置は、プラグインハイブリッド車の外部充電ユニットに対しても適用することができる。要するに、普通/急速を共用する1つの充電ポートあるいは2つの充電ポートによる外部充電ユニットが装備された電動車両であれば適用できる。
11 外部電源
22 普通充電ポート(充電ポート)
22a 被係合部
23 急速充電ポート(充電ポート)
50 充電ガン
51 ラッチレバー
51a 係合部
60 ロック機構
61 ロッド(制限部材)
61a ストッパ部材
61b スプリング(バネ部材)
61e スプリング(バネ部材)
62 電動モータ(駆動源)
63 ウォーム
64 ウォームホイール
65 円盤(第一リンク部材)
65a ピン溝
65b 第一延長溝
65c 第二延長溝
65d 弾性体
65e 弾性体
65f ロック側電気接点(スライド接点)
65g アンロック側電気接点(スライド接点)
66 スライドピン(第二リンク部材)
67 ロック機構ケース
67a ストッパ部(静止部材)
68 中間ロッド(第二リンク部材)
68a 円盤側取り付け点
68b ロッド側取り付け点
O 回転中心

Claims (14)

  1. 使用者の操作により充電ガンの係合部と係合する被係合部を有し、係合状態において外部電源からの電力が供給される充電ポートと、
    前記係合部と前記被係合部とが係合状態にある時に、制限部材のロック方向への突出により前記係合部の解除操作を規制することで、係合状態の解除を制限するロック状態と、前記制限部材のロック方向とは反対側のアンロック方向への移動により前記解除操作を許容するアンロック状態とを達成するロック機構と、
    を備えた充電ポートロック装置において、
    前記ロック機構は、駆動源により回転駆動される第一リンク部材と、前記第一リンク部材及び前記制限部材に接続され、第一リンク部材の円運動を制限部材の直線運動に変える第二リンク部材と、を有し、前記制限部材の最大突出付近において、前記制限部材がアンロック方向に押し込まれた場合に、前記第二リンク部材から前記第一リンク部材にかかる力の向きが前記第一リンク部材の回転中心付近を向くように構成した
    ことを特徴とする充電ポートロック装置。
  2. 請求項1に記載された充電ポートロック装置において、
    前記ロック機構は、前記制限部材がアンロック位置からロック位置へ移動する場合に、ロック位置よりも突出量が大きい状態を経てロック位置へ移動するように構成した
    ことを特徴とする充電ポートロック装置。
  3. 請求項1又は2に記載された充電ポートロック装置において、
    前記第一リンク部材は、平板であって、ロック位置からアンロック位置までの範囲に前記平板の回転角によって回転中心からの距離が変化するピン溝を有し、
    前記第二リンク部材は、前記ピン溝に沿って摺動可能に挿入されるピンである
    ことを特徴とする充電ポートロック装置。
  4. 請求項3に記載された充電ポートロック装置において、
    前記第一リンク部材は、前記ピン溝のロック位置を外れた第一延長範囲及びアンロック位置を外れた第二延長範囲に、前記平板の回転中心と同心円による第一延長溝及び第二延長溝を有する
    ことを特徴とする充電ポートロック装置。
  5. 請求項4に記載された充電ポートロック装置において、
    前記第一延長溝及び前記第二延長溝は、前記平板の回転中心周りの周方向位置が互いにオーバーラップしない設定とした
    ことを特徴とする充電ポートロック装置。
  6. 請求項5に記載された充電ポートロック装置において、
    前記第一リンク部材は、電気伝達のためのスライド接点を有し、
    前記スライド接点は、両端をそれぞれ前記ピン溝のロック位置とアンロック位置に合わせて設定した
    ことを特徴とする充電ポートロック装置。
  7. 請求項4から6までの何れか1項に記載された充電ポートロック装置において、
    前記第一延長溝及び第二延長溝は、それぞれの溝端部に弾性体を設定した
    ことを特徴とする充電ポートロック装置。
  8. 請求項1から7までの何れか1項に記載された充電ポートロック装置において、
    前記ロック機構は、前記第一リンク部材に対しアンロック方向に付勢力を発生させるバネ部材を有する
    ことを特徴とする充電ポートロック装置。
  9. 請求項1から8までの何れか1項に記載された充電ポートロック装置において、
    前記第一リンク部材は、円形平板による円盤であり、
    前記駆動源は、電動モータであり、
    前記電動モータのモータ軸にウォームを設け、前記円盤の外周に前記ウォームに噛み合うウォームホイールを設けた
    ことを特徴とする充電ポートロック装置。
  10. 請求項9に記載された充電ポートロック装置において、
    前記制限部材は、ロッドであり、
    前記ロッドに、静止部材との当接によりアンロック位置までの移動に規制するストッパ部を設けた
    ことを特徴とする充電ポートロック装置。
  11. 請求項10に記載された充電ポートロック装置において、
    前記第二延長溝を、前記ピン溝の溝幅より広い溝幅に設定した
    ことを特徴とする充電ポートロック装置。
  12. 請求項1又は2に記載された充電ポートロック装置において、
    前記制限部材は、ロッドであり、
    前記第一リンク部材は、前記駆動源により回転する円盤であり、
    前記第二リンク部材は、前記円盤の回転中心から離れた位置と前記ロッドを連結する中間ロッドである
    ことを特徴とする充電ポートロック装置。
  13. 請求項12に記載された充電ポートロック装置において、
    前記ロック機構は、前記円盤に対しロック方向に付勢力を発生させるバネ部材を有する
    ことを特徴とする充電ポートロック装置。
  14. 請求項11又は12に記載された充電ポートロック装置において、
    前記中間ロッドのロック位置での円盤側取り付け点とロッド側取り付け点を結ぶ軸線を、前記円盤の回転中心よりもロック側を通るように配置した
    ことを特徴とする充電ポートロック装置。
JP2012265275A 2012-12-04 2012-12-04 充電ポートロック装置 Pending JP2014110205A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012265275A JP2014110205A (ja) 2012-12-04 2012-12-04 充電ポートロック装置
CN201310596958.7A CN103855536A (zh) 2012-12-04 2013-11-22 充电端口锁止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012265275A JP2014110205A (ja) 2012-12-04 2012-12-04 充電ポートロック装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014110205A true JP2014110205A (ja) 2014-06-12

Family

ID=50862889

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012265275A Pending JP2014110205A (ja) 2012-12-04 2012-12-04 充電ポートロック装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2014110205A (ja)
CN (1) CN103855536A (ja)

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104821467A (zh) * 2015-05-10 2015-08-05 重庆市炙热科技发展有限公司 用于培养儿童运用工具能力的网络插头锁套
JP2016004771A (ja) * 2014-06-19 2016-01-12 三菱自動車工業株式会社 充電ガンの分離構造
CN107196136A (zh) * 2017-06-02 2017-09-22 南京康尼新能源汽车零部件有限公司 基于偏心轮机构的电动汽车充电枪电子锁合装置
CN107230878A (zh) * 2017-07-13 2017-10-03 山东优安新能源汽车零部件有限公司 一种电动汽车充电枪开启装置
CN107379992A (zh) * 2017-07-28 2017-11-24 黄山市雅龙智能科技有限公司 一种新能源汽车装置
CN107776428A (zh) * 2017-10-24 2018-03-09 王若云 一种新能源汽车充电设备
WO2018143183A1 (ja) * 2017-02-01 2018-08-09 株式会社城南製作所 充電コネクタ用ロック装置、車両
CN109367407A (zh) * 2018-10-30 2019-02-22 永康市都迪工贸有限公司 一种充电枪移动设备
JP2020532071A (ja) * 2017-08-28 2020-11-05 ティーイー コネクティビティ ジャーマニー ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツンクTE Connectivity Germany GmbH プラグイン方向に可動なロック要素を有するプラグソケット
JP2021066290A (ja) * 2019-10-21 2021-04-30 ヤマハ発動機株式会社 鞍乗型電動車両
CN112757926A (zh) * 2020-12-22 2021-05-07 云度新能源汽车股份有限公司 一种汽车充电口电子锁、锁定系统及其控制方法
CN113442751A (zh) * 2021-07-13 2021-09-28 福建百城新能源科技有限公司 一种用于电动车锂电池的智能快充装置
CN113948914A (zh) * 2020-07-16 2022-01-18 上海汽车集团股份有限公司 车辆插头及电动汽车充电系统
CN114744448A (zh) * 2022-04-29 2022-07-12 深圳市捷联通科技有限公司 一种电动车充电连接器
CN117863933A (zh) * 2024-02-26 2024-04-12 南京理工大学 一种带有收线装置的充电桩

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104600805B (zh) * 2015-01-29 2017-07-28 广东奥美格传导科技股份有限公司 充电枪
CN104953377A (zh) * 2015-07-13 2015-09-30 孙旭东 一种使用金属弹片夹紧的供电装置
CN104916969A (zh) * 2015-07-13 2015-09-16 嘉善泰迪电子商务有限公司 一种带有滚轮导槽的供电装置
CN104979701A (zh) * 2015-07-13 2015-10-14 余储 一种可降噪的供电装置
CN104993324A (zh) * 2015-07-13 2015-10-21 徐萍 一种具有散热功能的供电装置
CN104966941A (zh) * 2015-07-13 2015-10-07 肖小玉 一种可减震的供电装置
CN104934781A (zh) * 2015-07-13 2015-09-23 李长娟 一种带漏斗形导向孔且实现自动接合供电的供电装置
CN105098509A (zh) * 2015-07-13 2015-11-25 嘉兴市强达数控设备有限公司 一种带有报警器的供电装置
CN104916971A (zh) * 2015-07-13 2015-09-16 浦江雄达机械设备有限公司 一种带有排风扇的供电装置
CN104934783A (zh) * 2015-07-13 2015-09-23 徐萍 一种供电稳定的供电装置
JP6704363B2 (ja) * 2017-02-01 2020-06-03 株式会社城南製作所 充電コネクタ用ロック装置
CN106981769A (zh) * 2017-03-16 2017-07-25 重庆国翰能源发展有限公司 一种充电枪锁紧系统
CN107264313B (zh) * 2017-06-20 2019-07-19 广州汽车集团股份有限公司 汽车充电枪锁止装置及其控制方法
JP7028157B2 (ja) * 2018-12-28 2022-03-02 トヨタ自動車株式会社 車両
CN112895930B (zh) * 2021-01-19 2022-10-28 浙江农林大学暨阳学院 一种新能源汽车自清洁充电口及使用方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101867122B (zh) * 2010-04-23 2012-10-17 张家港友诚科技机电有限公司 充电接口的防拔结构
JP5486398B2 (ja) * 2010-05-12 2014-05-07 株式会社東海理化電機製作所 給電プラグロック装置
JP5443270B2 (ja) * 2010-05-27 2014-03-19 株式会社東海理化電機製作所 プラグロック装置
CN101944683A (zh) * 2010-05-27 2011-01-12 周红斌 带连接锁扣机构的电连接器
CN202585941U (zh) * 2012-04-27 2012-12-05 范纲镇 电动汽车充电电锁上锁装置

Cited By (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016004771A (ja) * 2014-06-19 2016-01-12 三菱自動車工業株式会社 充電ガンの分離構造
CN104821467A (zh) * 2015-05-10 2015-08-05 重庆市炙热科技发展有限公司 用于培养儿童运用工具能力的网络插头锁套
WO2018143183A1 (ja) * 2017-02-01 2018-08-09 株式会社城南製作所 充電コネクタ用ロック装置、車両
CN107196136A (zh) * 2017-06-02 2017-09-22 南京康尼新能源汽车零部件有限公司 基于偏心轮机构的电动汽车充电枪电子锁合装置
CN107196136B (zh) * 2017-06-02 2023-05-12 南京康尼新能源汽车零部件有限公司 基于偏心轮机构的电动汽车充电枪电子锁合装置
CN107230878A (zh) * 2017-07-13 2017-10-03 山东优安新能源汽车零部件有限公司 一种电动汽车充电枪开启装置
CN107379992A (zh) * 2017-07-28 2017-11-24 黄山市雅龙智能科技有限公司 一种新能源汽车装置
JP2020532071A (ja) * 2017-08-28 2020-11-05 ティーイー コネクティビティ ジャーマニー ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツンクTE Connectivity Germany GmbH プラグイン方向に可動なロック要素を有するプラグソケット
JP7012829B2 (ja) 2017-08-28 2022-01-28 ティーイー コネクティビティ ジャーマニー ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツンク プラグイン方向に可動なロック要素を有するプラグソケット
CN107776428A (zh) * 2017-10-24 2018-03-09 王若云 一种新能源汽车充电设备
CN109367407A (zh) * 2018-10-30 2019-02-22 永康市都迪工贸有限公司 一种充电枪移动设备
CN109367407B (zh) * 2018-10-30 2023-08-01 北京双杰电气股份有限公司 一种充电枪移动设备
JP2021066290A (ja) * 2019-10-21 2021-04-30 ヤマハ発動機株式会社 鞍乗型電動車両
CN113948914B (zh) * 2020-07-16 2023-09-05 上海汽车集团股份有限公司 车辆插头及电动汽车充电系统
CN113948914A (zh) * 2020-07-16 2022-01-18 上海汽车集团股份有限公司 车辆插头及电动汽车充电系统
CN112757926A (zh) * 2020-12-22 2021-05-07 云度新能源汽车股份有限公司 一种汽车充电口电子锁、锁定系统及其控制方法
CN112757926B (zh) * 2020-12-22 2023-03-17 云度新能源汽车股份有限公司 一种汽车充电口电子锁、锁定系统及其控制方法
CN113442751B (zh) * 2021-07-13 2023-06-30 福建百城新能源科技有限公司 一种用于电动车锂电池的智能快充装置
CN113442751A (zh) * 2021-07-13 2021-09-28 福建百城新能源科技有限公司 一种用于电动车锂电池的智能快充装置
CN114744448A (zh) * 2022-04-29 2022-07-12 深圳市捷联通科技有限公司 一种电动车充电连接器
CN114744448B (zh) * 2022-04-29 2024-02-27 深圳市捷联通科技有限公司 一种电动车充电连接器
CN117863933A (zh) * 2024-02-26 2024-04-12 南京理工大学 一种带有收线装置的充电桩

Also Published As

Publication number Publication date
CN103855536A (zh) 2014-06-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2014110205A (ja) 充電ポートロック装置
JP6493367B2 (ja) パーキングロック機構の手動解除装置
CN106065749B (zh) 车辆车身中进出开口的控制
JP6178071B2 (ja) ロック装置
CN106004375B (zh) 用于打开和关闭车辆后挡板的设备
WO2014007019A1 (ja) 電動車両の充電ポート装置
WO2016132464A1 (ja) 自動車用ドアラッチ装置
JPWO2014045831A1 (ja) 電動車両の外部充電構造
KR102097056B1 (ko) 차량용 도어 잠금 장치
KR102395295B1 (ko) 전기자동차용 파워트레인 및 그의 파킹 제어방법
WO2013133037A1 (ja) 電動車両の充電ポート制御装置
WO2012120790A1 (ja) ロック付開閉装置
JPWO2017104024A1 (ja) 自動車用ドアロック装置
KR101536159B1 (ko) 잠금 장치 및 자동차 하우징
JP2014112997A (ja) 電動車の充電部構造
WO2014010337A1 (ja) 電動車両の充電ポート装置
US9642755B2 (en) Mounting device for object to be mounted
KR20220126775A (ko) 자동차 적용을 위한 액츄에이터
JP2018076944A (ja) パーキングロック機構の手動解除装置
JP2011184949A (ja) 車両用ドアラッチ装置及び該ドアラッチ装置を備えている車両用ドア
US11371269B2 (en) Activation device for at least two spatially separated motor vehicle closure units
JP2012181985A (ja) 充電ケーブルユニットのロック装置
KR20210035436A (ko) 전기차량의 충전설비 플러그 록킹-언록킹 장치
CN203487898U (zh) 一种带防误锁功能的中控门锁
JP6716174B2 (ja) 動力伝達ユニット