JP2014109804A - 表示装置および表示方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】選択された設備を示すシンボルと、異常のあった設備を示すシンボルとを見誤りを誘発しない表示であって、視認し易く且つ、見落としにくい表示を行う。
【解決手段】設備の状態情報から設備の異常を検知し、検知した異常が発生している設備を特定する異常/故障検知部2と、特定された設備を示すシンボルを中心とした円領域において、系統図の背景色を変化させるスポットライト表示を行う異常/故障強調表示処理部3と、系統図に表示された設備を示すシンボルに対して入力された選択操作を検知する操作検知部4と、選択操作が検知されたシンボルを含む所定領域内に円の中心が位置する2つの同心円によって区切られるリング状領域において、系統図の背景色を変化させるリング表示を行う操作領域表示処理部6とを備える。
【選択図】図2

Description

この発明は、監視制御システムなどにおいて異常状態などを表示する表示装置および表示方法に関するものである。
例えば、電力系統監視制御システムでは、表示装置に電力の流れ(系統)を模式的に示した電力系統図が表示され、操作者は当該表示装置の表示内容を視認して送電状態や設備状態を監視し、各設備の操作を行う。特定の設備の状態を確認したり、特定の設備の状態を変更する際、操作者は表示装置に表示された電力系統図上に配置された設備を示す複数のシンボルの中から目的の設備を示すシンボルを選択する。表示装置は、選択されたシンボルを、平常時とは異なる表現を強調して表示し、当該シンボルが選択中であることを明示する。
図16は、従来の系統図における表示方法を示す図である。系統図として電力系統図が表示されているものとして説明を行う。
操作者が電力系統図上の設備を示すシンボル91,92を選択した場合、シンボル91では、選択されたシンボルの表示色を変更して強調表示を行っている。また、シンボル92では、選択されたシンボルを中心とした円内の背景色を変更して強調表示(スポットライト93)を行っている。なお、以下ではシンボル92のように選択されたシンボルを中心とした円内の背景色を変更した表示を、スポットライト表示と称する。
一方、電力系統の監視制御システムでは、落雷など突発的に発生する事象に対して短時間で速やかに状況を把握し、速やかに対処のための操作を行う必要がある。そのため、操作者が選択した設備を示すシンボルの強調表示のみではなく、故障や異常が検出された設備を示すシンボルを強調表示する必要がある。このように複数の状況に対応してそれぞれ異なる強調表示を行う方法が、例えば特許文献1および特許文献2に開示されている。
特許文献1には、設備の運転状態をシンボルの表示色の色変えを行うことによって明示すると共に、当該設備が選択された場合にはシンボルにフリッカ表現を用いる表示方法が開示されている。ここで、フリッカ表現とは、シンボルの表示色を点滅させる、あるいはシンボルを2色間で色変えを行いながら継続して点灯させるものである(図16におけるシンボル94参照)。
また、特許文献2には、異常が発生した設備のシンボルの背景を明るく表示するスポットライト表示を行う表示方法が開示されている(図16におけるスポットライト95参照)。
特開平6−19657号公報 特開平10−187233号公報
しかしながら、上述した特許文献1に記載された表示方法では、変化する領域面積が小さく変化が少ないため、設備の運転状態や設備の選択/非選択を認識し難いという課題があった。また、色の違いのみで強調表現を行った場合、設備の選択/非選択の弁別や設備の正常/異常の弁別を行うことが困難になるという課題があった。
また、上述した特許文献2に記載された表示方法では、選択された設備のシンボルと異常が発生した設備のシンボルとの差異を明示する場合には、図16におけるスポットライト93およびスポットライト95のように、背景の表示色を変化させて弁別させる。しかし、色の違いのみの場合、設備の選択を示すシンボルはどちらか、設備の異常を示すシンボルはどちらか弁別することが困難になるという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、表示装置上で選択された設備を示すシンボルと、異常のあった設備を示すシンボルとを見誤りを誘発しない表示であって、視認し易く、且つ見落としにくい表示を行うことを目的とする。
この発明に係る表示装置は、設備の運転状態を示す状態情報を取得する情報取得部と、情報取得部が取得した設備の状態情報から設備の異常を検知し、検知した異常が発生している設備を特定する異常検知部と、異常検知部が特定した設備を示すシンボルを中心とした円領域において、系統図の背景色を変化させるスポットライト表示を行う異常強調表示処理部と、系統図に表示された設備を示すシンボルに対して入力された選択操作を検知する操作検知部と、操作検知部が選択操作を検知したシンボルを含む所定領域内に円の中心が位置する2つの同心円によって区切られるリング状領域において、系統図の背景色を変化させるリング表示を行う操作領域表示処理部と、系統図にスポットライト表示およびリング表示を反映させる表示処理を行う系統表示処理部とを備えるものである。
この発明によれば、選択された設備と異常が発生した設備とを見誤ることなく容易に弁別することができ、さらに各設備を見落とすことなく容易に視認することができる。
実施の形態1による表示装置の表示例を示す図である。 実施の形態1による表示装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態1による表示装置の動作を示すフローチャートである。 実施の形態2による表示装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態2による表示装置の動作を示すフローチャートである。 実施の形態3による表示装置の表示例を示す図である。 実施の形態3による表示装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態3による表示装置の動作を示すフローチャートである。 実施の形態4による表示装置の動作を示すフローチャートである。 実施の形態5による表示装置の表示例を示す図である。 実施の形態5による表示装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態5による表示装置の動作を示すフローチャートである。 実施の形態6による表示装置の表示例を示す図である。 実施の形態6による表示装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態6による表示装置の動作を示すフローチャートである。 従来の系統図における表示例を示す図である。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1による表示装置の表示例を示す図である。
なお、以下では、本発明の表示装置を電力系統監視システムに用い、当該表示装置の画面上に電力系統図が表示される場合を例に説明を行うが、電力系統に限定されることなく、例えば配管など他の分野の監視システム、あるいは制御システムにも当該表示装置を適用することが可能である。この点は他の実施の形態においても同様である。
図1では表示装置の画面上に表示された電力系統図を示している。電力系統図20には、電力系統線21、各設備を示す設備シンボル22および設備名称23などが表示されている。さらに、実施の形態1の表示装置における特徴的な表示として、操作者の入力操作により選択された設備を示す設備シンボルの周囲にリング表示24を行い、異常が発生した設備を示す設備シンボルを中心としたスポットライト表示25を行う。
リング表示24は、図1に示すように内径がそれぞれ異なる2つの同心円によって区切られるリング状の表示領域である。以下では、2つの同心円のうち内側に位置し、小径を有する円を内縁部24aとし、2つの同心円のうち側に位置し、大径を有する円を外縁部24bとして説明を行う。リング表示24は、内径の異なる2つの同心円で構成されるため、内縁部24aと外縁部24bは所定のリング幅24cで離間している。リング表示24の表示色は、電力系統図20の背景よりも暗く設定されている。背景色との差異により、内縁部24aより内側に位置する設備シンボル22aが選択されている旨を示す。図1では、設備シンボル22aが内縁部24aの中心に位置する配置を示したが、内縁部24a内に設備シンボル22aが含まれていればよく、リング表示24の配置位置は限定されない。
スポットライト表示25は、異常や故障が発生している設備を示す設備シンボル22bから所定距離内において直径25aを有する円形状の表示領域である。スポットライト表示25の表示色は、電力系統図20の背景よりも明るく設定されている。背景色との差異により、スポットライト表示25の中心付近に位置する設備シンボル22bが示す設備に異常や故障が発生している旨を示す。図1に示すように、スポットライト表示25は、当該スポットライト表示25の中心が設備シンボル22bの中心と一致するように配置されることを前提とするが、当該配置位置に限定されるものではない。
また、スポットライト表示25の直径25aは適宜設定可能であるが、同一の設備シンボル22bに対してリング表示24およびスポットライト表示25を併用する場合が存在する点を考慮すると、スポットライト表示25の外周25bが、リング表示24の内縁部24aに接する値を最大値として設定するのが望ましい。
このように、設備が選択された場合と、設備に異常または故障が発生した場合とにおいて、それぞれ異なる表示方法を用いて対象となる設備シンボルを明示する。これにより、電力系統監視システムの操作者は自ら選択した設備シンボルと、異常または故障が発生した設備シンボルとを見誤ることなく、容易に弁別することができる。
次に、図1で示した表示を行う表示装置の構成について説明する。
図2は、この発明の実施の形態1による表示装置の構成を示すブロック図である。
実施の形態1の表示装置10は、情報取得部1、異常/故障検出部(異常検知部)2、異常/故障強調表示処理部(異常強調表示処理部)3、操作検知部4、リング表示処理部5、操作領域表示処理部(情報領域表示処理部)6、系統表示処理部7および表示部8で構成される。
情報取得部1は、電力系統監視システム側から入力される系統情報、電力系統の監視値やエラー情報などを含む設備状態情報を取得する。エラー情報は、電力系統監視システム側でエラーと判定された情報、およびエラーと判定された位置を特定した位置情報(設備名称など)などが含まれる。エラーとの判定は、異常な値を検出した場合、あらかじめ設定された所定の状態を検出した場合、および通信異常を検出した場合などに行われる。
異常/故障検出部2は、情報取得部1が取得した設備状態情報を参照してエラー情報の検知を行い、エラー情報を検知した場合には位置情報に基づいて異常または故障が発生している設備の特定を行う。異常/故障強調表示処理部3は、異常/故障検出部2が特定した設備を示す設備シンボルを中心とした、背景の表示色よりも明るい表示色を有する円形形状をスポットライト表示25として描画する表示処理を行う。
操作検知部4は、マウスによるクリック、マウスの示すカーソルがある位置において無動作で一定時間経過、あるいはタッチパネルへのタッチ操作などにより、操作者の入力操作を検知するものであって、特に設備シンボルの選択指示が入力された場合に、当該選択指示を後段のリング表示処理部5に出力する。なお、入力手段としてマウスやタッチパネルを例に挙げたが、これらに限定されるものではない。リング表示処理部5は、操作検知部4を介してある設備シンボルの選択指示が入力された場合に、選択された設備シンボルの外周に、背景の表示色よりも暗い表示色を有する環状形状をリング表示24として描画する表示処理を行う。
操作領域表示処理部6は、リング表示処理部5から入力される設備シンボルの選択指示に基づいて、電力系統制御システム側から送信される情報(不図示)、あるいはデータベース(不図示)などを参照し、選択された設備シンボルに対して開示すべき情報が存在する場合に当該開示すべき情報を表示する領域を描画する表示処理を行う。情報を表示する領域の描画としては、ウィンドウの表示、吹き出しの表示、ポップアップの表示、操作部などの表示領域の表示などが挙げられる。
系統表示処理部7は、情報取得部1が取得した系統情報を参照して電力系統図を描画して表示を行うと共に、異常/故障強調表示処理部3、リング表示処理部5および操作領域表示処理部6から表示処理情報が入力される場合には、表示した電力系統図上にこれらの表示処理情報を反映させる表示処理を行う。表示部8は、ディスプレイなどで構成され、系統表示処理部7の表示処理に基づいて電力系統図をディスプレイ上に表示する。
次に、表示装置の動作について説明する。
図3は、この発明の実施の形態1による表示装置の動作を示すフローチャートである。
情報取得部1は、電力系統監視システム側から系統情報および設備状態情報を取得する(ステップST1)。異常/故障検出部2は、ステップST1で取得された設備状態情報を参照し、エラー情報が送信されているか否か検知を行う(ステップST2)。エラー情報が送信されていない場合には(ステップST2;NO)、その旨を系統表示処理部7に通知し、系統表示処理部7がステップST1で取得された系統情報を参照して電力系統図を描画する表示処理を行い、描画した電力系統図を表示部8に表示する(ステップST3)。
一方、エラー情報が送信されている場合(ステップST2;YES)、異常/故障検出部2はエラー情報に含まれる位置情報に基づいて異常または故障が発生している設備の特定を行う(ステップST4)。異常/故障強調表示処理部3は、ステップST4で特定された設備を示す設備シンボルに対してスポットライト表示を描画する表示処理を行う(ステップST5)。系統表示処理部7は、ステップST1で取得された系統情報を参照して電力系統図を描画すると共に、ステップST5のスポットライト表示処理に基づいて該当する設備シンボルにスポットライト表示を反映させる表示処理を行い、描画した電力系統図を表示部8に表示する(ステップST6)。
次に、操作検知部4が設備シンボルの選択指示が入力されたか否か判定を行う(ステップST7)。設備シンボルの選択指示が入力されていない場合(ステップST7;NO)、ステップST1の処理に戻り、上述した処理を繰り返す。一方、設備シンボルの選択指示が入力された場合(ステップST7;YES)、リング表示処理部5は選択指示に対応した設備シンボルの外周にリング表示を描画する表示処理を行う(ステップST8)。操作領域表示処理部6は、ステップST8で表示処理が行われた設備シンボルに対して操作領域を表示する表示処理を行う(ステップST9)。系統表示処理部7は、ステップST3またはST6で表示した電力系統図に、ステップST8およびステップST9の表示処理を反映させる処理を行い(ステップST10)、表示部8に表示した電力系統図の更新を行う(ステップST11)。その後、フローはステップST1の処理に戻り、上述した処理を繰り返す。
図1で示した表示例を図3で示したフローチャートに基づいて説明すると、ステップST6の処理では図1の表示例Xが表示される。また、ステップST3の電力系統図に対してステップST8の処理が行われた場合には、図1の表示例Yが表示される。さらに、ステップST6の電力系統図に対してステップST8の処理が行われた場合には、表示例Xおよび表示例Yの組み合わせ、あるいは表示例Zが表示される。
なお、上述した構成では、異常または故障が発生した設備を示す設備シンボルにスポットライト表示を行う例を示したが、異常/故障強調表示処理部3が当該スポットライト表示に換えて、該当する設備シンボルにフリッカ表現を適用して点滅させる表示を行うように構成してもよい。
電力系統図に多くの設備シンボルが表示されている場合には、スポットライト表示により大きな面積の領域に対して色変えを行うと、スポットライト表示が重複して表示されるなどの不具合が発生するが、設備シンボルにフリッカ表現を適用する場合には、他の設備シンボルの異常または故障の発生を示す表示に影響を与えることがなく、視認し易い電力系統図を表示することができる。
以上のように、この実施の形態1によれば、電力系統図の背景色に対して表示色を変化させるリング表示およびスポットライト表示を用いるように構成したので、設備シンボルの色変え、あるいは設備シンボルの点滅のみの場合と比較して、対象となる設備シンボルを見失いにくいという効果がある。
また、この実施の形態1によれば、リング表示の中心部分は背景色が変化しないため、当該リング表示が表示されている設備シンボルとスポットライト表示が表示されている設備シンボルとを明確に判別することができる。
実施の形態2.
この実施の形態2では、電力系統図上において複数の設備シンボルが近接している場合に、視認し易いリング表示を行う構成を示す。
図4は、この発明の実施の形態2による表示装置の構成を示すブロック図である。この実施の形態2では、図2で示した実施の形態1の表示装置10にリング表示位置決定部9を追加して設けている。なお、以下では、実施の形態1による表示装置10の構成要素と同一または相当する部分には実施の形態1で使用した符号と同一の符号を付して説明を省略または簡略化する。
リング表示位置決定部9は、操作検知部4を介して設備シンボルの選択指示が入力された場合に、選択された設備シンボルに対して表示するリング表示の表示位置を決定する。具体的には、選択された設備シンボルを示す画像の重心点と、リング表示の環の中心とが一致する位置を、リング表示の表示位置と決定する。決定したリング表示の表示位置は、リング表示処理部5に出力される。リング表示処理部5は、入力された表示位置においてリング表示を描画する表示処理を行う。なお、ここで設備シンボルを示す画像とは、図1において各設備シンボル22を示す円形、三角形および四角形などである。
設備シンボルを示す画像の重心点の取得方法は種々構成可能であるが、あらかじめ各設備シンボルを示す画像の重心位置を示す重心点情報を作成しておく、あるいはリング表示位置決定部9が選択された設備シンボルを示す画像を認識して重心点を算出するなどの方法が挙げられる。重心点情報をあらかじめ作成しておく場合には、電力系統監視システム側から送られる設備状態情報に当該重心点情報を付加しておき、リング表示位置決定部9が選択された設備シンボルを示す画像に対応した重心点情報を取得する。また、リング表示位置決定部9が重心点を算出する場合には、選択された設備シンボルを示す画像の形状を認識し、公知の重心算出方法を適用して重心点を決定する。なお、図4で示したブロック図、および以下の図5で示すフローチャートでは、電力系統監視システム側から重心点情報が入力される場合を例に示している。
次に、実施の形態2の表示装置10のリング表示の表示処理を図5のフローチャートを参照しながら説明する。また、以下では実施の形態1に係る表示装置10と同一のステップには図3で使用した符号と同一の符号を付し、説明を省略または簡略化する。
ステップST7において設備シンボルの選択指示が入力されたと判定された場合(ステップST7;YES)、リング表示位置決定部9は選択された設備シンボルを示す画像の重心点と、リング表示の環の中心とが一致する位置をリング表示の表示位置と決定する(ステップST21)。リング表示処理部5は、ステップST21で決定された表示位置においてリング表示を描画する表示処理を行う(ステップST22)。その後、上述したステップST9からステップST11の処理が行われる。
以上のように、この実施の形態2によれば、電力系統図上に表示される設備シンボル画像の重心点と、リング表示の環の中心とが一致するようにリング表示の表示位置を決定するリング表示位置決定部9を備え、リング表示処理部5が決定されたリング表示の表示位置に基づいてリング表示を行うように構成したので、電力系統図において複数の設備シンボルが近接している場合にも、リング表示の環の中心に位置する設備シンボルが選択された設備シンボルであると容易に判断することができる。これにより、選択された設備シンボルの見誤りを誘因しない表現で表示することができる。
実施の形態3.
この実施の形態3では、電力系統図上において1つの設備シンボルにスポットライト表示とリング表示を同時に行う場合に、より視認し易い表示処理を行う構成を示す。
図6はこの発明の実施の形態3による表示装置の表示例を示す図であり、図6(a)は電力系統図の表示例を示し、図6(b)はスポットライト表示およびリング表示の構成を詳細に示している。
まず図6では、電力系統図20において、1つの設備シンボル22aに対してスポットライト表示25およびリング表示24´を同時に行った場合の表示処理を示している。スポットライト表示25は、実施の形態1または実施の形態2と同様に表示される。一方、リング表示24´は、当該リング表示24´の内縁部24a´とスポットライト表示25の外周25bとの間に背景領域26が形成されるように内縁部24a´の位置が調整されている。リング表示24´の内縁部24a´の直径24d´(以下、リング表示の内径と称する)と、スポットライト表示25の直径25aとの間には以下の関係(1)が成立する。
(1):スポットライト表示25の直径25a<リング表示24の内径24d´
なお、リング表示24´の内径24d´は、上記関係(1)を満たし、操作者が視認可能な程度背景領域26が表示されればよく、適宜調整可能である。
一方、リング表示24´の外縁部24b´は、リング表示24の内縁部24a´の位置変更に伴って外周側に向けて拡大してもよいし、変更を行わずに固定してリング幅24c´を縮小させてもよい。
なお、リング表示24´の内径24d´を、スポットライト表示25の直径25aより大きく設定する処理は、1つの設備シンボルに対してスポットライト表示とリング表示を同時に行う場合のみであって、1つの設備シンボルに対してリング表示のみを行う場合には、リング表示24´の内径24´を変更する表示処理は行わず、実施の形態1または実施の形態2と同様の設定での表示処理が行われる。
図7は、この発明の実施の形態3による表示装置の構成を示すブロック図である。この実施の形態3では、図2で示した実施の形態1の表示装置10にリング内径決定部11を追加して設けている。なお、以下では、実施の形態1による表示装置10の構成要素と同一または相当する部分には実施の形態1で使用した符号と同一の符号を付して説明を省略または簡略化する。
リング内径決定部11は、操作検知部4を介して設備シンボルの選択指示が入力された場合に、異常/故障検出部2から入力される異常または故障を検知した設備を特定した特定情報を参照し、選択された設備シンボルが異常または故障と検知された設備であるか確認する、選択された設備シンボルが異常または故障を検知された設備であった場合に、選択された設備シンボルを示すためにリング表示の内径を、上述した関係(1)を満たす値に設定する。リング表示処理部5は、リング内径決定部11が設定したリング表示の内径を有するリング表示を描画する。
系統表示処理部7は、異常/故障強調表示処理部3およびリング表示処理部5から入力される表示処理情報を参照して、同一の設備シンボルに対してスポットライト表示およびリング表示を行う場合に、スポットライト表示の中心とリング表示の中心とを一致させて表示する表示制御を行う。なお、スポットライト表示の中心とリング表示の中心とを一致させる処理は、異常/故障強調表示処理部3およびリング表示処理部5でそれぞれ行うように構成してもよい。
次に、実施の形態3の表示装置10のリング表示の表示処理を図8のフローチャートを参照しながら説明する。また、以下では実施の形態1に係る表示装置10と同一のステップには図3で使用した符号と同一の符号を付し、説明を省略または簡略化する。
ステップST7において設備シンボルの選択指示が入力されたと判定された場合(ステップST7;YES)、リング内径決定部11は異常/故障検出部2から入力される特定情報を参照し、異常または故障が検知された設備が選択指示において選択された設備と
同一であるか否か判定を行う(ステップST31)。
異常または故障が検知された設備が、選択指示において選択された設備と同一でない場合(ステップST31;NO)、ステップST8の処理に進み、リング表示処理部5が実施の形態1または実施の形態2と同様の通常のリング表示処理を実行する(ステップST8)。一方、異常または故障が検知された設備が、選択指示において選択された設備と同一の場合、リング内径決定部11はリング表示の内径を上述した関係(1)を満たす値に設定する(ステップST32)。リング表示処理部5は、ステップST32で決定された内径を有するリング表示を行う表示処理を実行する(ステップST33)。その後、実施の形態1で示したステップST9からステップST11と同一の処理が行われる。
なお、系統表示処理部7がスポットライト表示の中心とリング表示の中心とを一致させる表示処理を行う場合には、ステップST10において当該表示処理を実行する。
以上のように、この実施の形態3によれば、電力系統図上において1つの設備シンボルにスポットライト表示とリング表示を同時に行う場合に、スポットライト表示とリング表示との間に背景領域が形成されるようにリング表示の内径を決定するリング内径決定部11を備えるように構成したので、1つの設備シンボルにおいてリング表示とスポットライト表示とが干渉するのを防ぐことができる。これにより、スポットライト表現が行われているか否かの判別を容易に行うことができ、異常または故障が検知された設備シンボルを見誤るのを防止することができる。
なお、上述した実施の形態3では、実施の形態1で示した構成にリング内径決定部11を追加して設ける構成を示したが、実施の形態2で示した構成にリング内径決定部11を追加して設けてもよい。
実施の形態4.
上述した実施の形態3では、電力系統図上において1つの設備シンボルにスポットライト表示とリング表示を同時に行う場合に、リング表示がスポットライト表示と干渉するのを防止する構成を示したが、この実施の形態4では、スポットライト表示された設備シンボルと異なる設備シンボルを選択してリング表示する場合に、より視認し易い表示処理を行う構成を示す。
電力系統制御システムにおいて、例えばある電力系統において近隣で局所的に停電が発生し、ある設備に対して異常または故障が検知された場合に、当該異常または故障が検知された設備を示す設備シンボルに対してスポットライト表示を適用して強調表示を行う。一方、操作者は電力供給を復旧させるため、電力系統の状態を観察し、異常が検知された設備に対して隣に位置する系統線上の設備を選択して制御操作を行う場合が存在する。実施の形態1の図1で示した表示例を用いて説明すると、設備シンボル22bに異常が検知されたため、当該設備シンボル22bに対して隣に位置する系統線上の設備シンボル22aを選択して制御操作などを行い、復旧処理を行う。
スポットライト表示とリング表示が異なる設備シンボルに対して表示する場合に、リング表示の内径が大きい場合には当該リング表示に多くの設備シンボルが含まれるため、どの設備シンボルが選択されているか視認しにくくなる。そのため、スポットライト表示とリング表示が同一の設備シンボルに対して表示されない場合には、リング表示の内径を必要以上に大きく設定せず、視認し易いリング表示を行う構成を示す。
実施の形態4による表示装置の構成は実施の形態3で示した図7と同一であるため、記載を書略する。
リング内径決定部11は、操作検知部4を介して設備シンボルの選択指示が入力された場合に、異常/故障検出部2から入力される異常または故障を検知した設備の特定情報を参照し、選択された設備シンボルが異常または故障を検知された設備であるか確認を行う。選択された設備シンボルが異常または故障を検知された設備でなかった場合に、リング内径決定部11は選択された設備シンボルを示すために表示するリング表示の内径を以下の関係(2)を満たすように設定する。
(2)リング表示の内径≦スポットライト表示の直径
なお、リング表示の内径は、上記関係(2)を満たし、リング表示内部に操作者が視認可能な程度の背景領域が表示されればよく、適宜調整可能である。
次に、実施の形態4の表示装置10のリング表示の表示処理を図9のフローチャートを参照しながら説明する。また、以下では実施の形態3に係る表示装置10と同一のステップには図9で使用した符号と同一の符号を付し、説明を省略または簡略化する。
ステップST7において設備シンボルの選択指示が入力されたと判定された場合(ステップST7;YES)、リング内径決定部11は異常/故障検出部2から入力される特定情報を参照し、異常または故障が検知された設備が選択指示において選択された設備と
同一であるか否か判定を行う(ステップST31)。
異常または故障が検知された設備が、選択指示において選択された設備と同一でない場合(ステップST31;NO)、リング内径決定部11はリング表示の内径を上述した関係(2)を満たす値に設定する(ステップST41)。なお、異常/故障が検知された設備が、入力操作で指定された設備と同一である場合(ステップST31;YES)には、実施の形態3で示したステップST32のリング表示の内径を設定する処理を行う。その後、リング表示処理部5は、ステップST41またはステップST32で決定された内径を有するリング表示を行う表示処理を実行する(ステップST33)。その後、実施の形態1で示したステップST9からステップST11と同一の処理が行われる。
以上のように、この実施の形態4によれば、電力系統図上においてスポットライト表示されている設備シンボルとは異なる設備シンボルに対してリング表示を行う場合に、リング表示の内径をスポットライト表示の直径以下となる値に決定するリング内径決定部11を備えるように構成したので、スポットライト表示が適用されていない設備シンボルに対して、より小さい径のリング表示を用いて囲むことができ、複数の設備シンボルが表示されている場合にも、選択中の設備シンボルを容易に特定することができる。
実施の形態5.
この実施の形態5では、実施の形態3および実施の形態4で示したリング表示の内径の設定を行う処理に伴い、リング表示のリング幅を一定に保つ表示処理を行う構成を示す。
図10は、この発明の実施の形態5による表示装置の表示例を示す図である。
図10(a)は、設備シンボル22aが示す設備AMにおいて異常または故障が検知され、当該設備AMを示す設備シンボル22aが選択されてリング表示が行われている場合を示している。一方、図10(b)は、異常または故障が検知された設備は存在せず、設備シンボル22dが示す設備AOが選択されている場合を示している。
図10(a)と図10(b)を比較すると、リング表示24´の内径Paと、リング表示24´´の内径Pbは、「Pa>Pb」の関係を有し、リング表示24´の外縁部24b´の直径Qa(以下、リング表示の外径と称する)と、リング表示24´´の外縁部24b´´の直径Qb(以下、リング表示の外径と称する)は「Qa>Qb」の関係を有する。リング表示24´のリング幅Raとリング表示24´´のリング幅Rbは「Ra=Rb」の関係を有している。これらの関係から分かるように、この実施の形態5ではそれぞれ異なるリング表示の内径に合わせてリング表示の外径を調整し、リング幅が同一となるリング表示を行う。
より詳細に説明すると、図10(a)の例では、スポットライト表示25が行われた設備シンボル22aにリング表示24´を行う際には、当該リング表示24´の内径Raをスポットライト表示25の直径より大きく設定し、スポットライト表示25とリング表示24´との間に背景領域26を表示する。この大きく設定されたリング表示24´の内径Paに対して一定のリング幅Raが加算されるため、リング表示24´の外径Qaも大きくなるように設定される。
一方、図10(b)の例では、設備シンボル22dにリング表示のみを行うため、リング表示24´´の内径Pbを図10(a)で示したスポットライト表示25の直径と同一の値あるいはスポットライト表示25の直径よりも小さい値に設定する。この値に設定されたリング表示24´´の内径Pbに対して一定のリング幅Rb(Ra=Rbの関係を満たす)が加算させるため、リング表示24´´の外径Qbも図10(b)と比較して小さくなるように設定される。
図11は、この発明の実施の形態5による表示装置の構成を示すブロック図である。この実施の形態5では、図7で示した実施の形態3の表示装置10にリング外径決定部12を追加して設けている。なお、以下では、実施の形態3による表示装置10の構成要素と同一または相当する部分には実施の形態3で使用した符号と同一の符号を付して説明を省略または簡略化する。
リング外径決定部12は、リング内径決定部11が設定したリング表示の内径に対して、あらかじめ設定された一定のリング幅を加算してリング表示の外径を決定する。すなわち、リング表示の外径と内径との差分が常に一定となるようにリング表示の外径を設定する。
次に、実施の形態5の表示装置10のリング表示の表示処理を図12のフローチャートを参照しながら説明する。また、以下では実施の形態4に係る表示装置10と同一のステップには図9で使用した符号と同一の符号を付し、説明を省略または簡略化する。
リング外径決定部12は、ステップST32またはステップST41で決定されたリング表示の内径に、一定のリング幅を加算してリング表示の外径を決定する(ステップST51)。リング表示処理部5は、ステップST32またはステップST41で決定されたリング表示の内径と、ステップST51で決定されたリング表示の外径とを有するリング表示を行う表示処理を実行する(ステップST52)。その後、実施の形態1で示したステップST9からステップST11と同一の処理が行われる。
以上のように、この実施の形態5によれば、リング内径決定部11が決定したリング表示の内径に一定のリング幅を加算してリング表示の外径を決定するリング外径決定部12を備えるように構成したので、リング表示の内径の大小に関わらずに同一のリング幅を有するリング表示を行うことができ、リング表示の内径が異なる場合にも設備シンボルの選択を示す同一の表示要素であると容易に判断することができる。
実施の形態6.
この実施の形態6では、設備シンボルが隣接して配置されている場合に、一方の設備シンボルに付されたリング表示と、他方の設備シンボルに付されたスポットライト表示とが重複する場合に、リング表示およびスポットライト表示をそれぞれ視認し易く表示する表示処理を行う構成を示す。
図13は、この発明の実施の形態6による表示装置の表示例を示す図である。
図13(a)では、リング表示24とスポットライト表示25とが重複して表示される場合に、当該重複領域27において、リング表示24の色調とスポットライト表示25の色調との中間色を示す色調で表示する例を示している。
また、図13(b)では、リング表示24とスポットライト表示25とが重複して表示される場合に、重複する領域ではスポットライト表示25を優先してリング表示24を行わない場合を示している。さらに、スポットライト表示25とリング表示24が接触する一定幅の領域28に背景を表示することにより、リング表示24とスポットライト表示25との弁別を明確にしている。
図14は、この発明の実施の形態6による表示装置の構成を示すブロック図である。この実施の形態6では、図2で示した実施の形態1の表示装置10のリング表示処理部5に重複領域調整部13を追加して設けている。なお、以下では実施の形態1による表示装置10の構成要素と同一または相当する部分には実施の形態1で使用した符号と同一の符号を付して説明を省略または簡略化する。
リング表示処理部5の重複領域調整部13は、操作検知部4を介して入力された設備シンボルの選択指示と、異常/故障検出部2から入力される異常または故障を検知した設備を特定した特定情報とを参照し、選択された設備シンボルと異常または故障が検知された設備シンボルとが同一でなく、且つ双方の設備シンボルの離間距離があらかじめ設定した閾値以下であって、選択された設備シンボルに付すリング表示と異常または故障が検知された設備シンボルに付すスポットライト表示とが重複すると判断される場合に、重複領域の色調を変更する調整、あるいは重複領域においてリング表示を退避させる調整を行う。リング表示処理部5は、重複領域調整部13の調整結果に基づいて、重複領域において色調を変更した表示処理、あるいは重複領域においてリング表示を退避させた表示処理を加えて、リング表示の表示処理を行う。
次に、実施の形態6の表示装置10のリング表示の表示処理を図15のフローチャートを参照しながら説明する。なお、以下では実施の形態1に係る表示装置10と同一のステップには図3で使用した符号と同一の符号を付し、説明を省略または簡略化する。
ステップST7において操作検知部4が入力操作を検知した場合(ステップST7;YES)、リング表示処理部5の重複領域調整部13は異常/故障検出部2から異常または故障を検知した設備を特定した特定情報が入力されているか否か判定を行う(ステップST61)。特定情報が入力されている場合(ステップST61;YES)、重複領域調整部13は当該特定情報と、ステップST7の操作情報とを参照し、選択された設備シンボルと、異常または故障が検知された設備シンボルとが同一でなく、且つ各設備シンボル間の離間距離が閾値以下であるか否か判定を行う(ステップST62)。
選択された設備シンボルと異常または故障が検知された設備シンボルが同一でなく、且つ各設備シンボル間の離間距離が閾値以下である場合(ステップST62;YES)、重複領域調整部13は、重複領域の表示を調整する処理を行う(ステップST63)。その後、リング表示処理部5は、ステップST63の表示調整に基づいたリング表示およびスポットライト表示を行う表示処理を行う(ステップST64)。
一方、異常/故障を検知した設備を特定した情報が入力されていない場合(ステップST61;NO)、選択された設備シンボルと異常または故障が検知された設備シンボルが同一である、または各設備シンボル間の離間距離が閾値より大きい場合(ステップST62;NO)、リング表示処理部5は、通常の処理であって、重複領域の調整を行わない通常のリング表示処理を行う(ステップST8)。ステップST64またはステップST8のリング表示処理が行われた後、上述したステップST9からステップST11と同一の処理が行われる。
以上のように、この実施の形態6によれば、スポットライト表示とリング表示が重複すると判断された場合において、重複領域において色調の調整、またはリング表示を退避させる調整を行う重複領域調整部13を備えるように構成したので、スポットライト表示とリング表示が重複する領域が発生した場合にも、各表示を容易に弁別可能な表示を行うことができる。
なお、上述した実施の形態6では、実施の形態1の構成において重複領域調整部13を追加して設ける構成を示したが、実施の形態2から実施の形態5の構成に対しても適用可能である。
また、上述した実施の形態1から実施の形態6では、リング表示のリング形状およびスポットライト表示のスポット形状を円形とする構成を示したが、矩形や三角形またはそれ以外の形状に変形して構成してもよい。
また、上述した実施の形態1から実施の形態6では、電力系統図の背景を薄いグレーで表示し、リング表示を濃いグレーで表示し、スポットライト表示を白色で示す構成を例に示したが、各表示色は適宜変更可能である。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
1 情報取得部、2 異常/故障検出部、3 異常/故障強調表示処理部、4 操作検知部、5 リング表示処理部、6 操作領域表示処理部、7 系統表示処理部、8 表示部、9 リング表示位置決定部、10 表示装置、11 リング内径決定部、12 リング外径決定部、13 重複領域調整部。

Claims (8)

  1. 監視領域内に複数配置された設備間の接続状態を示した系統図を生成する系統表示処理部と、前記系統表示処理部が生成した系統図を表示する表示部とを備えた表示装置において、
    前記設備の運転状態を示す状態情報を取得する情報取得部と、
    前記情報取得部が取得した前記設備の状態情報から前記設備の異常を検知し、検知した異常が発生している設備を特定する異常検知部と、
    前記異常検知部が特定した設備を示すシンボルを中心とした円領域において、前記系統図の背景色を変化させるスポットライト表示を行う異常強調表示処理部と、
    前記系統図に表示された設備を示すシンボルに対して入力された選択操作を検知する操作検知部と、
    前記操作検知部が選択操作を検知した前記シンボルを含む所定領域内に円の中心が位置する2つの同心円によって区切られるリング状領域において、前記系統図の背景色を変化させるリング表示を行う操作領域表示処理部とを備え、
    前記系統表示処理部は、前記系統図に前記スポットライト表示および前記リング表示を反映させる表示処理を行うことを特徴とする表示装置。
  2. 前記操作検知部が選択操作を検知した前記シンボルの表示画像の重心点を、前記リング表示を構成する2つの同心円の中心とするリング表示位置決定部を備えたことを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  3. 前記位置検知部が異常を検知した設備と、前記操作検知部が選択操作を検知した設備の判別を行い、前記異常が検知された設備と前記選択操作された設備とが同一であった場合に、前記リング表示を構成する2つの同心円のうち小径を有する円の直径を、前記スポットライト表示を構成する前記円領域の直径よりも大きい値に設定するリング内径決定部を備え、
    前記系統図表示処理部は、前記スポットライト表示を構成する円領域の中心と、前記リング表示を構成する2つの同心円の中心とを前記設備を示すシンボルに一致させて表示することを特徴とする請求項1または請求項2記載の表示装置。
  4. 前記リング内径決定部は、前記異常検知部が異常を検知した設備と、前記操作検知部が選択操作を検知した設備の判別を行い、前記異常が検知された設備と前記選択操作された設備とが異なる場合に、前記リング表示を構成する2つの同心円のうち小径を有する円の直径を、前記スポットライト表示を構成する前記円領域の直径よりも小さい値に設定することを特徴とする請求項3記載の表示装置。
  5. 前記リング内径決定部が設定した前記小径を有する円の直径に対して一定のリング幅を加算した値を、前記リング表示を構成する2つの同心円のうち大径を有する円の直径とするリング外径決定部を備えたことを特徴とする請求項3または請求項4記載の表示装置。
  6. 前記リング表示処理部は、前記異常検知部が異常を検知した設備と、前記操作検知部が選択操作を検知した設備とを比較し、前記異常が検知された設備と選択操作された設備とが同一でなく、且つ前記異常が検知された設備を示すシンボルと前記選択操作された設備を示すシンボルとの離間距離が閾値以下である場合に、前記スポットライト表示と前記リング表示との重複領域において、前記リング表示の表示色を変更する表示調整、または前記リング表示を行わない表示調整を行う重複領域調整部を備えたことを特徴とする請求項1から請求項5のうちのいずれか1項記載の表示装置。
  7. 前記操作検知部が選択操作を検知した設備に関する設備情報および前記状態情報を表示する表示領域、および前記設備に対する入力操作を受け付ける操作領域のうち少なくともいずれか一方を表示する情報領域表示処理部を備えたことを特徴とする請求項1から請求項6のうちのいずれか1項記載の表示装置。
  8. 監視領域内に複数配置された設備間の接続状態を示した系統図を画面上に表示する表示方法において、
    情報取得部が、前記設備の運転状態を示す状態情報を取得するステップと、
    異常検知部が、前記設備の状態情報から前記設備の異常を検知し、検知した異常が発生している設備を特定するステップと、
    異常強調表示処理部が、前記異常が発生していると特定した設備を示すシンボルを中心とした円領域において、前記系統図の背景色を変化させるスポットライト表示を行うステップと、
    操作検知部が、前記系統図に表示された設備を示すシンボルに対する選択操作を検知するステップと、
    操作領域表示処理部が、前記選択操作を検知した前記シンボルを含む所定領域内に円の中心が位置する2つの同心円によって区切られるリング状領域において、前記系統図の背景色を変化させるリング表示を行うステップと、
    系統表示処理部が、前記系統図に前記スポットライト表示および前記リング表示を反映させる表示処理を行うステップとを備えたことを特徴とする表示方法。
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