JP2014105842A - ローラクラッチ - Google Patents

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Daisuke Cho
大祐 長
Makoto Fujinami
誠 藤波
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NSK Ltd
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Abstract

【課題】ローラクラッチを構成する外輪と保持器を所定の位置に圧入固定し、圧入片による粉塵の発生を抑制することを目的とする。
【解決手段】回転軸と、前記回転軸を内包する外輪と、前記回転軸と前記外輪とを相対回転させるローラと、一対の円環部と前記一対の円環部を連結する複数の柱部よりなり、前記ローラを遊走可能に収容するポケットを備え、前記外輪に対して固定された保持器と、を備えたローラクラッチにおいて、前記保持器の前記柱部に前記円環部外径より突出した突出部と、前記突出部より更に保持器半径方向に更に突出した係合部とを設けるとともに、前記外輪の前記突出部に対応した位置に凹溝を設けられ、前記係合部は前記保持器の前記外輪への圧入方向に対して、楔状に形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、一方向の回転力を伝達するローラクラッチに関する。
従来、ローラクラッチとしては、図5及び図6に示す様に環状の合成樹脂製の保持器15のポケットにローラ13を収容した後、筒形状の鋼製の外輪11内に、ローラ13を保持した保持器15を圧入固定して、形成されている。このローラクラッチは、保持器15に保持されたローラ13が回転軸14の外周面に接触するように、ローラ13を遊走可能に保持した保持器15を回転軸14に外嵌して使用するようになっている。
このローラクラッチは、保持器15を合成樹脂材料で形成すると共に、保持器15を外輪11に収容固定するために、前記保持器15の外周面上に突出部15aを設けている。そして、前記突出部15aに対応する凹溝11aが前記外輪内周面に設けられており、前記保持器15の突出部15aを前記外輪内周面の凹溝に圧入することで前記突出部15aが塑性変形し保持器15の外輪への圧入固定が行われている。これによって、組立作業性の簡素化と製作コスト低減を行っている。(特許文献1)
実開2007−107556号公報
しかしながら、特許文献1の構造においては、保持器の突出部が外輪への圧入方向において、一様の半円形断面形状であるために、外輪への保持器の圧入初期段階から外輪内周面との摩擦により、突出部が削れて粉塵を発生し、前記粉塵が外輪と保持器との間に目詰まりを起こし、外輪に対して所定の位置に保持器を圧入させることが困難になる虞が有った。
本発明はこのような不都合を解消するためになされたものであり、ローラクラッチを構成する外輪と保持器を所定の位置に圧入固定し、突出部による粉塵の発生を抑制することを目的とする。
前記課題を解決するための発明は、回転軸と、前記回転軸を内包する外輪と、前記回転軸と前記外輪とを相対回転させるローラと、一対の円環部と前記一対の円環部を連結する複数の柱部よりなり、前記ローラを遊走可能に収容するポケットを備え、前記外輪に対して固定された保持器と、を備えたローラクラッチにおいて、
前記保持器の前記柱部に前記円環部外径より突出した突出部と、前記突出部より保持器半径方向に更に突出した係合部とを設けるとともに、前記外輪の前記突出部に対応した位置に凹溝を設けられ、前記係合部は前記保持器の前記外輪への圧入方向に対して、楔状に形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、保持器と外輪との圧入において、保持器側の圧入しろとなる係合部を楔状としたため、圧入による削りカスの発生を防止できるという効果が得られる。
本発明に係るローラクラッチを示す図である。 本発明に係るローラクラッチの保持器を示す図である。 本発明に係るローラクラッチの保持器A部拡大図である。 本発明に係るローラクラッチの係合部断面を示す図である。 従来のローラクラッチを示す図である。 従来のローラクラッチの保持器示す図である。
本発明を図1から図4に基づいて説明する。ローラクラッチ1は、回転軸2と、前記回転軸2を内包する外輪3と、前記回転軸2と前記外輪3とを相対回転させるローラ4と、一対の円環部5aと前記一対の円環部5aを連結する複数の柱部5bよりなり、前記円環部5aと柱部5bより隔成され、前記ローラ4を遊走可能に収容する複数のポケット5cを備え、前記外輪3に対して固定された保持器5とを備えている。
前記保持器5の前記柱部5bには、ローラクラッチの半径方向へ突出した突出部5dが設けられており、前記突出部5dには更にローラクラッチ(または、保持器)の半径方向へ突出した係合部5eが設けられている。そして前記外輪3には、内嵌される前記保持器5の突出部5dに対応した外輪内周面に凹溝3aが形成されている。前記保持器を前記外輪に回転軸方向へ圧入固定することで、前記突出部5dと前記凹溝3aとが前記保持器5と前記外輪3との相対回転動を規制しつつ、前記係合部5eと前記凹溝3aとで外輪と保持器が強固に圧入固定されローラクラッチ1を構成している。
更に、前記係合部5eはローラクラッチ回転軸方向に対して楔状に形成されているため、前記保持器5の前記外輪3への圧入に際しては、圧入力が徐々に増加し塑性変形するために、保持器の削りカスが発生せずに容易に圧入を行うことが可能となる。また、本発明の係合部は楔状に限らず、圧入力が徐々に増すように、圧入方向における高さと断面積が増加するような形状に形成されていれば良い。
1…ローラクラッチ
2…回転軸
3…外輪
4…ローラ
5…保持器
5a…円環部
5b…柱部
5c…ポケット
5d…突出部
5e…係合部

Claims (1)

  1. 回転軸と、前記回転軸を内包する外輪と、前記回転軸と前記外輪とを相対回転させるローラと、一対の円環部と前記一対の円環部を連結する複数の柱部よりなり、前記ローラを遊走可能に収容するポケットを備え、前記外輪に対して固定された保持器と、を備えたローラクラッチにおいて、
    前記保持器の前記柱部に前記円環部外径より突出した突出部と、前記突出部より保持器半径方向に更に突出した係合部とを設けるとともに、前記外輪の前記突出部に対応した位置に凹溝を設けられ、前記係合部は前記保持器の前記外輪への圧入方向に対して、楔状に形成されていることを特徴とするローラクラッチ。
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