JP2014105536A - 塗装建築部材の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】インク密度のばらつきを少なくして外観を低下を抑えることができる塗装建築部材の製造方法を提供する。
【解決手段】角度の異なる複数の化粧面22,23を有する基材3にインクジェット塗装により塗装する。前記各化粧面22,23に対して略垂直方向に位置する塗装ノズルヘッド9からその化粧面22,23に対して塗装を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、外装材等として使用される塗装建築部材の製造方法に関するものである。
従来より、インクジェット塗装により化粧を施した塗装建築部材が提案されている(例えば、特許文献1参照)。このような塗装建築部材は、基材をインクジェット式塗装機で塗装することにより形成されている。
インクジェット塗装するためのインクジェット式塗装機7としては、例えば、図4に示すようなものを用いることができる。このインクジェット式塗装機7は、噴射ノズル8を設けた塗装ノズルヘッド9、塗装ノズルヘッド9の噴射ノズル8に水性インク等のインクを供給する塗料供給タンク10、塗装ノズルヘッド9の噴射ノズル8からのインクの噴射を制御する塗装制御システム11などを設けて形成されている。インクは、水性の他、油性、紫外線硬化型など一般的な物を用いることができる。
塗装ノズルヘッド9は、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの各色のインクを噴出する4種類の塗装ノズルヘッド9y,9c,9m,9kで形成され、フルカラー印刷による塗装を行うことができるものである。塗料供給タンク10も同様に4種類のものからなるものであり、イエローのインクを供給する塗料供給タンク10yは塗装ノズルヘッド9yに、シアンのインクを供給する塗料供給タンク10cは塗装ノズルヘッド9cに、マゼンタのインクを供給する塗料供給タンク10mは塗装ノズルヘッド9mに、ブラックのインクを供給する塗料供給タンク10kは塗装ノズルヘッド9kに、それぞれ接続されている。また、塗装ノズルヘッド9は、基材3の搬送方向と直交する方向(基材3の幅方向)と略平行に長く形成され、略水平に設置されている。各塗装ノズルヘッド9にはその長手方向に複数個の噴射ノズル8が並ぶようにして設けられている。さらに、塗装ノズルヘッド9y,9c,9m,9kは基材3の搬送方向と略平行に配列されている。
塗装制御システム11は、各種のCPU、ROM、RAM等から構成されるものであり、印刷データ作成部、塗装制御部、噴射ノズル制御部等を備えて形成されている。塗装制御部は、塗装を行う基材3に応じた印刷データを印刷データ作成部から取り出し、この印刷データに基づいて、噴射ノズル制御部に制御信号を出力するものである。噴射ノズル制御部は、塗装ノズルヘッド9の各噴射ノズル8に接続されており、噴射ノズル制御部から入力される制御信号に基づいて各噴射ノズル8を制御するものである。各噴射ノズル8は例えばピエゾ制御方式により噴射を行ったり噴射を停止したりするようになっており、噴射ノズル制御部で各噴射ノズル8を制御することによって、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの各インクの噴射と停止を個別に制御して、色柄パターンに対応したフルカラー印刷による塗装を行うことができるものである。
また、インクジェット式塗装機7の下側には基材3を搬送するための搬送コンベア12が配置されており、この搬送コンベア12は例えばベルトコンベア等で形成することができるものである。
基材3を塗装するにあたっては、基材3を搬送コンベア12上に導入し、インクジェット式塗装機7の塗装ノズルヘッド9の下方を順に通過させ、上記の印刷データに基づいて、塗装ノズルヘッド9の噴射ノズル8からインクを噴射させてインクジェット印刷することによって、塗装建築部材を製造することができるものである。
特開2012−107471号公報
しかし、塗装される面が立体的に形成された基材を一般的なインクジェット式塗装機で塗装すると、むら無く塗装することが難しく、塗装建築部材の外観が低下する場合があった。例えば、突条が形成された基材をインクジェット塗装する場合、突条の傾斜面(側面)に、むら無く塗装することが難しかった。
図5(a)(b)に、突条20が形成された基材3の塗装方法を示す。この基材3は平面視で矩形板状に形成されている。基材3の表面(上面)には突条20が基材3の長手方向と略平行に長く形成されている。基材3の突条20以外の部分は平坦部21として形成されている。突条20は基材3の長手方向の略全長にわたって形成されている。突条20の頂面(上面)20aは平坦部21の上面と略平行な平坦面に形成されている。また突条20の両方の側面20bは平坦部21から頂面20aに向かって上り傾斜する傾斜面として形成されている。このように突条20は断面略台形状に形成されている。このような基材3には、突条20の頂面20aと平坦部21の表面とが略水平な水平化粧面22として形成され、突条20の側面が水平に対して傾斜する傾斜化粧面23として形成されている。
このような基材3をインクジェット塗装するにあたっては、搬送コンベア(図示省略)により基材3が塗装ノズルヘッド9の下側を通過する際に、塗装ノズルヘッド9の噴射ノズル(図示省略)から基材3に向けて水性インク等のインクiを噴射するようにする。これにより、インクiが基材3の表面に付着して塗装することができるものである。
しかし、このようなインクジェット塗装では、水平化粧面22と傾斜化粧面23とで、インク密度を同等にすることが難しい。すなわち、塗装ノズルヘッド9の下面と略平行な面である水平化粧面22には、所定のインク密度で塗装が施される。一方、傾斜化粧面23に対して垂直な方向から傾斜化粧面23を目視した場合(視野H参照)、水平化粧面22に対して垂直な方向から水平化粧面22を目視した場合(視野L参照)よりもインク密度が疎(粗)となっている。
このように塗装面が立体的に形成された基材3にインクジェット塗装を行うと、インク密度が部分的にばらつくため、塗装むらが発生したような外観になり、塗装建築部材の外観価値が損なわれることがあった。そして、インク密度が低い部分では基材3の表面自体の色が現れ、例えば、基材3の表面に白色の受理層が形成されている場合は、白味が強く現れることになる。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、インク密度のばらつきを少なくして外観を低下を抑えることができる塗装建築部材の製造方法を提供することを目的とするものである。
本発明に係る塗装建築部材の製造方法は、角度の異なる複数の化粧面を有する基材にインクジェット塗装により塗装するにあたって、前記各化粧面に対して略垂直方向に位置する塗装ノズルヘッドからその化粧面に対して塗装を行うことを特徴とするものである。
本発明にあっては、前記基材は搬送されており、略水平な前記化粧面への塗装に先立って、傾斜する前記化粧面への塗装を行うことが好ましい。
本発明にあっては、前記傾斜する化粧面にはその幅寸法と同等の寸法でインクが噴出され、前記略水平な化粧面にはその幅寸法よりも大きい寸法でインクが噴出されることが好ましい。
本発明にあっては、前記基材が出隅部材であることが好ましい。
本発明にあっては、前記基材が出隅部材であり、この出隅部材を塗装ノズルヘッドに対して角度を変化させることが好ましい。
本発明では、前記各化粧面に対して略垂直方向に位置する塗装ノズルヘッドからその化粧面に対して塗装を行うので、角度の異なる複数の化粧面でのインク密度が略同等となり、インク密度のばらつきを少なくして外観を低下を抑えることができるものである。
本発明の実施の形態の一例を示し、(a)(b)は概略図である。 同上の他の実施の形態を示し、(a)は基材の正面図、(b)は概略図である。 同上の他の実施の形態を示し、(a)乃至(c)は概略図である。 インクジェット式塗装機の一例を示す概略図である。 従来例を示し、(a)(b)は概略図である。 他の従来例を示し、(a)は板材を示す平面図、(b)は基材の概略図である。
以下、本発明を実施するための形態を説明する。
基材3は、セメントを主成分とする窯業系基材を用いることができる。基材3の材質は特に限定されるものではなく、木材や金属、樹脂などの従来から建築部材に用いられているものをそのまま使用することができる。基材3の上面(塗装される表面)にはインクの定着性や発色性を向上させるために受理層を設けることができる。尚、インクとしては、上記と同様に、水性、油性、紫外線硬化型など一般的な物を用いることができる。
図1(a)(b)に、突条20が形成された基材3の塗装方法を示す。この基材3は平面視で矩形板状に形成されている。基材3の表面(上面)には突条20が基材3の長手方向と略平行に長く形成されている。基材3の突条20以外の部分は平坦部21として形成されている。突条20は基材3の長手方向の略全長にわたって形成されている。突条20の頂面(上面)20aは平坦部21の上面と略平行な平坦面に形成されている。また突条20の両方の側面20bは平坦部21から頂面20aに向かって上り傾斜する傾斜面として形成されている。このように突条20は断面略台形状に形成されている。このような基材3は、突条20の頂面20aと平坦部21の表面とが略水平な水平化粧面22として形成され、突条20の側面が水平に対して傾斜する傾斜化粧面23として形成されている。
そして、基材3はベルトコンベア等の搬送装置を用いて略水平に搬送される。また基材3はその長手方向と平行な方向に搬送される。搬送される基材3の上方には塗装ノズルヘッド9が配設されている。塗装ノズルヘッド9には、水平化粧面22を塗装するための水平ヘッド9aと、傾斜化粧面23を塗装するための傾斜ヘッド9bとが設けられている。水平ヘッド9aと傾斜ヘッド9bとは噴射するインク密度が同等であり、同じインク密度で塗装することができるものである。
水平ヘッド9aは、搬送されている基材3を横切るように長く形成されている。また水平ヘッド9aは、搬送されている基材3の水平化粧面22に対して略垂直な位置に配置されている。水平ヘッド9aの下面は、搬送されている基材3の水平化粧面22と略平行な面で形成されている。水平ヘッド9aの下面には、搬送されている基材3の平坦部21の表面及び突条20の頂面20aと対向する位置に噴射ノズル(図示省略)が設けられている。
傾斜ヘッド9bは、搬送されている基材3の傾斜化粧面23に対して略垂直な位置に配置されている。傾斜ヘッド9bには、搬送されている基材3の傾斜化粧面23と略平行な面が形成されている。この面は、搬送されている基材3の突条20の側面20bと対向しており、この面に噴射ノズル(図示省略)が設けられている。また傾斜ヘッド9bには基材3の水平化粧面22と対向する位置に噴射ノズルが設けられていない。
基材3の搬送方向に対して、傾斜ヘッド9bは水平ヘッド9aよりも上流側に配置されている。これにより、基材3の傾斜化粧面23は水平化粧面22に先立って塗装することができる。また水平ヘッド9aと傾斜ヘッド9bとが、互いに干渉することなく、塗装を行うことができる。図1において、水平ヘッド9aと傾斜ヘッド9bの間隔Rは特に限定されるものはないが、100〜1000mmとすることができる。この塗装順位においては、特に定着性が優れたインクi(傾斜化粧面23に塗装した際の流下性が低い)を用いる場合に有効であり、後から水平ヘッド9aにより塗装されることで水平化粧面22の傾斜化粧面9bの側端縁部がきれいに塗装されるものである。なお、用いられるインクiの定着性が低い(傾斜化粧面23に塗装した際の流下性が高い)場合には、塗装後、乾燥や紫外線照射などにより直ちにインクiを造膜(硬化)させる必要があるため、水平ヘッド9aは傾斜ヘッド9bよりも上流側に配置されるのが望ましい。
そして、基材3を塗装するにあたっては、基材3を塗装ノズルヘッド9の下方で一方向に搬送することによって行うことができる。基材3は、まず、傾斜ヘッド9bの下方を通過するように搬送され、このときに傾斜ヘッド9bから傾斜化粧面23に対して略垂直にインクiが噴射され、傾斜化粧面23にインクiが付着することにより塗装される。傾斜化粧面23が塗装された後、基材3は水平ヘッド9aの下方を通過するように搬送され、このときに水平ヘッド9aから水平化粧面22に対して略垂直にインクiが噴射され、水平化粧面22にインクiが付着することにより塗装される。このようにして、外壁材などとして使用される平板状の塗装建築部材を形成することができる。
このようにして形成される塗装建築部材では、各化粧面(水平化粧面22と傾斜化粧面23)に対して略垂直方向から略均一なインク密度で塗装することができる。従って、角度の異なる複数の化粧面でのインク密度が略同等となり、インク密度のばらつきを少なくして外観を低下を抑えることができるものである。
上記のようにして塗装するにあたって、傾斜化粧面23にはその幅寸法(平坦部21から頂面20aまでの寸法)と同等の寸法でインクiが噴出され、水平化粧面22にはその幅寸法(基材3の搬送方向と直交する方向の寸法)よりも大きい寸法でインクiが噴出されることが好ましい。これにより、傾斜化粧面23が塗装された後、水平化粧面22を塗装する際に、僅かに(0.1〜2.0mm)傾斜化粧面23も塗装されることになる。従って、水平化粧面22と傾斜化粧面23との境界部分が塗装されやすくなって、その境界部分を目立ちにくくすることができる。
図2(a)(b)に他の実施の形態を示す。この実施の形態では、塗装建築部材として出隅部材を製造するものである。
従来、この種の出隅部材は次のようにして製造される。まず、図6(a)に示すように、塗装された平板状の外壁材30から矩形状の二枚の部品31を切り出す。次に、各部品31の一方の長手端面を表面に対して約45°に傾斜するようにカットする。次に、部品31のカット面32同士を貼りあわせて二枚の部品31を約90°に配置して接合する。次に、図6(b)に示すように、二枚の部品31の接合部分の外側の角部を所定の幅寸法で面取り加工する。次に、面取り加工面33に補修塗料を塗布する。このようにして出隅部材を得ることができる。
しかし、上記の出隅部材は、面取り加工面33が通常1〜3色程度の補修塗料で塗り分けられるため、多色の部品31の化粧面(出隅部材の外面)とは違和感が生じることがあった。
そこで、本発明では出隅部材を基材3としてインクジェット塗装を行うものである。図2(a)に示すように、基材3は、矩形状の二枚の部品31を接合して形成されている。この場合も上記と同様に、平板状の板材から二枚の部品31を切り出し、各部品31の一方の長手端面を表面に対して約45°に傾斜するようにカットし、このカット面32同士を貼りあわせて二枚の部品31を約90°に配置して接合する。次に、二枚の部品31の接合部分の外側の角部を所定の幅寸法で面取り加工し、面取り加工面33を形成する。そして、この基材3では面取り加工面33が水平化粧面22として形成され、部品31の表面(出隅部材の外面)が傾斜化粧面23として形成されている。尚、部品31を切り出す板材には受理層等の下地塗装が施されていても、施されていなくてもいずれでもよい。
そして、このような出隅部材を基材3として塗装するにあたっては、上記と同様に、基材3を塗装ノズルヘッド9の下方で一方向に搬送することによって行うことができる。図2(b)に示すように、基材3は、まず、傾斜ヘッド9bの下方を通過するように搬送され、このときに傾斜ヘッド9bから傾斜化粧面23に対して略垂直にインクiが噴射され、傾斜化粧面23にインクiが付着することにより塗装される。傾斜化粧面23が塗装された後、基材3は水平ヘッド9aの下方を通過するように搬送され、このときに水平ヘッド9aから水平化粧面22に対して略垂直にインクiが噴射され、水平化粧面22にインクiが付着することにより塗装される。このようにして、塗装された断面略L字状の塗装建築部材を形成することができる。尚、この実施の形態においても、上記と同様に、傾斜化粧面23にはその幅寸法と同等の寸法でインクiが噴出され、水平化粧面22にはその幅寸法よりも大きい寸法でインクiが噴出されることが好ましい。
この実施の形態では、出隅部材の外面の全てがインクジェット塗装されるため、水平化粧面22と傾斜化粧面23とで塗装方法の違いや塗料の違いによる外観が相違することを少なくすることができ、統一感のある外観が得られるものである。
図3に他の実施の形態を示す。この実施の形態では、上記と同様に、出隅部材をインクジェット塗装するものであるが、出隅部材を回転させながら塗装を行うものである。
すなわち、まず、図3(a)に示すように、塗装ノズルヘッド9の下方に基材3を配置する。このとき、塗装ノズルヘッド9の下面と一方の部材31の外面(傾斜化粧面23)とを略平行になるように対向させる。この状態で塗装ノズルヘッド9から一方の部材31の外面(傾斜化粧面23)に対して略垂直にインクiが噴射される。次に、図3(b)に示すように、基材3の長手方向を軸として基材3を回転させて塗装ノズルヘッド9の下面と基材3の面取り加工面33(水平化粧面22)とを略平行になるように対向させる。この状態で塗装ノズルヘッド9から面取り加工面33(水平化粧面22)に対して略垂直にインクiが噴射される。次に、図3(c)に示すように、基材3の長手方向を軸として基材3を回転させて塗装ノズルヘッド9の下面と他方の部材31の外面(傾斜化粧面23)とを略平行になるように対向させる。この状態で塗装ノズルヘッド9から他方の部材31の外面(傾斜化粧面23)に対して略垂直にインクiが噴射される。このようにして基材3を回転させながらその外面に塗装し、基材3を長手方向に順次搬送しながら、その全長にわたって塗装を行うことができる。尚、この実施の形態においても、上記と同様に、傾斜化粧面23にはその幅寸法と同等の寸法でインクiが噴出され、水平化粧面22にはその幅寸法よりも大きい寸法でインクiが噴出されることが好ましい。
この実施の形態では、搬送される基材3の水平化粧面22や傾斜化粧面23に合わせて水平ヘッド9aや傾斜ヘッド9bを設置することが困難な場合に有効であり、塗装ノズルヘッド9と基材3との角度を相対的に調整して塗装を行うことができる。
i インク
3 基材
9 塗装ノズルヘッド
22 水平化粧面
23 傾斜化粧面

Claims (5)

  1. 角度の異なる複数の化粧面を有する基材にインクジェット塗装により塗装するにあたって、前記各化粧面に対して略垂直方向に位置する塗装ノズルヘッドからその化粧面に対して塗装を行うことを特徴とする塗装建築部材の製造方法。
  2. 前記基材は搬送されており、略水平な前記化粧面への塗装に先立って、傾斜する前記化粧面への塗装を行うことを特徴とする請求項1に記載の塗装建築部材の製造方法。
  3. 前記傾斜する化粧面にはその幅寸法と同等の寸法でインクが噴出され、前記略水平な化粧面にはその幅寸法よりも大きい寸法でインクが噴出されることを特徴とする請求項1又は2に記載の塗装建築部材の製造方法。
  4. 前記基材が出隅部材であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の塗装建築部材の製造方法。
  5. 前記基材が出隅部材であり、この出隅部材を塗装ノズルヘッドに対して角度を変化させることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の塗装建築部材の製造方法。
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