JP2014105176A - ケラチン繊維を処理する方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ケラチン繊維、好ましくは毛髪を処理する方法であって、少なくとも1種の還元剤を含む第1の化粧用組成物をケラチン繊維上に適用する工程と;ケラチン繊維をすすぐ工程と;ケラチン繊維を乾燥する第1の乾燥工程と;乾燥させたケラチン繊維上に少なくとも1種の酸化剤を含む第2の化粧用組成物を適用する工程と;ケラチン繊維から第2の化粧用組成物をすすぎ落さずにケラチン繊維を乾燥する第2の乾燥工程とを含む、方法。
【選択図】なし
Description
- 長い処理時間;
- 環境ストレス(ブラッシングによる機械的圧迫、頻繁なシャンプー、光曝露、高湿度等)に対する不十分な長時間持続性;
- 不十分なパーマ効率;
- とりわけ、繰り返される適用における、又は、酸化的着色等の別の化学的処理との組合せにおける高レベルの毛髪劣化;
- 人工的に着色した毛髪(例えば酸化的着色による)の退色;及び
- 残臭。
- 少なくとも1種の還元剤を含む第1の化粧用組成物をケラチン繊維上に適用する工程と;
- ケラチン繊維をすすぐ工程と;
- ケラチン繊維を乾燥する第1の乾燥工程と;
- 乾燥させたケラチン繊維上へ、少なくとも1種の酸化剤を含む第2の化粧用組成物を適用する工程と;
- ケラチン繊維から第2の化粧用組成物をすすぎ落とさずにケラチン繊維を乾燥する第2の乾燥工程とを含む方法により達成することができる。
本発明によるケラチン繊維、好ましくは毛髪を、処理する方法は、
- 少なくとも1種の還元剤を含む第1の化粧用組成物をケラチン繊維上に適用する工程と;
- ケラチン繊維をすすぐ工程と;
- ケラチン繊維を乾燥する第1の乾燥工程と;
- 少なくとも1つの酸化剤を含む第2の化粧用組成物を、乾燥させたケラチン繊維上へ適用する工程と;
- ケラチン繊維から第2の化粧用組成物をすすぎ落とさずにケラチン繊維を乾燥する第2の乾燥工程とを含む。
a)ケラチン繊維のカールを形成するために、少なくとも1つの再成形手段又は機械的張力付与手段上にケラチン繊維を巻き上げることにより、ケラチン繊維を機械的張力下に置く工程と;
b)少なくとも1種の還元剤を含む第1の化粧用組成物をケラチン繊維に適用する工程と;
c)ケラチン繊維をすすぐ工程と;
d)ケラチン繊維を乾燥する第1の乾燥(例えば乾燥器で35から70℃で)工程と;
e)乾燥させたケラチン繊維上に、少なくとも1種の酸化剤を含む第2の化粧用組成物を適用する工程と;
f)ケラチン繊維から第2の化粧用組成物をすすぎ落とさずにケラチン繊維を乾燥する第2の乾燥工程と
を含む方法であってもよい。
a)少なくとも1種の還元剤を含む第1の化粧用組成物をケラチン繊維に適用する工程と;
b)ケラチン繊維をすすぐ工程と;
c)ケラチン繊維のカールを形成するために、少なくとも1つの再成形手段又は機械的張力付与手段上にケラチン繊維を巻き上げることにより、ケラチン繊維を機械的張力下に置く工程と;
d)ケラチン繊維を乾燥する第1の乾燥(例えばデジタルパーマ装置で70から150℃で)工程と;
e)乾燥させたケラチン繊維上に、少なくとも1種の酸化剤を含む第2の化粧用組成物を適用する工程と;
f)ケラチン繊維から第2の化粧用組成物をすすぎ落とさずにケラチン繊維を乾燥する第2の乾燥工程と
を含む方法であってもよい。
a)少なくとも1種の還元剤を含む第1の化粧用組成物をケラチン繊維に適用する工程と;
b)ケラチン繊維をすすぐ工程と;
c)ケラチン繊維を乾燥する第1の乾燥(例えばホットアイロンで150から250℃で)工程と;
e)乾燥させたケラチン繊維上に、少なくとも1種の酸化剤を含む第2の化粧用組成物を適用する工程と;
f)ケラチン繊維から第2の化粧用組成物をすすぎ落とさずにケラチン繊維を乾燥する第2の乾燥工程と
を含む方法であってもよい。
本発明による方法において使用される第1の化粧用組成物は、少なくとも1つの還元剤を含む。2種以上の還元剤を組み合わせて使用してもよい。このため、単一の種類の還元剤を使用してもよく、又は異なる種類の還元剤の組合せを使用してもよい。
Lは、酸素原子、硫黄原子、窒素原子及びケイ素原子から選ばれる1個又は複数のヘテロ原子を任意選択で含む、共有結合又は二価の炭化水素系基を表すリンカーであり;
mは、0又は1に等しい整数であり;
qは、1又は2に等しい整数であり;
pは、0又は1に等しい整数であり;
R31、R32及びR33は、同一であっても異なってもよく、
水素原子;
ハロゲン原子;
ヒドロキシル基;
カルボキシル基;
一価の炭化水素系基
(硫黄原子、酸素原子、窒素原子、リン原子及びケイ素原子から選ばれる1個又は複数のヘテロ原子を任意選択で含み、
ハロゲン原子、
ヒドロキシル基、
アルコキシ基、
ハロアルキル基、
アミノ基、
カルボキシル基、
アルコキシカルボニル基、
アミド基、
アルキルアミノカルボニル基、
アシルアミノ基、
モノ又はジ(アルキル)アミノ基、
モノ又はジ(ヒドロキシアルキル)アミノ基、
N-アリール-N-アルキルアミノ基、
非置換か、又はハロゲン原子、ヒドロキシル基、アルコキシ基及びモノ若しくはジ(アルキル)アミノ基から選ばれる1つ又は複数の基で置換されている芳香環又は芳香族複素環、
シアノ基、
スルホン酸基、スルフィン酸基、ホスホン酸基又はカルボン酸基等の、水中でのホスフィンの溶解性を増進させる基、
置換又は非置換、芳香族又は非芳香族の複素環基;
置換又は非置換のアリール基;
置換又は非置換のアリールアルキル基;
アリールアルキルオキシ基;
置換又は非置換、芳香族又は非芳香族の複素環基;
シリル基
から選ばれる1つ又は複数の基により任意選択で置換される)
を表し、
q=1であるとき、m=0、p=1であり、
q=2であるとき、m=1、p=0又は1であり、その場合
p=0であるとき、リンカーLは、リン原子に付着しており、
p=1であるとき、リンカーLは、R31基、R32基及びR33基のうちの1つに付着していると理解される]
の化合物、ならびにその酸付加塩から選ぶことができる。
本発明による方法において使用される第2の化粧用組成物は、少なくとも1種の酸化剤を含む。2種以上の酸化剤を組み合わせて使用できる。このため、単一の種類の酸化剤、又は異なる種類の酸化剤の組合せを使用してもよい。
第1の化粧用組成物及び/又は第2の化粧用組成物は、少なくとも1種の界面活性剤を含んでもよい。2種以上の界面活性剤を使用できる。このため、単一の種類の界面活性剤、又は異なる種類の界面活性剤の組合せを使用してもよい。
陰イオン性界面活性剤が、(C6〜C30)アルキル硫酸塩、(C6〜C30)アルキルエーテル硫酸塩、(C6〜C30)アルキルアミドエーテル硫酸塩、アルキアリールポリエーテル硫酸塩、モノグリセリド硫酸塩;(C6〜C30)アルキルスルホン酸塩、(C6〜C30)アルキルアミドスルホン酸塩、(C6〜C30)アルキルアリールスルホン酸塩、α-オレフィンスルホン酸塩、パラフィンスルホン酸塩;(C6〜C30)アルキルリン酸塩;(C6〜C30)アルキルスルホコハク酸塩、(C6〜C30)アルキルエーテルスルホコハク酸塩、(C6〜C30)アルキルアミドスルホコハク酸塩;(C6〜C30)アルキルスルホ酢酸塩;(C6〜C24)アシルサルコシン酸塩;(C6〜C24)アシルグルタマート;(C6〜C30)アルキルポリグリコシドカルボキシルエーテル;(C6〜C30)アルキルポリグリコシドスルホコハク酸塩;(C6〜C30)アルキルスルホスクシナマート;(C6〜C24)アシルイセチオナート;N-(C6〜C24)アシルタウリン酸塩;C6〜C30脂肪酸塩;ココナッツ油酸塩又は水素化ココナッツ油酸塩;(C8〜C20)アシル乳酸塩;(C6〜C30)アルキル-D-ガラクトシドウロン酸塩;ポリオキシアルキル化(C6〜C30)アルキルエーテルカルボン酸塩;ポリオキシアルキル化(C6〜C30)アルキルアリールエーテルカルボン酸塩;及びポリオキシアルキル化(C6〜C30)アルキルアミドエーテルカルボン酸塩;ならびに相当する酸の形態からなる群から選択されることが好ましい。
両性界面活性剤又は双性イオン界面活性剤は、例えば(非限定的に挙げると)、脂肪族第二級アミン又は脂肪族第三級アミン等のアミン誘導体、及び任意選択で第四級化されたアミンの誘導体とすることができるのであって、その脂肪族基は、8から22個の炭素原子を含んで、少なくとも1つの、水に可溶化させる陰イオン基(例えばカルボン酸イオン、スルホン酸イオン、硫酸イオン、リン酸イオン又はホスホン酸イオン)を含有している、直線状又は分枝状の鎖である。
R1-CONHCH2CH2-N+(R2)(R3)(CH2COO-)M+X- (B1)
(式中、
R1は、加水分解ココナッツ油中に存在する酸R1-COOHのアルキル基、ヘプチル、ノニル又はウンデシル基を表し、
R2は、β-ヒドロキシエチル基を表し、
R3は、カルボキシメチル基を表し、
M+は、ナトリウム等のアルカリ金属に由来する陽イオン性イオン;アンモニウムイオン;又は有機アミンに由来するイオンを表し;
X-は、ハロゲン化物、酢酸塩、リン酸、硝酸塩、アルキル(C1〜C4)硫酸塩、アルキル(C1〜C4)-又はアルキル(C1〜C4)アリール-スルホン酸塩、特にメチル硫酸塩及びエチル硫酸塩等の有機又は無機の陰イオンを表し;又はM+及びX-は存在せず);
R1'-CONHCH2CH2-N(B)(C) (B2)
[式中、
R1'は、ココナッツ油中若しくは加水分解亜麻仁油中に存在する酸R1'-COOHのアルキル基と、C7、C9、C11若しくはC13アルキル基等のアルキル基、C17アルキル基及びそのイソ型、又は不飽和C17基を表し、
Bは、-CH2CH2OX'を表し、
Cは、z=1又は2のときに-(CH2)z-Y'を表し、
X'は、-CH2-COOH基、-CH2-COOZ'、-CH2CH2-COOH、-CH2CH2-COOZ'又は水素原子を表し、
Y'は、-COOH,-COOZ'、-CH2-CHOH-SO3Z'、-CH2-CHOH-SO3H基又はCH2-CH(OH)-SO3-Z'基
(式中、Z'は、ナトリウム等のアルカリ金属又はアルカリ土類金属のイオン、アンモニウムイオン、又は有機アミンに由来するイオンを表す)を表す];
ならびに
Ra''-NH-CH(Y'')-(CH2)n-C(O)-NH-(CH2)n'-N(Rd)(Re) (B'2)
[式中、
Y''は、-C(O)OH、-C(O)OZ''、-CH2-CH(OH)-SO3H又はCH2-CH(OH)-SO3-Z''
(式中、Z''は、ナトリウム等のアルカリ金属又はアルカリ土類金属のイオン、アンモニウムイオン、又は有機アミンに由来するイオンを表す)を表し;
Rd及びReは、C1〜C4アルキル基又はC1〜C4ヒドロキシアルキル基を表し;
Ra''は、酸からのC10〜C30アルキル基又はアルケニル基を表し;
n及びn'は、それぞれ独立に、1から3の整数を表す]
である。
陽イオン性界面活性剤は、任意選択でポリオキシアルキレン化された、第一級、第二級及び第三級脂肪アミン塩、第四級アンモニウム塩、及びそれらの混合物からなる群から選択することができる。
R1、R2、R3及びR4は、同一であっても異なってもよく、1から30個の炭素原子及び任意選択で酸素、窒素、硫黄及びハロゲン等のヘテロ原子を含む、直鎖及び分枝鎖の脂肪族基から選ばれる。脂肪族基は、例えばアルキル、アルコキシ、C2〜C6ポリオキシアルキレン、アルキルアミド、(C12〜C22)アルキルアミド(C2〜C6)アルキル、(C12〜C22)アルキルアセタート基及びヒドロキシアルキル基;ならびにアリール及びアルキルアリール等の芳香族基から選ばれることができ、X-は、ハロゲン化物、リン酸塩、酢酸塩、乳酸塩、(C2〜C6)アルキルスルフェート及びアルキル-又はアルキルアリール-スルフォネートから選ばれる)のもの;
イミダゾリンの第四級アンモニウム塩で、例えば式(B4)
R5は、8から30個の炭素原子を含むアルケニル基及びアルキル基、例えば獣脂の、若しくはココナッツの脂肪酸誘導体から選ばれ;
R6は、水素、C1〜C4アルキル基、及び8個から30個の炭素原子を有するアルケニル基及びアルキル基から選ばれ;
R7は、C1〜C4アルキル基から選ばれ;
R8は、水素及びC1〜C4アルキル基から選ばれ;
X-は、ハロゲン化物、リン酸塩、酢酸塩、乳酸塩、アルキル硫酸塩、アルキルスルホン酸塩及びアルキルアリールスルホン酸塩から選ばれる。一実施形態では、R5及びR6は、例えば12から21個の炭素原子を有するアルケニル基及びアルキル基から選ばれる基の混合物であり、獣脂の脂肪酸誘導体等があり、R7はメチルであり、R8は水素である。こうした生成物の例には、クオンテリウム-27(CTFA 1997)及びクオンテリウム-83(CTFA 1997)が挙げられ、これらはWitco社により「Rewoquat(登録商標)」W75、W90、W75PG及びW75HPGの名称で販売されているがこれに限定されない)のもの;
式(B5)
R9は、16から30個の炭素原子を有する脂肪族基から選ばれ;
R10は、1から4個の炭素原子を有する水素基若しくはアルキル基、又は基-(CH2)3(R16a)(R17a)(R18a)N+X-から選ばれ;
R11、R12、R13、R14、R16a、R17a及びR18aは、同一であっても異なってもよく、1から4個の炭素原子を有する水素基及びアルキル基から選ばれ;
X-は、ハロゲン化物、酢酸塩、リン酸塩、硝酸塩、硫酸エチル及び硫酸メチルから選ばれる。こうしたジ第四級アンモニウム塩の例には、FINETEX(クオンテリウム-89)又はFINQUAT CT(クオンテリウム-75)のFINQUAT CT-Pがある]のジ又はトリ第四級アンモニウム塩;
ならびに、
少なくとも1つのエステル官能基を有する第四級アンモニウム塩で、式(B6)
R22は、C1〜C6アルキル基、ならびにC1〜C6ヒドロキシアルキル基及びジヒドロキシアルキル基から選ばれ;
R23は、基
R25は、基
R24、R26及びR28は、同一であっても異なってもよく、直鎖及び分枝鎖の、飽和及び不飽和のC7〜C21炭化水素系基から選ばれ;
r、s及びtは、同一であっても異なってもよく、2から6の範囲の整数から選ばれ;
r1及びt1のそれぞれは、同一であっても異なってもよく、0又は1であり、r2+r1=2rであり、t1+t2=2tであり;
yは、1から10の範囲の整数から選ばれ;
x及びzは、同一であっても異なってもよく、0から10の範囲の整数から選ばれ;
X-は、単体及び錯体の、有機及び無機の、陰イオンから選ばれ;但しx+y+zの和は1から15の範囲であり、但しxが0であるときR23はR27を表し、但しzが0であるときR25はR29を表す。R22は、直鎖及び分枝鎖のアルキル基から選ぶことができる。一実施形態では、R22は、直鎖のアルキル基から選ばれる。別の実施形態では、R22は、メチル基、エチル基、ヒドロキシエチル基及びジヒドロキシプロピル基から選ばれ、例えばメチル基及びエチル基から選ばれる。一実施形態では、x+y+zの和は、1から10の範囲である。R23が炭化水素系基R27であるとき、それは、長鎖で12から22個の炭素原子を含むものであってもよく、又は短鎖で1から3個の炭素原子を含むものであってもよい。R25が炭化水素系基R29であるとき、それは、例えば1から3個の炭素原子を含んでいてもよい。非限定的な例として、一実施形態では、R24、R26及びR28は、同一であっても異なってもよく、直鎖及び分枝鎖の、飽和及び不飽和のC11〜C21炭化水素系基から選ばれ、例えば直鎖及び分枝鎖の、飽和及び不飽和のC11〜C21アルキル基及びアルケニル基から選ばれる。別の実施形態では、x及びzは、同一であっても異なってもよく、0又は1である。一実施形態では、yは1に等しい。別の実施形態では、r、s及びtは、同一であっても異なってもよく、2又は3に等しく、例えば2に等しい。陰イオンX-は、例えば、塩化物イオン、臭化物イオン及びヨウ化物イオン等のハロゲン化物イオンから選ぶことができ;メチル硫酸塩等のC1〜C4アルキル硫酸塩から選ぶことができる。しかし、メタンスルホン酸塩、リン酸塩、硝酸塩、トシラートと、酢酸及び乳酸等の有機酸に由来の陰イオン、ならびにエステル官能基を含むアンモニウムに適合する任意の他の陰イオンが、本発明により使用できる陰イオンの、他の非限定的な例である。一実施形態では、陰イオンX-は、塩化物及び硫酸メチルから選ばれる)
のもの等が挙げられるがそれらに限定されない。
R22は、メチル基及びエチル基から選ばれ、
x及びyは、1に等しく;
zは、0又は1に等しく;
r、s及びtは、2に等しく;
R23は、基
R25は、基
R24、R26及びR28は、同一であっても異なってもよく、直鎖及び分枝鎖の、飽和及び不飽和のC13〜C17炭化水素系基、例えば直鎖及び分枝鎖の、飽和及び不飽和のC13〜C17アルキル基及びアルケニル基から選ばれる。
非イオン性界面活性剤は、周知の化合物である(例えば、この点に関して、「Handbook of Surfactants」、M.R.Porter、Blackie & Son出版(グラスゴー及びロンドン)、1991年、116〜178頁を参照されたい)。このため、非イオン性界面活性剤は、例えば、ポリエトキシル化、ポリプロポキシル化又はポリグリセリン化されており、例えば8から18個の炭素原子を含む少なくとも1つの脂肪鎖を有する、アルコール、α-ジオール、アルキルフェノール及び脂肪酸のエステルから選んでもよく、エチレンオキシド基又はプロピレンオキシド基の数は1から100までの範囲であり、グリセリン基の数は1から30までの範囲とすることが可能である。マルトース誘導体もまた挙げることができる。非限定的であるが、エチレンオキシド及び/又はプロピレンオキシドのコポリマー;エチレンオキシド及び/又はプロピレンオキシドの、脂肪アルコールとの縮合物;例えば1から30molのエチレンオキシドを含むポリエトキシル化脂肪アミド;例えば1から5個の、1.5から4個等のグリセリン基を含むポリグリセリン化脂肪アミド;2から30molのエチレンオキシドを含む、ソルビタンのエトキシル化脂肪酸エステル;植物由来のエトキシル化油;スクロースの脂肪酸エステル;ポリエチレングリコールの脂肪酸エステル;グリセロールの脂肪酸モノエステル又はジエステル;(C6〜C24)アルキルポリグリコシド;N-(C6〜C24)アルキルグルカミン誘導体、(C10〜C14)アルキルアミンオキシド又はN-(C10〜C14)アシルアミノプロピルモルホリンオキシド等のアミンオキシド;ならびにそれらの混合物もまた挙げることができる。
オキシアルキレン化(C8〜C24)アルキルフェノール、
飽和又は不飽和の、直鎖又は分枝鎖の、オキシアルキレン化C8〜C30アルコール、
飽和又は不飽和の、直鎖又は分枝鎖の、オキシアルキレン化C8〜C30アミド、
飽和又は不飽和の、直鎖又は分枝鎖の、C8〜C30酸のエステル、及びポリエチレングリコールのエステル、
飽和又は不飽和の、直鎖又は分枝鎖の、C8〜C30酸のポリオキシエチレン化エステル、及びソルビトールのポリオキシエチレン化エステル、
飽和又は不飽和の、オキシエチレン化植物油、
酸化エチレン及び/又は酸化プロピレンの、中でも、単独で又は混合物としての縮合物
が挙げられる。
RO-[CH2-CH(CH2OH)-O]m-H又はRO-[CH(CH2OH)-CH2O]m-H
(式中、Rは、直鎖又は分枝鎖のC8〜C40アルキル基又はアルケニル基、好ましくはC8〜C30アルキル基又はアルケニル基を表し、mは1から30、好ましくは1から10の範囲である数を表す)
に相当する。
第1の化粧用組成物及び/又は第2の化粧用組成物は、少なくとも1種のシリコーンを含んでもよい。2種以上のシリコーンを使用できる。このため、単一の種類のシリコーン、又は異なる種類のシリコーンの組合せを使用してもよい。
(i)3から7個のケイ素原子、例としては4から5個のケイ素原子を含む環状のポリジアルキルシロキサン。こうしたシロキサンの非限定的な例には、オクタメチルシクロテトラシロキサン[例としては、UNION CARBIDEによりVOLATILE SILICONE(登録商標)7207の商品名で、及びRHODIAによりSILBIONE(登録商標)70045 V2として市販されているもの]、デカメチルシクロペンタシロキサン[UNION CARBIDEによりVOLATILE SILICONE(登録商標)7158の商品名で、及びRHODIAによりSILBIONE(登録商標)70045 V5として市販されているもの]、ならびにそれらの混合物が挙げられる。シクロメチコンを使用することもでき、例えばDOW CORNINGによりDC244、DC245、DC344、DC345及びDC246の参照名で市販されているものがある。ジメチルシロキサン/メチルアルキルシロキサン型のシクロコポリマーも使用することができ、例えば式
(ii)2から9個のケイ素原子を含み、粘度が、25℃で、5×10-6m2/s以下である、直鎖の揮発性ポリジアルキルシロキサン。こうした化合物の非限定的な例には、デカメチルテトラシロキサンがあり、例としてはTORAY SILICONEにより「SH-200」の商品名で市販されている。このクラスに属するシリコーンも、例えば、Cosmetics and Toiletries、第91巻、1976年1月、27〜32頁、TODD & BYERS、「Volatile Silicone fluids for cosmetics」に記載されている。
RHODIAにより市販されているSILBIONE(登録商標)液47シリーズ及び70047シリーズならびにMIRASIL(登録商標)液、例えば70047液V 500000;
RHODIAにより市販されているMIRASIL(登録商標)シリーズの液;
DOW CORNINGにより市販されている200シリーズの液、例えば粘度が60,000mm2/sのDC200;
GENERAL ELECTRICのVISCASIL(登録商標)液、及びGENERAL ELECTRICのSFシリーズのいくつかの液(例えばSF 96及びSF 18);ならびに
DOW CORNINGによりDC 1664の参照名で市販されている液
が挙げられる。
鎖の末端でヒドロキシル化されているポリジメチルシロキサン又はジメチコノール(CTFA)と、シクロメチコン(CTFA)とも呼ばれる環状ポリジメチルシロキサンとの混合物(DOW CORNINGにより市販されているQ2 1401製品等);
ポリジメチルシロキサンガムと環状シリコーンとの混合物(GENERAL ELECTRICにより市販されているSF1214 Silicone Fluid製品等で、こうした製品は、数平均分子量が500,000でSF1202 Silicone Fluid中で可溶化されているジメチコンに相当するSF30ガムであり、デカメチルシクロペンタシロキサンに相当する製品である);及び
粘度の異なる2つのPDMSの混合物、例えばPDMSガムとPDMS液との混合物(GENERAL ELECTRICにより市販されているSF1236製品等)。SF 1236製品は、粘度が20m2/sである上記で定義されたもの等のSE 30ゴムと、粘度が5×10-6m2/sであるSF 96液の混合物である。こうした製品は、SE 30ゴムを15%、SF 96液を85%、構成することができる。
R2SiO2/2、R3SiO1/2、RSiO3/2及びSiO4/2
(式中、Rは、1から16個の炭素原子を含むアルキル基である。少なくとも1つの実施形態によれば、Rは、メチル基等の低級C1〜C4アルキル基である)
の少なくとも1つを含む架橋したシロキサン系が挙げられるが、これらに限定されない。
RHODIA製のSILBIONE(登録商標)液の70641シリーズ;RHODIA製のRHODORSIL(登録商標)液の70633シリーズ及び763シリーズ;
DOW CORNINGによりDOW CORNING 556 COSMETIC GRADE FLUIDの参照名で市販されているフェニルトリメチコン液;
BAYER製のPKシリーズのシリコーン、例えばPK20製品;
BAYER製のPNシリーズ、PHシリーズのシリコーン、例えばPN1000製品及びPH1000製品;ならびに
GENERAL ELECTRIC製のいくつかのSFシリーズの液、例えばSF 1023、SF 1154、SF 1250及びSF 1265。
C6〜C24アルキル部分を任意選択で含むポリエチレンオキシ及び/又はポリプロピレンオキシ部分を含むポリオルガノシロキサン(DOW CORNINGによりDC1248の商品名及びDC Q2-5220の商品名で市販されているジメチコンコポリオールと呼ばれる製品、ならびに、UNION CARBIDEにより市販されているSILWET(登録商標)L722、L7500、L77及びL711液、ならびに、DOW CORNINGによりQ2 5200の商品名で市販されている(C12)アルキルメチコンコポリオール;
任意選択で置換されているアミン部分を含むポリオルガノシロキサン、例えばGENESEEによりGP4 Silicone Fluid及びGP7100の商品名で市販されている製品、ならびにDOW CORNINGによりQ2 8220、DOW CORNING 929及び939の商品名で市販されている製品。置換されているアミン部分は、例えばアミノC1〜C4アルキル部分から選ぶことができる。アミノシリコーンは、追加的なC1〜4アルコキシ官能基を有してもよく、例えばWACKER BELSIL ADM LOG1製品に相当するもの;
アルコキシル化された部分を含むポリオルガノシロキサン、例えばSWS SILICONESにより「SILICONE COPOLYMER F-755」の商品名で、及びGOLDSCHMIDTによりABIL WAX(登録商標)2428、2434及び2440の商品名で市販されている製品;
ヒドロキシル化された部分を含むポリオルガノシロキサン、例としては、仏国特許出願公開第8516334号に記載されている、ヒドロキシアルキル官能基を含有するポリオルガノシロキサン等;
アシルオキシアルキル部分を含むポリオルガノシロキサン、例えば米国特許第4,957,732号に記載されているポリオルガノシロキサン;
カルボン酸タイプの陰イオン性部分を含むポリオルガノシロキサン、例えばチッソ株式会社により市販されている、欧州特許第0186507号に記載されている製品、ならびにカルボキシルアルキルの陰イオン性部分を含むポリオルガノシロキサン、例えば信越化学工業株式会社により市販されているX-22-3701E製品中に存在するもの;
2-ヒドロキシアルキルスルホネート及び2-ヒドロキシアルキルチオスルフェートを含むポリオルガノシロキサン、例えばGOLDSCHMIDTによりABIL(登録商標)S201及びABIL(登録商標)S255の商品名で市販されている製品;
ヒドロキシル化部分を含むポリオルガノシロキサン、例えば欧州特許出願公開第0342834号に記載されているポリオルガノシロキサンで、対応する市販の製品の非限定的な例には、DOW CRONINGにより市販されている製品Q2-8413がある;
アクリル部分を含むポリオルガノシロキサン、例えば3MによりVS80及びVS70の名称で市販されている製品;ならびに
ポリアミン部分、及び
オキサゾリン部分
第1の化粧用組成物及び/又は第2の化粧用組成物は、少なくとも1つの陽イオン性ポリマーを含んでもよい。2種以上の陽イオン性ポリマーを使用できる。このため、単一の種類の陽イオン性ポリマー、又は異なる種類の陽イオン性ポリマーの組合せを使用してもよい。
R3は、同一であっても異なってもよく、水素原子又はCH3基を表し;
Aは、同一であっても異なってもよく、直鎖又は分枝鎖の、1〜6個、好ましくは2個又は3個の炭素原子のアルキル基、又は1〜4個の炭素原子のヒドロキシアルキル基を表し;
R4、R5及びR6は、同一であっても異なってもよく、1から18個の炭素原子を有するアルキル基、又は1から6個の炭素原子を有するベンジル基、好ましくはアルキル基を表し;
R1及びR2は、同一であっても異なってもよく、1〜6個の炭素原子を有する水素基又はアルキル基、好ましくはメチル又はエチルを表し;
Xは、無機酸若しくは有機酸に由来する陰イオン、例えばメト硫酸塩アニオン、又は塩化物若しくは臭化物等のハロゲン化物を表す)
の単位の少なくとも1つを含むホモポリマー又はコポリマー。
- アクリルアミドと、硫酸ジメチル又はハロゲン化ジメチルで第四級化されたメタクリル酸ジメチルアミノエチルとのコポリマー、例えばHercules社によりHercoflocという名称で販売されている製品;
- アクリルアミドとメタクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウムクロリドとのコポリマー、例えば欧州特許出願公開第080976号に記載され、Ciba Geigy社によりBina Quat P 100という名称で販売されているもの;
- アクリルアミドとメタクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウムメト硫酸塩とのコポリマーで、Hercules社によりRetenという名称で販売されているもの;
- 第四級化又は非第四級化ビニルピロリドン/アクリル酸若しくはメタクリル酸ジアルキルアミノアルキルのコポリマー、例えばISP社により「Gafquat」という名称で販売されている製品、例としては「Gafquat 734」又は「Gafquat 755」、又はそうでなければ「Copolymer 845、958及び937」として知られているもの(これらのポリマーは、仏国特許第2077143号及び第2393573号に詳細に記載されている);
- ジメチルアミノエチルメタクリレート/ビニルカプロラクタム/ビニルピロリドンのターポリマー、例えばGaffix VC 713の名称でISP社により販売されている製品;
- ビニルピロリドン/メタクリルアミドプロピルジメチルアミンのコポリマーで、ISPにより特にStyleze CC 10の名称で販売されているもの、及び第四級化されたビニルピロリドン/ジメチルアミノプロピルメタクリルアミドのコポリマーで、例えば「Garquat HS 100」の名称でISP社により販売されている製品;
- 架橋されたメタクリロイルオキシ(C1〜C4)アルキルトリ(C1〜C4)アルキルアンモニウム塩のポリマー、例えば、塩化メチルで第四級化されたメタクリル酸ジメチルアミノエチルを単独重合し、又は塩化メチルで第四級化されたメタクリル酸ジメチルアミノエチルとアクリルアミドとを共重合し、単独重合又は共重合の後に、メチレンビスアクリルアミド等のオレフィン性不飽和を含む化合物と架橋結合することによって得られるポリマー。鉱物油中に前記コポリマーを50重量%含んだ分散液の形態にある架橋アクリルアミド/メタクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウムクロリドのコポリマー(重量比20/80)を、より具体的には使用することができる。この分散剤は、Allied Colloids社により「Salcare(登録商標) SC 92」という名称で販売されている。約50重量%のホモポリマーを鉱物油中又は液体のエステル中に含有する、架橋された塩化メタクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウムホモポリマーを使用することもできる。これらの分散剤は、例えばAllied Colloids社により「Salcare(登録商標) SC 95」及び「Salcare(登録商標) SC 96」という名称で販売されている。
a)陽イオン性セルロール誘導体
陽イオン性ポリマーには、第四級アンモニウム基を有するセルロースエーテル誘導体が挙げられ、これは、仏国特許第1492597号に記載されており、特にUnion Carbide Corporation社により「JR」(JR 400、JR 125、JR 30M)又は「LR」(LR 400、LR 30M)の名称で販売されているポリマーがある。これらのポリマーは、CTFA辞典で、トリメチルアンモニウム基で置換されたエポキシドと反応したヒドロキシエチルセルロース第四級アンモニウムとしても定義されている。
陽イオン性グアーガムは、より特定すれば、米国特許第3589578号及び第4031307号に記載されており、例えば陽イオン性のトリアルキルアンモニウム基を有するグアーガムがある。例えば、2,3-エポキシプロピルトリメチルアンモニウムの塩(例えばクロリド)で修飾されているグアーガムが使用される。こうした製品は、特にMeyhall社によりJaguar C13S、Jaguar C15、Jaguar C17、及びJaguar C162の商品名で販売されている。
k及びtは0又は1に等しく、和k+tは1に等しく;R9は、水素原子又はメチル基を表し;R7及びR8は、互いに独立して、1から6個の炭素原子を有するアルキル基、アルキル基が好ましくは1から5個の炭素原子を有するヒドロキシアルキル基、低級(C1〜C4)アミドアルキル基を表し、又は、R7及びR8は、それらが結合している窒素原子と共に、ピペリジル若しくはモルホニル等の複素環基を表すことができ;R7及びR8は、互いに独立して、好ましくは1から4個の炭素原子を有するアルキル基を表し;Y-は、臭化物イオン、塩化物イオン、酢酸イオン、ホウ酸イオン、クエン酸イオン、酒石酸イオン、硫酸水素イオン、亜硫酸水素イオン、硫酸イオン又はリン酸イオン等の陰イオンである)
に相当する単位を、鎖の主要な構成要素として含んだホモポリマー又はコポリマー。これらのポリマーは、具体的には、仏国特許第2080759号及びその追加特許第2190406号に記載されている。
R10、R11、R12及びR13は、同一であっても異なってもよく、1から20個までの炭素原子を有する脂肪族基、脂環式基若しくはアリール脂肪族基、又は低級ヒドロキシアルキル脂肪族基を表し、そうでなければR10、R11、R12及びR13は、一緒に又は別々に、それらが結び付いている窒素原子と一緒に、窒素以外の第2のヘテロ原子を任意選択で含有する複素環を構成し、又はそうでなければR10、R11、R12及びR13は、ニトリル基、エステル基、アシル基、アミド基又はCO-O-R14-D基若しくはCO-NH-R14-D基(式中、R14はアルキレンであり、Dは第四級アンモニウム基である)によって置換されている直鎖又は分枝鎖のC1〜C6アルキル基を表し;
A1及びB1は、2から20個までの炭素原子を有するポリメチレン基を表し、これは直鎖又は分枝鎖であってもよく、飽和又は不飽和であってもよく、主鎖につながれた、又は挿入された1つ若しくは複数の芳香族環、又は1つ若しくは複数の酸素原子若しくは硫黄原子又はスルホキシド基、スルホン基、ジスルフィド基、アミノ基、アルキルアミノ基、ヒドロキシル基、第四級アンモニウム基、ウレイド基、アミド基若しくはエステル基を含んでいてもよく、
X-は、無機酸又は有機酸に由来の陰イオンを表し;
A1、R10及びR12は、それらに結合している2個の窒素原子と共に、ピペラジン環を形成することができ;加えて、A1が、直鎖若しくは分枝鎖の、飽和若しくは不飽和の、アルキレン基又はヒドロキシアルキレン基を表す場合、B1は、-(CH2)n-CO-D-OC-(CH2)n-基{式中、Dは、
i)式-O-Z-O-のグリコール残基[式中、Zは、直鎖又は分枝鎖の炭化水素系基、又は式
-(CH2-CH2-O)x-CH2-CH2-;及び
-[CH2-CH(CH3)-O]y-CH2-CH(CH3)-
(式中、x及びyは、定義された固有の重合度を表す1〜4の整数を表すか、又は平均重合度を表す1から4までの任意の数を表す)
のうちの1つに相当する基を表す]も表すことができ};
ii)ビス-第二級ジアミン残基、例えばピペラジン誘導体;
iii)式-NH-Y-NH-(式中、Yは、直鎖若しくは分枝鎖の炭化水素系基、又はそうでなければ二価基
-CH2-CH2-S-S-CH2-CH2-基を表す)のビス第一級ジアミン残基;又は
iv)式-NH-CO-NH-のウレイレン基
を表す}
に相当する繰り返しの単位を含有するもの。
R10、R11、R12及びR13は、同一であっても異なってもよく、およそ1から4個の炭素原子を含むアルキル基又はヒドロキシアルキル基を表し、n及びpは、およそ2から20までの範囲の整数であり、X-は、鉱物酸又は有機酸に由来する陰イオンである)
に相当するものである。
の単位で構成されるもの。
ポリクオタニウム-5、例えばCalgonにより販売されている製品Merquat 5;
ポリクオタニウム-6、例えばCibaにより販売されている製品Salcare SC 30、及びCalgonにより販売されている製品Merquat 100;
ポリクオタニウム-7、例えばCalgonにより販売されている製品Merquat S、Merquat 2200及びMerquat 550、及びCibaにより販売されている製品Salcare SC 10;
ポリクオタニウム-10、Amercholにより販売されている製品Polymer JR400;
ポリクオタニウム-11、例えばISPにより販売されている製品Gafquat 755、Gafquat 755N、Gafquat 734;
ポリクオタニウム-15、例えばRohmにより販売されている製品Rohagit KF 720 F;
ポリクオタニウム-16、例えばBASFにより販売されている製品Luviquat FC905、Luviquat FC370、Luviquat HM552及びLuviquat FC550;
ポリクオタニウム-22、例えばCalgonにより販売されている製品Merquat 280;
ポリクオタニウム-28、例えばISPにより販売されている製品Styleze CC10;
ポリクオタニウム-39、例えばCalgonにより販売されている製品Merquat Plus 3330;
ポリクオタニウム-44、例えばBASFにより販売されている製品Luviquant Care;
ポリクオタニウム-46、例えばBASFにより販売されている製品Luviquat Hold;
ポリクオタニウム-47、例えばCalgonにより販売されている製品Merquat 2001。
第1の化粧用組成物及び/又は第2の化粧用組成物は、少なくとも1つの多価アルコールを含んでもよい。2種以上の多価アルコールを使用できる。このため、単一の種類の多価アルコール、又は異なる種類の多価アルコールの組合せを使用してもよい。
第1の化粧用組成物及び/又は第2の化粧用組成物は、少なくとも1種の一価アルコールを含んでもよい。2種以上の一価アルコールを使用できる。このため、単一の種類の一価アルコール、又は異なる種類の一価アルコールの組合せを使用してもよい。
第1の化粧用組成物及び/又は第2の化粧用組成物は、水を含んでもよい。好ましくは、第1の化粧用組成物及び/又は第2の化粧用組成物は水性である。水の量は、組成物の合計重量に対して99重量%以下、好ましくは50から99重量%、より好ましくは60から95重量%、更により好ましくは70から90重量%とすることができる。
Rは、ヒドロキシル基又はC1〜C4アルキル基により任意選択で置換されているプロピレン等のアルキレンを表し、R1、R2、R3及びR4は、それぞれ独立して、水素原子、アルキル基又はC1〜C4ヒドロキシアルキル基を表し、これには1,3-プロパンジアミン及びその誘導体を例示することができる)
において説明されているもの等のジアミンがある。アルギニン、尿素及びモノエタノールアミンが好ましい。
本発明はまた、上に説明した、第2の化粧用組成物の一実施形態の使用、ならびに第2の化粧用組成物の一実施形態の使用に関する。
化粧用組成物は、ケラチン繊維からすすぎ落とされず、
化粧用組成物は、過酸化水素を、組成物の合計重量に対して約0.1から2.0重量%、好ましくは0.2から1.9重量%、より好ましくは0.3から1.8重量%の量で含む。
本発明を、実施例を通じて更に詳細に説明するが、この実施例は、本発明の範囲を限定すると解釈されるべきではない。
Table 1(表1)に示している製剤1から5による以下の組成物を、Table 1(表1)に示す成分を混合して調製した。Table 1(表1)に示している成分の量についての数値は全て、活性原料の「重量%」に基づく。
カール効率及びカール保持効果を、カールさせた束の長さに対するウェーブ効率を測定して評価した。各束は、重量を1g、長さを270mmとした。ウェーブ効率は方程式
(270-x)/270*100=y
(式中、xはパーマをかけた乾燥毛髪の長さ(mm)を意味し、yはウェーブ効率(%)を意味する)
から計算した。ウェーブ効率の値が大きいほど、カール深度が良好であることを意味する。
20%超:非常に良好
15〜20%:良好
10〜15%:並み
5〜10%:不良
5%未満:非常に不良
4%未満:非常に良好
4〜6%:良好
6〜8%:並み
8に10%:不良
10%超:非常に不良
保色性を、カラーメーターにより毛髪束の色を測定して評価した。20回のシャンプーの前及び後に、各毛髪束のデルタEを測定した。
3未満:非常に良好
3〜5:良好
5〜8:並み
8超:不良
10超:非常に不良
毛髪の滑らかさ及び柔らかさを、パネリストによる感覚評価で評価した。製剤1及び製剤2を使用したときの毛髪束に触った感触を、「並み」と規定した。滑らかさ及び柔らかさの双方が劣っていた場合、それを「非常に不良」とランク付けた。滑らかさ及び柔らかさのいずれかが劣っていた場合、それを「不良」とランク付けた。滑らかさ及び柔らかさのいずれかが優れていた場合、それを「良好」とランク付けた。滑らかさ及び柔らかさの双方が優れていた場合、それを「非常に良好」とランク付けた。
実施例1から5による組成物、及び比較例1から5による組成物で処理した毛髪束からの悪臭を、パネリストにより調べさせた。
比較例1は、古典的なパーマネントウェーブ方法に基づくものとした。
比較例2は、濡らして付けたままにしておく方法に基づくものとした。
比較例3は、濡らして付けたままにしておく別の方法に基づくものとした。
比較例4は、古典的なデジタルパーマネントウェーブ方法に基づくものとした。
比較例5は、ホットアイロン直毛化方法と、酸化剤を付けたままにしておく方法との組合せに基づくものとした。
実施例1は、乾燥させて付けたままにしておく方法に基づくものとした。
実施例2は、乾燥して付けたままにしておく別の方法に基づくものとした。
実施例3は、別の、乾燥して付けたままにしておく方法に基づくものとした。
実施例4は、付けたままにしておくデジタルパーマネントウェーブ方法に基づくものとした。
実施例5は、ホットアイロン直毛化方法と、酸化剤を付けたままにしておく方法との組合せに基づくものとした。
Claims (16)
- ケラチン繊維、好ましくは毛髪を、処理する方法であって、
少なくとも1種の還元剤を含む第1の化粧用組成物をケラチン繊維上に適用する工程と;
ケラチン繊維をすすぐ工程と;
ケラチン繊維を乾燥する第1の乾燥工程と;
少なくとも1種の酸化剤を含む第2の化粧用組成物を乾燥したケラチン繊維上に適用する工程と;
ケラチン繊維から第2の化粧用組成物をすすぎ落とさずに、ケラチン繊維を乾燥する第2の乾燥工程と
を含む、方法。 - 第1の化粧用組成物をケラチン繊維上に適用する前及び/又は後に、機械的張力をケラチン繊維に付与する工程を更に含む、請求項1に記載の方法。
- ケラチン繊維が、ケラチン繊維の第1乾燥工程及び/又は第2乾燥工程の間に、35から70℃、好ましくは40から60℃、より好ましくは45から55℃で加熱される、請求項1又は2に記載の方法。
- ケラチン繊維が、ケラチン繊維の第1乾燥工程及び/又は第2乾燥工程の間に、70から150℃、好ましくは80から130℃、より好ましくは90から100℃で加熱される、請求項1又は2に記載の方法。
- ケラチン繊維が、ケラチン繊維の第1乾燥工程及び/又は第2乾燥工程の間に、150から250℃、好ましくは160から200℃、より好ましくは170から180℃で加熱される、請求項1又は2に記載の方法。
- ケラチン繊維が、第1の乾燥工程及び/又は第2の乾燥工程の間に、熱風、熱蒸気、高周波誘導加熱、マイクロ波加熱、赤外線照射、超音波、レーザー及びフラッシュランプ照射からなる群から選択される少なくとも1つを供給する少なくとも1つの加熱器により加熱される、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
- 第1の化粧用組成物中の還元剤が、チオール還元剤及び非チオール還元剤から選択され、好ましくはチオグリコール酸、システイン、システアミン、及びそれらの塩、ならびに亜硫酸ナトリウムから選択される、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
- 第2の化粧用組成物中の酸化剤が過酸化水素である、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
- 第2の化粧用組成物中の酸化剤の濃度が、前記組成物の合計重量に対して0.1から2.0重量%、好ましくは0.2から1.9重量%、より好ましくは0.3から1.8重量%である、請求項1から8のいずれか一項に記載の方法。
- 第1の化粧用組成物及び/又は第2の化粧用組成物が、少なくとも1種の界面活性剤、好ましくは陽イオン性界面活性剤及び非イオン性界面活性剤を含む、請求項1から9のいずれか一項に記載の方法。
- 第1の化粧用組成物及び/又は第2の化粧用組成物が、少なくとも1種のシリコーン、好ましくはアミノシリコーンを含む、請求項1から10のいずれか一項に記載の方法。
- 前記第1の化粧用組成物及び/又は前記第2の化粧用組成物が、少なくとも1種の陽イオン性ポリマーを含む、請求項1から11のいずれか一項に記載の方法。
- 第1の化粧用組成物及び/又は第2の化粧用組成物が、少なくとも1種の多価アルコールを含む、請求項1から12のいずれか一項に記載の方法。
- 第1の化粧用組成物及び/又は第2の化粧用組成物が、少なくとも1種の一価アルコールを含む、請求項1から13のいずれか一項に記載の方法。
- 還元させ乾燥させたケラチン繊維を固定するための化粧用組成物の使用であって、
化粧用組成物が、ケラチン繊維からすすぎ落とされず、
化粧用組成物が、過酸化水素を、組成物の合計重量に対して0.1から2.0重量%、好ましくは0.2から1.9重量%、より好ましくは0.3から1.8重量%の量で含む、使用。 - 還元させ乾燥させたケラチン繊維を処理するための、付けたままにしておく化粧用組成物であって、過酸化水素を、組成物の合計重量に対して0.1から2.0重量%、好ましくは0.2から1.9重量%、より好ましくは0.3から1.8重量%の量で含む、組成物。
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