JP2014104940A - コンソール構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両上方側からの衝撃荷重がコンソールに入力された際に該衝撃を吸収することができるコンソール構造を得る。
【解決手段】コンソールボックス10は、小物等を収容することが可能とされた容器部18を備えている。この容器部18はブラケット12を介して車体のフロア14に支持されている。また、ブラケット12は、下端部がフロア14に固定された脚部12Aと、該脚部12Aの上端部に設けられ車両前後方向に延在する頂壁部12Cと、該頂壁部12Cの車両後方側の端部から車両後方側に延出する延出部12Fと、を有している。また、容器部18の底壁18Aがブラケット12の頂壁部12C及び延出部12Fに支持されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両のコンソール構造に関する。
下記特許文献1には、車両のコンソールがブラケットを介して車体のフロアに固定されたコンソール構造が開示されている。この文献に記載された技術について簡単に説明すると、コンソールは二重ブラケットを介して車体のフロアに固定されている。また、この二重ブラケットは、基底部と、基底部の一端から傾斜角度を調整可能に延設された中間部と、中間部の上端から延設された上板部と、を有する一対のブラケットを相対させて、双方のブラケットの上板部を重ね合わせることによって構成されている。当該二重ブラケットを構成する一対のブラケットの中間部の角度を調節することによって、コンソールの車両上下方向の高さを容易に調整することが可能となっている。
実開平6−053302号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載されたコンソール構造は、コンソールの車両上下方向の高さを容易に調整するという観点では有用な技術ではあるが、車両上方側からの衝撃荷重がコンソールに入力された際に該衝撃を吸収するという観点では改善の余地がある。
本発明は上記事実を考慮し、車両上方側からの衝撃荷重がコンソールに入力された際に該衝撃を吸収することができるコンソール構造を得ることが目的である。
請求項1記載の本発明に係るコンソール構造は、車幅方向の左右それぞれに配置された車両用シートの間に設けられ、内部にコンソール構成部材を備えたコンソールと、車両上下方向に延在すると共に下端部が被固定部に固定されかつ車幅方向に離間して配置された一対の脚部と、該一対の脚部の上端部に架け渡され車両前後方向に延在する頂壁部と、該頂壁部の車両後方側の端部から前記脚部の後端より車両後方側に延出する延出部と、を有し、前記コンソール構成部材が前記頂壁部及び片持ち状の前記延出部に支持されたブラケットと、を備えている。
請求項1記載の本発明では、ブラケットの脚部の下端部が被固定部に固定されている。また、本発明では、ブラケットの脚部の上端部に設けられた頂壁部及びこの頂壁部の後端部から車両後方側に延出する延出部にコンソールを構成するコンソール構成部材が支持されている。これにより、コンソールの一部(コンソール構成部材)が上記構成のブラケットを介して被固定部に支持されている。これに加えて、本発明では、頂壁部の下方側に脚部が設けられている。そのため、コンソールを当該頂壁部及び脚部によって所望の剛性で支持することができる。また、本発明では、頂壁部の後端部から車両後方側に延出する延出部が設けられている。そのため、車両上方側からの衝撃荷重がコンソールに入力され、当該衝撃荷重がコンソール構成部材からブラケットに伝達されると、延出部が車両下方側に向けて屈曲する(変形する)。これにより、当該衝撃のエネルギーが吸収される。
請求項2記載の本発明に係るコンソール構造は、請求項1記載のコンソール構造において、前記ブラケットには、前記脚部と前記延出部とを繋ぐと共に前記被固定部に対して間隔を空けて配置された側壁部が設けられている。
請求項2記載の本発明では、ブラケットの脚部と延出部とを繋ぐと共に被固定部に対して間隔を空けて配置された側壁部が設けられている。そのため、当該側壁部の板厚や形状を適宜設定することによりエネルギー(コンソールに入力される車両上方側からの衝撃エネルギー)の吸収特性を容易に変更することができる。
請求項3記載の本発明に係るコンソール構造は、請求項2記載のコンソール構造において、前記側壁部の車両下方側から後方側にかけての端部は、車両側面視でアーチ状に湾曲するように形成されている。
請求項3記載の本発明では、側壁部の車両下方側から後方側にかけての端部がアーチ状に湾曲するように形成されている。そのため、側壁部の車両下方側から後方側にかけての端部の曲率半径を適宜設定することにより、側壁部の剛性を容易に調整することができる。
請求項4記載の本発明に係るコンソール構造は、請求項2又は請求項3記載のコンソール構造において、前記脚部は、車幅方向を板厚方向とする板状に形成されており、前記側壁部と前記脚部との境界部には車両上下方向に延びる第1補強部が形成されている。
請求項4記載の本発明では、ブラケットの脚部が板状に形成されている。これに加えて、ブラケットの側壁部と脚部との境界部には車両上下方向に延びる第1補強部が設けられている。そのため、側壁部と脚部との境界部の車両上下方向の剛性が向上する。その結果、衝撃荷重がコンソール構成部材からブラケットに伝達された際に、側壁部に応力が集中し易くなる。これにより、ブラケットの変形のモードが安定する。
請求項5記載の本発明に係るコンソール構造は、請求項2〜請求項4記載のコンソール構造において、前記延出部の車両後方側の部位の車幅方向の寸法は、前記延出部の車両前方側の部位の車幅方向の寸法よりも小さく設定されており、前記延出部の車両後方側の部位と前記延出部の車両前方側の部位との境界部には、該境界部に沿って延びる第2補強部が形成されている。
請求項5記載の本発明では、ブラケットの延出部の車両後方側の部位の車幅方向の寸法が該延出部の車両前方側の部位の車幅方向の寸法よりも小さく設定されている。これにより、ブラケットの軽量化及び小型化が図られる。また、ブラケットの延出部の車両後方側の部位と該延出部の車両前方側の部位との境界部には、該境界部に沿って延びる第2補強部が形成されている。これにより、ブラケットの延出部の車両後方側の部位と該延出部の車両前方側の部位との境界部の剛性が向上する。その結果、ブラケットの延出部に入力された衝撃荷重が該ブラケットの側壁部により確実に伝達される。
請求項1記載の本発明に係るコンソール構造は、車両上方側からの衝撃荷重がコンソールに入力された際に該衝撃を吸収することができる、という優れた効果を有する。
請求項2及び請求項3記載の本発明に係るコンソール構造は、車両上方側からの衝撃荷重がコンソールに入力された際の該衝撃の吸収特性を容易に変更することができる、という優れた効果を有する。
請求項4記載の本発明に係るコンソール構造は、車両上方側からの衝撃荷重がコンソールに入力された際の該衝撃の吸収特性を安定させることができる、という優れた効果を有する。
請求項5記載の本発明に係るコンソール構造は、コンソールを支持するブラケットの軽量化及び小型化を図ることができる、という優れた効果を有する。
(A)は本実施形態のコンソール構造が適用されたコンソールボックスを示す車両側面視の断面図であり、(B)は車両上方側からの衝撃荷重がコンソールボックスに入力された際の該コンソールボックスを示す車両側面視の断面図である。 図1(A)に示されたコンソールボックスの一部を構成する容器部が支持されるブラケットを車両斜め後方側から見た斜視図である。 図2に示されたブラケットを車両側方側から見た側面図である。 車両上方側からの衝撃荷重がコンソールボックスに入力された際のブラケットの後端部を示す車両側面視の拡大側面図である。 変形例に係るブラケットの後端部を示す車両側面視の拡大側面図である。
次に、本発明の実施形態に係るコンソール構造について説明する。なお、車両前後方向前方側を矢印FRで示し、車幅方向外側を矢印OUTで示し、車両上下方向上側を矢印UPで示す。また、以下の説明で、単に前後、上下の方向を示す場合は、車両前後方向の前後、車両上下方向の上下を示すものとする。
図1(A)に示されるように、本発明のコンソール構造は、車幅方向の左右それぞれに配置された車両用シート(運転席及び助手席)の間に設けられたコンソールとしてのコンソールボックス10に適用されている。また、コンソールボックス10は箱状に形成されており、さらにコンソールボックス10はブラケット12を介して被固定部としての車体のフロア14に支持されている。以下、先ずコンソールボックス10の構成について説明し、次いで本実施形態の要部であるブラケット12について説明する。
(コンソールボックス10)
コンソールボックス10は、該コンソールボックス10の外郭を形成するボックス本体16と、ボックス本体16の内部に配置されていると共に小物等を収容することが可能とされた容器部18と、容器部18の上端を開閉する蓋部20と、を有して構成されている。
ボックス本体16は、車両平面視で車両前後方向を長手方向とする矩形箱状に形成されている。具体的には、ボックス本体16の車両前方側は、車両正面視で車両下方側に向けて開放するU字状断面に形成された一般部16Aとされている。また、ボックス本体16の車両後方側は、内部に容器部18を収容しかつ該容器部18の外周を覆う容器部収容部16Bとされている。また、容器部収容部16Bのフロア14からの高さH1は一般部16Aのフロア14からの高さH2よりも高くなるように設定されている。さらに、容器部収容部16Bの上端には開口部16Cが形成されている。この開口部16Cを通じて小物等を容器部18に収容することが可能となっている。以上説明したボックス本体16は図示しない支持手段を介して容器部18に支持されている。
また、容器部18は、車両上方側に向けて開放された矩形箱状に形成されている。具体的には、容器部18は、車両前後方向及び車幅方向に延在する底壁18Aを備えている。この底壁18Aの前端部及び後端部にはそれぞれ車幅方向に沿って2つの挿通孔18B,18Cが形成されている。また、容器部18は、底壁18Aの前端、車幅方向の両端、及び後端からそれぞれ車両上方側に向けて立設された前壁18D、側壁18E、及び後壁18Fを備えている。また、後壁18Fの上端部には、ヒンジ22が取付けられている。
蓋部20は、車両平面視で車両前後方向を長手方向とする矩形板状に形成されている。また、蓋部20の後部は前述したヒンジ22によって開閉可能に支持されている。この蓋部20がヒンジ22を支点として回動することによってボックス本体16の容器部収容部16Bに形成された開口部16C及び容器部18の上端が開閉される構成である。
(ブラケット12)
図2及び図3に示されるように、ブラケット12は、車幅方向を板厚方向として車両上下方向に延在すると共に車幅方向に離間して配置された一対の脚部12Aを備えている。また、脚部12Aの下端部は、フロア14(図1(A)参照)に固定される固定部12Bとされている。また、一対の脚部12Aの上端部には、該一対の脚部12Aの間に架け渡された頂壁部12Cが設けられている。この頂壁部12Cは、車両前後方向及び車幅方向に延在しかつ車両平面視で矩形状に形成されている。また、頂壁部12Cの前端側には、車幅方向に沿って2つの螺子孔12Dが形成されている。この螺子孔12Dには、容器部18(図1(A)参照)の底壁18Aに形成された挿通孔18Bに挿通されたボルト24が螺入される。なお、頂壁部12Cにおける2つの螺子孔12Dの間には肉抜孔12Eが形成されている。
また、ブラケット12は、頂壁部12Cの後端から脚部12Aの後端より車両後方側に延出する延出部12Fを備えている。この延出部12Fは、車両前後方向及び車幅方向に延在していると共に頂壁部12Cと略同一平面上に配置されている。また、延出部12Fの車両後方側の部位P1の車幅方向の寸法W1は、該延出部12Fの車両前方側の部位P2及び頂壁部12Cの車幅方向の寸法W2よりも小さく設定されている。さらに、延出部12Fの車両後方側の部位P1と該延出部12Fの車両前方側の部位P2との境界部における車幅方向の両サイドには、それぞれ該境界部に沿って延びる第2補強部としての凹ビード12Gが形成されている。また、凹ビード12Gは車両上方側に開放されたU字溝状に形成されている。なお、延出部12Fの車両前方側の部位P2及び頂壁部12Cの車幅方向の中間部には肉抜孔12Hが形成されていると共に、延出部12Fの車幅方向の中間部には車両上方側に向けて開放する凹部12Iが形成されている。
また、延出部12Fの車両後方側の部位P1には、車幅方向に沿って2つの螺子孔12Jが形成されている。容器部18(図1(A)参照)の底壁18Aに形成された挿通孔18Cに挿通されたボルト24が延出部12F(車両後方側の部位P1)に形成された螺子孔12Jに螺入されると共に、容器部18の底壁18Aに形成された挿通孔18Bに挿通されたボルト24が頂壁部12Cに形成された螺子孔12Dに螺入されることによって、容器部18がブラケット12に支持される構成である。また、容器部18は、車両側面視でブラケット12の頂壁部12C及び延出部12Fに支持されている。
また、ブラケット12は、脚部12Aの後端と延出部12F(車両前方側の部位P2)の車幅方向外側の端とを繋ぐと共にフロア14(図1(A)参照)に対して間隔を空けて配置された側壁部12Kを備えている。この側壁部12Kは、車両側面視で略三角形状に形成されていると共に脚部12Aに対して略平行に延在している。また、側壁部12Kの車両下方側から後方側にかけての端部12Lはアーチ状に湾曲するように形成されている。なお、本実施形態では、側壁部12Kの車両下方側から後方側にかけての端部12Lの曲率半径がRとされることによって側壁部12Kの剛性が調整されている。また、側壁部12Kと脚部12Aとの境界部には車両上下方向に延びる第1補強部としての段差部12Mが形成されている。
(本実施形態の作用並びに効果)
次に、本実施形態の作用並びに効果について説明する。
図1(A)に示されるように、本実施形態では、ブラケット12の脚部12Aの下端部(固定部12B)が車体のフロア14に固定されている。また、本実施形態では、ブラケット12の脚部12Aの上端部に設けられた頂壁部12C及びこの頂壁部12Cの後端から車両後方側に延出する延出部12Fにコンソールボックス10を構成する容器部18が支持されている。これにより、コンソールボックス10の容器部18及びボックス本体16が上記構成のブラケット12を介して車体のフロア14に支持されている。これに加えて、本実施形態では、頂壁部12Cの下方側に脚部12Aが設けられているため、コンソールボックス10の容器部18及びボックス本体16を頂壁部12C及び脚部12Aによって所望の剛性で支持することができる。
また、本実施形態では、頂壁部12Cの後端から車両後方側に延出する延出部12Fが設けられている。そのため、図1(B)に示されるように、車両上方側からの衝撃荷重Fがコンソールボックス10に入力され、当該衝撃荷重が蓋部20、ボックス本体16及び容器部18を介してブラケット12に伝達されると、図1(B)及び図4に示されるように、ブラケット12の延出部12Fが車両下方側に向けて屈曲する(変形する)。また、このとき、ブラケット12の脚部12Aと延出部12Fとを繋ぐ側壁部12Kが屈曲する(変形する)。これにより、当該衝撃のエネルギーが吸収される。すなわち、本実施形態では、車両上方側からの衝撃荷重がコンソールボックス10に入力された際に該衝撃を吸収することができる。
また、本実施形態では、ブラケット12の脚部12Aと延出部12Fとを繋ぐと共に車体のフロア14に対して間隔を空けて配置された側壁部12Kが設けられている。そのため、当該側壁部12Kの板厚や形状を適宜設定することによりエネルギー(コンソールボックス10に入力される車両上方側からの衝撃エネルギー)の吸収特性を容易に変更することができる。例えば、図5に示されるように、側壁部12Kの車両下方側から後方側にかけての端部12Lの曲率半径を変更することによって側壁部12Kの剛性を調整して、衝撃エネルギーの吸収特性を変更することができる。
さらに、図1(B)及び図4に示されるように、本実施形態では、ブラケット12の側壁部12Kと脚部12Aとの境界部には車両上下方向に延びる段差部12Mが形成されている。そのため、側壁部12Kと脚部12Aとの境界部の車両上下方向の剛性が向上する。その結果、衝撃荷重Fがブラケット12に伝達された際に、側壁部12Kに応力が集中し易くなる。これにより、ブラケット12の変形のモードが安定する。すなわち、本実施形態では、車両上方側からの衝撃荷重Fがコンソールボックス10に入力された際の該衝撃の吸収特性を安定させることができる。
また、図2に示されるように、本実施形態では、ブラケット12の延出部12Fの車両後方側の部位P1の車幅方向の寸法W1が該延出部12Fの車両前方側の部位P2及び頂壁部12Cの車幅方向の寸法W2よりも小さく設定されている。これにより、ブラケット12の軽量化及び小型化を図ることができる。また、ブラケット12の延出部12Fの車両後方側の部位P1と該延出部12Fの車両前方側の部位P2との境界部には、該境界部に沿って延びる凹ビード12Gが形成されている。これにより、ブラケット12の延出部12Fの車両後方側の部位P1と該延出部12Fの車両前方側の部位P2との境界部の剛性が向上する。その結果、ブラケット12の軽量化及び小型化を図りつつブラケット12の延出部12Fに入力された衝撃荷重F(図2(B)参照)を該ブラケット12の側壁部12Kにより確実に伝達させることができる。
なお、本実施形態では、ブラケット12の延出部12Fの車両後方側の部位P1の車幅方向の寸法W1が該延出部12Fの車両前方側の部位P2及び頂壁部12Cの車幅方向の寸法W2よりも小さく設定されている例について説明してきたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、ブラケット12の延出部12Fの車幅方向の寸法と頂壁部12Cの車幅方向の寸法とを略同一の寸法とすると共に、上記の凹ビード12Gを設けない構成とすることもできる。このように、ブラケット12の延出部12Fの車幅方向の寸法及び頂壁部12Cの車幅方向の寸法は、ブラケット12の重量や他の部材とのクリアランス等を考慮して適宜設定すればよい。
また、本実施形態では、ブラケット12の側壁部12Kと脚部12Aとの境界部に車両上下方向に延びる段差部12Mが設けられている例について説明してきたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、ブラケット12の側壁部12Kと脚部12Aとの境界部に段差部12Mを設けない構成とすることもできる。
さらに、本実施形態では、ブラケット12の脚部12Aと延出部12Fとを繋ぐ側壁部12Kを設けた例について説明してきたが、本発明はこれに限定されず、例えば側壁部12Kを設けない構成とすることもできる。このように、側壁部12Kを設けるか否かについては、車両上方側からの衝撃荷重Fがコンソールボックス10に入力された際の該衝撃の吸収特性を考慮して適宜設定すればよい。
また、本実施形態では、ブラケット12の脚部12Aを板状に形成した例について説明してきたが、本発明はこれに限定されず、ブラケットの脚部を棒状又はブロック状に形成してもよい。
さらに、本実施形態では、ブラケット12の脚部12Aの下端部を車体のフロア14に固定した例について説明してきたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、車体のフロアに固定された電池ケース等の上部(被固定部)にブラケットの脚部の下端部を接合した構成としてもよい。また、ブラケットの脚部の下端部を他のブラケット(被固定部)に固定すると共に、当該他のブラケットを車体のフロア等に固定した構成としてもよい。
また、本実施形態では、コンソールボックス10に本発明を適用した例について説明してきたが、本発明はこれに限定されず、小物等を収容するための容器部18を有しないコンソールに本発明を適用することもできる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、その主旨を逸脱しない範囲内において上記以外にも種々変形して実施することが可能であることは勿論である。
10 コンソールボックス(コンソール)
12 ブラケット
12A 脚部
12C 頂壁部
12F 延出部
12G 凹ビード(第2補強部)
12K 側壁部
12M 段差部(第1補強部)
14 フロア(被固定部)
18 容器部(コンソール構成部材)
P1 車両後方側の部位
P2 車両前方側の部位
W1 寸法
W2 寸法

Claims (5)

  1. 車幅方向の左右それぞれに配置された車両用シートの間に設けられ、内部にコンソール構成部材を備えたコンソールと、
    車両上下方向に延在すると共に下端部が被固定部に固定されかつ車幅方向に離間して配置された一対の脚部と、該一対の脚部の上端部に架け渡され車両前後方向に延在する頂壁部と、該頂壁部の車両後方側の端部から前記脚部の後端より車両後方側に延出する延出部と、を有し、前記コンソール構成部材が前記頂壁部及び片持ち状の前記延出部に支持されたブラケットと、
    を備えたコンソール構造。
  2. 前記ブラケットには、前記脚部と前記延出部とを繋ぐと共に前記被固定部に対して間隔を空けて配置された側壁部が設けられている請求項1記載のコンソール構造。
  3. 前記側壁部の車両下方側から後方側にかけての端部は、車両側面視でアーチ状に湾曲するように形成されている請求項2記載のコンソール構造。
  4. 前記脚部は、車幅方向を板厚方向とする板状に形成されており、
    前記側壁部と前記脚部との境界部には車両上下方向に延びる第1補強部が形成されている請求項2又は請求項3記載のコンソール構造。
  5. 前記延出部の車両後方側の部位の車幅方向の寸法は、前記延出部の車両前方側の部位の車幅方向の寸法よりも小さく設定されており、
    前記延出部の車両後方側の部位と前記延出部の車両前方側の部位との境界部には、該境界部に沿って延びる第2補強部が形成されている請求項2〜請求項4記載のコンソール構造。
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