JP2014102586A - 通信装置、通信システムおよび無線機検出プログラム - Google Patents

通信装置、通信システムおよび無線機検出プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】他の無線機が存在するか否かを判定する機能を備えた無線通信装置を実現する。
【解決手段】通信装置1は、警備員によって携行され、職務を遂行する上で使用される。通信装置1は、無線通信部10および他の無線機の存在を検出する電波検出部20を備える。前記無線通信部は、使用者の勤務状態情報を入力する操作部122および電波検出部を起動状態とする動作モード設定部143を備える。勤務状態情報が特定の場合に電波検出部を起動する。電波検出部は、起動信号を受信したとき他の無線機の電波検出動作を行う動作制御部28および所定強度以上の電波が検出された場合に他の無線機が存在すると判定する判定部30を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、通信装置、通信システムおよび無線機検出プログラムに関し、特に、基地局との間の通信を行う他の通信装置を検出する通信装置、通信システム及び無線機検出プログラムに関する。
オフィス、研究施設、工場等には、部外者の侵入、施設の破壊等の異常があったことを警備会社に通知する装置が設けられていることが多い。通知を受けた警備会社の警備員は、その通知が発せられた現場に出向いて異常事態に対処する。また、警備員は、異常事態に対処する他、複数の場所を巡回して監視したり特定の建物の特定の場所例えば出入口などに立哨(しょう)して監視したりする等の職務を遂行している。
一般に、職務遂行中の警備員は、携帯電話の私的使用が禁じられている。携帯電話の私的使用は、警備員の集中力を損なわせ、職務の遂行を妨げるからである。また、警備員は、依頼者の秘密情報に遭遇することが多い。例えば、異常の通知が発せられた建物内においては、企業秘密が記載された書類が机上に置かれていたり、企業秘密が記載された紙が掲示されていたりする。このような職務上の特性から、警備員による携帯電話の私的使用は厳に制限されている。
なお、以下の特許文献1および2には、警備員が所持する携帯電話が記載されている。また、特許文献3には、医療、ロボット等の精密電子機器に誤動作を与える電磁波ノイズを発生する無線機器を検出し、警報を発する装置が記載されている。特許文献4には、無線機の持ち込みを規制する場所・施設へ、無線機が持ち込まれないように監視する装置が記載されている。
特開平06−268744号公報 特開2002−230653号公報 特開平10−232987号公報 特開平11−7564号公報
一般に、警備員には、警備会社、企業内の警備部署等の管理組織から業務用の携帯電話が貸与される。したがって、警備員に貸与された携帯電話の使用履歴を管理組織が調べることで、携帯電話の私的使用を監視することが可能である。しかし、警備員が私的に所持している携帯電話の使用を監視することは、プライバシー侵害等の観点から困難であり、私物の携帯電話について持ち込みを禁止するという運用が採られている。
本発明は、このような課題に対してなされたものである。すなわち、警備員が私的に所持する携帯電話等、他の無線機が存在するか否かを判定する機能を備えた無線通信装置を実現することを目的とする。
本発明は、通信回線と接続されて他の通信装置と通信を行う無線通信部と、他の無線機の存在を検出する電波検出部とを有する通信装置であって、前記無線通信部は、使用者の勤務状態情報を入力する操作部と、前記勤務状態情報が特定の場合に前記電波検出部を起動状態とする動作モード設定部を有し、前記電波検出部は、前記動作モード設定部から起動信号を受信したとき電波検出動作を行う動作制御部と、所定強度以上の電波が検出された場合に他の無線機が存在すると判定する判定部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明に係る通信装置は、前記動作モード設定部は、使用者の勤務状態情報が対処業務のときに前記電波検出部を起動状態にすることを特徴とする。
さらに、本発明に係る通信装置は、前記電波検出部は、前記無線通信部が無線送信を行わない状態とする送信停止部を有し、前記無線送信が行われていないときに他の電波を検出することを特徴とする。
また、本発明は、通信回線を介して他の通信装置と通信を行う無線通信部と、他の無線機の存在を検出する電波検出部とを有する通信装置における他の通信装置を検出する方法であって、使用者の勤務状態情報を操作部にて入力するステップと、前記勤務状態情報が特定の場合に動作モード設定部にて前記電波検出部を起動状態とするステップと、電波検出部にて所定強度以上の電波が検出された場合に他の無線機が存在すると判定するステップとを備えることを特徴とする。
さらに、本発明は、通信回線と接続されて他の通信装置と通信を行う無線通信装置に格納される無線機検出プログラムであって、用者の勤務状態情報を入力する処理と、定の勤務状態のときに前記電波検出部を起動状態とする処理と、所定強度の電波が検出された場合に他の無線機が存在するとの判定をする処理と、を前記無線通信装置が備えるコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、本発明は、通信回線と接続されて他の通信装置と通信を行う無線通信部と、他の無線機の存在を検出する電波検出部とを有する通信装置と、異常を検出するセンサが設置された物件から信号を受信するセンタ装置と、を備える通信システムであって、前記通信装置は、前記電波検出部の起動を行う動作制御部と、所定強度以上の電波が検出された場合に他の無線機が存在すると判定する判定部とを有し、前記センタ装置は、前記通信装置の使用者の勤務状態情報を入力する操作部と、前記物件の信号を受信して使用者の対処が必要か否かを判定する警備判定部とを有し、、前記警備判定部によって対処が必要であると判定された場合に前記電波検出部を起動状態とする信号を使用者の前記通信装置に送信することを特徴とする。
本発明によれば、使用者が特定の勤務状態のときに、他の無線機が存在するか否かを判定する機能を備えた無線通信装置を実現することができる。
第1実施形態に係る通信装置を含む通信システムの構成を示す図である。 第1実施形態に係る通信装置の構成を示す図である。 第1実施形態に係る通信装置の動作説明のためのフローを示す図である。 第1実施形態に係る通信装置の電波検出/判定の動作説明のためのフローを示す図である。 第2実施形態に係る通信装置の構成を示す図である。 第2実施形態に係るセンタ装置の構成を示す図である。 第2実施形態に係る無線通信システムの動作説明のためのシーケンスを示す図である。
本発明の第1の実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明に係る通信装置を警備システムに適用した通信システムの概略の構成を示す模式図である。当該システムは、通信装置1、警備対象物件2、センタ装置3、通信網4、移動体通信基地局5、警備対象物件2に設置された警備装置6およびセンタ装置3を有する監視センタを含んで構成される。本実施形態では警備会社の警備員が通信装置1を所持する。
通信装置1は、無線通信部10と無線機検出部20などを備えている。無線通信部10は移動体通信機能を有し、例えば、スマートフォン、タブレット型コンピュータや携帯電話である。通信装置1はその近傍の移動体通信基地局5と無線接続され、移動体通信基地局5及び通信網4を介してセンタ装置3及びその他の通信装置と通信することができる。
警備対象物件である建物2では、警備装置6が、侵入検知センサ(不図示)、火災検知センサ(不図示)や扉の電気錠(不図示)などと有線又は無線で接続され、また通信網4を介して遠隔のセンタ装置3と接続されている。警備装置6は警備セットモード、警備解除モード及び対処モードを設定することが可能であり、警備セットモードでは予め定められた非常事象の発生時に各種のセンサからの異常検出信号に基づいてセンタ装置3へ警報信号を送信したり、監視カメラ(不図示)や画像センサ(不図示)が撮影した画像をセンタ装置3へ送信したりする。
なお、警備装置6は、警備解除モードでは侵入検知センサから異常検出信号を受けてもセンタ装置3への警報信号の送信は行わないが、火災検知センサや非常信号などの異常検出信号はセンタ装置3へ警報信号を送信する。警備装置6の顧客は、警備セットモードと警備解除モードとを切り替えることができる。対処モードは、警備員が建物2への対処を行う際に使用する警備員用の警備モードであり、警備員が異常通報などを受け建物2内を点検する際に設定することができるモードである。これら警備セットモード、警備解除モードと対処モードを併せて警備モードという。警備装置6は、警備モードが設定されると監視センタ7に設定された警備モードを示す警備モード信号を送信する。
建物2に設置されている侵入検知センサや監視カメラから、センタ装置3へ異常発生の通報が行われると、監視センタ7から警備員の所持する通信装置1に対して「対処」の指示が送られる。警備員は、通信装置1を用いて監視センタ7との連絡や連携をとりながら、建物2で発生した異常(不審者の侵入、火災の発生など)に対処する。
ここで、通信装置1を所持する警備員の勤務状態について説明しておく。警備員の勤務状態は警備員の勤務情報(勤務開始から勤務終了までの状態)と、業務状況から定まる。業務状況として「対処」している状態と「対処」していない状態に大別される。対処している状態には、異常が発生した現場である建物2にて異常への「対処」を行っている状態のほか、現場へ「移動」している状態も含まれる。なお、「対処」を行っている状態も建物2が無人であるときの侵入異常による「対処」、建物2に顧客が存在しているかもしれない火災異常による「対処」および警備員が建物2内の所定の箇所を点検する「巡回」業務の状態も含まれる。
また、対処していない状態には、事業所で「待機」をしている状態や、「休憩」をしている状態などが含まれる。
通信装置1の状態についても説明しておくと、通信装置1は、警備員が勤務開始したときに警備員が自己のID(警備員ID)と勤務開始の入力をすることでその警備員との紐付け(警備員と通信装置1との紐付け)が行われ、その通信装置1が「使用可」の状態になる。そして、その警備員が勤務終了すると、警備員が通信装置1に自己のID(警備員ID)と勤務終了の入力を行うことで、その警備員との紐付けが切断され、通信装置1は「使用不可」の状態になり、他の警備員との紐付けが可能な状態になる。通信装置1が使用可/使用不可になるときに、監視センタ7に警備員IDと通信装置IDが送られ、どの警備員がどの通信装置1を使用しているかが管理される。
センタ装置3は警備会社などが監視区域を監視するために運営する監視センタ7に設置され、通信網4を介して通信装置1、警備装置6と通信し、建物2の警備や警備員の勤務状態(勤務情報及び業務状況など)を記憶している。この他、センタ装置3は警備員を派遣する警備本部、警備員に遠隔から指示を出すための指令本部、大型ビル内の防災センタに設けられた防災本部など、警備員の管理を行う施設に設置されてもよい。
図2には本発明の第1の実施形態に係る通信装置1の構成が示されている。この通信装置1は、警備員によって携帯され、職務を遂行する上で使用される。通信装置1は、同一のケースに収容された無線通信部10および無線機検出部20を備える。無線通信部10は、携帯電話としての機能を有し、携帯電話システムの基地局5との間で無線通信を行う。無線機検出部20は、当該通信装置1以外の他の無線機を検出する。
無線通信部10は、ユーザインターフェース部12、制御部14、無線部16、送受信アンテナ17および記憶部18を備える。ユーザインターフェース部12は、報知部121と操作部122などを有して構成されている。報知部121は、ディスプレイ、LED表示やバイブレータなどを有し、種々の情報(例えば、監視センタ7から送信される指示情報など)を表示する機能を備えている。操作部122は、タッチパネル、ボタンやキーパッドなどを有し、警備員が通信装置1を入力する機能を備えている。この操作部122は、警備員が自己の勤務状態(例えば、勤務情報や「対処」などの業務状況)を入力するのに用いられる。勤務状態が入力された場合、当該警備員の勤務状態は基地局5および通信網4を介して監視センタ7へ送信される。
また、ユーザインターフェース部12は、レシーバ、マイク、スピーカ、イヤホンジャック、通信コネクタ等を含む。警備員は、ユーザインターフェース部12にて、通信装置1を動作させるための操作入力を行う。ユーザインターフェース部12は、警備員の操作に応じた操作情報を制御部14に出力する。
制御部14は、勤務状態取得部141、判定部142および動作モード設定部143などを備えており、操作部122の操作情報に基づいてユーザインターフェース部12および無線部16を制御する。この制御には、発呼、着呼、通話、電子メールの送受信、インターネット上のウェブサイトのブラウジング等の制御が含まれる。
この制御に際して、制御部14は、基地局5との間で無線部16および送受信アンテナ17を介した通信を行い、携帯電話システムの回線にアクセスする。すなわち、制御部14は、基地局5に送信する情報を含むベースバンド帯域の信号を無線部16に出力する。無線部16は、制御部14から出力された信号を無線信号に変換し送受信アンテナ17から基地局5に送信する。また、無線部16は、基地局から送信され、送受信アンテナ17で受信された無線信号をベースバンド帯域の信号に変換し、制御部14に出力する。
勤務状態取得部141は、操作部122から入力された勤務状態の情報(勤務情報や業務状態情報を含む)を取得する機能を備えている。判定部142は、勤務状態取得部141が勤務情報(勤務開始や勤務終了)を取得した場合、この通信装置1を「使用可」に設定したり、「使用不可」となるよう設定する。なお、判定部142は、この通信装置1の使用可否情報を記憶部18に記憶させる。
また、判定部142は、勤務状態取得部141から取得した業務状況情報に基づいて記憶部18に記憶されている対応表を読み出し、無線機検出部20の動作モードすなわち「検出モード」または「停止モード」を判定する。動作モード設定部143は、この判定部142の判定結果に従って、無線機検出部20の動作モードを設定する。例えば、動作モード設定部143は、無線機検出部20を「検出モード」に設定するときは検出指示信号を無線機検出部20に送信する。
なお、制御部14は、基地局5との間の無線通信を行うときには、周波数多元接続方式、時分割多元接続方式、符号多元接続方式等、基地局が属する携帯電話システムの通信方式に応じて無線部16を制御し、無線信号の周波数、無線信号が送受信されるタイムスロット等を設定する。
記憶部18には、業務状況と無線機検出部の動作モードとの対応表や、ユーザインターフェース部12の操作部122から入力された勤務状態情報と無線機検出部20の「動作モード」などが記憶されている。例えば、対応表では、業務状況「対処」と動作モード「検出モード」が紐づけて対応されており、「対処していない」すなわち業務状況「待機」や「休憩」が動作モード「停止モード」と対応付けられている。
通信装置1は、警備員が職務において用いるものであることから、制御部14は、インターネット上のウェブサイトのブラウジング、特定のアドレスへの電子メールの送信、特定の電話番号に対する通話等を禁止するよう設定されていてもよい。
無線機検出部20は、電波検出ユニット22、受信アンテナ24、および受信部26を備える。電波検出ユニット22は制御部14から「動作モード」信号を受信したときに、無線通信部10を制御する。なお、本実施形態においては、他の無線機から送信される電波を検出するのに適した状態とは、無線部16による無線信号の送信が行われない状態をいう。
電波検出ユニット22は、動作制御部28、送信停止部29、電波検出/判定部30、および警告指令部32を備える。動作制御部28が制御部14から「動作モード」信号として「検出モード」の設定を指示する検出指示信号を受信したときに、電波検出ユニット22は動作する。電波検出ユニット22は、自らに読み込まれたプログラムに従って動作するプロセッサによって構成してもよい。この場合、プログラムの実行によって、電波検出ユニット22における送信停止部29、電波検出/判定部30、および警告指令部32の各機能が実現される。電波検出ユニット22は、無線通信部10における制御部14に一体化してもよい。
動作制御部28は、動作モード設定部143から検出指示信号を受信した場合、他の無線機が近傍に存在するか否かを検出するように送信停止部29、電波検出/判定部30を制御する。
送信停止部29は、動作制御部28から起動信号を受信すると、所定のインターバル時間ごとに、所定の停止時間だけ制御部14を制御して無線部16を駆動状態にしたり停止状態したりする。
電波検出/判定部30は、上記の無線部16が停止時間である間、受信部26及び受信アンテナ24を用いて周囲の電波を検出する。検出された電波の強度が閾値以上か否かに基づいて、他の無線機が存在するか否かを判定する。
また、他の無線機が存在するとの判定については、受信部26が、受信アンテナ24を介して受信検波した検波信号の強度が判定閾値を超えた時間が所定の判定時間を超えたこと、あるいは、所定の判定時間以上であること、という条件を追加してもよい。これによって、無線機でない電気機器から発せられた瞬時的なノイズによる誤判定が回避される。
また、無線機が採用する通信方式によっては、無線機から発せられる電波の強度は変動する。例えば、時間分割多元接続方式を採用する無線機の場合、規定されたタイムスロットにおいてのみ電波が発せられ、短時間内で送信および送信停止が繰り返される。そこで、検波信号の強度についての判定は、検波信号の時間平均値(過去に遡ったある時間内での平均値)、検波信号に対し積分効果のある低域通過フィルタ処理が施された信号等によって行ってもよい。
電波検出/判定部30は、受信部26に対して設定する受信周波数を、所定の周波数範囲内で繰り返し変化させ、各受信周波数について、他の無線機が存在するか否かを判定する。この周波数範囲は、例えば、あらゆる携帯電話システムで使用されている周波数範囲とする。
警告指令部32は、電波検出/判定部30が他の無線機が存在するとの判定をしたとき、すなわち、他の無線機を検出したときは、制御部14を制御して無線通信部10に警告処理を実行させる。この警告処理は、他の無線機が検出された場合に対応するための処理であり、通信装置1を所持する警備員に注意を促す警告動作や、監視センタ7への連絡等がある。警備員が職務を遂行する場所は、夜間の建物2内や、移動車両の自動車内等であり、警備員以外に携帯電話等の無線機を使用する者がいないことが多い。すなわち、他の無線機が検出された場合は警備員が私用携帯電話を持ち込んでいる可能性、或いは近傍に第三者(例えば侵入犯)が存在していることが疑われる。
通信装置1を所持する警備員に注意を促す警告動作には、例えば、ユーザインターフェース部12の報知部121のバイブレータを動作させる処理、ディスプレイに警告メッセージを表示する処理などがある。また、警備員の監視センタ7への連絡には、例えば、監視センタ7への電子メールの送信や、監視センタ7への電話連絡を行う処理がある。
このような構成および処理によれば、通信装置1の近傍に携帯電話等の他の無線機がある場合には、電波検出ユニット22の警告指令部32の制御により、無線通信部10が警告処理を実行する。これによって、警備員が私的に所持する携帯電話の電源がオンになっているまたは近傍にオンしている携帯電話を所持している第三者が存在している場合には、警備員に対する警告、監視センタ7への連絡等が行われる。したがって、警備員が私的に所持している場合には、携帯電話の使用を取り締まることが容易となる。
また、警備員は自分が私的に携帯電話を所持していない場合には、近傍に第三者(例えば侵入犯)が存在しているとしてより慎重な対応をとることができる。
なお、検波信号の強度に対する判定閾値は、他の無線機までの距離を考慮して定められている。そのため、警備員以外の者が所持する携帯電話等の無線機からの電波は検出され難い。
以上のように構成された第1の実施の形態の通信装置について、図3のフロー図を参照してその動作を説明する。
図3に示すように、本実施の形態の通信装置1は、初期設定(デフォルト設定)として、使用不可に設定されている(S1)。警備員が勤務開始する際に、管理者から会社所有の通信装置1を貸与され、自己を示す識別コード(例えば社員コード)および勤務情報を操作部122から入力する(S2)。これにより、判定部142は、勤務状態取得部141により勤務情報を取得し、は通信装置1を使用可の状態に設定する(S3)。通信装置1が使用可に設定された場合には、無線機検出部20の動作を停止モードに設定する(S4)。なお、初期設定として、無線機検出部20の動作を停止モードとしてもよい。この場合、ステップ4は省略される。
ここで、建物2にてセンサが異常を検出した場合、つまり建物2内で非常事象が発生したときには、警報信号が通信網4を介してセンタ装置3に送信される。監視センタ7では、当該建物2への警備員の対処が必要と判定されたなら、警備員が携帯する通信装置1にセンタ装置3から「対処指示」信号を送信する。
判定部142は、センタ装置3から無線部16を介して「対処指示」信号を受信し(S5)すると、業務状況を「対処」に設定して記憶部に勤務状態情報として記憶する(S6)。この業務状況の設定は、警備員により操作部122から行われてもよい。判定部142は、記憶部18に記憶された対応表で「対処」に紐付けられた「検出モード」を読み出して動作モード設定部143に「検出モード」を設定させる(S7)。
なお、業務状況が「対処していない」状態すなわち「待機」または「休憩」と設定されている場合には、判定部142は対応表に基づき動作モード設定部143に「停止モード」に設定させる。ここではセンタ装置3から対処指示信号を受信し、判定部142にて「対処」を設定させて動作モード設定部143に「検出モード」を設定させるよう説明したが、センタ装置3からの対処指示を報知部121にて警備員に報知し、警備員が操作部122によって業務状況として「対処」入力を実施することで動作モード設定部143に「検出モード」を設定させるようにしてもよい。
動作モード設定部143は、動作制御部28に検出指示信号を送信して電波検出ユニット22を起動する(S8)。
動作制御部28は、動作モード設定部143から起動信号を受信すると他の電波を発している通信装置の検出を実施する(S9)。他の電波の検出方法は図4を参照して説明する。
電波検出/判定部30にて、他の電波を発する通信装置を検出した場合(S10)、制御部14はユーザインターフェース部12の報知部121に対して、他の通信装置を検出した旨の注意警告の表示を行なう(S11)。そして、他の通信装置発見の信号を無線部16を介してセンタ装置3に送信する(S12)。
警備員は、当該建物2の異常対処が終了した場合、操作部122にて、「対処終了」を意味する「待機」または「休憩」を入力する(S13)。操作部122にて「待機」または「休憩」が入力されると、勤務状態取得部141は対処終了であることを取得し、判定部14にその旨送信する。判定部142は、記憶部18に記憶されている対応表から、対処終了に対応する動作モードすなわち「停止モード」を読み出し、動作モード設定部143に「停止モード」を設定させ、動作モード設定部143を介して電波検出ユニット22の動作を停止させる(S14)。制御部14は、センタ装置3に当該建物2の対処が終了したことを無線部16、通信網4などを介して送信する(S15)。
警備員は勤務が終了した際に、自己を示す識別コード(例えば社員コード)および勤務情報(勤務終了)を操作部122から入力し、貸与された通信装置1を管理者に返却する(S16)。判定部142は、勤務状態取得部141により勤務情報を取得し、通信装置1を使用不可の状態に設定する(S17)。なお、ここでは勤務終了情報を警備員の入力操作で説明したが、たとえば、判定部142が記憶部18に記憶された警備員の勤務情報から勤務時間が終了したことを判定し、当該通信装置の報知部121にその旨報知するとともに電源部(不図示)の電源をオフにして、設定をデフォルト値に設定して当該通信装置4を使用不可とするようにしてもよい。このようにして、警備員と当該通信装置1との紐づけが切断されることにより当該通信装置1を他の警備員に貸与することが可能となる。
また、通信装置1の使用不可の状態を無線部16、通信網4などを通じてセンタ装置3に送信するようにしてもよい。
図4のフロー図を参照して、他の電波を発している通信装置の検出の動作を説明する。
図4に示す電波検出/判定処理は、図3のステップS9において実行される。
動作制御部28は、他の無線機が近傍に存在するか否かを検出するために送信停止部29を起動する(S21)。
送信停止部29は、動作制御部28から起動信号を受信すると、所定のインターバル時間ごとに、所定の停止時間だけ制御部14を制御して無線部16を駆動状態にしたり停止状態にしたりする(S22)。ここで、無線部16を停止状態とする処理は、無線部16が無線信号を送信しているときに無線信号の送信を停止させる処理の他、携帯電話としての基地局と疎通を行う動作において無線部16が無線信号を送信する必要が生じても、無線信号を送信させない処理を含む。インターバル時間および停止時間は、無線通信部10の携帯電話としての機能が妨げられない程度の時間として定められている。また、所定のインターバル時間ごとに無線部16を停止状態とする他、等間隔なインターバル時間ごとに限らず予め定められたスケジュールに基づき無線部16を停止状態とする制御を実行してもよい。
電波検出/判定部30は、上記の停止時間の間(S23)、受信アンテナ24および受信部26を介して電波を検出し、検出された電波に基づいて、他の無線機が存在するか否かを判定する。より具体的には、次のような処理を実行する。
電波検出/判定部30は、受信部26の受信周波数を設定する(S24)。この受信周波数としては、あらゆる携帯電話システムにおいて用いられている周波数帯に含まれる周波数が順次設定される。これによって、受信部26は、設定された受信周波数における電波を受信アンテナ24を介して受信し検波する。そして、受信された電波に対する検波信号を電波検出/判定部30に出力する(S25)。
電波検出/判定部30は、検波信号の強度が判定閾値以上か否かを判定する(S26)。検波信号の強度が判定閾値以上であるときは、他の無線機が存在する旨の判定をする(S27)。ここで、判定閾値は、他の無線機が通信装置1から所定の距離範囲内にある場合に、検波信号の強度が取り得る値に基づいて定められている。この距離範囲は、例えば、半径3m以下、より好ましくは半径1m以下とする。すなわち、警備員から所定の距離範囲外にいる他者が所持する無線機からの電波が検出され難くなるよう、判定閾値が定められている。
このような第1の実施の形態の通信装置1によれば、警備員が対処時に私的携帯電話を持ち込んでいない場合には、警備員は自分の近傍に第三者が存在していることを把握できる。つまり、賊の存在を検出できる。これにより警備員は慎重な対応をとることができるので、賊に襲われる危険性が低くなる。また、警備員が対処時に私的携帯電話を持ち込んだ場合には、私的携帯電話の対処時の不正利用を禁止することができるので、通信装置1または私的携帯電話1からの情報漏洩を防ぐことができる。
また、第1の実施の形態では、警備員の操作部122による入力に基づいて、監視センタ7は通信装置1の警備員の勤務状態を適切に把握することができるとともに、通信装置1の動作モードを勤務状態に応じて適切に設定することができる。
本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、幾多の変更及び変形が可能である。例えば、本実施の第1の形態では、警備員の勤務状態(勤務開始および終了)の取得を操作部122にて入力する構成で説明したが、各警備員の勤務状態を監視センタ7にて一括入力して記憶して、監視センタ7にて各警備員の勤務状態を判断し、その勤務状態の情報を該当する通信装置1に送信することで、無線機検出部20の動作モードを設定するようにしてもよい。
次に、本発明の第2の実施形態について図面を参照して説明する。
本実施の形態は、通信装置40、通信網4、移動体基地局5とセンタ装置70で構成される。
図5は、第2の実施形態の通信装置40のブロック図であり、無線通信部50と無線検出部60などを備えている。第1の実施形態の通信装置1との差異は、ユーザインターフェース部52には操作部を含んでいない(必須の構成でない)ことである。なお、第1の実施形態と同じものは同じ番号を付している。
無線通信部50は、ユーザインターフェース部52、制御部54、記憶部18、無線部16およびアンテナ18を有して構成される。
ここで、ユーザインターフェース部52は、警告指令を報知する報知部121を有している。制御部54は、勤務状態取得部141、判定部142と動作モード設定部143を備えて構成される。
勤務状態取得部141は、監視センタ7から無線機検出部60の動作モードを設定する信号をアンテナ17、無線部16を介して受信する。この動作モードを設定する信号は、例えば「対処指示信号」或いは「対処終了信号」であって、即ちこの通信装置40を所持する警備員の勤務情報を示す信号である。勤務状態取得部141は、監視センタ7からかかる信号を受信すると記憶部18に当該信号が示す勤務情報を記憶させる。
判定部142は、センタ装置70から送信される対処指示信号を受信すると、動作モード設定部143に無線機検出部60を動作させるように制御する。また、判定部142は対処終了信号を受信した場合には、動作モード設定部143に無線機検出部60の動作を停止させるように制御する。
無線機検出部60は、電波検出ユニット22、受信部26およびアンテナ24を有して構成される。電波検出ユニット22は第1の実施形態と同様に動作制御部28、送信停止部29、電波検出/判定部30と警告司令部32を備えている。
監視センタ7について、図6を用いて説明する。
監視センタ7は、警備員の勤務体系つまり勤務情報(誰が、何時から何時まで、どの事業所で勤務しているかを示す情報)と警備員に与される通信装置40とを入力する入力部72、警備対象物件2に設置された警備装置6から通信網4を介して送信される警備情報(建物2の警備モード信号や警報信号を含む)を受信したり、通信装置40から基地局5及び通信網4を介して警備員への指示または警備員からの報告を受信するための通信部74、警備員の勤務情報と警備員に紐付けられた通信装置40との対応表や建物2の警備情報などを記憶する記憶部76および制御部78を有して構成される。
制御部78は、警備モード設定部80、警備判定部82および停止指示部84を有して構成される。警備モード設定部80は、建物2の警備モードを記憶部76に設定記憶して警備装置6を管理する。警備モード設定部80は、警備装置6から建物2の警備モードすなわち警備セットモード、警備解除モードおよび警備員によって操作されて設定される対処モードを示す警備モード信号を通信網4、通信部74を介して制御部78が受信すると、当該信号に応じた警備モードを当該建物2の警備モードとして記憶部76に設定記憶する。
警備判定部82は、同様に警備装置6から建物2のセンサなどの検知に基づく警報信号や非常信号を受信すると、最寄りの事業所の警備員に対して当該建物2への対処を指示する対処指示信号を送信する。
停止指示部84は、警備判定部82にて対処終了の判定が為された場合、他の無線機が存在するか否かの検出を停止するため、通信装置40に「対処終了」信号を送信する。
なお、警備員が建物2を対処するとき、当該建物2が無人である場合には警備装置6にて対処操作を行うことで、建物2内の警備モードを警備員専用のモードである対処モードに設定する。この対処モード信号は警備装置6から通信網4などを介してセンタ装置3に送信される。その後、警備員の建物2内の適切な対処によって異常から復旧した場合、つまり警備員が当該建物2は正常状態に維持されていると判断した場合には、警備員は警備装置6にて警備セット操作を行うことで再度当該建物2を警備セットモードとする。
センタ装置70が警備セットモードの警備モード信号を受信したときには、警備モード設定部80は当該建物2の警備情報を「対処」モードから再度「警備セット」モードに設定して記憶部76に記憶する。これによって、当該建物2への対処が終了されたこととなる。
また、警備判定部82は警備モード設定部80により、再度「警備セット」モードに設定されたことから当該建物2への対処が終了したことを判定する。停止指示部84は警備判定部82の対処終了の判定に基づき通信装置40「対処終了」信号を送信し、無線機検出部60を停止させる。
図7を参照して、第2の実施形態の動作について説明する。
本実施の形態の通信装置40も、初期設定(デフォルト設定)として、通信装置40は使用不可に設定されている(S31)。
警備員が勤務開始する際に、管理者から会社所有の通信装置1を貸与される。センタ装置70の制御部78は入力部72から入力された当日勤務する警備員の氏名と貸与する通信装置40を記憶部76に記憶させる。なお、ここでは、説明の都合上センタ装置70にて入力することとするが、これに限定するものでなく、例えば事業所ごとにパソコンなどの業務端末から当日勤務する警備員の氏名と貸与する通信装置40とを対応させて入力して、これをセンタ装置70に送信するようにしてもよい。
センタ装置70の通信部74から、通信網4と移動体通信基地局5を介して、該当する通信装置40に対して警備員の勤務情報が送信される(S32)。これにより、判定部142は、無線部16を介して勤務情報を取得し、通信装置1を使用可の状態に設定する(S33)。
これ以降の通信装置40の動作フローのS34からS41の動作は、第1の実施形態の動作フローのS5からS12と同じであるので説明を省略する。
停止指示部84は、警備判定部82が再度「警備セット」モードに設定されたことにより当該対象物件2への対処が終了したことを判定すると、通信部74、通信網4などを介して通信装置40に「対処終了」信号を送信する。通信装置40はアンテナ17、無線部18を介して制御部54が「対処終了」信号を受信する(S42)。なお、判定部142は記憶部18にその旨記憶させるとともに動作モード設定部143にて「対処終了」信号に対応する「停止モード」信号を電波検出ユニット22に送信し、無線機検出部60を停止させる(S43)。
その後、無線部16を介して、判定部142はセンタ装置70から当該通信装置40を携帯する警備員の勤務終了信号を受信すると(S44)、通信装置1を使用不可の状態に設定する(S45)。このようにして、警備員と当該通信装置1との紐づけが切断されることにより当該通信装置1を他の警備員に貸与することが可能となる。
このような第2の実施の形態の通信システムによっても、第1の実施の形態の通信端末1と同様の作用効果が奏される。すなわち、警備員が対処時に私的携帯電話を持ち込んでいない場合には、警備員は自分の近傍に第三者が存在していることを把握できる。つまり、賊の存在を検出できる。これにより警備員は慎重な対応をとることができるので、賊に襲われる危険性が低くなる。また、警備員が対処時に私的携帯電話を持ち込んだ場合には、私的携帯電話の対処時の不正利用を禁止することができるので、通信装置1または私的携帯電話1からの情報漏洩を防ぐことができる。
以上、本発明の実施の形態を例示により説明したが、本発明の範囲はこれらに限定されるものではなく、請求項に記載された範囲内において目的に応じて変更・変形することが可能である。
また、通信装置が予め定められた所定の領域内に位置するときに限り、無線機検出部を起動させるようにしてもよい。この場合、通信装置は自己の現在位置を取得できるようにGPS機能が設けられている。また、所定の領域内とは警備員が対処などの移動に利用する業務用の自動車内および周辺近傍も含まれる。この場合、自動車には通信装置と近接距離通信ができる通信装置が設けられる。例えば、近距離通信装置には、Bluethooth(登録商標)、RFID、ZigBee、赤外線通信機等の近距離通信方式に従ったワイヤレス通信機が用いられる。
警備員が職務を遂行する領域は、夜中の建物内や、警備を行う現場に移動するため警備員が利用する業務用の自動車内等であり、警備員以外に携帯電話等の無線機を使用する者がいないことが多い。一方、そのような領域外(例えば雑踏など)では、多くの人が携帯電話等の無線機を用いていることが多い。そのため、検出すべきでない電波が誤って検出される可能性が高い。本変形例によれば、建物の監視、巡回等の業務が遂行される領域を無線機を検出する検出領域(所定の領域)とすれば、検出領域外での無線機の誤検出が回避される。
1,40 通信装置、3,70 センタ装置、6 警備装置、7 監視センタ、10,50 無線通信部、12 ユーザインターフェース部、14,78 制御部、16 無線部、17 送受信アンテナ、18,76 記憶部、20,60 無線機検出部、22, 電波検出ユニット、24 受信アンテナ、26 受信部、28 動作制御部、29 送信停止部、30 電波検出/判定部、32 警告指令部、72 入力部、74 通信部、78 警備モード設定部、82 警備判定部、84 停止指示部。

Claims (6)

  1. 通信回線と接続されて他の通信装置と通信を行う無線通信部と、他の無線機の存在を検出する電波検出部とを有する通信装置であって、
    前記無線通信部は、
    使用者の勤務状態情報を入力する操作部と、
    前記勤務状態情報が特定の場合に前記電波検出部を起動状態とする動作モード設定部を有し、
    前記電波検出部は、
    前記動作モード設定部から起動信号を受信したとき電波検出動作を行う動作制御部と、
    所定強度以上の電波が検出された場合に他の無線機が存在すると判定する判定部と、を備えることを特徴とする通信装置。
  2. 前記動作モード設定部は、使用者の勤務状態情報が対処業務のときに前記電波検出部を起動状態にすることを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  3. 前記電波検出部は、前記無線通信部が無線送信を行わない状態とする送信停止部を有し、前記無線送信が行われていないときに他の電波を検出することを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  4. 通信回線を介して他の通信装置と通信を行う無線通信部と、他の無線機の存在を検出する電波検出部とを有する通信装置における他の通信装置を検出する方法であって、
    使用者の勤務状態情報を操作部にて入力するステップと、
    前記勤務状態情報が特定の場合に動作モード設定部にて前記電波検出部を起動状態とするステップと、
    電波検出部にて所定強度以上の電波が検出された場合に他の無線機が存在すると判定するステップとを備えることを特徴とする他の通信装置を検出する方法。
  5. 通信回線と接続されて他の通信装置と通信を行う無線通信装置に格納される無線機検出プログラムであって、
    使用者の勤務状態情報を入力する処理と、
    特定の勤務状態のときに前記電波検出部を起動状態とする処理と、
    所定強度の電波が検出された場合に他の無線機が存在するとの判定をする処理と、
    を前記無線通信装置が備えるコンピュータに実行させることを特徴とする無線機検出プログラム。
  6. 通信回線と接続されて他の通信装置と通信を行う無線通信部と、他の無線機の存在を検出する電波検出部とを有する通信装置と、異常を検出するセンサが設置された物件から信号を受信するセンタ装置と、を備える通信システムであって、
    前記通信装置は、
    前記電波検出部の起動を行う動作制御部と、
    所定強度以上の電波が検出された場合に他の無線機が存在すると判定する判定部とを有し、
    前記センタ装置は、
    前記通信装置の使用者の勤務状態情報を入力する操作部と、
    前記物件の信号を受信して使用者の対処が必要か否かを判定する警備判定部とを有し、
    前記警備判定部によって対処が必要であると判定された場合に前記電波検出部を起動状態とする信号を使用者の前記通信装置に送信することを特徴とする通信システム。
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