JPH10163893A - 携帯電話による障害電波の警報装置 - Google Patents

携帯電話による障害電波の警報装置

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JPH10163893A
JPH10163893A JP8328051A JP32805196A JPH10163893A JP H10163893 A JPH10163893 A JP H10163893A JP 8328051 A JP8328051 A JP 8328051A JP 32805196 A JP32805196 A JP 32805196A JP H10163893 A JPH10163893 A JP H10163893A
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JP
Japan
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radio wave
detection signal
unit
alarm
detection
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JP8328051A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Tsutagaya
洋 蔦ケ谷
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NOIZU KENKYUSHO KK
Original Assignee
NOIZU KENKYUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯電話から発信される電波を検出して、い
ち早く警報を発することができる携帯電話による障害電
波の警報装置を提供する。 【解決手段】 携帯電話11から発信される電波を受信
し検出信号を出力する電波検出部12と、この電波検出
部12からの検出信号に基づいてメモリに記憶した警報
情報を読み出しスピーカから出力する音声出力部13
と、各部に電源を供給する電源部14とが携帯性を有す
るケース15内に一体的に収納する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話から発信
される電波を検出して警報を発する携帯電話による障害
電波報知装置に関すものである。
【0002】
【従来の技術】近年、移動体通信が注目されており、特
に携帯電話は、ますます小型軽量化され、急速に普及し
拡大しつつある。ところが携帯電話が病院等に持ち込ま
れたとき、その電波が手術室や集中治療室に配置されて
いる医療機器に悪影響を与えることが指摘されている。
例えば、X線診断装置、血圧計、輸液ポンプ、人工心肺
装置等の医療機器に、アラーム、誤動作、機能停止等の
重大な問題が生じるおそれがあることが報告されてい
る。これは携帯電話がデジタル方式になり高周波数を使
用するようになり、医療機器内に使用されているCPU
(中央処理装置)やIC等の回路に影響を与えるものと
考えられている。このような携帯電話による電波障害に
対して、現在では病院内への携帯電話の持ち込みを禁止
したりしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、携帯電
話が小型軽量化されて携帯に便利になり普及がますます
拡大すると、誤って持ち込まれる機会も多くなり、電波
の医療機器への悪影響を防ぐことが困難になる。また、
携帯電話の電源がオンになっている場合には、自分が電
話をかけないときでも、相手から電話がかかってきたと
きに電波を発生するため病院内では電源をオフにするこ
とを徹底することが必要になる。
【0004】そこで本発明は、携帯電話から発信される
電波を検出して、いち早く警報を発することができる携
帯電話による障害電波の警報装置を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の携帯電話による障害電波の警報装置は、携
帯電話から発信される電波を受信し検出信号を出力する
電波検出部と、この電波検出部からの検出信号に基づい
てメモリに記憶した警報情報を読み出しスピーカから出
力する音声出力部と、前記各部に電源を供給する電源部
とが携帯性を有するケース内に一体的に収納されている
ことを特徴とするものである。携帯電話の電波を電波検
出部が検出し、音声出力部がいち早くメモリから読み出
した警報を発することができる。
【0006】また、本発明の警報装置は、携帯電話から
発信される電波を受信し検出信号を出力する電波検出部
と、この電波検出部からの検出信号に基づいて警報情報
を表示器に表示する表示出力部と、前記各部へ電源を供
給する電源部とを備えたことを特徴とするものである。
携帯電話の電波を電波検出部が検出し、表示出力部がい
ち早く警報を発することができる。
【0007】さらに、本発明の警報装置は、携帯電話か
ら発信される電波を受信し検出信号を出力する電波検出
部と、この電波検出部からの検出信号を送信する信号送
信部と、前記各部に電源を供給する電源供給部とを備え
た検出電波送信部が各所に配置され、それぞれの検出電
波送信部から送信されてくる検出信号を1か所に配置さ
れた集中受信部で受信しモニタに表示することを特徴と
するものである。各所に配置された検出電波送信部から
送信されてくる携帯電話の電波の検出信号が集中受信部
で受信されモニタに表示されるため、どこで携帯電話が
使用されたかわかり、警報を発することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施形態に
より具体的に説明する。図1は本発明の第1実施形態の
警報装置の構成を説明するブロック図、図2は本発明の
第1実施形態の警報装置の外観斜視図である。
【0009】これらの図において、本実施形態の警報装
置10は、携帯電話11から発信される電波を受信して
検出信号を出力する電波検出部12と、この検出信号に
基づいて警報情報を音声として出力する音声出力部13
と、各部に電源を供給する電源部14とが、ケース15
内に一体的に収納されたものであり、例えば、医療機器
の近傍等に配置されたり携帯されるものである。
【0010】上記電波検出部12は、携帯電話11から
発信される電波をアンテナ12aを介して電波受信部1
2bで受信し、検出部12cで検出信号を出力するよう
に構成されている。アンテナ12aは、例えば、小型で
軽量な筐体内蔵型が使用される。電波受信部12bは、
携帯電話11の種類(デジタルあるいはアナログ方式
等)に応じて使用される周波数帯の電波を受信するフィ
ルタを含む回路である。検出部12cは、電波受信部1
2bで受信された電波が一定の強度以上であるときに検
出信号を出力する部分であり、その電波強度の判定は、
携帯電話11の電波の出力、配置場所等に応じて医療機
器に悪影響を与える程度を考慮して実験的に決められ
る。
【0011】上記音声出力部13は、検出部12cから
出力される検出信号により読み出し制御部13aがRO
M13bに記憶されている音声情報を読み出し、D/A
変換器13cによりデジタル信号をアナログ信号に変換
し、音声駆動部13dを介してスピーカ13eから音声
を出力するように構成されている。ROM13bには、
例えば、音声情報として「携帯電話を使用しないで下さ
い。携帯電話の電源を切って下さい。」等が記憶されて
いる。読み出し制御部13aは、例えば、ROM13b
に記憶された音声情報を数回繰り返して読み出した後読
み出しを停止する回路を有し、音声駆動部13dは、D
/A変換器13cで変換されたアナログ信号を増幅して
スピーカ13eを駆動する回路である。
【0012】上記電源部14は、例えば、乾電池であ
り、電源スイッチ16をオンすることで各部に電源が供
給される。
【0013】上記ケース15は、図2に示すように、携
帯に便利なように小型で矩形状に形成された筐体であ
り、その内部に上記の電波検出部12、音声出力部13
及び電源部14が収納されている。ケース15には、そ
の正面にスピーカ13eが配置され、上部に電源スイッ
チ16が配置されている。
【0014】上記構成の警報装置10では、例えば、治
療室内の医療機器が設置されている場所の近傍に配置さ
れ、電源スイッチ16をオンすることで電源部14から
各部に電源が供給され動作状態になる。この治療室内に
携帯電話11が持ち込まれて、電話をかけたりあるいは
電話がかかってきたとき、携帯電話11から発信された
電波が電波検出部12で受信され検出信号を出力する
と、音声出力部13の読み出し制御部13aがROM1
3bから音声情報を読み出し、D/A変換器13c、音
声駆動部13dを介してスピーカ13eから「携帯電話
を使用しないで下さい。携帯電話の電源を切って下さ
い。」の音声が繰り返し発せられる。これにより、携帯
電話11を所持した人に対して、いち早く警報を発する
ことができ、医療機器の電波による誤動作を防止するこ
とが可能になる。また、この実施形態警報装置10で
は、携帯に便利なため医者や看護婦が常に携帯し携帯電
話11のの電波を検出したとき所持者に注意したり、あ
るいはペースメーカを使用した患者が所持し、常に携帯
電話11からの電波の発信を監視し、電波の発信される
場所を避けることが可能になる。
【0015】図3は本発明の第2実施形態の警報装置の
構成を説明するブロック図である。なお、第1実施携帯
に対応する部分は同一の符号を記す。
【0016】同図に示すように、この実施形態の警報装
置20は、携帯電話11から発信される電波を受信して
検出信号を出力する電波検出部12と、この検出信号に
基づいて警報情報を表示として出力する表示出力部21
と、各部に電源を供給する電源部22とから構成された
ものであり、少なくとも電波検出部12が、例えば、医
療機器の近傍等に配置されるものである。
【0017】上記表示出力部21は、検出部12cから
出力される検出信号により読み出し制御部21aがRO
M21bに記憶されている表示情報を読み出し、表示駆
動部21cを介して表示器21dに表示するように構成
されている。ROM21bには、表示情報として音声と
同様に「携帯電話を使用しないで下さい。携帯電話の電
源を切って下さい。」等の文字情報が記憶されている。
表示器21dは、文字情報を表示できる任意の表示器で
あり、例えば、治療室の壁等に配置される。
【0018】上記構成の警報装置20では、携帯電話1
1から発信された電波が電波検出部12で受信され検出
信号を出力すると、表示出力部21の読み出し制御部2
1aがROM21bから表示情報を読み出し、表示駆動
部21cを介して表示器21dに「携帯電話を使用しな
いで下さい。携帯電話の電源を切って下さい。」が表示
される。これにより、携帯電話11を所持した人に対し
て、いち早く警報を発することができ、医療機器の電波
による誤動作を防止することが可能になる。
【0019】図4は本発明の第3実施形態の警報装置の
構成を説明するブロック図である。なお、第1実施携帯
に対応する部分は同一の符号を記す。
【0020】同図に示すように、この実施形態の警報装
置30は、携帯電話11から発信される電波を受信して
検出信号を出力する電波検出部12と、この検出信号を
送信する信号送信部31aと、各部に電源を供給する電
源部32とからなる検出電波送信部31が、例えば、病
院内の治療室の医療機器の設置された近傍あるいは待合
室等に多数配置され、その信号送信部31aからの検出
信号が有線等により1か所に配置された集中管理部33
に送信される。この集中管理部33は、集中受信部34
が各信号送信部31aから送信されてくる検出信号を受
信してその場所を判断し、モニタ35に表示するように
なっている。
【0021】上記構成の警報装置30では、携帯電話1
1から発信された電波が検出電波送信部31の電波検出
部12で受信され検出信号が信号送信部31aから集中
制御部33の集中受信部34で受信され、モニタ35に
表示されることで、どこで携帯電話11から電波が発信
されたかを知ることができ、これによりその場所の携帯
電話11を所持した人に注意することができる。
【0022】なお、上記各実施形態において、警報の内
容については任意に決めることができ、音声や表示の場
合も実施例に限定されない。また、表示による警報で
は、文字情報の表示だけでなく注意を与えるランプの点
滅でもよい。さらに、第2及び第3実施形態の電波検出
部12や検出電波送信部31は、壁掛けタイプにしても
よい。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明の警報装置で
は、病院内の医療機器等の近傍や待合室に設置したり、
あるいは携帯することで、携帯電話から発信される電波
を検出して、いち早く警報を発することができ、医療機
器の誤動作等を防止することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の警報装置の構成を説明
するブロック図である。
【図2】本発明の第1実施形態の警報装置の外観斜視図
である。
【図3】本発明の第2実施形態の警報装置の構成を説明
するブロック図である。
【図4】本発明の第3実施形態の警報装置の構成を説明
するブロック図である。
【符号の説明】
10 警報装置 11 携帯電話 12 電波検出部 13 音声出力部 14 電源部 15 ケース 16 電源スイッチ 20 警報装置 21 表示出力部 22 電源部 30 警報装置 31 検出電波送信部 32 電源部 33 集中制御部 34 集中受信部 35 モニタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯電話から発信される電波を受信し検
    出信号を出力する電波検出部と、この電波検出部からの
    検出信号に基づいてメモリに記憶した警報情報を読み出
    しスピーカから出力する音声出力部と、前記各部に電源
    を供給する電源部とが携帯性を有するケース内に一体的
    に収納されていることを特徴とする携帯電話による障害
    電波の警報装置。
  2. 【請求項2】 携帯電話から発信される電波を受信し検
    出信号を出力する電波検出部と、この電波検出部からの
    検出信号に基づいて警報情報を表示器に表示する表示出
    力部と、前記各部へ電源を供給する電源部とを備えたこ
    とを特徴とする携帯電話による障害電波の警報装置。
  3. 【請求項3】 携帯電話から発信される電波を受信し検
    出信号を出力する電波検出部と、この電波検出部からの
    検出信号を送信する信号送信部と、前記各部に電源を供
    給する電源供給部とを備えた検出電波送信部が各所に配
    置され、それぞれの検出電波送信部から送信されてくる
    検出信号を1か所に配置された集中受信部で受信しモニ
    タに表示することを特徴とする携帯電話による障害電波
    の警報装置。
JP8328051A 1996-11-25 1996-11-25 携帯電話による障害電波の警報装置 Pending JPH10163893A (ja)

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JP (1) JPH10163893A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014102586A (ja) * 2012-11-16 2014-06-05 Secom Co Ltd 通信装置、通信システムおよび無線機検出プログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014102586A (ja) * 2012-11-16 2014-06-05 Secom Co Ltd 通信装置、通信システムおよび無線機検出プログラム

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