JP2014102540A - 信号制御機 - Google Patents

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Abstract

【課題】横断歩道における歩行者優先の信号制御の臨機応変な実施。
【解決手段】交通信号制御システム1は、横断歩道3に設置され、横断歩道3を通行する歩行者を感知する歩行者感知器50の感知結果をもとに、横断歩道3に係る車両用信号機10及び歩行者用信号機20に対する信号制御方式を切り替える。すなわち、歩行者感知器50の感知結果が、歩行者交通量が“多い”状態が継続されているとみなす継続条件を満たす場合には車両リコール方式とし、それ以外の場合には歩行者リコール方式或いは定周期方式とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、横断歩道に係る歩行者用信号機及び車両用信号機を制御する信号制御機に関する。
従来、単路に設置された横断歩道には、押しボタン式交通信号制御機が設置されることが多い。この押しボタン式交通信号制御機は、通常は車両交通に通行権を与え(車両青)、押しボタン箱から歩行者による横断要求があった場合に歩行者側に通行権を与える(歩行者青)信号制御方式(歩行者リコール方式)である(特許文献1)。
特開2007−133585号公報
ところで、歩行者リコール方式は、通常は歩行者側が赤信号であるため、青信号になるのを待ちきれずに歩行者が横断歩道を渡り始めることが多々あり、非常に危険であった。そこで、近年では、歩行者交通量が比較的多く車両交通量が少ない横断歩道では、通常は歩行者側に通行権を与え(歩行者青)、車両感知器によって横断歩道にさしかかった車両が検知された場合に車両に通行権を与える(車両青)といった、歩行者優先の信号制御方式(車両リコール方式)も実施されている。
しかし、歩行者交通量や車両交通量は曜日や時間帯によって変動し、交通量によって適した信号制御方式が異なる。つまり、歩行者交通量が多く車両交通量が少ない場合には、車両リコール方式が適し、車両交通量が多く歩行者交通量が少ない場合には、歩行者リコール方式が適している。従って、曜日や時間帯によってリコール方式を固定すると、逆効果の場合も起こり得る。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、横断歩道における歩行者優先の信号制御を臨機応変に実施できるようにすることである。
上記課題を解決するための第1の発明は、
横断歩道を通行する歩行者を検出するための歩行者感知器の感知結果、及び、前記横断歩道が設けられた道路を通行する車両を検出するための車両感知器の感知結果、に基づいて、前記横断歩道に係る歩行者用信号機及び車両用信号機を制御する信号制御機であって、
通常時に前記横断歩道側に通行権を与え、前記車両感知器の感知結果が所定の車両リコール条件を満たした場合に前記道路側に通行権を与えるように前記歩行者用信号機及び前記車両用信号機を制御する車両リコール方式の信号制御を実行するか否かを、前記歩行者感知器の感知結果に基づいて判断する信号制御手段、
を備えた信号制御機である。
この第1の発明によれば、道路に設けられた横断歩道に係る歩行者用信号機及び車両用信号機の制御として、歩行者感知器の感知結果に基づいて、車両リコール方式の信号制御を実行するか否かが判断される。これにより、例えば、歩行者感知器の感知結果に基づく歩行者交通量が“多い”場合には車両リコール方式の信号制御を実行するといった、歩行者優先の信号制御を臨機応変に実施することが可能となる。
また、第2の発明として、第1の発明の信号制御機であって、
前記信号制御手段は、前記車両リコール方式の他に、a)前記横断歩道側と前記道路側とに交互に通行権を与えるように前記歩行者用信号機及び前記車両用信号機を制御する定周期方式と、b)通常時に前記道路側に通行権を与え、所定の歩行者リコール条件を満たした場合に前記横断歩道側に通行権を与えるように前記歩行者用信号機及び前記車両用信号機を制御する歩行者リコール方式のうちのどちらか一方又は両方の方式を少なくとも含む複数方式の中から、前記歩行者感知器の感知結果に基づいて一の方式を選択し、該一の方式の信号制御を実行する、
信号制御機を構成しても良い。
この第2の発明によれば、車両リコール方式の他に、定周期方式及び歩行者リコール方式のうちのどちらか一方又は両方を少なくとも含む複数方式の中から、歩行者感知器の感知結果に基づいて選択された一の方式の信号制御が実行される。これにより、例えば、歩行者感知器の感知結果に基づく歩行者交通量が“多い”場合には車両リコール方式とし、“少ない”場合には定周期方式或いは歩行者リコール方式とするといった、歩行者優先の信号制御を臨機応変に実施することが可能となる。
また、第3の発明として、第2の発明の信号制御機であって、
前記信号制御手段は、前記歩行者感知器の感知結果が継続して所定の交通量があることを示す所定の継続条件を満たす場合に、次の信号制御サイクルの信号制御方式として前記車両リコール方式を選択する、
信号制御機を構成しても良い。
この第3の発明によれば、歩行者感知器の感知結果が継続して所定の交通量があることを示す所定の継続条件を満たす場合に、次の信号制御サイクルの制御方式として車両リコール方式が選択される。つまり、ある程度以上の歩行者交通量がある場合には、歩行者優先の車両リコール方式が実施される。
また、第4の発明として、第3の発明の信号制御機であって、
前記信号制御手段は、現在を含む過去所定数の信号制御サイクルの間、前記歩行者感知器の感知結果に基づく交通量が、連続して所定の閾値条件を満たす場合に、前記継続条件を満たすと判断する、
信号制御機を構成しても良い。
この第4の発明によれば、継続条件として、現在を含む過去所定数の信号制御サイクルの間、歩行者感知器の感知結果に基づく交通量が連続して所定の閾値条件を満たすことが判断される。
また、第5の発明として、第3の発明の信号制御機であって、
前記信号制御手段は、現在の信号制御サイクルの前記歩行者用信号機の青表示終了のタイミングにおける前記歩行者感知器の感知結果が感知有りの場合に、前記継続条件を満たすと判断する、
信号制御機を構成しても良い。
この第5の発明によれば、継続条件として、現在の信号制御サイクルの歩行者用信号機の青表示終了時における歩行者感知器の感知結果が感知有りであれば、継続条件を満たすと判断され、次の信号制御サイクルが車両リコール方式となる。
交通信号制御システムの設置例。 信号制御機の機能構成図。 自動切替設定テーブルのデータ構成例。 制御パターン設定テーブルのデータ構成例。 信号制御処理のフローチャート。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。但し、本発明の適用可能な実施形態がこれに限定されるものではない。
[全体構成]
図1は、本実施形態の交通信号制御システム1の設置例である。交通信号制御システム1は、道路を横切るように設けられた横断歩道3に設置され、この横断歩道3における交通信号を制御する。また、交通信号制御システム1は、車両用信号機10と、歩行者用信号機20と、押しボタン箱30と、車両感知器40と、歩行者感知器50と、信号制御機60とを備え、車両用信号機10、歩行者用信号機20、押しボタン箱30、車両感知器40、及び、歩行者感知器50それぞれと、信号制御機60との間は、有線或いは無線通信によって通信可能に接続されている。
車両用信号機10は、路側に設置された柱等の上部に、道路を通行する車両交通に対面するように設置されている。この車両用信号機10の信号表示は、信号制御機60によって制御される。
歩行者用信号機20は、横断歩道3の両端の路側に設置された柱等の上部に、横断歩道3を通行する歩行者に対面するように設置されている。この歩行者用信号機20の信号表示は、信号制御機60によって制御される。
押しボタン箱30は、横断歩道3近傍の路側に設置された柱等の下部に設置され、横断歩道を横断しようとする歩行者が、押しボタンを押下することによって横断要求を入力する。押しボタン箱30からの横断要求の信号は、信号制御機60へ出力される。
車両感知器40は、路側に設置された柱等の上部に、横断歩道3の手前の道路を上方から俯瞰するように設置されており、横断歩道に進入しようとする車両を感知する。この車両感知器40は、例えば超音波式や光学式であり、車両感知器40による感知信号は、随時、信号制御機60へ出力される。
歩行者感知器50は、横断歩道3の端部の路側に設置された柱等の上部に、横断歩道3を上方から俯瞰するように設置されており、横断歩道3を通行する歩行者を感知する。この歩行者感知器50は、例えば画像式であり、歩行者感知器50による感知信号は、随時、信号制御機60へ出力される。なお、いわゆる人感センサーを用いた方式を利用することとしてもよい。
信号制御機60は、例えば、車両用信号機10或いは歩行者用信号機20が取り付けられた柱等やその近傍に設置され、横断歩道3における交通信号を制御する。特に、本実施形態では、歩行者感知器50による感知結果をもとに、信号制御方式として、車両リコール方式、歩行者リコール方式、及び、定周期方式の何れかに切り替える。
車両リコール方式とは、通常は歩行者交通に通行権を与え(歩行者青)、車両感知器40によって車両が感知された場合に、一時的に車両交通に通行権を与える方式である。歩行者リコール方式とは、通常は車両交通に通行権を与え(車両青)、押しボタン箱30によって歩行者の横断要求がなされた場合に、一時的に歩行者交通に通行権を与える方式である。定周期方式とは、歩行者交通と車両交通とに交互に通行権を与える方式である。
[機能構成]
図2は、信号制御機60の機能構成図である。図2によれば、信号制御機60は、本実施形態を実現するための機能部として、操作部110と、計時部120と、処理部200と、記憶部300とを備えるが、外部システムとの通信部や、表示部などの他の機能部を更に備えることとしてもよい。
操作部110は、例えばボタンスイッチやタッチパネル等の入力装置で実現され、交通信号制御システム1の管理者の操作に応じた操作信号を処理部200へ出力する。計時部120は、現在時刻や、指定タイミングからの経過時間を計時し、計時した現在時刻や経過時間を処理部200に出力する。
処理部200は、例えばCPU等の演算装置で実現され、記憶部300に記憶されたプログラムやデータ、車両感知器40や歩行者感知器50、押しボタン箱30からの感知信号等に基づいて、信号制御機60を構成する各部への指示やデータ転送を行い、信号制御機60の全体制御を行う。また、処理部200は、信号制御部210と、制御方式切替部220と、制御パターン選択部230と、歩行者占有率算出部240とを有し、信号制御プログラム310に従った信号制御処理(図5参照)を行う。
信号制御部210は、制御方式切替部220によって決定された信号制御方式で、車両用信号機10及び歩行者用信号機20の点灯/滅灯を制御する。このとき、決定された信号制御方式への切り替えは、例えば、信号制御サイクルの開始タイミングとする。
制御方式切替部220は、現在時刻と、歩行者占有率算出部240によって算出された歩行者占有率とに応じて、次の信号制御方式を決定する。このとき、信号制御方式の決定は、例えば、各信号制御サイクルの終了直前のタイミングとする。具体的には、自動切替設定テーブル320を参照して、現在時刻が、信号制御方式の切り替えを行うとして定められた時間帯であるか否かを判断する。
図3は、自動切替設定テーブル320のデータ構成例である。図3によれば、自動切替設定テーブル320は、1日を区切った時間帯それぞれに、信号制御方式の切り替えの実行有無を対応付けて格納している。
信号制御方式の自動切替時間帯でないならば、信号制御方式を定周期方式と決定する。一方、信号制御方式の自動切替時間帯ならば、歩行者占有率に応じて、信号制御方式を切り替える。すなわち、歩行者占有率が所定の継続条件を満たすか否かを判断する。
継続条件は、歩行者交通が多い状態が継続されている状態を規定する条件であり、a)現在の信号制御サイクルを含む過去の連続するN回の信号制御サイクルそれぞれにおける行者青の期間の歩行者占有率が、連続して所定の閾値以上であり(閾値条件)、且つ、b)現在の信号制御サイクルの歩行者青の終了時点において歩行者感知器50の感知結果が感知有りである(連続条件)、ことである。そして、継続条件を満たすならば、次の信号制御サイクルの信号制御方式を車両リコール方式と決定する。
一方、継続条件を満たさない場合には、信号制御方式を歩行者リコール方式或いは定周期方式とする。すなわち、継続条件のうち、a)閾値条件、を満たさないならば、信号制御方式を歩行者リコール方式と決定する。また、a)閾値条件、を満たすが、b)連続条件、を満たさないならば、信号制御方式を定周期方式と決定する。
制御パターン選択部230は、歩行者占有率算出部240によって算出された歩行者占有率に基づき、制御パターン設定テーブル330を参照して、現在の信号制御方式の制御パターンを選択する。制御パターンは、信号制御サイクルの長さや、現示階梯における各階梯(ステップ)の時間(スプリット)、オフセット等を定めたデータ(信号制御パラメータ)であり、複数の制御パターンが制御パターンデータ340として記憶されている。
図4は、制御パターン設定テーブル330のデータ構成の一例を示す図である。図4によれば、制御パターン設定テーブル330は、信号制御方式それぞれに、歩行者占有率と、制御パターンとを対応付けて格納している。制御パターンとは、信号制御サイクルの長さや、各ステップの時間、オフセット等を定めた信号制御パラメータであり、予め、信号制御方式と歩行者占有率との組み合わせに応じた複数の制御パターンが用意され、制御パターンデータ340として記憶されている。
歩行者占有率算出部240は、歩行者感知器50の感知結果をもとに、横断歩道を通行する歩行者交通量を算出する。算出方法は公知の方法を利用できる。例えば、歩行者感知器50から感知した歩行者の人数が感知信号として出力されるのであれば、感知対象の横断歩道の面積に対する感知人数の割合を歩行者占有率として算出してもよいし、過去一定時間の間の感知人数の割合を歩行者占有率として算出してもよい。人数では無く、歩行者の存否が検知信号であるならば、過去一定時間の間の割合を歩行者占有率として算出すればよい。算出した歩行者占有率は、時刻と対応付けて、歩行者占有率データ350として蓄積記憶される。
記憶部300は、ハードディスクやROM、RAM等の記憶装置で実現され、処理部200が信号制御機60を統合的に制御するためのシステムプログラムやデータ等を記憶しているとともに、処理部200の作業領域として用いられ、処理部200が各種プログラムに従って実行した演算結果や、車両感知器40や歩行者感知器50からの感知信号等が一時的に格納される。本実施形態では、信号制御プログラム310と、自動切替設定テーブル320と、制御パターン設定テーブル330と、制御パターンデータ340と、歩行者占有率データ350と、が記憶される、
[処理の流れ]
図5は、信号制御処理を説明するフローチャートである。
先ず、制御方式切替部220が、現在時刻が信号制御方式の切り替えを行う時間帯であるか否かを判断し、自動切替時間帯でないならば(ステップA1:NO)、信号制御方式を定周期方式と決定する(ステップA3)。
一方、信号制御方式の自動切替時間帯であるならば(ステップA1:YES)、続いて、継続条件を満たすか否かを判断する。すなわち、先ず、閾値条件を満たすか否かを判断する、つまり、現在の信号制御サイクルを含む過去の連続するN回(N≧2)の信号制御サイクルそれぞれにおける歩行者青の期間の歩行者占有率が所定の閾値以上であるか否かを判断し、全て閾値以上であるならば閾値条件を満たすと判断する。
閾値条件を満たさないならば(ステップA5:NO)、信号制御方式を歩行者リコール方式と決定する(ステップA17)。そして、制御パターン選択部230が、歩行者占有率に応じた制御パターンを選択する。次の信号制御サイクルにおいては、信号制御部210は、歩行者リコール方式での信号制御を実行する(ステップA19)。
閾値条件を満たすならば(ステップA5:YES)、続いて、連続条件を満たすか否かを判断する(ステップA7)。つまり、現在の信号制御サイクルにおける歩行者青の終了時点の歩行者感知器50の感知結果が感知有り(或いは感知人数が1人以上)であるならば、連続条件を満たすと判断する。
連続条件を満たすならば(ステップA7:YES)、信号制御方式を車両リコール方式と決定する(ステップA9)。そして、制御パターン選択部230が、歩行者占有率に応じた制御パターンを選択する。次の信号制御サイクルにおいては、信号制御部210は、車両リコール方式での信号制御を実行する(ステップA11)。
連続条件を満たさないならば(ステップA7:NO)、信号制御方式を定周期方式と決定する(ステップA13)。そして、制御パターン選択部230が、歩行者占有率に応じた制御パターンを選択する。次の信号制御サイクルにおいては、信号制御部210は、定周期方式での信号制御を実行する(ステップA15)。その後、ステップA1に戻り、同様の処理を繰り返す。
[作用効果]
このように、本実施形態の交通信号制御システム1は、横断歩道3に設置され、横断歩道3を通行する歩行者を感知する歩行者感知器50の感知結果をもとに、横断歩道3に係る車両用信号機10及び歩行者用信号機20に対する信号制御方式を切り替える。すなわち、歩行者感知器50の感知結果が、歩行者交通量が“多い”状態が継続されているとみなす継続条件を満たす場合には車両リコール方式とし、それ以外の場合には歩行者リコール方式或いは定周期方式とする。
これにより、歩行者交通量に応じて信号制御方式に切り替えることで、横断歩道における歩行者優先の信号制御を臨機応変に切り替えることができる。
なお、本発明の適用可能な実施形態は上述の実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能なのは勿論である。
例えば、上述の実施形態では、信号制御方式として、車両リコール方式の他、歩行者リコール方式及び定周期方式の3つの方式の何れかを選択することにしたが、後者の2つの方式については何れか一方のみとしても良いし、或いは、閃光方式といったこれ以外の信号制御方式を加えても良い。
また、歩行者リコール方式と定周期方式の切り替え条件として、図5の例を説明したが、これを逆としても良い。すなわち、ステップA13〜A15と、ステップA17〜A19とを逆にしてもよい。
また、閾値条件として、歩行者占有率が閾値以上の場合として説明したが、この閾値は適宜設定変更することが可能である。例えば、時間帯や曜日によって変更することとしてもよい。閾値を低めにし、歩行者交通量が“有る”とみなせる状態を基準に設定してもよい。
1 交通信号制御システム
10 車両用信号機、20 歩行者用信号機、30 押しボタン箱
40 車両感知器、50 歩行者感知器
60 信号制御機
110 操作部、120 計時部
200 処理部
210 信号制御部、220 制御方式切替部
230 制御パターン選択部、240 歩行者占有率算出部
30 記憶部
310 信号制御プログラム
320 自動切替設定テーブル、330 制御パターン設定テーブル
340 制御パターンデータ、350 歩行者占有率データ
3 横断歩道

Claims (5)

  1. 横断歩道を通行する歩行者を検出するための歩行者感知器の感知結果、及び、前記横断歩道が設けられた道路を通行する車両を検出するための車両感知器の感知結果、に基づいて、前記横断歩道に係る歩行者用信号機及び車両用信号機を制御する信号制御機であって、
    通常時に前記横断歩道側に通行権を与え、前記車両感知器の感知結果が所定の車両リコール条件を満たした場合に前記道路側に通行権を与えるように前記歩行者用信号機及び前記車両用信号機を制御する車両リコール方式の信号制御を実行するか否かを、前記歩行者感知器の感知結果に基づいて判断する信号制御手段、
    を備えた信号制御機。
  2. 前記信号制御手段は、前記車両リコール方式の他に、a)前記横断歩道側と前記道路側とに交互に通行権を与えるように前記歩行者用信号機及び前記車両用信号機を制御する定周期方式と、b)通常時に前記道路側に通行権を与え、所定の歩行者リコール条件を満たした場合に前記横断歩道側に通行権を与えるように前記歩行者用信号機及び前記車両用信号機を制御する歩行者リコール方式のうちのどちらか一方又は両方の方式を少なくとも含む複数方式の中から、前記歩行者感知器の感知結果に基づいて一の方式を選択し、該一の方式の信号制御を実行する、
    請求項1に記載の信号制御機。
  3. 前記信号制御手段は、前記歩行者感知器の感知結果が継続して所定の交通量があることを示す所定の継続条件を満たす場合に、次の信号制御サイクルの信号制御方式として前記車両リコール方式を選択する、
    請求項2に記載の信号制御機。
  4. 前記信号制御手段は、現在を含む過去所定数の信号制御サイクルの間、前記歩行者感知器の感知結果に基づく交通量が、連続して所定の閾値条件を満たす場合に、前記継続条件を満たすと判断する、
    請求項3に記載の信号制御機。
  5. 前記信号制御手段は、現在の信号制御サイクルの前記歩行者用信号機の青表示終了のタイミングにおける前記歩行者感知器の感知結果が感知有りの場合に、前記継続条件を満たすと判断する、
    請求項3に記載の信号制御機。
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