JP2014101334A - ポリエステル系樹脂粉体 - Google Patents
ポリエステル系樹脂粉体 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014101334A JP2014101334A JP2012255902A JP2012255902A JP2014101334A JP 2014101334 A JP2014101334 A JP 2014101334A JP 2012255902 A JP2012255902 A JP 2012255902A JP 2012255902 A JP2012255902 A JP 2012255902A JP 2014101334 A JP2014101334 A JP 2014101334A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- powder
- polylactic acid
- scrub agent
- agent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Cosmetics (AREA)
Abstract
【課題】 本発明は、環境に悪影響を与える恐れが少なく、研磨能力や洗浄効果が高く、工業的に生産性良く製造することができるポリエステル系樹粉体からなるスクラブ剤、及び該スクラブ剤を含む化粧料、研磨剤を提供することを目的とする。
【解決手段】 ポリエステル系樹脂組成物の発泡体を粉砕にしてなる樹脂粉体からなるスクラブ剤であって、見かけ密度が0.001g/cm3以上0.2g/cm3以下とすることにより、環境に悪影響を与える恐れが少なく、研磨能力や洗浄効果が高く、工業的に生産性良く製造することができる。
【選択図】図1
【解決手段】 ポリエステル系樹脂組成物の発泡体を粉砕にしてなる樹脂粉体からなるスクラブ剤であって、見かけ密度が0.001g/cm3以上0.2g/cm3以下とすることにより、環境に悪影響を与える恐れが少なく、研磨能力や洗浄効果が高く、工業的に生産性良く製造することができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、ポリエステル系樹脂粉体からなるスクラブ剤に関するものであり、該スクラブ剤は化粧料、研磨剤等に用いられる。
樹脂製粉体は、身体や頭髪洗浄用化粧料向けのスクラブ剤を始めとした各種の研磨剤、各種塗料、トナー、薬剤担体向け微粒子など様々な分野に用いられている。
従来、これらの分野には用途・目的に合わせて、ポリエチレン系、ポリプロピレン系、アクリル系、ウレタン系、ポリエステル系などの樹脂が使用されている。しかしながら、これらの樹脂の大部分は、熱や水、光に対して非常に安定である反面、自然界において半永久的に残り続けて生態系に大きな影響を及ぼす恐れがある為、様々な面で環境破壊を引き起こすことが懸念されている。特に、研磨剤は、使用後に水と共に排水として自然界に排出されることが多い為、特にその影響が懸念される。
このような背景から、従来の樹脂製粉体と同様に使用でき、しかも、使用後は自然界の微生物によって分解され、最終的には水と二酸化炭素になることができる生分解性の樹脂粉体が強く望まれている。
このような問題を解決して、生分解性樹脂からなる粉体を得る提案としては、熱可塑性樹脂であるポリ乳酸を有機溶媒に溶解した後、該溶液を水などの貧溶媒に滴下したり、中和塩化することにより、微粒子状に析出させて得る提案がある(例えば、特許文献1、2参照)。
しかしながら、該提案では、溶解や析出、乾燥という多段階の工程を要する為に、生産性が悪いだけでは無く、不純物を含んだ廃溶媒が多量に発生し、排出すると環境に悪影響を与えてしまう可能性が高い。また、該提案では、再利用する為の不純物を取り除く処理において多大な労力が必要になると共に、この際にも環境に悪影響を与える恐れのある物質が生成してしまう可能性が高い。また、該提案では、得られる粉体中に必ず微量の溶媒が残ってしまい、この残留溶媒が最終製品の品質に悪影響を及ぼす恐れもある。
しかしながら、該提案では、溶解や析出、乾燥という多段階の工程を要する為に、生産性が悪いだけでは無く、不純物を含んだ廃溶媒が多量に発生し、排出すると環境に悪影響を与えてしまう可能性が高い。また、該提案では、再利用する為の不純物を取り除く処理において多大な労力が必要になると共に、この際にも環境に悪影響を与える恐れのある物質が生成してしまう可能性が高い。また、該提案では、得られる粉体中に必ず微量の溶媒が残ってしまい、この残留溶媒が最終製品の品質に悪影響を及ぼす恐れもある。
有機溶媒を用いない方法としては、溶媒ポリ乳酸系樹脂からなるチップもしくは塊状物を、−50〜−180℃の低温に冷却しながら、機械粉砕・分級して微細な粉体を得る技術も提案されている(特許文献3参照)。
しかしながら、該技術を用いることにより、粉体を製造することは可能になるものの、微細な粉体を製造することは依然として困難である。また、該技術では、冷却の為に液体窒素などを用いる為の複雑な設備が必要になったり、工程が追加される為に生産に要する時間が大幅に長くなったりしてしまい、生産性が極度に悪化してしまう。
しかしながら、該技術を用いることにより、粉体を製造することは可能になるものの、微細な粉体を製造することは依然として困難である。また、該技術では、冷却の為に液体窒素などを用いる為の複雑な設備が必要になったり、工程が追加される為に生産に要する時間が大幅に長くなったりしてしまい、生産性が極度に悪化してしまう。
また、結晶性の高いポリ乳酸系樹脂を用い、熱処理化させた後、機械粉砕にて微粉末を得る技術も提案されている(特許文献4)。
しかしながら、該技術では、微粉末を得ることはできるものの、硬質な樹脂を用いた粉末である為、皮膚用洗浄剤として用いた場合、皮膚を傷める恐れがある。
しかしながら、該技術では、微粉末を得ることはできるものの、硬質な樹脂を用いた粉末である為、皮膚用洗浄剤として用いた場合、皮膚を傷める恐れがある。
このように、従来の技術では、工業的に生産性良く製造でき、幅広い用途に対応可能な優れた研磨性等の特徴を有し、かつ環境適合性を有する微細な樹脂粉体を得ることはできていない。
本発明は、環境に悪影響を与える恐れが少なく、研磨能力や洗浄効果が高いポリエステル系樹粉体からなるスクラブ剤を提供することを目的とする。さらには、本発明は、該スクラブ剤を含む化粧料、研磨剤等を提供することを目的とする。
本発明者らは、前記課題を解決する為に鋭意検討した結果、ポリエステル系樹脂組成物の発泡体を粉砕にしてなる、見かけ密度が0.001g/cm3以上0.2g/cm3以下である樹脂粉体を、スクラブ剤として用いることにより、表面積が大きい特徴を生かして、油分の効率的吸収やその他汚れ物質との物理的接触による除去ができることをを見出し、本発明をなすに至った。
すなわち、本発明は、
[1]ポリエステル系樹脂組成物の発泡体を粉砕にしてなる樹脂粉体であって、見かけ密度が0.001g/cm3以上0.2g/cm3以下であるスクラブ剤、
[2]前記ポリエステル系樹脂がポリ乳酸系樹脂を主成分とする樹脂組成物である、[1]記載のスクラブ剤、
[3]前記粉体の平均径が10μm以上2000μm以下である、[1]または[2]に記載のスクラブ剤、
[4][1]〜[3]のいずれかに記載スクラブ剤を含む、化粧料、および
[5][1]〜[3]のいずれかに記載スクラブ剤を含む、研磨剤
に関する。
[1]ポリエステル系樹脂組成物の発泡体を粉砕にしてなる樹脂粉体であって、見かけ密度が0.001g/cm3以上0.2g/cm3以下であるスクラブ剤、
[2]前記ポリエステル系樹脂がポリ乳酸系樹脂を主成分とする樹脂組成物である、[1]記載のスクラブ剤、
[3]前記粉体の平均径が10μm以上2000μm以下である、[1]または[2]に記載のスクラブ剤、
[4][1]〜[3]のいずれかに記載スクラブ剤を含む、化粧料、および
[5][1]〜[3]のいずれかに記載スクラブ剤を含む、研磨剤
に関する。
本発明のポリエステル系樹脂粉末からなるスクラブ剤は、該樹脂組成物の発泡体を粉砕するという簡便な方法により得られる。
また、本発明の樹脂粉末は、生分解性を示すポリ乳酸系樹脂を主成分とする樹脂組成物からなり、環境中で分解される為、使用後環境に対して悪影響を及ぼさない、クリーンなスクラブ剤である。
さらに、本発明の樹脂粉末からなるスクラブ剤は、発泡体を粉砕していることから、発泡セル膜が表面にむき出しの状態になっており、かつ、嵩密度0.001g/cm3以上0.2g/cm3以下の嵩高い粉末であることから、極めて大きな表面積を有する構造となっている。その点が、取り除きたい物質に対する優れた研磨および洗浄効果を示す要因である。
また、本発明の樹脂粉末は、生分解性を示すポリ乳酸系樹脂を主成分とする樹脂組成物からなり、環境中で分解される為、使用後環境に対して悪影響を及ぼさない、クリーンなスクラブ剤である。
さらに、本発明の樹脂粉末からなるスクラブ剤は、発泡体を粉砕していることから、発泡セル膜が表面にむき出しの状態になっており、かつ、嵩密度0.001g/cm3以上0.2g/cm3以下の嵩高い粉末であることから、極めて大きな表面積を有する構造となっている。その点が、取り除きたい物質に対する優れた研磨および洗浄効果を示す要因である。
本発明のスクラブ剤は、ポリエステル系樹脂組成物の発泡体を粉砕してなる樹脂粉体からなるものである。
本発明のスクラブ剤で用いられるポリエステル系樹脂粉末は、例えば、ポリ乳酸系樹脂を主成分とする樹脂組成物からなる発泡体(図2参照)を粉砕した粉体である。
本発明のスクラブ剤で用いられるポリエステル系樹脂としては、例えば、ポリエチレンテレフタレートを代表とする芳香族ポリエステルや脂肪族ポリエステルなどのポリエステルを主成分とし、本発明の効果を阻害しない範囲において、他の樹脂を含有する樹脂が挙げられる。すなわち、前記ポリエステルの含有量は、ポリエステル系樹脂全体中、50重量%以上であることが好ましく、70重量%以上であることがより好ましく、90重量%以上であることがさらに好ましい。
前記芳香族ポリエステルとしては、テレフタル酸などのカルボン酸とエチレングリコールなどのアルコールとを重縮合して得られる。
前記カルボン酸の具体例としては、テレフタル酸の他に、例えば、イソフタル酸、ナフタレンジカルボン酸、ジフェニルエーテルジカルボン酸、ジフェニルスルホンジカルボン酸、ジフェノキシエタンジカルボン酸などが挙げられ、これらの群より選ばれる少なくとも1種を用いることができる。
前記アルコールの具体例としては、例えば、エチレングリコールのほかに、プロピレングリコール、ブタンジオール、ネオペンチレングリコール、ヘキサメチレングリコール、シクロヘキサンジメチロール、トリシクロデカンジメチロール、2,2−ビス(4−β−ヒドロキシエトキシフェニル)プロパン、4,4−ビス(β−ヒドロキシエトキシ)ジフェニルスルホンなどがあげられ、これらの群より選ばれる少なくとも1種を用いることができる。
芳香族ポリエステルのうちでも、加工のしやすさから、ポリエチレンフタレートが好ましい。
前記脂肪族ポリエステルとしては、例えば、ポリ乳酸樹脂、ヒドロキシカルボン酸重縮合物、ポリカプロラクトン等のラクトンの開環重合物、ポリブチレンサクシネート、ポリブチレンアジペート、ポリブチレンサクシネートアジペート等の脂肪族多価アルコールと脂肪族カルボン酸との重縮合物、微生物産生のポリヒドロキシアルカノエート等が挙げられ、これらの群より選ばれる少なくとも1種を用いることができる。
前記ヒドロキシカルボン酸としては、例えば、グリコール酸、ヒドロキシ酪酸、ヒドロキシ吉酸、ヒドロキシカプロン酸、ヒドロキシヘプタン酸等が挙げられ、少なくとも1種を用いることができる。
前記脂肪族多価カルボン酸としては、例えば、コハク酸、アジピン酸、スベリン酸、セバシン酸、ドデカンジカルボン酸、無水コハク酸、無水アジピン酸、トリメシン酸、プロパントリカルボン酸、ピロメリット酸、無水ピロメリット酸等が挙げられ、少なくとも1種を用いることができる。
前記脂肪族多価アルコールとしては、例えば、エチレングリコール、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、1,4−シクロヘキサンジメタノール、ネオペンチルグリコール、デカメチレングリコール、グリセリン、トリメチロールプロパン、ペンタエリトリット等が挙げられ、これらの群より選ばれる少なくとも1種を用いることができる。
脂肪族ポリエステルのうちでも、研磨洗浄効果および生分解性の点で、ポリ乳酸樹脂が好ましく用いられる。
本発明のポリエステル系樹脂としては、好ましくはポリ乳酸系樹脂を用いる点から、以後、ポリ乳酸系樹脂を取り上げて説明する。
ポリ乳酸系樹脂とは、ポリ乳酸を50重量%以上含むものをいう。
ポリ乳酸系樹脂は、熱可塑性を示し、また加工性が比較的良好である利点を有する。また、ポリ乳酸系樹脂は、良好な生分解性を示す傾向がある為、使用後に水と共に排水として自然界に排出された場合も、環境にやさしい材料であるという利点がある。
前記ポリ乳酸系樹脂のうち、乳酸成分の異性体比率が5%以上(好ましくは8%以上)であるポリ乳酸を主成分としたものは、実質的に非晶性であり、発泡性の点から、低密度の発泡体を得やすい為、好ましい。
本発明で用いられるポリ乳酸系樹脂は特に限定されるものではなく、商業的に入手可能なポリ乳酸をそのまま用いることも可能である。
ただし、より密度の低い(発泡倍率の高い)発泡体を得たい場合には、架橋剤を用いて溶融粘度を高めたポリ乳酸系樹脂を用いても良い。その際、架橋剤としては、特にイソシアネート化合物が、ポリ乳酸の溶融粘度を効率的に向上させることができる為、好ましい。
ただし、より密度の低い(発泡倍率の高い)発泡体を得たい場合には、架橋剤を用いて溶融粘度を高めたポリ乳酸系樹脂を用いても良い。その際、架橋剤としては、特にイソシアネート化合物が、ポリ乳酸の溶融粘度を効率的に向上させることができる為、好ましい。
本発明のスクラブ剤で用いられる樹脂粉体に含まれる、樹脂以外の有機物質としては、環境適合性の点で、生分解性を有する物質が好ましい。
本発明における樹脂以外の有機物質としては、例えば、環状や線状の生分解性樹脂オリゴマー、生分解性樹脂を構成する成分のモノマー、生分解性樹脂以外の樹脂、各種添加剤、等が挙げられる。
生分解性樹脂以外の樹脂としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレートなどの熱可塑性ポリエステル、熱硬化性ポリエステル;ナイロン6 、ナイロン66 、ナイロン11 、ナイロン12 などの熱可塑性ポリアミド;ポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレフィン;ポリウレタン、シリコン系ポリマー、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、セルロース樹脂など、及び、これらの共重合樹脂などが挙げられる。
このような樹脂が、一度、繊維やフィルム、ボトルなどに成形された物を回収して得たものであることも、好ましい一つの例である。
このような樹脂が、一度、繊維やフィルム、ボトルなどに成形された物を回収して得たものであることも、好ましい一つの例である。
生分解性樹脂以外の無機物質としては、例えば、研磨性を向上させる為のガラス繊維、カーボン繊維、タルク、マイカ、ワラストナイト、カオリンクレー、炭酸カルシウム、二酸化チタンなどの無機充填剤;光沢や平滑性を制御する為の二酸化シリカなどの表面調整剤;重合触媒残渣などが挙げられる。
その他の添加剤としては、例えば、有機や無機の染料や顔料、艶消し剤、熱安定剤、難燃剤、帯電防止剤、消泡剤、整色剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、結晶核剤、増白剤、不純物の捕捉剤、表面調整材などが挙げられる。
本発明のスクラブ剤で用いられる樹脂粉体の見かけ密度は、研磨・洗浄効果の点より、0.001g/cm3以上0.2g/cm3以下であることが好ましく、0.01g/cm3以上0.1g/cm3以下であることがより好ましい。
なお、粉体の見かけ密度はJIS K6911に準拠して測定されるものであり、下式(1)に基づいて算出できる。
粉体の見かけ密度(g/cm3)=〔試料を入れたメスシリンダの質量(g)−メスシリンダの質量(g)〕/〔メスシリンダの容量(cm3)〕 式(1)
なお、粉体の見かけ密度はJIS K6911に準拠して測定されるものであり、下式(1)に基づいて算出できる。
粉体の見かけ密度(g/cm3)=〔試料を入れたメスシリンダの質量(g)−メスシリンダの質量(g)〕/〔メスシリンダの容量(cm3)〕 式(1)
本発明のスクラブ剤で用いられる樹脂粉体は、発泡体を粉砕加工することにより得ることが好ましい。
本発明で用いられる粉砕加工は、公知の技術を用いて、容易に行うことができる。
粉砕加工の好ましい具体例として、ジェットミル、カッターミル、ボールミル、スパイラルミル、ハンマーミル等の粉砕機を用いる方法があげられる。
この際、粉砕機通過後の処理物を篩いにかけ、十分に微細化された粉体のみを選別する方法を併用してもよい。また、粉砕時の基材樹脂の溶融を防止する目的で、発泡体や粉砕機を冷却する方法、水を加えた湿式下での粉砕方法も好ましく用いられる。
粉砕加工の好ましい具体例として、ジェットミル、カッターミル、ボールミル、スパイラルミル、ハンマーミル等の粉砕機を用いる方法があげられる。
この際、粉砕機通過後の処理物を篩いにかけ、十分に微細化された粉体のみを選別する方法を併用してもよい。また、粉砕時の基材樹脂の溶融を防止する目的で、発泡体や粉砕機を冷却する方法、水を加えた湿式下での粉砕方法も好ましく用いられる。
本発明スクラブ剤で用いられる樹脂粉体を、発泡体の粉砕加工によって得る場合、粉体の見かけ密度は、粉砕加工に供する発泡体の密度および粉体の形状に依存する傾向がある。、一般的には、粉体の見かけ密度は、発泡体の見かけ密度が小さいほど、また、粉体のアスペクト比が大きいほど小さくなる傾向がある。
発泡体を粉砕加工することにより得られる樹脂粉体は、図1に示すように、薄片がつながった微細構造を有しており、低い見かけ密度を得やすいものである。
本発明においては、薄片がつながった微細構造を有する粉体と得る為に、粉砕前の樹脂発泡体の平均気泡径としては、10μm以上2000μm以下が好ましく、50μm以上1000μm以下がより好ましい。
粉砕前の樹脂発泡体の平均気泡径が10μm未満であると、発泡セル膜厚みが薄くなりすぎて、極端に強度が低下する傾向があり、1000μmを超えると、粉体のかさ密度が大きくなる傾向がある。
粉砕前の樹脂発泡体の平均気泡径が10μm未満であると、発泡セル膜厚みが薄くなりすぎて、極端に強度が低下する傾向があり、1000μmを超えると、粉体のかさ密度が大きくなる傾向がある。
本発明のスクラブ剤で用いられる樹脂粉体の平均外径は、10μm以上2000μm以下であることが好ましい。
ここで、粉体の平均外径とは、JIS K0069に規定された乾式ふるい分け試験方法で求める値であり、乾式ふるい分け粒子径の質量基準の粒子径分布において、積算百分率が50%となる径をいう。
具体的には、JIS Z8801−1に規定される標準ふるいを用いた上記試験により得られる、各ふるいの目開きに対する積算百分率(%)をプロットし、各点を直線でつないだ図において、積算百分率が50%となる目開きの値を以て、粉体の平均外径とする。
ここで、粉体の平均外径とは、JIS K0069に規定された乾式ふるい分け試験方法で求める値であり、乾式ふるい分け粒子径の質量基準の粒子径分布において、積算百分率が50%となる径をいう。
具体的には、JIS Z8801−1に規定される標準ふるいを用いた上記試験により得られる、各ふるいの目開きに対する積算百分率(%)をプロットし、各点を直線でつないだ図において、積算百分率が50%となる目開きの値を以て、粉体の平均外径とする。
次に、本発明のスクラブ剤で用いられる樹脂発泡体について、説明する。
本発明のスクラブ剤で用いられる発泡体は、ポリエステル系樹脂を用いて、発泡体を製造されるが、その製造方法としては、公知の製造方法がいずれも好ましく用いられる。製造方法としては、例えば、特開2005−162804号公報に記載の押出発泡法、特開2004−149649号公報に記載のビーズ法、等が例示できる。
粉砕前の樹脂発泡体の形状にも、特段の制限はなく、粒子状、シート状、ブロック状のものがいずれも好ましく用いられる。これらのうち、続く粉砕工程での取扱が容易になるという点から、粒子状であることが好ましい。
また、本発明のスクラブ剤で用いられる樹脂粉体は、硬さを調整する目的で、加水分解処理を施されているものであっても良い。特に、本発明のスクラブ剤を化粧料、研磨剤として用いる場合には、本発明で用いられる樹脂粉体は、加水分解処理により脆性を発現し、硬さをこれら用途に好適な程度に調整することができる。
本発明のスクラブ剤で用いられる樹脂粉体に、加水分解処理を施す場合、加水分解処理は、前記の粉砕加工に先立って、発泡体に施すことが好ましい。
加水分解処理は、発泡体を、高温高湿度環境下に所定時間放置することにより行われる。
加水分解処理の好ましい条件として、温度としては40℃以上140℃以下が好ましく、60℃以上100℃以下がより好ましい。
相対湿度としては、60%RH以上が好ましく、80%RH以上がより好ましい。
時間としては、処理前の発泡体を構成する基材樹脂の種類にもよるが、一般に3時間以上48時間以下である。また、加水分解時間を短縮する目的で、微量のアルカリ成分を含んだアルカリ蒸気により、加水分解処理を行ってもよい。
加水分解処理の好ましい条件として、温度としては40℃以上140℃以下が好ましく、60℃以上100℃以下がより好ましい。
相対湿度としては、60%RH以上が好ましく、80%RH以上がより好ましい。
時間としては、処理前の発泡体を構成する基材樹脂の種類にもよるが、一般に3時間以上48時間以下である。また、加水分解時間を短縮する目的で、微量のアルカリ成分を含んだアルカリ蒸気により、加水分解処理を行ってもよい。
本発明のスクラブ剤は、身体や頭髪の清浄用化粧料を始めとして、研磨剤など様々な用途へ有用である。
身体や頭髪の清浄用化粧料として、界面活性剤を用いることは従来行なわれてきているが、更に強固な汚れを取り除き、しかも、皮膚の荒れを防ぐ為に、界面活性剤とスクラブ粒子を含有する化粧料が用いられている。
身体や頭髪の清浄用化粧料として、界面活性剤を用いることは従来行なわれてきているが、更に強固な汚れを取り除き、しかも、皮膚の荒れを防ぐ為に、界面活性剤とスクラブ粒子を含有する化粧料が用いられている。
本発明のスクラブ剤は、適度な硬度を有し、且つ、生分解性を有しているので、このような用途に好適である。
また、このような化粧料に用いる界面活性剤としては陽イオン性界面活性剤や陰イオン性界面活性剤、両イオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤が挙げられるが、このうち、ポリオキシプロピレンを親水基として有し、ポリオキシプロピレン又は炭素数1 5 以上の飽和又は不飽和炭素鎖を疎水基として有する非イオン性界面活性剤が環境中での分解しやすさ、使用者に与えるさっぱり感などの観点より最も好ましい。
また、このような化粧料に用いる界面活性剤としては陽イオン性界面活性剤や陰イオン性界面活性剤、両イオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤が挙げられるが、このうち、ポリオキシプロピレンを親水基として有し、ポリオキシプロピレン又は炭素数1 5 以上の飽和又は不飽和炭素鎖を疎水基として有する非イオン性界面活性剤が環境中での分解しやすさ、使用者に与えるさっぱり感などの観点より最も好ましい。
本発明のスクラブ剤は、研磨材、および、その原料としても有用である。
研磨材としては、粉体をそのまま用いる「乾式」や、水などの液体と共にスラリー状にして用いる「湿式」、樹脂で固めたり、繊維に付着させたりして用いる「固体式」などのいずれの形態においても用いることができる。
「乾式」研磨材は、粉体を圧縮エアーで投射する方法( エアーブラスト法) やモーターの動力で高速回転する翼によって高速で加工物に噴射する方法( ショットブラスト法) に用いられ、素材表面の下地処理、梨地加工、ピーニング、バリ取り、クリーニング、彫刻などの用途に適用される。
「乾式」研磨材としては、種々の種類があり、加工物によって最適な研磨材を選定されるが、本発明のスクラブ剤は、上記した特徴を生かして、樹脂成形品、金属ダイカスト品のバリ取り、金属・樹脂成形体の洗浄、汚れ落としを始めとした、様々な用途に用いることができる。
「湿式」研磨材は、水や各種有機溶剤、界面活性剤などと混ぜてスラリー状にして用いられることが多いが、本発明のスクラブ剤は、耐薬品性が高く、且つ、吸湿性及び吸湿による特性変化が少ないので、様々な物質と混ぜて使用することができる。
このような研磨材およびその原料として用いる場合は、本発明のスクラブ剤単独、あるいは有機や無機の充填剤を添加したり、他の粉体と混ぜたりすることで、目的に合った研磨力、耐久性などを有した研磨材とすることができる。
本発明のスクラブ剤は、溶剤塗料や熱硬化性粉体塗料、トナーの基材や、柔軟性や艶消し状の外観等を付与する目的の添加剤などとして用いることができる。
この場合は、スクラブ剤の平均粒径としては、10〜2000μmが好ましく、10〜500μmがより好ましく、10〜100μmがさらに好ましい。
スクラブ剤の平均粒径を上記範囲とすることにより、塗膜表面を平滑にして美粧性に優れた塗料を得ることが容易になる。もちろん、表面に凸凹形状を付けるための添加剤として用いることもでき、この場合は要求に応じて適宜平均粒径を選択する必要がある。
この場合は、スクラブ剤の平均粒径としては、10〜2000μmが好ましく、10〜500μmがより好ましく、10〜100μmがさらに好ましい。
スクラブ剤の平均粒径を上記範囲とすることにより、塗膜表面を平滑にして美粧性に優れた塗料を得ることが容易になる。もちろん、表面に凸凹形状を付けるための添加剤として用いることもでき、この場合は要求に応じて適宜平均粒径を選択する必要がある。
以下、本発明を具体的な実施例により詳細に説明するが、本発明はかかる実施例のみに限定されるものではない。
各実施例・比較例で得られた粉体について、見かけ密度、平均径、手指洗浄用化粧料の評価を以下の基準で評価した。
(粉体の見かけ密度)
粉体の見かけ密度は、JIS K6911に準拠して測定されるものであり、下式(1)に基づいて算出できる。
粉体の見かけ密度(g/cm3)=〔試料を入れたメスシリンダの質量(g)−メスシリンダの質量(g)〕/〔メスシリンダの容量(cm3)〕 式(1)
粉体の見かけ密度は、JIS K6911に準拠して測定されるものであり、下式(1)に基づいて算出できる。
粉体の見かけ密度(g/cm3)=〔試料を入れたメスシリンダの質量(g)−メスシリンダの質量(g)〕/〔メスシリンダの容量(cm3)〕 式(1)
(粉体の平均径)
粉体の平均径は、JIS K0069に規定された乾式ふるい分け方法に準拠して測定されるものである。
乾式ふるい分け粒子径の質量基準の粒子径分布において、積算百分率が50%となる径を平均径とする。
具体的には、JIS Z8801−1に規定された標準ふるいを用いた上記試験で得られた、各ふるいの目開きに対する積算百分率(%)をプロットし、各点を直線でつないだ図において、積算百分率が50%となる目開きの値を持って平均外径とする。
粉体の平均径は、JIS K0069に規定された乾式ふるい分け方法に準拠して測定されるものである。
乾式ふるい分け粒子径の質量基準の粒子径分布において、積算百分率が50%となる径を平均径とする。
具体的には、JIS Z8801−1に規定された標準ふるいを用いた上記試験で得られた、各ふるいの目開きに対する積算百分率(%)をプロットし、各点を直線でつないだ図において、積算百分率が50%となる目開きの値を持って平均外径とする。
(手指洗浄用化粧料の評価:洗浄中、洗浄後のサッパリ感の評価)
手の平に、洗浄液(研磨材含有洗浄剤等)3.0gを秤量し、両手で20秒間、手全体に良く馴染ませた後、予め用意しておいた2Lの水が入ったビーカーの中で10秒間、水洗する。更に別に用意しておいた2Lの水が入ったビーカーの中で10秒間、水洗し洗浄中のサッパリ感を官能評価で判定を行った。その後、キムタオルで水気を拭きとり、手を乾燥させ洗浄後のサッパリ感を官能評価で判定を行った。判定基準は下記の通りである。
×: サッパリ感を少なく感じる。
○: サッパリ感を普通に感じる。
◎: サッパリ感を非常に感じる。
手の平に、洗浄液(研磨材含有洗浄剤等)3.0gを秤量し、両手で20秒間、手全体に良く馴染ませた後、予め用意しておいた2Lの水が入ったビーカーの中で10秒間、水洗する。更に別に用意しておいた2Lの水が入ったビーカーの中で10秒間、水洗し洗浄中のサッパリ感を官能評価で判定を行った。その後、キムタオルで水気を拭きとり、手を乾燥させ洗浄後のサッパリ感を官能評価で判定を行った。判定基準は下記の通りである。
×: サッパリ感を少なく感じる。
○: サッパリ感を普通に感じる。
◎: サッパリ感を非常に感じる。
(実施例1)
<ポリ乳酸系樹脂粒子の作製>
D体比率10%、メルトフローレート3.7g/10分のポリ乳酸樹脂100重量部およびポリイソシアネート化合物(日本ポリウレタン(株)製、MR−200)2.0重量部のドライブレンド物を、二軸押出機(東芝機械製、TEM35B)を用いて、シリンダー温度185℃で溶融混練し、水中カッターを用いて、約1mmφ(約1.5mg)のビーズ状のポリ乳酸系樹脂粒子を得た。
<ポリ乳酸系樹脂発泡粒子の作製>
オートクレーブ中に、得られたポリ乳酸系樹脂粒子100重量部に対して、水100重量部、発泡剤として脱臭ブタン(ノルマルブタン/イソブタン重量比=7/3)12重量部、食塩10重量部、分散助剤としてポリオキシエチレンオレイルエーテル0.3重量部を仕込み、84℃で90分間保持した。十分に冷却後取出し、乾燥して、ポリ乳酸系樹脂発泡性粒子を得た。
得られたポリ乳酸系樹脂発泡性粒子の発泡剤含浸率は5.5%であった。
得られたポリ乳酸系樹脂発泡性粒子を予備発泡機(ダイセン工業製、BHP−300)に投入し、90℃の蒸気に40〜60秒間保持して、ポリ乳酸系樹脂発泡粒子を得た。
得られたポリ乳酸系樹脂発泡粒子を風乾した後、篩を使用して、融着粒子を分別・除去した。
分取されたポリ乳酸系樹脂発泡粒子のかさ密度は0.025g/cm3、平均気泡径は300μmであった。
<ポリ乳酸系樹脂粉体の作製>
得られたポリ乳酸系樹脂発泡粒子を、カッターミル[増幸産業株式会社製、マスコロイダー]を用いて粉砕し、粉体を得た。
得られたポリ乳酸系樹脂粉体の見かけ密度は0.045g/cm3、平均径250μmであった。
<手指洗浄用化粧料の作製>
得られた粉体2gに対して、界面活性剤水溶液[ポリアルキルエーテル・第一工業製薬株式会社製ノイゲンXL−60、10重量部%]を0.2g加え、手指洗浄用化粧料を作製した。
得られた化粧料は、若干硬い触感ではあるが、皮膚の荒れがなく、優れた洗浄性、サッパリ感を示した。
<ポリ乳酸系樹脂粒子の作製>
D体比率10%、メルトフローレート3.7g/10分のポリ乳酸樹脂100重量部およびポリイソシアネート化合物(日本ポリウレタン(株)製、MR−200)2.0重量部のドライブレンド物を、二軸押出機(東芝機械製、TEM35B)を用いて、シリンダー温度185℃で溶融混練し、水中カッターを用いて、約1mmφ(約1.5mg)のビーズ状のポリ乳酸系樹脂粒子を得た。
<ポリ乳酸系樹脂発泡粒子の作製>
オートクレーブ中に、得られたポリ乳酸系樹脂粒子100重量部に対して、水100重量部、発泡剤として脱臭ブタン(ノルマルブタン/イソブタン重量比=7/3)12重量部、食塩10重量部、分散助剤としてポリオキシエチレンオレイルエーテル0.3重量部を仕込み、84℃で90分間保持した。十分に冷却後取出し、乾燥して、ポリ乳酸系樹脂発泡性粒子を得た。
得られたポリ乳酸系樹脂発泡性粒子の発泡剤含浸率は5.5%であった。
得られたポリ乳酸系樹脂発泡性粒子を予備発泡機(ダイセン工業製、BHP−300)に投入し、90℃の蒸気に40〜60秒間保持して、ポリ乳酸系樹脂発泡粒子を得た。
得られたポリ乳酸系樹脂発泡粒子を風乾した後、篩を使用して、融着粒子を分別・除去した。
分取されたポリ乳酸系樹脂発泡粒子のかさ密度は0.025g/cm3、平均気泡径は300μmであった。
<ポリ乳酸系樹脂粉体の作製>
得られたポリ乳酸系樹脂発泡粒子を、カッターミル[増幸産業株式会社製、マスコロイダー]を用いて粉砕し、粉体を得た。
得られたポリ乳酸系樹脂粉体の見かけ密度は0.045g/cm3、平均径250μmであった。
<手指洗浄用化粧料の作製>
得られた粉体2gに対して、界面活性剤水溶液[ポリアルキルエーテル・第一工業製薬株式会社製ノイゲンXL−60、10重量部%]を0.2g加え、手指洗浄用化粧料を作製した。
得られた化粧料は、若干硬い触感ではあるが、皮膚の荒れがなく、優れた洗浄性、サッパリ感を示した。
(実施例2)
実施例1の<ポリ乳酸系樹脂発泡粒子の作製>において得られたポリ乳酸系樹脂発泡粒子を、温度80℃、相対湿度95%に調節した恒温恒湿機[いすず製作所製、プログラム温湿度調節器、HPAV−120−40型]に15時間静置して、加水分解処理を行った。
<ポリ乳酸系樹脂粉体の作製>
加水分解処理を施した発泡粒子を、実施例1と同様にして、カッターミルで粉砕して、粉体を得た。
該粉体の見かけ密度は0.045g/cm3、平均外径200μmであった。
<手指洗浄用化粧料の作製>
得られた粉体に対し、実施例1と同様にして、界面活性剤水溶液を加えて手指洗浄用化粧料を作製した。
得られた化粧料は、皮膚の荒れもなく、脆い性質な為、皮膚に広く広がり、皮膚の優れた洗浄性を示した。
実施例1の<ポリ乳酸系樹脂発泡粒子の作製>において得られたポリ乳酸系樹脂発泡粒子を、温度80℃、相対湿度95%に調節した恒温恒湿機[いすず製作所製、プログラム温湿度調節器、HPAV−120−40型]に15時間静置して、加水分解処理を行った。
<ポリ乳酸系樹脂粉体の作製>
加水分解処理を施した発泡粒子を、実施例1と同様にして、カッターミルで粉砕して、粉体を得た。
該粉体の見かけ密度は0.045g/cm3、平均外径200μmであった。
<手指洗浄用化粧料の作製>
得られた粉体に対し、実施例1と同様にして、界面活性剤水溶液を加えて手指洗浄用化粧料を作製した。
得られた化粧料は、皮膚の荒れもなく、脆い性質な為、皮膚に広く広がり、皮膚の優れた洗浄性を示した。
Claims (5)
- ポリエステル系樹脂組成物の発泡体を粉砕にしてなる樹脂粉体からなるスクラブ剤であって、
見かけ密度が0.001g/cm3以上0.2g/cm3以下である、スクラブ剤。 - 前記ポリエステル系樹脂がポリ乳酸系樹脂を主成分とする樹脂組成物である、請求項1記載のスクラブ剤。
- 前記粉体の平均外径が10μm以上2000μm以下である、請求項1または2記載のスクラブ剤。
- 請求項1〜3いずれかに記載のスクラブ剤を含む、化粧料。
- 請求項1〜3いずれかに記載のスクラブ剤を含む、研磨剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012255902A JP2014101334A (ja) | 2012-11-22 | 2012-11-22 | ポリエステル系樹脂粉体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012255902A JP2014101334A (ja) | 2012-11-22 | 2012-11-22 | ポリエステル系樹脂粉体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014101334A true JP2014101334A (ja) | 2014-06-05 |
Family
ID=51024186
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012255902A Pending JP2014101334A (ja) | 2012-11-22 | 2012-11-22 | ポリエステル系樹脂粉体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2014101334A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016526085A (ja) * | 2013-05-29 | 2016-09-01 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | 研磨発泡粒子を含む洗浄/クレンジング用液体組成物 |
-
2012
- 2012-11-22 JP JP2012255902A patent/JP2014101334A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016526085A (ja) * | 2013-05-29 | 2016-09-01 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | 研磨発泡粒子を含む洗浄/クレンジング用液体組成物 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2007197602A (ja) | 生分解性樹脂粉体及びその製造方法 | |
JP5106855B2 (ja) | 改質パウダー、当該改質パウダーを含有した液状組成物、成形体、及び改質パウダーの製造方法 | |
CN114364743B (zh) | 树脂组合物和成型品 | |
JP2015108160A (ja) | ポリ乳酸系フィルム | |
JP7094590B1 (ja) | 樹脂組成物、及び成形品 | |
WO1998040434A1 (en) | Degradable composite polymer and method of making such composite polymer | |
JP2014101334A (ja) | ポリエステル系樹脂粉体 | |
EP4097172B1 (en) | Foamed sheet, manufacture, and method for producing foamed sheet | |
JP2001302994A (ja) | 光学用易接着フィルム | |
JP2019127536A (ja) | 二軸配向ポリエステルフィルム | |
JP4586264B2 (ja) | 樹脂組成物、及び該樹脂組成物を用いて成る成形物 | |
EP4442736A1 (en) | Particles and use thereof | |
JP2001098105A (ja) | 生分解を有する発泡成形物の製造方法 | |
WO2023061870A1 (en) | Thermoplastic elastomer powders, preparing process thereof and method of preparing 3d article | |
JP2024537399A (ja) | 熱可塑性ポリウレタン粉末および該粉末から形成された3d成形体 | |
US20220356642A1 (en) | Water-dispersible article including water-dispersible core construction | |
JP4896413B2 (ja) | ポリトリメチレンテレフタレート組成物からなる微細な粉体 | |
AU2022269018A1 (en) | Water-dispersible article including water-dispersible core construction | |
KR20240086472A (ko) | 생분해성 수지 조성물, 이를 포함하는 생분해성 필름 및 이를 포함하는 생분해성 성형품 | |
WO2023145665A1 (ja) | 生分解性樹脂組成物、成形体、および生分解樹脂組成物の製造方法 | |
JP2002173579A (ja) | 樹脂組成物、及び該樹脂組成物を用いて成る成形物 | |
JP2007238855A (ja) | 樹脂組成物 | |
JP2002220541A (ja) | 樹脂組成物、及び該樹脂組成物を用いて成る成形物 | |
JP2009040806A (ja) | ポリエチレンナフタレンジカルボキシレート粉体の製造方法 | |
JP2002220540A (ja) | 樹脂組成物、及び該樹脂組成物を用いて成る成形物 |