JP2014100951A - 車両用空気調和装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】モード切換ダンパの切換ダンパユニット260aは、流出空気通風路を流通する空気が通過可能な開口261aが設けられた可撓性の膜状部材261と、膜状部材261を一端側から巻き取り可能な第1巻取軸262と、膜状部材261を他端側から巻き取り可能な第2巻取軸263と、第1巻取軸262および第2巻取軸263の一方から他方に直に動力が伝達されるように設けられ、第1巻取軸262および第2巻取軸263の一方を膜状部材261の巻き取り方向に回転させる力によって他方を膜状部材261の繰り出し方向に回転させる動力伝達機構265と、を有している。
【選択図】図8
Description
車両用空気調和装置は、これらの複数の吹出口2,3,4,5の少なくとも1つから冷却または加熱した空気を車室内に吹出すことによって車室内の空気の温度および湿度の調整や、ガラスの曇りの除去を行うものである。
ベントモードでは、モード切換ダンパ260によって、ベント開口212を開放するとともに、デフロスタ開口213およびフット開口214を閉鎖する。
これにより、流入空気通風路215を流通して冷却用熱交換器220を通過した空気は、図9に示すように、流出空気通風路216を流通してベント開口212から流出し、センターベント吹出口2およびサイドベント吹出口3から車室内に吹出される。
フットモードでは、モード切換ダンパ260によってベント開口212およびデフロスタ開口213を閉鎖するとともに、フット開口214を開放する。
これにより、流入空気通風路215を流通して冷却用熱交換器220を通過した空気は、図10に示すように、流出空気通風路216を流通してフット開口214から流出し、フット吹出口4から車室内に吹出される。
バイレベルモードでは、モード切換ダンパ260によってベント開口212の前後方向の前側およびフット開口214を開放するとともに、ベント開口212の前後方向の後側およびデフロスタ開口213を閉鎖する。
これにより、流入空気通風路215を流通して冷却用熱交換器220を通過した空気は、図11に示すように、流出空気通風路216を流通してベント開口212およびフット開口214から流出し、センターベント吹出口2、サイドベント吹出口3およびフット吹出口4から車室内に吹出される。
デフロスタモードでは、モード切換ダンパ260によってベント開口212およびフット開口214を閉鎖するとともに、デフロスタ開口213を開放する。
これにより、流入空気通風路215を流通して冷却用熱交換器220を通過した空気は、図12に示すように、流出空気通風路216を流通してデフロスタ開口213から流出し、デフロスタ吹出口5から車室内に吹出される。
デフフットモードでは、モード切換ダンパ260によってベント開口212を閉鎖するとともに、フット開口214およびデフロスタ開口213を開放する。
これにより、流入空気通風路215を流通して冷却用熱交換器220を通過した空気は、図13に示すように、流出空気通風路216を流通してデフロスタ開口213およびフット開口214から流出し、フット吹出口4およびデフロスタ吹出口5から車室内に吹出される。
これにより、付勢手段を用いることなく第1巻取軸252,262および第2巻取軸253,263の一方を膜状部材251,261を巻き取る方向に回転させると同時に他方を膜状部材251,261の繰り出す方向に回転させることが可能となるので、複雑な機構を用いることなく膜状部材251,261を移動させることが可能となり、製造コストの低減を図ることができる。
これにより、動力伝達機構255,265が簡単な構造によって構成することができるので、製造コストの低減を図ることが可能となる。
これにより、ケース210に対してエアミックスダンパユニット250aおよび切換ダンパユニット260aを着脱が可能となるので、組付けが容易となり、製造コストの低減を図ることが可能となる。さらに、エアミックスダンパユニット250aおよび切換ダンパユニット260aを構成する部品の交換等、メンテナンスが容易となる。
これにより、開口212,213,214の大きさや数に応じて切換ダンパユニット260aを組み合わせることによって空気を流出させる開口212,213,214を切換えることが可能となるので、様々な種類の車両用空気調和装置に対して適用することが可能となる。
これにより、エアミックスダンパユニット250aおよび切換ダンパユニット260aの膜状部材251,261が伸びる場合にも、膜状部材251,261の張り具合を調整することができるので、エアミックスダンパユニット250aおよび切換ダンパユニット260aの長期間の使用が可能となる。
これにより、簡単な構造によって張力調整機構を構成することができるので、製造コストの低減を図ることが可能となる。
第1巻取軸252,262および第2巻取軸253,263の一方を膜状部材251,261の巻き取り方向に回転させる力によって他方を膜状部材251,261の繰り出し方向に回転させることが可能であればよく、例えば、第1巻取軸252,262に第1歯車を設け、第2巻取軸253,263に第2歯車を設け、第1歯車と第2歯車との間に1つ以上の歯車を介在させることで、第1巻取軸252,262と第2巻取軸253,263と連動させるようにしてもよい。
また、第1巻取軸252,262および第2巻取軸253,263のそれぞれにプーリを設け、互いに無端状のベルトを巻き掛けて連結するようにして第1巻取軸252,262と第2巻取軸253,263と連動させるようにしてもよい。
例えば、ケース210内の幅方向中央部を仕切部材等によって通風路を左右に仕切り、幅方向に配置されたエアミックスダンパユニット250aおよび切換ダンパユニット260aを、それぞれ駆動可能とすることによって、車室内の座席毎に異なる温度および湿度に調整された空気を吹出すことが可能となる。
Claims (6)
- 内部に通風路が設けられたケースと、通風路を開閉可能に設けられ、通風路を流通する空気の流量を調整可能な流量調整ダンパと、を備えた車両用空気調和装置であって、
流量調整ダンパは、
通風路を流通する空気が通過可能な開口部が設けられた可撓性の膜状部材と、
膜状部材を一端側から巻き取り可能な第1巻取軸と、
膜状部材を他端側から巻き取り可能な第2巻取軸と、
膜状部材を巻き掛けて第1巻取軸および第2巻取軸の一方から他方に案内する案内軸と、
第1巻取軸および第2巻取軸の一方から他方に直に動力が伝達されるように設けられ、第1巻取軸および第2巻取軸の一方を膜状部材の巻き取り方向に回転させる力によって他方を膜状部材の繰り出し方向に回転させる動力伝達機構と、を有している
ことを特徴とする車両用空気調和装置。 - 流量調整ダンパは、
第1巻取軸および第2巻取軸が互いに隣接する位置に配置され、
案内軸が第1巻取軸および第2巻取軸に対して通風路を横切る方向に離間した位置に設けられており、
動力伝達機構は、
第1巻取軸および第2巻取軸のそれぞれに設けられ、互いに直接噛合う歯車である
ことを特徴とする請求項1に記載の車両用空気調和装置。 - 流量調整ダンパは、膜状部材、第1巻取軸、第2巻取軸、動力伝達機構および案内軸を、ケースに着脱自在に設けられた枠状部材に取り付けることによって一体に構成されている
ことを特徴とする請求項2に記載の車両用空気調和装置。 - ケースには、車室内に供給する空気を流出させるための複数の開口が設けられ、
ケース内には、一体に構成された流量調整ダンパを複数連結することによって、複数の開口から空気を流出させる開口を切換え可能とする
ことを特徴とする請求項3に記載の車両用空気調和装置。 - 案内軸には、第1巻取軸と第2巻取軸との間の膜状部材の張り具合を調整するための張力調整機構が設けられている
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の車両用空気調和装置。 - 張力調整機構は、案内軸を、軸心を中心に回転可能とすると共に任意の位置で回転を規制可能とし、案内軸の断面形状を楕円形状に形成することによって構成される
ことを特徴とする請求項5に記載の車両用空気調和装置。
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2012
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