JP2014099376A - コネクタ - Google Patents
コネクタ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014099376A JP2014099376A JP2012251585A JP2012251585A JP2014099376A JP 2014099376 A JP2014099376 A JP 2014099376A JP 2012251585 A JP2012251585 A JP 2012251585A JP 2012251585 A JP2012251585 A JP 2012251585A JP 2014099376 A JP2014099376 A JP 2014099376A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- press
- fitting
- width direction
- terminal fitting
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Abstract
【解決手段】コネクタAは、端子金具20における圧入方向前方の端部に形成され幅方向に並ぶ複数の基板接続部25(接続部)と、複数の基板接続部25の圧入方向後方の端部同士を連結する連結部21と、連結部21を構成し、端子金具20が圧入孔13に圧入された状態で圧入孔13の内面と対向する圧入部23と、圧入孔13の内面を構成し、圧入部23のうち幅方向において基板接続部25と非対応の領域を面当たり状態で押圧する押圧部17と、圧入孔13の内面を構成し、圧入部23のうち幅方向において基板接続部25の少なくとも一部と対応する領域とは非接触の状態を保つ非接触部19とを備える。
【選択図】図9
Description
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、端子金具の接触不良を回避するとともに端子金具を確実に保持できるようにすることを目的とする。
合成樹脂製のコネクタハウジングと、
前記コネクタハウジングに形成された圧入孔と、
前記圧入孔に一方向から圧入される板状の端子金具と、
前記端子金具における圧入方向前方の端部に形成され、圧入方向及び前記端子金具の板厚方向の両方向と交差する幅方向に並ぶ複数の接続部と、
前記端子金具を構成し、前記複数の接続部の圧入方向後方の端部同士を連結する連結部と、
前記連結部を構成し、前記端子金具が前記圧入孔に圧入された状態では、前記圧入孔の内面と対向する圧入部と、
前記圧入孔の内面を構成し、前記圧入部のうち前記幅方向において前記接続部と非対応の領域を面当たり状態で押圧する押圧部と、
前記圧入孔の内面を構成し、前記圧入部のうち前記幅方向において前記接続部の少なくとも一部と対応する領域とは非接触の状態を保つ非接触部とを備えているところに特徴を有する。
前記コネクタハウジングの材料が、シンジオタクチックポリスチレン樹脂であってもよい。
シンジオタクチックポリスチレン樹脂の融点(240〜270℃)は、鉛フリーハンダの融点(200〜227℃)よりも高いので、鉛フリーハンダを用いて端子金具を回路基板に接続しても、コネクタハウジングが熱により変形する等の不具合を回避することができる。
前記圧入部の前記幅方向の寸法が、前記圧入孔の前記幅方向の寸法よりも僅かに大きい寸法に設定され、
前記幅方向において、前記複数の接続部の形成領域が、前記圧入孔の形成領域よりも狭く設定されていてもよい。
この構成によれば、端子金具を圧入孔に圧入する過程で、接続部は、圧入孔の幅方向における両端面に対して強く押圧しないので、圧入過程の初期における圧入抵抗が低減される。また、端子金具を圧入した状態では、圧入部の幅方向における両端面が圧入孔の幅方向における両端面に押圧するので、端子金具は幅方向において位置決めされる。
以下、本発明を具体化した実施例1を図1〜図10を参照して説明する。本実施例のコネクタAは、合成樹脂製のコネクタハウジング10と、コネクタハウジング10に圧入により取り付けられる一対の端子金具20とを備えて構成されている。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような実施例も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施例では、幅方向における押圧部の形成領域を、接続部(基板接続部)の幅方向における全領域から外れた範囲に設定したが、幅方向における押圧部の形成領域は、幅方向において接続部の一部と対応するように設定してもよい。
(2)上記実施例では、幅方向における押圧部の形成領域を、接続部(基板接続部)と非対応の領域のうちの一部のみとしたが、幅方向における押圧部の形成領域は、接続部と非対応の領域の全領域を含む範囲であってもよい。
(3)上記実施例では、幅方向における非接触部の形成領域を、幅方向において接続部(基板接続部)とは非対応の領域の一部を含む範囲に設定したが、幅方向における非接触部の形成領域は、幅方向において接続部と対応する領域の範囲内に限定してもよい。
(4)上記実施例では、幅方向における非接触部の形成領域を、幅方向において接続部(基板接続部)の全領域を含む範囲に設定したが、幅方向における非接触部の形成領域は、幅方向において接続部の一部を含まない範囲内に設定してもよい。
(5)上記実施例では、コネクタハウジングの材料をシンジオタクチックポリスチレン樹脂(SPS)としたが、コネクタハウジングの材料は、シンジオタクチックポリスチレン樹脂に限らず、ポリブチレンテレフタレート樹脂(PBT)等の他の合成樹脂材料であってもよい。
(6)上記実施例では、圧入部の幅方向の寸法を、圧入孔の幅方向の寸法よりも僅かに大きい寸法に設定したが、圧入部の幅方向の寸法は、圧入孔の幅方向の寸法と同じ寸法としてもよく、圧入孔の幅方向の寸法より小さい寸法としてもよい。
(7)上記実施例では、幅方向において複数の接続部(基板接続部)の形成領域を圧入孔の形成領域よりも狭く設定したが、幅方向における複数の接続部の形成領域は、圧入孔の形成領域と同じ範囲としてもよい。
(8)上記実施例では、幅方向において、複数の接続部(基板接続部)の形成領域を圧入部の形成領域よりも狭く設定したが、幅方向における複数の接続部の形成領域は、圧入部の形成領域と同じ範囲としてもよい。
(9)上記実施例では、押圧部を一対の接続部(基板接続部)の間のみに配したが、押圧部は、幅方向において接続部よりも外側の領域に配してもよい。
(10)上記実施例では、端子金具の接続部(基板接続部)を回路基板に接続する場合について説明したが、本発明は、ジョイントコネクタ等のように、回路基板に接続しない形態のコネクタにも適用できる。
(11)上記実施例では、接続部(基板接続部)の数が2つである場合について説明したが、本発明は、接続部の数が3以上である場合にも適用できる。
(12)上記実施例では、請求項1の接続部が、回路基板に接続される基板接続部である場合について説明したが、本発明は、接続部が、フード部内に収容されて相手側端子との接続手段として機能する端子接続部である場合にも適用できる。この場合は、端子接続部を幅方向に並ぶように複数に分割した形態とし、端子金具をハウジングの後方(フード部とは反対側)から圧入する。
10…コネクタハウジング
13…圧入孔
17…押圧部
19…非接触部
20…端子金具
21…連結部
23…圧入部
25…基板接続部(接続部)
Claims (3)
- 合成樹脂製のコネクタハウジングと、
前記コネクタハウジングに形成された圧入孔と、
前記圧入孔に一方向から圧入される板状の端子金具と、
前記端子金具における圧入方向前方の端部に形成され、圧入方向及び前記端子金具の板厚方向の両方向と交差する幅方向に並ぶ複数の接続部と、
前記端子金具を構成し、前記複数の接続部の圧入方向後方の端部同士を連結する連結部と、
前記連結部を構成し、前記端子金具が前記圧入孔に圧入された状態では、前記圧入孔の内面と対向する圧入部と、
前記圧入孔の内面を構成し、前記圧入部のうち前記幅方向において前記接続部と非対応の領域を面当たり状態で押圧する押圧部と、
前記圧入孔の内面を構成し、前記圧入部のうち前記幅方向において前記接続部の少なくとも一部と対応する領域とは非接触の状態を保つ非接触部とを備えていることを特徴とするコネクタ。 - 前記コネクタハウジングの材料が、シンジオタクチックポリスチレン樹脂であることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
- 前記圧入部の前記幅方向の寸法が、前記圧入孔の前記幅方向の寸法よりも僅かに大きい寸法に設定され、
前記幅方向において、前記複数の接続部の形成領域が、前記圧入孔の形成領域よりも狭く設定されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のコネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012251585A JP5863044B2 (ja) | 2012-11-15 | 2012-11-15 | コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012251585A JP5863044B2 (ja) | 2012-11-15 | 2012-11-15 | コネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014099376A true JP2014099376A (ja) | 2014-05-29 |
JP5863044B2 JP5863044B2 (ja) | 2016-02-16 |
Family
ID=50941203
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012251585A Active JP5863044B2 (ja) | 2012-11-15 | 2012-11-15 | コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5863044B2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1021984A (ja) * | 1996-06-28 | 1998-01-23 | Yazaki Corp | コネクタ端子の圧入構造 |
US6261132B1 (en) * | 2000-12-29 | 2001-07-17 | Hon Hai Precision Ind. Co., Ltd. | Header connector for future bus |
JP2004311044A (ja) * | 2003-04-02 | 2004-11-04 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | コネクタ |
JP2009151939A (ja) * | 2007-12-18 | 2009-07-09 | Tyco Electronics Amp Kk | 端子圧入構造および電気コネクタ |
-
2012
- 2012-11-15 JP JP2012251585A patent/JP5863044B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1021984A (ja) * | 1996-06-28 | 1998-01-23 | Yazaki Corp | コネクタ端子の圧入構造 |
US6261132B1 (en) * | 2000-12-29 | 2001-07-17 | Hon Hai Precision Ind. Co., Ltd. | Header connector for future bus |
JP2004311044A (ja) * | 2003-04-02 | 2004-11-04 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | コネクタ |
JP2009151939A (ja) * | 2007-12-18 | 2009-07-09 | Tyco Electronics Amp Kk | 端子圧入構造および電気コネクタ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5863044B2 (ja) | 2016-02-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4716529B2 (ja) | コンタクト及び電気コネクタ | |
KR101020389B1 (ko) | 커넥터 및 커넥터 접속체 | |
JP4858050B2 (ja) | コネクタ | |
JP5299708B2 (ja) | 基板用端子 | |
JP5516308B2 (ja) | 端子金具およびコネクタ | |
WO2011136103A1 (ja) | コネクタ及びその製造方法 | |
JP5732430B2 (ja) | コネクタ | |
JP5486121B1 (ja) | 電気コネクタ | |
JP2008084796A (ja) | コネクタ | |
JP2013073741A (ja) | 雌端子 | |
JP2018010801A (ja) | 電気コネクタ | |
JP6006356B2 (ja) | コンタクト及び該コンタクトを使用するコネクタ | |
JP2013069592A (ja) | コネクタ | |
JP5863044B2 (ja) | コネクタ | |
JP2012134087A (ja) | 電気接続箱 | |
JP2009032436A (ja) | コネクタ用シールド部材及びこれを用いたコネクタ | |
JP5629346B2 (ja) | 電気接続用端子及びこれを備えたコネクタ | |
JP2014229383A (ja) | 基板用コネクタ | |
JP5066618B2 (ja) | コンタクト及び電気コネクタ | |
WO2016152489A1 (ja) | 圧接端子 | |
JP5769779B2 (ja) | センサ | |
JP7215933B2 (ja) | 接続端子 | |
JP2011023189A (ja) | 電気コネクタにおけるコンタクトの接触構造 | |
JP2014220188A (ja) | 基板用端子金具及び基板用コネクタ | |
JP2007202229A (ja) | 回路構成体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20141030 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150713 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150731 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150902 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20151204 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20151217 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5863044 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |