JP2011023189A - 電気コネクタにおけるコンタクトの接触構造 - Google Patents

電気コネクタにおけるコンタクトの接触構造 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、電気コネクタにおけるコンタクトの接触構造に関し、コンタクトの接触構造において電気的接続の信頼性を向上させることが課題であって、それを解決することである。
【解決手段】レセプタクルコネクタに固定して併設される雌コンタクトと、前記レセプタクルコネクタに嵌合するプラグコネクタに前記雌コンタクトの位置に対応して固定し併設される雄コンタクトとのうち一方のコンタクト1の接触部は、当該コンタクトの長手方向においてコンタクト基部2から一体にして支持されるとともに、前記コンタクトの板厚方向に屈曲されて接触側に向けて凸部にされ、且つ、当該接触部の接触側表面に十字型,X型若しくはV型に交差する凹部4,5が形成されて成る接触構造において、前記交差する凹部4,5のそれぞれの深さが異なっている電気コネクタにおけるコンタクトの接触構造とするものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、電気コネクタにおけるコンタクトの接触構造に関するものである。
従来、電気コネクタにおけるコンタクト同士の接触構造において、一方のコンタクトの接触領域の接触側表面11に、直線状の溝が例えば図6(A),(B)に示すように、十字状やX状に交差させた凹部11a,11bを設けたものが知られている(特許文献1,2参照)。このような構成により安定した電気的接続を得るようにしている。
特許公開2006−228669号公報 国際公開WO2008/001459号公報
しかし、従来の電気コネクタにおけるコンタクトの接触構造では、溝の深さを一定にしている。この凹部を形成する工程において、その深さを調整することが困難であり、深すぎると凹を入れた後のコンタクト接触部を曲げる工程で、コンタクトにクラックが入るおそれがある。また、この凹部を形成する際に、2回に分けて凹みを入れるので、凹部が重なる箇所においては応力が集中してダメージを受けクラックが入りやすくなる。このように、使用するコンタクト材料やコンタクト接触部の曲げ等によってクラックの入りやすさが異なり、よってコンタクトの生産性が劣るという課題がある。
本発明に係る電気コネクタにおけるコンタクトの接触構造は、このような課題を解決するために提案されたものである。
本発明に係る電気コネクタにおけるコンタクトの接触構造の上記課題を解決して目的を達成するための要旨は、レセプタクルコネクタに固定して併設される雌コンタクトと、前記レセプタクルコネクタに嵌合するプラグコネクタに前記雌コンタクトの位置に対応して固定し併設される雄コンタクトとのうち一方のコンタクトの接触部は、当該コンタクトの長手方向においてコンタクト基部から一体にして支持されるとともに、前記コンタクトの板厚方向に屈曲されて接触側に向けて凸部にされ、且つ、当該接触部の接触側表面に十字型,X型若しくはV型に交差する凹部が形成されて成る接触構造において、前記交差する凹部のそれぞれの深さが、異なる深さで形成されていることである。
本発明の電気コネクタにおけるコンタクトの接触構造によれば、接触部に設けられた交差する凹部がその深さを違えて交わり、クラックの発生が抑えられ、生産性が向上するものである。その結果、使用できるコンタクト材料の種類も拡大し、汎用性が向上するものである。また、交差する凹部の深さが異なることで、接触部における接触信頼性が向上する。そして、コンタクト設計時の自由度が向上し挿抜時の接触抵抗力が減少する。
本発明に係る電気コネクタ1の側面図(A)、正面図(B)、平面図(C)、a−a線に沿った断面図(D)である。 同本発明の電気コネクタ1の斜視図である。 同他の実施例に係る電気コネクタ1aの側面図(A)、正面図(B)、平面図(C)である。 同電気コネクタ1aの斜視図である。 各凹部の側壁8の底面からの立ち上げ角度θの相違を段階的に示す断面図(A)〜(C)である。 従来例に係るコンタクトの接触部における十字型の凹部と、X型の凹部を示す一部正面図(A),(B)である。
本発明に係る電気コネクタにおけるコンタクト1の接触構造は、図1(A)〜(D)に示すように、レセプタクルコネクタ(図示せず)に固定して併設される雌コンタクトと、前記レセプタクルコネクタに嵌合するプラグコネクタ(図示せず)に前記雌コンタクトの位置に対応して固定し併設される雄コンタクトとのうち一方のコンタクト1の接触部において実現される。
そして、前記コンタクト1の長手方向においてコンタクト基部2(プリント基板などに半田付けされる)から一体にして支持されるとともに、前記コンタクト1の板厚方向に屈曲されて接触側に向けて凸部にされ、且つ、当該接触部の接触側表面3にX型に交差する凹部4,5が形成されている。
前記凹部4,5は、前記交差する凹部のそれぞれの深さが、異なる深さで形成されている。
コンタクト1は、例えば、レセプタクルのコンタクト収納部に固定して併設される雌コンタクトである。また、これに接触する相手側の雄コンタクトの接触部の面は、平坦である。
前記凹部は、金型により加工するものであるが、深さは、図2(B),(C)に示すように、凹部4の深さd1が深く、凹部5の深さd2は浅い。その実施例としては、前記凹部4の深さd1が約9μmで、凹部5の深さd2が約3μmである。この場合、深い方の前記凹部4を先に加工し、その後に、前記凹部5を加工する。
この第1実施例に係るコンタクト1では、その電気的接触性能を他のコンタクトと比較すると、凹部深さd1=約9m,d2=約1.5μm、同じ深さのコンタクトd1=d2=約3μm、凹部のないコンタクト、とした場合に、より良い方を>記号で表すと、凹部深さd1=約9μm,d2=約3μm>凹部深さd1=約9m,d2=約1.5μm>同じ深さのコンタクトd1=d2=約3μm>凹部のないコンタクト、となる。
図3乃至図4に示すように、コンタクト1aに、十字型の凹部6,7を設けたものである。前記凹部6がの深さが深く、凹部7の深さは浅い。その実施例としては、第1実施例と同様である。また、深さの深い方の前記凹部6を先に加工し、その後に、前記凹部7を加工する。
前記実施例1と実施例2とにおいて、各凹部4,5、凹部6,7においては、接触側表面3の断面を見た場合に、図5(A)〜(C)に示すように、凹部を形成する側壁面8の立ち上がり角度θが、凹部底面から拡開させて90°以上大きく開いた角度で形成した場合と、次第に90°に近づけて形成した場合の、電気的接触性能を比較してみる。そこで、接触する相手側のコンタクト表面にフラックスを被膜させて、所定の押圧力で接触させる。前記フラックスの膜厚は、一例として約3μmである。
前記角度θが90°に近いほど、前記角部Rのフラックスを貫通する接触力が少ない。即ち、角部Rにおいて、極端に微小な半径rにしなくても、十分な接触信頼性を得られるものである。これにより、コンタクト設計の自由度が広がるようになる。更に、角部Rの先端を極端な微小rにしないことで、挿抜時の接触抵抗力も少なくすることができる。
上記実施例で、凹部4,5、凹部6,7を十字型,X型に交差させて形成したものを示したが、これに限らずV型等に交差する凹部にしても良い。
このようにして、従来の同じ深さの凹部をX型状等に形成出来なかったコンタクト材料であっても、本発明の形状には形成可能であり、汎用性が向上することになる。
本発明のコンタクトの接触構造は、電気的コンタクトの接触部において、広く応用して採用することができるものである。
1 電気コネクタのコンタクト、
2 コンタクト基部、
3 接触側表面、
4 凹部、
5 凹部、
6 凹部、
7 凹部、
8 側壁面、
11 接触側表面、
11a 凹部、 11b 凹部。

Claims (1)

  1. レセプタクルコネクタに固定して併設される雌コンタクトと、前記レセプタクルコネクタに嵌合するプラグコネクタに前記雌コンタクトの位置に対応して固定し併設される雄コンタクトとのうち一方のコンタクトの接触部は、当該コンタクトの長手方向においてコンタクト基部から一体にして支持されるとともに、前記コンタクトの板厚方向に屈曲されて接触側に向けて凸部にされ、且つ、当該接触部の接触側表面に十字型,X型若しくはV型に交差する凹部が形成されて成る接触構造において、
    前記交差する凹部のそれぞれの深さが、異なる深さで形成されていること、
    を特徴とする電気コネクタにおけるコンタクトの接触構造。
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