JP2014097587A - 真空断熱パネルの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】発泡体材料の不均一により表面材に凹凸が形成されてしまうのが抑制される真空断熱パネルの製造方法を提供する。
【解決手段】底壁11aと、底壁11aの幅方向の両端部から上方に連設される側壁11bと、を備えた表面材11が幅方向と直交する方向を搬送方向として搬送されながら、底壁11aと両側の側壁11bとで囲まれる内部空間内に真空断熱材13と発泡体材料15が配置され、表面材11の側壁11bの上端に裏面材12が貼付され、加熱装置5により加熱されて発泡体材料15が発泡して発泡体14が内部に充填されることで製造される真空断熱パネル1の製造方法である。内部空間内に注入された発泡体材料15が、気体が吹き付けられることで拡散される。
【選択図】図1

Description

本発明は、表面材および裏面材を備え、内部に真空断熱材および発泡体が充填されてなる真空断熱パネルの製造方法に関するものである。
真空断熱パネル1は、図6に示すように、表面材11よび裏面材12を備え、表面材11と裏面材12とに囲まれる空間に真空断熱材13および発泡体14が充填されたものである(例えば特許文献1参照)。この真空断熱パネル1は、従来より、発泡体材料注入工程、裏面材貼付工程、加熱工程、切断工程の各工程を経て製造されている。図7に、製造装置の一例を示す。この製造装置は、搬送ベルト22を有する搬送装置と、発泡体材料15の注入装置3と、裏面材12の貼付装置4と、加熱装置5と、切断装置6と、を備えている。表面材11は、図6に示すように、底壁11aと、底壁11aの左右の両端部から上方に連設される側壁11bと、両側壁11bから左右の内側方に連設されるリップ部11cとを備えている。表面材11の底壁11aに、真空断熱材13が載置されて設けられる。なお、この時、表面材11は接着剤により底壁11aに貼付されてもよい。
図7に示すように、発泡体材料注入工程において、表面材11内に発泡体材料15が注入される。次に、裏面材貼付工程において、発泡体材料15が注入された表面材11のリップ部11cに裏面材12が貼付される。そして、加熱工程において、表面材11が熱盤(不図示)により上下から加熱および加圧されて、表面材11の内部に注入された発泡体材料15が発泡するものである。
この従来の製造方法により製造される真空断熱パネル1にあっては、図6、図7に示すように、表面材11の底壁11aに真空断熱材13が直接載置されているため、真空断熱材13が発泡体14に押圧され、真空断熱材13の外郭形状および真空断熱材13の表面の凹凸が表面材11の底壁11aに転写されてしまうものであった。
特開2008−095465号公報
そこで、図3に示すように、表面材11の底壁11aと真空断熱材13との間に発泡体14が介在する真空断熱パネル1が考えられた。これは、発泡体材料注入工程において、図8(a)に示すように、表面材11の底壁11a上に一段目の発泡体材料15aが注入される。次に、図8(b)に示すように、この一段目の発泡体材料15a上に真空断熱材13が載置される。次に、図8(c)に示すように、真空断熱材13上に二段目の発泡体材料15bが注入される、そして、図8(d)に示すように、表面材11のリップ部11c上に裏面材12が貼付されるものである。
ノズル32は、表面材11の幅方向の所定の箇所(図示例では略中央部)の上方に設けられ(図2参照)、発泡体材料15を下方に吐出するものである。発泡体材料15は、粘性が高いため、ノズル32から吐出された後、表面材11の底壁11a全体には広がらず、ノズル32の直下に多量に存在し、幅方向の側端部には少量が存在する。発泡体材料15は、加熱工程において加熱されると、発泡して膨張するが、裏面材12に到達するとそれ以上は上方に膨張できず、側方へ膨張する。なお、発泡体材料15が膨張した時、内部空間の空気は、表面材11や裏面材12に形成される排出孔等(不図示)を介して排出される。
そして、表面材11の幅方向の側端部にも発泡体14が充填されるように、多くの発泡体材料15が注入される。しかしながら、この場合、内部空間に充填される発泡体14の密度は、図9に示すように、発泡体材料15が多量に存在していたノズル32の直下(中央部)の発泡体14aが最も高く、幅方向の側端部の発泡体14bは密度が低い。また、発泡体14に生じる圧縮応力は、発泡体14の密度が高い程高い。このため、ノズル32の直下の真空断熱材13が位置する部分の発泡体14aは、幅方向の側端部に位置する発泡体14bよりも膨張しようとする圧力が大きく、真空断熱材13を押圧する。これにより、図9に示すように、依然として、表面材11の底壁11aに真空断熱材13の形状が転写され、表面材11に凸部8が形成されるものであった。
本発明は上記従来の問題点に鑑みて発明したものであって、その目的とするところは、発泡体材料の不均一により表面材に凹凸が形成されてしまうのが抑制される真空断熱パネルの製造方法を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するため、本発明に係る真空断熱パネルの製造方法は、以下のようなものである。
底壁と、前記底壁の幅方向の両端部から上方に連設される側壁と、を備えた表面材が前記幅方向と直交する方向を搬送方向として搬送されながら、前記底壁と両側の前記側壁とで囲まれる内部空間内に真空断熱材と発泡体材料が配置され、前記表面材の前記側壁の上端に裏面材が貼付され、加熱装置により加熱されて前記発泡体材料が発泡して発泡体が内部に充填されることで製造される真空断熱パネルの製造方法であって、前記内部空間内に注入された前記発泡体材料が、気体が吹き付けられることで拡散されることを特徴とする。
また、前記気体は、拡散ノズルから噴射されるものであって、前記拡散ノズルからの前記気体の噴射角度が調整可能であることが好ましい。
本発明の真空断熱パネルの製造方法にあっては、発泡体材料の不均一により表面材に凹凸が形成されてしまうのが抑制されるものである。
本発明の一実施形態の製造方法において用いられる製造装置の概略構成図である。 同上の製造装置の要部の平面図である。 同上において製造される真空断熱パネルであり、(a)は平面図であり、(b)は側断面図であり、(c)は正面断面図である。 他の実施形態の製造方法において用いられる製造装置の要部の平面図である。 同上の製造装置の拡散ノズルを説明する図であり、(a)は拡散ノズルが設けられた部分の周辺を側方の斜め上方より見た斜視図であり、(b)は拡散ノズルの下面図である。 従来の一製造方法において製造される真空断熱パネルであり、(a)は平面図であり、(b)は側断面図であり、(c)は正面断面図である。 従来の一製造方法において用いられる製造装置の概略構成図である。 (a)〜(d)は従来の他の製造方法を説明する説明図である。 従来の他の製造方法において製造される真空断熱パネルの正面断面図である。
以下、本発明の一実施形態について図1乃至図3に基いて説明する。
真空断熱パネル1は、図3に示すように、表面材11および裏面材12を備え、表面材11の内部空間には、真空断熱材13および発泡体14が設けられる。
真空断熱パネル1は、表面材11の内部空間に真空断熱材13が配置された状態で発泡体材料15が注入され、表面材11の上面に裏面材12が貼付され、発泡体14が内部空間(但し真空断熱材13が設けられている部分を除く)に充填されて製造される。以下に、本発明の製造方法の詳細について説明する。
本発明の製造方法の工程は、表面材設置工程、発泡体材料・真空断熱材装填工程、裏面材貼付工程、加熱工程、切断工程からなる。本実施形態では、製造方法において用いられる製造装置は、図1に示すように、搬送装置2と、発泡体材料15の注入装置3と、裏面材12の貼付装置4と、加熱装置5と、切断装置6と、を備えている。
搬送装置2は、本実施形態では、プーリ21と、プーリ21に掛け回される搬送ベルト22と、プーリ21を駆動するモータ等の駆動手段と、を備えたベルトコンベア装置が挙げられる。また、他の搬送装置2としては、例えば、図示しないが、搬送方向に並設されるローラと、ローラを駆動するモータ等の駆動手段と、を備えたローラ装置が挙げられる。このように、搬送装置2としては、様々な既存の搬送装置が適宜使用可能であり、特に限定されない。この搬送装置2は、表面材11の搬送に用いられる。
表面材11は、図3に示すように、底壁11aと、底壁11aの左右の両端部から上方に連設される側壁11bと、両側壁11bから左右の内側方に連設されるリップ部11cとを備えたものである。本実施形態では、金属材料(例えば塩化ビニルが被覆された鋼板)により表面材11が形成されるが、特に鋼板に限定されず、また、被覆がなくてもよい。また、本実施形態では、両側壁11bから左右の内側方にリップ部11cが連設されているが、両側壁11bから左右の外側方にフランジ部が連設されるものでもよい。底壁11aと左右両側の側壁11bとで囲まれる空間が上記内部空間となる。本実施形態では、このような表面材11は、表面材設置工程の前に、プレスやロールフォーミングによる表面材作成工程において、平板状をした金属材料から形成される。
表面材作成工程で作成された表面材11は、表面材設置工程において、図1に示すように、搬送装置2の搬送ベルト22上に設置される。この表面材設置工程は、表面材作成工程と同様に、人手による工程でもよいし、自動化された工程でもよく、既存の装置や産業用ロボットが適宜利用可能である。
搬送装置2に設置された表面材11は、搬送路の途中に設置されている発泡体材料15の注入装置3へと搬送され、発泡体材料・真空断熱材装填工程が行われる。
発泡体材料15の注入装置3は、図1に示すように、タンクのような材料貯留部31と、材料貯留部31の内部と連通するノズル32と、材料押出し手段(不図示)と、を備えている。材料貯留部31は、材料の種類毎に複数設けられてもよく、各材料貯留部31は、内部の材料がノズル32へと送られる。ノズル32は、材料貯留部31から送られてくる材料を吐出するもので、複数の材料が送られる場合には、内部で材料が混合され発泡体材料15が生成される。材料押出し手段は、ノズル32から材料を吐出させるもので、材料貯留部31をシリンダー状として、ピストンをモータ等の駆動手段により駆動するようにしてもよい。また、材料押出し手段として前記のような構成を特に設けず、材料が自重でノズル32から吐出するようにしてもよい。発泡体材料・真空断熱材装填工程において、この注入装置3により表面材11に発泡体材料15が注入されるもので、注入装置3と発泡体材料・真空断熱材装填工程については後述する。
発泡体材料15が注入された表面材11は、ノズル32の搬送方向下流側に設置される裏面材12の貼付装置4による裏面材貼付工程にて、裏面材12が貼付される。裏面材12の貼付装置4は、本実施形態では、図1に示すように、芯材に裏面材12が巻き付けられてなる回転自在なドラム41と、ドラム41の駆動手段(不図示)と、裏面材12を表面材11の上面に被せるための引張りローラ42と、を備えたものであるが、特にこれに限定されず、様々な既存の装置が適宜利用であり、特に限定されない。
裏面材貼付工程では、前後に連続して搬送される一連の表面材11に対して、連続的に裏面材12が貼付される。裏面材12は、本実施形態ではクラフト紙や合成樹脂からなるシートで形成されるが、特にこれらに限定されない。
裏面材12が貼付された表面材11は、裏面材12の貼付装置4の搬送方向下流側に設置される加熱装置5にて、加熱工程が行われる。加熱装置5は、図1に示すように、内部に加熱手段(不図示)を有する加熱室51を備えた加熱炉であり、加熱室51の入口52および出口53を介して加熱室51を貫通するように搬送ベルト22が挿通される。そして、搬送ベルト22に搬送される表面材11が、加熱室51内にて加熱手段により加熱される。さらに本実施形態では、表面材11を載置した搬送ベルト22を上下から押さえベルト54で押さえる押さえベルトコンベア装置55が設けられている。なお、表面材11が搬送装置2により搬送されない場合には、表面材11が熱盤により上下から加熱および加圧されてもよい。
加熱工程では、前後に連続して搬送される一連の表面材11を押さえベルト54で押さえながら加熱し、発泡体材料15を発泡、膨張、硬化させる。
発泡体材料15が発泡し発泡体14となった表面材11は、加熱装置5の搬送方向下流側に設置される切断装置6にて、切断工程が行われる。切断装置6は、図1に示すように、回転刃61を備えるカッター装置と、表面材11の搬送速度と同期してカッター装置を移動させる移動装置(不図示)を備えたものであるが、これらは既存の装置が好適に利用され、特に限定されない。
切断工程では、前後に連続して搬送される一連の表面材11から、各表面材11を切り出すもので、搬送方向と直交する方向に一連の表面材11が切断される。
以下に、発泡体材料・真空断熱材装填工程について説明する。発泡体材料・真空断熱材装填工程は、一段目の発泡体材料注入工程、真空断熱材設置工程、二段目の発泡体材料注入工程、の各工程により構成される。また、図1に示すように、注入装置3において、一段目用のノズル32aおよび二段目用のノズル32bは、搬送方向に離間し、表面材11の上方の所定の幅方向位置(本実施形態では略中央部)に位置するように設置される。一段目用のノズル32aおよび二段目用のノズル32bの搬送方向下流側にはそれぞれ、発泡体材料15を拡散させるための一段目用の拡散ノズル33aおよび二段目用の拡散ノズル33bが設けられる。
一段目の発泡体材料注入工程では、図1、図2に示すように、表面材11の底壁11aの所定の幅方向位置の上面に、一段目用のノズル32aから一段目の発泡体材料15aが吐出される。そして、底壁11aの上面に吐出された一段目の発泡体材料15aには、一段目用の拡散ノズル33aより気体が吹き付けられる。これにより、図2に示すように、底壁11aの上面の一段目の発泡体材料15aは、幅方向(搬送方向と直交する方向)に拡散される。なお、発泡体材料15aは、搬送方向へも拡散されるが、搬送方向に連続的に発泡体材料15aが吐出されていて、この搬送方向の前後の発泡体材料15aも拡散されて、拡散効果は相殺される。次に、真空断熱材設置工程に移行する。
真空断熱材設置工程では、図1に示すように、底壁11a上に吐出された一段目の発泡体材料15a上に、真空断熱材13が載置される。真空断熱材13の載置には、様々な既存の装置、産業用ロボット等により適宜構成可能であり、また、手作業で載置してもよく、限定されない。
二段目の発泡体材料注入工程では、図1、図2に示すように、二段目用のノズル32bから表面材11の底壁11aの上面(真空断熱材13が位置する場合には真空断熱材13の上面)に、二段目の発泡体材料15bが吐出される。そして、底壁11aおよび真空断熱材13の上面に吐出された二段目の発泡体材料15bには、二段目用の拡散ノズル33bより気体が吹き付けられる。これにより、一段目の発泡体材料15aに気体が吹き付けられるのと同様に、二段目の発泡体材料15bは、底壁11aおよび真空断熱材13の上面の幅方向に拡散される。
なお、一段目用のノズル32aおよび二段目用のノズル32bから吐出される単位時間当たりの吐出量は、一表面材11の内部空間がノズル32の下方を通過する時間内に、該表面材11の内部空間にそれぞれ所定量が吐出されるように設定される。
また、拡散ノズル33より噴出する気体としては、空気等、様々な気体が利用可能で特に限定されないが、希ガスや窒素ガス等の不活性ガスが好適に用いられる。
上記のように、本発明においては、ノズル32から吐出される発泡体材料15に、拡散ノズル33からの気体が吹き付けられ、発泡体材料15は幅方向に拡散することとなる。これにより、発泡体材料15の幅方向における密度が不均一となるのが抑えられる。そして、内部空間に充填される発泡体14の密度は、ノズル32の直下(幅方向の中央部)と、幅方向の側端部とで大きな相違がなくなる。
この結果、発泡体材料15の一表面材11内への装填量が抑えられ、また、ノズル32の直下に位置する真空断熱材13の下側に発泡体材料15が集中するのが抑えられる。すなわち、従来例においては、発泡体材料15を拡散することなく、発泡体14の密度が低くなりがちな幅方向の側端部へも発泡体材料15を行き渡らせるように、本来必要な量よりも多い発泡体材料15を一表面材11内へ装填していた。これにより、一表面材11内の幅方向の側端部へも発泡体材料15が行き渡るものの、ノズル32の直下に位置する真空断熱材13の下側に発泡体材料15が多く残って集中することとなっていた。これに対し本発明では拡散ノズル33により発泡体材料15が幅方向の側端部へ向けて拡散されることで、上記従来例における問題点が解消されるものである。そして、従来例のような凸部8(図9参照)が形成されるのが抑えられる。
次に、他の実施形態について図4、図5に基いて説明する。なお、上記実施形態と同じ構成については同符号を付して説明を省略し、主に異なる構成について説明する。本実施形態では、拡散ノズル33が上記実施形態と異なるもので、他の構成については同じである。
本実施形態では、二本の筒状部材71が設けられ、この各筒状部材71に複数の拡散ノズル33が設けられるものである。筒状部材71は、基材70に取り付けられる。基材70は、図4、図5(a)に示すように、搬送装置2により搬送される表面材11の搬送路の上方に設置される。二本の筒状部材71の基端部が、基材70の幅方向中央部に取り付けられる。そして、二本の筒状部材71は、先端部が搬送方向下流側へ行く程、幅方向の外側へ位置するように、平面視略V字をなすように設けられる。
また、二本の筒状部材71は、平面視においてなす略V字の間の角度と、拡散ノズル33からの気体の噴射角度とが調整可能となるように設けられるのが好ましいものである。本実施形態では、図5(b)に示すように、基材70に、搬送方向下流側に開口するソケットが二つ固定されている。二本の筒状部材71は、基端部が若干折り曲げられており、この折り曲げられた部分が前記ソケット内に挿入され、抜け止めがなされて基端部の軸回りに回転自在となるように装着される。
筒状部材71が、その基端部の軸回りに回転することで、二本の筒状部材71がなす平面視略V字の間の角度が調整される。また、この回転に伴い、拡散ノズル33からの気体の噴射角度も調整される。
1 真空断熱パネル
11 表面材
11a 底壁
11b 側壁
11c リップ部
12 裏面材
13 真空断熱材
14 発泡体
15 発泡体材料
15a 一段目の発泡体材料
15b 二段目の発泡体材料
2 搬送装置
21 プーリ
22 搬送ベルト
3 注入装置
31 材料貯留部
32 ノズル
32a 一段目用のノズル
32b 二段目用のノズル
33 拡散ノズル
33a 一段目用の拡散ノズル
33b 二段目用の拡散ノズル
4 裏面材の貼付装置
41 ドラム
42 引張りローラ
5 加熱装置
51 加熱室
54 押さえベルト
55 押さえベルトコンベア装置
6 切断装置
61 回転刃
70 基材
71 筒状部材

Claims (2)

  1. 底壁と、前記底壁の幅方向の両端部から上方に連設される側壁と、を備えた表面材が前記幅方向と直交する方向を搬送方向として搬送されながら、前記底壁と両側の前記側壁とで囲まれる内部空間内に真空断熱材と発泡体材料が配置され、前記表面材の前記側壁の上端に裏面材が貼付され、加熱装置により加熱されて前記発泡体材料が発泡して発泡体が内部に充填されることで製造される真空断熱パネルの製造方法であって、
    前記内部空間内に注入された前記発泡体材料が、気体が吹き付けられることで拡散されることを特徴とする真空断熱パネルの製造方法。
  2. 前記気体は、拡散ノズルから噴射されるものであって、前記拡散ノズルからの前記気体の噴射角度が調整可能であることを特徴とする請求項1記載の真空断熱パネルの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101814050B1 (ko) * 2015-09-03 2018-01-30 (주)영화 초단열소재를 심재로 하는 건축용 조립식 복합단열패널의 연속식 제조장치 및 방법

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