JP2014097150A - ロッキング椅子 - Google Patents

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Abstract

【課題】背もたれの傾動のロック姿勢とロック解除姿勢とに交互に切り換える切換機構をベース内に配置して、ロッキング椅子のデザインをスッキリさせる。
【解決手段】
背もたれを後傾動させる流体圧シリンダに進退動可能に設けられたロッド26bをロッドに切換機構33を連結する。切換機構を遠隔操作することにより、ロッド26bに設けられたプッシュボタン43をロック状態とロック解除状態とに交互に切り換えるように構成したものであり、切換部材は、ロッドの進退方向と交差する方向に往復移動する摺動ブロック38であり、摺動ブロックには、押動体37の案内ピン63をロック位置とロック解除位置とに巡回移動する案内溝カム67と、この案内溝カムに関連して設けられて案内ピンをロック位置とロック解除位置とで安息状態を保持させる部位が設けられている。
【選択図】図9

Description

本願発明は、背もたれが後傾動するロッキング椅子に関し、より詳しくは、背もたれの後傾動のロック状態及びロック解除状態に切り換え保持する切換機構を備えたロッキング椅子に関するものである。
上記切換機構を備えたロッキング椅子は種々提案されている。背もたれの後傾動のロック状態及びロック解除状態に切り換え保持する操作では、操作レバーを操作する毎にロック状態及びロック解除状態とに交互に切り換わることが好ましい。そのため、特許文献1では、背もたれを後傾動させるガスシリンダのプッシュロッドの先端を押圧するクランク部材を椅子シートの下方などに設け、ガスシリンダから遠くに離れた位置、例えば椅子の肘に操作用のプッシュ部材をケース内にて進退動且つ回動可能に設け、クランク部材の他端にワイヤの一端を連結し、このワイヤの他端に、プッシュ部材を連結する。そして、プッシュ部材には、軸方向の押し込み操作により軸方向の2位置に交互に切換・保持可能な歩進停止機構を設け、プッシュ部材を押すことにより、プッシュロッドを介してガスシリンダの開閉バルブを開位置と閉位置とに切り換えることが開示されている。歩進停止機構の一例は、プッシュ部材の側面に形成されたハート型のエンドレスな案内溝に、ケース内面に突設したガイドピンを係合させる。ケース内に設けられたスプリングが上向きに突出する方向に付勢していることにより、プッシュ部材は突出状態で、ワイヤを引っ張った状態である。
他方、特許文献2では、椅子の背もたれのロッキング機構を操作するため、椅子のループ状肘の内径部に、その上辺部を少なくとも覆う内外カバー体を取付け、この内外カバー体の間に、ガスシリンダのロック位置とアンロック位置との間で切り替わる切換部材とその操作レバーとを有しており、切換部材は肘掛けのフレームまたは内カバー体の外向き面に形成されたハード型の凹溝とこの凹溝に嵌まるピンを備えた係止体とであり、切換部材にワイヤの一端を連結し、ワイヤの他端は傾動用のガスシリンダのプッシュボタンの押圧部材に連結されている。
特開2001−70071号公報(図1〜図3参照) 特開2007−105293号公報(図5〜図7参照)
特許文献1,2のように、切換機構や切換部材を、肘の部材に取り付けすると、切換機構や切換部材の構成部品点数が多いため、嵩張り、肘のデザインがスッキリしないという問題があった。
また、ガスシリンダのプッシュボタン(プッシュロッド)を押圧する部材が切換機構や切換部材とは別の箇所に設けられているから、取付け作業も面倒であるという問題もあった。
本願発明はこのような現状に鑑み成されたものであり、改良された切換機構を有するロッキング椅子を提供することを目的とするものである。また、本願では多くの改良点を開示しており、これらの改良点を提供することも目的と成り得る。
本願発明は各請求項の構成を含んでいる。このうち請求項1の発明は上位概念を成すものであり、椅子の背もたれの後傾姿勢をロック姿勢とロック解除姿勢とに交互に切り換える切換機構を有するロッキング椅子であって、椅子の背もたれを後傾動させる流体圧シリンダにロッドを進退動可能に設け、前記ロッドに前記切換機構を連結し、前記切換機構を遠隔操作することにより、前記ロッドに設けられたプッシュボタンをロック状態とロック解除状態とに交互に切り換えるように構成したものである。
請求項2の発明は請求項1を具体化したもので、請求項1において、前記切換機構は、前記ロッドに連結するケースと、このケースに設けられて前記プッシュボタンを押動する押動体と、前記ケースに設けられて前記押動体の姿勢を切り換え保持する切換部材を備え、人が着座した状態で前記押動体を傾動操作することによりロック姿勢とロック解除姿勢とに交互に移動させるものである。
請求項3の発明は請求項2を具体化したもので、前記切換部材は、前記ロッドの進退方向と交差する方向に往復移動する摺動ブロックであり、前記摺動ブロックには、前記押動体の案内ピンをロック位置とロック解除位置とに巡回移動させる案内溝カムと、この案内溝カムに関連して設けられて前記案内ピンをロック位置とロック解除位置とで安息状態を保持する部位が設けられているものである。
請求項4の発明は請求項3を具体化したもので、前記押動体は前記ケース内に配置され、前記摺動ブロックは前記ケースに対して摺動自在に装着されているものである。
本願発明は、背もたれの後傾姿勢をロック姿勢とロック解除姿勢とに交互に切り換える切換機構を、椅子の背もたれを後傾動させる流体圧シリンダに進退動可能に設けられたロッドに連結したものであって、通常、流体圧シリンダは椅子の座より下方などの隠された部分に設けられるので、本願発明の切換機構も外部から見えなくすることが容易となり、椅子のデザインがスッキリする。
本願の請求項2の発明では、切換機構は、前記ロッドに連結するケースと、このケースに設けられて前記プッシュボタンを押動する押動体と、前記ケースに設けられて前記押動体の姿勢を切り換え保持する切換部材を備え、人が着座した状態で前記押動体を傾動操作することによりロック姿勢とロック解除姿勢とに交互に移動させるものである。本発明では、プッシュボタンを押動する押動体が切換部材と関連されて切換機構の一部としてケースと共に組み込まれているので、装置としてコンパクトになり、椅子の座より下方のベース内に組み込み易くなる。
請求項4の発明のように、前記押動体は前記ケース内に配置され、前記摺動ブロックは前記ケースに対して摺動自在に装着されていると、ケースをロッドに連結するだけで、切換機構を装着できて、取付け作業が至極簡単となる。
(A)は椅子の正面図、(B)は右側面図、(C)は平面図である。 座アウター部材を外した状態の支持機構部の分離斜視図である。 支持機構部の拡大斜視図である。 支持機構部の縦断側面図である。 ロック装置の全体斜視図である。 (A)はロック装置の右側面図、(B)は同じく下面図、(C)は後面図である。 ロック装置の部品の一部を分解した斜視図である。 ロック装置における切換機構の部品分解斜視図である。 (A)はロック状態の切換機構を上方から見た説明図、(B)は同じく拡大縦断面図である。 (A)はロック解除状態の切換機構を上方から見た説明図、(B)は同じく拡大縦断面図である。 ロック装置における切換機構の作用説明図である。 (A)は操作レバーの側面からの斜視図、(B)は前方左からの斜視図、(C)は前方右からの斜視図である。 (A)は指掛け部の見える箇所での拡大断面図、(B)はアームと軸部の見える箇所での拡大断面図、(C)は操作レバーを縦断した拡大断面図である。
次に、本願発明の実施形態を図1〜図11に基づいて説明する。以下の説明では方向を特定するため「前後」「左右」の文言を使用するが、この前後左右の文言は着座した人を基準にしている。正面視方向は着座した人と対峙した方向であり、従って、正面視での左右と着座した人から見た左右とは逆になる。
[椅子の概略]
まず、椅子の概要を、主として図1〜図3に基づいて説明する。本実施形態は事務用等に多用されている回転椅子に適用しており、図1に示すように、椅子は、座1及び背もたれ2と、脚3とを備えている。
脚3は、脚柱としてのガスシリンダ4と、これを支えて放射状に延びる複数本の枝杆5とを備えており、各枝杆5の先端にはキャスタ6を取付けている。従って、本実施形態は座1及び背もたれ2の高さ調節できる回転椅子に適用されている。
ガスシリンダ4の上端には、座受け部材の一例としてのベース7が固定されている。例えば図1、図2 及び図3に示すように、ベース7の上に金属板製の中間金具(座受け金具)8が配置されており、この中間金具8に樹脂製の座アウター部材9が取り付けられている。
座1は、樹脂製の座アウター部材9とその上面に重ね配置した座クッション材(不図示)とを有しており、座クッション材はクロス等の表皮材で上から覆われている。
図1及び図2に示すように、背もたれ2は樹脂製の腰部アウター部材(不図示)と、同じく樹脂製の背板12と、図示しない背クッション体が前面に張り付けられ、その後、袋状の表装体13にてすっぽり覆われている。また、座1の左右両側にはループ状の肘14が設けられている。
[支持機構部の概略]
本実施形態では、例えば図2、図3、図4に示すように、ベース7には背支持フレーム15が後傾動自在に連結されていると共に、背支持フレーム15に背もたれ2が取り付けられている。背支持フレーム15は樹脂製又はアルミダイキャスト製であり、図2や図3に示すように、ベース7の後ろにおいて左右方向に広がる基部15aと、基部15aの左右両側部からベース7の外側位置で前向きに延びるアーム部15bとを有しており、左右アーム部15bの前端部が左右横長の第1軸16(図3、図7参照)でベース7に連結されている。従って、背もたれ2は第1軸16の軸心回りに傾動する。
背支持フレーム15における左右アーム部15bの前部は左右内側に入り込んだクランク部15cになっており、クランク部の基端部に第1軸16が貫通している。また、左右クランク部15cの前端は、弾力調節ユニットとしてのバネユニット50のロッキングバネ(不図示)を押圧するための押圧部の一例として左右横長の押動軸17で一体に繋がっている。クランク部15cの基端部に第1軸16が貫通している。また、押動軸17は下カバー19で下方から覆われている。下カバー19の左右側板には、押動軸17の回動を許容する長穴(不図示)が上向きに開口している。
背支持フレーム15は第1軸16を中心にして後傾動する。そこで、ベース7の内部にバネユニット50を設けて、背支持フレーム15の後傾動に抵抗を付与している。バネユニット50は、ロッキングに対する抵抗の大きさを段階的または無段階に調節するためのものであり、図4、図6に示すロック用ガスシリンダ18は背もたれ2を任意の後傾角度に保持し、またはロック解除するためのロック装置である。
本実施形態の椅子は、背もたれ2の後傾に連動して座1が後退しつつ後傾するシンクロタイプの椅子であり、中間金具8の前部を弾力調節ユニットの前部に後退動可能に連結し、中間金具8の後部は、背支持フレーム15に上向き突設したブラケット部20に左右横長の第2軸25で連結されている。また、中間金具8の前部は上向き移動不能に保持され、且つベース7に対して前後摺動可能に設けられている。このため、座1の前部を上に持ち上げても中間金具8がベース7から外れることはない。
例えば図3に示すように、中間金具8は概ね平面視四角形に近い形状であり、上板と左右側板とを有している。第2軸25は側板に貫通している。なお、図2に示すように、中間金具8の側板は、背支持フレーム15におけるブラケット部20の内側に位置している。
例えば、図3、図4から理解できるように、ベース7の後半部の底は段が上がって高くなっており、この高くなった部位に、底板と左右側板30aとを有する溝型のベースブラケット30が溶接によって固定されている。ベースブラケット30の底板とベース7の底板とに上下開口のブッシュ31が溶接されており、ブッシュ31に脚支柱(ガスシリンダ)4の上端が下方から嵌着している。また、ベースブラケット30の左右側板30aには左右横長の第3軸32が貫通しており、第3軸32でロック用ガスシリンダ18が前向き移動不能に支持されている。第3軸32は、ベースブラケット30の左右側板30aに取り付けられている。
[弾力調節機構]
次に、弾力調節ユニット23を中心にした弾力調節機構を概略説明する。例えば図4に示すように、弾力調節ユニット23は、ベース7の前部に嵌まる左右一対の支持ブラケット(不図示)と、左右の支持ブラケットの間に配置されたばねユニット50と、左右の支持ブラケットに回転自在に取り付けた操作軸51と、ばねユニット50の左右両側部に装着した側面視略L形の姿勢保持体(不図示)とを有している。操作軸51はベース7の側方に突出するレバー52に取付けられている。支持ブラケットは板材製でベース7の内側面の内側に配置されている。
ばねユニット50は、略角形で後ろ向きに開口した筒状部材53と、筒状部材53の内部に配置された圧縮コイルばねと、筒状部材53にスライド自在に嵌まった可動ばね受け55とで構成されている。筒状部材53と可動ばね受け55とで請求項に記載したケースが構成されている。可動ばね受け55は概ね角形の形態を成しており、このため、筒状部材53の内部も概ね角形に近い形状になっている。また、可動ばね受け55の左右側面にはガイド突条(不図示)を設けている一方、筒状部材53の内側面には、ガイド突条が嵌まるガイド溝(不図示)を形成している。
筒状部材53と可動ばね受け55には、抜け防止手段の一例として左右横長のピン56が貫通しており、筒状部材53のピン挿通穴57を前後に長い長穴とすることにより、可動ばね受け55の前後スライドが許容されている。筒状部材53の前端部には左右外側に突出した支軸60を設けており、支軸60は支持ブラケットに設けた穴にブッシュを介して嵌まっている。支持ブラケットはベース7に固定されているので、ばねユニット50は支軸60を中心にして上下回動する。
そして、図4に示すように、背支持フレーム15の前端に設けた押動軸17にプッシャー62を装着し、プッシャー62で可動ばね受け55を押すようになっている。プッシャー62は押動部の一例である。可動ばね受け55の後端部は側面視で後ろ向き凸の山形になっている一方、プッシャー62の前面は側面視で支軸60を中心にした曲率半径の円弧面62aになっている。
操作軸51には左右一対のカム部材の外周面に形成された周面カム58(図3では一方のみ示す)が嵌まっている一方、ばねユニット50を構成する筒状部材53の左右両側面には、周面カム58の外周面が当るカム受け部59を突設している。図4に明示するように、本実施形態では、周面カム58には、回転軸心からの距離が短い順に第1〜第5の5つのカム面が形成されており、このため、操作軸51で周面カム58を回転させるとばねユニット50は5つの姿勢に変化し、第1軸16から可動ばね受け55までの間隔(スパン)が変化する。その結果、ロッキングに対する抵抗の大きさを5段階に調節することができる。なお、図示しないが、操作軸51を回転操作するにおいて回転抵抗(或いはクリック感)が略一定に保持され、回転後の周面カムの姿勢を保持するための姿勢保持手段が設けられている。
[操作レバーとワイヤケーブル]
後述するロック切換機構33を操作するための操作レバー21は、本実施形態では、左右両側のループ状の肘14の上辺部に配置され、操作レバー21の指掛け部82は上辺部の下面側に露出している。
操作レバー21から作動機構に操作力を伝達するためのワイヤケーブル65は、ワイヤ65aの先端に係止球65bが固着され、ワイヤ65aが挿通する索導管65cを有する。ワイヤケーブル65の係止球65bが係合できる係合凹所87が装着溝86の前寄り部位に形成されている。ワイヤ65aは装着溝86内から後方に伸び、第1案内通路22の先端にて索導管65c内に挿通されている(図12(B)、図13(C)参照)。
図12(A)〜図12(C)、図13(A)に示されるように、操作レバー21は基部83の下部に断面L字状の指掛け部82が一体的に形成され、指掛け部82の自由端が椅子の内側に向くように配される。基部83の下部と指掛け部82との間の隙間形成されていない横向き凸部を肘14の外側になるように配置することで、着座した人が肘14の外側から指掛け部82を手で操作し易いようになっている。基部83から前方下向きに伸びる二股状のアーム84の下端に、それぞれ外向きの断面円形の軸部85が形成されている。二股状のアーム84はそれ自身弾性変形可能な材料により形成されている。したがって、両アーム84を作業者が指で摘めば、当該両アーム84間の先端側の間隔を狭めることができるものである。
そして、実施形態では、両軸部85、58の外端面間の距離H2(図12(B)、図12(C)参照)が、基部83を挿入できる装着穴61の狭い方の幅寸法より若干小さくなるように両アーム84を弾性変形性させることができるものである。なお、基部83と両アーム84(軸部85を含む)は同一の合成樹脂製や金属製の材料にて成形して良い。また、基部83の上面には前後及び上方に開放された装着溝86が凹み形成されている。なお、図12(A)と図12(C)に示す操作レバー21は右側の肘14用であり、図12(B)に示す操作レバー21は左側の肘14用である。
図13(A)と図13(C)に示すように、ループ状肘フレーム19の上辺部19aには上下に貫通する装着穴88が形成されている。上辺部19aには、第1案内通路22が、ループ状肘フレーム19の周面に沿って前後方に延び且つ外周面に開放して形成され、第1案内通路22の前端が装着穴88に連通している。この装着穴88は操作レバーにおけるワイヤケーブルの一端との連結部にも相当する。第2案内通路(不図示)は、第1案内通路22の後端に連通し、ループ状肘フレーム19の後辺部(不図示)の上下方向に沿って延び、且つ外周面に開放して形成されている。なお、上辺部19aには、第1案内通路22を覆うように上カバー体23が着脱可能に設けられ、上カバー体23の上辺板23aは上辺部19aの上面を覆い、上カバー体23の縦辺板23bは上辺部19aの内則面を覆う。ループ状肘フレーム19の前辺部にはその前面を覆う前カバー体が着脱可能に設けられている。
操作レバー21は、軸部85と両アーム84及び基部83を、両アーム84側を前にして上辺部19aの下側から装着穴88に挿入する。その際、両軸部85の自由端間(外端面間)の寸法H2が装着穴88の狭い方の幅寸法H3より若干小さくなるように、両アーム84を弾性変形させておく。挿入した後の両アーム84が弾性復帰すると、操作レバー21の両軸部85は、ループ状肘フレームの上辺部19aの前側に凹み形成された軸受部89に抜け不能、且つ回動可能に軸支される。索導管65cの先端部の固定金具65dは第1案内通路22の先端(前端)の係合部22aに嵌め固定する(図13(A)、図13(B)、図13(C)参照)。なお、両アーム84が弾性復帰した後、両アーム84の内側面間に弾性復帰を規制する規制部材(不図示)を後付けすると、操作レバー21が装着箇所から脱落するのを防止する上でより好適である。
上カバー体23をループ状肘フレーム19の上辺部19aに上側から被せて抜け不能に係止する。上カバー体23の内面から突出する規制片90の先端が両軸部85の上面に近接または当接するので(図13(C)参照)、両軸部85は軸受部89に嵌まった状態で回動のみ自在となる。
[ロック装置]
次に、背もたれ2のロッキングを制御するロック装置を、図3、図4を参照して説明する。ロック装置は、既述のとおりロック用ガスシリンダ18と、後に詳述するロック切換機構33とを有している。ロック用ガスシリンダ18は市販品であり、筒体18aとこれにスライド自在に嵌まったロッド18bとを有している。本実施形態では、ロッド26bは後ろ向きに突出しており、ロッド26bの先端(後端)と第3軸32とを樹脂製等のロック切換機構33を介して連結している。
ロック用ガスシリンダ18の前端部には左右横長の第4軸34が取り付けられており、この第4軸34は、ピン受け部材35に上から嵌め込み保持されている。ピン受け部材35が中間金具8の下面にビスで固定されている。
[ロック切換機構]
次に、図3〜図11を参照しながら、ロック切換機構33(請求項にいう切換機構)について説明する。ロック切換機構33は、第3軸32を下から抱持する内ケース36と、内ケース36に内装する押動体37と、押動体37の姿勢を切り換え保持するための摺動ブロック38を備えた外ケース39とを有する。ロック切換機構33の切換部材は、後述するように、案内溝カム67を有する摺動ブロック38であり、案内溝カム67に押動体37の案内ピン63が嵌まった状態で押動体37が傾動できる。内ケース36の抱え溝40に第3軸32を嵌め入れた状態で内ケース36の上面を覆うように外ケース39を被嵌させる。外ケース39の前後対の内向き係合39a,39bにより、内ケース36は第3軸32から脱不能となる。
ロッド26bの先端部は内ケース36の前壁に設けられた取付け穴41を介して内ケース36の内径部である収容部42にプッシュボタン43が臨むように差し入れ、前後2つのナット44にてロッド26bを内ケース36に固定する。
図8、図9(B)、図10(B)に示すように、押動体37は、下部に取付け穴に貫通して横向きに突出する回動中心軸61と、上下中途部の前面に凹み形成された凹部62と上端に上向き突出する案内ピン63と、ワイヤケーブル65の一端を取付けるための係止凹所64とを有している。回動中心軸61は収容部42の下部において内ケース36の両側壁の軸穴66に軸支されている。したがって、押動体37はその上部側が、収容部42内において回動中心軸61を中心にして前後方向(ロッド26bの進退方向)に揺動可能となっている。凹部62はプッシュボタン43と対面して当接または押圧するように配置されている。案内ピン63は後述する摺動ブロック38の下面に形成された案内溝カム67に下方から嵌まる。なお、ワイヤケーブル65の他端のワイヤに連結して操作する操作レバー21は、図1(B)、図2に示すようにループ状の肘14の上辺部下面に設けられている。したがって、ロック切換機構33はこれから離間した遠隔位置の操作レバー21とワイヤケーブル65とにより遠隔操作される。
押動体37の裏面側に形成された係止凹所64には、ワイヤ65aの先端の係止球65bが嵌まり係止される。なお、係止凹所64の側方等には、図示しないが、ワイヤ65aと係止球65bとが押動体37の前面側から裏面側に通過できる箇所がある。ワイヤケーブル65の索導管65cの一端部は収容部42の前方の壁に穿設された通過溝68に固定され、ワイヤ65aと索導管65cとはロック切換機構33の外に引き出される。
外ケース39には、押動体37の前後揺動方向と平面視で直交して左右に延びるガイド穴69が左右両側に貫通するように形成されている。なお、直交でなく、90度以内または以上の角度で交差するものでも良い。このガイド穴69には、摺動ブロック38が左右方向に移動可能に挿入される。摺動ブロック38の下面に凹み形成されたバネ収容部70と外ケース39の一端でガイド穴69に連通した箇所に凹み形成されたバネ受け部71との間に圧縮バネ72(付勢バネともいう)が配置される。なお、外ケース39の下面側は、内ケース36における収容部42の上部及びガイド穴69の下面側と連通するように開放された開放部74を有している(図8参照)。
これにより、摺動ブロック38は、一方(図9(A)の矢印E)に向かって突出するように付勢されることになる。なお、バネ収容部70の長さ一杯に圧縮バネ72が延びきった状態で、摺動ブロック38の図9(A)の矢印E方向へのさらなる移動はない。しかしながら、摺動ブロック38が外ケース39のガイド穴69から外に飛び出さないようにする安全対策として、摺動ブロック38の付勢移動方向の後部等にストッパ突起(不図示)が設けても良い。
摺動ブロック38の下面に開放される案内溝カム67は平面視ハート型の内径カム80と、その外周に案内ピン63が通過できる間隔を隔てて形成された同じくハート型の外径カム81とを有している(図7、図8、図9(A)、図10(A)、図11参照)。少なくとも、内径カム80には案内ピン63が一端安息できる凹部75を備えている。
案内溝カム67のうち、内径カム80における凹部75の箇所に案内ピン63が安息できる位置をアンロック位置L、案内ピン63が凹部75から最も離間した反対側の位置にあるときをロック位置Rと称する。ワイヤ65aによって引かれる押動体37により、直進する案内ピン63は、図11の平面視で示すように、摺動ブロック38を左または右方に押しながら案内溝カム67内を時計回り方向に巡回して歩進移動可能とする。
案内ピン63の通過に関連させる規制バネ体76の一例として、一方の足部76aと他方の足部76bとを有するように合成樹脂製または金属バネ板でV字状に形成されている。規制バネ体76は案内溝カム67を挟んで、バネ収容部70と反対側の収容部77に配置されている。規制バネ体76のV字の他方の足部76bの他端部は収容部77のストッパ部79にて規制されている。規制バネ体76の一方の足部76aは、アンロック位置Lに近い側では外径カム81の左壁81bに近い位置であり、ロック位置Rに近づくにつれて足部76aの先端側が内径カム80の左壁80bに近づくように配置されている。
ロック切換機構33の動作をより詳しく説明すると、ロック位置Rからアンロック位置Lへ案内ピン63が移動するときは、直進する案内ピン63が内径カム80の右壁80aに摺接しながら前方(凹部75に近づく方向)に移動し、このとき摺動ブロック38が圧縮バネ72の付勢力に抗して図11の左方向に移動することになる。
反対に、アンロック位置Lからロック位置Rへ案内ピン63が移動するときは、摺動ブロック38が圧縮バネ72の付勢力にて図11の右方向に移動する力を受けるので、案内ピン63が外径カム81の左壁81bに摺接しながらロック位置R方向に後退する。ロック位置Rに近づくと、案内ピン63は規制バネ体76の一方の足部76aの外面を押しながら進む。案内ピン63が一方の足部76aの先端部を通り越すと、規制バネ体76のバネ力で、案内溝カム67の通路が塞がれるので、案内ピン63は、外径カム81の左壁81bと内径カム80の左壁80bの方に後戻りしない。
アンロック位置Lでは、ワイヤケーブル65のワイヤ65aの引き力を緩めても、案内ピン63が凹部75に納まった状態(姿勢)を保持できる。ロック位置Rでは、ワイヤ65aの引き力を緩めても案内ピン63が内径カム80に沿って凹部75に近づかないように、内径カム80のとがった箇所(ロック位置Rに相当)と、その側部に配置された規制バネ体76の片方の足部76aの先端などに形成された当接部78とに案内ピン63の側面が当接して安息する。
ワイヤ65aによって引かれる押動体37の案内ピン63が凹部75にある時(アンロック位置(ロック解除位置またはフリー位置ともいう)Lでは(図10(A)、図10(B)及び図11に示す)、突出方向に付勢されているプッシュボタン43が前傾した押動体37に押されて、ガスシリンダ18はフリー状態(アンロック状態)となる。この状態では、着座者が背もたれ2に凭れかかると、その力で背もたれは自由に後傾し得る。また、案内ピン63が凹部75に納まった状態で、操作レバー21から手を離す等して、ワイヤケーブル65のワイヤ65aの引き力を緩めても、案内ピン63は凹部75に納まった状態(姿勢)を保持できる。
着座者が背もたれ2に凭れて、当該背もたれ2が適度な後傾角度になったとき、再度操作レバー21を操作してワイヤ65aを引くと、案内ピン63が凹部75から離れる。この状態では、摺動ブロック38が圧縮バネ73の付勢力にて図11の右方向に移動する。で、この状態で操作レバー21から手を離すと、案内ピン63が外径カム81の左壁81bと内径カム80の左壁80bの方に移動し、既述したように、案内ピン63はロック位置Rまで戻り、規制バネ体76の片方の足部76aの先端などに形成された当接部78とに案内ピン63の側面が当接して安息状態を保持できる。この状態では、図9(B)に示すように、押動体37が後傾するので、プッシュボタン43は自力で突出し、ガスシリンダ18はロック状態となり、背もたれ2の所定の後傾姿勢が保持される。
このように、傾動ロック状態から操作レバー21を一度引くと、ワイヤ65aを引張り、押動体37がガスシリンダ18のプッシュボタン43を押し、傾動フリー状態となる。押動体37はハートカム型の内径カム80の凹部75に保持されるため、操作レバー21から手を離しても、押動体37はプッシュボタン43を押したままのフリー状態で保持さることになる。そして、操作レバー21はその自重で操作前(手で押す前)の姿勢に復帰する。また、操作レバー21に操作前の状態に常時付勢するバネ体などの弾性体を備えておくと、自重のみで復帰するよりも、操作レバー21のぐらつき(ガタつき)などを抑制できて好適である。
このように操作レバー21の姿勢は、傾動ロック状態、傾動フリー状態のいずれにおいても、外観上相違ないため、特に肘掛けに操作レバー21を設ける等、比較的目立ちやすい箇所に操作レバー21を配置する際には好適である。
別実施形態として、案内溝カム67を上記実施形態と逆向きに配置しても良い。即ち、凹部75がプッシュボタン43から遠い側となるように配置する。その場合、規制バネ体76の配置の向きも逆向きとする。
別実施形態として、ロック用ガスシリンダ18のロッド18bを椅子の前方向で進退動するように配置し、中間金具8の第4軸34とロッド18bとを連結するように、ロック用切換機構33を設けても良い。その場合、外ケース39がロッド18bの下側になるように、上記実施形態と上下逆向きに配置すれば、ロック用切換機構33の大部分がベース7の内部空間に配置できるので、中間金具8とロック用切換機構33とが干渉することがない。
本願発明は上記の実施形態の他にも様々に具体化できる。例えば、適用対象は移動自在な回転椅子には限らず、劇場用椅子のような固定式の椅子にも適用できる。また、背もたれの後傾動に連動して座が後傾及び後退するシンクロ椅子にも適用できる。
本願発明は椅子に具体化することができる。従って、産業上利用できる。
1 座
2 背もたれ
7 ベース
8 中間金具
15 背支持フレーム
16 第1軸(背もたれの傾動支点になる軸)
18 ロック用ガスシリンダ
32 第3軸
33 ロック切換機構
34 第4軸
36 内ケース
37 押動体
38 摺動ブロック
39 外ケース
63 案内ピン
67 案内溝カム
80 内径カム
81 外径カム

Claims (4)

  1. 椅子の背もたれの後傾姿勢をロック姿勢とロック解除姿勢とに交互に切り換える切換機構を有するロッキング椅子であって、
    椅子の背もたれを後傾動させる流体圧シリンダにロッドを進退動可能に設け、
    前記ロッドに前記切換機構を連結し、
    前記切換機構を遠隔操作することにより、前記ロッドに設けられたプッシュボタンをロック状態とロック解除状態とに交互に切り換えるように構成した、ロッキング椅子。
  2. 前記切換機構は、前記ロッドに連結するケースと、このケースに設けられて前記プッシュボタンを押動する押動体と、前記ケースに設けられて前記押動体の姿勢を切り換え保持する切換部材を備え、
    人が着座した状態で前記押動体を傾動操作することによりロック姿勢とロック解除姿勢とに交互に移動させる、請求項1に記載のロッキング椅子。
  3. 前記切換部材は、前記ロッドの進退方向と交差する方向に往復移動する摺動ブロックであり、前記摺動ブロックには、前記押動体の案内ピンをロック位置とロック解除位置とに巡回移動する案内溝カムと、この案内溝カムに関連して設けられて前記案内ピンをロック位置とロック解除位置とで安息状態を保持させる部位が設けられている、請求項2に記載のロッキング椅子。
  4. 前記押動体は前記ケース内に配置され、前記摺動ブロックは前記ケースに対して摺動自在に装着されている、請求項3に記載のロッキング椅子。
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