JP2014096668A - 印刷料金を設定する装置、方法及びプログラム。 - Google Patents
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Abstract
【課題】 画素毎の判定処理にはスピードの面での課題が、ブロック毎の判定処理には精度の課題が存在する。
【解決手段】 各画素がカラーであるかモノクロであるか判定した結果に基づいた画像処理を行う一方で、各ブロックがカラーであるかモノクロであるかの判定結果に基づいて料金を設定する。
【選択図】 図2
【解決手段】 各画素がカラーであるかモノクロであるか判定した結果に基づいた画像処理を行う一方で、各ブロックがカラーであるかモノクロであるかの判定結果に基づいて料金を設定する。
【選択図】 図2
Description
本発明は、カラーモノクロの判定結果に伴い、印刷料金を設定する装置、方法及びプログラムに関する。
入力された画像がカラー画像であるかモノクロ画像であるかを判定するACS判定処理が知られている。このACS判定処理では、入力された画像における各画素がカラーであるかモノクロであるか判定し、その判定結果に基づいて、入力された画像がカラー画像であるかモノクロ画像であるか判定していた。
このように画素ごとにカラーモノクロ判定を行って、入力された画像がカラー画像であるかモノクロ画像であるか判定する技術の他、特許文献1のような技術も知られている。特許文献1では、入力された画像における各ブロックがカラーブロックであるかモノクロブロックであるか判定し、カラーブロックの量に基づいて入力された画像の印刷料金を決定していた。
このように画素ごとにカラーモノクロ判定を行って、入力された画像がカラー画像であるかモノクロ画像であるか判定する技術の他、特許文献1のような技術も知られている。特許文献1では、入力された画像における各ブロックがカラーブロックであるかモノクロブロックであるか判定し、カラーブロックの量に基づいて入力された画像の印刷料金を決定していた。
上述したACS(画素毎の判定処理)は、判定精度が高い一方で判定に時間がかかってしまうという問題がある。一方、特許文献1は、判定スピードこそ速いものの、判定精度が低いという問題がある。
以下では、上記課題を解決するための一例として、入力画像の各画素がカラーであるかモノクロであるか判定した結果に基づいて、前記入力画像がカラーであるかモノクロであるか判定する判定手段と、前記入力画像における各ブロックがカラーであるかモノクロであるか判定した結果に基づいて、前記入力画像のカラー量を求める手段とを有し、前記入力画像がカラーであるかモノクロであるか判定した結果に基づいて前記入力画像に対して画像処理を行い、画像処理結果を印刷する手段と、前記求められたカラー量から前記印刷のための料金を設定する設定手段とを有することを特徴とする装置を実施例に開示する。
上記課題を解決することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。
図1は、本実施形態における画像形成装置のブロック図である。画像形成装置100は、画像入力部101、制御部102、画像出力部103、入力画像処理部104、ACS部105、出力画像処理部106、操作表示部107から構成される。
画像入力部101は、スキャナなどのハードウェアから構成され、原稿上の画像をRGBデジタル画像に変換して取り込む。そして取り込んだ画像を入力画像処理部104に入力する。なお、画像入力部101は、外部装置からRGBデジタル画像を受信して入力画像処理部104に入力することも可能である。
制御部102は、CPU、RAM、ROMから構成され、CPUはROMに含まれるプログラムデータを、適宜RAMを使用しながら実行する。この制御部102が実行する処理についてはフローチャートの各ステップの中で説明を行う。
画像出力部103はプリンタなどのハードウェアから構成され、CMYK信号などのデジタル信号で構成される画像を、紙などの出力媒体に印刷する。
入力画像処理部104は、画像入力部101から入力されたRGBデジタル画像に対して、シェーディング補正処理や版ずれ補正処理などの所定の画像処理をおこなう。そして、所定の画像処理後のRGBデジタル画像をACS部105に入力する。
ACS部105は、入力されたRGBデジタル画像に対して、ACS判定処理をおこなうハードウェアである。ACS判定処理とは、Auto Color Select判定処理の略で、RGBデジタル画像がカラーか、モノクロ(即ち、白黒)か判定する処理のことである。
このACS判定処理は具体的には(1)(2)(3)の三つの処理から構成される。
(1)入力されたRGBデジタル画像の一画素一画素を対象として、各画素がカラー画素か、モノクロ画素かの判定をおこなう。例えば、対象とする画素のR成分、G成分、B成分の値の差を算出し、その差のもっとも大きい値が所定の閾値より大きかった場合にカラー画素、小さかった場合にモノクロ画素と判定するような、公知のアルゴリズムによってこの判定を行う。
(2)そして、主走査方向又は副走査方向に所定画素数以上連続してカラー画素が存在しているカラー画素群を検出する。あるいは、主走査方向及び副走査方向の何れにも所定画素数以上連続してカラー画素が存在しているカラー画素群を検出しても良い。
(3)検出されたカラー画素群が、入力された画像内に所定個数より多く存在した場合に、入力された画像がカラー画像であると判定し、それ以外の場合に入力された画像がモノクロ画像であると判定する。
なお、(1)(2)(3)の処理は、画素単位で処理が行われるが、上述の条件に合致したカラー画素群が検出された段階で処理を終了することが好ましい。そうすれば、この時間がかかる画素毎の処理を途中で終了でき、いち早く、その後の処理へと進むことができるようになるからである。
ACS判定処理がなされた後のRGBデジタル画像は、ACS部105から制御部102へと入力される。
出力画像処理部106は、RGBの画像に対して色変換処理を行い、CMYKのデジタル画像又はK単色のデジタル画像を得る。そして、得られたCMYKのデジタル画像又はKのデジタル画像に対してハーフトーン処理をおこなう。
操作表示部107は、LCDタッチパネルなどのハードウェアから構成され、ユーザから画像形成装置100への操作入力を受け付けたり、画像形成装置100からユーザへの告知を表示したりする。
図2は、画像形成装置100による全体フローを示している。
まず、画像入力部101は、RGBデジタル画像を入力画像処理部104に入力する(S201)。すると、入力画像処理部104は、入力されたRGBデジタル画像に対して上述した所定の画像処理を行い、所定の画像処理後のRGBデジタル画像をACS部105に入力する(S202)。
すると、ACS部105は、入力されたRGBデジタル画像に対して上述したACS判定処理をおこない、ACS判定処理がなされた後のRGBデジタル画像を制御部102へと入力する(S203)。
すると、制御部102は、入力されたRGBデジタル画像に基づいて料金設定処理をおこなう(S204)。この処理については図3を用いて後述する。
次に、制御部102は、ACS判定処理S203の結果と料金設定処理S204の結果に基づいて、最終的な料金を決定する(S205)。この処理についても図4、図5を用いて後述する。
次に、制御部102は、決定した最終的な料金を、料金情報として操作表示部107に表示させる(S206)。本ステップは、操作表示部107を介して、ユーザに料金の承認を得るようにとしても良い。即ち、ユーザがその料金を見てOKのボタンを押した場合にはS207以降の処理が開始し、NGのボタンを押した場合にはS207以降の処理を中止しても良い(即ち、印刷を中止しても良い)。また、表示に際して料金情報だけでなく、入力された画像のサムネイル画像を表示するのも好ましい。なお、本ステップは必ず行わなければいけないものではなく、制御部102は、本ステップを飛ばしてS205の後すぐにS207の処理を進めて良い。
次に、S203におけるACS判定処理の結果に基づいて、制御部102は、出力画像処理部106に対して色変換パラメータの設定をおこなう(S207)。具体的には、ACS判定結果がモノクロだった場合には、モノクロ画像用の色変換パラメータを、ACS判定結果がカラーだった場合には、カラー画像用の色変換パラメータの設定をおこなう。なお、モノクロ画像用の色変換パラメータは、RGBデジタル画像をK単色のデジタル画像へと変換するためのパラメータであり、カラー画像用の色変換パラメータは、CMYKのデジタル画像へと変更するためのパラメータである。このうち、カラー画像用の色変換パラメータであるが、RGBデジタル画像に含まれる画素の持つR成分、G成分、B成分の値が互いに近い場合に(即ち、互いの差が何れも所定の閾値以下である場合に。)、その画素RGB値をK単色の画素へと変換するパラメータであることが好ましい。もちろん、互いの差の何れかがその所定の閾値よりも大きい場合には、その画素のRGB値をCMYK値(ただし、CMY値のうちの何れかが0でない値を持つCMYK値)へと変換するパラメータであることが好ましい。なお、ここでいう所定の閾値は、ACS判定で用いられる所定の閾値と同じであることが好ましい。
以上の処理が終了すると、制御部102は、ACS部105から入力されたRGBデジタル画像を出力画像処理部106へと入力する。
続いて、出力画像処理部106は、設定された色変換パラメータを用いて、入力されたRGBデジタル画像に対する色変換処理を行う。そして、色変換処理により得られたCMYK又はK単色のデジタル画像に対してハーフトーン処理を行う。そして、ハーフトーン処理結果を画像出力部103に入力する(S208)。
最後に、画像出力部103は、入力された画像(色変換処理、ハーフトーン処理などの画像処理が行われた後の画像処理結果)を印刷する(S209)。
図3は、図2における料金設定処理S204の詳細な処理フローを示している。
料金設定処理S204では、制御部102は、入力された画像を複数のブロックに分割する(S301)。そして、各ブロックにおけるRGB輝度の平均値を算出する(S302)。なお、以下の説明では、ブロックは32画素×32画素からなる領域であるものとして説明を行うが、他のサイズの領域であっても構わないのは言うまでもない。また、本実施形態では算出する値をRGB輝度の平均値であるものとして説明を行うが、他の値であっても良い。例えば、重み付け平均値であっても良い。
次に、制御部102は、算出した平均値を基に各ブロックがカラーブロックか、モノクロブロックかを判定する(S303)。例えば、対象とするブロックのRGB輝度の平均値におけるR成分、G成分、B成分の値の差を算出し、その差のもっとも大きい値が所定の閾値より大きかった場合にカラー画素、小さかった場合にモノクロ画素と判定するような、公知のアルゴリズムによってこの判定を行う。この所定の閾値は、ACS判定処理で用いられる所定の閾値と同じ値であっても構わないが、ACS判定処理で用いられる所定の閾値よりも小さい値である方が好ましい。なぜならば、あるブロックの中の100画素がカラー画素、924画素がモノクロ画素である場合、大部分がモノクロ画素であるため、そのブロックの平均値におけるR成分、G成分、B成分の値の差は比較的小さくなってしまうからである。このように差が小さくなってしまった場合であってもこのブロックをカラーブロックと判定するためには、このステップで用いられる閾値を比較的小さな値に設定することが好ましい。
なお、判定アルゴリズムはこのアルゴリズムに限られない。例えば、RGB輝度をYUV輝度に変換してそのUの2乗とVの2乗の合計と閾値を比較するような手法でも構わない。
その後、カラーブロックと判定されたブロックの数を数え、入力された画像に含まれたブロックの数で割る。これによって、全ブロックに占めるカラーブロックの割合を算出する(S304)。カラーブロックの割合が第1の閾値(0.1%)未満だった場合、この画像の印刷料金をモノクロ料金(例えば、10円)に設定する(S305)。また、カラーブロックの割合が第1の閾値以上第2の閾値(10%)未満だった場合、この画像を印刷料金をフルカラー料金(例えば、20円)に設定する(S306)。また、カラーブロックの割合が10%以上だった場合、この画像の印刷料金をフルエリアカラー料金(例えば、40円)に設定する(S307)。なお、今回、閾値として0.1%、10%を例に挙げ説明を行うが、これ以外の閾値であっても良いのは言うまでもない。ただし、第2の閾値が第1の閾値より大きくなくてはいけないのは言うまでもない。
このように、制御部102は、料金の設定に際しては、モノクロ画像とカラー画像の2段階の区分ではなく、カラーブロックの割合に応じて、カラー画像をさらにフルカラー画像とフルエリア画像に区分する。そして、制御部102は、この区分に応じた料金設定をページ毎におこなって、そのジョブごとにその合計額を前述の料金情報表示ステップS205で操作表示107に表示させる。もちろん、ページ毎の料金を全て操作表示部107に表示させるようにしても良いのは言うまでも無い。また、ユーザに料金の承認を得るようにしても良いのは上述の通りである。
なお、S302で求められたブロック毎の平均値を集めるとサムネイル画像ができる。制御部12は、料金情報の表示に際して料金情報と共にこのサムネイル画像を操作表示部107に表示させるようにしても良い。
図4は、設定料金とACS判定結果の食い違いを説明するための表を示している。
この表の列は、ACS判定結果を、この表の行は設定料金を表している。
それぞれの組み合わせのセルには、両者の整合が取れているか否かを示している。このうち、○が記載された組み合わせは、両者の整合が取れている組み合わせであり、×が記載された組み合わせは、そうでない組み合わせである。例えば、ACS判定結果がカラーで、設定料金がモノクロ料金だった場合(図4の※1)、カラー画像が印刷されるにもかかわらず、設定料金はモノクロ料金となってしまう。また、ACS判定結果がモノクロで、設定料金がフルカラー料金もしくはフルエリアカラー料金だった場合(図4の※2)、モノクロ画像が印刷されるにもかかわらず、設定料金はカラー料金となってしまう。最終的な料金決定処理S205では、このような食い違いを解消して、整合が取れるようにしている。
図5は、最終的な料金決定処理S205の詳細な処理フローを示している。
最終的な料金決定処理S205では、制御部102は、まず、ACS判定結果がモノクロかカラーかを確認し(S501)、設定料金がモノクロ料金かそれ以外のカラー料金かを確認する(S502、S503)。
何れもがモノクロの場合(S501がYesでS502がYes)と、何れもがモノクロでない場合(S501がNoでS503がNo)、両者の整合性が取れているので、設定料金の変更はおこなわない。ACS判定結果がモノクロで、設定料金がモノクロ料金でない場合(S501がYesでS502がNo)、設定料金をフルカラー料金もしくはフルエリアカラー料金からモノクロ料金に変更する(S504)。これは、モノクロで印刷するのであれば料金はモノクロ料金であるべきという考え方によるものである。
また、ACS判定結果がカラーであり、設定料金がモノクロ料金の場合(S501がNoでS503がYes)、設定料金をモノクロ料金からフルカラー料金に変更する(S505)。これは、カラーで印刷するのであれば料金はカラー料金であるべきという考え方によるものである。ただし、設定料金がモノクロ料金となっている以上、入力された画像内にカラーの領域はそれ程多くは無かったと考えることができるので、設定料金はフルエリアカラー料金ではなくフルカラー料金に変更している。
このように、ACS判定結果に合わせて設定料金を変更することで、適切な料金を決定することができる。
上述の説明では、ブロックは32画素×32画素からなる領域であるものとして説明を行ったが、他のサイズの領域であっても構わないのは言うまでもない。例えば、10画素×10画素からなる正方形の領域、10画素×15画素からなる長方形の領域、場合によっては円形等の他の方をした領域であっても構わないのは言うまでもない。また、ブロック同士は同じサイズでなくても良い。例えば、10画素×10画素からなるブロックが存在する一方で、20画素×3画素からなるブロックが存在しても構わない。
ただし、このように互いに異なるサイズを持つ複数のブロックへと、入力された画像を分割する場合にはS304の処理に注意すべきである。単純にカラーブロックの数を数え、全ブロックに占めるカラーブロックの割合を算出するのではなく、ブロックのサイズを考慮して、入力された画像に占めるカラーブロックの面積の割合を算出すべきである。
また、これまでの説明では、割合を用いる場合のみを例に挙げて説明を行ってきたが、割合ではなくて単純にカラーブロックの数あるいはカラーブロックの面積を用いて料金設定を行っても良いのは言うまでも無い。なお、量という言葉は、数及び面積の両方を含む表現であるものとする。その結果、カラー量という言葉は、カラーブロックの数及びカラーのブロックの面積の両方を含むことになる。
また、上述の説明では、ユーザがNGのボタンを押した場合に印刷を中止する旨説明を行ったが、以下のような対応としても良い。具体的には、ユーザがNGのボタンを押した場合に、制御部102は、ユーザにサムネイル画像のうちのどの部分をモノクロ印刷するか問い合わせる表示を操作表示部107に表示させる。ユーザがこれに応えてサムネイル画像の一部の領域を選択する操作を操作表示部107に対して行った場合、制御部102は、その選択された領域をモノクロ領域に設定する。そして、その設定したモノクロ領域を出力画像処理部106に伝達する。出力画像処理部106は、そのモノクロ領域に関しては、モノクロ画像用の色変換パラメータを用いて、その領域に含まれる画素のRGB値をK単色の画素へと変換する。また、もちろん、制御部102は、S304では、そのモノクロ領域内にたとえカラーブロックが含まれていても、モノクロブロックであるものとして扱うことになる。その結果、制御部102は、全ブロックに占める、そのモノクロ領域外におけるカラーブロックの数の割合によって料金を設定することになる。また、制御部102は、このようにして設定された料金を再び操作表示部107に表示させ、ユーザの承認を受けてからS207以降の処理へと進むことになる。
なお、上述の説明では、カラー料金は、フルカラー料金、フルエリアカラー料金の二段階で説明を行ったが、もっと多数の段階を用意しても良いのは言うまでも無い。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
なお、本実施形態では、画像処理・印刷のためのカラーモノクロ判定は画素単位で行い、料金設定のためのカラーモノクロ判定はブロック単位で行った。このようにすることで、最も重要な画像処理・印刷のためには高い精度での判定が可能となり、一方で、料金設定のための判定はスピーディに行うことができるようになる。
この形態を利用すると、料金設定のための判定もACS部105の中で行う形態と比べて、処理負荷の重いACS部105の処理が早く終わりやすくなり、画像が入力されてから出力されるまでにかかる時間が短くなる傾向がある。なお、この形態を利用するとACS部105の処理が早く終わりやすくなるのは、それはACS部105が、上記条件に合致したカラー画素群が検出された段階で処理を終了することができるからである。料金設定のための判定もACS部105の中で行うとなると、ACS部105は、カラー画素数が上記第2の閾値(例えば、10%)を超えるまで判定を継続せざるを得ず、時間がかかってしまうことになる。本実施形態を用いればこうした問題を解決することができるようになる。
Claims (19)
- 入力画像の各画素がカラーであるかモノクロであるか判定した結果に基づいて、前記入力画像がカラーであるかモノクロであるか判定する判定手段と、
前記入力画像における各ブロックがカラーであるかモノクロであるか判定した結果に基づいて、前記入力画像のカラー量を求める手段とを有し、
前記入力画像がカラーであるかモノクロであるか判定した結果に基づいて前記入力画像に対して画像処理を行い、画像処理結果を印刷する手段と、
前記求められたカラー量から前記印刷のための料金を設定する設定手段とを有することを特徴とする装置。 - 前記判定手段による前記入力画像がカラーであるかモノクロであるかの判定結果に基づいて、前記設定手段で設定された料金を変更する変更手段をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の装置。
- 前記判定手段で前記入力画像がカラーであると判定され、かつ、前記設定手段で前記印刷のための料金がモノクロ料金に設定された場合に、
前記変更手段は、前記設定された料金をモノクロ料金からカラー料金に変更することを特徴とする請求項2に記載の装置。 - 前記判定手段で前記入力画像がカラーであると判定され、かつ、前記設定手段で前記印刷のための料金がモノクロ料金に設定された場合に、
前記変更手段は、前記設定された料金をモノクロ料金から、カラー料金のうちの最も安い料金に変更することを特徴とする請求項2に記載の装置。 - 前記判定手段で前記入力画像がモノクロであると判定され、かつ、前記設定手段で前記印刷のための料金がカラー料金に設定された場合に、
前記変更手段は、前記設定された料金をカラー料金からモノクロ料金に変更することを特徴とする請求項2乃至4の何れか1項に記載の装置。 - 前記判定手段は、
前記入力画像に含まれるカラー画素の数が閾値を超えた時点で前記入力画像がカラーであると判定し、
前記入力画像に含まれた残りの画素に対する、カラーであるかモノクロであるかの判定を中止することを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の装置。 - 前記求める手段は、
前記入力画像における各ブロックの平均値を算出し、当該平均値に基づいて各ブロックがカラーであるかモノクロであるか判定することを特徴とする請求項2乃至6の何れか1項に記載の装置。 - さらに、前記算出された各ブロックの平均値からなるサムネイル画像と、前記変更手段で変更された後の料金とを表示手段に表示させる制御手段を有することを特徴とする請求項7に記載の装置。
- 入力画像の各画素がカラーであるかモノクロであるか判定した結果に基づいて、前記入力画像がカラーであるかモノクロであるか判定する判定工程と、
前記入力画像における各ブロックがカラーであるかモノクロであるか判定した結果に基づいて、前記入力画像のカラー量を求める工程とを有し、
前記入力画像がカラーであるかモノクロであるか判定した結果に基づいて前記入力画像に対して画像処理を行い、画像処理結果を印刷する工程と、
前記求められたカラー量から前記印刷のための料金を設定する設定工程とを有することを特徴とする方法。 - 前記判定工程による前記入力画像がカラーであるかモノクロであるかの判定結果に基づいて、前記設定工程で設定された料金を変更する変更工程をさらに有することを特徴とする請求項9に記載の方法。
- 前記判定工程で前記入力画像がカラーであると判定され、かつ、前記設定工程で前記印刷のための料金がモノクロ料金に設定された場合に、
前記変更工程は、前記設定された料金をモノクロ料金からカラー料金に変更することを特徴とする請求項10に記載の方法。 - 前記判定工程で前記入力画像がカラーであると判定され、かつ、前記設定工程で前記印刷のための料金がモノクロ料金に設定された場合に、
前記変更工程は、前記設定された料金をモノクロ料金から、カラー料金のうちの最も安い料金に変更することを特徴とする請求項10に記載の方法。 - 前記判定工程で前記入力画像がモノクロであると判定され、かつ、前記設定工程で前記印刷のための料金がカラー料金に設定された場合に、
前記変更工程は、前記設定された料金をカラー料金からモノクロ料金に変更することを特徴とする請求項10乃至12の何れか1項に記載の方法。 - 前記判定工程は、
前記入力画像に含まれるカラー画素の数が閾値を超えた時点で前記入力画像がカラーであると判定し、
前記入力画像に含まれた残りの画素に対する、カラーであるかモノクロであるかの判定を中止することを特徴とする請求項9乃至13の何れか1項に記載の方法。 - 前記求める工程は、
前記入力画像における各ブロックの平均値を算出し、当該平均値に基づいて各ブロックがカラーであるかモノクロであるか判定することを特徴とする請求項10乃至14の何れか1項に記載の方法。 - さらに、前記算出された各ブロックの平均値からなるサムネイル画像と、前記変更工程で変更された後の料金とを表示工程に表示させる制御工程を有することを特徴とする請求項15に記載の方法。
- 入力画像の各画素がカラーであるかモノクロであるか判定した結果に基づいて、前記入力画像がカラーであるかモノクロであるか判定する判定手段と、
前記入力画像における各ブロックがカラーであるかモノクロであるか判定した結果に基づいて、前記入力画像のカラー量を求める手段とを有し、
前記入力画像がカラーであるかモノクロであるか判定した結果に基づいて前記入力画像に対して画像処理を行い、画像処理結果を印刷する手段と、
前記求められたカラー量と、前記入力画像がカラーであるかモノクロであるか判定した結果とに基づいて、前記印刷のための料金を決定する決定手段とを有することを特徴とする装置。 - 入力画像の各画素がカラーであるかモノクロであるか判定した結果に基づいて、前記入力画像がカラーであるかモノクロであるか判定する判定工程と、
前記入力画像における各ブロックがカラーであるかモノクロであるか判定した結果に基づいて、前記入力画像のカラー量を求める工程とを有し、
前記入力画像がカラーであるかモノクロであるか判定した結果に基づいて前記入力画像に対して画像処理を行い、画像処理結果を印刷する工程と、
前記求められたカラー量と、前記入力画像がカラーであるかモノクロであるか判定した結果とに基づいて、前記印刷のための料金を決定する決定工程とを有することを特徴とする方法。 - 請求項9乃至16及び18の何れか1項に記載の方法をコンピュータに実行させるためのコンピュータ読取り可能なプログラム。
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