JP2014095604A - 自動分注装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】チップラックの小型化及びチップの密集配置と、チップの装着作業の高速化可能とした自動分注装置を提供する。
【解決手段】検体の供給部30、試薬の供給部40、使用済みチップの廃棄部50及びチップラック供給部70を、Y軸方向に沿って平行に配置する。使用済みチップの廃棄部50とチップラック供給部70との間に事前整列部60を配置する。分注ヘッド10の駆動機構は、複数の分注ヘッド10を、個別にZ軸方向及びX軸方向に移動させると共に、検体の供給部30から事前整列部60の間で同時にY軸方向に移動させる。事前整列部60には、複数のヘッド10のチップ取り出し間隔に合わせて複数のチップホルダを設ける。複数のチップ移載ヘッド21は、チップラック供給部と事前整列部との間を移動する。チップ駆動機構は、複数のチップ移載ヘッドをZ軸方向、X軸方向及びY軸方向に移動させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、薬剤や検体などの液状の試料を分注する自動分注装置に関するものである。
生化学分野等で行なわれる試験や分析においては、検体や試薬等の液体を試料容器に小分けして移注する分注作業が行なわれる。分注作業は、分注チップを装着した自動ピペット機構を有する分注ヘッドによって液体を吸引・吐出することにより行なわれる。分注チップは、通常、使い捨てタイプであり、使用後は分注ヘッドから取り外し、使用毎に新しい分注チップと交換される。
近年、分注作業の量は膨大傾向にあり、手動による分注作業では効率が悪い。そのため、近年では、分注作業が手動から自動へと移行している。この種の自動分注装置としては、種々な構成のものが知られているが、例えば、特許文献1〜3に示すように、複数の分注ヘッドを備えることで、同時に複数の検体に対する分注を可能としたものがある。
この種の自動分注装置では、分注ヘッドにノズル状のチップを取り付け、分注時にはこのチップを検体や薬液に接触させている。そのため、1回の分注作業が終了するごとに、使用済みのチップをヘッドから取り外し、新たなチップをヘッドに装着する。通常、交換用のチップは、チップラックに並べて収納されているので、チップの交換時には、使用済みのチップを外したヘッドをチップラックの位置に移動させ、その位置でヘッドにチップを装着する。
この場合、1つのチップラックには、5〜8列程度のチップをセットしておき、そのチップがなくなるまで繰り返しヘッドをチップラックに移動させてチップの装着を行い、その後、空になったチップラックを取り出して、チップをセットした次のチップラックを供給する。
特開2000−121647号公報 特開2007−064676号公報 特開2006−010485号公報
最近では、分注作業の高速化が要求され、チップを装着した分注ヘッドによる検体から試薬を予め溜める子検体への分注作業の高速化と共に、ヘッドに装着されたチップの交換作業についても、その処理速度の向上が要求されている。しかし、従来技術では、使用済チップを櫛状プレートなどによるチップ取り外し機構により取り外した後、分注ヘッドを直接チップラックの位置に移動させて、新たなチップの装着を行っていたため、次のような問題があった。
自動分注装置では、検体や薬液を吸入あるいは排出するためのピペット機構、分注時にヘッドを精密に昇降させる機構等などが必要なことから、分注ヘッドやそれを支持する部材の寸法が大きい。そのため、複数のヘッドを一列に並べて配置した自動分注装置においては、それぞれピペット機構を有する各ヘッドの間隔を小さくすることに限度がある。
このような分注ヘッドの寸法上の制限から、チップラック上のチップを分注ヘッドに装着するには、チップラック上でチップを分注ヘッドの最小間隔と同じ間隔でセットする必要がある。しかし、チップは分注ヘッドやその支持部材に比較して各段に小さいものであるから、従来技術のように、分注ヘッドの最小間隔に応じた間隔でチップをセットすると、1つのチップラックにセットできるチップ数が少なくなる。
セットするチップ数が少ないと、チップラックの交換回数が多くなり、その分処理スピードが低下する。また、分注ヘッドに比較してチップの大きさは各段に小さいため、分注ヘッドの最小間隔に合わせてチップをセットすると、チップラック上における余分なスペースが増大し、チップラックが大型化し、それを集積、搬送するための機構も大型化する。
この点を改善するために、分注ヘッドの最小間隔よりも狭い間隔で、1つのチップラックに複数のチップを密集配置することも考えられる。しかし、その場合には、次のような問題点が生じる。
複数の分注ヘッドを1列に配置した自動分注装置では、個々の分注ヘッドは、Z軸方向(昇降方向)及びX軸方向(左右方向)には個別に移動可能であるが、Y軸方向(前後方向)には共通駆動されている。すなわち、チップの交換、薬液や検体の注・排出のためには分注ヘッドが昇降する必要があること、及び自動分注装置に供給される薬液や検体の容器の間隔が異なる場合に対応するために、Z軸方向及びX軸方向には個々の分注ヘッドが独立して移動する。一方、検体容器の供給位置、薬液容器の供給位置、使用済みチップの廃棄位置、チップの交換位置については、各分注ヘッドとも共通であることから、Y軸方向には各ヘッドを同時に移動させている。
そのため、Y軸方向が共通駆動された自動分注装置にあっては、チップの交換時に、1列に並んだすべての分注ヘッドがチップラックから同時にチップを取り出すには、チップを同じ列に配置しなければならない。すなわち、チップラックの小型化を意図してチップラックにチップを密集配置すると、1回のチップの取り出しでは、1列に並んだ各分注ヘッドの間に位置するチップの取り残しが生じる。次回のチップ装着時に、取り残しのチップをチップラックから取り出すには、取り残しの列の場所でヘッドを昇降させた後、次の列にまでヘッドを移動させ、再度ヘッドを昇降させてチップの取り出しを行う必要がある。
このように、チップの交換時に、チップラック部分で分注ヘッドの移動及び昇降を繰り返すことは、チップの装着に要する時間が長くなり、分注作業の高速化を阻む要因となる。このように、チップラックの小型化及びチップの密集配置と、チップの装着作業の高速化とは、Y軸方向に共通駆動されたヘッドを有する自動分注装置においては相反する課題であった。
本発明の目的は、チップラックの小型化及びチップの密集配置と、チップの装着作業の高速化可能とした自動分注装置を提供することにある。
本発明の自動分注装置は、次のような構成を有することを特徴とする。
(1) Y軸方向に沿って所定の間隔で平行に配置された、検体の供給部、試薬の供給部、使用済みチップの廃棄部及びチップラックの供給部。
(2) 前記使用済みチップの廃棄部と、前記チップラックの供給部との間に、これらと平行に配置された事前整列部。
(3) 1列に配列された複数の分注ヘッドと、これら複数の分注ヘッドを各々独立させて、個別にZ軸方向及びX軸方向に移動可能に駆動させると共に、前記検体の供給部から前記事前整列部の間で、X軸方向に所定の間隔(チップ取り出し間隔)に各分注ヘッドを配置させたまま同時にY軸方向に移動させる分注ヘッド駆動機構。
(4) 前記事前整列部において、前記複数の分注ヘッドのチップ取り出し間隔に合わせて設けられたチップホルダ。
(5) 前記チップラック供給部と前記事前整列部との間を移動する複数のチップ移載ヘッド。
(6) 前記複数のチップ移載ヘッドをZ軸方向、X軸方向及びY軸方向に移動させるチップ移載ヘッド駆動機構。
前記チップ移載ヘッド駆動機構が、複数のチップ移載ヘッドを個別にX軸方向に移動させる構成や、前記チップラック供給部が、供給されたチップラックをX軸方向及び/またはY軸方向に移動させる駆動機構を備えている構成も、本発明の一態様である。
前記分注ヘッドが事前整列部と検体や薬液の供給部との間を1往復する間に、チップ移載ヘッドがチップラック供給部と事前整列部との間を複数回往復する構成も、本発明に包含される。
本発明によれば、チップラックに多数のチップが密集状態でセットされていても、分注ヘッドは事前整列部からヘッド数分のチップを1度に取り出すことが可能になる。その結果、チップラック上にセットするチップ数を大幅に増加させることができ、チップラックの交換回数の減少及びチップラックの小型化が可能になる。また、事前整列部においてすべての分注ヘッドに対して一度にチップを装着できるので、チップ装着のためにチップラック部分で分注ヘッドが繰り返し往復動する必要がなくなり、チップの装着作業の短縮が可能である。
本発明の第1実施形態の全体構成を示す斜視図。 第1実施形態における分注ヘッドの1つを示す側面図。 第1実施形態における移載ヘッドの正面図及び側面図。 第1実施形態におけるチップ廃棄部の正面図、平面図及び側面図。 第1実施形態における事前整列部の正面図、平面図及び側面図。 第1実施形態における移載ヘッド、分注ヘッド、チップラック供給部、事前整列及びチップ廃棄部の位置関係を示す側面図。
[1.実施形態の構成]
以下、本発明の実施形態を、図1に従って具体的に説明する。
図1において、符号1は自動分注装置のフレームで、このフレーム1は、全体としてテーブル型の形状で、図中自動分注装置全体の長手方向(図1では左下から右上の方向)がY軸方向、幅方向がX軸方向、垂直方向がZ軸方向になっている。フレーム1の上部には、Y軸方向(図1では右上方向)に伸びる開口部が設けられており、この開口部の幅方向両側に左右のY軸方向に伸びているガイドレール2が設けられている。
(1)分注ヘッド
ガイドレール2のY軸方向の一端側には、分注ヘッドをX軸Y軸Z軸の3方向に駆動するための分注ステージ3が、左右のガイドレール2を跨ぐように設けられている。この分注ステージ3は、全体として四角い枠状の部材であって、その両端部の下面がガイドレール2によって移動自在に支持され、図示しない駆動機構によりガイドレール2に沿ってY軸方向に移動する。
分注ステージ3のX軸に平行に延びる面の片面(後述するチップ移載ヘッド側)には、一例として、Z軸方向に伸びる5本の移動ブラケット4が設けられている。移動ブラケット4はそれぞれ独立して設けられ、その上下両端が分注ステージ3の上下両辺に移動自在に支持されている。分注ステージ3には、X軸方向に伸びる5本のシリンダ5が上下に並んで固定され、各シリンダ5がそれぞれ移動ブラケット4に接続されて、移動ブラケット4は、各分注ヘッドをY軸方向に干渉し合わない場合は個別にX軸方向に移動させられる。
Z軸方向に伸びる各移動ブラケット4には、個々のピペット機構を有する分注ヘッドがZ軸方向に移動自在に支持されている。すなわち、個々の分注ヘッドは、図2に示すように、移動ブラケット4に支持されて、Z軸方向に伸びる柱状の昇降ガイド6を備えている。昇降ガイド6には、Z軸方向に伸びるスライダ7が設けられ、このスライダ7の下部にアーム状に屈曲した分注ヘッドホルダ8が支持されている。昇降ガイド6の上部にはシリンダ9が固定され、このシリンダ9の側方から突出するピストンがスライダ7に固定され、同ピストンが上下することによってスライダ7及びヘッドホルダ8は、昇降ガイドにZ軸方向のみに動きを制限されてZ軸方向に駆動される。
ヘッドホルダ7の下端には分注ヘッド10が固定され、この分注ヘッド10に対してノズル状のチップ11が着脱自在に装着される。装着の手段としては、各種の構造を採用できるが、本実施形態では、分注ヘッド10の外周にチップ11の上端部を圧入する。分注ヘッド10は、ヘッドホルダ8内に挿通されたパイプを介して図示しないレギュレータにより空気の出入りが制御されるエアチューブに接続されており、このエアチューブからの吸引あるいは吹き出し圧力により、チップ11内に検体や薬液を吸入、排出する。
(2)チップ移載ヘッド
ガイドレール2のY軸方向のもう片端(図1の左下側)側には、左右のガイドレール2を跨ぐように、チップ移載ヘッド用の移載ステージ20が設けられている。この移載ステージ20は、X軸方向に伸びる梁状をしたもので、その両端部の下面がガイドレール2によって移動自在に支持され、図示しない駆動機構によりガイドレール2に沿ってY軸方向に移動する。
移載ステージ20には、一例として、3個のチップ移載ヘッド21が設けられている。すなわち、図6に示すように、移載ステージ20に、X軸方向に伸びる支持レール22が設けられ、この支持レール22に3個の移動ブラケット23がサーボモータ28によりX軸方向に移動可能に支持されている。移動ブラケット23には、逆L字型に屈曲した3本の昇降ガイド24が支持されている。3本の昇降ガイド24の間隔は、この例の場合、分注ヘッド10の最小間隔に等しい。
逆L字型をした各昇降ガイド24の垂直部分には、スライダ25がZ軸方向に移動可能に支持されている。各昇降ガイド24のスライダ25は、逆L字型をした昇降ガイド24の水平部分の下面に固定したサーボモータ26の回転力を昇降ガイド24逆L字短辺部分にて180度方向転換され、昇降ガイド24上部部分で例えばリニアガイドのボールネジによりサーボモータ26の回転力を直進運動に変換することによって、個別にZ軸方向に移動する。
スライダ25の下端には、図3に示すように、チップ移載ヘッドホルダ27を介して移載ヘッド21が設けられている。移載ヘッド21は、チップ11の内径に嵌合する棒状の部材で、移載ヘッド21がチップ11内に挿入された場合に、両者の嵌め合い摩擦により移載ヘッド21によってチップ11が持ち上げ可能となる。移載ヘッド21には、ピペット機能は備わっていない。
(3)事前整列部
フレーム1のY軸方向に延びている開口部の内側には、Y軸方向に延びている開口部の周囲フレーム1の天板1aよりも1段低くなった棚板1bが設けられており、その部分に、検体供給部30、2列の試薬供給部40,40、チップ廃棄部50、事前整列部60及びチップラック供給部70が、分注ヘッド側からチップ移載ヘッド側に向かって順番に並列に設けられている。
検体供給部30は、検査対象の血液などの検体を入れた試験管状の容器を、1列に最大5本ずつ分注ヘッド部分に供給するもので、容器を収納したカセットを図1の自動分注装置手前側面からX軸方向へ案内するレール31と、カセットをレールに沿って移動させる図示しない駆動機構と、カセットを分注ヘッド10の位置に合わせて停止あるいは発進させるためのストッパ32を備えている。
検体供給部30によって分注位置に供給される5本の容器は、カセットに収納された状態で、検体を入れた容器の中心間距離が予め分注ヘッド駆動装置に設定され、その距離に移動ブラケット4で各分注ヘッド10の距離を調整された、分注ヘッド10の間隔に合わせた間隔でレール31上を移動し、ストッパ32によって停止した状態で、各容器と対応する分注ヘッド10の位置が一致する。
試薬供給部40,40は、検体供給部30と平行に配置されている。各試薬供給部40,40は、検査用の試薬を入れた試験管状の容器を、1列に最大5本ずつ分注ヘッド部分に供給するもので、それぞれ、容器収納したカセットを案内するレール41と、カセットをレールに沿って移動させる図示しない駆動機構と、分注ヘッド10の位置に合わせてカセットを停止あるいは発進させるためのストッパ42を備えている。
試薬供給部40によって分注位置に供給される5本の容器は、カセットに収納された状態で、検体容器の中心間距離と同じに分注ヘッド10の間隔に合わせた間隔でレール41上を移動し、ストッパ42によって停止した状態で、各容器と対応する分注ヘッドの位置が一致する。
チップ廃棄部50は、検体供給部30及び試薬供給部40,40と平行に配置されている。チップ廃棄部50は、図4に示すように、使用済みのチップを回収するシュート51と、その上部を覆うチップ取り外し部材52とを備える。取り外し部材52は、シュート51の上部開口面を塞ぐ蓋状の部材で、そこには分注ヘッド10の検体容器の中心間距離と同じ間隔に合わせた間隔で1列に、5個のチップ挿入孔53が設けられている。チップ挿入孔53は、チップ11の外形寸法よりも大きな大径部53aと、チップの外径寸法よりは小さく且つ分注ヘッド10の外径よりは大きな小径部53bを備える。大径部53aと小径部53bとは、その軸方向がY軸方向を向くように、しかも、5つのチップ挿入孔53と分注ヘッド10の間隔が等しくなるように設けられている。
事前整列部60は、チップ廃棄部50のチップラック供給部70側に、検体供給部30及び試薬供給部40,40と平行に配置されている。事前整列部60は、図5に示すように、5本のチップ11を、分注ヘッド10の間隔に合わせた間隔で1列に収納するチップホルダ61と、チップホルダ61の上方にX軸方向に移動可能に配置された取り外し部材62を備える。取り出し部材62は、チップの整列方向に伸びる細い板状の部材で、チップ廃棄部50の取り出し部材52と同様に、大径部63aと小径部63bを有する、5個のチップ挿入孔63が設けられている。
取り出し部材62に設けられたチップ挿入孔63は、その大径部63aと小径部63bの軸が、取り出し部材62の長手方向(X軸方向)を向くように1列に配置されている。取り出し部材62は、チップホルダ61に対してX軸方向に移動可能に支持され、取り出し部材62の一端に連結された電動アクチュエータ64によって、X軸方向に往復動する。図5において、65は、電動アクチュエータ64の電源プラグである。
チップラック供給部70は、M行×N列のチップ11をチップの最小並列隙間までセットしたチップラック71を、チップ移載ヘッドと事前整列部60との間に供給する。本実施例では、1つのチップラックに6行×15列のチップをセットしているが、その数は適宜選択可能である。各行におけるチップ11の間隔は、本実施形態では、分注ヘッド10及び移載ヘッド21の間隔の1/2である。
チップラック供給部70の構成は、チップラック71を、チップ移載ヘッドと事前整列部60との間に供給するものであれば特に限定されるものではない。本実施形態では、フレーム1の中段の棚板1bに、チップラックをY軸方向に搬送する供給側と排出側のローラコンベア72,73を設け、これによって、チップラック71を定位置に移送する。
[2.実施形態の作用]
(1)移載ヘッドによる事前整列作業
チップラック供給部70の供給側ローラコンベア72によって、多数のチップ11をセットしたチップラック71がチップの供給位置に送られると、移載ヘッド21を支持する移載ステージ20がレール2に沿ってY軸方向に移動し、移載ヘッド21がチップラック71の上方の最初にチップを取り出す位置に達する。この位置は、本実施形態では、最も分注ヘッド10側に並んでいるチップの行の上方である。
この移載ステージ20の移動と同時に(あるいは移動と前後して)、移載ステージ20に支持された移動ブラケット23がX軸方向に移動して、移動ブラケット23に支持された3本の昇降ガイド24を、そこに支持した移載ヘッド21が最初にチップ11を取り出す列の真上に来る位置にまで移動させる。本実施形態では、3本の昇降ガイド24に設けた移載ヘッド21の間隔は、チップラック71上のチップ11の2倍の間隔になっているので、3つの移載ヘッド21はチップラック71上のチップ11を1つ置きに取り出すことになる。
昇降ガイド24のY軸方向及びX軸方向の移動が完了すると、サーボモータ26によってスライダ25が下降し、その下端の移載ヘッド21がチップ11の上端部内側に挿入される。移載ヘッド21にチップ11を嵌め込んだ後は、サーボモータ26を逆方向に動作させて、スライダ25を上昇させ、チップラック71から3本のチップ11を取り出す。なお図6では、昇降ガイド24の上位置と下位置それぞれにスライダ25が位置する状態を同図に表現しており、下位置に有る移載ヘッド21がチップ11をチップラック71(図示せず)から取り出すときの状態を示している。
チップ11の取り出しが終わると、移載ステージ20は分注ヘッド側に向かってY軸方向に移動し、事前整列部60の上方に達する。事前整列部60においては、3つのサーボモータ26を同期させることによって3つのスライダ25を同時に下降させ、移載ヘッド21によって支持しているチップ11を、取り出し部材62のチップ挿入孔63の大径部63aを通して、チップホルダ61内に挿入する。この状態では、移載ヘッド21にチップ11が嵌め込まれたままであるから、電動アクチュエータ64を動作させて、取り出し部材62をX軸方向に移動させる。
すると、移載ヘッド21部分に小径部63bが来るので、この小径部63bの縁にチップ11の上端を係合させながら移載ヘッド21を上昇させると、チップ11はホルダ61内に残り、移載ヘッド21のみが上昇する。移載ヘッド21が上昇した後は、電動アクチュエータ64を反対方向に動作させて、ホルダ61内のチップ11の真上に大径部63aを位置させる。
移載ヘッド21が上昇した後は、移載ステージ20をチップラック71の上方にまで復帰させ、次のチップの取り出しを行う。最初に3本のチップを取り出したので、2回目は、2本の昇降ガイド24のスライダ25を下降させて、残る2本チップ11の取り出しを行う。その場合、3本の昇降ガイド24全体を支持レール22に沿ってX軸方向に移動させ、そのうちの2本をチップラック71上のチップ11の真上に移動させる。以下同様にして、チップラック71からのチップ11の取り出しと、事前整列部60のチップホルダ61に対するチップ11のセットを行う。
3回目以降のチップラック71からのチップ11の取り出しも同様に行われるが、チップラック71上から最初の行のチップがなくなった後は、移載ステージ20をY軸方向に移動させ、移載ヘッド21を次の行のチップの上方に停止させ、前記と同様な作業を行う。もちろん、チップラックの最前の行から順番にチップを取り出す必要はなく、移載ステージ20をY軸方向に移動させながら次の行の同じ列からチップを取り出し、その後昇降ガイド24をX軸方向に移動させて、次の列からチップを取り出すこともできる。
(2)事前整列部からのチップの取り出し作業
事前整列部60に5本のチップ11がセットされた後は、分注ステージ3をガイドレール2に沿ってY軸方向に移動させることにより、検体容器の中心間距離と同じに分注ヘッド10最小間隔にセットした5本の分注ヘッド10を事前整列部60の上方に移動させ、ホルダ61にセットされた5本のチップ11の真上に位置させる。次いで、昇降ガイド6に沿ってスライダ7を下降させ、ヘッドホルダ8の先端に設けられた分注ヘッド10を、取り出し部材62の大径部63a内に挿入し、ホルダ61内のチップ11の内側に嵌め込む。
その後、チップ11を装着した5本の分注ヘッド10を上昇させ、分注ステージ3をY軸方向に移動させて、検体供給部30の上方にまで移動させる。検体供給部30に達した5本の分注ヘッド10は、カセット内に収納された状態で停止している5本の検体容器の真上に停止し、その状態でシリンダ9によってスライダ7を下降させることで、チップ11を容器内に挿入し、図示しない吸気装置を利用してチップ11内に検体を吸い込む。
チップ11が検体を吸い上げた後は、スライダ7を上昇させてチップ11を容器内から取り出し、分注ステージ3をY軸方向に移動させて、試薬供給部40上に移動させる。試薬供給部40においては、検体供給部30と同様にして分注ヘッド10を昇降させることで、チップ11内の検体を試薬容器内に投入する。
検体を試薬容器内に投入した後は、分注ステージ3をY軸方向に移動させて、チップ廃棄部50上に移動させる。チップ廃棄部50においては、スライダ7を下降させて、使用済みのチップ11を取り外し部材52の大径部52a内に挿入し、その後、分注ステージ3をY軸方向に向かって移動させることで、分注ヘッド10を小径部52b内に位置させる。その状態で、スライダ7をシリンダ9で上昇させると、分注ヘッド10先端のチップ11が小径部52bの縁に引っ掛かり、分注ヘッド10のみが上昇し、チップ11は取り外し部材52の下方に設けられたシュート51を通って図示しない廃棄容器内に回収される。
以上のようにして分注作業及び使用済みチップの廃棄を行った分注ヘッド10は、次の新しいチップ11を装着するために、事前整列部60に移動する。このような分注作業の間に、前記(1)で説明した移載ヘッド21の2回の往復動が行われ、新たな5本のチップ11が事前整列部60チップホルダ61内にセットされる。そのため、分注ヘッド10は、待機することなく、直ちに新しいチップ11の装着が可能になる。
(3)少ない本数の分注作業
前記の処理は、5本の分注ヘッド10により同時に検体の吸入作業及び試薬への投入作業を行うものであるが、本実施形態の装置では、より少ない数、例えば2〜3本の分注ヘッド10のみによって、しかも、カセットの異なる位置に収容された容器に対する吸入・投入作業を行うこともできる。その場合には、事前整列部60にセットされている5本のチップ11の中から、必要とする数のチップ11のみを取り出し、検体供給部30及び薬液供給部40に移動させる。
その際、チップ11を取り出した分注ヘッド10の位置と、カセット内に収容されている検体容器及び試薬容器の位置がそれぞれ異なっていても、検体供給部30及び薬液供給部40において、必要とする分注ヘッド10のみを独立してX軸方向に移動させることで、分注ヘッド10とカセット内における検体容器及び試薬容器との位置合わせを行う。すなわち、分注ステージ3に支持されている個々のシリンダ5を動作させることで、個々の移動ブラケット4及びそれに支持されたスライダ7やヘッドホルダ8をX軸方向に独立して移動させ、分注ヘッド10と各容器との位置合わせを行う。
容器に対する吸入・投入作業が終了した後は、シリンダ5により移動ブラケット4をX軸方向に移動させ、各分注ヘッド10の間隔を、検体容器の中心間距離と同じ分注ヘッド10の最小間隔にし、それと同時に、分注ステージ3をY軸方向に移動させることで、使用済みのチップ11の廃棄と新たなチップの交換を行う。
[3.実施形態の効果]
本実施形態によれば、チップ移載ヘッドによってチップラック71から取り出したチップ11を事前整列部60に移送し、分注ヘッド10の間隔に合わせて設けられたチップホルダ61にセットすることで、チップラック71に多数のチップ11が密集状態でセットされていても、分注ヘッド10は事前整列部60からヘッド数分のチップ11を1度に取り出することが可能になる。その結果、チップラック71上にセットするチップ数を大幅に増加させることができ、チップラック71の交換回数の減少及びチップラック71の小型化が可能になる。
チップラック71に複数列のチップ11をセットした場合でも、事前整列部60においてすべての分注ヘッド10に対して一度にチップ11を装着できるので、チップ装着のためにチップラック71部分で分注ヘッド10が繰り返し往復動する必要がなくなり、チップ11の装着作業の短縮が可能である。
3本の移載ヘッド21を同時にX軸方向に移動させるようにしたので、移載ヘッド21を個別に移動させる構成に比較して、装置の構成や移載ヘッドの移動制御の単純化を図ることができる。
検体供給部30、試薬供給部40、チップ廃棄部50、事前整列部60及びチップラック供給部70に配置したので、チップ11を破棄した分注ヘッド10を少し移動させるだけで新たなチップ11を分注ヘッド10に装着することができ、チップの交換作業が円滑に行える。
特に、分注作業は、検体の吸引・試薬への投入など、移載ヘッド21によるチップ11の事前整列部60への移送に比較して時間が掛かることから、1回の分注作業の間に何回かの移載ヘッド21の往復が可能であり、分注作業を遅延させることなく事前整列を行うことができる。
[4.他の実施形態]
本発明は、前記の実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。具体的には、次のような他の実施形態も包含する。
(1)図示の実施形態では、3本のチップ移載ヘッドホルダをX軸方向に一体に移動させたが、各ヘッドホルダを独立してX軸方向に移動させることも可能である。例えば、3本のチップ移載ヘッドホルダや移載ヘッドをより小型化しておき、チップラック上に狭い間隔で隣接配置した3本のチップを同時に取り上げた後、移載ヘッドの間隔が分注ヘッドの間隔と等しい大きさになるまでチップ移載ヘッドホルダを移動させた後、事前整列部60にチップを受け渡すこともできる。
(2)移載テーブル20に設ける昇降ガイド24及び移載ヘッド21の数は3本に限らず、分注ヘッド数と等しくても良いし、分注作業に要する時間内に事前整列が終了するのであれば、1本あるいは2本でも良い。また、同時にチップを交換する分注ヘッド数が変われば、それに応じてチップ移載ヘッドホルダや移載ヘッド数も変化する。
(3)チップラック供給部70において、チップラック71を定位置に停止させて、移載ヘッド21をX軸方向に移動させる代わりに、チップラック71をX軸方向に移動させることもできる。また、移載ヘッド21とチップラック71の双方をX軸方向に移動させて、チップ11の取り出しを行うことも可能である。そのようにすると、チップラック71上にセットするチップの間隔をより自由に設定できたり、移載ヘッドとチップの位置決めをより迅速に行うことができる。
(4)図示の実施例は、3本の移載ヘッドを個別に昇降させたが、3本まとめて昇降させることもできる。その場合、移載ヘッドの数よりも少ない数のチップを事前整列部60に供給するには、チップを移送しない移載ヘッドがチップラック71のチップがない部分、例えば、既にチップを取り出して空になったチップホルダ61や、チップラック71の外側の部分に来るように、移載ヘッド全体をX軸方向及び/またはY軸方向に移動させることで、必要な移載ヘッドのみにチップを装着できる。
(5)図示の実施形態では、事前整列部60を1列設けたが、これを複数列設けることも可能である。その場合は、チップラックの交換作業などで、チップラック71から事前整列部60に対するチップ11の供給が遅れた場合でも、予備の事前整列部から分注ヘッドがチップを取り出すことで、作業の遅延を防止することができる。
(6)図示の実施形態は、分注ヘッドもチップ移載ヘッドとも各ヘッドとチップを圧入によって結合し、大径部と小径部を有する取り外し部材によって分離するようにしたが、ヘッドとチップの着脱はこの機構に限定されない。ヘッドにチャック状の把持機構を設けて着脱を行っても良い。
(7)検体供給部30、試薬供給部40、チップ廃棄部50、事前整列部60及びチップラック供給部70の並び順序は必ずしもこれに限定されるものではない。例えば、検体供給部30と試薬供給部40を逆にしたり、チップ廃棄部50と事前整列部60及びチップラック供給部70を逆にしたり、チップ廃棄部50、試薬供給部40、検体供給部30、事前整列部60及びチップラック供給部70のような配列も可能である。
(8)図示の実施形態は、複数の分注ヘッドを1行に配置したものであるが、複数行の分注ヘッドによって複数行の検体や試薬に対して分注作業を行う装置にあっては、チップ廃棄部50、事前整列部60及び移載ヘッド部分を複数行設けることができる。その場合、複数行の分注ヘッドに対して同時にチップの交換、事前配列を行うことが可能になる。
(9)図示の実施形態では、駆動源としてシリンダやサーボモータを使用したが、すべての駆動源をサーボモータとしたり、シリンダとすることも可能である。また、リニアモータなどの駆動機構を適宜組み合わせて使用することも可能である。
1…フレーム
1a…天板
1b…棚板
2…ガイドレール
3…分注ステージ
4,23…移動ブラケット
5,9…シリンダ
6…昇降ガイド
7…スライダ
8…分注ヘッドホルダ
10…分注ヘッド
11…チップ
20…移載ステージ
21…移載ヘッド
22…支持レール
24…昇降ガイド
25…スライダ
26…サーボモータ
27…チップ移載ヘッドホルダ
30…検体供給部
31,41…レール
32,42…ストッパ
40…試薬供給部
50…チップ廃棄部
51…シュート
52,62…チップ取り出し部材
53,63…チップ挿入孔
60…事前整列部
61…チップホルダ
64…アクチュエータ
70…チップラック供給部
71…チップラック
72,73…ローラコンベア

Claims (6)

  1. Y軸方向に沿って所定の間隔で平行に配置された、検体の供給部、試薬の供給部、使用済みチップの廃棄部及びチップラックの供給部と、
    前記使用済みチップの廃棄部と、前記チップラックの供給部との間に、これらと平行に配置された事前整列部と、
    1列に配列された複数の分注ヘッドと、これら複数の分注ヘッドを各々独立させて、Z軸方向及びX軸方向に移動可能に駆動させると共に、前記検体の供給部から前記事前整列部の間で、X軸方向に所定の間隔(チップ取り出し間隔)に各分注ヘッドを配置させたまま同時にY軸方向に移動させる分注ヘッド駆動機構と、
    前記事前整列部において、前記複数の分注ヘッドのチップ取り出し間隔に合わせて設けられたチップホルダと、
    前記チップラックの供給部と前記事前整列部との間を移動する複数のチップ移載ヘッドと、
    前記複数のチップ移載ヘッドをZ軸方向、X軸方向及びY軸方向に移動させるチップ移載ヘッド駆動機構と、
    を備えたことを特徴とする自動分注装置。
  2. 前記チップ移載ヘッド駆動機構が、複数のチップ移載ヘッドを一括してX軸方向に移動させるものであって、前記複数のチップ移載ヘッドの間隔、複数の分注ヘッドの最小間隔、及び事前整列部におけるチップホルダの間隔が等しく設定されていることを特徴とする請求項1に記載の自動分注装置。
  3. 前記チップ移載ヘッド駆動機構が、複数のチップ移載ヘッドを個別にX軸方向に移動させるものであって、前記事前整列部におけるチップホルダのチップ間隔は、チップラックの供給部におけるチップ間隔より大きいことを特徴とする請求項1に記載の自動分注装置。
  4. 前記分注ヘッド駆動機構が、複数の分注ヘッドを個別にZ軸方向及びX軸方向に移動させるものであることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の自動分注装置。
  5. 使用済みチップの廃棄部と事前整列部に設けられたヘッドとチップの取り外し部材が、チップの外形寸法よりも大きな大径部と、チップの外径寸法よりは小さく且つ分注ヘッドの外径よりは大きな小径部を備えたチップ挿入孔を有するものであることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の自動分注装置。
  6. 前記分注ヘッドによる1回の分注作業の間に、前記移載ヘッドがチップラック供給部と事前整列部との間を複数回往復することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の自動分注装置。
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