JP2014095507A - ドレン排出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ドレン回収路又はドレンタンクからのドレンの漏れが放置されることを防止したドレン排出装置を提供する。
【解決手段】ドレン排出装置は、ドレン排出処理の終了時以降のバーナ2の積算熱量を算出するドレン発生量推定部82と、バーナ2の積算熱量が、高水位電極53の検出水位に基づいて設定された判定積算熱量以上となるまでの間に、前記ドレン排出処理が行われなかったときに、異常報知を行なう異常報知部83とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、燃焼排ガスから熱を回収する熱交換器を備えた熱源機に設けられて、熱交換器で発生するドレンを排出するドレン排出装置に関する。
従来より、例えば、バーナの燃焼排ガスから潜熱を回収する潜熱熱交換器を備えた熱源機においては、潜熱熱交換器で発生する酸性のドレンを中和器で中和してドレンタンクに貯留している。そして、ドレンタンク内に貯まったドレンの水位を水位電極により検出し、ドレンタンク内に高水位のドレンが貯まったときに、ドレンポンプを作動させてドレンタンク内のドレンを排出するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載された熱源機においては、ドレンポンプの作動開始時から所定時間以内にドレンタンク内のドレンの水位低下が検出されないときに、ドレンポンプを一時的に停止してから駆動を再開させる間欠駆動を行っている。そして、この間欠駆動によって生じるドレンタンク内や配管経路内の圧力変動により、軽微な詰りの解消やドレンポンプ内に流入した空気の排出を図って、ドレンポンプの能力を回復するようにしている。
また、この間欠駆動を行っても、ドレンタンク内のドレンの水位低下が検出されないときには、装置に異常があると判断して報知を行なうようにしている。そして、この異常の報知により、ドレン排出用の配管経路の詰りやドレンポンプ自体の故障によって、ドレンタンクからのドレンの排出が不能になっている状態が放置され、ドレンタンクからドレンが溢れてしまうことを防止している。
特開2007−54780号公報
特許文献1に記載された熱源機においては、ドレンタンク内に排出が必要なレベルのドレンが貯まらなければ、異常の判断が行われない。そのため、熱交換器で発生したドレンの回収路やドレンタンクの亀裂等によりドレンが漏れる異常に対しては異常報知がなされず、ドレンが漏れる状況が放置されてしまうという不都合があった。
本発明はかかる背景に鑑みてなされたものであり、ドレン回収路又はドレンタンクからのドレンの漏れが放置されることを防止することができるドレン排出装置を提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するためになされたものであり、バーナの燃焼排ガスから熱を回収する熱交換器を備えた熱源機に設けられるドレン排出装置に関する。
そして、本発明のドレン排出装置は、
前記熱交換器で発生するドレンを回収するドレン回収路と、
前記ドレン回収路に接続されて、前記ドレン回収路により回収されたドレンを貯留するドレンタンクと、
前記ドレンタンク内に貯留されたドレンの水位を検出する水位検出部と、
前記ドレンタンク内のドレンを排出するドレンポンプと、
前記水位検出部の検出水位が所定の高水位以上になったときに、前記ドレンポンプを作動させて、前記ドレンタンク内のドレンを排出するドレン排出処理を行うドレン排出処理部と、
前記ドレン排出処理の終了時以降に前記熱交換器で発生するドレンの総量と相関性を有するドレン発生量参照値を算出するドレン発生量推定部と、
前記ドレン発生量推定部により算出されたドレン発生量参照値が、前記高水位までの前記ドレンタンクの容量に基づいて設定されたドレン排出判定値以上となるまでの間に、前記ドレン排出処理が所定回数以上実行されなかったときに、異常報知を行なう異常報知部とを備えたことを特徴とする(第1発明)。
第1発明において、前記ドレン回収路及び前記ドレンタンクからのドレンの漏れが生じていなければ、前記バーナの燃焼に伴って前記熱交換器で発生するドレンが、前記ドレン回収路を介して前記ドレンタンクに順次貯められ、前記ドレンタンク内のドレンの水位が前記高水位に達する毎に、前記ドレン排出処理が行われる。それに対して、前記ドレン回収路又は前記ドレンタンクからのドレンの漏れが生じているときには、前記ドレンタンク内のドレンの水位が前記高水位に達しないか、前記高水位に達するまでに発生するドレンの量がドレンの漏れ分だけ多くなる。
そこで、前記異常報知部は、前記ドレン発生量推定部により算出される前記ドレン発生量参照値(前記ドレン排出処理により前記ドレンタンクが空になった以降に、前記熱交換器で発生したドレンの総量と相関性を有する参照値)が、前記高水位までの前記ドレンタンクの容量に基づいて設定された前記ドレン排出判定値以上となるまでの間に、前記ドレン排出処理が所定回数以上実行されなかったときに、異常報知を行なう。そして、この異常報知により使用者に異常を認識させて、前記ドレン回収路又は前記ドレンタンクからドレンが漏れている状態を解消するための対応を促すことにより、ドレンの漏れが放置されることを防止することができる。
また、第1発明において、前記ドレン発生量推定部は、前記ドレン排出処理の終了時以降に前記バーナから放熱された累積熱量を、前記ドレン発生量参照値として算出することを特徴とする(第2発明)。
第2発明によれば、前記バーナから放熱された累積熱量が増加するに従って前記熱交換器で発生するドレンの総量が増加する。そのため、前記ドレン発生量推定部は、前記ドレン排出処理の終了時以降に前記バーナから放熱された累積熱量を、前記ドレン発生量参照値として用いることができる。
また、第1発明において、前記ドレン発生量推定部は、前記ドレン排出処理の終了時以降の前記バーナの累積燃焼時間を、前記ドレン発生量参照値として算出することを特徴とする(第3発明)。
第3発明によれば、前記バーナの累積燃焼時間が長くなるほど、前記熱交換器で発生するドレンの総量が増加する。そのため、前記ドレン発生量推定部は、前記ドレン排出処理の終了時以降の前記バーナの累積燃焼時間を、前記ドレン発生量参照値として用いることができる。
本発明のドレン排出装置が備えられた熱源機の構成図。 図1に示したドレン発生量推定部と異常報知部による処理のフローチャート。
本発明の実施形態について、図1〜図2を参照して説明する。
図1を参照して、本実施形態の熱源機は給湯装置であり、コントローラ8により熱源機の全体的な作動が制御される。コントローラ8は、図示しないCPU,メモリ等により構成された電子回路ユニットであり、メモリに保持された熱源機の制御用プログラムをCPUで実行することによって熱源機の作動を制御し、後述するドレン排出処理部81、ドレン発生量推定部82、及び異常報知部83として機能する。
コントローラ8には、熱源機を遠隔操作するためのリモコン33がリモコンケーブル34を介して接続されている。リモコン33には、表示部35と図示しない操作スイッチ群(給湯温度を設定する温度設定スイッチ等)が設けられている。
熱源機の本体1には、バーナ2(大バーナユニット2a、中バーナユニット2b、小バーナユニット2cにより構成されている)を内蔵する缶体3が備えられている。缶体3は、バーナ2を収容する燃焼室3aと、燃焼室3aの上方に延びて燃焼排ガスが上昇する排気路3bとを形成しており、排気路3bの上端部で開口する排気口3cを備えている。
また、燃焼室3aには、バーナ2に点火するための点火プラグ4と、バーナ2の着火を検知するフレームロッド5とが設けられている。缶体3の下部には、燃焼室3a内にバーナ2の燃焼用空気を供給する燃焼ファン7が設けられている。
バーナ2を構成する大バーナユニット2a、中バーナユニット2b、小バーナユニット2cは、最大燃焼量が異なっており、燃焼させるバーナユニットの組合せを変更することによって、バーナ2全体の燃焼量を調節することができるようになっている。バーナ2には、燃料ガス供給管9を介して燃料ガスが供給される。燃料ガス供給管9には、その上流側から順に元ガス電磁弁10及びガス比例弁11が設けられている。
燃料ガス供給管9はガス比例弁11の下流において3つの経路に分岐している。第1の経路が大バーナ用ガス電磁弁12aを介して大バーナユニット2aに接続され、第2の経路が中バーナ用ガス電磁弁12bを介して中バーナユニット2bに接続され、第3の経路が小バーナ用ガス電磁弁12cを介して小バーナユニット2cに接続されている。
缶体3の内部において、バーナ2の直上位置には顕熱熱交換器13が設けられ、顕熱熱交換器13の上方位置となる排気路3bの内部には潜熱熱交換器14(本発明の熱交換器に相当する)が設けられている。顕熱熱交換器13の上方位置であって潜熱熱交換器14の下方位置に、潜熱熱交換器14で発生して滴下する酸性のドレンを集めるためのドレン受皿15が設置されている。
ドレン受皿15には、ドレン導出管16を介して中和器40が接続されており、中和器40内の中和剤によって中和されたドレンがドレンタンク41に貯留される。ドレンタンク41は、ドレンポンプ42を介してドレン排出管43に接続されており、ドレンポンプ42の作動によって、ドレンタンク41に貯留されたドレンが強制的にドレン排出管43に排出される。ドレンポンプ42は、能力(出力)の変更が可能な、例えばDCモータであり、コントローラ8から出力される制御信号によりドレンポンプ42の作動が制御される。
また、中和器40には、中和器40の水位上昇により排出詰りを検出する排出詰り電極54,55が設けられており、ドレンタンク41には、ドレンタンク41の水位を検出するアース電極51と低水位電極52及び高水位電極53とが設けられている。なお、アース電極51、低水位電極52、及び高水位電極53によって、本発明の水位検出部が構成されている。
排出詰り電極54,55と、アース電極51と低水位電極52及び高水位電極53は、コントローラ8に接続されており、コントローラ8は、排出詰り電極54,55間の抵抗値の変化により、中和器40の水位上昇を検出する。また、コントローラ8は、アース電極51と低水位電極52及び高水位電極53間の抵抗値の変化により、ドレンタンク41の水位(低水位、高水位)を検出する。
ドレン排出管43には、ドレン排出管43からドレンポンプ42への逆流を禁止するための逆止弁44が設けられている。また、ドレンタンク41には、オーバーフローしたドレンを排出するためのオーバーフロー排出管45が接続されている。
なお、ドレン受皿15、ドレン導出管16、及び中和器40により、本発明のドレン回収路が構成されている。また、ドレン受皿15、ドレン導出管16、中和器40、ドレンタンク41、ドレンポンプ42、ドレン排出管43、アース電極51、低水位電極52、、高水位電極53、及び、排出詰り電極54,55を含む図中Eの構成と、コントローラ8のドレン排出処理部81、ドレン発生量推定部82、及び異常報知部83とにより、本発明のドレン排出装置が構成されている。
さらに、熱源機は、図示しない上水道に接続されて水が供給される給水路19を備えている。顕熱熱交換器13と潜熱熱交換器14とは給水路19の一部に直列に接続されている。顕熱熱交換器13は、缶体3内の燃焼排ガスから顕熱を吸収して給水路19を流通する水を加熱する。潜熱熱交換器14は給水路19における顕熱熱交換器13の上流側に接続されて、顕熱熱交換器13を通過して上昇する燃焼排ガスから潜熱を回収し、顕熱熱交換器13に先立って給水路19を流通する水を加熱する。
給水路19は、潜熱熱交換器14に給水する入水管20と、顕熱熱交換器13を経て加熱された湯が出湯される出湯管21とからなる。入水管20には、入水管20の開度を調節する水量サーボ22と、入水管20からの給水流量を検出する水量センサ23とが設けられている。出湯管21における顕熱熱交換器13の出口近傍には顕熱熱交換器13による加熱直後の出湯温度を検知する第1出湯温度センサ24が設けられている。
さらに、入水管20と出湯管21との間には、入水管20に給水される給湯用水の一部を出湯管21に混入させるバイパス管25と、バイパス管25の開度を調節するバイパスミキシング弁26とが設けられている。バイパス管25よりも下流側の出湯管21には、出湯管21からの出湯温度を検知する第2出湯温度センサ27と、過剰な圧力を受けた際に減圧させる過圧安全弁を備える第1水抜き栓28とが設けられ、更に下流には例えば使用者が操作する図示しない出湯栓(出湯カラン等)が設けられる。
また、顕熱熱交換器13と潜熱熱交換器14との間の給水路19には、潜熱熱交換器用水抜き管29がトラップ30を介して接続されている。潜熱熱交換器用水抜き管29の下流端には第2水抜き栓31が設けられている。第2水抜き栓31を開栓することにより、容易に潜熱熱交換器14内部の水を抜き取ることができる。
さらに、顕熱熱交換器13と第2水抜き栓31との間における給水路19には、顕熱熱交換器13と前記潜熱熱交換器14との間の水温(湯温)を検知する熱交換器間水温センサ32が設けられている。
コントローラ8には、フレームロッド5、水量センサ23、第1出湯温度センサ24、第2出湯温度センサ27、及び、熱交換器間水温センサ32の検出信号が入力される。また、コントローラ8から出力される制御信号によって、点火プラグ4、燃焼ファン7、元ガス電磁弁10、ガス比例弁11、大バーナ用ガス電磁弁12a、中バーナ用ガス電磁弁12b、小バーナ用ガス電磁弁12c、水量サーボ22、及び、バイパスミキシング弁26の作動が制御される。
コントローラ8は、熱源機に電源が投入されている状態で、出湯管21の下流に接続されている出湯カラン等の出湯栓が使用者により開けられ、これに応じて、水量センサ23により給湯下限流量以上の水流を検出したときに、給湯運転を実行する。
コントローラ8は、燃焼ファン7を回転させた状態で、元ガス電磁弁10、及び小バーナ用ガス電磁弁12cを開弁し、点火プラグ4を駆動して小バーナユニット2cに点火する。その後、コントローラ8は、第1出湯温度センサ24、第2出湯温度センサ27、及び水量センサ23からの信号に基づいて、出湯管21への出湯温度がリモコン33で設定された給湯温度になるように、ガス比例弁11や各ガス電磁弁12a,12b,12cの作動を制御してバーナ2の燃焼量を調節する。
そして、出湯カラン等の出湯栓が使用者により閉じられて、水量センサ23による検出水量が給湯下限流量未満となったときに、コントローラ8は、元ガス電磁弁10及び各ガス電磁弁12a,12b,12cを閉弁してバーナ2を消火し、給湯運転を終了する。
次に、ドレン排出処理部81、ドレン発生量推定部82、及び異常報知部83による処理について説明する。
ドレン排出処理部81は、ドレンタンク41に貯まったドレンの水位を監視し、ドレンの水位が高水位電極53による検出水位(高水位)以上になったときに、ドレンポンプ42を作動させて、ドレンタンク41内のドレンをドレン排出管43に排出する「ドレン排出処理」を実行する。
ドレン発生量推定部82は、潜熱熱交換器14で発生するドレンの量を示す参照値として、バーナ2から放熱される累積熱量(本発明のドレン排出処理の終了時以降に熱交換器で発生するドレンの総量と相関性を有するドレン発生量参照値に相当する)を使用する。
そして、以下の式(1)により算出された、熱源機が10日間使用されたときにバーナ2から放熱される累積熱量の想定値である判定累積熱量(本発明のドレン排出判定値に相当する)のデータが、メモリに保持されている。
判定累積熱量=600kcal/分×0.95×60分×10日
=342Mcal≒350Mcal ・・・・・(1)
但し、600kcal/分:バーナ2の燃焼時に放熱される1分あたりの平均的な熱量の想定値、0.95:熱源機の熱効率(95%)、60分:熱源機の1日あたりの平均的な使用時間の想定値。
ここで、本実施形態のドレンタンク41の容量は600mlである。そのため、バーナ2の燃焼時に発生するドレンの量を10ml/分と想定すると、ドレン回収路及びドレンタンク41からのドレンの漏れが生じていなければ、バーナ2が60分間燃焼する毎に、ドレンタンク41内のドレンが満水となって、「ドレン排出処理」が実行されることになる。
それに対して、ドレン回収路又はドレンタンク41からドレンが漏れているときには、バーナ2が燃焼してもドレンタンク41内にドレンが貯まらないか、ドレンタンク41に貯まるドレンの増加率が低くなる。そこで、異常報知部83は、バーナ2から放熱される累積熱量が判定累積熱量(350Mcal)以上になるまでの間に、「ドレン排出処理」が所定回数(本実施形態では1回)以上実行されなかったときに、異常報知を行なうようにしている。
次に、図2に示したフローチャートに従って、ドレン発生量推定部82と、異常報知部83による処理について説明する。
STEP1で、ドレン発生量推定部82は、ドレン排出処理部81により「ドレン排出処理」が実行されているか否かを判断する。そして、「ドレン排出処理」が実行されているときはSTEP10に分岐し、ドレン発生量推定部82は、「ドレン排出処理」が終了した時にバーナ2の累積熱量をクリアして、STEP2に進む。
これにより、ドレン発生量推定部82は、ドレンタンク41が空になった時点からのバーナ2の累積熱量を算出する。一方、STEP1で、ドレン排出処理部81により「ドレン排出処理」が実行されていないときには、STEP2に進む。
STEP2で、ドレン発生量推定部82は、バーナ2が燃焼中であるか否かを判断する。そして、バーナ2が燃焼中であるときはSTEP20に分岐し、バーナ2が燃焼を停止しているときにはSTEP1に戻る。
STEP20で、ドレン発生量推定部82は、バーナ2の燃焼状態に応じてバーナ2からの放熱量を算出し、バーナ2の累積熱量を更新する。続くSTEP21,STEP22は、異常報知部83による処理である。STEP21で、異常報知部83は、バーナ2が放熱した累積熱量が上記式(1)により算出された判定累積熱量以上となっているか否かを判断する。そして、バーナ2が放熱した累積熱量が判定累積熱量以上となっているときはSTEP22に進み、バーナ2が放熱した累積熱量が判定累積熱量未満であるときにはSTEP1に分岐する。
ここで、ドレン回収路及びドレンタンク41からの漏水が生じていなければ、バーナ2から放熱された累積熱量が判定累積熱量以上となる前に、ドレンタンク41内のドレンの水位が高水位電極53による検出水位以上となって、ドレン排出処理部81により「ドレン排出処理」が実行され、STEP10で累積熱量がクリアされる。
そのため、STEP21で、バーナ2から放熱された累積熱量が判定累積熱量以上になっているときには、バーナ2から放熱された累積熱量が判定累積熱量以上になるまでの間に、「ドレン排出処理」が1回も実行されておらず、ドレン回収路又はドレンタンク41からの漏水が生じていると想定される。そこで、異常報知部83は、STEP22で、リモコン33の表示部35に異常表示すると共に、音声やブザー音による異常報知を行なう。
そして、この異常報知により、使用者にドレンの漏れが生じていることを認識させて対応を促すことにより、ドレン回収路又はドレンタンク41からドレンが漏れている状態が放置されることを防止することができる。
なお、本実施形態では、熱源機として給湯装置を示したが、ドレンを回収する熱源機であれば、温水暖房用の熱源機、風呂追焚き用の熱源機等に設けられるドレン排出装置に対しても本発明の適用が可能である。
また、本実施形態では、ドレンの排出処理の終了時以降に潜熱熱交換器14で発生するドレンの総量と相関性を有するドレン発生量参照値として、バーナ2から放熱される累積熱量を使用したが、バーナ2の累積燃焼時間を使用してもよい。この場合には、ドレンタンク41内のドレンの水位が高水位電極53以上になると想定されるバーナ2の累積燃焼時間を、判定累積燃焼時間として設定し、バーナ2の累積燃焼時間がこの判定累積燃焼時間以上になったときに、異常報知を行なうようにすればよい。
また、ドレン発生量参照値として、バーナ2から放熱される累積熱量、及びバーナ2の累積燃焼時間以外に、例えば、熱源機から供給される累積給湯量等を用いてもよい。
また、本実施形態では、バーナ2から放熱される累積熱量が判定累積熱量以上となるまでの間に、「ドレン排出処理」が1回も実行されなかったときに、異常報知部83による異常報知を行なうようにしたが、判定累積熱量の設定の仕方によっては、「ドレン排出処理」が2回以上に設定した所定回数以上実行されなかったときに、異常報知部83による異常報知を行なうようにしてもよい。
1…熱源機本体、2…バーナ、8…コントローラ、13…顕熱熱交換器、14…潜熱熱交換器、15…ドレン受皿、16…ドレン導出管、40…中和器、41…ドレンタンク、42…ドレンポンプ、42a…(ドレンポンプの)吐出口、43…ドレン排出管、52…低水位電極、53…高水位電極、81…ドレン排出処理部、82…ドレン発生量推定部、83…異常報知部。

Claims (3)

  1. バーナの燃焼排ガスから熱を回収する熱交換器を備えた熱源機に設けられるドレン排出装置であって、
    前記熱交換器で発生するドレンを回収するドレン回収路と、
    前記ドレン回収路に接続されて、前記ドレン回収路により回収されたドレンを貯留するドレンタンクと、
    前記ドレンタンク内に貯留されたドレンの水位を検出する水位検出部と、
    前記ドレンタンク内のドレンを排出するドレンポンプと、
    前記水位検出部の検出水位が所定の高水位以上になったときに、前記ドレンポンプを作動させて、前記ドレンタンク内のドレンを排出するドレン排出処理を行うドレン排出処理部と、
    前記ドレン排出処理の終了時以降に前記熱交換器で発生するドレンの総量と相関性を有するドレン発生量参照値を算出するドレン発生量推定部と、
    前記ドレン発生量推定部により算出されたドレン発生量参照値が、前記高水位までの前記ドレンタンクの容量に基づいて設定されたドレン排出判定値以上となるまでの間に、前記ドレン排出処理が所定回数以上実行されなかったときに、異常報知を行なう異常報知部と
    を備えたことを特徴とするドレン排出装置。
  2. 請求項1に記載のドレン排出装置において、
    前記ドレン発生量推定部は、前記ドレン排出処理の終了時以降に前記バーナから放熱された累積熱量を、前記ドレン発生量参照値として算出することを特徴とするドレン排出装置。
  3. 請求項1に記載のドレン排出装置において、
    前記ドレン発生量推定部は、前記ドレン排出処理の終了時以降の前記バーナの累積燃焼時間を、前記ドレン発生量参照値として算出することを特徴とするドレン排出装置。
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