JP2014093913A - 電動機ユニットの導体接続構造 - Google Patents

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Masaru Yamada
賢 山田
Taro Genda
太朗 源田
Manabu Yazaki
学 矢▲崎▼
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Abstract

【課題】部品を破損することなく容易に電動機ユニットと電力ケーブルとを接続する電動機ユニットの導体接続構造を提供する。
【解決手段】電動機ユニットの導体接続構造は、一端が固定子から延出する配線に接続される第1導体は、台座に固定されてケースの内部に配置され、第2導体は端子台に支持されており、前記ケースに設けられた孔に前記端子台を挿入することで、前記ケースの前記孔に向かって延出する前記第1導体の他端が前記第2導体と重ね合わさった状態で接続され、前記端子台と前記台座とを相互に嵌合させる位置決め部を前記端子台及び前記台座に設けて、前記第1導体と前記第2導体とを所定位置で接続させる。
【選択図】図8

Description

本発明は、電動機ユニットと電力供給源とを接続する電動機ユニットの導体接続構造に関する。
電気自動車やハイブリッド自動車等の電動車両は、車両用駆動源である電動機ユニットを備えており、該電動機ユニットに三相交流の電力を供給することで、車両を駆動させることが一般的に知られている。下記に示す特許文献1には、三相の電力を供給する給電ケーブルの先端に設けられたオスコネクタが接続される端子台を、モータモジュールの筐体に取り付け、該端子台とモータ巻線とを接続する際の公差を吸収する構造が記載されている。
特開2005−229754号公報
しかしながら、モータ巻線に接続される固定端子に、モータ巻線との公差を吸収するための遊びを設けた場合は、この遊びにより固定端子の位置ズレが生じてしまい、端子台に設けられた内部導体と固定端子とを接続する際に、内部導体と固定端子とが互いに干渉し、内部導体や固定端子が破損したり、締結不能に陥る可能性がある。
そこで、本発明は、部品を破損することなく容易に電動機ユニットと電力ケーブルとを接続する電動機ユニットの導体接続構造を提供することを目的とする。
本発明は、固定子と回転子とを有する電動機本体と、前記電動機本体を収容するケースと、前記ケース内部に設けられ、前記固定子に電力を供給するための第1導体と、前記第1導体と前記ケース外部に設けられる電力供給源とを接続する第2導体と、を備える電動機ユニットの導体接続構造であって、前記第1導体は、台座に固定されて前記ケースの内部に配置され、前記第1導体の一端が前記固定子から延出する配線に接続され、前記第2導体は端子台に支持されており、前記ケースに設けられた孔に前記端子台を挿入することで、前記ケースの前記孔に向かって延出する前記第1導体の他端が前記第2導体と重ね合わさった状態で接続され、前記端子台と前記台座とを相互に嵌合させる位置決め部を前記端子台及び前記台座に設けて、前記第1導体と前記第2導体とを所定位置で接続させることを特徴とする。
前記電動機ユニットの導体接続構造であって、第1導体の他端は、前記端子台と前記台座との嵌合方向に延出すると共に、端部を下方に屈曲させてもよい。
前記電動機ユニットの導体接続構造において、前記第1導体及び前記第2導体は、前記電動機本体の相数に対応する本数を有し、前記第1導体と前記第2導体との重なり方向を上下方向、前記端子台と前記台座との嵌合方向に垂直且つ前記上下方向と垂直な方向を左右方向とした場合に、前記位置決め部は、上側又は下側の一方側に、前記左右方向の中心に対して対称的に2つ以上配置され、他方側に、前記左右方向の中心に対して左右対称位置であり且つ前記一方側の位置決め部より中心よりに1つ以上配置されていてもよい。
前記電動機ユニットの導体接続構造において、前記電動機本体は、三相であり、3本の前記第1導体及び前記第2導体は前記左右方向に並列に配置され、前記一方側の前記位置決め部は、前記左右方向の両端の前記第1導体及び前記第2導体に対応する箇所に配置され、前記他方側の前記位置決め部は、中央の前記第1導体及び前記第2導体に対応する箇所に配置されていてもよい。
本発明によれば、端子台と、台座とを相互に嵌合させる位置決め部を端子台及び台座に設けて、第1導体と第2導体とを所定位置で接続させるので、端子台と台座とを接続する場合に、部材を破損させることなく容易に接続を行うことができる。
電動機ユニットの構成図である。 図1に示す電動機ユニットの一部拡大図である。 コネクタ付端子台の正面斜視図である。 台座の正面図である。 コネクタ付端子台と台座とが嵌合した状態を示す一部省略正面斜視図である。 図4のA−A線の断面で、端子台は、上方から斜め下方向に向かって嵌合部に挿入される場合の状態を示す概略要部断面図である。 図4のA−A線の断面で、端子台が前方から後方に向かって水平に嵌合部に挿入され、且つ、端子台の下面がバスバーの上面より下方にある場合の状態を示す概略要部断面図である。 図4のA−A線の断面で、端子台と嵌合部とが嵌合した状態を示す概略要部断面図である。
本発明に係る電動機ユニットの導体接続構造について、好適な実施の形態を掲げ、添付の図面を参照しながら以下、詳細に説明する。
図1は、電動機ユニット10の構成図である。なお、以下、特に指示のない限り、図1において示す矢印方向を基準として、前後及び上下の方向を説明すると共に、紙面に対して手前側を右方向、奥側を左方向として説明する。前後、上下、及び左右の方向は互いに直行している。
電気自動車やハイブリッド自動車等の車両に搭載される電動機ユニット10は、電動機本体12と電動機本体12を収容するケース14とを有する。電動機本体12は、円周方向に交互に配置されたN極及びS極の永久磁石16を有するロータ(回転子)18と、ロータ18の外周部を覆うように径方向で対抗配置され、ロータ18を回転させる回転磁界を発生する三相(UVW相)の配線20u、20v、20wが巻かれたステータ(固定子)22とを有する。ステータ22はケース14に固定され、ロータ18の回転軸には駆動軸24が設けられている。
ケース14の外部に設けられる図示しない三相の交流電力を供給する電力供給源(例えば、インバータ)に接続された電力ケーブル26の先端に設けられたコネクタ28にコネクタ付端子台30が接続されている。ケース14には、コネクタ付端子台30と、該コネクタ付端子台30と配線20u、20v、20wとを接続するための台座32とが取り付けられている。
この台座32は、ボルト34、34、34、36によってケース14の内部に取り付けられる。コネクタ付端子台30は、ケース14の前方下方に設けられた孔14aに挿入され、台座32と相互に嵌合する。また、ケース14とコネクタ付端子台30とは、ボルト38aによって締結され、コネクタ28とコネクタ付端子台30とはボルト38bによって締結される。
図2は、図1に示す電動機ユニット10の一部拡大図である。なお、図2においては、配線20u、20v、20w、ボルト34、34、34、38b、電力ケーブル26、及びコネクタ28の図示を省略している。
台座32は、配線20u、20v、20wに接続される3相の導電性のバスバー(第1導体)40u、40v、40wを固定するものであり、バスバー40uの一端は配線20uに、バスバー40vの一端は配線20vに、バスバー40wの一端は配線20wに、ボルト34、34、34によって締結される。つまり、ボルト34、34、34は、UVW相の配線20u、20v、20wと3相のバスバー40u、40v、40wとを締結すると共に、台座32とケース14とを固定する。
図3は、コネクタ付端子台30の正面斜視図である。コネクタ付端子台30は、バスバー40u、40v、40wと電気的に接続される端子台50と、端子台50を支持し、コネクタ28と嵌合されることで端子台50と電力ケーブル26とを電気的に接続するコネクタ部52とを有する。
端子台50は、バスバー40uに接続される端子部54uと、バスバー40vに接続される端子部54vと、バスバー40wに接続される端子部54wとを有する。また、端子部54u、54v、54wは左右方向に並列配置され、端子台50は、端子部54uと端子部54vとの間及び端子部54vと端子部54wとの間に設けられる仕切板56、56を有する。
端子部54u、54wの左右外方向には、左右外方向に向かって膨張したガイド部58、58が連接して設けられており、仕切板56、56の上面且つ先端側(コネクタ部52側と反対側)には、上方に突出した突起部60、60が設けられている。このガイド部58、58及び突起部60、60は、端子台50の左右方向の中心に対して対称的に2つ設けられている。
端子部54u、54v、54wには、その先端側に上下方向に貫通した孔62を有する導電性のバスバー(第2導体)64u、64v、64wと、該バスバー64u、64v、64wの上面及び両側面と、下面の一部を覆うカバー部66u、66v、66wとを有する。このバスバー64u、64v、64wが、コネクタ28を介して電力ケーブル26と電気的に接続される。
図4は、台座32の正面図である。台座32は、端子台50が前後方向(嵌合方向)に挿入可能な嵌合部70と、該嵌合部70の上端から上方に向かって延出する延出部72とを有する。バスバー40uの一端は、配線20uに接続されるため、延出部72の裏面側(後側)に配置され(図2参照)、バスバー40uの他端は、屈曲部74が屈曲して延出部72の開口を通過することで延出部72の正面(前側)に導出され、下方に進むと共に、屈曲部76が屈曲して右方向にずれて下方に延出した後、屈曲部78が屈曲して前方に(ケース14の孔14a方向に向かって)水平に延びた形状を有する。
バスバー40vの一端は、配線20vに接続されるため、延出部72の裏面に配置され(図2参照)、バスバー40vの他端は、下方に延出すると共に、屈曲部80、82が屈曲して延出部72の開口を通過することで延出部72の正面に導出されて下方に延び、屈曲部84が屈曲して前方に水平に延びた形状を有する。バスバー40wの一端は、配線20wに接続されるため、延出部72の裏面に配置され(図2参照)、屈曲部86が屈曲して右方向に延びた後、屈曲部88が屈曲して延出部72の開口を通過することで、延出部72の正面に導出されて前方に水平に延びた形状を有する。バスバー40u、40v、40wの前方に水平に延びる他端側は、左右方向に並列配置されている。
台座32は、バスバー40u、40v、40wを保持するように、バスバー40u、40v、40wの形状に応じた形状を有する。このバスバー40uの屈曲部74、76、バスバー40vの屈曲部80、82、バスバー40wの屈曲部86、88により、バスバー40u、40v、40wは台座32に引っ掛けられた状態で保持され、台座32に対して上下方向に所定距離の遊びを有する。
バスバー40u、40v、40wの他端側には、図示しないネジが貫通するための孔89が設けられ、このバスバー40u、40v、40wの他端の端部90u、90v、90wは、下方に屈曲している。バスバー40u、40v、40wの孔89の位置は、端子台50を嵌合部70に挿入した場合に、バスバー64u、64v、64wの孔62と対応する位置に設けられている。
つまり、端子台50を嵌合部70に挿入して、第1導体であるバスバー40u、40v、40wと、第2導体であるバスバー64u、64v、64wとは上下方向に重ね合せた時に、孔89、62が互いに一致するように設けられている(図8参照)。この孔62、89に前記ネジを挿入して図示しないナットで締めることで、バスバー40u、40v、40wとバスバー64u、64v、64wとを締結することができる。なお、端子台50と嵌合部70とは、バスバー40u、40v、40wの上面にバスバー64u、64v、64wの下面が接するようにして嵌合される(図8参照)。
嵌合部70は、左右の側壁部92、92と、左右の側壁部92、92を上方で繋ぐ上壁部94と、左右の側壁部92、92と上壁部94とを後方で繋ぐ底壁部96(図5参照)とを有する。
嵌合部70の左右の側壁部92、92は、図5に示す様に、端子台50を嵌合部70に挿入した場合に、端子部54u、54wの外側方に設けられたガイド部58、58と干渉しない形状を有し、左右の側壁部92、92の下方には、端子台50の下方向への移動を規制するガイド部98、98が設けられている。左右のガイド部98、98間の幅(距離)は、左右の側壁部92、92間の幅(距離)より狭い。
この左右のガイド部98、98の上面である下ガイド面100、100は、ガイド部58、58の下面である下ガイド面102、102(図3参照)と当接することで、図5に示す様に、端子台50の下方への移動を規制する(位置決めする)。このガイド部58、58と、ガイド部98、98とは、本発明の位置決め部として機能する。なお、この位置決め部は、上記した箇所に限定されず、左右方向の両端にあるバスバー40u、バスバー40w及びバスバー64u、64wに対応する箇所に設けられていればよい。
また、嵌合部70の上壁部94には、上方に凹んだ上ガイド面104が設けられている。この上ガイド面104は、端子台50を嵌合部70に挿入した場合に、仕切板56、56の上面に設けられた突起部60、60と当接することで、図5に示す様に、端子台50の上方への移動を規制する(位置決めする)。この上壁部94と突起部60、60とは本発明の位置決め部として機能する。なお、この位置決め部は、上記した箇所に限定されず、左右方向の中央にあるバスバー40v及びバスバー64vに対応する箇所に配置されていればよい。
つまり、端子台50と嵌合部70とは、ガイド部58、58とガイド部98、98とで形成される下側の2点の位置決め部と、突起部60、60と上壁部94とで形成される上側の2点の位置決め部との計4点の位置決め部で上下方向の移動が規制されて嵌合する。この位置決め部により、バスバー40u、40v、40wと、バスバー64u、64v、64wとを所定位置で接続することができる。また、上側の2点の位置決め部は、下側の2点の位置決め部より中央よりに配置されている。
また、上壁部94には、バスバー40u、40vが上方に延びるための開口部94a、94bが形成されている。開口部94aは、上ガイド面104の左側に形成され、開口部94bは、上ガイド面104の略中央に形成されている。
なお、端子台50と嵌合部70とを嵌合させた時に、仕切板56、56は、バスバー40uとバスバー40vとの間、及び、バスバー40vとバスバー40wとの間に位置するので、仕切板56、56は、バスバー40u、40v、40wと干渉することはない。
次に、端子台50の台座32の嵌合部70への挿入パターンについて説明する。図6は、端子台50は、上方から斜め下方向に向かって嵌合部70に挿入される場合の状態を示す概略要部断面図である。図7は、端子台50が前方から後方に向かって水平に嵌合部70に挿入され、且つ、端子台50の下面がバスバー40u、40v、40wの上面より下方にある場合の状態を示す概略要部断面図である。なお、図6及び図7は、図4のA−A線の断面で表している。
正しい挿入方向(嵌合方向)で端子台50を嵌合部70に挿入しない場合は、例えば、図6に示す様に、端子台50が上方から斜め下方に向かって嵌合部70に挿入された場合は、端子台50に設けられたガイド部58、58と、台座32の嵌合部70に設けられたガイド部98、98とが干渉し合うため、端子台50が挿入できず、端子台50と嵌合部70とを嵌合させることができない。従って、正しい挿入方向で端子台50が嵌合部70に挿入されない場合における端子台50とバスバー40u、40v、40wとの干渉を防止することができ、バスバー40u、40v、40wの破損を防止することができる。
また、正しい挿入位置、及び挿入方向で端子台50を嵌合部70に挿入した場合であって、バスバー40u、40v、40wの位置が端子台50の下面より高い場合は、バスバー40u、40v、40wと端子台50とが干渉してしまうが、バスバー40wは、図7に示す様に、上下方向に所定距離Hの遊び(自由度)を有するので、バスバー40wが下方に移動することで端子台50との干渉を回避することができる。なお、図示しないがバスバー40u、40vも上下方向に所定距離Hの遊びを有するので、バスバー40u、40vも下方に移動することで端子台50との干渉を回避することができる。
また、バスバー40u、40v、40wの一端の端部90u、90v、90wは下方に屈曲しているので、端子台50が挿入されることで、バスバー40u、40v、40wは下方に移動し易くなり、端子台50との干渉を回避することができる。また、バスバー40u、40v、40wが下方に移動できない場合であっても、該端部90u、90v、90wによって端子台50を上方に上げることができ、バスバー40u、40v、40wと端子台50との干渉を回避することができる。
このように、端子台50と、嵌合部70とを相互に嵌合させる位置決め部(ガイド部58、98、突起部60、上壁部94)を端子台50及び嵌合部70に設けて、バスバー40u、40v、40wとバスバー64u、64v、64wとを所定位置で接続させるので、端子台50と嵌合部70とを接続する場合に、バスバー40u、40v、40w等の部材を破損させることなく容易に接続を行うことができる。
図8は、図4のA−A線の断面で、端子台50と嵌合部70とが嵌合した状態を示す概略要部断面図である。図8に示す様に、下ガイド面100、100と下ガイド面102、102、及び、上ガイド面104と突起部60、60によって、端子台50と嵌合部70とが正常に嵌合すると、バスバー64wとバスバー40wとが上下方向で重なり合うと共に、バスバー64wの孔62とバスバー40wの孔89とが一致する(図示しないがバスバー64u、64v及びバスバー40u、40vも同様)。この孔62、89に前記ボルトを通して前記ナットで締めることで、バスバー64u、64v、64wと54u、54v、54wとが締結する。
なお、上記実施の形態においては、ガイド部58、58とガイド部98、98とで下側の2点の位置決め部を形成したが、端子台50と嵌合部70とで下側の位置決め部を2つ以上形成してもよい。また、上壁部94と突起部60、60とで上側の2点の位置決め部を形成したが、端子台50と嵌合部70とで上側の位置決め部を1つ以上形成してもよい。この位置決め部は左右方向の中心に対称であることが好ましいので、位置決め部を奇数とする場合には、1つは左右方向の中心に設ける必要がある。この場合も、上側の位置決め部は、下側の位置決め部より中央よりに配置される。
逆に、端子台50と嵌合部70とで下側の位置決め部を1つ以上形成し、上側の位置決め部を2つ以上形成してもよい。この場合は、下側の位置決め部は、上側の位置決め部より中央に配置される。
また、上記実施の形態では、電動機本体12の相数を3つとしたので、台座32に3つのバスバー40u、40v、40w、端子台50に3つの端子部54u、54v、54wを設けるようにしたが、このバスバー及び端子部の数は、電動機本体12の相数によって変更する。
以上、本発明について好適な実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
10…電動機ユニット 12…電動機本体
14…ケース 14a、62、89…孔
18…ロータ 20u、20v、20w…配線
22…ステータ 24…駆動軸
26…電力ケーブル 28…コネクタ
30…コネクタ付端子台 32…台座
34、36、38a、38b…ボルト
40u、40v、40w、64u、64v、64w…バスバー
50…端子台 52…コネクタ部
54u、54v、54w…端子部 56…仕切板
58、98…ガイド部 60…突起部
70…嵌合部 72…延出部
74、76、78、80、82、84、86、88…屈曲部
90u、90v、90w…端部 92…側壁部
94…上壁部 100、102…下ガイド面
104…上ガイド面

Claims (4)

  1. 固定子と回転子とを有する電動機本体と、
    前記電動機本体を収容するケースと、
    前記ケース内部に設けられ、前記固定子に電力を供給するための第1導体と、
    前記第1導体と前記ケース外部に設けられる電力供給源とを接続する第2導体と、
    を備える電動機ユニットの導体接続構造であって、
    前記第1導体は、台座に固定されて前記ケースの内部に配置され、
    前記第1導体の一端が前記固定子から延出する配線に接続され、
    前記第2導体は端子台に支持されており、前記ケースに設けられた孔に前記端子台を挿入することで、前記ケースの前記孔に向かって延出する前記第1導体の他端が前記第2導体と重ね合わさった状態で接続され、
    前記端子台と前記台座とを相互に嵌合させる位置決め部を前記端子台及び前記台座に設けて、前記第1導体と前記第2導体とを所定位置で接続させる
    ことを特徴とする電動機ユニットの導体接続構造。
  2. 請求項1に記載の電動機ユニットの導体接続構造であって、
    第1導体の他端は、前記端子台と前記台座との嵌合方向に延出すると共に、端部を下方に屈曲させた
    ことを特徴とする電動機ユニットの導体接続構造。
  3. 請求項1又は2に記載の電動機ユニットの導体接続構造において、
    前記第1導体及び前記第2導体は、前記電動機本体の相数に対応する本数を有し、
    前記第1導体と前記第2導体との重なり方向を上下方向、前記端子台と前記台座との嵌合方向に垂直且つ前記上下方向と垂直な方向を左右方向とした場合に、前記位置決め部は、上側又は下側の一方側に、前記左右方向の中心に対して対称的に2つ以上配置され、他方側に、前記左右方向の中心に対して左右対称位置であり且つ前記一方側の位置決め部より中心よりに1つ以上配置された
    ことを特徴とする電動機ユニットの導体接続構造。
  4. 請求項3記載の電動機ユニットの導体接続構造において、
    前記電動機本体は、三相であり、3本の前記第1導体及び前記第2導体は前記左右方向に並列に配置され、
    前記一方側の前記位置決め部は、前記左右方向の両端の前記第1導体及び前記第2導体に対応する箇所に配置され、前記他方側の前記位置決め部は、中央の前記第1導体及び前記第2導体に対応する箇所に配置された
    ことを特徴とする電動機ユニットの導体接続構造。
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