JP2014093032A - 貨幣管理システム及び貨幣管理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】POS端末と独立して釣銭機におけるイベント発生履歴を適正かつ効率的に管理すること。
【解決手段】管理サーバ60は、釣銭機10及び入出金機50からイベントデータを受信し、受信したイベントデータに基づいて、釣銭機10及び入出金機50のイベント情報を管理する。また、釣銭機10は、店員がレジの担当を開始する際やレジの担当を終了する際に行なわれる操作に受け付けた場合に、区間設定通知を管理サーバ60に送信する。管理サーバ60は、釣銭機10から受信した区間設定通知により区切られた区間データを生成し、釣銭機10のイベント情報を区間別に管理する。
【選択図】図1

Description

この発明は、商取引に基づいて貨幣の入出金を行なう釣銭機を有する貨幣管理システム及び貨幣管理方法に関する。
従来、スーパーマーケット及びコンビニエンスストア等の店舗では、商品販売の売り上げ実績を単品単位で集計する販売時点情報管理システム(以下、「POS(Point of Sale)システム」と言う)が導入されることが多い。かかるPOSシステムでは、商品の会計を行う「レジ」と呼ばれる場所にPOS端末を配設するとともに、このPOS端末に釣銭機が接続される。
そして、レジを担当する店員は、POS端末を操作して商品の精算を行なうとともに、顧客から渡された代金を釣銭機に入金処理し、必要に応じて釣銭を釣銭機から出金処理することになる。
ここで、上記POS端末が貨幣の入出金履歴を管理するために、POS端末が自装置を操作した店員の識別情報を取得し、釣銭機から取得した貨幣の収納金額に関連付けて管理する技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特許第4885009号
しかしながら、上記特許文献1は、POS端末が釣銭機を含めた全体の入出金履歴を主導的に管理する場合には適用できるが、POS端末と分離して釣銭機単体としての入出金履歴を管理する場合には適用することができない。
例えば、不正者が該釣銭機を不正に操作して貨幣を出金したような状況を確認するためには、POS端末と分離して釣銭機単体の入出金履歴を管理する必要があるが、上記特許文献1では、かかる入出金履歴を管理することができないこととなる。
これらのことから、POS端末と独立して釣銭機における入出金履歴をいかに適正かつ効率的に管理するかが重要な課題となっている。かかる課題は、入出金のみならずエラーの発生等、釣銭機において発生する各種イベントの発生履歴を管理する場合にも同様に生ずる課題である。また、釣銭機のみならずPOS端末と接続される貨幣管理装置についても同様に生ずる課題である。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、POS端末と独立して釣銭機におけるイベント発生履歴を適正かつ効率的に管理することができる貨幣管理システム及び貨幣管理方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明は、商取引に基づいて貨幣の入出金を行なう釣銭機を有する貨幣管理システムであって、前記釣銭機に設けられ、該釣銭機の操作担当者に関わる操作を受け付ける操作受付手段と、前記釣銭機のイベント情報を取得するイベント情報取得手段と、前記操作受付手段により操作を受け付けた操作受付タイミングによって区切られた区間毎に、前記イベント情報取得手段により取得されたイベント情報を管理するイベント情報管理手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記イベント情報取得手段は、前記貨幣の入出金を示す入出金イベント及び/又は前記釣銭機における異常発生を示す異常発生イベントを前記イベント情報として取得することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記操作受付手段は、前記釣銭機の操作担当者による担当開始操作と、前記釣銭機の操作担当者による担当終了操作とを受け付けることを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記イベント情報管理手段は、前記釣銭機の操作に関与した関与者を前記イベント情報に関連付けて管理することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記イベント情報管理手段により管理された前記イベント情報を、前記操作担当者、前記関与者、又は前記イベント情報の種別に基づいて集計する集計手段をさらに備えたことを特徴とする。
また、本発明は、商取引に基づいて貨幣の入出金を行なう釣銭機を有する貨幣管理システムの貨幣管理方法であって、前記釣銭機が該釣銭機の操作担当者に関わる操作を受け付ける操作受付ステップと、前記釣銭機のイベント情報を取得するイベント情報取得ステップと、前記操作受付ステップにより操作を受け付けた操作受付タイミングによって区切られた区間毎に、前記イベント情報取得ステップにより取得されたイベント情報を管理するイベント情報管理ステップとを含んだことを特徴とする。
本発明によれば、釣銭機のイベント情報を取得するとともに、釣銭機に設けられた操作受付手段により操作担当者に関わる操作を受け付け、操作を受け付けた操作受付タイミングによって区切られた区間毎に、イベント情報を管理するよう構成したので、POS端末と独立して釣銭機におけるイベント発生履歴を適正かつ効率的に管理することができる。
図1は、本実施例に係る貨幣管理システムのシステム構成を説明するための説明図である。 図2は、図1に示した釣銭機の構成を示すブロック図である。 図3は、図1に示した入出金機の構成を示すブロック図である。 図4は、図1に示した管理サーバの構成を示すブロック図である。 図5は、記憶部が記憶する動作履歴データ及び装置別在高データについて説明するための説明図である。 図6は、記憶部が記憶する異常ランク設定データ及び状態異常データについて説明するための説明図である。 図7は、記憶部が記憶する区間データについて説明するための説明図である。 図8は、管理サーバによる表示出力の具体例について説明するための説明図である。 図9は、管理サーバの処理手順を示すフローチャートである。
以下に、添付図面を参照して、本発明に係る貨幣管理システム及び貨幣管理方法の好適な実施例を詳細に説明する。
まず、本実施例に係る貨幣管理システムのシステム構成について説明する。図1は、本実施例に係る貨幣管理システムのシステム構成を説明するための説明図である。図1に示すように、貨幣管理システム80は、複数の釣銭機10、入出金機50、管理サーバ60及び店員用携帯端末70からなる。
複数の釣銭機10、入出金機50及び管理サーバ60は、LAN(Local Area Network)等の通信回線32を介して相互接続されている。店員用携帯端末70は、無線LAN等により管理サーバ60に接続されており、フロア担当の責任者が携帯する。また、釣銭機10はPOS端末20を通じてPOSシステムのPOSサーバ40と接続される。
POS端末20は、商品の会計が行なわれた場合に、商品の種類、商品の数、商品の合計会計額、預り金額及び釣銭額を含む会計データを記憶するとともに、釣銭機10に対して入出金指示を送信する。この入出金指示は、顧客から受け取った預り金の金種及び数と、顧客に渡すべき釣銭の金種及び数とを指定したデータである。また、POS端末20は、会計データをPOSサーバ40に送信する機能を有する。
釣銭機10は、貨幣を金種毎に収納する装置である。店員は、商品の会計が行なわれた場合に、預り金をこの釣銭機10に入金処理し、釣銭を釣銭機10から出金処理する。また、釣銭機10は、POS端末20からの入出金指示を受信した場合に在高データを更新する。在高データは、釣銭機10の内部に所在する貨幣の金種毎の数を示すデータである。
店員による貨幣の入金処理及び出金処理が適正に行なわれたならば、店員による入金処理及び出金処理が行なわれた後の釣銭機10内部の実際の在高と、POS端末20からの入出金指示により更新された在高データとが一致する。
また、レジにおいて、店員が担当を開始する時点及び終了(交代)する時点に、店員IDの読み取りが行なわれ、その間の会計に伴う入金処理及び出金処理は当該店員が担当したものとして、処理データに当該店員の店員IDが紐付けられる。
また、釣銭機10は、会計により増減した貨幣の補充と回収を行なうため、各金種について、在高データをフル閾値、ニアフル閾値、ニアエンプティ閾値及びエンプティ閾値と比較する。
フル閾値は、当該金種を釣銭機10の内部に収納可能な上限数を示す。ニアフル閾値は、フル閾値よりも所定数だけ小さい値であり、在高データがニアフル閾値以上となった場合には、当該金種の貨幣を回収する必要があることが示される。
エンプティ閾値は、当該金種を釣銭機10の内部に収納すべき下限数を示し、通常は「0」に設定される。ニアエンプティ閾値は、エンプティ閾値よりも所定数だけ大きい値であり、在高データがニアエンプティ閾値以下となった場合には、当該金種の貨幣を補充する必要があることが示される。
釣銭機10から貨幣の回収を行なう場合には、店員は、釣銭機10から回収分の貨幣を出金処理し、入出金機50まで移動し、入出金機50に回収分の貨幣の入金処理を行なう。また、釣銭機10に対して貨幣の補充を行なう場合には、店員は、入出金機50から補充分の貨幣を出金処理し、補充が必要な釣銭機10まで移動し、釣銭機10に補充分の貨幣の入金処理を行なう。
釣銭機10において回収処理や補充処理を行なう際には、処理を行なう店員(レジ担当とは別の店員の場合もある)の店員IDの読み取りが行なわれ、回収処理データ及び補充処理データに当該店員の店員IDが紐付けられる。
入出金機50は、主に店舗に設置された各釣銭機10に補充するための貨幣の収納と、各釣銭機10から回収した貨幣の収納とを行なう装置である。この入出金機50は、店舗の後方、すなわち店員のみが立ち入り可能な店員用区画(バックヤード)に設けられる。
釣銭機10及び入出金機50は、自装置において発生したイベントを示すイベントデータを管理サーバ60に送信する。具体的には、釣銭機10及び入出金機50は、自装置に対して入出金が行なわれた場合には、入出金された金種及び数を示す入出金データをイベントデータとして管理サーバ60に送信する。また、操作を行った店員の店員IDや処理時刻情報等が含まれる。さらに入出金機50における回収金の入金処理データには、回収元の釣銭機10の装置IDが含まれ、補充金の出金処理データには、補充先となる釣銭機10の装置IDが含まれる。
また、釣銭機10及び入出金機50は、フル閾値、ニアフル閾値、ニアエンプティ閾値又はエンプティ閾値のいずれかに到達した金種が存在する場合には、該金種の在高と到達した閾値とを示す在高通知データをイベントデータとして管理サーバ60に送信する。
また、釣銭機10及び入出金機50は、自装置にエラーが発生した場合には、発生したエラーを特定するエラーコードを含むエラーデータをイベントデータとして管理サーバ60に送信する。
また、釣銭機10及び入出金機50は、自装置に電源オンや筐体の開閉等の特定の操作が発生した場合には、操作受付データをイベントデータとして管理サーバ60に送信する。
さらに、釣銭機10は、区間設定ボタンを有している。この区間設定ボタンは、店員がレジの担当を開始する際やレジの担当を終了する際に操作されるボタンである。釣銭機10は、区間設定ボタンが操作された場合に、区間設定通知を管理サーバ60に送信する。
管理サーバ60は、釣銭機10及び入出金機50から受信したイベントデータに基づいて、釣銭機10及び入出金機50の動作履歴を管理する。また、管理サーバ60は、釣銭機10から受信した区間設定通知により区切られた区間データを生成し、釣銭機10の動作履歴を区間別に管理する。
また、管理サーバ60は、釣銭機10及び入出金機50の動作履歴を店員用携帯端末70に送信し、店員用携帯端末70が有する表示部に表示させることができる。このとき、釣銭機10の動作履歴については、区間別に表示することが可能である。
このように、本実施例に係る貨幣管理システム80は、釣銭機10及び入出金機50から受信したイベントデータに基づいて、釣銭機10及び入出金機50の動作履歴を管理するので、POS端末と独立して釣銭機10及び入出金機50における動作履歴を適正かつ効率的に管理することができる。
また、釣銭機10から受信した区間設定通知により区切られた区間データを生成し、釣銭機10の動作履歴を区間別に管理することができるので、釣銭機10に異常が発生した場合には、該異常の発生時に釣銭機10の操作に関わった店員を簡易に特定することができる。
次に、図1に示した釣銭機10の構成について説明する。図2は、図1に示した釣銭機10の構成を示すブロック図である。図2に示すように、釣銭機10は、区間設定ボタン11a、表示操作部11b、硬貨収納ユニット12、棒金ドロア13、紙幣収納ユニット14、管理サーバ通信部15、POS端末通信部16、記憶部17及び制御部18を有する。
区間設定ボタン11aは、店員がレジの担当を開始する際やレジの担当を終了する際に操作されるボタンである。区間設定ボタン11aは、担当開始ボタンと担当終了ボタンのように複数設けてもよいし、単一のボタンであってもよい。担当開始ボタンと担当終了ボタンとを設けた場合には、担当開始ボタンの操作によって区間の開始時点が示され、担当終了ボタンの操作によって区間の終了時点が示される。また、単一のボタンを用いる場合には、区間の区切りがボタン操作によって示されることとなる。
表示操作部11bは、タッチパネルディスプレイ等の入出力装置である。表示操作部11bは、金種別の在高を表示可能である。また、表示操作部11bは、在高がフル閾値に到達した金種、在高がニアフル閾値以上となった金種、在高がニアエンプティ閾値以下となった金種、並びに在高がエンプティ閾値に到達した金種を表示することで、補充や回収の必要性を報知する。そして、補充処理中や回収処理中には、処理内容に関する情報を表示する。また、表示操作部11bは、補充のための入金操作の受付と、回収のための出金操作の受付とを行なう。
硬貨収納ユニット12は、硬貨を金種別に収納する収納部である。棒金ドロア13は、硬貨を所定枚数重ねて包装した棒金を金種別に収納する収納部である。紙幣収納ユニット14は、紙幣を金種別に収納する収納部である。
硬貨収納ユニット12、棒金ドロア13及び紙幣収納ユニット14には、開店前に予め釣銭準備金として所定数の貨幣が金種別に収納されている。商品の会計時に顧客が硬貨を支払いに用いたならば、該硬貨は硬貨収納ユニット12に入金処理される。また、商品の会計時に釣銭として硬貨を払い出す場合には、該硬貨は硬貨収納ユニット12から出金処理される。釣銭として払い出すことで硬貨が少なくなり、同一金種の棒金が棒金ドロア13に収納されているならば、棒金ドロア13から棒金を出金処理し、包装を解いて硬貨収納ユニット12に入金処理する。
硬貨を回収する場合には、回収分の硬貨は硬貨収納ユニット12から出金処理される。また、硬貨を補充する場合には、補充分の硬貨が棒金であるならば棒金ドロア13に入金処理され、補充分の硬貨が棒金でなければ硬貨収納ユニット12に入金処理される。
また、商品の会計時に顧客が紙幣を支払いに用いたならば、該紙幣は紙幣収納ユニット14に入金処理される。また、商品の会計時に釣銭として紙幣を払い出す場合には、該紙幣は紙幣収納ユニット14から出金処理される。
釣銭機10から紙幣を回収する場合には、回収分の紙幣を回収カセットに集め、該回収カセットの取り外しを行なう。また、紙幣を補充する場合には、補充分の紙幣を回収カセットに詰めてから釣銭機10に装着すると、紙幣が繰り出されて紙幣収納ユニット14に金種別に振り分けられる。
管理サーバ通信部15は、通信回線32を介して管理サーバ60と通信を行うためのインターフェース部である。POS端末通信部16は、POS端末20との通信を行うためのインターフェース部である。
記憶部17は、ハードディスク装置や不揮発性メモリなどからなる記憶デバイスである。記憶部17には、入出金履歴データ17aと、在高データ17bと、在高閾値データ17cとが記憶される。
入出金履歴データ17aは、釣銭機10の入出金の履歴を示すデータである。在高データ17bは、金種別の在高を示すデータである。在高閾値データ17cは、金種別のフル閾値、ニアフル閾値、ニアエンプティ閾値及びエンプティ閾値を示すデータである。
制御部18は、釣銭機10の全体制御を行う制御部であり、入出金処理部18a、在高管理部18b及び通知部18cを有する。入出金処理部18aは、釣銭機10の入出金を管理する処理部である。
入出金処理部18aは、POS端末20からの入出金指示を受信した場合に、該入出金指示を入出金履歴データ17aに追加して格納するとともに、硬貨収納ユニット12及び紙幣収納ユニット14に入出金処理を行なわせる。
また、入出金処理部18aは、表示操作部11bが回収のための出金操作を受け付けた場合に、該出金操作を入出金履歴データ17aに追加して格納するとともに、硬貨収納ユニット12及び紙幣収納ユニット14に出金処理を行なわせる。
また、入出金処理部18aは、表示操作部11bが補充のための入金操作を受け付けた場合に、該入金操作を入出金履歴データ17aに追加して格納するとともに、硬貨収納ユニット12、棒金ドロア13及び紙幣収納ユニット14に入金処理を行なわせる。
在高管理部18bは、入出金処理部18aにより行なわれた入出金処理に応じて在高データ17bを更新する処理部である。具体的には、入金処理が行なわれた場合には、入金処理された金種に対し、入金処理された数を加算して、在高データ17bを更新する。そして、出金処理が行なわれた場合には、出金処理された金種に対し、出金処理された数を減算して、在高データ17bを更新する。
また、在高管理部18bは、在高データ17bを更新した場合に、更新後の在高を在高閾値データ17cに示された閾値と比較する。そして、在高管理部18bは、在高がフル閾値に到達した金種、在高がニアフル閾値以上となった金種、在高がニアエンプティ閾値以下となった金種、並びに在高がエンプティ閾値に到達した金種を、表示操作部11bに表示制御する。
通知部18cは、管理サーバ60に対して、釣銭機10に関する情報を通知する処理部である。通知部18cは、入出金が行なわれた場合には、入出金データを管理サーバ60に通知する。入出金データには、釣銭機10を特定する装置IDと、入出金の目的と、入出金処理された金種及び数と、操作した店員の店員IDとを含む。
具体的には、装置ID「T02」の釣銭機10において会計による入出金が発生し、1000円紙幣2枚が入金処理され、釣銭として10円硬貨3枚が出金処理された場合には、入出金データとして「装置ID:T02 会計 入金:1000円×2 出金:10円×3」が管理サーバ60に送信される。この他、操作した店員のIDと、全金種の在高データとが入出金データに含まれる。
また、装置ID「T02」の釣銭機10において補充により10円硬貨50枚が入金処理された場合には、入出金データとして「装置ID:T02 補充 入金:10円×50」が管理サーバ60に送信される。この他、操作した店員のIDと、全金種の在高データとが入出金データに含まれる。
同様に、装置ID「T02」の釣銭機10において回収のために1000円紙幣20枚が出金処理された場合には、入出金データとして「装置ID:T02 回収 出金:1000円×20」が管理サーバ60に送信される。この他、操作した店員のIDと、全金種の在高データとが入出金データに含まれる。
また、通知部18cは、いずれかの金種の在高が在高閾値データ17cに示された閾値に到達した場合には、在高通知データを管理サーバ60に通知する。在高通知データには、釣銭機10を特定する装置IDと、閾値の種別と、金種と、在高とを含む。
具体的には、装置ID「T02」の釣銭機10において10円硬貨の在高が15枚となり、ニアエンプティ閾値に到達した場合には、在高通知データとして「装置ID:T02 ニアエンプティ 10円 在高15」が管理サーバ60に送信される。この他、全金種の在高データが在高通知データに含まれる。
同様に、装置ID「T02」の釣銭機10において1000円紙幣の在高が50枚となり、ニアフル閾値に到達した場合には、在高通知データとして「装置ID:T02 ニアフル 1000円 在高50」が管理サーバ60に送信される。この他、全金種の在高データが在高通知データに含まれる。
また、通知部18cは、釣銭機10にエラーが発生した場合には、エラーデータを管理サーバ60に送信する。エラーデータには、釣銭機10を特定する装置IDと、発生したエラーを特定するエラーコードとを含む。
また、通知部18cは、釣銭機10に電源オンや筐体の開閉等の特定の操作が発生した場合には、操作受付データを管理サーバ60に送信する。操作受付データには、釣銭機10を特定する装置IDと、受け付けた操作を特定する操作コードとを含む。
さらに、通知部18cは、区間設定ボタン11aが操作された場合に、区間設定通知を管理サーバ60に送信する。区間設定通知には、釣銭機10を特定する装置IDを含む。また、操作した店員のIDを含むことが好ましい。さらに、担当開始ボタンと担当終了ボタンのように区間設定ボタン11aを複数設けた場合には、操作されたボタンの種別が区間設定通知に含まれる。
次に、図1に示した入出金機50の構成について説明する。図3は、図1に示した入出金機50の構成を示すブロック図である。図3に示すように、入出金機50は、表示操作部51、硬貨収納ユニット52、棒金収納ユニット53、紙幣収納ユニット54、管理サーバ通信部55、記憶部56及び制御部57を有する。
表示操作部51は、タッチパネルディスプレイ等の入出力装置である。表示操作部51は、金種別の在高を表示可能である。また、表示操作部51は、在高が入出金機50のフル閾値に到達した金種、在高が入出金機50のニアフル閾値以上となった金種、在高が入出金機50のニアエンプティ閾値以下となった金種、並びに在高が入出金機50のエンプティ閾値に到達した金種を表示することで、補充や回収の必要性を報知する。また、表示操作部51は、釣銭機10への補充のための出金操作の受付、釣銭機10からの回収のための入金操作の受付、入出金機50への補充のための入金操作の受付、並びに入出金機50からの回収のための出金操作の受付を行なう。
硬貨収納ユニット52は、硬貨を金種別に収納する収納部である。棒金収納ユニット53は、硬貨を所定枚数重ねて包装した棒金を金種別に収納する収納部である。紙幣収納ユニット54は、紙幣を金種別に収納する収納部である。
硬貨収納ユニット52、棒金収納ユニット53及び紙幣収納ユニット54には、開店前に予め補充準備金として所定数の貨幣が金種別に収納されている。釣銭機10に硬貨を補充する場合には、補充分の硬貨は硬貨収納ユニット52又は棒金収納ユニット53から出金処理される。また、釣銭機10から回収した硬貨は、硬貨収納ユニット52に入金処理される。
また、釣銭機10に紙幣を補充する場合には、補充分の紙幣は紙幣収納ユニット54から出金処理される。また、釣銭機10から回収した紙幣は、補充分の紙幣は紙幣収納ユニット54に入金処理される。
釣銭機10への補充により、入出金機50における在高がニアエンプティ閾値以下となった金種については、図示しない金庫や貨幣保管装置等から入出金機50に対する補充が行なわれる。また、釣銭機10からの回収により、入出金機50における在高がニアフル閾値以上となった金種については、機内の回収用カセットに送り込まれたり、入出金機50から回収され、図示しない金庫や貨幣保管装置等に収納される。
管理サーバ通信部55は、通信回線32を介して管理サーバ60と通信を行うためのインターフェース部である。
記憶部56は、ハードディスク装置や不揮発性メモリなどからなる記憶デバイスである。記憶部56には、入出金履歴データ56aと、在高データ56bと、在高閾値データ56cとが記憶される。
入出金履歴データ56aは、入出金機50の入出金の履歴を示すデータである。在高データ56bは、入出金機50の金種別の在高を示すデータである。在高閾値データ56cは、入出金機50の金種別のフル閾値、ニアフル閾値、ニアエンプティ閾値及びエンプティ閾値を示すデータである。
制御部57は、入出金機50の全体制御を行う制御部であり、入出金処理部57a、在高管理部57b及び通知部57cを有する。入出金処理部57aは、入出金機50の入出金を管理する処理部である。
入出金処理部57aは、釣銭機10への補充のための出金操作を表示操作部51が受け付けた場合に、該出金操作を入出金履歴データ56aに追加して格納するとともに、硬貨収納ユニット52、棒金収納ユニット53及び紙幣収納ユニット54に出金処理を行なわせる。補充金の出金処理時には、補充先となる釣銭機10を特定する情報(装置ID)を表示操作部51に入力させる。
また、入出金処理部57aは、釣銭機10から回収した貨幣を収納するための入金操作を表示操作部51が受け付けた場合に、該入金操作を入出金履歴データ56aに追加して格納するとともに、硬貨収納ユニット52及び紙幣収納ユニット54に入金処理を行なわせる。回収金の入金処理時には、回収元となる釣銭機10を特定する情報(装置ID)を表示操作部51に入力させる。
また、入出金処理部57aは、入出金機50からの回収のための出金操作を表示操作部51が受け付けた場合に、該出金操作を入出金履歴データ56aに追加して格納するとともに、硬貨収納ユニット52及び紙幣収納ユニット54に出金処理を行なわせる。
また、入出金処理部57aは、入出金機50への補充のための入金操作を表示操作部51が受け付けた場合に、該入金操作を入出金履歴データ56aに追加して格納するとともに、硬貨収納ユニット52、棒金収納ユニット53及び紙幣収納ユニット54に入金処理を行なわせる。
在高管理部57bは、入出金処理部57aにより行なわれた入出金処理に応じて在高データ56bを更新する処理部である。具体的には、入金処理が行なわれた場合には、入金処理された金種に対し、入金処理された数を加算して、在高データ56bを更新する。そして、出金処理が行なわれた場合には、出金処理された金種に対し、出金処理された数を減算して、在高データ56bを更新する。
また、在高管理部57bは、在高データ56bを更新した場合に、更新後の在高を在高閾値データ56cに示された閾値と比較する。そして、在高管理部57bは、在高がフル閾値に到達した金種、在高がニアフル閾値以上となった金種、在高がニアエンプティ閾値以下となった金種、並びに在高がエンプティ閾値に到達した金種を、表示操作部51に表示制御する。
通知部57cは、管理サーバ60に対して、入出金機50に関する情報を通知する処理部である。通知部57cは、入出金が行なわれた場合には、入出金データを管理サーバ60に通知する。入出金データには、入出金機50を特定する装置IDと、入出金の目的と、入出金処理された金種及び数と、操作した店員の店員IDとを含む。
具体的には、装置ID「N01」の入出金機50において、釣銭機10に補充するために10円硬貨50枚が出金処理された場合には、入出金データとして「装置ID:N01 補充 出金:10円×50」が管理サーバ60に送信される。この他、操作した店員のIDと、全金種の在高データとが入出金データに含まれる。
同様に、装置ID「N01」の入出金機50において、釣銭機10から回収された1000円紙幣19枚が入金処理された場合には、入出金データとして「装置ID:N01 回収 入金:1000円×19」が管理サーバ60に送信される。この他、操作した店員のIDと、全金種の在高データとが入出金データに含まれる。
また、装置ID「N01」の入出金機50において、500円硬貨100枚が自装置への補充として入金処理された場合には、入出金データとして「装置ID:N01 入出金機補充 入金:500円×100」が管理サーバ60に送信される。この他、操作した店員のIDと、全金種の在高データとが入出金データに含まれる。
同様に、装置ID「N01」の入出金機50において、10000円紙幣100枚が回収のために出金処理された場合には、入出金データとして「装置ID:N01 入出金機回収 出金:10000円×100」が管理サーバ60に送信される。この他、操作した店員のIDと、全金種の在高データとが入出金データに含まれる。
また、通知部57cは、いずれかの金種の在高が在高閾値データ56cに示された閾値に到達した場合には、在高通知データを管理サーバ60に通知する。在高通知データには、入出金機50を特定する装置IDと、閾値の種別と、金種と、在高とを含む。
具体的には、装置ID「N01」の入出金機50において500円硬貨の在高が50枚となり、ニアエンプティ閾値に到達した場合には、在高通知データとして「装置ID:N01 ニアエンプティ 500円 在高50」が管理サーバ60に送信される。この他、全金種の在高データが在高通知データに含まれる。
同様に、装置ID「N01」の入出金機50において10000円紙幣の在高が750枚となり、ニアフル閾値に到達した場合には、在高通知データとして「装置ID:N01 ニアフル 10000円 在高750」が管理サーバ60に送信される。この他、全金種の在高データが在高通知データに含まれる。
また、通知部57cは、入出金機50にエラーが発生した場合には、エラーデータを管理サーバ60に送信する。エラーデータには、入出金機50を特定する装置IDと、発生したエラーを特定するエラーコードとを含む。
また、通知部57cは、入出金機50に電源オンや筐体の開閉等の特定の操作が発生した場合には、操作受付データを管理サーバ60に送信する。操作受付データには、入出金機50を特定する装置IDと、受け付けた操作を特定する操作コードとを含む。
次に、図1に示した管理サーバ60の構成について説明する。図4は、図1に示した管理サーバ60の構成を示すブロック図である。図4に示すように、管理サーバ60は、入力部61、表示部62、無線通信部63、通信部64、記憶部65及び制御部66を有する。
入力部61は、キーボードやマウス等である。表示部62は、液晶パネルやディスプレイ装置等である。無線通信部63は、店員用携帯端末70と無線通信を行なうためのインターフェース部である。通信部64は、通信回線32を介して釣銭機10及び入出金機50と通信を行うためのインターフェース部である。
記憶部65は、ハードディスクや不揮発性メモリからなる記憶デバイスである。記憶部65には、動作履歴データ65aと、装置別在高データ65bと、異常ランク設定データ65cと、状態異常データ65dと、区間データ65eとが記憶される。
動作履歴データ65aは、複数の釣銭機10及び入出金機50のイベントの履歴を示すデータである。装置別在高データ65bは、複数の釣銭機10及び入出金機50の現時点での金種別の在高を示すデータである。異常ランク設定データ65cは、釣銭機10に発生する異常について、その異常が不正である可能性を示す異常ランクを設定したデータである。状態異常データ65dは、釣銭機10に発生した異常の履歴を示すデータである。区間データ65eは、釣銭機10の動作履歴を区分するための区間を示すデータである。
制御部66は、管理サーバ60を全体制御する制御部であり、動作履歴管理部66a、装置別在高管理部66b、状態異常管理部66c、区間管理部66d及び集計部66eを有する。実際には、これらの機能部に対応するプログラムを図示しないROMや不揮発性メモリに記憶しておき、これらのプログラムをCPU(Central Processing Unit)にロードして実行することにより、動作履歴管理部66a、装置別在高管理部66b、状態異常管理部66c、区間管理部66d及び集計部66eにそれぞれ対応するプロセスを実行させることになる。
動作履歴管理部66aは、複数の釣銭機10及び入出金機50の動作履歴を管理する処理部である。具体的には、動作履歴管理部66aは、複数の釣銭機10及び入出金機50から受信したイベントデータ(入出金データ、在高通知データ、エラーデータ及び操作受付データ)を動作履歴データ65aに格納することで、店舗内で各装置がどのように動作したかを総合的に管理する。
装置別在高管理部66bは、複数の釣銭機10及び入出金機50の在高を装置別に管理する処理部である。具体的には、装置別在高管理部66bは、入出金データを受信した場合に、入出金データに示された装置ID、入出金処理された金種及び数に基づいて、装置別在高データ65bを更新する。
状態異常管理部66cは、動作履歴データ65aから釣銭機10の状態異常を抽出し、状態異常データ65dに登録する処理を行なう処理部である。具体的には、状態異常管理部66cは、動作履歴データ65aにエラーデータが登録された場合には、該エラーデータを状態異常として状態異常データ65dに登録する。また、状態異常管理部66cは、営業時間外に釣銭機10から出金処理が行われた場合には、状態異常として状態異常データ65dに登録する。
また、状態異常管理部66cは、釣銭機10から回収のために出金処理された貨幣の金種及び数と、入出金機50に入金処理された回収分の貨幣の金種及び数とが一致しない場合には、回収金不一致を状態異常として状態異常データ65dに登録する。
また、状態異常管理部66cは、釣銭機10への補充のために入出金機50から出金処理された貨幣の金種及び数と、釣銭機10に入金処理された補充分の貨幣の金種及び数とが一致しない場合には、補充金不一致を状態異常として状態異常データ65dに登録する。
また、状態異常管理部66cは、釣銭機10の開閉が必要な状態が動作履歴データ65aに示されていないにも関わらず、釣銭機10の開閉が行われた場合には、対応操作無しの開閉を状態異常として状態異常データ65dに登録する。
状態異常管理部66cは、状態異常データ65dに状態異常を登録する際に、異常ランク設定データ65cを参照して状態異常の異常ランクを特定し、該異常ランクを関連付けて登録する。また、状態異常の発生時刻についても関連付けて登録する。
区間管理部66dは、釣銭機10から区間設定通知を受信した場合に、区間データ65eを更新する処理部である。区間データ65eは、釣銭機10の動作履歴を時間の範囲により区分するためのデータである。一つの区間は、その釣銭機10を同一の店員が担当したことを示す。担当した店員を特定可能であるならば、特定した店員を区間に関連付けて記憶する。また、担当した店員以外に、指導等により関与した店員を特定可能であるならば、関与した店員についても関連付けて記憶する。さらに、区間内に状態異常が発生したか否か、発生した状態異常の種別、入出金等を関連付けて記憶してもよい。
集計部66eは、動作履歴データ65a、装置別在高データ65b、状態異常データ65d及び区間データ65eに示されたデータを集計して出力する処理部である。具体的には、集計部66eは、状態異常の種別毎、若しくは店員毎に集計を行なう。
状態異常の種別毎に集計を行なう場合には、状態異常の種別毎に、該状態異常が発生した回数と、該状態異常の発生した区間に関連付けられた店員を集計する。この集計により、同一の状態異常が発生した区間に、特定の店員が高い頻度で関連付けられているならば、該店員が状態異常に関与している可能性が高いと判定することができる。
また、集計部66eは、店員毎に集計を行なう場合には、店員毎に、該店員が関連付けられた区間で発生した状態異常を集計する。この集計により、特定の店員が関連付けられた区間で状態異常が頻繁に発生しているならば、該店員が状態異常に関与している可能性が高いと判定することができる。
集計部66eは、入力部61から集計指示を受け付けた場合には、集計結果を表示部62に表示制御する。また、店員用携帯端末70から集計指示を受け付けた場合には、集計結果を店員用携帯端末70に送信し、店員用携帯端末70の表示部に表示させる。
次に、図4に示した記憶部65が記憶するデータの具体例について説明する。図5は、記憶部65が記憶する動作履歴データ65a及び装置別在高データ65bについて説明するための説明図である。
図5(a)に示す動作履歴データ65aは、装置IDと、該装置IDを有する装置からデータを受信した時刻と、受信したデータが示すイベントと、担当した店員IDである操作者IDとを関連づけたデータである。ここで、装置ID「N01」は入出金機50の装置IDであり、装置ID「T01」及び「T02」は釣銭機10の装置IDである。
図5(a)に示す動作履歴データ65aは、装置ID「N01」の入出金機50から、時刻「09:30」に電源オン操作を受け付けたことを示す操作受付データを受信したことを示している。この段階では、店員の担当は開始しておらず、操作者IDは「−」である。また、装置ID「T01」の釣銭機10から、時刻「09:32」に電源オン操作を受け付けたことを示す操作受付データを受信したことを示している。この段階では、店員の担当は開始しておらず、操作者IDは「−」である。また、装置ID「T02」の釣銭機10から、時刻「09:33」に電源オン操作を受け付けたことを示す操作受付データを受信したことを示している。この段階では、店員の担当は開始しておらず、操作者IDは「−」である。
また、動作履歴データ65aは、装置ID「T02」の釣銭機10から、時刻「10:05」に会計による入出金データを受信したことを示している。この入出金データは、「会計 入金:1000円×2 出金:10円×3」であり、装置ID「T02」の釣銭機10において会計による入出金が発生し、1000円紙幣2枚が入金処理され、釣銭として10円硬貨3枚が出金処理されたことを示している。また、操作者IDは「B02」である。ここで、操作者ID「B01〜03」はレジ担当者の店員IDであり、操作者ID「A01」及び「A02」はフロア担当者の責任者の店員IDである。
また、動作履歴データ65aは、装置ID「T01」の釣銭機10から、時刻「12:00」に区間設定通知を受信したことを示している。この時の操作者IDは「B03」であり、店員ID「B03」の店員がレジの担当を開始したことを示している。
また、動作履歴データ65aは、装置ID「T02」の釣銭機10から、時刻「12:20」に在高通知データを受信したことを示している。この在高通知データは、「ニアエンプティ 10円 在高15」であり、装置ID「T02」の釣銭機10において10円硬貨の在高が15枚となり、ニアエンプティ閾値に到達したことを示している。この時の操作者IDは「B02」である。
また、動作履歴データ65aは、装置ID「N01」の入出金機50から、時刻「12:25」に入出金データを受信したことを示している。この入出金データは、「補充 出金:10円×50」であり、装置ID「N01」の入出金機50において、釣銭機10に補充するために10円硬貨50枚が出金処理されたことを示している。この時の操作者IDは「A02」である。
また、動作履歴データ65aは、装置ID「T02」の釣銭機10から、時刻「12:30」に入出金データを受信したことを示している。この入出金データは、「補充 入金:10円×50」であり、装置ID「T02」の釣銭機10において補充により10円硬貨50枚が入金処理されたことを示している。この時の操作者IDは「A02」である。すなわち、店員ID「A02」の店員が補充を行なったことを示している。
また、動作履歴データ65aは、装置ID「T02」の釣銭機10から、時刻「13:00」に区間設定通知を受信したことを示している。この時の操作者IDは「B02」であり、店員ID「B02」の店員がレジの担当を終了したことを示している。
また、動作履歴データ65aは、装置ID「T01」の釣銭機10から、時刻「14:40」にエラーコード2のエラーデータを受信したことを示している。この時の操作者IDは「B02」である。また、装置ID「T01」の釣銭機10から、時刻「14:41」に筐体の開閉操作を受け付けたことを示す操作受付データを受信したことを示している。この時の操作者IDは「A01」である。すなわち、店員ID「A01」の店員がエラーの対処のために装置ID「T01」の釣銭機10を開閉操作したことが示されている。
また、動作履歴データ65aは、装置ID「T02」の釣銭機10から、時刻「15:10」に在高通知データを受信したことを示している。この在高通知データは、「ニアフル 1000円 在高50」であり、装置ID「T02」の釣銭機10において1000円紙幣の在高が50枚となり、ニアフル閾値に到達したことを示している。この時の操作者IDは「B03」である。
また、動作履歴データ65aは、装置ID「T02」の釣銭機10から、時刻「15:12」に入出金データを受信したことを示している。この入出金データは、「回収 出金:1000円×20」であり、装置ID「T02」の釣銭機10において回収のために1000円紙幣20枚が出金処理されたことを示している。この時の操作者IDは「A01」である。
また、動作履歴データ65aは、装置ID「N01」の入出金機50から、時刻「15:19」に入出金データを受信したことを示している。この入出金データは、「回収 入金:1000円×19」であり、装置ID「N01」の入出金機50において、釣銭機10から回収された1000円紙幣19枚が入金処理されたことを示している。この時の操作者IDは「A01」である。すなわち、店員ID「A01」の店員が回収を行なったことを示している。
図5(b)に示す装置別在高データ65bは、装置IDに対し、金種別の在高を対応付けている。具体的には、装置別在高データ65bは、装置ID「N01」の入出金機50は、10000円紙幣の在高が50枚であり、5000円紙幣の在高が100枚であり、1000円紙幣の在高が250枚であり、500円硬貨の在高が400枚であり、100円硬貨の在高が600枚であることを示している。
また、装置別在高データ65bは、装置ID「T01」の釣銭機10は、10000円紙幣の在高が8枚であり、5000円紙幣の在高が10枚であり、1000円紙幣の在高が32枚であり、500円硬貨の在高が25枚であり、100円硬貨の在高が48枚であることを示している。また、装置別在高データ65bは、装置ID「T02」の釣銭機10は、10000円紙幣の在高が12枚であり、5000円紙幣の在高が19枚であり、1000円紙幣の在高が50枚であり、500円硬貨の在高が48枚であり、100円硬貨の在高が62枚であることを示している。なお、棒金ドロア13に収納される棒金の在高についても同様に管理される。
図6は、記憶部65が記憶する異常ランク設定データ65c及び状態異常データ65dについて説明するための説明図である。図6(a)に示す異常ランク設定データ65cは、異常ランク1、異常ランク2及び異常ランク3の3つの異常ランクに対して状態異常の種別を関連付けている。異常ランク1は、不正である可能性が最も高い状態異常であることを示す。異常ランク2は、不正である可能性が異常ランク1の次に高い状態異常であることを示す。異常ランク3は、不正である可能性が異常ランク2の次に高い状態異常であることを示す。
具体的には、異常ランク設定データ65cは、異常ランク1に対し、回収金不一致と、補充金不一致と、営業時間外に行なわれた対応操作無しの開閉と、営業時間外の出金とを関連付けている。
また、異常ランク設定データ65cは、異常ランク2に対し、営業時間内に行なわれた対応操作無しの開閉と、エラーコード6〜8のエラーとを関連付けている。また、異常ランク設定データ65cは、異常ランク3に対し、エラーコード1〜5のエラーを関連付けている。
図6(b)に示す状態異常データ65dは、装置ID「T01」の釣銭機10において、時刻「14:40」に異常ランク3の状態異常である「エラーコード2のエラー」が発生したことを示している。
また、状態異常データ65dは、装置ID「T02」の釣銭機10において、時刻「15:19」に異常ランク1の状態異常である「回収金不一致 1000円×1」が発生したことを示している。
また、状態異常データ65dは、装置ID「T01」の釣銭機10において、時刻「20:45」に異常ランク2の状態異常である「対応操作無しの開閉」が発生したことを示している。
また、状態異常データ65dは、装置ID「T01」の釣銭機10において、時刻「23:10」に異常ランク1の状態異常である「営業時間外の出金」が発生したことを示している。
ここで、動作履歴データ65aには、装置ID「T01」の釣銭機10について、時刻「14:41」に筐体の開閉操作を受け付けたことが示されている。しかし、同一の釣銭機10について時刻「14:40」にエラーコード2のエラーデータを受信したことも示されているので、時刻「14:41」の開閉操作は、エラーへの対処を行なうためと考えられる。このように、開閉操作の前に開閉操作が必要な状態であることが示されている場合には、かかる開閉操作については、状態異常と判定せず、状態異常データ65dへの登録は行なわれない。
また、補充や回収が行なわれていても、出金された貨幣の金種及び数が入金された貨幣の金種及び数と一致していれば、状態異常と判定せず、状態異常データ65dへの登録は行なわれない。
一方、動作履歴データ65aは、時刻「15:12」に装置ID「T02」の釣銭機10において回収のために1000円紙幣20枚が出金処理されたことを示しているにも関わらず、時刻「15:19」に装置ID「N01」の入出金機50に入金された貨幣が1000円紙幣19枚であることを示している。そこで、出金された貨幣と入金された貨幣との差分「1000円×1」が回収金の不一致分となる。
図7は、記憶部65が記憶する区間データ65eについて説明するための説明図である。図7に示す区間データ65eは、装置ID「T01」の釣銭機10について、時刻「9:30」から時刻「12:00」を一つの区間としている。また、この区間の操作者は店員ID「B01」の店員であり、状態異常は発生しなかったことを示している。
また、区間データ65eは、装置ID「T01」の釣銭機10について、時刻「12:00」から時刻「15:00」を一つの区間としている。また、この区間の操作者は店員ID「B03」の店員であり、区間内で状態異常が発生し、この状態異常の確認のために店員ID「A01」の店員が関与したことを示している。状態異常に対する確認としては、「出金エラーとなった貨幣を機内に戻し入れる」、「機内の全ての貨幣を払い出して、再び装填する」、「機内の貨幣を全て一時保留部に出してから、収納部に戻す」等の処理を行ない、処理前の在高と、処理後の在高とを記録する。
また、区間データ65eは、装置ID「T02」の釣銭機10について、時刻「9:30」から時刻「13:00」を一つの区間としている。また、この区間の操作者は店員ID「B02」の店員であり、状態異常は発生しなかったことを示している。
また、区間データ65eは、装置ID「T02」の釣銭機10について、時刻「13:00」から時刻「13:30」を一つの区間としている。また、この区間では担当する操作者がおらず、状態異常は発生しなかったことを示している。
また、区間データ65eは、装置ID「T02」の釣銭機10について、時刻「13:30」以降を一つの区間としている。また、この区間の操作者は店員ID「B01」の店員であり、状態異常は発生しなかったことを示している。
なお、最後の操作者が担当終了を指示してから、翌営業日の営業開始時に電源が入れられるまでの間(営業時間外)も、状態の監視は継続して行なわれている。この営業時間外に異常が検知されたならば、警備会社等に報知される。異常に関する情報は、管理サーバ60に記憶されており、任意のタイミングでその内容を確認可能である。
次に、管理サーバ60による表示の具体例について説明する。図8は、管理サーバ60による表示出力の具体例について説明するための説明図である。図8(a)は、図7に示した区間データ65eを表示する場合の具体例である。図8(a)では、横軸に時刻を表示し、各釣銭機10について設定された区間を時刻に合わせて表示している。また、各区間について、操作者及び関与者として関連付けられた店員と、状態異常の有無とを表示している。
図8(b)は、状態異常の種別毎に集計を行なった集計結果の表示の具体例である。図8(b)は、異常ランク1の「回収金不一致」について、発生回数が5回であることを示している。また、この状態異常が発生した区間のうち、3つの区間で店員ID「B03」の店員が関連付けられ、1つの区間で店員ID「B01」の店員が関連付けられ、1つの区間では店員が関連付けられていないことが示されている。
図8(c)は、店員毎に集計を行なった集計結果の表示の具体例である。図8(c)は、店員ID「B01」の店員が釣銭機10の操作を担当した回数が24回であり、担当した時間の合計が92時間であることを示している。そして、この店員が担当している間に、異常ランク1の状態異常は発生しておらず、異常ランク2の状態異常が1回発生し、異常ランク3の状態異常が8回発生したことを示している。また、状態異常詳細として、店員ID「B01」の店員が担当している間に発生した状態異常の異常ランク、種別及び発生日時を表示している。
釣銭機10の操作を担当した回数や、担当した時間の合計を集計結果として表示するのは、釣銭機10の操作を担当した回数が多い程、また担当した合計時間が長い程、状態異常に関連付けられる可能が高くなるためである。この点を鑑み、担当回数当りの状態異常の発生回数や、担当合計時間当りの状態異常の発生回数を算定して表示するようにしてもよい。
次に、管理サーバ60の処理手順について説明する。図9は、管理サーバ60の処理手順を示すフローチャートである。図9に示すように、管理サーバ60の動作履歴管理部66aは、釣銭機10又は入出金機50から、イベントデータ(入出金データ、在高通知データ、エラーデータ又は操作受付データ)を受信したか否かを判定する(ステップS101)。
イベントデータを受信したならば(ステップS101;Yes)、動作履歴管理部66aは、受信したデータを動作履歴データ65aに格納して動作履歴データ65aを更新する(ステップS102)。
ステップ102の後、装置別在高管理部66bは、入出金が行なわれたか否か、すなわち受信したイベントデータが入出金データであるか否かを判定する(ステップS103)。受信したイベントデータが入出金データである場合には(ステップS103;Yes)、装置別在高管理部66bは、入出金データに示された装置ID、入出金処理された金種及び数に基づいて、装置別在高データ65bを更新する(ステップS104)。
ステップS104の後、状態異常管理部66cは、更新された動作履歴データ65aから新たな状態異常を抽出する。そして、新たな状態異常を抽出したならば(ステップS105;Yes)、状態異常データ65dに追加登録して、状態異常データ65dを更新する(ステップS106)。
具体的には、状態異常管理部66cは、動作履歴データ65aにエラーデータが登録された場合と、営業時間外に釣銭機10から出金処理が行われた場合と、回収金不一致が発生した場合と、補充金不一致が発生した場合と、対応操作無しの開閉が発生した場合に状態異常として状態異常データ65dに登録する。また、異常ランク設定データ65cを参照して状態異常の異常ランクを特定し、特定した異常ランク及び状態異常の発生時刻を状態異常に関連付けて登録する。
状態異常データ65dの更新後、新たな状態異常がない場合(ステップS105;No)、若しくはイベントデータを受信していない場合(ステップS101;No)、区間管理部66dは、釣銭機10から区間設定通知を受信したかを判定する(ステップS107)。
釣銭機10から区間設定通知を受信したならば(ステップS107;Yes)、区間管理部66dは、区間データ65eを更新する(ステップS108)。このとき、担当した店員や関与した店員を特定可能であるならば、特定した店員を区間に関連付けて記憶する。
区間データ65eの更新後、若しくは区間設定通知を受信していない場合(ステップS107;No)、集計部66eは、入力部61又は店員用携帯端末70から集計指示を受け付けたか否かを判定する(ステップS109)。
集計指示を受け付けていなければ(ステップS109;No)、管理サーバ60は処理を終了する。一方、集計指示を受け付けた場合には(ステップS109;Yes)、集計部66eは、受け付けた集計指示に応じた集計処理を行ない(ステップS110)、集計結果を出力して(ステップS111)、処理を終了する。
上述してきたように、本実施例では、貨幣管理システム80は、釣銭機10及び入出金機50から受信したイベントデータに基づいて、釣銭機10及び入出金機50の動作履歴を管理するので、POS端末と独立して釣銭機10及び入出金機50における動作履歴を適正かつ効率的に管理することができる。
また、釣銭機10から受信した区間設定通知に基づいて区間データを生成し、釣銭機10の動作履歴を区間別に管理することができるので、釣銭機10に異常が発生した場合には、該異常の発生時に釣銭機10の操作に関わった店員を簡易に特定することができる。
なお、本実施例では、管理サーバ60がイベントデータを受信した時刻を該イベントの発生時刻として用いる場合について説明したが、釣銭機10及び入出金機50がイベントデータ内にイベント発生時刻を含めて管理サーバ60に送信するように構成してもよい。
また、釣銭機10に貨幣を補充する場合には、補充予約処理を行なって貨幣の移動を管理してもよい。補充予約処理を行なう場合には、釣銭機10においてエンプティ若しくはニアエンプティが発生して補充が必要となり、所定の操作が行われた場合、必要な補充金情報、当該釣銭機10の装置ID、担当する店員の店員ID等を含む補充予約コマンドが入出金機50へ送信される。ここで、補充金情報は、在高に基づいて算出された貨幣量や、予め設定された貨幣量でもよい。また、エンプティやニアエンプティを生じた金種だけでなく、在庫量が標準量よりも少ない他の金種についても補充の対象としてもよい。
補充予約コマンドを受けた入出金機50は、その内容を記憶する。そして、担当の店員若しくは要請を受けた店員が入出金機50を操作すると、補充予約を受けた出金情報が表示され、出金情報を選択すると予約された補充金が出金される。この時、店員IDの照合を行ない、当事者か上位の権限を有する管理者しか出金できないように制限を設けることが望ましい。
出金を行なった店員は、出金された補充金を該当するレジに運び、釣銭機10に入金する。このように、補充予約処理を行なうよう構成することで、出金伝票を作成する手間を省ける上、金種や補充量の指定間違いを防止できる。
また、本実施例では、釣銭機10から貨幣を回収する際に、フル閾値、ニアフル閾値、ニアエンプティ閾値及びエンプティ閾値を用いて判定を行なう場合について説明したが、釣銭機10に残置すべき貨幣量として予め設定される残置閾値を超える貨幣分を回収するように構成してもよい。
また、図示した各構成は機能概略的なものであり、必ずしも物理的に図示の構成をされていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
例えば、管理サーバ60と入出金機50とを一体に構成してもよい。また、入出金機50に替えて、釣銭機10から回収した貨幣の入金処理を行なう回収金入金装置と、釣銭機10へ補充する貨幣の出金処理を行なう補充金出金装置とを設けてもよい。
また、店員用携帯端末70は、専用の端末であってもよいし、携帯電話端末等の汎用の情報処理端末であってもよい。汎用の携帯端末を店員用携帯端末70として用いる場合には、貨幣管理のためのプログラムを情報処理端末にインストールして用いることとしてもよい。
以上のように、本発明に係る貨幣管理システム及び貨幣管理方法は、POS端末と独立して釣銭機におけるイベント発生履歴を適正かつ効率的に管理することに適している。
10 釣銭機
11a 区間設定ボタン
11b、51 表示操作部
12、52 硬貨収納ユニット
13 棒金ドロア
14、54 紙幣収納ユニット
15、55 管理サーバ通信部
16 POS端末通信部
17、56、65 記憶部
17a、56a 入出金履歴データ
17b、56b 在高データ
17c、56c 在高閾値データ
18、57、66 制御部
18a、57a 入出金処理部
18b、57b 在高管理部
18c、57c 通知部
20 POS端末
31、32 通信回線
40 POSサーバ
50 入出金機
53 棒金収納ユニット
60 管理サーバ
61 入力部
62 表示部
63 無線通信部
64 通信部
65a 動作履歴データ
65b 装置別在高データ
65c 異常ランク設定データ
65d 状態異常データ
65e 区間データ
66a 動作履歴管理部
66b 装置別在高管理部
66c 状態異常管理部
66d 区間管理部
66e 集計部
70 店員用携帯端末
80 貨幣管理システム

Claims (6)

  1. 商取引に基づいて貨幣の入出金を行なう釣銭機を有する貨幣管理システムであって、
    前記釣銭機に設けられ、該釣銭機の操作担当者に関わる操作を受け付ける操作受付手段と、
    前記釣銭機のイベント情報を取得するイベント情報取得手段と、
    前記操作受付手段により操作を受け付けた操作受付タイミングによって区切られた区間毎に、前記イベント情報取得手段により取得されたイベント情報を管理するイベント情報管理手段と
    を備えたことを特徴とする貨幣管理システム。
  2. 前記イベント情報取得手段は、前記貨幣の入出金を示す入出金イベント及び/又は前記釣銭機における異常発生を示す異常発生イベントを前記イベント情報として取得することを特徴とする請求項1に記載の貨幣管理システム。
  3. 前記操作受付手段は、前記釣銭機の操作担当者による担当開始操作と、前記釣銭機の操作担当者による担当終了操作とを受け付けることを特徴とする請求項1又は2に記載の貨幣管理システム。
  4. 前記イベント情報管理手段は、前記釣銭機の操作に関与した関与者を前記イベント情報に関連付けて管理することを特徴とする請求項1、2又は3に記載の貨幣管理システム。
  5. 前記イベント情報管理手段により管理された前記イベント情報を、前記操作担当者、前記関与者、又は前記イベント情報の種別に基づいて集計する集計手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の貨幣管理システム。
  6. 商取引に基づいて貨幣の入出金を行なう釣銭機を有する貨幣管理システムの貨幣管理方法であって、
    前記釣銭機が該釣銭機の操作担当者に関わる操作を受け付ける操作受付ステップと、
    前記釣銭機のイベント情報を取得するイベント情報取得ステップと、
    前記操作受付ステップにより操作を受け付けた操作受付タイミングによって区切られた区間毎に、前記イベント情報取得ステップにより取得されたイベント情報を管理するイベント情報管理ステップと
    を含んだことを特徴とする貨幣管理方法。
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