JP2014092884A - 調剤管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】調剤の効率化を図ることが可能な調剤管理システム及びその方法を提供する。
【解決手段】本発明の調剤管理システムは、処方箋に記載される処方箋情報を管理するカルテデータ管理サーバと、処方箋及び薬袋に処方箋情報と、当該処方箋の処方箋番号を示す機械読取印刷コードのパターンとを印刷する、調剤部に配置された調剤指示書発行プリンタと、パターンを読み込むことで得た処方箋番号と、処方箋及び薬袋を一まとめにするRFID搭載物品保持手段に付加されたRFIDから読み出したID識別情報とを紐付ける、調剤部に配置された紐付け装置とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、調剤管理システムに関する。
入院患者用の薬を調剤する際、この入院患者の担当の医師から出された調剤を指示する処方箋に基づいて、病院内の調剤室で調剤の処理が行われる。
このとき、各入院患者に対し、それぞれの患者に処方箋で処方された薬が間違いなく渡るように、処方箋と、この処方箋を識別する識別情報が記憶された識別媒体(RFID(Radio Frequency IDentification)タグあるいはIC(Integrated Circuits)タグなど)とが組として用いられている。この識別媒体は、薬袋に添付され、薬袋とともに患者に渡るようになっている。
例えば、特許文献1における調剤管理システムにおいては、処方箋と識別媒体とをシステム管理部が同時に発行し、調剤室に対して同時に発行された処方箋と識別媒体とが供給される。処方箋には患者を識別する患者IDと処方箋のオーダー番号との処方箋情報が印刷されている。識別媒体は、内部に記憶部が設けられており、この記憶部には患者番号(患者ID番号など)とオーダー番号(処方箋番号)とが書き込まれている。
薬剤師はこの処方箋に記載された薬剤を仕分けして薬袋に入れ、この薬袋に識別媒体及び処方箋を付加して看護師に渡す。
看護師が薬袋を渡す患者の病室に入室すると、病室の入り口に配置されたチェックユニットにより識別媒体の処方箋情報が読み取られる。
そして、チェックユニットは、読み取った処方箋情報を、システム管理部の管理サーバに送信する。管理サーバは、オーダー番号に対応した病室と患者の病室とが一致しているか否かの判定を行い、一致していない場合に警報を出力する。
また、看護師が患者のベッドの横に位置すると、ベッド近傍に配置されたチェックユニットにより、識別媒体の処方箋情報と、患者が携帯する患者カードの患者IDとが読み取られる。
そして、チェックユニットは、読み取った処方箋情報及び患者IDを、システム管理部の管理サーバに送信する。管理サーバは、処方箋情報のオーダー番号に対応した患者IDと患者カードの患者IDとが一致しているか否かの判定を行い、一致していない場合に警報を出力する。
また、特許文献2の調剤管理システムにおいて、プリンタは処方箋及び薬袋に対して、患者IDを印刷するとともに、処方箋及び薬袋に対してRFIDを貼着して添付する。そして、プリンタは処方箋及び薬袋に添付したIDに対して、処方箋及び薬袋に対して印刷した患者ID及び処方する薬の処方情報を書き込んで記憶させる。
薬剤師は、処方箋のRFIDから処方情報を読み出し、処方情報にある薬剤の処方を行う。このとき、処方情報の薬剤が収容されている薬品棚における収容庫の場所が端末の表示画面に表示され、この収容庫のRFIDからタグリーダにより読み出した薬剤の識別情報と、処方情報に含まれる薬剤の識別情報が一致するとその薬剤を薬袋に入れる。これにより、薬剤の処方によるミスを防止することができる。
特開2002−269234号公報 特開2006−092197号公報
しかしながら、特許文献1の調剤管理システムは、調剤部の薬剤師が処方箋の内容に間違いを見つけ、緊急にRFIDの再発行が必要となった場合、調剤室においてRFIDのタグのみの再発行を行うことができない。
このため、調剤部から管理部に対して、処方箋及びRFIDの再度発行を依頼することになり、緊急の依頼に対して対応することが困難となる。
また、再度発行を依頼するなどの調整を行う場合、薬剤師が再度発行の依頼をしなければならず、薬剤師の処理負担が増加し、調剤処理の遅延につながる。
特許文献2の調剤管理システムは、処方箋・薬袋の印刷が正常であるがRFIDの書き込みが異常である場合や、RFIDの書き込みが正常であるが処方箋・薬袋の印刷が異常である場合など、再度、処方箋・薬袋及びRFIDの両方の発行を行う必要がある。さらに、RFIDを処方箋及び薬袋に貼着しているため、プリンタの紙づまりが発生し易くなる。そうすると、印刷のやり直しは、薬剤師が行わなければならず、薬剤師の調剤処理の遅延につながる。
また、薬剤師に対しては、処方箋に従った薬の調剤処理の進行状況の確認が看護師などから電話で頻繁に行われることもあるため、薬剤師の負担を低減することが必要である。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、処方箋に対して紐付けたRFIDに不具合があった場合、他のRFIDの再発行が従来に比較して容易であり、調剤の効率化を図ることが可能な調剤管理システム及びその方法を提供することを目的とする。
この発明は上述した課題を解決するためになされたもので、本発明の調剤管理システムは、処方箋に記載される処方箋情報を管理するカルテデータ管理サーバと、前記処方箋及び薬を入れる薬袋に前記処方箋情報と、当該処方箋の処方箋番号を示す機械読取印刷コードのパターンとを印刷する、調剤部に配置された調剤指示書発行プリンタと、前記パターンを読み込むことで得た処方箋番号と、前記処方箋及び前記薬袋を一まとめにするRFID搭載物品保持手段(例えば、実施形態におけるRFIDクリップ30)に付加されたRFIDから読み出したID識別情報とを紐付ける、調剤部に配置された紐付け装置とを備えることを特徴とする。
この発明によれば、処方箋の印刷とRFIDのタグ識別情報の発行とを別々に行うため、RFIDに不具合があった場合でも、容易にRFIDのタグ識別情報の発行のみを行うことができ、処方箋とタグ識別情報との再紐付けを容易に行える。そのため、薬剤師が処方箋に対応して薬剤を薬袋に袋詰めする調剤処理を、RFIDの再発行の処理により阻害されることが無くなり、調剤の効率化を図ることが可能となる。また、処方箋に記載された薬剤を正確に薬袋に入れる調剤処理を行うことができる。
本発明の一実施形態による調剤管理システムの構成例を示す概念図である。 図1の調剤データベース12に記憶されている調剤データテーブルの構成例を示す図である。 図1の調剤データベース12に記憶されているRF読取機管理テーブルの構成例を示す図である。 図1に示す本実施形態の調剤管理システムにおける紐付け装置22の構成例を示す図である。 本発明の一実施形態による調剤管理システムにおける処方箋番号とタグ識別情報との紐付けの動作例を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態による調剤管理システムにおける調剤の進捗状況を提供する動作例を示すフローチャートである。 RF読取機(RF読取機23、RF読取機24、RF読取機25の各々)の表示画面に表示される処方箋情報の表示画像を示す図である。 ナースセンターや医師の診察室に配設された端末に表示される調剤の進行状況を検索する際に、検索キーを端末に入力する入力画面である。 ナースセンターや医師の診察室に配設された端末の表示画面に表示される調剤システムサーバ11から送信される処方箋情報の表示画像を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。図1は、この発明の一実施形態による調剤管理システムの構成例を示す概念図である。この図1において、調剤管理システムは、管理部における管理者が使用する管理部門ネットワーク10に接続された調剤システムサーバ11、調剤データベース12、カルテデータ管理サーバ13、管理データベース14及び端末15と、調剤部の薬剤師が使用する調剤部門ネットワーク20に接続された紐付け装置22、RF読取機23〜27及び端末28を有している。
また、この調剤管理システムにおいては、薬を調剤するための処方箋及び処方された薬を入れる薬袋の組各々を識別するために、紙を挟むクリップ32にRFIDタグ(以下、RFID)31が添付されたRFIDクリップ30が用いられる。処方箋、薬袋はこのRFIDクリップ30のクリップ32に挟むことにより一まとめとされる。また、後述する調剤部における薬袋への処方箋に記載された薬剤の袋詰めの各工程間を、処方箋とこの処方箋に対応する薬袋が上述したRFIDクリップにより、一まとめとされて一体となって移動することになる。
調剤システムサーバ11は、調剤データベース12の内部に記憶されている調剤データテーブルに対し、調剤が行われている処方箋の処方箋情報の書き込み、消去などの編集及び処方箋情報の読み出しを行う。
図2は、図1の調剤データベース12に記憶されている調剤データテーブルの構成例を示す図である。
調剤データテーブルにおいて、処方箋情報として、処方箋番号の各々に対応して、処方箋番号、タグ識別情報、処方区分、調剤状況、診療科、入院病棟、患者番号、患者名、服用開始日、診療日時などの項目のデータそれぞれが記憶されている。ここで、処方箋番号は、医師の処方が記載された処方箋に対して個別に付与される識別情報である。タグ識別情報は、RFIDクリップ30のIGタグを識別する情報である。処方区分は、処方する薬が病状に対応して臨時に患者が服用するために出されたものか、あるいは定期的に患者が服用しているものかを判別する情報である。調剤状況は、調剤の処理がどの工程にあるかを示す、すなわち調剤の進捗状況を示す情報である。診療科は患者の入院している診療科目を示す情報である。入院病棟は患者の入院している病棟(位置)を示す情報である。患者番号は患者それぞれを識別する識別情報である。患者名は患者の名前である。服用開始日は、処方区分が臨時または定期のいずれであっても、処方された薬を服用した最初の日を示す情報である。診療日時は患者が診療を受けて薬の処方が行われた日を示す情報である。
図3は、図1の調剤データベース12に記憶されているRF読取機管理テーブルの構成例を示す図である。
このRF読取機管理テーブルには、図1におけるRF読取機23からRF読取機27のなどの各々のRF読取機識別情報と、それぞれ対応する工程識別情報と、この工程識別情報の示す工程名とが対応して記憶されている。
図1に戻り、カルテデータ管理サーバ13は、管理データベース14の内部に記憶されている管理データ(カルテデータ)テーブルに対し、上述した処方箋の処方箋情報に加え患者の病歴及び病状などのデータの書き込み、消去などの編集を行う。管理データベース14に記憶されている管理データテーブルには、すでに説明した処方箋情報に加えて、患者の担当医師の医師ID、患者の病名、患者の病状などの情報がカルテ番号に対応して記憶されている。
また、調剤システムサーバ11は、管理データベース14の管理テーブルに書き込まれている処方箋情報から、調剤データベース12に前回書き込んだ時間以降に処方箋情報を一定周期毎に抽出し、調剤データベース12の調剤テーブルに対して書き込む。
調剤システムサーバ11は、上述のように、調剤データベース12の調剤テーブルに処方箋情報を書き込むとともに、調剤部の調剤指示書発行プリンタ21に対して、処方箋情報が付加された印刷制御情報を出力する。
調剤指示書発行プリンタ21は、カルテデータ管理サーバ13から供給される印刷制御情報により、患者名等とともに、光学的に読み取り可能な機械読取印刷コードのパターン(以下、バーコード)により処方箋番号を処方箋及び薬袋に対して印刷する。ここで、機械コードパターンとしては、バーコード以外に、2次元コードやOCR(Optical Character Reader)コードなどを用いても良い。
紐付け装置22は、コード読取機221とRF読取機222とを備えており、バーコードの示す処方箋番号とRFIDクリップ30のRFID31のタグ識別情報との紐付けの処理を行う。
図4は、図1に示す本実施形態の調剤管理システムにおける紐付け装置22の構成例を示す図である。図4において示されているように、RFIDクリップ30は、クリップ32とRFID31とを一体化して構成されている。
コード読取機221及びRF読取機222は、例えば処方箋500を載せるテーブル台220に配設されている。処方箋番号とRFIDのタグ識別情報との紐付けの処理を行う場合、処方箋500に対して、この処方箋番号とを紐付けたいRFIDクリップ30を取り付ける。そして、RFIDクリップ30が取り付けられた処方箋500をテーブル台220に載せる。
コード読取機221は、テーブル台220上に乗せられた処方箋500に印刷されているバーコードパターン501を光学的に読み込み、このバーコードパターン501が示す処方箋番号を得る。また、コード読取機221は、処方箋500からバーコードパターン501が正常に読み取られた場合、読み取った処方箋番号を読取り信号に付加して、この読取り信号をRF読取機222に対して出力する。
RF読取機222は、パーソナルコンピュータなどの端末とRFIDリーダとから構成されている。また、RF読取機222は、コード読取機221からバーコードパターン501を読み取ったことを示す読取り信号が供給されると、すなわちコード読取機221がバーコードパターン501を読み取ったタイミングで、RFIDクリップ30に搭載されたRFID31からタグ識別情報を読み込む。また、RF読取機222は、読み取ったタグ識別情報とコード読取機221から供給された処方箋番号とを組として(紐付けして)調剤システムサーバ11へ送信する。
図1に戻り、RF読取機23は、例えば、調剤部において、カプセルや錠剤などの計数が可能な薬剤の薬袋への袋詰めする工程を行う計数調剤部門に配設されている。
RF読取機24は、調剤部において、複数種類の粉薬を処方箋の記載により所定の割合で混合させる調剤処理を行いパックに封止する処理を行い、このパックを薬袋へ袋詰めする工程を行う調剤部門に配設されている。
RF読取機25は、処方箋に記載された薬の処方が患者の病状に対応しているか否かを薬剤師が判定する工程を行う監査部門に配設されている。
RF読取機26は、処方箋に記載された薬の処方が患者の病状に対応していないと判断された場合、薬剤師から医師へ確認を行っている工程の疑義照会部門に配設されている。
RF読取機27は、薬袋が患者の担当看護師への払い出しが終了した後、薬袋から外されたRFIDクリップ30が薬剤師によって置かれると、処方箋番号とタグ識別情報との紐付ける情報を削除する。
上述したRF読取機23、RF読取機24、RF読取機25、RF読取機26及びRF読取機27の各々は、RF読取機222と同様に、パーソナルコンピュータなどの端末とRFIDリーダとから構成されている。
例えば、上述したRF読取機23、RF読取機24、RF読取機25及びRF読取機26の各々は、RFIDクリップ30により一まとめにされた処方箋及び薬袋を入れるカゴなどに配設されている。また、RF読取機27は、処方箋及び薬袋から外したRFIDクリップ30を入れるカゴなどに配設されている。
RF読取機23、RF読取機24、RF読取機25、RF読取機26及びRF読取機27の各々は、RFIDクリップ30におけるRFID31からタグ識別情報を読み込み、読み込んだタグ識別情報と自身に設定されている読取機識別情報とを、調剤システムサーバ11に対して送信する。
端末28は、調剤部門ネットワーク20に接続され、調剤システムサーバ11あるいはカルテデータ管理サーバ13を介して、調剤データテーブル及び管理データ(カルテデータ)テーブルの各々におけるデータの検索あるいは編集を行う。
上述した構成によれば、薬袋及び処方箋を一つにまとめるRFIDクリップ30にRFID31が付与されて、調剤処理の工程毎に置かれたRF読取機(RF読取機23、RF読取機24、RF読取機25、RF読取機26及びRF読取機27の各々)によりRFID31のタグ識別情報が読み取られる。これにより、RF読取機を識別するRF読取機識別番号とタグ識別情報との組み合わせからどの処方箋に対する調剤処理がいずれの工程にあるかを看護士や医師が端末から処方箋番号等を検索することにより容易に確認できる。したがって、看護師や医師から薬剤師(調剤部門)に対する電話等による問い合わせを行わなくて済むので、調剤部に対する調剤の進行状況に対する問い合わせを低減させ、薬剤師の行う調剤処理の効率化を図ることができる。
次に、図5は、本発明の一実施形態による調剤管理システムにおける処方箋番号とタグ識別情報との紐付けの動作例を示すフローチャートである。
ステップS11:
カルテデータ管理サーバ13は、患者名等と処方箋番号を示すバーコードを印刷することを指示する印刷制御情報を、調剤指示書発行プリンタ21に対して送信する。
これにより、調剤指示書発行プリンタ21は、処方箋及び薬袋の両方に対して、患者名等と処方箋番号を示すバーコードを印刷する。
ステップS12:
薬剤師は、調剤指示書発行プリンタ21により印刷された処方箋500及び薬袋とを、RFIDクリップ30によって一まとめとする。
そして、薬剤師は、RFIDクリップ30により一まとめにした処方箋500及び薬袋を、図4に示すテーブル台220に載せ、処方箋500に印刷されたバーコードパターン501をコード読取機221により読み込ませる。このとき、薬剤師は、テーブル台220に対して、コード読取機221が処方箋500に印刷されたバーコードパターンを読取り可能な位置に処方箋を載せる。
コード読取機221は、テーブル台220上の処方箋500に印刷されたバーコードパターン501を読み取る。
そして、コード読取機221は、読み取ったバーコードパターン501の示すコードを処方箋番号とし、この処方箋番号を付加した読取り信号をRF読取機222に対して出力する。
ステップS13:
RF読取機222は、処方箋番号が付加された読取り信号がコード読取機221から供給されると、テーブル台220上の処方箋500に付加されたRFIDクリップ30のRFID31からタグ識別情報を読み込む。
そして、RF読取機222は、読み込んだタグ識別情報に、コード読取機221から供給された処方箋番号を付加して、タグ識別情報と処方箋番号との紐付け処理を指示する紐付け制御情報として調剤システムサーバ11に対して送信する。
ステップS14:
調剤システムサーバ11は、RF読取機222から紐付け制御情報が供給されると、この紐付け制御情報から処方箋番号及びタグ識別情報を抽出する。
そして、調剤システムサーバ11は、抽出した処方箋番号に対応する処方箋情報を、管理データベース14の管理データテーブルから読み込む。
そして、調剤システムサーバ11は、管理データテーブルから読み込んだ処方箋情報を図2に示す調剤データベース12における調剤管理テーブルに書き込み、処方箋情報のコピーを行う。
ステップS15:
調剤システムサーバ11は、調剤データベース12の調剤管理テーブルに対し、紐付け制御情報から抽出して新たに書き込んだ処方箋情報におけるタグ識別情報の項目に対し、紐付け制御情報から抽出したタグ識別情報を書き込む。
これにより、調剤システムサーバ11は、調剤データベース12の調剤管理テーブルを用いて処方箋番号とタグ識別情報との紐付けを行う。
次に、図6は、本発明の一実施形態による調剤管理システムにおける調剤の進捗状況を提供する動作例を示すフローチャートである。すなわち、看護師や医師などがタグ識別情報と紐付けられた処方箋番号の処方箋に対する調剤工程の進捗状況を確認するための調剤管理テーブルの編集処理を、図5を用いて以下に説明する。
ステップS21:
RF読取機23、RF読取機24、RF読取機25、RF読取機26及びRF読取機27の各々は、それぞれ自身の電波が届く範囲内に置かれた(すでに述べた各部門のカゴに入れられた)RFIDクリップ30のRFID31から、このRFID31に記憶されているタグ識別情報を読み込む。
ステップS22:
薬剤師は、各部門において、RF読取機における端末(パーソナルコンピュータなど)の表示画面によって、RF読取機がRFIDクリップ30のRFID31からタグ識別情報が読めたか否かの確認を行う。
RF読取機における端末の表示画面にタグ識別情報が表示されている場合、RF読取機において、以下の紐付け処理が行われる。
すなわち、RF読取機23、RF読取機24、RF読取機25、RF読取機26及びRF読取機27の各々は、読み込んだタグ識別情報に対し、それぞれ自身のRF読取機識別情報を付加し、工程制御情報として調剤システムサーバ11に対して送信し、処理をステップS23へ進める。
一方、薬剤師は、RF読取機における端末の表示画面にタグ識別情報が表示されない場合、RFIDクリップ30のRFID31が故障していると判断し、処理をステップS1へ進める。
ステップS22:
調剤システムサーバ11は、工程制御情報が供給されると、この工程制御情報からタグ識別情報及びRF読取機識別情報を抽出する。
そして、調剤システムサーバ11は、調剤データベース12に記憶されているRF読取機管理テーブルにおいて、抽出したRF読取機識別情報と、RF消込の工程名に対応したRF読取機識別情報と一致するか否かの判定を行う。
そして、調剤システムサーバ11は、抽出したRF読取機識別情報と、RF消込の工程名に対応したRF読取機識別情報と一致しない場合、処理をステップS23へ進める。
一方、調剤システムサーバ11は、抽出したRF読取機識別情報と、RF消込の工程名に対応したRF読取機識別情報と一致した場合、処理をステップS24へ進める。
ステップS23:
調剤システムサーバ11は、調剤データベース12のRF読取機管理テーブルから、工程制御情報から抽出したRF読取機識別情報に対応して記憶されている工程名を読み出す。
そして、調剤システムサーバ11は、読み込んだRF読取機識別情報がRF消込の工程名に対応しているか否かの判定を行う。
このとき、調剤システムサーバ11は、工程名がRF消込である場合に処理をステップS30へ進め、一方、工程名がRF消込でない場合、処理をステップS24へ進める。
ステップS24:
調剤システムサーバ11は、読み込んだRF読取機識別情報が監査部門の行う監査の工程名に対応しているか否かの判定を行う。
このとき、調剤システムサーバ11は、工程名が監査である場合に処理をステップS27へ進め、一方、工程名が監査でない場合、処理をステップS25へ進める。
ステップS25:
調剤システムサーバ11は、調剤データベース12における調剤管理テーブルにおいて、工程制御情報から抽出したタグ識別情報に対応する処方箋情報を検索する。
そして、調剤システムサーバ11は、調剤データベース12における調剤管理テーブルにおいて検索された処方箋情報を、この調剤管理テーブルから読み出す。
調剤システムサーバ11は、読み出した処方箋情報を、RF読取機(RF読取機23、RF読取機24、RF読取機25の各々)に対して送信する。
これにより、RF読取機は、それぞれが有する端末の表示画面に対して、調剤システムサーバ11から送信された処方箋情報を表示する。
図7は、RF読取機(RF読取機23、RF読取機24、RF読取機25の各々)の表示画面に表示される処方箋情報の表示画像を示す図である。
処方箋情報における項目としては、調剤の中止を示す「中止」の項、「処方箋番号」の項、「処方区分」の項、「患者番号」の項、「患者氏名」の項、「服用開始日」の項、「診療科」の項などがある。この図7は、その工程の部門におけるRF読取機近傍のカゴ内に置かれている全ての処方箋の処方箋情報が表示される。
また、処方箋情報の表示画像における「中止」の項に中止が記載されている場合、薬剤師は、看護師あるいは医師が、端末15あるいは端末28などから、その処方箋に対する調剤処理を中止する指示がされたとして、その処方箋に対する調剤処理を中止する。RF読取機が配設されているそれぞれの部門にある処方箋情報を、図7に示すように表示画面に表示させることにより、薬剤師が各部門にある処方箋の状態を容易に把握することが可能となる。
ステップS26:
薬剤師は、処方箋に記載されている処方箋情報と、図7に示すRF読取機の表示画面に表示された処方箋情報とを比較し、処方箋情報の内容が双方で合っているか否かの判定を行う。
このとき、薬剤師は、処方箋情報の内容が処方箋の記載と表示画面との双方で異なっている場合、処理をステップS33へ進める。
一方、薬剤師は処方箋情報の内容が処方箋の記載と表示画面との双方で合っている場合、なにも処理を行わない。また、調剤システムサーバ11は、処理をステップS29へ進める。
これにより、薬剤師は、処方箋に記載されている処方箋情報と、端末の表示画面に表示されている処方箋情報とを比較し、処方箋情報の再確認処理を容易に行うことができる。
この再確認処理が終了した後、薬剤師は、処方箋に記載されている薬剤を薬袋に袋詰めする処理を行う。
ステップS27:
薬剤師は、処方箋情報に記載されている薬の監査を行う。この監査は、この処方箋の調剤処理を行った薬剤師と異なる薬剤師が行う。薬剤師は、再度、薬の種類・投与量・投与期間などのチェック(監査)を行う。また、薬剤師は、薬の重複投与・過剰投与・相互作用などがないか、アレルギーのある薬を使用していないかの確認を行う。そして、なんらかの問題があれば、処方した医師に問い合わせ・確認を行う。薬剤師は、医師への問い合わせを行っている際、疑義照会部門のカゴ内に、RFIDクリップ30が付加された処方箋を置き、処理をステップS28へ進める。
ステップS28:
薬剤師は、薬袋に袋詰めされた薬が処方箋の内容に合っているか否か、また医師に問い合わせた結果において処方箋が患者の病状等に合っているか否かの判定を行う。
このとき、薬袋に袋詰めされた薬が処方箋の内容に合っており、かつ処方箋が患者の病状等に合っている場合、薬の払い出しを行い。薬剤師は、RFIDクリップ30を薬袋及び処方箋から外し、看護師あるいは医師へ渡す処理を行い、外したRFIDクリップ30をRF消込の工程のカゴに入れる。また、調剤システムサーバ11は、処理をステップS29へ進める。
ステップS29:
調剤システムサーバ11は、調剤データベース12における調剤管理テーブルにおいて、工程制御情報から抽出したタグ識別情報に対応する処方箋情報を検索する。
そして、調剤システムサーバ11は、工程制御情報から抽出したタグ識別情報に対応する処方箋情報における調剤状況の項目に、調剤データベース12のRF読取機管理テーブルから読み出した工程名を書き込んで記憶させ、調剤管理テーブルの編集処理を行う。編集処理が終了すると、処理をステップS21へ戻す。
ステップS30:
調剤システムサーバ11は、調剤データベース12における調剤管理テーブルにおいて、工程制御情報から抽出したタグ識別情報に対応する処方箋情報を検索する。
そして、調剤システムサーバ11は、調剤データベース12における調剤管理テーブルから、工程制御情報から抽出したタグ識別情報に対応する処方箋情報を削除する。
これにより、調剤システムサーバ11は、調剤データベース12の調剤管理テーブルにおける処方箋番号とタグ識別情報との紐付けを解消する。この紐付けを解消した後、RFIDクリップ30は再利用され、RFID31のタグ識別情報が別の処方箋の処方箋番号と紐付けすることができる。
ステップS31:
例えば、薬剤師が端末28により、調剤システムサーバ11を介して、調剤データベース12の調剤管理テーブルの編集を行う。
すなわち、薬剤師は、調剤管理テーブルにおいて、故障したRFIDクリップ30のRFID31のタグ識別情報を、このタグ識別情報に対応する処方箋情報の項から端末28を操作することにより削除し、RFIDクリップ30のRFID31のタグ識別情報と処方箋の処方箋番号との紐付けを解消させ、処理をステップS32へ進める。
ステップS32:
薬剤師は、新たなRFIDクリップ30をテーブル台220の近傍に置き、テーブル台220上に処方箋500を乗せ、再度バーコードパターン501をコード読取機221により読み込ませる。
これにより、RF読取機222は、新たなRFIDクリップ30のRFID31からタグ識別情報を読み込み、調剤システムサーバ11に対して、紐付け制御情報を送信する。調剤システムサーバ11は、供給された紐付け制御情報から抽出した処方箋番号が、すでに調剤データベース12の調剤管理テーブルに存在していることを確認する。そして、調剤システムサーバ11は、この処方箋番号に対応してタグ識別情報が書き込まれていない場合、新たに処方箋番号と組で送信されたタグ識別情報を、すでに書き込まれている処方箋番号に対応したタグ識別情報の項に対して書き込み、タグ識別情報の変更を行うことで、RFIDクリップ30の再発行を簡単に行うことができる。。
そして、調剤システムサーバ11は、処理をステップS21へ戻す。
ステップS33:
薬剤師は、対応する処方箋の調剤処理を中止する。
また、医師及び看護師が処方箋の調剤処理の進行状況を以下のように確認する。
図8は、ナースセンターや医師の診察室に配設された端末に表示される調剤の進行状況を検索する際に、検索キーを端末に入力する入力画面である。
すなわち、看護師が端末において調剤の進行状況を確認するアプリケーションを起動すると、例えば、図8に示す表示画像が端末の表示画面に表示される。
ここで、検索キーとしては処方箋番号、患者番号、患者氏名、診療科名、病棟が示されている。
看護師が図7に示すように、検索キーとして診療科名として「産婦人科」を入力し、病棟として「南病棟3階」を入力し、実行ボタンをクリックする。これにより、端末は、「産婦人科」及び「南病棟3階」を検索キーとして、調剤データベース12の調剤管理テーブルを検索することを指示する検索制御信号を送信する。
調剤システムサーバ11は、端末から供給される検索制御信号から、検索キーとして「産婦人科」及び「南病棟3階」を抽出し、調剤データベース12の調剤管理テーブルから、診療科名が「産婦人科」であり、かつ入院病棟が「南病棟3階」である患者に対応する処方箋情報を検索する。
図9は、ナースセンターや医師の診察室に配設された端末の表示画面に表示される調剤システムサーバ11から送信される処方箋情報の表示画像を示す図である。
そして、調剤システムサーバ11は、検索された処方箋情報を調剤データベース12の調剤管理テーブルから抽出し、抽出した処方箋情報を端末に送信する。
これにより、端末は、調剤システムサーバ11から送信される処方箋情報を、図9に示す検索結果の表示画像として表示画面に表示する。
看護師は、この表示画像から、「産婦人科」の診療科にかかり、「南病棟3階」に入院している患者全ての調剤の進行状況を確認することができる。
上述した本実施形態においては、調剤処理における計数調剤、調剤あるいは監査などの各工程に配置されたRF読取機(RF読取機23、24、25、26及び27など)が、読み出したRFIDクリップ30のRFID31のタグ識別情報と自身のRF読取機識別情報とを調剤システムサーバ11に送信するため、RF読取機管理テーブルからRF読取機識別情報に対応する工程名を読み出し、調剤管理テーブルのタグ識別情報に対応する処方箋情報における調剤状況にこの工程名を書き込む。
これにより、本実施形態によれば、調剤システムサーバ11の調剤の進行状況を、調剤データベース12の調剤管理テーブルから検索するため、看護師がナースセンターに設けられた端末から、あるいは医師が診察室に設けられた端末から、検索キー(処方箋情報における各データ、例えば処方箋番号、患者番号、診療科、患者名など)を入力することにより、検索キーに対応した調剤の進行状況を容易に検索することが可能となる。
また、本実施形態によれば、看護師や医師が検索キーを入力することにより、処方箋に対応する調剤の進行状況を確認することができ、薬剤師に対して電話で調剤の進行状況を確認することが抑制され、薬剤師の調剤処理の効率を向上させることができる。
また、上述した本実施形態によれば、RFIDクリップ30のRFID31からタグ識別情報の読み出しができないなど、このRFID31に故障が発生した場合、紐付け処理を再度行うことにより対処することができ、従来例のように、処方箋及びRFIDを再度一緒に発行する必要がなく、薬剤師の手間が省け、調剤処理を効率化することができる。
また、上述した実施形態においては、紐付け装置22が、処方箋番号と紐付けるタグ識別情報を、RFIDクリップ30のRFID31に記憶されている識別情報を読み出して用いるとした。
しかしながら、紐付け装置22におけるRF読取機222をRF書込機に代え、このRF書込機に書き込まれて設定されているタグ識別情報を、RFID31に書き込み(あるいは新たなタグ識別情報を上書きさせ)、このRFID31に書き込んだタグ識別情報と処方箋番号とを紐付けるように構成しても良い。
また、RFIDクリップ30は、用途、緊急度あるいは配布先を見分けるため、クリップ32の形状あるいは色を変えて構成しても良い。例えば、薬剤師が処方箋に記載されている緊急度に合わせて、緊急度や配布先に合わせて、クリップ32の色及び形状によりRFIDクリップ30を選択して用いる。
例えば、クリップ32の色が赤であると緊急に早くの調剤する必要性のある処方箋を示し、黄色であると通常の処理の速度で調剤を行うことを示し、青であると他の調剤の処理よりも遅くなっても構わないことを示している。このように、クリップ32の色分けを行うことにより、薬剤師は、処方箋の中身を確認しなくとも、データベースにない現場独自の後付け情報を柔軟に紐付けて活用し、処方箋の調剤の各々の緊急度をビジュアルに迅速に判定することが可能となり、緊急の調剤に対する問い合わせを低減させることができ、調剤の効率化を計ることができる。
また、クリップ32の形状を配布先(診療科)により変えることにより、薬の種類も予想がつき、ビジュアル的に調剤の効率化をはかることができる。
また、クリップ32の色を配布先、形状を緊急度(例えば、鳥:高い緊急度の調剤処理、魚:通常の速度の調剤処理、亀:遅く速度の調剤処理)としても良い。
また、RFID31をクリップ32に付加する構成により、複数の薬袋が利用される場合であっても、処方箋とこれら複数の薬袋とを一体化して、調剤部の各部門間を容易に搬送させることができる。
また、RFIDクリップ30は、1個でなく複数個を1つの処方箋番号に対して紐付けても良い。例えば、上述した実施形態のRFIDクリップ30との1個目とは別に2個目のRFIDクリップ30を付加する構成としても良い。例えば、2個目のRFIDクリップ30は、患者の入院している病棟や患者の病状を示す情報など、処方箋に付加させたい各種情報に対応させるものであり、処方箋番号以外の情報と紐付けるタグ識別情報が記憶されているものである。この2個目のRFIDクリップ30のRFID31のタグ識別情報と、このタグ識別情報に紐付けられた情報との対応を示すテーブルは、調剤管理テーブルと同様に、調剤データベース12に書き込まれて記憶される。
従来のように管理部あるいは調剤部において、処方箋の発行とRFIDの発行を同時に行うと、処方箋とRFIDとを一対一で発行させることしかできない。この従来の場合、1個のRFIDが発行された後、他のRFIDの発行を行う場合、処方箋とRFIDとを同時に発行させる構成以外に他のRFIDの発行機を設ける必要がある。このため、RFIDの発行が2カ所で行われることになり、付加するRFID同士があっているなどの確認処理により現場が混乱したり、RFIDの対応の間違いが発生したりする。
しかしながら、本実施形態においては、2個目のRFIDクリップ30を紐付け装置22のテーブル台220近傍において、このテーブル台220上に処方箋500を乗せることより、処方箋番号とRFIDクリップ30のRFID31から読み込んだタグ識別情報と組にして、調剤システムサーバ11に対して送信する。調剤システムサーバ11は、供給される処方箋番号がすでに調剤管理テーブルに存在することを検出すると、処方箋識別番号に対応する処方箋情報のタグ識別情報の項に、2個目のRFIDクリップ30のRFID31から読み出したタグ識別情報を書き込む。
上述したように、本実施形態によれば、一つの処方箋番号に対して複数のタグ識別情報を、処方箋番号とタグ識別情報との対応を間違えることなく容易に設定することができる。
この2個目のタグ識別情報を使用において、例えば調剤管理テーブルとは異なる他のテーブルを用意し、この2個目のタグ識別情報と処方箋情報以外に処方箋に付与したい情報とを対応付けて記憶させ、タグ識別情報に対応して読み出す構成とする。
また、上述した実施形態において、調剤システムサーバ11及びカルテデータ管理サーバ13の2つのサーバを有する構成としたが、カルテデータ管理サーバ13に対して調剤システムサーバ11の機能を持たせ、調剤データベース12における各テーブルを管理データベース14に設け、1つのサーバ、1つのデータベースにより、調剤管理システムを構成するようにしても良い。
また、本実施形態においては、RFID搭載物品保持手段として、RFID31がクリップ32に搭載されたRFIDクリップ30を用いて説明した。しかしながら、RFID31を搭載したRFID搭載物品保持手段としては、本実施形態におけるクリップ32だけでなく、ピン、バインダ、剥離可能な粘着剤保持部材等、処方箋500に対してRFID31を容易に付加できる構成を用いても良い。
また、図1における調剤システムサーバ11の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより調剤管理テーブルの管理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
以上、この発明の実施形態を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
10…管理部門ネットワーク
11…調剤システムサーバ
12…調剤データベース
13…カルテデータ管理サーバ
14…管理データベース
15,28…端末
20…調剤部門ネットワーク
21…調剤指示書発行プリンタ
22…紐付け装置
23,24,25,26,27,222…RF読取機
30…RFIDクリップ
31…RFID
32…クリップ
220…テーブル台
221…コード読取機

Claims (1)

  1. 処方箋に記載される処方箋情報を管理するカルテデータ管理サーバと、
    前記処方箋及び薬を入れる薬袋に前記処方箋情報と、当該処方箋の処方箋番号を示す機械読取印刷コードのパターンとを印刷する、調剤部に配置された調剤指示書発行プリンタと、
    前記パターンを読み込むことで得た処方箋番号と、前記処方箋及び前記薬袋を一まとめにするRFID搭載物品保持手段に付加されたRFIDから読み出したID識別情報とを紐付ける、調剤部に配置された紐付け装置と
    を備えることを特徴とする調剤管理システム。
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