JP2014091446A - 車両用シート - Google Patents

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Abstract

【課題】シートクッション20に対するシートバック10の相対角度を調整可能とするようにリクライニング機構16、17が設けられ、シートクッション20に対する相対角度を小さくする方向にシートバック10を付勢するスプリング18、19が設けられた車両用シートにおいて、シートバック10を持ち上げる方向にアシスト力を付与することにより、シートクッション20上に折り畳まれたシートバック10を持ち上げる際の操作荷重を軽減する。
【解決手段】スプリング18、19による付勢力とは反対方向の力をシートバック10に付与し、シートバック10がシートクッション20に対する相対角度を小さくされた前倒し状態から着座位置へ向けて持ち上げる場合において、シートバック10の自重とスプリング18、19による付勢力とを合わせた力よりも小さい力を発生するアシストスプリング35を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、シートクッションに対するシートバックの相対角度を調整可能とするようにリクライニング機構が設けられ、シートクッションに対する相対角度を小さくする方向にシートバックを付勢する付勢手段が設けられた車両用シートに関する。
上述のような車両用シートの使用形態として、所謂チルトダウンシートやフォールドダウンシートがある。これらシートでは、シートバックがシートクッション上に折り畳まれる。このときシートバックには付勢手段によるばね力が働いている。下記特許文献1には、チルトダウンシートやフォールドダウンシートとして使用される車両用シートの骨格構造が示されている。
特開2012−17051号公報
チルトダウンシートやフォールドダウンシートでは、シートクッション上に折り畳まれたシートバックを着座位置へ向けて持ち上げる際は、シートバックの重力と共に上記ばね力に打ち勝つ操作力を必要とし、操作荷重が重いという問題がある。
このような問題に鑑み本発明の課題は、シートバックを持ち上げる方向にアシスト力を付与することにより、シートクッション上に折り畳まれたシートバックを持ち上げる際の操作荷重を軽減することにある。
本発明の第1発明は、シートクッションに対するシートバックの相対角度を調整可能とするようにリクライニング機構が設けられ、シートクッションに対する相対角度を小さくする方向にシートバックを付勢する付勢手段が設けられた車両用シートにおいて、前記付勢手段による付勢力とは反対方向の力をシートバックに付与し、シートバックがシートクッションに対する相対角度を小さくされた前倒し状態から着座位置へ向けて持ち上げる場合において、シートバックの自重と前記付勢手段による付勢力とを合わせた力よりも小さい力を発生するアシスト手段を備えることを特徴とする。
第1発明によれば、付勢手段による付勢力とは反対方向の力をシートバックに付与するアシスト手段を備えるため、前倒し状態とされたシートバックを着座位置へ向けて持ち上げる際の操作荷重を軽減することができる。
一方、アシスト手段により付与されるアシスト力は、前倒し状態とされたシートバックの自重と付勢手段による付勢力とを合わせた力よりも小さい力に設定されているため、シートバックは前倒しされた状態から何らの操作なしにアシスト力により持ち上げられてしまうことはなく、シートバックを前倒し状態としたときには、その状態に安定して維持することができる。
本発明の第2発明は、上記第1発明において、前記付勢手段は、前記リクライニング機構が設けられたシートバックのヒンジ部に設けられ、前記アシスト手段は、前記リクライニング機構が設けられたヒンジ部に対して並列配置されたシートバックの別のヒンジ部に設けられ、前記アシスト手段によるアシスト力を、シートバックが前倒し状態から着座位置へ向けて所定角度だけ持ち上げられるまでの範囲内でのみシートバックに対して付与するように制限するアシスト力キャンセル機構を備えることを特徴とする。
リクライニング機構が設けられたヒンジ部には、付勢手段によりシートバックを前倒しする方向に付勢力が付与され、別のヒンジ部には、アシスト手段によりシートバックを前倒し状態から着座位置へ向けて持ち上げる方向のアシスト力が付与されているため、これらの力が同時に付与された場合には、シートバックの骨格は、互いに並列配置されたヒンジ部で捩じられるような力を受けることになる。しかし、第2発明によれば、アシスト手段によるアシスト力が、アシスト力キャンセル機構によって、シートバックの前倒し状態から着座位置へ向けて所定角度持ち上げられるまでの範囲に制限されているため、シートバックが捩じられる力を受ける範囲を少なくすることができる。
本発明の第3発明は、上記第2発明において、前記リクライニング機構及び付勢手段は、互いに対を成すシートバックのヒンジ部に設けられ、前記アシスト手段は、前記互いに対を成すヒンジ部のうちの一方に対して隣接して並列配置されたシートバックの別のヒンジ部に設けられ、前記アシスト力キャンセル機構の所定角度は、前記リクライニング機構のロック作動領域よりもシートクッションに対するシートバックの相対角度の小さい範囲に設定されていることを特徴とする。
対を成すシートバックのヒンジ部に、それぞれリクライニング機構及び付勢手段が設けられ、それらヒンジ部の一方に隣接して並列配置された別のヒンジ部にアシスト手段が設けられ、付勢手段による付勢力とアシスト手段によるアシスト力とが同時にシートバックに付与された場合には、対を成すヒンジ部のうち一方のヒンジ部に他方のヒンジ部に比べてアシスト力の影響が強く作用するため、対を成すヒンジ部の設けられたシートバックが捩じられて、対を成すリクライニング機構のロック角度が互いにずれてしまう恐れがある。
第3発明によれば、リクライニング機構のロック領域では、アシスト力キャンセル機構によりシートバックに対してアシスト力は付与されないため、リクライニング機構のロック領域においてシートバックがアシスト力に基づいて捩じられることはなく、この捩じれが原因で一対のリクライニング機構のロック角度が互いにずれることを防止することができる。
本発明の一実施形態の主要部の斜視図である。 図1に示す実施形態の側面図である。 上記実施形態の主要部の分解斜視図である。 本発明の特徴部分である上記実施形態のアシスト手段及びアシスト力キャンセル機構の拡大分解斜視図である。 図4に示す本発明の特徴部分の側面図である。 図4に示す本発明の特徴部分の背面図である。 図5におけるVII−VII線断面図である。 図5におけるVIII−VIII線断面図である。
図1〜3は、本発明の一実施形態を示し、この実施形態は、一般的にハッチバックタイプの車両の2列目シートに適用される6−4分割シートの6側シートである。なお、図1〜3では、シートの骨格部分のみを示し、この骨格部分に被せられるクッションパッドやシート表皮は図示を省略している。
シートバック10は、シートクッション20に対してヒンジ部10A〜10Cを中心に回動して角度調整可能に構成され、ヒンジ部10A、10Bには、リクライニング機構16、17及びスプリング18、19(本発明の付勢手段に相当)が設けられている。具体的には、ヒンジ部10A、10Bは、それぞれバックヒンジ14、15とクッションヒンジ23、24を備えており、バックヒンジ14、15とクッションヒンジ23、24との間に、それぞれリクライニング機構16、17が挟んで設けられ、リクライニング機構16、17のロック角度の変更により、バックヒンジ14、15とクッションヒンジ23、24を介して、シートクッション20に対するシートバック10の相対角度が調整可能とされている。スプリング18、19は、渦巻ばねから成り、渦巻ばねの内端がクッションヒンジ23、24に結合され、渦巻ばねの外端がバックヒンジ14、15に結合され、シートクッション20に対するシートバック10の相対角度を小さくする方向にシートバック10を付勢している。なお、リクライニング機構16、17は、図示を省略した一つのロック解除レバーを操作することにより2つが同期してロック解除されるように構成されている。
シートバック10の骨格は、概ね門型に形成されたパイプフレーム11の端部11Aに金属板を屈曲成形して成る板フレーム12が溶接固定され、端部11Bにはヒンジ部10Cのバックヒンジ32が溶接固定され、更に端部11Aと11Bとの間のパイプフレーム11に金属板を屈曲成形して成る板フレーム13が溶接固定されて構成されている。板フレーム12の他端はバックヒンジ14に溶接固定され、板フレーム13の他端はバックヒンジ15に溶接固定されている。
クッションヒンジ23、24の他端は、それぞれクッションフレーム21、22に溶接固定され、バックヒンジ32に対してヒンジ結合されたクッションヒンジ31の他端は、パイプフレーム25に溶接固定されて、シートクッション20が構成されている。パイプフレーム25の他端は、シートクッション20の前方側で直角に折り曲げられ、その先端がクッションフレーム21の上に固定され、その途中がクッションフレーム22の上に固定されている。
クッションフレーム21、22は、それぞれ下端部がスライド機構26、27を介して、図示を省略した車両フロアに固定されている。従って、シートクッション20は、スライド機構26、27によって前後スライド自在とされている。
図4〜8は、ヒンジ部10Cの部分を拡大して示している。バックヒンジ32の中心開口にはスペーサ33、ピン34が順次嵌め込まれ、バックヒンジ32から突出するピン34の先端は、更にクッションヒンジ31の開口部に挿入されてカシメられている。これによりクッションヒンジ31に対してバックヒンジ32がスペーサ33及びピン34を中心に回動自在に結合されている。ピン34は割りピン構造を成し、その先端のスリット内に渦巻ばねから成るアシストスプリング35の内端が嵌合されている。一方、アシストスプリング35の外端は、バックヒンジ32のアーム部32Aに係合されている。従って、バックヒンジ32はアシストスプリング35の付勢力(アシスト力)によりクッションヒンジ31に対してピン34を中心に回動されるように構成されている。
クッションヒンジ31上でバックヒンジ32に隣接する位置には、スプリングサポート36が溶接固定され、スプリングサポート36のアーム部36Aがバックヒンジ32のアーム部32Aに隣接して配置されている。そのため、バックヒンジ32のアーム部32Aに係合されたアシストスプリング35の外端は、スプリングサポート36のアーム部36Aにも係合されている。従って、バックヒンジ32に対するアシストスプリング35による付勢力は、アシストスプリング35の外端がスプリングサポート36のアーム部36Aに係合された位置で制限されることになる。スプリングサポート36は本発明におけるアシスト力キャンセル機構に相当する。
以上のように構成されているため、図1のように、シートバック10が着座位置にある状態で、リクライニング機構16、17のロック解除レバーを操作すると、リクライニング機構16、17のロックが解除され、スプリング18、19の付勢力によりシートバック10がシートクッション20との相対角度を小さくするように前倒れする。その結果、シートバック10はシートクッション20の上に折り畳まれることになる。
このとき、ヒンジ部10Cのバックヒンジ32もシートバック10と共に図5において矢印Fの方向に回動するため、バックヒンジ32のアーム部32Aによってアシストスプリング35を成す渦巻ばねは巻き締められ、シートバック10に対して、これを持ち上げる方向にアシスト力を発生させる。そのため、シートクッション20上に折り畳まれたシートバック10を着座位置に向けて持ち上げ操作をする際、シートバック10の自重とスプリング18、19の付勢力とに打ち勝つ操作力が必要となるところ、アシストスプリング35によるアシスト力が働いているため、そのアシスト力に相当する分の操作力が軽減され、小さな力で操作することができるようになる。
なお、アシストスプリング35によるアシスト力は、シートバック10がシートクッション20上に折り畳まれた状態で、シートバック10の自重とスプリング18、19の付勢力とを合わせた力よりも小さい力を発生するように調整されている。この調整は、シートバック10がシートクッション20上に折り畳まれた状態で安定的に維持され、且つシートクッション20上に折り畳まれたシートバック10を着座位置に向けて持ち上げる操作を力の弱い子供でも容易に可能な程度とされる。
以上の実施形態によれば、スプリング18、19による付勢力とは反対方向の力をシートバック10に付与するアシストスプリング35を備えるため、シートクッション20上に折り畳まれ前倒し状態とされたシートバック10を着座位置へ向けて持ち上げる際の操作荷重を軽減することができる。
上述のように、リクライニング機構16、17が設けられたヒンジ部10A、10Bには、スプリング18、19によりシートバック10を前倒しする方向に付勢力が付与され、別のヒンジ部10Cには、アシストスプリング35によりシートバック10を前倒し状態から着座位置へ向けて持ち上げる方向のアシスト力が付与されている。このため、これらの力が同時に付与された場合には、シートバック10の骨格を成すパイプフレーム11、板フレーム12、13、バックヒンジ14、15、32は、互いに並列配置されたヒンジ部10A〜10Cで捩じられるような力を受けることになる。しかし、上述の実施形態によれば、アシストスプリング35の外端がスプリングサポート36のアーム部36Aに係合することによって、アシストスプリング35によるアシスト力が、シートバック10の前倒し状態から着座位置へ向けて所定角度持ち上げられるまでの範囲に制限されているため、シートバック10が捩じり力を受ける範囲を少なくすることができる。
図5は、シートバック10を前倒し状態から着座位置へ向けて持ち上げたとき、リクライニング機構16、17が最初にロックされるバックヒンジ32の位置を示している。この位置からバックヒンジ32が図5の矢印のR方向(シートバック10を後方に倒す方向)に回動する一定角度範囲がリクライニング機構16、17のロック作動領域(任意の角度位置でリクライニング機構16、17をロックさせて、シートクッション20に対するシートバック10の相対角度を調整することができる領域)であり、この領域では、図5に示されるとおり、アシストスプリング35の外端がスプリングサポート36のアーム部36Aに係合した状態であり、アシストスプリング35によるアシスト力はバックヒンジ32に対して付与されない。換言すると、バックヒンジ32が図5の位置から角度αだけ矢印のF方向に前倒れした位置では、バックヒンジ32のアーム部32Aにアシストスプリング35の外端が係合して、その位置より前倒れした側では、アシストスプリング35の外端とスプリングサポート36のアーム部36Aとの係合が解除されるため、アシストスプリング35によるアシスト力はバックヒンジ32に対して付与されることになる。
即ち、アシストスプリング35の外端がスプリングサポート36のアーム部36Aに係合して、アシストスプリング35によるアシスト力がバックヒンジ32に対して付与されなくなる角度位置は、リクライニング機構16、17のロック作動領域よりもシートクッション20に対するシートバック10の相対角度の小さい範囲に設定されている。
上述実施形態のように、対を成すヒンジ部10A、10Bに、それぞれリクライニング機構16、17及びスプリング18、19が設けられ、ヒンジ部10Bに隣接して並列配置された別のヒンジ部10Cにアシストスプリング35が設けられ、スプリング18、19による付勢力とアシストスプリング35によるアシスト力とが同時にシートバック10に付与される場合には、ヒンジ部10Bにヒンジ部10Aに比べてアシスト力の影響が強く作用するため、シートバック10の骨格を成すパイプフレーム11、板フレーム12、13、バックヒンジ14、15、32が捩じられて、対を成すリクライニング機構16、17のロック角度が互いにずれてしまう恐れがある。
しかし、上述のように、リクライニング機構16、17のロック作動領域では、シートバック10に対してアシストスプリング35によるアシスト力は付与されないため、リクライニング機構16、17のロック作動領域においてシートバック10がアシスト力に基づいて捩じられることはなく、この捩じれが原因で一対のリクライニング機構16、17のロック角度が互いにずれてしまうことを防止することができる。
図3において、41はバックボードであり、周知のようにシートバック10の背面に固定される。また、42は着座乗員のためのアームレストであり、収納状態において、板フレーム13とパイプフレーム11の端部11Bとの間のスペースに収納され、使用状態では、シートバック10の前方に突出されるように配置されている。更に、37、38はシールドであり、シールド37はバックヒンジ32に固定されてシートバック10の内側でアシストスプリング35を被い、アシストスプリング35が周辺のものと干渉しないようにしている。シールド38は、図1に示されるように、クッションヒンジ31の側部を被い、見栄えを良くしている。なお、図1において、シールド38は透視して示されている。
図1〜3には、以上では説明していない各種の部品が示されているが、本発明とは直接関係ない部品であるため、説明は省略する。
以上、特定の実施形態について説明したが、本発明は、それらの外観、構成に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲で種々の変更、追加、削除が可能である。例えば、
1.付勢手段及びアシスト手段は、上記実施形態のようなスプリングに限定されず、ガスダンパ、オイルダンパなど他の弾性体を用いることができる。
2.上記実施形態では、6−4分割シートの6側シートに本発明を適用した場合を示したが、6−4分割シートの4側シートに適用しても良いし、1人掛け用の一般的なセパレートタイプのシートに適用しても良い。また、3人掛けのベンチタイプのシートに適用しても良い。上記4側シートやセパレートタイプのシートに適用した場合は、シートバックのヒンジ部が2箇所である場合が一般的であるため、リクライニング機構及び付勢手段は、片側のヒンジ部に設置され、アシスト手段は別のヒンジ部に設置される。また、ベンチタイプのシートに適用した場合は、ヒンジ部は3箇所以上となる場合が一般的であるため、リクライニング機構及び付勢手段は、両外側のヒンジ部に設置され、アシスト手段は両外側のヒンジ部の間に挟まれたヒンジ部に設置される。
3.上記実施形態では、付勢手段はリクライニング機構が設けられたヒンジ部に設けられ、アシスト手段はリクライニング機構が設けられたヒンジ部に対して並列配置された別のヒンジ部に設けられたが、付勢手段及びアシスト手段は、シートバックに対して付勢力及びアシスト力を付与すれば設置場所は任意の場所とすることができる。
10 シートバック
10A、10B、10C ヒンジ部
11 パイプフレーム
11A、11B 端部
12、13 板フレーム
14、15 バックヒンジ
16、17 リクライニング機構
18、19 スプリング(付勢手段)
20 シートクッション
21、22 クッションフレーム
23、24 クッションヒンジ
25 パイプフレーム
26、27 スライド機構
31 クッションヒンジ
32 バックヒンジ
32A アーム部
33 スペーサ
34 ピン
35 アシストスプリング(アシスト手段)
36 スプリングサポート(アシスト力キャンセル機構)
36A アーム部

Claims (3)

  1. シートクッションに対するシートバックの相対角度を調整可能とするようにリクライニング機構が設けられ、
    シートクッションに対する相対角度を小さくする方向にシートバックを付勢する付勢手段が設けられた車両用シートにおいて、
    前記付勢手段による付勢力とは反対方向の力をシートバックに付与し、シートバックがシートクッションに対する相対角度を小さくされた前倒し状態から着座位置へ向けて持ち上げる場合において、シートバックの自重と前記付勢手段による付勢力とを合わせた力よりも小さい力を発生するアシスト手段を備えることを特徴とする車両用シート。
  2. 請求項1において、
    前記付勢手段は、前記リクライニング機構が設けられたシートバックのヒンジ部に設けられ、前記アシスト手段は、前記リクライニング機構が設けられたヒンジ部に対して並列配置されたシートバックの別のヒンジ部に設けられ、
    前記アシスト手段によるアシスト力を、シートバックが前倒し状態から着座位置へ向けて所定角度だけ持ち上げられるまでの範囲内でのみシートバックに対して付与するように制限するアシスト力キャンセル機構を備えることを特徴とする車両用シート。
  3. 請求項2において、
    前記リクライニング機構及び付勢手段は、互いに対を成すシートバックのヒンジ部に設けられ、前記アシスト手段は、前記互いに対を成すヒンジ部のうちの一方に対して隣接して並列配置されたシートバックの別のヒンジ部に設けられ、
    前記アシスト力キャンセル機構の所定角度は、前記リクライニング機構のロック作動領域よりもシートクッションに対するシートバックの相対角度の小さい範囲に設定されていることを特徴とする車両用シート。
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