JP2014091370A - 電子連動装置 - Google Patents

電子連動装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2014091370A
JP2014091370A JP2012241955A JP2012241955A JP2014091370A JP 2014091370 A JP2014091370 A JP 2014091370A JP 2012241955 A JP2012241955 A JP 2012241955A JP 2012241955 A JP2012241955 A JP 2012241955A JP 2014091370 A JP2014091370 A JP 2014091370A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
interlocking
logic
unit
storage unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012241955A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideaki Fujii
英明 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2012241955A priority Critical patent/JP2014091370A/ja
Publication of JP2014091370A publication Critical patent/JP2014091370A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)

Abstract

【課題】信頼性の向上を図ることが可能な電子連動装置を得る。
【解決手段】連動図表データ10aを生成する連動図表データ生成部40と、結線論理データ20aを生成する結線論理データ生成部41と、連動図表データ10aおよび結線論理データ20aを結合して連動論理データ42aを生成する連動論理データ生成部42と、連動論理データ生成部42を保持する記憶部50と、記憶部50に保持された連動論理データ生成部42に従って連動処理を実行する連動処理部80と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、信号機、転てつ機、および軌道回路を含む複数の設備を連鎖させて制御する電子連動装置に関する。
鉄道においては、列車を安全かつ効率的に制御するため、列車が運転を開始する前に、所定の転てつ機が転換されることにより目的の進路が構成され、列車が通過し終わるまではこの転てつ機が転換されないこと、さらにこの進路を支障する他の進路が構成されないこと等が必要である。そのため、線路ごとに対応して設けられる信号機間、信号機と進路に関係する転てつ機の間、列車と信号と転てつ機の間などに連鎖を設けると共に、信号機等の機器の相互間には「鎖錠」の関係(一方の機器を取り扱った場合には他方の機器を取り扱うことが出来ないようにすること)を付加することが必要である。このような機能を「連動機能」といい、連動機能をマイクロコンピュータにより実現する装置が電子連動装置である。
例えば下記特許文献1に示される従来の電子連動装置は、連動図表をベースとした連動プログラム方式を実行する連動論理処理部と、結線図をベースとした結線論理入力方式を実行する雑回路処理部とを備えている。そして、連動論理処理部は連動論理標準プログラムと駅別データ(駅固有の設備に関するデータ)とを有し、雑回路処理部は結線論理処理プログラムと結線論理データとを有している。
このように従来の電子連動装置は、連動プログラム方式を用いて連動論理処理を行うと共に、結線論理入力方式を用いて雑回路処理を行うことにより、連動処理を実行するように構成されている。なお、雑回路処理とは、標準の連動処理以外の処理であり、例えば連動図表には記載されていない駅構内の踏切制御条件を出力するための処理である。
特開2007−307975号公報
ただし、従来の電子連動装置では、例えば連動図表や電気結線図が更新されてバージョンが異なる複数の駅別データと結線論理データとが存在する場合、駅別データと結線論理データの入力が人手により行われるため、これらのデータの組み合わせの取違いが生じる虞がある。従って、電子連動装置にはバージョンが異なるデータが入力され、電子連動装置の信頼性が損なわれる可能性がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、信頼性の向上を図ることが可能な電子連動装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、信号機、転てつ機、および軌道回路を含む複数の設備を連鎖させて制御する電子連動装置であって、連動図表に記される設備の連動論理をデータ化すると共に、このデータを管理する情報を付した第1のデータを生成する第1のデータ生成部と、前記連動図表以外の図表に記される設備の連動論理をデータ化すると共に、このデータを管理する情報を付した第2のデータを生成する第2のデータ生成部と、前記第1のデータ生成部で生成された第1のデータの管理情報と前記第2のデータ生成部で生成された第2のデータの管理情報とに基づいて、前記第1のデータおよび前記第2のデータを結合して連動論理データを生成する連動論理データ生成部と、前記連動論理データを記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶された連動論理データに従って連動処理を実行する連動処理部と、を備えたことを特徴とする。
この発明によれば、連動図表データおよび結線論理データを結合した1つの連動論理データを生成するようにしたので、信頼性の向上を図ることができるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態1にかかる電子連動装置の構成を模式的に示す図である。 図2は、連動図表および電気結線図の一例を示す図である。 図3は、連動論理データ生成部の構成例を示す図である。 図4は、従来の電子連動装置の構成を示す図である。 図5は、本発明の実施の形態2にかかる電子連動装置の構成を模式的に示す図である。 図6は、図5に示される連動論理データ生成部の構成例を示す図である。
以下に、本発明にかかる電子連動装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかる電子連動装置100の構成を模式的に示す図である。図1には、電子連動装置100と、電子連動装置100の端末である表示制御盤90と、現場機器60とが示されている。また、図1には、電子連動装置100で用いられる制御論理(連動論理)を図表により示した連動図表10および電気結線図20が示されている。
図2は、連動図表10および電気結線図20の一例を示す図である。連動図表10は、駅構内設備(信号機や転てつ機など)を制御する電子連動装置100の連動論理を図表により示したものである。電気結線図20は、連動図表10に記されていない設備(例えば踏切制御装置など)の結線状態を表したものである。
図2(a)には連動図表10の一例が示され、連動図表10は、図2(a)上側に示されるような配線略図と、図2(a)下側に示されるような連動表とで構成される。配線略図は例えば駅構内の線路の配線や信号機などの設備の設置位置を図で表したものである。連動表には、現場機器の連動論理(連動条件)が記されており、例えば信号機などの機器に割り当てられた信号制御や接近鎖錠に関する条件が表形式で表されている。図2(b)には電気結線図20の一例が示されている。なお、電気結線図20に記される設備の連動条件に関しても、連動表と同様に表形式で表されるが、図2では記載を省略している。
以下、電子連動装置100の構成を説明する。図1において、電子連動装置100は、主たる構成として、連動図表データ生成部40、結線論理データ生成部41、連動論理データ生成部42、記憶部50、入出力部70、および連動処理部80を有して構成されている。
表示制御盤90は、例えば、駅ホームの信号取扱所に設置されている。表示制御盤90では進路・転てつ機に対する設定要求が行われ、また表示制御盤90には上述した配線略図が表示される。現場機器60は、軌道回路、列車の進行方向を転換するための転てつ機、列車の進行・停止の制御を行う信号機、およびATSなどである。
記憶部50は、連動図表データ生成部40および結線論理データ生成部41で使用される連動論理データ変換プログラムや、連動処理機能を実現するための連動処理プログラムなどを記憶するROMと、連動論理データ生成部42で生成された連動論理データ42aなどを記憶するRAMと、連動処理部80が連動処理を実行する作業用のRAMとを有して構成されている。なお、記憶部50には、これらのプログラムやデータ以外にも、例えば、連動処理部80の論理判断で使用される情報(例えば列車の在線状況を表す路線状態情報や、進路開通や線路閉鎖などの進路制御情報)なども記憶されている。
連動処理部80は、記憶部50に記憶された連動処理プログラムにしたがって動作し、記憶部50に記憶された路線状態情報と進路制御情報とに基づいて、表示制御盤90からの進路・転てつ機設定要求90aに従って現場機器60を操作可能か否か判断する。操作可能な場合、連動処理部80は、現場機器60の動作を制御する機器制御データ80aを生成して入出力部70に出力する。
入出力部70は、現場機器60と連動処理部80との間で送受信される信号のレベル変換を行う。例えば、現場機器60から送信されたアナログ信号を連動処理部80が扱えるデジタル信号に変換し、連動処理部80から送信された低いレベルの信号(機器制御データ80aなど)を現場機器60が制御可能な信号に変換する。
連動図表データ生成部40は、所定のプログラム(例えば記憶部50に記憶された第1の連動論理データ変換プログラム)を用いて、連動図表10に記載される要素を所定の変換規則に従って論理式の形式に展開することにより、連動図表10から連動図表データ10a(第1のデータ)を生成する。連動図表データ10aは、連動図表10に表現される各駅固有の連動条件を反映した論理を記述したデータであり、連動処理部80における連動処理(信号機の表示制御など)を実現するために必要なデータである。なお、連動図表10に表現される連動条件は、図示しない入力手段(キーボードやマウスなど)を用いて入力される。
また、連動図表データ10aには例えば更新日時やバージョン情報などの管理情報が付与されており、管理情報が付与された連動図表データ10aが、後述する連動図表データ記憶部32に記憶される。
結線論理データ生成部41は、所定のプログラム(例えば記憶部50に記憶された第2の連動論理データ変換プログラム)を用いて、電気結線図20に記載される要素を所定の変換規則に従って論理式の形式に展開することにより、電気結線図20から結線論理データ20a(第2のデータ)を生成する。なお、電気結線図20に記載される要素は、連動図表10と同様に図示しない入力手段を用いて入力される。
また、結線論理データ20aには例えば更新日時やバージョン情報などの管理情報が付与されており、管理情報が付与された結線論理データ20aが、後述する結線論理データ記憶部33に記憶される。
結線論理データ20aは、連動図表10に記載されていない雑回路処理(例えば踏切制御装置の制御など)を実現するために必要なデータであり、第1の結線論理データ20a1と第2の結線論理データ20a2とで構成される。第1の結線論理データ20a1は、連動処理が実行される前に実行する必要がある第1の雑回路処理の論理を記述したデータである。第2の結線論理データ20a2は、連動処理の実行結果に従って実行する必要がある第2の雑回路処理の論理を記述したデータである。なお、雑回路処理とは、例えば記憶部50に記憶された結線論理処理プログラムにより実行される機能である。
図3は、連動論理データ生成部42の構成例を示す図である。
データ結合部34は、例えば、連動図表データ記憶部32に記憶されたデータの管理情報と、結線論理データ記憶部33に記憶されたデータの管理情報とを照合し、例えば管理情報がバージョン情報である場合、最新バージョンの連動図表データ10aと、最新バージョンの結線論理データ20aを結合し、このデータを連動論理データ42aとして記憶部50に記憶する。
より具体的には、データ結合部34は、第1の結線論理データ20a1と連動図表データ10aと第2の結線論理データ20a2とを、この順序で結合して連動論理データ42aを生成する。すなわち、データ結合部34は、連動処理が実行される前に実行する必要がある雑回路処理の論理(20a1)と、各駅固有の連動条件を反映した論理(10a)と、連動処理の実行結果に従って実行する必要がある雑回路処理の論理(20a2)とを、順序立てて結合する。
図4は、従来の電子連動装置100Aの構成を示す図である。電子連動装置100Aは、連動図表をベースとした連動プログラム方式を実行する連動論理処理部40Aと、結線図をベースとした結線論理入力方式を実行する雑回路処理部41Aと、インターフェーステーブル91と、データ入出力処理部93と、連動ステータスモニタ92とを備えている。
連動論理処理部40Aは連動論理標準プログラム40A1と駅別データ40A2(上記の連動図表データ10aに相当)とを有する。また、雑回路処理部41Aは結線論理処理プログラム41A1と結線論理データ41A2(上記の結線論理データ20aに相当)とを有する。そして、インターフェーステーブル91は、連動論理処理部40Aと雑回路処理部41Aとの間で相互に参照可能な内部ステータスを展開し、データ入出力処理部93は、内部ステータスデータを連動ステータスモニタ92へ出力する。なお、連動プログラム方式とは、連動論理を機能単位に標準プログラム化し、連動図表で表現される各駅固有の連動条件を連動データとして与えることで連動論理処理を実現する方式である。また、結線論理入力方式とは、結線論理を論理式に変換し、ソフトウェア上で実行する方式である。
ただし、従来の電子連動装置100Aでは、例えば連動図表10や電気結線図20が更新されて、バージョンが異なる複数の駅別データ40A2と結線論理データ41A2とが存在する場合、駅別データ40A2と結線論理データ41A2の入力が人手により行われるため、これらのデータの組み合わせの取違いが生じる虞がある。すなわち、連動論理処理部40Aと雑回路処理部41Aには、異なるバージョンのデータが入力される虞があり、その結果、所望の連動処理を実現することができず、電子連動装置の信頼性が損なわれる可能性がある。
本実施の形態の電子連動装置100では、データ結合部34により各記憶部に記憶された連動図表データ10aと結線論理データ20aが1まとまりのデータに結合されるため、バージョンが異なる複数のデータが存在する場合でも所望の連動処理を実現することができ、電子連動装置100の信頼性の向上を図ることができる。
以下、動作を説明する。連動図表データ生成部40と結線論理データ生成部41で生成された連動図表データ10aと結線論理データ20aは、連動図表データ記憶部32および結線論理データ記憶部33に記憶される。各記憶部に記憶されたデータがデータ結合部34において1まとまりのデータに結合され、結合されたデータは連動論理データ42aとして記憶部50に記憶された後に、連動処理部80の連動処理に用いられる。連動処理部80では、この連動処理結果が機器制御データ80aとして生成され、機器制御データ80aは入出力部70を介して現場機器60に入力される。
以上に説明したように、本実施の形態の電子連動装置100は、信号機、転てつ機、および軌道回路を含む複数の設備(現場機器60)を連鎖させて制御する電子連動装置100であって、連動図表10に記される設備の連動論理をデータ化すると共に、このデータを管理する情報を付した第1のデータ(連動図表データ10a)を生成する第1のデータ生成部(連動図表データ生成部40)と、連動図表以外の図表(電気結線図20)に記される設備の連動論理をデータ化すると共に、このデータを管理する情報を付した第2のデータ(結線論理データ20a)を生成する第2のデータ生成部(結線論理データ生成部41)と、第1のデータ生成部で生成された第1のデータの管理情報と第2のデータ生成部で生成された第2のデータの管理情報とに基づいて、第1のデータおよび第2のデータを結合して連動論理データ42aを生成する連動論理データ生成部42と、連動論理データ42aを記憶する記憶部50と、記憶部50に記憶された連動論理データ42aに従って連動処理を実行する連動処理部80と、を備えるようにしたので、連動図表データ10aおよび結線論理データ20aが結合されて1つの連動論理データ42aが生成されるため、バージョンが異なる複数のデータが存在する場合でも所望の連動処理を実現することができ、電子連動装置100の信頼性の向上を図ることができる。
実施の形態2.
図5は、本発明の実施の形態2にかかる電子連動装置200の構成を模式的に示す図である。実施の形態1との相違点は連動論理データ生成部42の代わりに連動論理データ生成部42Aが用いられている点である。連動図表データ記憶部32および結線論理データ記憶部33に用いられる不揮発メモリ(例えばフラッシュROM、EEPROMなど)には、書き換え回数に上限があり、上限に達すると記憶されているデータが保障されなくなる。また、書き換え寿命に達しない場合でも、メモリセルの電荷漏れなどにより記憶されているビットが変化する「ビット化け」が生じることがある。このようなビット化けが発生した場合、連動論理データ42aが化けて連動処理に異常をきたす虞がある。本実施の形態は、このようなデータのビット化け対策の一例を示すものである。以下、実施の形態1と同一部分には同一符号を付してその説明を省略し、ここでは異なる部分についてのみ述べる。
図6は、図5に示される連動論理データ生成部42Aの構成例を示す図である。連動論理データ生成部42Aには、連動図表データ記憶部32、および結線論理データ記憶部33、データ結合部34の組が3組設けられると共に、各データ結合部34からの連動論理データ42aの多数決を取る多数決処理部35が設けられている。
多数決処理部35は、各データ結合部34からの連動論理データ42a同士が一致するか否かの多数決処理を行い、全てのデータが一致する場合には連動論理データ42aを記憶部50に記憶し、いずれか1つのデータが不一致の場合には一致しないデータが各データ結合部34の何れのものであるかを示すエラーパターン(エラーデータ)を記憶部50に記憶する。
以下、動作を説明する。連動図表データ生成部40で生成された連動図表データ10aは連動図表データ記憶部32に記憶され、結線論理データ生成部41で生成された結線論理データ20aは、結線論理データ記憶部33に記憶される。各記憶部に記憶されたデータの中から識別情報が一致するデータは、各データ結合部34において1まとまりのデータに結合される。これらの結合されたデータは、全て一致する場合には連動論理データ42aとして記憶部50に記憶された後に、連動処理部80の連動処理に用いられる。連動処理部80では、この連動処理結果が機器制御データ80aとして生成され、機器制御データ80aは入出力部70を介して現場機器60に入力される。
このように実施の形態2にかかる第3の連動論理データ生成部(42A)は、第1のデータ(10a)および第2のデータ(20a)を結合して連動論理データ42aを生成する少なくとも3つのデータ結合部34と、各データ結合部34から読み出された連動論理データ42aが一致するか否かの多数決処理を行い、全てのデータが一致する場合には連動論理データ42aを記憶部50に記憶する多数決処理部35と、を備えるように構成されている。この構成により、ビット化けが発生していない連動論理データ42aのみが記憶部50に記憶されるため、電子連動装置200の信頼性をより向上させることができる。
なお、実施の形態2では、多数決処理によって連動論理データ42aの正常性を確認する例を説明したが、実施の形態2は、これに限定されるものではなく、例えば1ビットのエラー訂正、2ビットのエラー検知が可能なECC(Error Checking and Correction)と呼ばれる誤り訂正方式を採用してもよい。例えば、連動論理データ生成部42Aは、第1のデータ(10a)を記憶する第1の記憶部(32)と、第2のデータ(20a)を記憶する第2の記憶部(33)と、第1の記憶部(32)から読み出した第1のデータ(10a)と、第2の記憶部(33)から読み出した第2のデータ(20a)とのエラーの有無を検出してエラー訂正を行うと共に、これらのデータ(10a,20a)を結合して連動論理データ42aを生成するデータ結合部34と、を備えるように構成してもよい。この構成により、連動論理データ42aにエラーが生じている場合でも、エラー訂正後の連動論理データ42aが記憶部50に記憶されるため、電子連動装置200の信頼性をより向上させることができる。
なお、本実施の形態に示した電子連動装置は、本発明の内容の一例を示すものであり、更なる別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、一部を省略する等、変更して構成することも可能であることは無論である。
以上のように、本発明は、電子連動装置に適用可能であり、特に、信頼性の向上を図ることができる発明として有用である。
10 連動図表、10a 連動図表データ、20 電気結線図、20a,41A2 結線論理データ、20a1 第1の結線論理データ、20a2 第2の結線論理データ、32 連動図表データ記憶部、33 結線論理データ記憶部、34 データ結合部、35 多数決処理部、40 連動図表データ生成部、40A 連動論理処理部、40A1 連動論理標準プログラム、40A2 駅別データ、41 結線論理データ生成部、41A 雑回路処理部、41A1 結線論理処理プログラム、42,42A 連動論理データ生成部、42a 連動論理データ、50 記憶部、60 現場機器、70 入出力部、80 連動処理部、80a 機器制御データ、90 表示制御盤、90a 進路・転てつ機設定要求、91 インターフェーステーブル、92 連動ステータスモニタ、93 データ入出力処理部、100,100A,200 電子連動装置。

Claims (3)

  1. 信号機、転てつ機、および軌道回路を含む複数の設備を連鎖させて制御する電子連動装置であって、
    連動図表に記される設備の連動論理をデータ化すると共に、このデータを管理する情報を付した第1のデータを生成する第1のデータ生成部と、
    前記連動図表以外の図表に記される設備の連動論理をデータ化すると共に、このデータを管理する情報を付した第2のデータを生成する第2のデータ生成部と、
    前記第1のデータ生成部で生成された第1のデータの管理情報と前記第2のデータ生成部で生成された第2のデータの管理情報とに基づいて、前記第1のデータおよび前記第2のデータを結合して連動論理データを生成する連動論理データ生成部と、
    前記連動論理データを記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶された連動論理データに従って連動処理を実行する連動処理部と、
    を備えたことを特徴とする電子連動装置。
  2. 前記連動論理データ生成部は、
    前記第1のデータおよび前記第2のデータを結合して前記連動論理データを生成する少なくとも3つのデータ結合部と、
    前記各データ結合部から読み出された連動論理データが一致するか否かの多数決処理を行い、全てのデータが一致する場合には前記連動論理データを前記記憶部に記憶する多数決処理部と、を有することを特徴とする請求項1に記載の電子連動装置。
  3. 前記連動論理データ生成部は、
    第1のデータを記憶する第1の記憶部と、
    第2のデータを記憶する第2の記憶部と、
    第1の記憶部から読み出した第1のデータと第2の記憶部から読み出した第2のデータとのエラーの有無を検出してエラー訂正を行うと共に、これらのデータを結合して前記連動論理データを生成するデータ結合部と、を有することを特徴とする請求項1に記載の電子連動装置。
JP2012241955A 2012-11-01 2012-11-01 電子連動装置 Pending JP2014091370A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012241955A JP2014091370A (ja) 2012-11-01 2012-11-01 電子連動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012241955A JP2014091370A (ja) 2012-11-01 2012-11-01 電子連動装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014091370A true JP2014091370A (ja) 2014-05-19

Family

ID=50935783

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012241955A Pending JP2014091370A (ja) 2012-11-01 2012-11-01 電子連動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014091370A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06321106A (ja) * 1993-05-19 1994-11-22 Nippon Signal Co Ltd:The 電子連動装置
JP2007249976A (ja) * 2006-03-17 2007-09-27 Alstom Transport Sa システムの安全性を確保する分散制御システムと、制御プロセス

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06321106A (ja) * 1993-05-19 1994-11-22 Nippon Signal Co Ltd:The 電子連動装置
JP2007249976A (ja) * 2006-03-17 2007-09-27 Alstom Transport Sa システムの安全性を確保する分散制御システムと、制御プロセス

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4563212B2 (ja) 電子連動システム及び試験装置と試験方法
US20210349443A1 (en) Method and apparatus for the computer-aided creation and execution of a control function
US10229036B2 (en) Software update of non-critical components in dual safety-critical distributed systems
JP2006277624A (ja) データ照合装置及び方法
JP2013175118A (ja) 制御装置、及びそのメモリ故障検出方法、その自己診断方法
JP6440563B2 (ja) 試験装置および試験方法
US8959252B2 (en) Method for configuring a field device and corresponding system for parameterization
JP2014091370A (ja) 電子連動装置
JP2007254034A (ja) エレベータの制御装置
JP2015200971A (ja) 改竄検知機能を備えた制御システム
JP6149393B2 (ja) 通信カプラ、情報処理装置、制御方法およびプログラム
CN111124418B (zh) 一种基于vcp冗余代码的通信数据超时判断方法
JP6647996B2 (ja) 連動データ検証装置及び連動データ設計検証システム
JPWO2016207939A1 (ja) 列車運行管理システムおよび鉄道設備手動制御方法
JP5906145B2 (ja) 伝送装置、伝送システム、及びその自己診断方法
ES2919925T3 (es) Sistema de control de tráfico de trenes y método para llevar a cabo operaciones críticas para la seguridad dentro de un sistema de control de tráfico de trenes
JP2013149134A (ja) ソースコードの静的解析装置、システム、方法、及びそのためのプログラム
JP4905981B2 (ja) ネットワーク方式連動システムの現場機器のアドレス設定方法
JP4972192B2 (ja) 鉄道信号システム及び鉄道信号制御用の電子連動システム
JP4812546B2 (ja) 送信装置,受信装置及び通信システム
JP2007257386A (ja) 車両の電子制御装置用データの検証方法及び検証システム
Bate et al. Better, faster, cheaper, and safer too—Is this really possible?
JP2019018688A (ja) 旅客案内装置、旅客案内システム及び旅客案内方法
JP6356325B1 (ja) リレー制御装置
JP6407836B2 (ja) 適応データ出力装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140715

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150529

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150602

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150729

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20151124