JP2014088675A - 太陽電池パネル用架台の脚部連結構造 - Google Patents

太陽電池パネル用架台の脚部連結構造 Download PDF

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Abstract

【課題】太陽電池パネル用架台を支持する脚部を、簡単かつ迅速に高さ調整可能にし、以って太陽電池パネル用架台の設置を効率的かつローコストに実現可能にする。
【解決手段】太陽電池パネルを搭載する架台を支持する複数本の脚部Aが、角筒状の支柱14と杭16とから構成され、杭16の上端部において対抗する一対の側壁16a、16bには、第1のL字状金具25の垂直片25aが当接されてボルト止めされ、一方、第1のL字状金具25が取り付けられる前記杭16の側壁16a、16bとは異なる側の、前記支柱14の下端部において対向する一対の側壁14a、14bに、第2のL字状金具26の垂直片26aが当接されてボルト止めされ、第1のL字状金具25の水平上片25bと第2のL字状金具26の水平下片26bとがボルト・ナット30、31によって連結される。
【選択図】図4

Description

本発明は、太陽電池パネルを傾斜状態で支持する太陽電池パネル用架台の脚部を、地中に一部を埋設される杭とこれに連結される支柱とを連結したものによって構成した太陽電池パネル用架台の脚部連結構造に関するものである。
太陽電池パネルは太陽エネルギを電気エネルギに変換するものであるから、太陽光の受光効率の高い地域や建造物が選定され、その選定された地域の地上に、あるいは建造物上に太陽電池パネルを搭載する架台が設置される。また、太陽電池パネルは常に風雨や強い紫外線など自然環境に晒される。従って、例えば複数の太陽電池パネルが広域の地上に直接設置された場合に、強風を受けて太陽電池パネルが太陽電池パネル用架台とともに浮き上がったり、転倒したりすることがある。
このため、太陽電池パネルのかかる浮き上がりや転倒を防止するために、従来から架台を支持する脚部の下端を、地中に打設したコンクリート基礎中に埋設するものが広く採用されている。しかし、このコンクリート基礎による脚部の固定構造にあっては、地面の掘削やコンクリートの打設などの作業が大掛かりになり、施行コストが高くなるほか、敷地を別の用途に転用する際に、そのコンクリート基礎の除去作業や廃棄作業に費用が掛かり、不経済かつ現実的でないという不都合があった。
一方、従来の太陽電池パネルを保持する架台を支える脚部として、先端にかえしを有する矢じり部を設けた杭を用いるものが提案されている。この杭は所定の深さまで地中に打ち込み、該杭の途中に、該杭の径より大きい径の支持部を設けて該支持部を埋設するように構成される。そして、この支持部に前記架台を保持する支柱を設け、前記杭で風による引抜き荷重を支え、前記支持部で太陽電池パネル等の荷重を支えるようにしている(例えば、特許文献1参照)。
これによれば、前記杭を所定の深さだけ地中に打ち込み、その後に杭の途中に支持部を固定させるものであるからその作業は簡単なものであり、作業コストは安価なものとなる。また、風荷重による引き抜き荷重はやじり部のかえしによって支えられるので、支持部は支柱のみを支えればよく、従って、支持部の重さを重くする必要がなく、しかも大きくしなくてよいので、支持部を埋設するための地中の掘削は僅かなものでよいとしている。
特開平05‐003335号公報
しかしながら上述した従来の太陽電池パネルの架台は、解決すべき以下の問題を有している。即ち、架台を支持する脚部である支柱および杭は一体で長尺であるため、地中への打込み作業は土木機械を用いるなど、地中への打込み作業が面倒で大掛かりになる。また、前記支持部の貫通孔内への支柱の挿通作業、貫通孔と支柱との間隙にコンクリートを充填するなどの面倒で非効率の作業が必要で、結局架台の設置工事に長期間を費やすととなっていた。
また、一般に架台の傾きは、この架台の施行現場ごとに異なるため、地中から地上まで一本の脚部をその施行現場に合った長さに工場生産することが困難で、施工現場に合った長さに調整する必要が生じた場合など、その調整作業に手間取り、結局架台設置の作業効率を悪くするという不都合があった。太陽電池パネルの設置には、架台設置工数を削減することが重要であり、この課題設置工数の削減は、太陽電池パネルの敷設コストの大部分を占める工事日数の短縮およびトータルコストの削減に寄与するものである。
本発明はかかる従来の問題点を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、架台の脚部を支柱と杭とに分けることで、杭の地中への打込み作業を容易化できるとともに、地中に打込んだ杭に支柱を継ぎ足すことで、太陽電池パネルの設置条件、設置角度などについて施行現場に合った架台の施工を効率的かつローコストに実施できる太陽電池パネル用架台の脚部連結構造を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明にかかる太陽電池パネル用架台の脚部連結構造は、太陽電池パネルを搭載する架台を支持する複数本の脚部が、その架台を支持する複数本の筒状の支柱と、下部が地中に埋設されて、前記支柱に連結される角筒状の杭とから構成され、該杭の上端部において対向する一対の側壁には、垂直片と水平上片とからなる第1のL字状金具の当該垂直片が当接され、これらの当接部位において各垂直片が前記側壁にボルト止めされ、一方、前記第1のL字状金具が取り付けられる側とは異なる側の、前記支柱の下端部において対向する一対の側壁に、垂直片と水平下片とからなる第2のL 字状金具の当該垂直片が当接され、これらの当接部位において各垂直片が前記側壁にボルト止めされ、前記第1のL字状金具の水平上片と第2のL字状金具の水平下片とがボル・ナットによって連結されてなることを特徴とする。
この構成によれば、支柱および杭が角筒状断面を有するため、杭の地中への打込み作業が容易、迅速となり、打ち込まれた杭の周囲を囲む土砂およびその角筒内に浸入した土砂により、この杭を地中に硬く保持でき、地上でこの杭に連結される支柱を安定的に支持することできる。また、この杭のうち地上に露出した部位には、太陽光の照射方向(角度)など施行現場に合った、つまり太陽電池パネルの傾斜角度にあった各支柱の高さを、第1のL字状金具および第2のL字状金具のボルト・ナットを用いた連結構造によって、簡単かつ迅速に調整および設定でき、結果として架台の設置およびこの架台への太陽電池パネルの設置を効率的かつローコストに実現できる。
この場合において、第1のL字状金具の水平上片および第2のL字状金具の水平下片に設けられたボルト通し孔を長孔とすることにより、支柱とこれに連結する杭の中心軸が相互に僅かずれることがあっても、これらのボルト通し孔にボルトを確実に通すことができ、このボルトおよびナットによる第1のL字状金具および第2のL字状金具の連結を確実にし、以って支柱と杭の連結作業を容易かつ速やかに実施することができる。
本発明によれば、杭の地中への打込み作業を容易化、迅速化して、打ち込まれた杭を地中に硬く保持でき、地上において支柱を安定的に支持することできる。また、太陽電池パネルの傾斜角度に合った各支柱の高さ調整を施工現場で実施でき、第1のL字状金具および第2のL字状金具のボルト・ナットを用いた連結構造によって、その高さを安定的に保持できる。さらに大掛かりなコンクリート基礎などの打設工事などをすることなく、簡単かつ迅速に架台の設置および傾きの調整ができ、結果として太陽電池パネル用架台の設置を効率的かつローコストに実現できる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に発明を実施するための最良の形態を、添付の図面を参照して詳細に説明する。
本発明の実施形態における太陽電池パネル用架台を示す側面図である。 図1における脚部連結部材を分解して示す斜視図である。 図1における太陽電池パネル用架台の一部を拡大して示す側面図である。 図1における脚部の連結構造を示す斜視図である。 図4における脚部の連結構造を90度の角度隔てた方向から見た状態を示す斜視図である。 図1におけるL字状金具を示す正面図である。 図6におけるL字状金具を示す平面図である。 図6に示したL字状金具のX‐X線断面図である。 図7におけるL字状金具の取り付け構造を一部破断して示す正面図である。 図7における締結部材を示す斜視図である。 図10における締結部材によるL字状金具の取付手順を示す要部の平断面図である。 図10における締結部材によるL字状金具の取付手順を示す要部の平断面図である。 図10における締結部材によるL字状金具の取付手順を示す要部の平断面図である。 図10における締結部材によるL字状金具の取付手順を示す要部の平断面図である。 図10における締結部材によるL字状金具の取付手順を示す要部の平断面図である。 図10における締結部材によるL字状金具の取付手順を示す要部の平断面図である。
以下、本発明の一実施の形態による太陽電池パネル搭載用架台の脚部連結構造を、図1乃至図16を参照して説明する。
図1は本実施形態における太陽電池パネル搭載用架台の全体を概念的に示す。この太陽電池パネル搭載用架台は太陽電池パネル11を支持する支持台(架台)12と、この支持台12を例えば4箇所で支持金具13により支持する角筒状の支柱14と、これらの支柱14に脚部連結金具15を用いて連結され、この支柱14と同幅の角筒状の杭16と、を備えて構成される。支柱14および杭16は支持台12を地上に支持するための脚部Aを構成している。
支柱14および杭16は前述のように角筒状の鋼管などからなり、断面形状およびサイズはともに等しい。これらのうち支柱14は対向する一対の側壁14a、14bに、図2に示すような所定サイズの丸孔(取付孔)17が所定間隔で横一列に2個宛有する。一方、杭16は対向する一対の側壁16a、16bであって、前記丸孔17とは垂直方向に重ならない位置に、所定間隔で所定サイズの丸孔(取付孔)18が横一列に2個宛有する。かかる脚部Aは、周知のあらゆる形態の支持台12および太陽電池パネル11の支持に採用可能である。
一方、支持台12を支柱14に支持させるための前記支持金具13は、図3に示すように、C字型金具19と、このC字型金具19の上部片19aに一体に設けられて垂直に起立する起立片20とからなる。このC字型金具19の垂直片19bは支柱14の上端部側面に当接され、この垂直片19bおよび支柱14の側壁を水平方向に貫通するボルト21にナット22がねじ込まれることで、このC字型金具19は支柱14に、図3に示すように固定される。
さらに、前記起立片20は支持台12のフレーム12aの外側面に当接され、固定ピン(またはボルト)23を用いて回動可能にまたは固定的にそのフレーム12aの外側面に取り付けられている。なお、この支柱14に対する支持台12の取り付けには、上記以外の周知の支持構造を任意に用いることができる。また、図1において、前後の支柱14、14間には補強のための補強梁24が架設されている。この補強梁24と支柱14、14との連結には、ボルト・ナット等の周知の結合手段が用いられる。
図4および図5は、支柱14と杭16とを連結して脚部Aを構成するための脚部連結部材(脚部連結金具)15を示す。ここで、図5は、図4に示したものを90度の角度に向きを変えて見た斜視図である。この脚部連結部材15は杭16の上端に取り付けられる2つの第1のL字状金具25と、支柱14の下端に取り付けられる2つの第2のL字状金具26とからなる。第1のL字状金具25および第2のL字状金具26は、図6〜図8に示すように、所定サイズの剛性の高い鋼板をL字状に折り曲げて成形したものであり、全長が角筒状の支柱14および杭16の各一辺の長さ(幅)を十分に超えるサイズとなっている。
これらの第1のL字状金具25および第2のL字状金具26は同一形状、同一サイズをなし、それぞれが垂直片25a、26aと水平片25b、26bとからなる。垂直片25a、26aには、図6に示すように2個の丸孔(取付孔)27が穿設され、水平片25b、26bには、図7に示すように2個の長孔28が穿設されている。ここで2個の丸孔27は支柱14や杭16の各一辺の長さ(幅)内に収まる位置に横一列に配置され、2個の長孔28は支柱14や杭16の各一辺の長さ(幅)を超える位置に横一列に配置されている。
この第1のL字状金具25および第2のL字状金具26からなる脚部連結金具15は、次のようにして杭16および支柱14に組み付けられる。先ず、脚部Aを構成する杭16上端部の側壁16a、16bのそれぞれに対し、図2に示すように各一のL字状金具25を第1のL字状金具としてこれを天地逆にし、さらに水平片25bを上にしてその垂直片25aを当接する。このとき垂直片25aに設けられた丸孔27と側壁16a、16bに設けられた丸孔18の位置を合わせる。
続いて、図9に示すように、両端部にねじ部32aが施されたコ字状の締結部材32(図10参照)の当該両端部を、杭16の内側から側壁16a、16bの各丸孔18および垂直片25aの丸孔27に通し、その垂直片25aから外へ突出したねじ部32aにナット29をねじ込んで締め付ける。これにより、杭16に第1のL字状金具25がしっかり固定される。
次に、支柱14下端部の側壁14a、14bのそれぞれに、図2および図4に示すように、別に用意されたL字状金具26を第2のL字状金具として水平片26bを下にして、その垂直片26aを当接する。このとき、垂直片26aに設けられた丸孔27と支柱14に設けられた丸孔17との位置会わせをする。
そして、両端部にねじ部32aが施された前記コ字状の締結部材32の当該両端部を、支柱14の内側から側壁14a、14bの各丸孔17およびL字状金具26の丸孔27に通し、その垂直片26bから外に突出したねじ部32aにナット29をねじ込んで締め付ける。これにより第2のL字状金具26が図4、図5および図9に示すように支柱14にしっかり固定される。
続いて、杭16の上端面に対し支柱14の下端面を衝き合わせるようにして、第1のL字状金具25の水平片(以下、水平上片という)25b上に、第2のL字状金具26の水平片(以下、水平下片という)26bを重ね合わせる。そして、これらの水平上片25bおよび水平下片26bに穿設した各長孔28にボルト30を通し、その端部にナット31をねじ込んで締め付ける。
これにより、水平上片25bおよび水平下片26bが互いに固く連結され、杭16と支柱14とが一体接続される。これにより支持台12を支持するための、図1、図4および図5に示すような一本の脚部Aが構成される。この脚部Aの構成は、支持台12を支持する支柱14の設置本数分実施される。
図11〜図16は、第弐のL字状金具26を支柱14に固定する手順を示す。なお、第1のL字状金具25を杭6に固定する手順も同様にして実施可能であるが、ここではその重複する説明を省略する。先ず、支柱14の側面(図では、上面)に、第2のL字形金具26の垂直片26aを図11に示すように当接する。このとき支柱14の丸孔17に対し第2のL字形金具26の丸孔27を合致させる。ここで、締結部材32を用意し、図11に示すように、各ねじ部32aを丸孔27に対向させる。
次に、締結部材32の一方のねじ部32aをその先端部から丸孔27およびこれに連通する丸孔17を介して、図12に示すように、支柱14内に挿入する。この挿入時には他方のねじ部32aが第2のL字状金具26の水平下片26bに干渉するため、連結部32bは大きく傾く。
丸孔27、17は締結部材32の太さに対して十分に余裕があるサイズであり、さらにねじ部32aと連結部32bとが連続するコーナ部分Pは、これの外周側が円滑な円弧面となっているため、前記丸孔17、27内で摺動可能である。
続いて、前記ねじ部32aが支柱14内の奥方向(矢印方向)に入り込むように、締結部材32を図13に示す矢印方向に回動操作する。この回動操作によって、コーナ部分Pは丸孔17、27を通して支柱14内に入り込み、図13に示すように、連結部32bがこれらの丸孔17、27内に位置することとなる。
次に、締結部材32のねじ部32aが前記もう一方の丸孔17、27に差し掛かる位置付近で、この締結部材32を図14の矢印方向に回動操作する。このとき、ねじ部32aが前記丸孔17に臨む(対向する)ように、丸孔27を通して垂直片26aの外から看取しながら、締結部材32を回動操作する。
続いて、ねじ部32aと連結部32bとのコーナ部Pをもう一方の丸孔17、27に近接するように締結部材32を回動操作するとともに、そのねじ部32aの先端を丸孔17、27に図14に示すように挿し入れる。これにより、ねじ部32aがもう一方のねじ部32aとともに、図15に示すように、垂直片32aの外側に突出することとなる。
そこで、この状態を維持して、その垂直片26aの外側に突出した各ねじ部32aに変形性スリーブ33を挿通し、これを介在してナット34を各ねじ部32aにねじ込む。そして、これらのナット34の締め込みによって、図16に示すように、第2のL字状金具26を支柱14に確実に固定することができる。なお、この他の第2のL字状金具26および第1のL字状金具25の支柱14および杭16に対する取り付けも、上記同様の手順で実施可能である。
以上のように、本実施形態の太陽電池パネル搭載用架台の脚部連結構造は、地中に下端部を埋設した杭16に対し、地形や太陽照射環境に応じた角度で支持台12を地上に設立するための支柱14を、これの長さを施工現場で任意に選定して連結することができ、これをL字状金具25、26やコ字状の締結部材32、ボルト・ナットなどの小形部品を用いて現場組み立てすることで、脚部Aの構成部品の運搬、収納を容易化でき、支持台12の設置作業を容易化、効率化できる。また、溶接などの作業を伴わないので各構成部品に錆を発生することがない。さらにコンクリート基礎の打設などの大掛かりな工事も排除でき、施工コストを大幅に削減できることとなる。
本発明の太陽電池パネル搭載用架台の脚部連結構造は、支持台の脚部を支柱と杭とに分けることで、杭の地中への打込み作業を容易化できるとともに、地中に打込んだ杭に支柱を継ぎ足すことで、太陽電池パネルの設置条件、設置角度などについて施行現場にあった支持台の施工を効率的かつローコストに実施できるという効果を有し、太陽電池パネルを傾斜状態で支持する太陽電池パネル用架台の脚部を、地中に一部を埋設される杭とこれに連結される支柱とを連結したものによって構成した太陽電池パネル用架台の脚部連結構造等に有用である。
11… 太陽電池パネル、12…支持台、13…支持金具、14…支柱、15…脚部連結金具、16…杭、17,18…丸孔、19…C字型金具、20…起立片、21…ボルト、22…ナット、23…固定ピン、24…補強梁、25…第1のL字状金具、25b…水平上片(水平片)、26…第2のL字状金具(水平片)、25a,26a…垂直片、25b,26b…水平片、27…丸孔、28…長孔、29,31,34…ナット、30…ボルト、32…締結部材、33…変形性スリーブ
前述した目的を達成するために、本発明にかかる太陽電池パネル用架台の脚部連結構造は、太陽電池パネルを搭載する架台を支持する複数本の脚部が、その架台を支持する複数本の筒状の支柱と、下部が地中に埋設されて、前記支柱に連結される角筒状の杭とから構成され、該杭の上端部において対向する一対の側壁には、垂直片と水平上片とからなる第のL字状金具の当該垂直片が当接され、これらの当接部位において各垂直片が前記側壁にボルト止めされ、一方、前記第のL字状金具が取り付けられる側とは異なる側の、前記支柱の下端部において対向する一対の側壁に、垂直片と水平下片とからなる第2のL字状金具の当該垂直片が当接され、これらの当接部位において各垂直片が前記側壁にボルト止めされ、前記第1のL字状金具の水平上片と第2のL字状金具の水平下片とがボル・ナットによって連結されてなることを特徴とする。

Claims (2)

  1. 太陽電池パネルを搭載する架台を支持する複数本の脚部が、その架台を支持する複数本の筒状の支柱と、下部が地中に埋設されて、前記支柱に連結される角筒状の杭とから構成され、
    該杭の上端部において対向する一対の側壁には、垂直片と水平上片とからなる第1のL字状金具の当該垂直片が当接され、これらの当接部位において各垂直片が前記側壁にボルト止めされ、
    一方、前記第1のL字状金具が取り付けられる側とは異なる側の、前記支柱の下端部において対向する一対の側壁に、垂直片と水平下片とからなる第2のL 字状金具の当該垂直片が当接され、これらの当接部位において各垂直片が前記側壁にボルト止めされ、
    前記第1のL字状金具の水平上片と第2のL字状金具の水平下片とがボルト・ナットによって連結されてなることを特徴とする太陽電池パネル用架台の脚部連結構造。
  2. 前記ボルト・ナットによって連結される第1のL字状金具の水平上片および前記第2のL字状金具の水平下片のボルト通し孔が、長孔であることを特長とする請求項1記載の太陽電池パネル搭載用架台の脚部連結構造。
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