JP2014088132A - 制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】内燃機関のみを稼働させている状態から電動機を稼働させる状態へと遷移するための条件を最適化して、より一層の燃料の有効利用を図る。
【解決手段】内燃機関のみを稼働させて走行しているとき、その内燃機関の出力が電動機の最大出力以下であることを条件として、内燃機関のみによる走行から電動機のみによる走行に切り換える一方、その内燃機関の出力が電動機の最大出力を超えている場合には、内燃機関の出力を減少させることで当該内燃機関による走行の燃費率が現在の燃費率よりも良化することを条件として、内燃機関の出力を減少させるとともに電動機を稼働させて出力のアシストを行うこととした。
【選択図】図3

Description

本発明は、車軸を駆動する駆動源として内燃機関及び電動機が搭載されたハイブリッド車両を制御する制御装置に関する。
内燃機関が車軸を回転駆動する出力を電動機によりアシストし、または電動機が内燃機関を代替して車軸を回転駆動することができるハイブリッド車両が既知である(例えば、下記特許文献を参照)。
従来、電動機の出力は、運転者によるアクセルペダルの踏込量や車両の車速等に応じて決定している。しかし、このような手法では、必ずしも最大の燃費低減効果を得られない。例えば、内燃機関の熱効率が比較的良好な運転領域において電動機を稼働させ、内燃機関の出力を削減するモータアシストを行うと、そのときの燃料消費量は低下するものの、内燃機関の熱効率は却って悪化し、総体として燃費が良化するとは限られない。
特開平06−048222号公報
本発明は、内燃機関のみを稼働させている状態から電動機を稼働させる状態へと遷移するための条件を最適化して、より一層の燃料の有効利用を図ることを所期の目的としている。
本発明では、車軸を駆動する駆動源として内燃機関及び電動機が搭載されたハイブリッド車両を制御するものであって、内燃機関のみを稼働させて走行しているとき、その内燃機関の出力が電動機の最大出力以下であることを条件として、内燃機関のみによる走行から電動機のみによる走行に切り換える一方、その内燃機関の出力が電動機の最大出力を超えている場合には、内燃機関の出力を減少させることで当該内燃機関による走行の燃費率が現在の燃費率よりも良化することを条件として、内燃機関の出力を減少させるとともに電動機を稼働させて出力のアシストを行うことを特徴とする制御装置を構成した。
なお、内燃機関のみを稼働させて走行しているとき、その内燃機関の出力が電動機の最大出力以下であったとしても、内燃機関による走行の燃費率または燃料消費率が判定閾値と比較してより良い値である場合には内燃機関のみによる走行を続行することが好ましい。
また、内燃機関の出力を減少させるとともに電動機を稼働させて出力のアシストを行うとき、内燃機関の出力を徐々に減少させつつ電動機の出力を徐々に増大させ、当該内燃機関による走行の燃費率が極値となったときの出力に内燃機関及び電動機を維持するようにしてもよい。
本発明は、内燃機関のみを稼働させている状態から電動機を稼働させる状態へと遷移するための条件を最適化して、より一層の燃料の有効利用を図ることができる。
本発明の一実施形態における内燃機関の概略構成を示す図。 同実施形態における内燃機関及びモータジェネレータの関係を模式的に示す図。 同実施形態の制御装置が実施する処理の手順例を示すフロー図。 同実施形態の制御装置が実施する処理の手順例を示すフロー図。
本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。図1に、本実施形態における車両用内燃機関100の概要を示す。本実施形態における内燃機関100は、火花点火式の4ストロークエンジンであり、複数の気筒1(図1には、そのうち一つを図示している)を具備している。各気筒1の吸気ポート近傍には、燃料を噴射するインジェクタ11を設けている。また、各気筒1の燃焼室の天井部に、点火プラグ12を取り付けてある。点火プラグ12は、点火コイルにて発生した誘導電圧の印加を受けて、中心電極と接地電極との間で火花放電を惹起するものである。
吸気を供給するための吸気通路3は、外部から空気を取り入れて各気筒1の吸気ポートへと導く。吸気通路3上には、エアクリーナ31、電子スロットルバルブ32、サージタンク33、吸気マニホルド34を、上流からこの順序に配置している。
排気を排出するための排気通路4は、気筒1内で燃料を燃焼させた結果発生した排気を各気筒1の排気ポートから外部へと導く。この排気通路4上には、排気マニホルド42及び排気浄化用の三元触媒41を配置している。
図2に示すように、本実施形態における内燃機関100には、モータジェネレータ110が付随している。このモータジェネレータ110は、内燃機関100のクランクシャフト10ひいては車両の車軸(そして、駆動輪)を回転駆動する電動機(スタータ、セルモータまたはアシストモータ)としての機能と、クランクシャフト10から駆動力の伝達を受けて発電する発電機としての機能とを両備する。
クランクシャフト10及び車軸を回転駆動する場合、モータジェネレータ110は車載のバッテリ(図示せず)から電力の供給を受ける。翻って、クランクシャフト10により回転駆動されて発電する場合には、その発電した電力を同バッテリに充電することができる。特に、モータジェネレータ110は、車両が減速するときに回生制動を行い、車両の運動エネルギを電気エネルギとして回収する。
本実施形態における内燃機関100及びモータジェネレータ110を搭載した車両は、いわゆるハイブリッド車両である。モータジェネレータ110は、巻掛伝動装置を介して内燃機関100のクランクシャフト10の一端側と接続している。内燃機関100と車軸とを繋ぐトランスミッション120は、クランクシャフト10の他端側に設置する。また、モータジェネレータ110と同じ側の外側壁に、エアコンディショナの冷媒圧縮用のコンプレッサ130を配設している。
モータジェネレータ110は、例えばインナーロータ方式のもので、永久磁石を有するロータと、ロータの外周面に対向するコイルを有するステータとを要素としてなる。ロータは、ロータ軸111の外周に固着している。ロータ軸111及びクランクシャフト10には、それぞれプーリ(または、スプロケット)112、101が固着しており、これらプーリ112、101に巻き掛けたベルト(または、チェーン)113によって、クランクシャフト10とロータ軸111との間で相互に(双方向に)回転駆動力を伝達する。
コンプレッサ130もまた、巻掛伝動装置を介して内燃機関100のクランクシャフト10の一端側と接続している。コンプレッサ130の入力軸132及びクランクシャフト10には、それぞれプーリ(または、スプロケット)133、102が固着しており、これらプーリ133、102に巻き掛けたベルト(または、チェーン)134によって、クランクシャフト10から入力軸132に回転駆動力を伝達する。ベルト134は、コンプレッサ130以外の補機である潤滑油ポンプ(図示せず)や冷却水ポンプ(図示せず)等にも駆動力を伝達することがある。なお、コンプレッサ130と入力軸132との間には、断接切換可能なマグネットクラッチ131が介在しており、エアコンディショナを稼働しないときには当該クラッチ131を切断する。
本実施形態の制御装置たるECU(Electronic Control Unit)0は、プロセッサ、メモリ、入力インタフェース、出力インタフェース等を有したマイクロコンピュータシステムである。
入力インタフェースには、車両の実車速を検出する車速センサから出力される車速信号a、クランクシャフト10の回転角度及びエンジン回転数を検出するエンジン回転センサから出力されるクランク角信号(N信号)b、アクセルペダルの踏込量またはスロットルバルブ32の開度をアクセル開度(運転者が要求する出力、いわば要求負荷)として検出するセンサから出力されるアクセル開度信号c、シフトレバーのレンジを知得するためのセンサ(シフトポジションスイッチ)から出力されるシフトレンジ信号d、吸気通路3(特に、サージタンク33)内の吸気温及び吸気圧を検出する温度・圧力センサから出力される吸気温・吸気圧信号e、機関100の冷却水温を検出する水温センサから出力される冷却水温信号f、吸気カムシャフトまたは排気カムシャフトの複数のカム角にてカム角センサから出力されるカム角信号(G信号)g、車載のバッテリの充電状態を示すバッテリ電圧、バッテリ電流及びバッテリ温度を検出するセンサから出力されるバッテリ信号h等が入力される。
出力インタフェースからは、点火プラグ12のイグナイタに対して点火信号i、インジェクタ11に対して燃料噴射信号j、スロットルバルブ32に対して開度操作信号k、モータジェネレータ110(の制御回路)に対してこれを制御するための制御信号l等を出力する。制御信号lは、モータジェネレータ110をモータとして作動させるか、オルタネータとして作動させるかを指令するとともに、モータとして作動させる場合にモータジェネレータ110に対して印加する電圧(または、電流)の大きさや、オルタネータとして作動させる場合にモータジェネレータ110から出力させる電圧(または、電流)の大きさを制御する信号となる。
ECU0のプロセッサは、予めメモリに格納されているプログラムを解釈、実行し、運転パラメータを演算して内燃機関100の運転を制御する。ECU0は、内燃機関100の運転制御に必要な各種情報a、b、c、d、e、f、g、hを入力インタフェースを介して取得し、エンジン回転数を知得するとともに気筒1に充填される吸気量を推算する。そして、それらエンジン回転数及び吸気量等に基づき、要求される燃料噴射量、燃料噴射タイミング(一度の燃焼に対する燃料噴射の回数を含む)、燃料噴射圧、点火タイミング、モータジェネレータ110の出力または発電量といった各種運転パラメータを決定する。運転パラメータの決定手法自体は、既知のものを採用することが可能である。ECU0は、運転パラメータに対応した各種制御信号i、j、k、lを出力インタフェースを介して印加する。
ECU0は、車両の運転状況に応じてインジェクタ11からの燃料噴射(及び、点火プラグ12による点火)を一時的に停止する燃料カットを実行する。典型的には、運転者によるアクセルペダルの踏込量が所定量よりも少ない、即ち要求される出力(または、負荷)が低いときに、気筒1への燃料供給を停止し、モータジェネレータ110のみでクランクシャフト10ひいては車軸を回転駆動して車両を走行させる。基本的に、モータジェネレータ110のみによる走行は、内燃機関100の熱効率が悪化する運転領域において実施する。
図3に、内燃機関100のみを稼働させて車両を走行させている状態から、モータジェネレータ110を稼働させて車両を走行させる状態へと遷移する過程でECU0が実行する処理の手順例を示す。
ECU0は、内燃機関100のみによりクランクシャフト10及び車軸を駆動して走行している最中、反復的に現在の内燃機関100の出力を演算し(ステップS1)、その出力をモータジェネレータ110が生み出すことのできる最大出力と比較する(ステップS2)。内燃機関100が生み出す出力は、そのときのエンジン回転数及び吸気圧(または、気筒1に充填される吸気量若しくは燃料噴射量)を基に推算することができる。尤も、車両(のトランスミッション120)にトルク計測器が実装されている場合には、ステップS1にて、このトルク計測器を介して内燃機関100の出力トルクを実測してもよい。
ステップS2にて、現在の内燃機関100の出力がモータジェネレータ110の最大出力以下であるならば、現在の内燃機関100の運転状態での燃費率を演算し(ステップS3)、この燃費率を判定閾値と比較する(ステップS4)。ここで、燃費率とは、内燃機関が単位運動エネルギを生み出すために必要となる燃料の量(燃料消費率。典型的には、運動エネルギ1kWhを得るために消費される燃料の重量g)をいう。燃費率は、内燃機関100の出力と燃料噴射量とを基に推算することができる。
そして、内燃機関100の燃費率が判定閾値と比較して悪い値である、即ち燃費率が判定閾値よりも大きい場合に、モータジェネレータ110を起動し(ステップS5)、モータジェネレータ110の出力を要求される(運転者によるアクセルペダルの踏込量に応じた)出力まで高める(ステップS6)。その分、内燃機関100の出力を低下させてゆき(ステップS7)、最終的に内燃機関100が出力を生み出さない燃料カット状態とする、つまりは内燃機関100の稼働を停止する(ステップS8)。内燃機関100の出力は、スロットルバルブ32の開度及び燃料噴射量を操作することで制御できる。
逆に、内燃機関100の燃費率が判定閾値と比較して良い値である、即ち燃費率が判定閾値よりも小さい場合には、モータジェネレータ110を起動せず、内燃機関100のみによって車両を走行させる状態を維持する。
ステップS4における判定閾値は、少なくとも、現在のエンジン回転数及び負荷(または、吸気圧、気筒1に充填される吸気量若しくは燃料噴射量)に応じて設定する。ECU0のメモリには予め、エンジン回転数及び負荷と判定閾値との関係を規定したマップデータが格納されている。ECU0は、現在のエンジン回転数及び負荷をキーとして当該マップを検索して判定閾値を読み出し、これを現在の内燃機関100の燃費率と比較する。
加えて、内燃機関100の燃費率と比較するべき判定閾値を、現在のバッテリの充電量に応じて上下させてもよい。バッテリに蓄えることのできる電力量には上限があり、既に限界近くまでバッテリが充電されていると回生制動等により電力を発電してバッテリに蓄えることができない。そのような状況では、モータジェネレータ110が無負荷運転に近くなり、車両の減速時にモータジェネレータ110が内燃機関100のクランクシャフト10及び車軸を制動する作用が小さくなる。従って、現在のバッテリの充電量が多いほど、判定閾値を低い値に補正し、モータジェネレータ110を稼働させて燃料の代わりにバッテリ電力を消費しやすくする。
ステップS2にて、現在の内燃機関100の出力がモータジェネレータ110の最大出力を超えているならば、モータジェネレータ110のみによる走行へと移行することはできない。この場合には、内燃機関100の出力を現在の出力よりも減少させることで、当該内燃機関100による走行の燃費率(モータジェネレータ110が電力を消費して生み出す出力を加味しない)が現在の燃費率よりも良化するか否かを判断する。具体的には、現在の内燃機関100の運転状態での燃費率を演算し(ステップS9)、かつ現在の運転状態よりも内燃機関100の出力が小さい(吸気量及び燃料噴射量が現在よりも少ない)仮定の運転状態での燃費率を推算して(ステップS10)、これらを比較する(ステップS11)。
そして、現在の内燃機関100の燃費率よりも、出力を減少させた内燃機関100の燃費率の方が良い値である、即ち前者の燃費率よりも後者の燃費率の方が小さい場合に、内燃機関100の出力を減少させ、その分の出力をモータジェネレータ110の出力によって補うモータアシストを行う。
モータアシストでは、モータジェネレータ110を起動し(ステップS12)、モータジェネレータ110の出力をある程度の量増大させる(ステップS13)とともに、内燃機関100の出力を同程度の量減少させる(ステップS14)。次いで、出力を減少させた内燃機関100の燃費率を演算し(ステップS15)、出力を減少させる前の内燃機関100の燃費率と比較して(ステップS16)、前者が後者を下回っている限りにおいて、モータジェネレータ110の出力の増大及び内燃機関100の出力の減少を反復する。
翻って、前者が後者とほぼ等しい、または前者が後者を上回ったならば、内燃機関100の燃費率が最良の値である極小値に到達したということであるので、それ以上内燃機関100の出力を減少させず、またそれ以上モータジェネレータ110の出力を増大させない。つまり、内燃機関100及びモータジェネレータ110の各出力を維持する。
ステップS11にて、現在の内燃機関100の燃費率よりも、出力を減少させた内燃機関100の燃費率の方が悪い値である、即ち前者の燃費率よりも後者の燃費率の方が大きい場合には、モータジェネレータ110を起動せず、内燃機関100のみによって車両を走行させる状態を維持する。
本実施形態では、車軸を駆動する駆動源として内燃機関100及び電動機110が搭載されたハイブリッド車両を制御するものであって、内燃機関100のみを稼働させて走行しているとき、その内燃機関100の出力が電動機110の最大出力以下であることを条件として、内燃機関100のみによる走行から電動機110のみによる走行に切り換える一方、その内燃機関100の出力が電動機110の最大出力を超えている場合には、内燃機関100の出力を減少させることで当該内燃機関100による走行の燃費率が現在の燃費率よりも良化することを条件として、内燃機関100の出力を減少させるとともに電動機110を稼働させて出力のアシストを行うことを特徴とする制御装置0を構成した。
本実施形態によれば、燃費率の観点から電動機110を稼働させるか否かを判断するため、内燃機関100の熱効率を徒に悪化させずに済み、総合的に燃費が良化する。
また、内燃機関100のみを稼働させて走行しているときに、その内燃機関100の出力が電動機110の最大出力以下であったとしても、内燃機関100による走行の燃費率が判定閾値と比較してより良い値である場合には内燃機関100のみによる走行を続行するものとしているため、内燃機関100の熱効率のよい運転領域では車載のバッテリに充電された電力の消費を控えることができる。このことは、バッテリの充電量の上限を低く(充電容量を小さく)設定できることにつながり、バッテリの小型化、軽量化及びバッテリに費やされるコストの抑制に寄与する。
既にバッテリに十分な電力が蓄えられている状況では、判定閾値を変更し、電動機110による電力の消費(そして、内燃機関100による燃料の消費の削減)を積極的に促すこともできる。さすれば、車両の減速時において、回生制動により車両の運動エネルギを電気エネルギとして漏れなく回収し再利用することが可能となるだけでなく、車両の減速制御性を高く保つことにもつながる。
加えて、内燃機関100の出力を減少させるとともに電動機110を稼働させて出力のアシストを行うとき、内燃機関100の出力を徐々に減少させつつ電動機110の出力を徐々に増大させ、当該内燃機関100による走行の燃費率が極値(最良の値)となったときの出力に内燃機関100及び電動機110を維持するようにしているので、車両の燃費性能がさらに向上する。
なお、本発明は以上に詳述した実施形態に限られるものではない。例えば、燃費率として、単位燃料消費量あたりの車両の走行距離(典型的には、燃料1lあたりの走行距離km)を採用してもよい。この燃費率は、車両の走行距離と燃料噴射量とを基に推算することができる。また、この燃費率は、大きいほど良い値、小さいほど悪い値となる。
その他、各部の具体的構成や処理の手順等は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
本発明は、車軸を駆動する駆動源として内燃機関及び電動機が搭載されたハイブリッド車両の制御に適用できる。
0…制御装置(ECU)
100…内燃機関
10…クランクシャフト
110…電動機(モータジェネレータ)

Claims (3)

  1. 車軸を駆動する駆動源として内燃機関及び電動機が搭載されたハイブリッド車両を制御するものであって、
    内燃機関のみを稼働させて走行しているとき、
    その内燃機関の出力が電動機の最大出力以下であることを条件として、内燃機関のみによる走行から電動機のみによる走行に切り換える一方、
    その内燃機関の出力が電動機の最大出力を超えている場合には、内燃機関の出力を減少させることで当該内燃機関による走行の燃費率が現在の燃費率よりも良化することを条件として、内燃機関の出力を減少させるとともに電動機を稼働させて出力のアシストを行う
    ことを特徴とする制御装置。
  2. 内燃機関のみを稼働させて走行しているとき、その内燃機関の出力が電動機の最大出力以下であったとしても、内燃機関による走行の燃費率が判定閾値と比較してより良い値である場合には内燃機関のみによる走行を続行する請求項1記載の制御装置。
  3. 内燃機関の出力を減少させるとともに電動機を稼働させて出力のアシストを行うとき、内燃機関の出力を徐々に減少させつつ電動機の出力を徐々に増大させ、当該内燃機関による走行の燃費率が極値となったときの出力に内燃機関及び電動機を維持する請求項1または2記載の制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2023170951A1 (ja) * 2022-03-11 2023-09-14 三菱自動車工業株式会社 車両の制御装置

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