JP2014086119A - Hdd収納部の構造および電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】大きい面積の穴を形成し、強度を保ちながら軽量化することができるHDD収納部の構造を提供する。
【解決手段】本体3の底面におけるHDD収納部11の内側の蓋を保持する縁端部18およびネジ止め部16、HDD12が収納される強度保持に必要な部分以外に穴を形成する。
【選択図】図3
【解決手段】本体3の底面におけるHDD収納部11の内側の蓋を保持する縁端部18およびネジ止め部16、HDD12が収納される強度保持に必要な部分以外に穴を形成する。
【選択図】図3
Description
本発明は、HDDが収納されるHDD収納部の構造および電子機器に関する。
従来より、ノート型パーソナルコンピュータ(ノートPC)に使用される材料は、軽量かつ高強度な筐体素材であるマグネシウムダイキャストが知られている。ノートPCはデザインや機能を向上させつつ、少しでも軽量化することが求められる。
特許文献1には、HDD本体と、そのHDD本体を本体ユニットの筐体に取り付けるための取付金具とから構成され、取付金具の基部に磁気シールドを損なわないレベルで丸い穴を多数形成し、軽量化した電子機器が開示されている。
しかし、特許文献1に開示されている技術は、HDDに取り付ける取付金具の軽量化を目的とするものであるが、取付金具はHDDに取り付けたり取り外しをするものであるため、所定の強度を確保する必要がある。そのため、取付金具に丸い形状の穴を多数形成するとしても、大きい面積の穴を形成することができず、十分に軽量化することができない問題があった。
本発明は、前記課題を解決するためのものであり、その目的とするところは、大きい面積の穴を形成し、強度を保ちながら軽量化することができるHDD収納部の構造を提供することにある。
かかる目的を達成するために、本発明は、以下の特徴を有する。
本発明に係るHDD収納部の構造は、本体の底面におけるHDD収納部の内側の蓋を保持する縁端部およびネジ止め部、HDDが収納される強度保持に必要な部分以外に穴を形成することを特徴とする。
本発明によれば、HDD収納部の内側の面に大きい面積の穴を形成し、強度を保ちながら軽量化することができる。
以下、本実施形態について図面により詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係るノートPC1の正面図である。ノートPC1は、表示部2と本体部3とがヒンジ4により、開閉可能に支持されている。
本体部3の後ろ側には、キーボード5が設けられている。前側には、トラックパッド8が設けられている。本体部3の内部には、配線基板が収納されている。
図2は、本実施形態に係るノートPC1の側面図である。表示部2と本体部3とは、ヒンジ4を回転軸にして折り畳まれた状態である。本体部3の前側にディスクドライブ6が設置され、本体部3の上面に、キーボード5が設けられている。本体部3の底面には、ゴム足7が複数設けられている。
図3は、本実施形態に係るノートPC1の裏面図である。図4は、本実施形態に係るノートPC1のA−A断面図である。図5は、本実施形態に係るHDD収納部11の拡大図である。
本体部3の裏面の前側には、HDD12が収納されるHDD収納部11が設けられている。HDD収納部11は凹部13が形成され、HDD12を収納することができる。図3では、HDDカバーが外され、HDD12が収納されていない状態である。
図3の網模様の部分は、HDD収納部11の内側の面に穴が形成された部分である。HDD収納部11の凹部13の水平面に、長方形で大きい面積の穴14a,14bが形成されている。凹部13の水平面と側面の角部には、L字型の穴15a,15b,15c,15d,15eが形成されている。
HDD収納部11のHDDカバーを保持するネジ止め部16は、凹部13に隣り合い、凹部13に収納されたHDD12と略等しい高さで2ヶ所に形成されている。ネジ止め部16の両隣りには、長方形の穴17a,17b,17cが形成されている。
HDD収納部11の内側における凹部13の水平面と側面の強度保持に必要な部分(強度保持部)と、ネジ止め部16と、HDDカバーを保持する縁端部18以外の面に穴が形成されている。HDD収納部11に形成された穴の面積は、HDD収納部の穴が形成されない部分の面積より大きくすることができる。
また、本体部3の裏面の材料はマグネシウムダイキャストであり、本体部3と一体に成形されているHDD収納部11の材料もマグネシウムダイキャストなので、HDD収納部11の面に穴を開けても強度を保持でき、かつ軽量化を図ることができる。なお、他の材料として、例えばアルミニウム、ステンレス、多種の樹脂などを用いることができる。
本体部3の一端側にディスクドライブ6が設置され、本体部3の両端には、図示しない複数の接続部が配置され、多種のコネクタやケーブル等を接続することができる。HDD収納部11の前後両端の水平面は、HDD12をコネクタ位置にガイドする部分であり、両端には、長方形のクッション19が固定されている。凹部13の四方の側面にも長方形のクッション19が固定されている。
図4に示すように、HDD収納部11の凹部13の水平面に長方形で大きい面積の穴14aが形成されている。凹部13とネジ止め部16と隣り合う位置に、長方形の穴17aが形成されている。
凹部13の水平面の強度保持部には、長方形のクッション19が固定されている。また、凹部13の水平面の端部と垂直な側面に、長方形のクッション19が固定されている。HDD12は4端をクッション19で固定されることにより、振動などの衝撃から保護することができる。
本体部3の上面と、凹部13の水平面およびネジ止め部11との間に、コネクタやコネクタの配線基板などが収納されている。
図5に示すように、HDD12をHDD収納部11の強度保持部でガイドし、HDD12をHDD収納部11に設置することができる。HDD12をHDD収納部11の一端に備えられたコネクタ31に接続し、コネクタ31は配線基板32に電気的に接続されている。HDD収納部11の縁端部18にはHDDカバーが嵌め込まれ、HDDカバーはネジ止め部16でネジ止めされる。
本発明によれば、HDD収納部11の内側の面に大きい面積の穴を形成し、強度を保ちながら軽量化することができる。
1 ノートPC
3 本体部
11 HDD収納部
12 HDD
13 凹部
14 穴
16 ネジ止め部
18 縁端部
19 クッション
31 コネクタ
3 本体部
11 HDD収納部
12 HDD
13 凹部
14 穴
16 ネジ止め部
18 縁端部
19 クッション
31 コネクタ
Claims (4)
- 本体の底面におけるHDD収納部の内側の蓋を保持する縁端部およびネジ止め部、HDDが収納される強度保持に必要な部分以外に穴を形成することを特徴とするHDD収納部の構造。
- 前記本体の底面および前記HDD収納部の材料は、マグネシウムダイキャストであることを特徴とする請求項1記載のHDD収納部の構造。
- 前記HDD収納部に形成された前記穴の面積は、前記HDD収納部の穴が形成されない部分の面積より大きいことを特徴とする請求項1または2記載のHDD収納部の構造。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載のHDD収納部の構造を備えたことを特徴とする電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012236155A JP2014086119A (ja) | 2012-10-25 | 2012-10-25 | Hdd収納部の構造および電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012236155A JP2014086119A (ja) | 2012-10-25 | 2012-10-25 | Hdd収納部の構造および電子機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2014086119A true JP2014086119A (ja) | 2014-05-12 |
Family
ID=50789033
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2012236155A Pending JP2014086119A (ja) | 2012-10-25 | 2012-10-25 | Hdd収納部の構造および電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2014086119A (ja) |
Citations (8)
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2012
- 2012-10-25 JP JP2012236155A patent/JP2014086119A/ja active Pending
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A02 | Decision of refusal |
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