JP2014085955A - 画像形成装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】低消費電力化の促進と移行処理時間、復帰処理時間とを両立させることを目的とする。
【解決手段】主記憶装置と、機能が異なる複数のプログラムを記憶する補助記憶装置と、ネットワークパケットを受信する受信手段と、受信手段により受信されたネットワークパケットの種類に応じて、補助記憶装置に記憶された複数のプログラムから選択されたプログラムを、補助記憶装置から主記憶装置へ読み出して実行する実行手段と、を有することによって課題を解決する。
【選択図】図1
【解決手段】主記憶装置と、機能が異なる複数のプログラムを記憶する補助記憶装置と、ネットワークパケットを受信する受信手段と、受信手段により受信されたネットワークパケットの種類に応じて、補助記憶装置に記憶された複数のプログラムから選択されたプログラムを、補助記憶装置から主記憶装置へ読み出して実行する実行手段と、を有することによって課題を解決する。
【選択図】図1
Description
本発明は、画像形成装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
これまでの画像形成装置の省電力状態では、より大きな電力を消費する定着器への給電を停止する、装置の操作部の表示を消す、といったことを行っていた。
近年では、より低消費電力を実現するために揮発性記憶装置(DRAM)のみ通電し、画像形成装置のその他の部分に対しては、CPUを含めほとんどの部分に対する給電を停止するような形態も存在する。
一方でパーソナルコンピュータ等の起動時間を短縮するための技術として、ハイバネーション技術と呼ばれるものが存在する。
ハイバネーション技術とは、任意の時点におけるシステムの揮発性記憶装置(メモリ)上の情報をHDDやSSDやUSBメモリ等の不揮発性記憶装置に退避保存しておく。そして、次回システム起動の際に、退避保存しておいた情報を揮発性記憶装置に書き戻すことによって、システムの状態を「退避保存時の状態」に復元する技術のことである。尚、HDDは、HardDiskDriveの略である。SSDは、SolidStateDriveの略である。USBは、UniversalSerialBusの略である。
近年では、より低消費電力を実現するために揮発性記憶装置(DRAM)のみ通電し、画像形成装置のその他の部分に対しては、CPUを含めほとんどの部分に対する給電を停止するような形態も存在する。
一方でパーソナルコンピュータ等の起動時間を短縮するための技術として、ハイバネーション技術と呼ばれるものが存在する。
ハイバネーション技術とは、任意の時点におけるシステムの揮発性記憶装置(メモリ)上の情報をHDDやSSDやUSBメモリ等の不揮発性記憶装置に退避保存しておく。そして、次回システム起動の際に、退避保存しておいた情報を揮発性記憶装置に書き戻すことによって、システムの状態を「退避保存時の状態」に復元する技術のことである。尚、HDDは、HardDiskDriveの略である。SSDは、SolidStateDriveの略である。USBは、UniversalSerialBusの略である。
これにより揮発性記憶装置に対する給電も停止させることが可能になるため、より低消費電力かが実現可能である。しかしながら、揮発性記憶装置と不揮発性記憶装置との間で情報のやり取りが行われる為、両者のうちアクセス速度が低速なデバイス(一般的に不揮発性記憶装置)のアクセス速度が処理速度に影響してしまう。
これは今日の画像形成装置のシステムを構成するソフトウェア規模の肥大化に伴い、より深刻な問題点である。
これは今日の画像形成装置のシステムを構成するソフトウェア規模の肥大化に伴い、より深刻な問題点である。
低消費電力化をいっそう進めようとすると、前述のハイバネーション技術を採用するのがよいが、通常電力状態から低消費電力状態への移行処理、また低消費電力状態から通常電力状態への復帰処理に時間がかかる。したがって、機器の使用者の作業性が低下してしまう問題点があった。
また一方で移行処理時間、復帰処理時間を短縮するための技術としては従来技術のような不揮発性記憶装置を用いない、給電する範囲を広くする方法を採用するのがよいが、低消費電力化の実現が難しくなってしまう問題点があった。
以上のように、低消費電力化の促進と移行処理時間、復帰処理時間との両立は技術的に困難であった。
また一方で移行処理時間、復帰処理時間を短縮するための技術としては従来技術のような不揮発性記憶装置を用いない、給電する範囲を広くする方法を採用するのがよいが、低消費電力化の実現が難しくなってしまう問題点があった。
以上のように、低消費電力化の促進と移行処理時間、復帰処理時間との両立は技術的に困難であった。
本発明はこのような問題点に鑑みなされたもので、低消費電力化の促進と移行処理時間、復帰処理時間とを両立させることを目的とする。
そこで、本発明の画像形成装置は、主記憶装置と、機能が異なる複数のプログラムを記憶する補助記憶装置と、ネットワークパケットを受信する受信手段と、前記受信手段により受信されたネットワークパケットの種類に応じて、前記補助記憶装置に記憶された複数のプログラムから選択されたプログラムを、前記補助記憶装置から主記憶装置へ読み出して実行する実行手段と、を有する。
本発明によれば、低消費電力化の促進と移行処理時間、復帰処理時間とを両立させることができる。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
<実施形態1>
図1は、画像形成装置のハードウェア構成の一例を示す図である。尚、本実施形態では、プリンタ機能のみを有する画像形成装置の場合で説明する。しかし本実施形態は、これに限定されるものでなく、例えばスキャナ機能、ファクシミリ機能、ストレージ機能等を有する多機能画像形成装置(複合機)等にも適用できる。尚、本実施形態では不揮発性記憶装置としてHDDを用いて実施形態を説明するが、他の不揮発性記憶装置を用いてもよい。
主制御部101は、プログラムを実行するためのCPU111を備え、また不揮発性記憶装置としてROM112とHDD114とを備えている。また、主制御部101は、揮発性記憶装置としてRAM113を備えている。RAM113は、HDD114内に格納されているプログラムを実行可能な形式に展開する領域として使用されたり、データを格納するワーク領域として使用されたりする。ネットワークインターフェース部115は、図示しないホストコンピュータと接続され、印刷用データの受信や問い合わせパケットの受信、応答用パケットの送信処理等を行う。ユーザーインターフェース部116は、装置の状態を表示する液晶ディスプレイやユーザーが手動で操作を行うための入力キーを備える。エンジンインターフェース117は、後述のプリントエンジン部との通信を行う。プリントエンジン部103は、例えば電子写真方式或いはインクジェット方式等で実現される紙への印字部である。
図1は、画像形成装置のハードウェア構成の一例を示す図である。尚、本実施形態では、プリンタ機能のみを有する画像形成装置の場合で説明する。しかし本実施形態は、これに限定されるものでなく、例えばスキャナ機能、ファクシミリ機能、ストレージ機能等を有する多機能画像形成装置(複合機)等にも適用できる。尚、本実施形態では不揮発性記憶装置としてHDDを用いて実施形態を説明するが、他の不揮発性記憶装置を用いてもよい。
主制御部101は、プログラムを実行するためのCPU111を備え、また不揮発性記憶装置としてROM112とHDD114とを備えている。また、主制御部101は、揮発性記憶装置としてRAM113を備えている。RAM113は、HDD114内に格納されているプログラムを実行可能な形式に展開する領域として使用されたり、データを格納するワーク領域として使用されたりする。ネットワークインターフェース部115は、図示しないホストコンピュータと接続され、印刷用データの受信や問い合わせパケットの受信、応答用パケットの送信処理等を行う。ユーザーインターフェース部116は、装置の状態を表示する液晶ディスプレイやユーザーが手動で操作を行うための入力キーを備える。エンジンインターフェース117は、後述のプリントエンジン部との通信を行う。プリントエンジン部103は、例えば電子写真方式或いはインクジェット方式等で実現される紙への印字部である。
電源供給部102は、複数の電源系統(122〜124)とそれらを制御するための電力制御部121とを備える。この電源供給部と主制御部101やプリントエンジン部103との関係、画像形成装置の電力状態との対応づけ等については後述する。
CPU111が、HDD114等に記憶されているプログラムをRAM113に読み出し、プログラムに基づき処理を実行することによって、後述する電力状態1や電力状態2のときの画像形成装置の機能及び後述するフローチャートに係る処理を実現する。
CPU111が、HDD114等に記憶されているプログラムをRAM113に読み出し、プログラムに基づき処理を実行することによって、後述する電力状態1や電力状態2のときの画像形成装置の機能及び後述するフローチャートに係る処理を実現する。
図2は、ネットワークインターフェース部115のハードウェア構成の一例を示した図である。
ネットワークインターフェース部115は、CPU211、不揮発性記憶装置としてROM212、揮発性記憶装置としてRAM213、ネットワークインターフェース214、内部バスインターフェース215を有する。ネットワークインターフェース214は、物理インターフェースである。このネットワークインターフェース214は、内部バスインターフェース215を経由して、主制御部101の内部バスに接続されている。画像形成装置が通常電力状態においてはCPU211、ROM212、RAM213は動作していない。そして、主制御部101にあるCPU111が内部バスインターフェース215を通じて物理インターフェースであるネットワークインターフェース214を直接制御することで、ネットワーク通信を行っている。画像形成装置が省電力状態での動作は異なるが、これについては後述する。
CPU211が、ROM212等に記憶されているプログラムをRAM213に読み出し、プログラムに基づき処理を実行することによって、後述する電力状態3のときの画像形成装置の機能及び後述するフローチャートに係る処理を実現する。
ネットワークインターフェース部115は、CPU211、不揮発性記憶装置としてROM212、揮発性記憶装置としてRAM213、ネットワークインターフェース214、内部バスインターフェース215を有する。ネットワークインターフェース214は、物理インターフェースである。このネットワークインターフェース214は、内部バスインターフェース215を経由して、主制御部101の内部バスに接続されている。画像形成装置が通常電力状態においてはCPU211、ROM212、RAM213は動作していない。そして、主制御部101にあるCPU111が内部バスインターフェース215を通じて物理インターフェースであるネットワークインターフェース214を直接制御することで、ネットワーク通信を行っている。画像形成装置が省電力状態での動作は異なるが、これについては後述する。
CPU211が、ROM212等に記憶されているプログラムをRAM213に読み出し、プログラムに基づき処理を実行することによって、後述する電力状態3のときの画像形成装置の機能及び後述するフローチャートに係る処理を実現する。
図3は、画像形成装置の電力状態と電源供給部の動作状態との対応をまとめた一例を示す図である。画像形成装置が電力状態4の場合は、系統1から3までの全てがOFF状態、即ち装置全体が動作していない状態である。この状態を画像形成装置の構成に適用し図示したものが図4である。また電力状態1の場合は系統1から3までの全てがON状態であり、これは画像形成装置の全機能が動作可能な状態である。この状態を画像形成装置の構成に適用し図示したものが図5である。この2つの電力状態の間に電力状態2と電力状態3とがあり、これが画像形成装置としての省電力状態である。電力状態2は系統3のみがOFFになっている状態で、これは図1のプリントエンジン部103に対する給電が停止している状態である。この状態では紙に対する印刷動作は行えないが、それ以外については動作可能である。例えば、ホストコンピュータは、画像形成装置の状態をネットワーク経由で取得したり、不揮発性記憶装置内のファイルを参照したりすることはできる状態である。この状態を画像形成装置の構成に適用し図示したものが、図6である。電力状態3はこれにくわえて更に系統2がOFFになっている状態で、これは図1の主制御部101にあるネットワークインターフェース部115を除く全てに対する給電が停止している状態である。この状態ではネットワークインターフェース部115だけが動作しており、画像形成装置のほとんどの処理が動作不可能である。この状態を画像形成装置の構成に適用し図示したものが、図7である。このときのネットワークインターフェース部115の動作については後述する。
図8は、画像形成装置の各電力状態の遷移の一例を示す図である。電力状態4が画像形成装置全体の電源が供給されていない状態で、ユーザーが図示しない電源スイッチを操作することで電源供給が開始される。電源供給開始直後の初期状態は電力状態1であり、移行条件の評価によって電力状態が変化する。電力状態1から3までの状態で、図示しない電源スイッチが操作され電源供給が断たれる指示があった場合は電力状態4に戻る。
図9は、画像形成装置で動作するプログラムの種類と、そのプログラムによって制御される装置の構成部分との対応付けの一例を示す図である。本例ではプログラムは2種類あるように記載してあるが、構成部分の種類や量に応じて更に細分化され、3種類以上になってもよい。また全てのプログラムはHDD114に格納され、必要に応じてRAM113に転送され、CPU111によって実行される。
プログラム1は、ネットワークインターフェース部、ユーザーインターフェース部、エンジンインターフェース部、何れの制御にも関わる、画像形成装置の全機能の制御に係るログラムである。図3における電力状態1ではこのプログラム1が動作することを想定している。
プログラム2は、ネットワークインターフェース部のみの制御に関わり、画像形成装置がネットワークインターフェース部経由での問い合わせに対して応答するだけの処理を行う、画像形成装置としては機能制限がある制御に係るプログラムである。図3における電力状態3でこのプログラム2が動作することを想定している。プログラム1とプログラム2とではこのような機能的な差異があり、また一般的に制御対象となる構成部分が少なければ少ないほどプログラムのサイズが小さくなるため、プログラム2の方がプログラム1に比べてサイズが小さくなる。
図9は、画像形成装置で動作するプログラムの種類と、そのプログラムによって制御される装置の構成部分との対応付けの一例を示す図である。本例ではプログラムは2種類あるように記載してあるが、構成部分の種類や量に応じて更に細分化され、3種類以上になってもよい。また全てのプログラムはHDD114に格納され、必要に応じてRAM113に転送され、CPU111によって実行される。
プログラム1は、ネットワークインターフェース部、ユーザーインターフェース部、エンジンインターフェース部、何れの制御にも関わる、画像形成装置の全機能の制御に係るログラムである。図3における電力状態1ではこのプログラム1が動作することを想定している。
プログラム2は、ネットワークインターフェース部のみの制御に関わり、画像形成装置がネットワークインターフェース部経由での問い合わせに対して応答するだけの処理を行う、画像形成装置としては機能制限がある制御に係るプログラムである。図3における電力状態3でこのプログラム2が動作することを想定している。プログラム1とプログラム2とではこのような機能的な差異があり、また一般的に制御対象となる構成部分が少なければ少ないほどプログラムのサイズが小さくなるため、プログラム2の方がプログラム1に比べてサイズが小さくなる。
次に画像形成装置の電力状態の変更処理について説明する。
図10は、画像形成装置が電力状態1のときに他の電力状態へ移行することが可能かを判断する情報処理の一例を示すフローチャートである。本処理は、一般的に画像形成装置が、ある間隔、例えば1分おき等で定期的に実行するものである。尚、図10に示す処理は、電力制御部121に含まれるCPUが電力制御部121内のメモリに記憶されているプログラムに基づき処理を実行するものとして説明を行う。但し、以下では説明の簡略化のため、電力制御部121に含まれるCPUではなく、電力制御部121が処理を行うものとして説明を行う。
S401では、電力制御部121は、画像形成装置が省電力状態へ移行してよいかの条件確認を行う。例えば、電力制御部121は、印刷処理中であったり、ユーザーがユーザーインターフェース部を直前まで操作していたりする場合には、省電力状態には移行できないので移行不可能と判定する。また、電力制御部121は、ユーザー設定等によって画像形成装置を必要以上に省電力状態へ移行させないような設定がなされている場合には、電力状態3へは移行させない、等といった総合的な判断を行う。
図10は、画像形成装置が電力状態1のときに他の電力状態へ移行することが可能かを判断する情報処理の一例を示すフローチャートである。本処理は、一般的に画像形成装置が、ある間隔、例えば1分おき等で定期的に実行するものである。尚、図10に示す処理は、電力制御部121に含まれるCPUが電力制御部121内のメモリに記憶されているプログラムに基づき処理を実行するものとして説明を行う。但し、以下では説明の簡略化のため、電力制御部121に含まれるCPUではなく、電力制御部121が処理を行うものとして説明を行う。
S401では、電力制御部121は、画像形成装置が省電力状態へ移行してよいかの条件確認を行う。例えば、電力制御部121は、印刷処理中であったり、ユーザーがユーザーインターフェース部を直前まで操作していたりする場合には、省電力状態には移行できないので移行不可能と判定する。また、電力制御部121は、ユーザー設定等によって画像形成装置を必要以上に省電力状態へ移行させないような設定がなされている場合には、電力状態3へは移行させない、等といった総合的な判断を行う。
S401によって電力状態2へ移行してよいと判断した場合には、S402によって、電力制御部121は、電力状態の変更を行う。S402では電力状態2に移行するために、図3及び図6にあるように系統3の給電を停止する処理を、電力制御部121が系統3(124)に対して行う。この結果、プリントエンジン部103への給電が停止し、省電力状態になり、印刷処理が行えなくなる。
一方、S401によって電力状態3へ移行してよいと判断した場合には、S403によって、電力制御部121は、電力状態の変更を行う。S403では電力状態3に移行するために、電力制御部121は、図3及び図7にあるように系統2及び系統3の給電を停止する処理を行う。しかしながら、電力制御部121がそのまま系統2の給電を停止してしまうと揮発性記憶装置であるRAM113の内容が失われてしまう。このため給電を停止する前の前処理が必要になる。
一方、S401によって電力状態3へ移行してよいと判断した場合には、S403によって、電力制御部121は、電力状態の変更を行う。S403では電力状態3に移行するために、電力制御部121は、図3及び図7にあるように系統2及び系統3の給電を停止する処理を行う。しかしながら、電力制御部121がそのまま系統2の給電を停止してしまうと揮発性記憶装置であるRAM113の内容が失われてしまう。このため給電を停止する前の前処理が必要になる。
図11は、前述の系統2の給電を停止する前の前処理の一例を示すフローチャートである。
S501では、電力制御部121からの要求に基づき、CPU111が、RAM113の内容をイメージファイルとしてHDD114へ書き出す処理を行う。この処理を行うことで、RAM113への給電が停止して内容が失われてしまっても、給電が再開されてからHDDから読み出すことで前の状態に戻すことが可能になる。また、CPU111が、電力状態1で実行されているプログラムに基づき、本処理を行うので、プログラム1のイメージファイルがHDD114へ格納されることになる。S501の処理は、第1の生成処理の一例を示す処理である。
S502では、電力制御部121が、ネットワークインターフェース部115を省電力応答状態へ移行させる。この処理によりネットワークインターフェースはCPU111からの制御下から離れ自立動作する。より具体的には、図2にあるCPU211がROM212に格納されたプログラムに基づき処理を実行し、ネットワークインターフェース214を制御する動作である。このROM212に格納されたプログラムに基づく処理については後述する。
次に図10の説明に戻り、S403では、電力制御部121が、電力状態3に移行するために、図3及び図7にあるように系統2と系統3との給電を停止する処理を、系統2(123)と系統3(124)とに対して行う。この結果、主制御部101のほとんどの部分とプリントエンジン部103とへの給電が停止し省電力状態になり、画像形成装置のほとんどの処理が行えなくなる。
S501では、電力制御部121からの要求に基づき、CPU111が、RAM113の内容をイメージファイルとしてHDD114へ書き出す処理を行う。この処理を行うことで、RAM113への給電が停止して内容が失われてしまっても、給電が再開されてからHDDから読み出すことで前の状態に戻すことが可能になる。また、CPU111が、電力状態1で実行されているプログラムに基づき、本処理を行うので、プログラム1のイメージファイルがHDD114へ格納されることになる。S501の処理は、第1の生成処理の一例を示す処理である。
S502では、電力制御部121が、ネットワークインターフェース部115を省電力応答状態へ移行させる。この処理によりネットワークインターフェースはCPU111からの制御下から離れ自立動作する。より具体的には、図2にあるCPU211がROM212に格納されたプログラムに基づき処理を実行し、ネットワークインターフェース214を制御する動作である。このROM212に格納されたプログラムに基づく処理については後述する。
次に図10の説明に戻り、S403では、電力制御部121が、電力状態3に移行するために、図3及び図7にあるように系統2と系統3との給電を停止する処理を、系統2(123)と系統3(124)とに対して行う。この結果、主制御部101のほとんどの部分とプリントエンジン部103とへの給電が停止し省電力状態になり、画像形成装置のほとんどの処理が行えなくなる。
図12及び図14は、図3及び図7にある電力状態3のときのネットワークインターフェース部115が実行する、ネットワーク経由で接続された図示しないホストコンピュータからの問い合わせに応答する情報処理の一例を示すフローチャートである。この処理は、CPU211が、ROM212に格納されているプログラムを、RAM213等に読み出し、RAM213をワークメモリとして用いながら、実行することによって実現される処理である。
S601では、CPU211は、ネットワークインターフェース214を通じで受信したパケットをRAM213に格納する。
S602からS604までの繰り返し処理によって、CPU211は、先に受信したネットワークパケットと予め比較用に用意してあるパターン情報との比較処理を行う。パターン情報の詳細については後述する。
S603において、CPU211は、受信したネットワークパケットとパターン情報とで一致するものが無かった場合には、S602からS604までの繰り返し処理から抜け、S605に処理を進める。
S601では、CPU211は、ネットワークインターフェース214を通じで受信したパケットをRAM213に格納する。
S602からS604までの繰り返し処理によって、CPU211は、先に受信したネットワークパケットと予め比較用に用意してあるパターン情報との比較処理を行う。パターン情報の詳細については後述する。
S603において、CPU211は、受信したネットワークパケットとパターン情報とで一致するものが無かった場合には、S602からS604までの繰り返し処理から抜け、S605に処理を進める。
S605において、CPU211は、画像形成装置の電力状態を電力状態1に移行させる。これにより画像形成装置の全ての部分に対して電力供給が再開される。
次にS606において、CPU211は、画像形成装置が以後通常動作できるよう、先にS501で不揮発性記憶装置に保存しておいた、プログラム1に対するイメージファイル1をRAM113に転送する処理を行う。
次にS607において、CPU211は、先に転送処理を行ったイメージファイル1に基づく処理に実行制御を移す。これにより画像形成装置を図11に示した処理を実行する直前の状態に戻すことができる。即ち画像形成装置は、省電力状態に入る前の状態に戻ることになる。S603において一致するパターン情報があった場合、CPU211は、S608へ進むが、処理が複雑なため後述する図14で詳細に説明する。
次にS606において、CPU211は、画像形成装置が以後通常動作できるよう、先にS501で不揮発性記憶装置に保存しておいた、プログラム1に対するイメージファイル1をRAM113に転送する処理を行う。
次にS607において、CPU211は、先に転送処理を行ったイメージファイル1に基づく処理に実行制御を移す。これにより画像形成装置を図11に示した処理を実行する直前の状態に戻すことができる。即ち画像形成装置は、省電力状態に入る前の状態に戻ることになる。S603において一致するパターン情報があった場合、CPU211は、S608へ進むが、処理が複雑なため後述する図14で詳細に説明する。
図13は、S602からS604までの繰り返し処理時に用いられる、比較用のパターン情報の一例を示す図である。このパターン情報自体はROM212上に書き換え不可能な状態で格納されてあってもよいし、より汎用性を持たせるためにS502よりも前に、HDD114等から内部バスインターフェース215を経由してRAM213へ転送されていてもよい。パターン情報は大きく4つの情報を保持しており、順に説明する。
パターン番号701は、パターンデータ703を一意に識別するための番号である。
移行電力状態702は、パターンデータ703に相当するネットワークパケットを受信したときに、画像形成装置をどの電力状態に移行させればよいかを示している。
パターンデータ703は、S603での比較に用いられるデータが格納されている。
イメージ情報704は、パターンデータ703に相当するネットワークパケットを受信したときに、RAMへ転送処理すべきイメージファイルがどれであるかを示している。今回の例ではイメージファイルが2種類しかないため、イメージファイル1若しくはイメージファイル2のどちらかが示される。しかしイメージファイル1はプログラム1に対するイメージファイルであり、これは画像形成装置が通常動作しているときのイメージファイルであるため、パターン比較処理で合致するパターン情報がなかった場合に用いられる。このためパターン比較処理で合致するパターン情報があった場合にはイメージファイル2、若しくは電力状態を変更することなく省電力状態のままで実行を継続する情報のみ格納されている。
パターン番号701は、パターンデータ703を一意に識別するための番号である。
移行電力状態702は、パターンデータ703に相当するネットワークパケットを受信したときに、画像形成装置をどの電力状態に移行させればよいかを示している。
パターンデータ703は、S603での比較に用いられるデータが格納されている。
イメージ情報704は、パターンデータ703に相当するネットワークパケットを受信したときに、RAMへ転送処理すべきイメージファイルがどれであるかを示している。今回の例ではイメージファイルが2種類しかないため、イメージファイル1若しくはイメージファイル2のどちらかが示される。しかしイメージファイル1はプログラム1に対するイメージファイルであり、これは画像形成装置が通常動作しているときのイメージファイルであるため、パターン比較処理で合致するパターン情報がなかった場合に用いられる。このためパターン比較処理で合致するパターン情報があった場合にはイメージファイル2、若しくは電力状態を変更することなく省電力状態のままで実行を継続する情報のみ格納されている。
図14は、S603でのパターン情報との比較で合致するパターン情報があった場合に実行されるS608の処理の詳細を示したフローチャートである。
S801では、CPU211は、合致したパターン情報に対して結び付けられているイメージファイルを選択するか否かの確認を行う。例えば図13にあるパターン番号3に合致するネットワークパケットを受信した場合には、イメージファイル2が結び付けられており、パターン番号1に合致するネットワークパケットを受信した場合には、イメージファイルが結び付けられていない。この有無により以後の処理が分岐する。イメージファイルが選択されていない場合にはロードすべきイメージファイルが無いため、電力状態が変更しないことを意味する。
S802では、CPU211は、電力状態を変えることなく、S601で受信したネットワークパケットに対して応答を行う。このような処理の代表的なものとして、自機のMACアドレスに割り当てられているIPアドレスを他機に通知するARP Replyや、自機の生存確認等に利用されるICMP Echo Reply等が相当する。
S801では、CPU211は、合致したパターン情報に対して結び付けられているイメージファイルを選択するか否かの確認を行う。例えば図13にあるパターン番号3に合致するネットワークパケットを受信した場合には、イメージファイル2が結び付けられており、パターン番号1に合致するネットワークパケットを受信した場合には、イメージファイルが結び付けられていない。この有無により以後の処理が分岐する。イメージファイルが選択されていない場合にはロードすべきイメージファイルが無いため、電力状態が変更しないことを意味する。
S802では、CPU211は、電力状態を変えることなく、S601で受信したネットワークパケットに対して応答を行う。このような処理の代表的なものとして、自機のMACアドレスに割り当てられているIPアドレスを他機に通知するARP Replyや、自機の生存確認等に利用されるICMP Echo Reply等が相当する。
S801でイメージファイルが選択されていると判断した場合には、S803において、CPU211は、選択された電力状態へ移行する。例えば図13のパターン番号3に合致するネットワークパケットを受信した場合には電力状態2が選択されているため、CPU211は、図3及び図8に示す電力状態2へ移行するために系統2の電力供給を再開する。
次にS804において、CPU211は、選択されたイメージファイルをRAM113に転送処理を行う。例えば図13のパターン番号3に合致するネットワークパケットを受信した場合にはイメージファイル2が選択されているため、CPU211は、イメージファイル2をRAM113に転送する。ここで選択されるイメージファイル2の生成方法については、後述する。
次にS804において、CPU211は、選択されたイメージファイルをRAM113に転送処理を行う。例えば図13のパターン番号3に合致するネットワークパケットを受信した場合にはイメージファイル2が選択されているため、CPU211は、イメージファイル2をRAM113に転送する。ここで選択されるイメージファイル2の生成方法については、後述する。
次にS805において、CPU211は、先に転送処理を行ったRAMに基づくCPU111による制御に実行制御を移す。これらと類似する処理はS606とS607とにも存在するが、それと異なるイメージファイルを選択的にロードし実行している点が重要である。
これら処理により画像形成装置が低消費電力状態だった場合には揮発性記憶装置の内容を不揮発性記憶装置に転送することで装置の殆どの部分に対する給電を停止させることが可能になるため、より一層の低消費電力化が実現可能である。
これら処理により画像形成装置が低消費電力状態だった場合には揮発性記憶装置の内容を不揮発性記憶装置に転送することで装置の殆どの部分に対する給電を停止させることが可能になるため、より一層の低消費電力化が実現可能である。
図15は、S804の例で示したイメージファイル2の生成の処理の一例を示すフローチャートである。本処理は画像形成装置の電源が切れている状態、即ち電力状態4から電力状態1に変化したときに毎回実行される処理である。
S901において、CPU111は、HDD114内に、プログラム2に対応するイメージファイル2が存在するかを確認する。
存在する場合はいくつかの処理を行わずにS904へ進み、CPU111は、HDD114内にあるプログラム1をRAM113に転送し、処理の実行を開始する。
S901において、CPU111は、HDD114内に、プログラム2に対応するイメージファイル2が存在するかを確認する。
存在する場合はいくつかの処理を行わずにS904へ進み、CPU111は、HDD114内にあるプログラム1をRAM113に転送し、処理の実行を開始する。
S901においてイメージファイル2が存在しないと判断した場合には、S902において、CPU111は、HDD114内にあるプログラム2をRAM113に転送する。ここでプログラム2が実行可能な状態になるが、CPU111は、実行を行わずに、S903において転送後のRAM113の内容をイメージファイル2としてHDD114に対して書き出しを行う。これら処理によりHDD114にイメージファイル2が存在しない場合には、それを生成することが可能になる。このイメージファイルは前述のとおり図13のパターン番号3のネットワークパケットを受信したときに、以後の処理を行うために利用される。S903の処理は、第2の生成処理の一例を示す処理である。
また図9に示してあるとおり、プログラム2はプログラム1と比較して制御対象のインターフェースが少ないため、プログラムサイズが小さくなることが期待できる。これによりイメージファイル1よりもイメージファイル2の方が、サイズが小さくなることを意味する。
これら処理により画像形成装置に対するネットワーク機器からの問い合わせに対して、そのパケットの種類に応じて省電力状態のままでの応答をしたり、異なるサイズのプログラムイメージを選択したりして不揮発性記憶装置と揮発性記憶装置との転送処理を最適化することができる。したがって、処理速度を向上することができる。
また図9に示してあるとおり、プログラム2はプログラム1と比較して制御対象のインターフェースが少ないため、プログラムサイズが小さくなることが期待できる。これによりイメージファイル1よりもイメージファイル2の方が、サイズが小さくなることを意味する。
これら処理により画像形成装置に対するネットワーク機器からの問い合わせに対して、そのパケットの種類に応じて省電力状態のままでの応答をしたり、異なるサイズのプログラムイメージを選択したりして不揮発性記憶装置と揮発性記憶装置との転送処理を最適化することができる。したがって、処理速度を向上することができる。
<実施形態2>
上述した実施形態1では、イメージファイルを用いて、つまり、ハイバネーションを用いて処理の説明を行った。しかしながら、例えば、CPU211は、ネットワークパケットを受信し、受信したネットワークパケットの種類に応じて、装置全体を起床させるか、装置の一部を起床させるか、を判断する。そして、CPU211は、装置全体を起床させると判断した場合、装置全体を動作させるプログラムをROM212等から選択し、装置の一部を起床させると判断した場合、装置の一部を動作させるプログラムをROM212等から選択する。そして、CPU211は、選択したプログラムを補助記憶装置(例えばROM212)から主記憶装置(例えばRAM113)へ読み出して、CPU111によってプログラムが実行されるようにしてもよい。また、CPU211は、受信したネットワークパケットの種類に応じて、省電力状態で応答可能か否かを判断し、省電力状態で応答可能と判断した場合、省電力状態で応答を行うようにしてもよい。
尚、ROM212に格納されるプログラムは、CPU111が、省電力状態に移行する際に、HDD114から選択し、ROM212に格納するようにしてもよい。
上述した実施形態1では、イメージファイルを用いて、つまり、ハイバネーションを用いて処理の説明を行った。しかしながら、例えば、CPU211は、ネットワークパケットを受信し、受信したネットワークパケットの種類に応じて、装置全体を起床させるか、装置の一部を起床させるか、を判断する。そして、CPU211は、装置全体を起床させると判断した場合、装置全体を動作させるプログラムをROM212等から選択し、装置の一部を起床させると判断した場合、装置の一部を動作させるプログラムをROM212等から選択する。そして、CPU211は、選択したプログラムを補助記憶装置(例えばROM212)から主記憶装置(例えばRAM113)へ読み出して、CPU111によってプログラムが実行されるようにしてもよい。また、CPU211は、受信したネットワークパケットの種類に応じて、省電力状態で応答可能か否かを判断し、省電力状態で応答可能と判断した場合、省電力状態で応答を行うようにしてもよい。
尚、ROM212に格納されるプログラムは、CPU111が、省電力状態に移行する際に、HDD114から選択し、ROM212に格納するようにしてもよい。
<その他の実施形態>
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
以上、上述した各実施形態によれば、画像形成装置が低消費電力状態だった場合には揮発性記憶装置の内容を不揮発性記憶装置に転送することで装置の殆どの部分に対する給電を停止させることが可能になるため、より一層の低消費電力化が実現可能である。また画像形成装置に対するネットワーク機器からの問い合わせに対して、そのパケットの種類に応じて省電力状態のままでの応答をしたり、異なるサイズのプログラムイメージを選択したりする。このことにより、不揮発性記憶装置と揮発性記憶装置との転送処理を最適化することで処理速度の向上が可能になった。
これらにより、低消費電力化と処理の高速化をバランスよく実現し、使用者の利便性が大きく向上する。
つまり、上述した各実施形態によれば、低消費電力化の促進と移行処理時間、復帰処理時間とを両立させることができる。
これらにより、低消費電力化と処理の高速化をバランスよく実現し、使用者の利便性が大きく向上する。
つまり、上述した各実施形態によれば、低消費電力化の促進と移行処理時間、復帰処理時間とを両立させることができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
Claims (7)
- 主記憶装置と、
機能が異なる複数のプログラムを記憶する補助記憶装置と、
ネットワークパケットを受信する受信手段と、
前記受信手段により受信されたネットワークパケットの種類に応じて、前記補助記憶装置に記憶された複数のプログラムから選択されたプログラムを、前記補助記憶装置から主記憶装置へ読み出して実行する実行手段と、
を有する画像形成装置。 - 前記受信手段により受信されたネットワークパケットの種類に応じて、省電力状態で応答可能か否かを判断する判断手段と、
前記判断手段により省電力状態で応答可能と判断された場合、省電力状態で応答を行う応答手段と、
を更に有する請求項1記載の画像形成装置。 - 前記受信手段により受信されたネットワークパケットの種類に応じて、装置全体を動作させるプログラムのプログラムイメージを選択するか、装置の一部を動作させるプログラムのプログラムイメージを選択するかを選択する選択手段を更に有し、
前記実行手段は、前記選択手段で選択されたプログラムイメージを補助記憶装置から主記憶装置へ読み出して実行する請求項1又は2記載の画像形成装置。 - 省電力状態に移行する際に、前記装置全体を動作させるプログラムのプログラムイメージを生成し、前記補助記憶装置に記憶する第1の生成手段を更に有する請求項3記載の画像形成装置。
- 電源がONされた際に、前記装置の一部を動作させるプログラムのプログラムイメージを生成し、前記補助記憶装置に記憶する第2の生成手段を更に有する請求項3又は4記載の画像形成装置。
- 画像形成装置が実行する情報処理方法であって、
ネットワークパケットを受信する受信ステップと、
前記受信ステップにより受信されたネットワークパケットの種類に応じて、補助記憶装置に記憶された機能の異なる複数のプログラムから選択されたプログラムを、前記補助記憶装置から主記憶装置へ読み出して実行する実行ステップと、
を含む情報処理方法。 - コンピュータに、
ネットワークパケットを受信する受信ステップと、
前記受信ステップにより受信されたネットワークパケットの種類に応じて、補助記憶装置に記憶された機能の異なる複数のプログラムから選択されたプログラムを、前記補助記憶装置から主記憶装置へ読み出して実行する実行ステップと、
を実行させるためのプログラム。
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