JP2014085271A - 自動分析装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】自動分析装置100は、サンプルターンテーブル10と、サンプルターンテーブルを回転させるターンテーブル駆動部12と、試料を採取し、採取した試料を反応容器に分注するプローブ22と、プローブを移動させるプローブ駆動部24と、制御部42と、を含む。制御部は、ターンテーブル駆動部を制御して、サンプルターンテーブルを停止させる第1処理と、サンプルターンテーブルを停止させている間に、プローブ駆動部を制御して、プローブの移動範囲に位置している2つ以上の試料容器の少なくとも一部に対して、試料を採取し、採取した試料を反応容器に分注できるようにプローブを移動させる第2処理と、を行う。
【選択図】図1
Description
試料が収容される複数の試料容器が環状に配置されるターンテーブルと、
前記ターンテーブルを回転させるターンテーブル駆動部と、
前記試料を採取し、採取した前記試料を反応容器に分注するプローブと、
前記プローブを移動させるプローブ駆動部と、
前記反応容器に収容された前記試料の測定を行う測定部と、
前記ターンテーブル駆動部、および前記プローブ駆動部を制御する制御部と、
を含み、
前記プローブの移動範囲には、前記ターンテーブルに配置された前記複数の試料容器の一部である2つ以上の試料容器が位置し、
前記制御部は、
前記ターンテーブル駆動部を制御して、前記ターンテーブルを停止させる第1処理と、
前記ターンテーブルを停止させている間に、前記プローブ駆動部を制御して、前記プローブの移動範囲に位置している前記2つ以上の試料容器の少なくとも一部に対して、前記試料を採取し、採取した前記試料を前記反応容器に分注できるように前記プローブを移動させる第2処理と、
を行う。
前記プローブ駆動部は、
前記プローブを、前記ターンテーブルの回転軸に平行な第1軸に沿って移動させる第1プローブ駆動部と、
前記プローブを、前記第1軸に平行な軸まわりに回転させる第2プローブ駆動部と、
前記プローブを、前記第1軸と交差する第2軸に沿って移動させる第3プローブ駆動部と、
を有していてもよい。
前記プローブ駆動部は、
前記プローブを、前記ターンテーブルの回転軸に平行な第1軸に沿って移動させる第1プローブ駆動部と、
前記プローブを、前記第1軸と交差する第2軸に沿って移動させる第2プローブ駆動部と、
前記プローブを、前記第1軸および前記第2軸と交差する第3軸に沿って移動させる第3プローブ駆動部と、
を有していてもよい。
前記プローブの移動範囲を覆うカバー部を含んでいてもよい。
前記制御部は、第1動作モードと第2動作モードと、を有し、
前記第1動作モードでは、
前記ターンテーブル駆動部を制御して、前記ターンテーブルを回転させ、前記ターンテーブルに配置された前記複数の試料容器のうちの1つの試料容器を第1位置に位置させる処理と、
前記プローブ駆動部を制御して、前記第1位置に位置している前記1つの試料容器に対して、前記試料を採取し、採取した前記試料を前記反応容器に分注できるように前記プローブを移動させる処理と、
を行い、
前記第2動作モードでは、前記第1処理および前記第2処理を行ってもよい。
前記第1動作モードと前記第2動作モードとを切り替えるための信号を前記制御部に入力するための入力部を含み、
前記制御部は、前記信号に基づいて、前記第1動作モードと前記第2動作モードとを切り替えてもよい。
前記制御部は、前記ターンテーブル駆動部を制御して、前記ターンテーブルを回転させ、前記プローブの移動範囲内に位置している前記2つ以上の試料容器の少なくとも一部を、前記プローブの移動範囲の外に移動させる処理を行ってもよい。
前記プローブのノズルチップを収納するチップ収納部を含み、
前記チップ収納部は、前記プローブの移動範囲内に設けられていてもよい。
1.1. 自動分析装置の構成
まず、第1実施形態に係る自動分析装置の構成について、図面を参照しながら説明する。図1および図2は、第1実施形態に係る自動分析装置100の構成を説明するための図
である。図1および図2には、互いに直交する軸として、X軸、Y軸、Z軸を図示している。
止しているため、プローブ22の移動範囲Aの外にある試料容器2の交換を行うことができる。すなわち、第2動作モードでは、移動範囲A内において試料の採取、分注を行いつつ、移動範囲Aの外において、試料の交換を行うことができる。
次に、第1実施形態に係る自動分析装置100の動作について、図面を参照しながら説明する。図4は、第1実施形態に係る自動分析装置100の動作の一例を示すフローチャートである。
であっても、サンプルターンテーブル10が停止しているため、ユーザーは、プローブ22の移動範囲Aの外にある試料容器2の交換を行うことができる。すなわち、プローブ22の移動範囲A内において試料の採取、分注を行いつつ、移動範囲Aの外において、試料の交換を行うことができる。したがって、自動分析装置100によれば、分析を行いつつ、試料の交換を行うことができる。
次に、第1実施形態に係る自動分析装置の変形例について説明する。なお、上述した図1および図2に示す自動分析装置100の例と異なる点について説明し、同様の点については説明を省略する。
まず、第1変形例について説明する。図5および図6は、第1変形例に係る自動分析装置200の構成を説明するための図である。図5および図6には、互いに直交する軸として、X軸、Y軸、Z軸を図示している。以下、自動分析装置200において、上述した自動分析装置100の構成部材と同様の機能を有する部材については同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
θ軸駆動部24bと、X軸駆動部24cと、を有していた。
次に、第2変形例について説明する。図7は、第2変形例に係る自動分析装置300の構成を説明するための図である。図7には、互いに直交する軸として、X軸、Y軸、Z軸を図示している。以下、自動分析装置300において、上述した自動分析装置100の構成部材と同様の機能を有する部材については同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
上述した自動分析装置100の例では、入力部80は、自動分析装置100の筐体1に設けられたボタンを有しており、ユーザーがこのボタンを押すことで、動作モードを切り替えるための信号を制御部42に送っていた。
2.1. 自動分析装置の構成
次に、第2実施形態に係る自動分析装置の構成について、図面を参照しながら説明する。図8は、第2実施形態に係る自動分析装置400の構成を説明するための図である。図9は、サンプルターンテーブル10を模式的に示す図である。図9では、サンプルターンテーブル10をZ軸方向からみている。図8および図9には、互いに直交する軸として、X軸、Y軸、Z軸を図示している。以下、自動分析装置400において、上述した自動分
析装置100の構成部材と同様の機能を有する部材については同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
次に、第2実施形態に係る自動分析装置400の動作について、図面を参照しながら説明する。図10は、第2実施形態に係る自動分析装置400の動作の一例を示すフローチャートである。
高い試料容器2に対して、検体を採取し、採取した検体を反応容器4に分注できるようにプローブ22を移動させる処理を行う(ステップS32)。これにより、プローブ22は、試料容器2から検体を採取し、反応容器4に分注することができる(ステップS33)。反応容器4に移された検体は、測定部30によって、測定が行われる。測定部30は、測定結果を処理部40に送る。測定結果は、記憶部44に記憶される。
次に、第2実施形態に係る自動分析装置の変形例について説明する。なお、上述した図8に示す自動分析装置400の例と異なる点について説明し、同様の点については説明を省略する。
プルターンテーブル10が回転することを知らせていたが、表示部46に、サンプルターンテーブル10が回転するまでの残り時間を表示してもよい。
Claims (8)
- 試料が収容される複数の試料容器が環状に配置されるターンテーブルと、
前記ターンテーブルを回転させるターンテーブル駆動部と、
前記試料を採取し、採取した前記試料を反応容器に分注するプローブと、
前記プローブを移動させるプローブ駆動部と、
前記反応容器に収容された前記試料の測定を行う測定部と、
前記ターンテーブル駆動部、および前記プローブ駆動部を制御する制御部と、
を含み、
前記プローブの移動範囲には、前記ターンテーブルに配置された前記複数の試料容器の一部である2つ以上の試料容器が位置し、
前記制御部は、
前記ターンテーブル駆動部を制御して、前記ターンテーブルを停止させる第1処理と、
前記ターンテーブルを停止させている間に、前記プローブ駆動部を制御して、前記プローブの移動範囲に位置している前記2つ以上の試料容器の少なくとも一部に対して、前記試料を採取し、採取した前記試料を前記反応容器に分注できるように前記プローブを移動させる第2処理と、
を行う、自動分析装置。 - 請求項1において、
前記プローブ駆動部は、
前記プローブを、前記ターンテーブルの回転軸に平行な第1軸に沿って移動させる第1プローブ駆動部と、
前記プローブを、前記第1軸に平行な軸まわりに回転させる第2プローブ駆動部と、
前記プローブを、前記第1軸と交差する第2軸に沿って移動させる第3プローブ駆動部と、
を有している、自動分析装置。 - 請求項1において、
前記プローブ駆動部は、
前記プローブを、前記ターンテーブルの回転軸に平行な第1軸に沿って移動させる第1プローブ駆動部と、
前記プローブを、前記第1軸と交差する第2軸に沿って移動させる第2プローブ駆動部と、
前記プローブを、前記第1軸および前記第2軸と交差する第3軸に沿って移動させる第3プローブ駆動部と、
を有している、自動分析装置。 - 請求項1ないし3のいずれか1項において、
前記プローブの移動範囲を覆うカバー部を含む、自動分析装置。 - 請求項1ないし4のいずれか1項において、
前記制御部は、第1動作モードと第2動作モードと、を有し、
前記第1動作モードでは、
前記ターンテーブル駆動部を制御して、前記ターンテーブルを回転させ、前記ターンテーブルに配置された前記複数の試料容器のうちの1つの試料容器を第1位置に位置させる処理と、
前記プローブ駆動部を制御して、前記第1位置に位置している前記1つの試料容器に対して、前記試料を採取し、採取した前記試料を前記反応容器に分注できるように前記プローブを移動させる処理と、
を行い、
前記第2動作モードでは、前記第1処理および前記第2処理を行う、自動分析装置。 - 請求項5において、
前記第1動作モードと前記第2動作モードとを切り替えるための信号を前記制御部に入力するための入力部を含み、
前記制御部は、前記信号に基づいて、前記第1動作モードと前記第2動作モードとを切り替える、自動分析装置。 - 請求項1ないし6のいずれか1項において、
前記制御部は、前記ターンテーブル駆動部を制御して、前記ターンテーブルを回転させ、前記プローブの移動範囲内に位置している前記2つ以上の試料容器の少なくとも一部を、前記プローブの移動範囲の外に移動させる処理を行う、自動分析装置。 - 請求項1ないし7のいずれか1項において、
前記プローブのノズルチップを収納するチップ収納部を含み、
前記チップ収納部は、前記プローブの移動範囲内に設けられている、自動分析装置。
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