JP2014083855A - 作業車両の走行制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】1速度段多く設定されたトランスミッションを採用する場合であっても、適用可能な変速レバーを備えた作業車両の走行制御装置を提供する。
【解決手段】トランスミッションによる変速を、手動及び自動により切換える切換手段と、トランスミッションにおける複数の速度段の中から速度段を選択する速度段選択手段と、速度段選択手段とは別に、変速制御切換手段の切換え状態に関係なく1速への手動変速が可能な1速選択手段を有し、複数の速度段のうち1速を除く2速以上の速度段を選択するように構成し、切換手段と速度段選択手段及び1速選択手段のそれぞれの指令に基づきトランスミッションを制御する制御手段とを備えて構成したことを特徴とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、例えば、ホイールローダ等の作業車両に適用されるトランスミッションを備えた作業車両の走行制御装置に関する。
従来から、ホイールローダ等の作業車両においては、変速レバーの速度段位置におけるそれぞれの速度段位置に応じて自動変速範囲を設定したものが知られている。作業を伴わない後進時での動力の省エネを図ることを目的とし、例えば、1速から最大4速まで設定された後進の速度段のうち、1速から3速までの変速レバーの速度段位置におけるそれぞれの自動変速範囲を、最低速度段の1速から3速までの速度段位置に対応する速度段に1段高速の速度段をプラスした速度段までの範囲で変速可能となるように設定し構成されている。
特開2006−283772号公報
上述した従来技術は、変速レバーにおける前進側もしくは後進側における4速の速度段位置が選択された時には、1速から4速までの範囲で自動変速可能に設定されている。よって、4速に対して1速度段多い、例えば、1速から5速まで設定されたトランスミッションを採用しようとした場合には、新たに5速まで対応させた変速レバーを用意する必要がある。
本発明の目的は、1速度段多く設定されたトランスミッションを採用する場合であっても、適用可能な変速レバーを備えた作業車両の走行制御装置を提供することにある。
本請求項1に係る発明の特徴は、駆動源と、この駆動源から伝達されるトルクを増幅させるトルクコンバータと、このトルクコンバータから出力され増幅されたトルクを伝達し変速するトランスミッションとを備えた作業車両の走行制御装置において、前記トランスミッションによる変速を、手動変速もしくは自動変速のいずれかに切換える切換手段と、前記トランスミッションにおける複数の速度段の中から速度段を選択可能に設けた速度段選択手段と、前記速度段選択手段とは別に、前記切換手段の切換え状態に関係なく1速への手動変速が可能な1速選択手段を有し、前記速度段選択手段は、複数の速度段のうち1速を除く2速以上の速度段を選択可能に構成し、前記切換手段と前記速度段選択手段及び前記1速選択手段からのそれぞれの指令に基づき前記トランスミッションを変速制御する制御手段を備え構成したことにある。
請求項2に記載の発明の特徴は、請求項1の発明に係り、前記切換手段が自動変速に切換えられた状態では、前記速度段選択手段で選択された速度段を上限として前記制御手段が変速制御するように構成したことにある。
本発明によれば、1速への手動変速は1速選択手段の操作により変速可能に構成し、かつ、1速以外の速度段を速度段選択手段に割り当てることにより、この速度段選択手段を、1速段多いトランスミッションを採用する場合にも共通して使用することができる。
本発明の一実施形態に係るホイールローダの全体構造を示す側面図である。 本実施の形態に係る変速制御装置の概略構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係るホイールローダの運転席周辺を示す上面図である。 本発明の変速レバーを示す図で、(a)は拡大した側面図で、(b)は正面図である。
以下、本発明に係る作業機械のタンク固定装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るホイールローダの全体構造を示す側面図であり、図2は、本実施の形態に係る変速制御装置の概略構成を示す図である。図3は、本発明の一実施形態に係るホイールローダの運転席周辺を示す上面図であり、図4は、本発明の変速レバーを示す図であって、(a)は拡大した側面図で(b)は正面図である。便宜上、図3における図面左側を左側、図面右側を右側として説明する。
ホイールローダ100は、アーム111、作業機装置であるバケット112、タイヤ113等を有する前部車体110と、運転室121、エンジン室122、タイヤ123等を有する後部車体120とで構成される。アーム111はアームシリンダ114の駆動により上下方向に回動(俯仰動)し、バケット112はバケットシリンダ115の駆動により上下方向に回動(ダンプまたはクラウド)する。前部車体110と後部車体120はセンタピン101により互いに回動自在に連結され、ステアリングシリンダ(不図示)の伸縮により後部車体120に対し前部車体110が左右に屈折する。
図2は、本実施の形態に係る変速制御装置の概略構成を示す図である。エンジン1の出力軸にはトルクコンバータ2(以下、トルコンと呼ぶ)の不図示の入力軸が連結され、トルコン2の不図示の出力軸はトランスミッション3に連結されている。トルコン2は周知のインペラ,タービン,ステータからなる流体クラッチであり、エンジン1の回転はトルコン2を介してトランスミッション3に伝達される。トランスミッション3は、その速度段を1速〜5速に変速する液圧クラッチを有し、トルコン2の出力軸の回転はトランスミッション3で変速される。変速後の回転は、プロペラシャフト4,アクスル5を介してタイヤ113,123に伝達され、ホイールローダ100が走行する。エンジン1の回転数は、エンジン回転数センサ15で検出される。トルコン2の入力軸には回転数センサ13、トルコン2の出力軸には回転数センサ14、プロペラシャフト4には車速を検知する回転数センサ17が設けられている。
作業用油圧ポンプ6はエンジン1により駆動され、油圧ポンプ6からの吐出油は方向制御弁7を介して作業用アクチュエータ8(例えばアームシリンダ114)に導かれる。方向制御弁7は作業機レバー25の操作により駆動され、作業機レバー25の操作量に応じてアクチュエータ8を駆動できる。
トルコン2は入力トルクに対し出力トルクを増大させる機能、つまりトルク比を1以上とする機能を有する。トルク比は、トルコン2の入力軸の回転数Niと出力軸の回転数Ntの比であるトルコン速度比e(=Nt/Ni)の増加に伴い小さくなる。たとえばエンジン回転数が一定状態で走行中に走行負荷が大きくなると、トルコン2の出力軸の回転数、つまり車速が減少し、トルコン速度比eが小さくなる。このとき、トルク比は増加するため、より大きな駆動力(牽引力)で車両走行可能となる。
トランスミッション3は、各速度段に対応したソレノイドバルブ45を有する変速機である。これらソレノイドバルブ45は、コントローラ10からトランスミッション制御装置16へ出力される制御信号によって駆動され、これにより1速〜5速の間で速度段が変更される。本実施の形態では、トランスミッション3の速度段は、たとえば1速度段から5速度段まで設けられている。
自動変速制御には、トルコン速度比eが所定値に達すると変速するトルコン速度比基準制御と、車速が所定値に達すると変速する車速基準制御の2つの方式がある。本実施の形態では、車速基準制御によりトランスミッション3の速度段を制御する。
図3は、ホイールローダの運転席周辺を示す上面図である。
図3に示すように、作業車両の運転室20内には、オペレータが着座する運転席21、作業車両を操舵するためのステアリングホイール22と、アクセルペダル24と、ブレーキペダル23と、作業機装置を操作する作業機レバー25とを設けてある。運転席21は、運転室20のほぼ中央に配置してある。ステアリングホイール22は、運転席21の前方に配置してある。アクセルペダル23とブレーキペダル24は、ステアリングホイール22を支持するステアリングコラム26の基端部の側方に左右に並べてある。アーム111及びバケット112を操作するための作業機レバー25は、運転席21の右側方に設けられるコンソール27の上面の前端部に配置してある。
ステアリングホイール22の下方においてステアリングコラム26から側方に突出し、手動で切換操作される前後進レバー30aを有し、この前後進レバー30aの操作に応じて、前進を指示する前進指示信号、後進を指示する後進指示信号、および、中立を指示する中立指示信号を出力する前後進レバー装置30を備えている。前後進レバー30aは、前進を指示する前進位置F、後進を指示する後進位置R、中立を指示する中立位置Nに切換可能であって、前進位置F、後進位置Rおよび中立位置Nのそれぞれに保持可能に構成してある。
前後進レバー30aと作業機レバー25の位置関係は、前後進レバー30aがステアリングコラム27から左側方に突出し、作業機レバー25が運転席21の右前方に配置され、つまり、前後進レバー30aとステアリングホイール22は左手で操作可能に、作業機レバー25は右手で操作可能に、前後進レバー30aおよび作業機レバー25を配置してある。
また、上述した前後進レバー30aの自由端側には、変速レバーとしての機能を有した速度段切替スイッチ30bを備えている。例えば、図4においては、3速を選択した状態を示している。但し、この速度段切替スイッチ30bは、後述するように従来技術の変速レバーと異なり、ダイヤル式で構成され1速を除く4つの速度段に切替え可能に構成してある。
コンソール27上には作業機レバー25の他に、1速保持スイッチ40,手動・自動変速制御切替スイッチ41,手動シフトダウンスイッチ42,自動シフトダウンスイッチ43を設けてある。
1速保持スイッチ40は、作業機レバーの近傍に設けられ、ホイールローダを地山に突っ込んで地山の土砂を掘削する際に、1速保持スイッチ40をON操作されることにより所定時間、速度段を1速に固定し高トルクを出力して掘削を可能にするためのスイッチである。掘削時以外では、登坂走行時などの牽引力が必要な際に、1速保持スイッチ40をON操作することにより所定時間、高トルクを出力できるように設定されている。
手動・自動変速制御切替スイッチ41は、手動により速度段を切替え可能にするマニュアル(手動)変速と、自動により速度段を切替え可能にするオート(自動)変速とを切り替え可能に構成されたスイッチである。マニュアル変速が選択された状態では、後述のコントローラ10による制御により、速度段切替スイッチ30bで選択されている速度段に保持する。一方、オート変速が選択された状態では、後述のコントローラ10による制御により、速度段切替スイッチ30bで選択されている速度段を上限に後述の回転数センサ17の情報(車速)に基づいて自動変速を行う。
手動シフトダウンスイッチ42は、作業機レバーの近傍もしくは作業機レバー上に設けられ、このスイッチが押される毎に1速度段ずつ最低速度段である1速までシフトダウンすることが可能に設定されている。このスイッチ操作により1速までシフトダウンされた状態において、前後進レバー30aにより前後進を切換えると1速固定の状態は解除され、2速で発進するように設定されている。
自動シフトダウンスイッチ43は、ONされることによって自動で1速までシフトダウンするモードになるように設定してあり、このスイッチがOFFされた状態のときには2速までしか自動でシフトダウンしないように設定されている。なお、この自動シフトダウンスイッチ43のON,OFFの状態に関わらず、手動シフトダウンスイッチ42がONされると手動シフトダウンスイッチ42による操作が優先されるように設定してある。
手動シフトダウンスイッチ42による1速選択時及び自動シフトダウンスイッチ43による1速選択時において、作業機にかかる負荷(掘削時の負荷や登坂走行時における負荷)が所定値以下になった場合には、2速へ自動でシフトアップされるようになっている。
ここで、本発明の要部について説明する。
上述した速度段切替スイッチ30bには、5速のトランスミッションのうち2速〜5速の4つの速度段が割り当てられている。掘削時や登坂時等の特定の作業に使用される使用頻度の低い1速度段は、1速保持スイッチ40がON操作されることにより1速への変速を可能にかつ1速に保持するように構成してあるため、速度段切替スイッチ30bに割り当てていない。つまり、このように1速以外の速度段を速度段切替スイッチ30bに割り当てることにより、1速から4速までの4速段を有するトランスミッションに適用される速度段切替スイッチ30bを、1速段多い5速のトランスミッションを採用する場合にも共通して使用することができる。1速度段の使用頻度が低いとはいうものの、狭い構内での作業は超低速での移動しか許可されない場合があるため、1速保持スイッチ40により1速に保持した状態で走行できるようにすることで狭い構内での作業を、速度を抑制しながら行うことができる。
図2に戻り、本発明の一実施形態に係るホイールローダに備えられたコントローラにおける信号の入出力関係を説明する。
10は、メインとなるコントローラを示す。このコントローラ10により入力される後述する各信号はコントローラ10内に入力されコントローラ10内で演算された後、トランスミッションを制御するトランスミッション制御装置16を介して各ソレノイドバルブ45に出力される。コントローラ10は、前進,後進もしくは中立のいずれかが選択されていることに対応した信号が前後進レバー30aからの信号として入力されるように構成されている。また、コントローラ10は、現在選択されている速度段が速度段切替スイッチ30bからの信号として入力され、手動シフトダウンスイッチ42からの指令信号が入力されるように構成されている。さらに、コントローラ10は、1速保持スイッチ40からの指令信号が入力され、手動変速か自動変速かのいずれかに対応した信号が手動・自動変速制御切替スイッチ41からの信号として入力され、自動シフトダウンスイッチ43からの指令信号が入力されるように構成されている。コントローラ10には、アクセルペダル11の操作量を検出するペダル操作量センサ12を初め、各センサ13,14,15,17からの信号が入力されるように構成されている。トランスミッション制御装置16を介して、前進クラッチ,後進クラッチ,もしくは、各速度段クラッチ(いずれも図示せず)を制御するソレノイドバルブ45に対し信号が出力される構成となっている。
図4は、変速レバーとしての機能を有した本発明の変速段切替スイッチを示す図で、(a)はオペレータ側から見た拡大した側面図で、(b)は自由端側から見た正面図である。図4の(a)及び(b)に示すように、前後進レバー30aの先端に設けたダイヤル式の速度段切替スイッチ30bには、4つの速度段を対応付けてあり、具体的には2速から5速までの速度段を選択可能に対応づけてある。
次に、上記構成の本実施の形態におけるホイールローダの手動変速による動作を説明する。
オペレータが運転室121内の運転席に着座した状態で、エンジンを起動し、手動・自動変速制御切替スイッチ41を手動変速制御に切換え前後進レバー30aを前進に切換えて、アクセルペダル24を踏み込むと、ホイールローダ100は2速で発進する。この状態から車速が増加すると、オペレータは、その車速に応じて速度段切替スイッチ41を操作することにより3速へのシフトアップを行い、さらに車速の増加に応じて、速度段切替スイッチ41を操作し4速、5速へとシフトアップを行う。
ここで、掘削対象である地山に近づくにつれオペレータは、速度段切替スイッチ30bを操作して4速→3速→2速とシフトダウンさせる。さらに、地山の直前もしくは地山にバケットを突っ込んだ状態になると掘削力を発揮させるために、オペレータは1速保持スイッチ40を押して1速にシフトダウンさせる。その後、オペレータは作業機レバー25を操作してバケット112やアーム111を動作させ、掘削した土砂をバケット112内に抱え込む。その後、前後進レバー30aを後進に切換えてホイールローダを2速で後進走行させ、その後に前後進レバー30aを前進方向へ切換えてダンプトラック(図示せず)へ向けて2速発進により前進走行させる。オペレータは速度段切替スイッチ30bを操作し、シフトアップさせた後、2速までシフトダウンさせた状態でダンプトラックに近づき、ブレーキペダル23及び作業機レバー25を操作して、バケット112内の土砂をダンプトラックの荷台に放土する。
次に、上記構成の本実施の形態におけるホイールローダの自動変速による動作を説明する。
手動・自動変速制御切替スイッチ41を自動変速制御に切換え前後進レバー30aを前進に切換えて、アクセルペダル24を踏み込むと、ホイールローダ100は2速で発進する。コントローラは、速度段切替スイッチ30bで選択されている速度段を上限に、回転数センサ17の情報(車速)に基づいて最適な自動変速を行い、シフトアップまたはシフトダウンさせる。
以上、説明した本実施形態によれば、次のような効果が得られる。
本実施形態では、1速への手動変速は1速保持スイッチもしくは2速状態からの手動シフトダウンスイッチの操作により変速可能に構成し、かつ、1速以外の速度段を速度段切替スイッチ30bに割り当てることにより、1速から4速までの4速段を有するトランスミッションに適用される速度段切替スイッチ30bを、1速段多い5速のトランスミッションを採用する場合にも共通して使用することができる。これにより、部品点数の削減を図ることができる。1速度段多いトランスミッションにおいても、任意に各速度段をそれぞれ選択可能に構成することができる。
本発明の実施形態では、4速用の速度段切替スイッチ30bを5速のトランスミッションに適用する例を挙げて説明したが、本実施形態に限定されるものではなく、2速用の速度段切替スイッチを3速のトランスミッションに適用でき、3速用の速度段切替スイッチを4速のトランスミッションに適用でき、5速用の速度段切替スイッチを6速のトランスミッションに適用できることはいうまでもない。
なお、速度段切替スイッチ30bに示された各速度段の数字は、デカルを貼り付けたものであるため、速度段切替スイッチ30bを1速段多いトランスミッションに共通して使用する場合には、速度段切替スイッチ30bにおける各速度段の数字やその位置を、1速段多いトランスミッションに対応させてデカルを貼り付けるようにすればよい。
上述した実施形態においては、ダイヤル式の速度段切替スイッチ30bを例に挙げ説明したが、速度段切替スイッチ30bをレバー式の変速レバーに適用できることは言うまでもない。
10 コントローラ
25 作業機レバー
30a 前後進レバー
30b 速度段切替スイッチ(速度段選択手段)
40 1速保持スイッチ(1速選択手段)
41 手動・自動変速制御切替スイッチ(1速選択手段)
43 手動シフトダウンスイッチ(1速選択手段)
100 ホイールローダ
111 アーム
112 バケット
121 運転室

Claims (2)

  1. 駆動源と、
    この駆動源から伝達されるトルクを増幅させるトルクコンバータと、
    このトルクコンバータから出力され増幅されたトルクを伝達し変速するトランスミッションとを備えた作業車両の走行制御装置において、
    前記トランスミッションによる変速を、手動変速もしくは自動変速のいずれかに切換える切換手段と、
    前記トランスミッションにおける複数の速度段の中から速度段を選択可能に設けた速度段選択手段と、
    前記速度段選択手段とは別に、前記切換手段の切換え状態に関係なく1速への手動変速が可能な1速選択手段を有し、
    前記速度段選択手段は、複数の速度段のうち1速を除く2速以上の速度段を選択可能に構成し、
    前記切換手段と前記速度段選択手段及び前記1速選択手段からのそれぞれの指令に基づき前記トランスミッションを変速制御する制御手段を備えたことを特徴とする作業車両の走行制御装置。
  2. 前記切換手段が自動変速に切換えられた状態では、前記速度段選択手段で選択された速度段を上限として前記制御手段が変速制御するように構成したことを特徴とする請求項1に記載の作業車両の走行制御装置。
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