JP2006283772A - 作業用車両における自動変速装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】複数の前進変速段および複数の後進変速段を有するホイールローダの自動変速装置であって、運転モードが作業モードである場合における前進時の変速レバーの変速段位置においては、第1速〜当該変速段までの間でもって自動変速を行い、後進時の変速レバーの変速段位置においては、第1速〜当該変速段より一段高速の変速段までの間でもって自動変速を行うようにしたものである。
【選択図】 図4
Description
ブルドーザなどの建設車両においては、作業現場の状況に応じて、自動変速パターンを切り替えるようにしたものが提案されており(例えば、特許文献1参照)、例えば3種類の作業モードと、1種類の自走モードとが設けられており、それぞれのモードに応じた自動変速パターンが用いられている。
前進時の変速レバーの速度段位置においては、第1速〜当該速度段までの間でもって自動変速を行い、
後進時の変速レバーの速度段位置においては、第1速〜当該速度段より一段高速の速度段までの間でもって自動変速を行うように構成したものである。
さらに、本発明の請求項3に係る作業用車両の自動変速装置は、複数の前進速度段および複数の後進速度段を有するとともに、操作モードとして、手動変速モードと自動変速モードとが備えられた作業用車両の自動変速装置であって、
速度段を固定する速度段固定手段を具備するとともに、
当該速度段固定手段により速度段を固定した際に、後進速度段については、前進速度段よりも一段高速の速度段が選択されるように構成したものである。
以下、本発明の実施の形態1に係る作業用車両の自動変速装置を、図1〜図4に基づき説明する。
まず、簡単に、ホイールローダの構成を図1に基づき説明する。
この自動変速装置においては、図2に示すように、前進または後進を切り替える切替スイッチ(または、切替レバー)が設けられており、この切替スイッチにより選択されると、例えば「前進」の表示ランプ11または「後進」の表示ランプ12が点灯するように構成されており、また変速レバー13については、第1速〜第4速の4段の速度段位置(シフト位置ともいう)が設けられており、任意の速度段を選択し得るように構成されている。そして、各モードに応じて、その自動変速範囲が予め設定されている。
この作業モードにおいては、当然に、前進時と後進時とがあるが、前進時においては、バケット5の昇降動作および傾動動作を伴うため、すなわち大きい負荷がかかるため、エンジンの回転数を高く維持する必要があり、一方、後進時においては、車両本体の走行だけであるため、それ程、大きい負荷がかからないので、エンジンの回転数を高く維持する必要はなく、したがって後進時に、一段高速(一段上)の速度段での走行が可能となる。
すなわち、図3に示すように、第1速位置では、第1速が選択され、第2速位置では、第1速〜第2速の間でもって自動変速が行われ、また第3速位置では、第1速〜第3速の間でもって自動変速が行われ、第4速位置では、第1速〜第4速の間でもって自動変速が行われるようにされている。
すなわち、図4に示すように、第1速位置では、第1速〜第2速の間で自動変速が行われ、第2速位置では、第1速〜第3速の間でもって自動変速が行われ、また第3速位置では、第1速〜第4速の間でもって自動変速が行われ、さらに最も変速比(ギヤ比)が大きい第4速位置では、当然ながら、それ以上の変速位置がないため、第と1速〜第4速の間でもって自動変速が行われるようにされている。
この走行モードでは、作業のための大きい動力を必要としないので、元々、エンジンの回転数自体が低く設定されており、したがって前進および後進ともに、変速レバーの速度段位置においては、第1速〜当該速度段までの間でもって自動変速が行われるようにされている。すなわち、この走行モードに切り替えた場合には、作業モードの箇所で説明したような、変速範囲が広くなる自動変速機能を用いる必要はない。
[実施の形態2]
以下、本発明の実施の形態2に係る作業用車両の自動変速装置を、図5に基づき説明する。
上記変速レバー21について説明すると、例えば前方に傾動させると前進走行となり、また後方に傾動させると後進走行となり、さらに変速レバー21の頭部には、速度段を例えば第1速〜第4速のいずれかに切り替えるための回転式変速ノブ22が設けられるとともに、当該回転式変速ノブ22の中央には、その速度段を固定または固定解除を行い得る速度段固定手段としての押しボタン式速度段固定スイッチ23が備えられている。
2 走行車輪
3 車両本体
4 ブーム
5 バケット
6 昇降用油圧シリンダ
7 揺動レバー
8 傾動用油圧シリンダ
11 変速レバー
21 変速レバー
22 回転式変速ノブ
23 速度段固定スイッチ
Claims (5)
- 複数の前進速度段および複数の後進速度段を有する作業用車両の自動変速装置であって、
前進時の変速レバーの速度段位置においては、第1速〜当該速度段までの間でもって自動変速を行い、
後進時の変速レバーの速度段位置においては、第1速〜当該速度段より一段高速の速度段までの間でもって自動変速を行うように構成した
ことを特徴とする作業用車両における自動変速装置。 - 運転モードが作業モードである場合に、請求項1記載の自動変速機能が作動するように構成したことを特徴とする作業用車両における自動変速装置。
- 複数の前進速度段および複数の後進速度段を有するとともに、操作モードとして、手動変速モードと自動変速モードとが備えられた作業用車両の自動変速装置であって、
速度段を固定する速度段固定手段を具備するとともに、
当該速度段固定手段により速度段を固定した際に、後進速度段については、前進速度段よりも一段高速の速度段が選択されるように構成したことを特徴とする作業用車両における自動変速装置。 - 操作モードが手動変速モードで且つ運転モードが作業モードである場合、請求項3記載の変速機能が作動するように構成したことを特徴とする作業用車両における自動変速装置。
- 速度段固定手段を、変速レバーに設けたことを特徴とする請求項3または4に記載の作業用車両における自動変速装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2005100299A JP2006283772A (ja) | 2005-03-31 | 2005-03-31 | 作業用車両における自動変速装置 |
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JP2005100299A JP2006283772A (ja) | 2005-03-31 | 2005-03-31 | 作業用車両における自動変速装置 |
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ID=37405922
Family Applications (1)
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JP2005100299A Pending JP2006283772A (ja) | 2005-03-31 | 2005-03-31 | 作業用車両における自動変速装置 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2014061602A1 (ja) | 2012-10-19 | 2014-04-24 | 日立建機株式会社 | 作業車両の走行制御装置 |
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2005
- 2005-03-31 JP JP2005100299A patent/JP2006283772A/ja active Pending
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