JP2014083557A - スポット溶接方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】薄い鋼板と隣り合う厚い鋼板との間に良好なナゲットを形成すると共に、溶接後の薄い鋼板の表面を平坦に仕上げることができるスポット溶接方法を提供する。
【解決手段】重ね合わせた2枚の厚い鋼板Wa,Wbの一方の厚い鋼板Wbに薄い鋼板Waをさらに重ね合わせ、これらの鋼板を溶接電極11,12で挟み加圧通電することによりこれらの鋼板をスポット溶接する方法において、薄い鋼板Waの一方の面に凹部30を他方の面に凸部21を形成し、凸部21が厚い鋼板Wbに接触するように薄い鋼板Waを2枚の厚い鋼板Wb,Wcに重ね合わせ、溶接電極11が薄い鋼板Waの凹部20の全体を覆うように溶接電極11,12でこれらの鋼板を挟んだ状態で、低加圧力で通電することにより薄い鋼板Waと隣り合う厚い鋼板Wbとを溶接し、その後、高加圧力で通電することにより2枚の厚い鋼板Wb,Wc同士を溶接する。
【選択図】図1

Description

本発明は、スポット溶接方法に関し、特に、重ね合わせた2枚の厚い鋼板の一方に薄い鋼板をさらに重ね合わせ、これらの鋼板を一対の電極で挟み加圧通電することにより、これらの鋼板をスポット溶接する方法に関する。
一般に、重ね合わせられた鋼板同士の溶接には、スポット溶接が用いられている。この溶接方法は、重ね合わせた2枚の鋼板を直接、上下の電極チップで挟み加圧しながら板厚方向に溶接電流を流すことで発生する鋼板の抵抗発熱を利用するもので、点状の溶接部を得ている。即ち、電流を流した際に両鋼板の接触箇所に溶接ナゲット(以下「ナゲット」という。)と呼ばれる両鋼板の溶融した部分ができ、このナゲットによって両鋼板が点状に溶接される。
しかしながら、重ね合わせた2枚の厚い鋼板の一方に薄い鋼板をさらに重ね合わせてスポット溶接を行う場合、薄い鋼板に対する、薄い鋼板及び2枚の厚い鋼板の総板厚の比が約4倍以上になると、薄い鋼板と、この薄い鋼板と隣り合う厚い鋼板との間にナゲットが充分に形成されず、所定の溶接強度が得られないという問題があった。
特許文献1には、この問題を解決するために、薄い鋼板の溶接すべき部位に一般部より一段高い座面を有する中空円錐台形状の凸部を形成するとともに、一対の電極のうち、薄い鋼板に対向する電極は先端を球面に形成し、溶接初期は低加圧力で薄い鋼板の凸部を押しつぶすようにして薄い鋼板とこれと隣り合う厚い鋼板とを溶接し、その後、高加圧力で2枚の厚い鋼板同士を溶接する方法が開示されている。
特開2003−71569号公報
しかしながら、特許文献1に記載のスポット溶接では、中空円錐台形状の凸部を先端が球面の電極で押しつぶしているため、溶接後の薄い鋼板の表面に凹凸が残るという問題がある。
そこで、本発明は薄い鋼板と隣り合う厚い鋼板との間に良好なナゲットを形成するとともに、溶接後の薄い鋼板の表面を平坦に仕上げることができるスポット溶接方法を提供することを目的としている。
本発明のスポット溶接方法は、重ね合わせた2枚の厚い鋼板の一方に薄い鋼板をさらに重ね合わせ、これらの鋼板を一対の溶接電極で挟み加圧通電することにより、これらの鋼板をスポット溶接する方法において、薄い鋼板の一方の面に凹部を他方の面に凸部を形成し、この凸部が一方の厚い鋼板に接触するように薄い鋼板を2枚の厚い鋼板に重ね合わせ、一方の溶接電極が薄い鋼板の凹部の全体を覆うように一対の溶接電極でこれらの鋼板を挟んだ状態で、低加圧力で通電することにより薄い鋼板と隣り合う厚い鋼板とを溶接し、その溶接後、高加圧力で通電することにより2枚の厚い鋼板同士を溶接することを特徴とする。
本発明によれば、重ね合わせた2枚の厚い鋼板の一方に薄い鋼板をさらに重ね合わせ、これらの鋼板をスポット溶接するにあたり、薄い鋼板と隣り合う厚い鋼板との間に良好なナゲットを形成して充分な溶接強度を得るとともに、溶接後の薄い鋼板の表面を平坦に仕上げることができる。
本発明の第1の実施形態によるスポット溶接方法を示す図である。 溶接電極11と薄い鋼板Waとの配置関係を示す平面図である。 薄い鋼板Waと隣り合う厚い鋼板Wbとを溶接する時の図2のX−X線に対応した断面図である。 2枚の厚い鋼板Wb,Wc同士を溶接する時の図2のX−X線に対応した断面図である。 本発明の第2の実施形態によるスポット溶接方法を示す図である。 溶接電極11と厚い鋼板Wbとの配置関係を示す平面図である。 薄い鋼板Waと隣り合う厚い鋼板Wbとを溶接する時の図6のX−X線に対応した断面図である。
<第1の実施形態>
以下、本発明の第1の実施形態によるスポット溶接方法の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本実施形態のスポット溶接方法に用いられる溶接装置10、及び被溶接部材である薄い鋼板Wa、厚い鋼板Wb,Wcを示す図である。
溶接装置10は、一対の溶接電極11,12と、一方の溶接電極12を支持するとともに溶接電極11,12で被溶接部材を加圧可能なシリンダ13と、このシリンダ13に供給するエアの圧力を調整して加圧力を切替え可能な加圧力切替装置14と、例えば50Hzの商用交流電源15と、商用交流電源15を電源として溶接電極11,12に溶接電流を供給可能な溶接トランス16と、溶接電極11,12に供給される溶接電流を任意に制御可能な溶接電流制御装置17を含んで構成されている。
一対の溶接電極11,12は、所定の間隔を隔てて対向するようにそれぞれ位置しており、一方の溶接電極11がシリンダ13によって移動可能に支持され、他方の溶接電極12は固定されている。溶接電極11,12は、その先端面11a,12aがそれぞれ平面または球面で形成されていることが薄い鋼板の表面を平坦に仕上げる上で好ましい。
シリンダ13は、加圧エアにより他方の溶接電極12の方向に可動し得る可動部を有し、この可動部に一方の溶接電極11を支持可能に構成されている。これにより、エア源から供給される加圧エアにより可動部が可動すると、溶接電極11を溶接電極12の方向に動かすことができる。
溶接電流制御装置17は、加圧力切替装置14の加圧力の変化に同期して、一対の溶接電極11,12に供給される溶接電流の値を制御し得るように構成されている。本実施形態では、低加圧力で、例えば8000〜10000Aの溶接電流を溶接電極11,12に供給することにより薄い鋼板Waと隣り合う厚い鋼板Wbとを溶接し、その溶接後に、高加圧力で、例えば、8000〜10000Aの溶接電流を溶接電極11,12に供給することにより、2枚の厚い鋼板Wb,Wc同士を溶接している。このように溶接装置10を構成することにより、一対の溶接電極11,12間に、薄い鋼板Wa、厚い鋼板Wb、Wcを挟み加圧通電することができるので、両溶接電極11,12間に所定の溶接電流を流すことができる。
次に、薄い鋼板Waの構成を図1、図2に基づいて説明する。薄い鋼板Waの溶接すべき部位には、例えば、パンチング法により、薄い鋼板Waの一方の面にパンチの先端を打ち当てることにより、一方の面に凹部20が形成され、他方の面には凹部20に対応した凸部21が形成される。
そして、薄い鋼板Waの凸部21が、隣り合う厚い鋼板Wbに接触するように薄い鋼板Waを2枚の厚い鋼板Wb,Wcに重ね合わせ、溶接電極11が薄い鋼板Waの凹部20及び凸部21の全体を覆うように一対の溶接電極11,12で、これらの鋼板を挟む。この場合、図2に示すように、溶接電極11の先端面11aは、凹部20及び凸部21の全体を覆うような直径を有している。
そして、加圧力切替装置14によりシリンダ13に供給するエアの圧力を低圧力に調整して、溶接電極11に低加圧力(例えば、0.7〜1.0KN)を加え、通電することにより薄い鋼板Waと隣り合う厚い鋼板Wbとを溶接する1回目の溶接を行う。この時の通電時間は、例えば5サイクルである。
この時、2枚の厚い鋼板Wb,Wcは溶接電極11の加圧力により密着しており、薄い鋼板Waと隣り合う厚い鋼板Wbは薄い鋼板Waの凸部21を介して高抵抗で接触することになる。このため、この凸部21と厚い鋼板Wbとの接触箇所に溶接電流が集中し、この接触箇所とその周辺部が溶融凝固することにより、図3に示すように、良好なナゲット22が形成され充分な溶接強度が得られる。
溶接初期は薄い鋼板Waの凸部21が存在するため、薄い鋼板Waと隣り合う厚い鋼板Wbの間には隙間が生じるが、その後、凸部21は溶融するため、最終的には薄い鋼板Waと隣り合う厚い鋼板Wbとは隙間なく密着されることになる。また、薄い鋼板Waの凹部20は溶接電極11の加圧力によりある程度平坦化される。
その後、加圧力切替装置14によりシリンダ13に供給するエアの圧力を高圧力に調整して、溶接電極11に高加圧力(例えば、3.0〜5.0KN)を加え、通電することにより2枚の厚い鋼板Wb,Wc同士を溶接する2回目の溶接を行う。この時の通電時間は、2枚の厚い鋼板Wb,Wc同士の溶接強度を確保するために、1回目の通電時間より長く設定され、例えば20サイクルである。
この2回目の溶接の結果、図4に示すように、2枚の厚い鋼板Wb,Wcの接触箇所にナゲット23が形成される。このナゲット23が大きければ、1回目の溶接で形成されたナゲット22と接触して、両者は一体化される。2回目の溶接では溶接電極11には高加圧力が加えられるので、薄い鋼板Waの凹部20はほぼ完全に平坦化される。この場合、薄い鋼板Waの凹部20を平坦化するために、前述のように、溶接電極11,12は、その先端面11a,12aがそれぞれ平面または球面で形成されていることが好ましい。
また、ナゲット23を短時間で大きく形成するために、溶接電流制御装置17により、2回目の溶接の溶接電流は1回目の溶接の溶接電流より大きく設定されることが好ましい。
以上のように、本発明の第1の実施形態によるスポット溶接方法によれば、重ね合わせた2枚の厚い鋼板Wb,Wcの一方に薄い鋼板Waをさらに重ね合わせ、これらの鋼板をスポット溶接するにあたり、薄い鋼板Waと隣り合う厚い鋼板Wb,Wcとの間にも良好なナゲット22を形成して充分な溶接強度を得るとともに、溶接後の薄い鋼板Waの表面を平坦に仕上げることができる。
<第2の実施形態>
第1の実施形態によるスポット溶接方法においては、薄い鋼板Waに凹部20及び凸部21を形成するが、本実施形態によるスポット溶接方法においては、薄い鋼板Waにではなく、厚い鋼板Wbに凹部24及び凸部25を形成する点が異なっている。その他の構成は第1の実施形態と同じである。
厚い鋼板Wbの構成を図5、図6に基づいて説明すると、厚い鋼板Wbの溶接すべき部位には、例えば、パンチング法により、厚い鋼板Wbの一方の面にパンチの先端を打ち当てることにより、一方の面に凹部24が形成され、他方の面には凹部24に対応した凸部25が形成される。
そして、厚い鋼板Wbの凸部25が、薄い鋼板Waに接触するように薄い鋼板Waを2枚の厚い鋼板Wb,Wcに重ね合わせ、溶接電極11が厚い鋼板Waの凹部24及び凸部25の全体を覆うように一対の溶接電極11,12で、これらの鋼板を挟む。この場合、図6に示すように、溶接電極11の先端面11aは、薄い鋼板Waの上面から見て、凹部24及び凸部25の全体を覆うような直径を有している。
そして、第1の実施形態と同様に、加圧力切替装置14によりシリンダ13に供給するエアの圧力を低圧力に調整して、溶接電極11に低加圧力(例えば、0.7〜1.0KN)を加え、通電することにより薄い鋼板Waと隣り合う厚い鋼板Wbとを溶接する1回目の溶接を行う。この時の通電時間は、例えば5サイクルである。
この時、2枚の厚い鋼板Wb,Wcは、厚い鋼板Wbの凹部24を除けば溶接電極11の加圧力により密着しており、薄い鋼板Waと隣り合う厚い鋼板Wbは厚い鋼板Wbの凸部25を介して高抵抗で接触することになる。このため、この凸部25と薄い鋼板Waとの接触箇所に溶接電流が集中し、この接触箇所とその周辺部が溶融凝固することにより、図7に示すように、良好なナゲット22が形成され充分な溶接強度が得られる。
溶接初期は厚い鋼板Wbの凸部25が存在するため、薄い鋼板Waと隣り合う厚い鋼板Wbの間には隙間が生じるが、その後、凸部25は溶融するため、最終的には薄い鋼板Waと隣り合う厚い鋼板Wbとは隙間なく密着されることになる。また、厚い鋼板Wbの凹部24は溶接電極11の加圧力によりある程度平坦化される。
その後、加圧力切替装置14によりシリンダ13に供給するエアの圧力を高圧力に調整して、溶接電極11に高加圧力(例えば、3.0〜5.0KN)を加え、通電することにより2枚の厚い鋼板Wb,Wc同士を溶接する2回目の溶接を行う。この時の通電時間は、2枚の厚い鋼板Wb,Wc同士の溶接強度を確保するために、1回目の通電時間より長く設定され、例えば20サイクルである。
この2回目の溶接の結果、第1の実施形態と同様、図4に示すように、2枚の厚い鋼板Wb,Wcの接触箇所にナゲット23が形成される。この時、厚い鋼板Wbの凹部24はナゲット23の中に吸収されて、消失する。このナゲット23が大きければ、1回目の溶接で形成されたナゲット22と接触して、両者は一体化される。
本実施形態によれば、薄い鋼板Waには凹凸部は形成されず、その表面は元々平坦になっている。溶接後にも薄い鋼板Waの平坦性を維持するために、溶接電極11,12は、その先端面11a,12aがそれぞれ平面または球面で形成されていることが好ましい。
また、ナゲット23を短時間で大きく形成するために、溶接電流制御装置17により、2回目の溶接の溶接電流は1回目の溶接の溶接電流より大きく設定されることが好ましい。
以上のように、本発明の第2の実施形態によるスポット溶接方法によれば、重ね合わせた2枚の厚い鋼板Wb,Wcの一方に薄い鋼板Waをさらに重ね合わせ、これらの鋼板をスポット溶接するにあたり、薄い鋼板Waと隣り合う厚い鋼板Wb,Wcとの間にも良好なナゲット22を形成して充分な溶接強度を得るとともに、溶接後の薄い鋼板Waの表面を平坦に仕上げることができる。
なお、本発明のスポット溶接方法は、薄い鋼板Wa、厚い鋼板Wb,Wcがメッキ鋼板(アルミニウムメッキ鋼板、亜鉛メッキ鋼板など)である場合、非メッキ鋼板である場合のどちらにも適用することができる。
また、本発明のスポット溶接方法の実施には、溶接装置10の代わりに、ロボットガン、サーボスポットガン等の溶接ガンを用いることができる。
10 溶接装置
11,12 溶接電極
13 シリンダ
14 加圧力切替装置
15 商用交流電源
16 溶接トランス
17 溶接電流制御装置
20 薄い鋼板Waの凹部
21 薄い鋼板Waの凸部
22,23 ナゲット
24 厚い鋼板Wbの凹部
25 厚い鋼板Wbの凸部
Wa 薄い鋼板
Wb,Wc 厚い鋼板

Claims (6)

  1. 重ね合わせた2枚の厚い鋼板の一方に薄い鋼板をさらに重ね合わせ、これらの鋼板を一対の溶接電極で挟み加圧通電することにより、これらの鋼板をスポット溶接する方法において、
    薄い鋼板の一方の面に凹部を他方の面に凸部を形成し、この凸部が一方の厚い鋼板に接触するように薄い鋼板を2枚の厚い鋼板に重ね合わせ、一方の溶接電極が薄い鋼板の凹部及び凸部の全体を覆うように一対の溶接電極でこれらの鋼板を挟んだ状態で、低加圧力で通電することにより薄い鋼板と隣り合う厚い鋼板とを溶接し、その溶接後、高加圧力で通電することにより2枚の厚い鋼板同士を溶接することを特徴とするスポット溶接方法。
  2. 一対の溶接電極のうち、薄い鋼板に対向する溶接電極の先端面は平面または球面で形成されていることを特徴とする請求項1に記載のスポット溶接方法。
  3. 薄い鋼板をパンチングすることにより、薄い鋼板の一方の面に凸部を他方の面に凹部を形成することを特徴とする請求項1又は2に記載のスポット溶接方法。
  4. 重ね合わせた2枚の厚い鋼板の一方に薄い鋼板をさらに重ね合わせ、これらの鋼板を一対の溶接電極で挟み加圧通電することにより、これらの鋼板をスポット溶接する方法において、
    厚い鋼板の一方の面に凹部を他方の面に凸部を形成し、この凸部が薄い鋼板に接触するように薄い鋼板を2枚の厚い鋼板に重ね合わせ、一方の溶接電極が厚い鋼板の凹部及び凸部の全体を覆うように一対の溶接電極でこれらの鋼板を挟んだ状態で、低加圧力で通電することにより薄い鋼板と隣り合う厚い鋼板とを溶接し、その溶接後、高加圧力で通電することにより2枚の厚い鋼板同士を溶接することを特徴とするスポット溶接方法。
  5. 一対の溶接電極のうち、薄い鋼板に対向する溶接電極の先端面は平面または球面で形成されていることを特徴とする請求項4に記載のスポット溶接方法。
  6. 厚い鋼板をパンチングすることにより、厚い鋼板の一方の面に凸部を他方の面に凹部を形成することを特徴とする請求項3又は4に記載のスポット溶接方法。
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