JP2014081549A - 穴閉塞用ラベル、穴閉塞用ラベル連続体、及びその連続体の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 穴閉塞用ラベル連続体10は、離型面部2aと複数の非離型面部2bとが海島状に配置され、離型面部2aを海領域とし且つ非離型面部2bを島領域とする表面を有する離型紙2と、非離型面部2b及びその周囲の離型面部2aを含んで離型紙2の表面に粘着剤層を介して積層され、非離型面部2b毎にそれぞれ独立したラベル基材3と、ラベル基材3の表面に積層された延伸性フィルム5と、を有し、ラベル基材3には、非離型面部2bに対応する範囲の周縁に略沿った無端状の切込み線6が形成されており、延伸性フィルム5の裏面が、切込み線6の内側範囲においてラベル基材3の表面に弱く接着され、且つ、切込み線6の外側範囲においてラベル基材3の表面に強く接着されている。
【選択図】 図2
Description
かかる防塵ラベルは、離型紙から剥離され、基材の開口部を段ボール箱の手掛け穴に位置合わせしつつ、粘着剤を介して段ボール箱の外面に貼り付けて使用される。
この防塵ラベルの開口部は、延伸性フィルムによって塞がれているので、手掛け穴から異物が侵入することを防止でき、又、延伸性フィルムは、適度に伸びるので、防塵ラベルで手掛け穴を塞いだままで当該手掛け穴に手を掛けて段ボール箱を運搬することができる。
具体的には、特許文献1の防塵ラベルは、その複数が離型紙上に所定間隔を開けて貼付されたラベル連続体の態様で提供される。
このラベル連続体は、離型紙と基材とが粘着剤を介して積層された原料シートを打ち抜き、その原料シートの面内に複数の穴(開口部)を形成した後、前記基材の表面上に延伸性フィルムを積層し、その穴を含む周辺を残して(離型紙以外の)基材及び延伸性フィルムを取り除くことにより作製される。
得られたラベル連続体は、それをロールに巻き取って保管され、その使用時には、ロールから前記連続体を引き出し、個々の防塵ラベルを離型紙から引き剥がす。
離型紙が歪んだままでラベル連続体をロールに巻き取ると、防塵ラベルが歪み、それに皺が付いてしまう。また、離型紙及びラベルが歪まないようにロールに巻き取ったとしても、その後、防塵ラベルを引き剥がす際に離型紙が歪むと、防塵ラベルを綺麗に引き剥がすことができないおそれがある。
本発明の第2の目的は、前記穴閉塞用ラベルに適した製造方法を提供することである。
このため、穴閉塞用ラベルの一部分から捲り挙げると、ラベル基材の裏面と離型紙の離型面部との間、切込み線、延伸性フィルムの裏面とラベル基材の切込み線の内側範囲との間にて分離し、穴閉塞用ラベルを容易に離型紙から引き剥がすことができる。
本発明の穴閉塞用ラベルが貼付された離型紙は、開口部のような穴が形成されていないので、穴閉塞用ラベルを離型紙から綺麗に引き剥がすことができる。
この穴閉塞用ラベル連続体は、離型面部と複数の非離型面部とが海島状に配置され、前記離型面部を海領域とし且つ前記複数の非離型面部を島領域とする表面を有する離型紙と、前記1つの非離型面部及びその周囲の離型面部を含んで離型紙の表面に粘着剤層を介して積層されたラベル基材であって、複数の非離型面部毎にそれぞれ独立したラベル基材と、前記各ラベル基材の表面にそれぞれ積層された延伸性フィルムと、を有し、前記各ラベル基材には、前記非離型面部に対応する範囲の周縁に略沿った無端状の切込み線が形成されており、前記各延伸性フィルムの裏面が、前記無端状の切込み線の内側範囲においてラベル基材の表面に弱く接着され又は非接着とされ、且つ、前記切込み線の外側範囲においてラベル基材の表面に強く接着されている。
この製造方法は、離型面部と複数の非離型面部とが海島状に配置され、前記離型面部を海領域とし且つ前記非離型面部を島領域とする表面を有する長尺状の離型紙原反を準備する工程、ラベル基材原反を、粘着剤層を介して前記離型紙原反の表面に貼付する工程、ラベル基材原反の表面のうち、離型紙原反の各非離型面部に対応する範囲に離型面部を形成する工程、前記離型紙原反に貼付されたラベル基材原反の面内に、前記各非離型面部に対応する範囲の周縁に略沿った無端状の切込み線を形成する工程、延伸性フィルム原反を、粘着剤層を介して前記ラベル基材原反の表面に貼付する工程、1つの非離型面部及びその周囲の離型面部を含む範囲に対応する範囲の周縁に略沿って、前記ラベル基材原反及び延伸性フィルム原反を厚み方向に切断する切込み線を形成する工程、を有する。
また、本発明の製造方法は、前記穴閉塞用ラベル連続体を比較的簡単に製造できる。
各部の用語の前に、「第1」、「第2」などを付す場合があるが、この語は、用語を区別するために付加されたものであり、各部の優劣や順序などを意味しない。また、ある部材の「表面」は、各断面図において上側の面を指し、ある部材の「裏面」は、その反対側の面を指す。平面視形状は、ある部材の表面に対して鉛直方向から見た形状である。
また、本明細書において、「PPP〜QQQ」という記載は、「PPP以上QQQ以下」を意味する。さらに、「長尺状」は、一方向の長さが他方向に比べて長い形状を意味する。「長尺状」は、その長手方向の長さが幅方向(短手方向)の長さの3倍以上であり、好ましくは10倍以上である。
本発明において、離型紙の「紙」は、「離型紙が紙製である」という限定的な意味を有するわけではない。
なお、各図の具体的な寸法及び縮尺比は、実際のものとは異なっていることに留意されたい。
図1及び図2は、第1実施形態に係る穴閉塞用ラベル連続体10を示し、図3及び図4は、離型紙貼付の穴閉塞用ラベル1を示す。
図1及び図2(a)において、穴閉塞用ラベル連続体10は、長尺状の離型紙原反2Mと、その離型紙原反2Mの上に、その長手方向に並んで剥離可能に貼付された複数の穴閉塞用ラベル1と、を有する。
図3及び図4において、離型紙貼付の穴閉塞用ラベル1は、離型紙2と、その離型紙2の上に剥離可能に貼付された穴閉塞用ラベル1と、を有する。図示例の離型紙2の平面視形状は、穴閉塞用ラベル1の平面視形状と同形であるが、離型紙2が穴閉塞用ラベル1よりも大きくてもよい。
剥離可能とは、人力で容易に引き剥がすことができることをいう。
この開口部4(穴部)の形状及び大きさは特に限定されないが、本発明の穴閉塞用ラベル1は被貼付物の穴を塞ぎつつその穴に手などを掛けることができるように使用されるものであることから、前記開口部4は、被包装物の穴と略同形状又はそれよりも少し小さい又は大きい形状であることが好ましい。
かかる開口部4の平面視形状は、被貼付物の穴形状に応じて適宜設計されるが、例えば、図1及び図3に示すように、前記開口部4は、略長方形状(又は横長楕円状)に形成される。かかる略長方形状(又は横長楕円状)の開口部4を有する穴閉塞用ラベル1は、段ボール箱などの収納箱の手掛け穴に好適に使用できる。
穴閉塞用ラベル連続体10において、複数の穴閉塞用ラベル1が、長尺状の離型紙原反2Mの長手方向に所定間隔を開けて並んで貼付されている。この長手方向に並んだ穴閉塞用ラベル1の列が、離型紙原反2Mの幅方向に2列設けられている。
もっとも、図示例では、離型紙原反2Mの幅方向に2列の穴閉塞用ラベル1が設けられた場合を例示しているが、本発明の穴閉塞用ラベル連続体10は、穴閉塞用ラベル1が離型紙原反2Mの幅方向に1列のみ設けられているものでもよいし、或いは、3列以上設けられているものでもよい。
この離型面部2aと非離型面部2bは、離型紙原反2Mの表面及び離型紙2の表面において、海島状に配置されている。離型面部2aは、海領域として存在し、非離型面部2bは、島領域として存在する。
ただし、離型紙原反2Mについては、海領域である離型面部2aの中に、複数の独立した非離型面部2bが間隔を開けて配置されている。
離型面部2aは、粘着剤が接着し難く、それに付着した粘着剤の離型性を高める面である。非離型面部2bは、粘着剤が普通に接着し、それに付着した粘着剤が剥がれ難くなる面である。
なお、非離型面部2bの平面視形状は、図1乃至図4に表していないが、後述する製造方法の説明欄の図面に表しているので、それを参照されたい。
離型剤は、従来公知のものを用いることができ、代表的には、シリコーン系樹脂を含む離型剤が挙げられる。
離型層22の厚みは、通常、0.1〜3μm程度である。
ラベル基材3は、離型紙2の1つの非離型面部2b及びその周囲の離型面部2aを含んで、離型紙2(離型紙原反2M)の表面に基材粘着剤層38を介して貼付されている。
基材粘着剤層38の厚みは、特に限定されず、例えば5μm〜30μmである。
前記粘着剤は、特に限定されず、代表的には、感圧型粘着剤が挙げられる。感圧型粘着剤は、室温で粘着性を示し且つ押さえ付けることにより被貼付物に接着する粘着剤である。感圧型粘着剤の種類としては、アクリル系樹脂を主成分とする粘着剤、スチレンイソプレン系ゴム(SIS)などのスチレン系ゴムを主成分とする粘着剤、ウレタン系粘着剤などが挙げられる。感圧型粘着剤の性状としては、エマルジョンタイプ、溶剤可溶タイプ、ホットメルトタイプなどが挙げられる。
なお、ラベル基材3には、必要に応じて、所望のデザイン印刷が施されていてもよい。
ラベル基材3の厚みは、特に限定されないが、通常、20μm〜200μm程度である。
以下、ラベル基材3の表面に設けられた離型面部3aを、「基材離型面部」といい、ラベル基材3の表面に設けられた非離型面部3bを、「基材非離型面部」という。
この場合、基材離型面部3aの大きさは、適宜設定できるが、例えば、基材離型面部3aの周縁が開口部4の周縁よりも0.5mm〜2mm長くなるように形成できる。
なお、基材離型面部3aの平面視形状は、図1乃至図4に表していないが、後述する製造方法の説明欄の図面に表しているので、それを参照されたい。
前記離型剤は、従来公知のものを用いることができ、代表的には、シリコーン系樹脂を含む離型剤が挙げられる。
基材離型層32の表面が、基材離型面部3aとなり、ラベル基材3の表面のうち基材離型層32が設けられていない範囲が、基材非離型面部3bとなる。
基材離型層32の厚みは、通常、0.5〜3μm程度である。
マスキング層33は、粘着性(接着性)を有さない層であって、粘着剤の粘着力を弱める又は粘着剤の粘着力を喪失させる層である。マスキング層33は、基材離型面部3aの上に、例えば、マスキング剤を塗工することにより形成できる。
マスキング剤としては、例えば、実質的に顔料を含まないメジウムインキなどが例示される。このインキは、実質的に顔料を含まず、例えば、水又は水とアルコールに、アクリル樹脂、アクリル共重合体、ポリエステル系樹脂、ウレタン樹脂、水性ポリアミド樹脂などを分散させたエマルジョンなどの水性のもの;トルエン、メチルエチルケトン、酢酸エチル、イソプロピルアルコールなどの溶剤に、ロジン、ケトン樹脂、塩化ビニル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、アクリル−ウレタン共重合体、ポリエステル樹脂などを溶解させた溶剤型のもの;アクリル樹脂などの硬化性モノマー又はオリゴマーを含む紫外線硬化型のもの;などが例示される。
マスキング層33の厚みは、通常、0.1μm〜3μm程度である。
延伸性フィルム5は、ラベル基材3と同形同大に形成されている。
延伸性フィルム5は、柔軟性及び伸展性に優れたフィルムであって、その表面から法線方向に荷重を加えると破れることなく伸びるフィルムである。
延伸性フィルム5は、特許第3490954号に記載の延伸性フィルムと同様なものを用いることができ、例えば、ポリウレタンフィルム、ゴム又はエラストマーフィルムなどを用いることができる。
延伸性フィルム5の厚みは、特に限定されないが、例えば、20μm〜100μmである。
フィルム粘着剤層58の厚みは、特に限定されず、例えば5μm〜30μmである。
粘着剤は、特に限定されず、代表的には、感圧型粘着剤、感熱型粘着剤などが挙げられる。
切込み線6は、ラベル基材3の厚み方向に貫通し且つラベル基材3を分断する線である。無端状の切込み線6が面内に形成されたラベル基材3は、その切込み線6の内側範囲(切込み線6で囲われた範囲)と、その切込み線6の外側範囲(切込み線6で囲われた範囲以外)と、に分離可能である。
切込み線6は、延伸性フィルム5及び離型紙2のシート材21まで分断していないことを条件にして、ラベル基材3以外にも形成されていてもよい。
例えば、図示例では、切込み線6は、ラベル基材3だけでなく、離型紙2の離型層22、基材粘着剤層38、基材離型層32及びマスキング層33に渡って形成されている。
離型紙2の離型層22、基材離型層32及びマスキング層33にまで切込み線6が形成されている理由は、上述のように、離型紙2の非離型面部2bが開口部4の形状(つまり、切込み線6の形状)よりも少し小さく形成され、且つ、基材離型面部3a及びマスキング層33が、開口部4の形状(つまり、切込み線6の形状)よりも少し大きく形成されているからである。
もっとも、離型紙2の離型層22、基材粘着剤層38、基材離型層32及びマスキング層33は、非常に薄い層なので、これらに切込み線6が形成されていない場合であっても、ラベル基材3を切込み線6にて分離して、穴閉塞用ラベル1を離型紙2から容易に剥離できる。
他方、基材離型面部3aに対面するマスキング層33の裏面は、当該基材離型面部3aに弱く接着又は非接着となっている。マスキング層33の表面は、フィルム粘着剤層58に強く接着しているので、基材離型面部3aに対面するフィルム粘着剤層58の裏面は、マスキング層33を介して、当該基材離型面部3aに弱く接着又は非接着となっている。また、基材非離型面部3bに対面するフィルム粘着剤層58の裏面は、当該基材非離型面部3bに強く接着している。
なお、本明細書において、弱く接着とは、剥離可能に接着(人力で容易に引き剥がすことができる程度の接着力で接着)されていることをいう。強く接着とは、前記弱く接着された場合よりも強い接着力で接着されていることをいう。その差は、例えば、強く接着されている場合の接着強度が、弱く接着されている場合の接着強度の1.5倍以上、好ましくは2倍以上である。好ましい具体的数値としては、弱く接着された場合の接着強度は、50〜500mN/50mmであり、強く接着されている場合の接着強度は、2000mN/50mm以上である。
なお、前記各接着強度は、JIS Z 0237の180度剥離に準じた方法で測定できる。
穴閉塞用ラベル1の周縁の一部分を捲り、離型紙2(離型紙原反2M)から引き上げる。上述のように、切込み線6の外側範囲においてラベル基材3は離型紙2の表面に弱く接着され且つ切込み線6の外側範囲において延伸性フィルム5はラベル基材3の表面に強く接着されているので、引き上げ当初、穴閉塞用ラベル1は、基材粘着剤層38の裏面と離型紙2の離型面部2aとの間で層間剥離する。
上述のように、切込み線6の内側範囲においてラベル基材3は離型紙2の表面に強く接着され且つ切込み線6の内側範囲において延伸性フィルム5はラベル基材3の表面に弱く接着又は非接着なので、切込み線6まで引き上げると、穴閉塞用ラベル1は、フィルム粘着剤層58(マスキング層33)の裏面と基材離型面部3aとの間で層間剥離する。
従って、図2(b)に示すように、離型紙2から穴閉塞用ラベル1を容易に剥離できる。
また、このような穴閉塞用ラベル連続体10は、ロールに巻き取る際にも離型紙原反2Mが歪まないので、保管又は搬送時に、穴閉塞用ラベル1に皺が生じることを防止できる。
被貼付物は、特に限定されないが、本発明の穴閉塞用ラベル1は、穴閉塞用途に好適であることから、穴を有する被貼付物を貼付対象とすることが好ましい。
穴を有する被貼付物としては、手提げ穴を有する段ボール箱、手提げ穴を有するプラスチックケースのような手提げ穴を有する梱包箱を例示できる。
この延伸性フィルム5は、適度に伸びるので、穴閉塞用ラベル1で穴を塞いだままで当該穴に手を掛けることができる。
第2実施形態の穴閉塞用ラベル連続体10及び離型紙貼付の穴閉塞用ラベル1は、上記第1実施形態で示したマスキング層33が設けられていないものである。
簡単に説明すると、図5(a)に示すように、基材離型面部3aの表面には、(マスキング層が形成されておらず)フィルム粘着剤層58の裏面が積層されている。その他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
フィルム粘着剤層58の裏面は、基材離型面部3aの表面に弱く接着されており、フィルム粘着剤層58の裏面と基材離型面部3aの表面の間で剥離可能である。離型紙原反2Mの離型面部2aと基材粘着剤層38の裏面の間も剥離可能である。
このため、穴閉塞用ラベル1を離型紙原反2Mから剥離すると、上記第1実施形態の図2(b)と同様に、切込み線6の内側範囲におけるラベル基材3が、延伸性フィルム5から離れて離型紙原反2Mに接着したままで、穴閉塞用ラベル1のみを離型紙から容易に剥離できる。
なお、この図5(a)に示す例においては、フィルム粘着剤層58の粘着剤として、感熱型粘着剤(常温では粘着性を示さず、加熱された状態において粘着性を発現する粘着剤)を用いることが好ましい。
簡単に説明すると、図5(b)に示すように、(ラベル基材3の表面には基材離型面部(基材離型層)が設けられておらず)延伸性フィルム5のフィルム粘着剤層58の裏面にマスキング層33が積層されている。その他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
マスキング層33は、フィルム粘着剤層58の粘着力を弱めるので、切込み線6の内側範囲におけるフィルム粘着剤層58(マスキング層33)の裏面は、ラベル基材3の表面に弱く接着されており、マスキング層33の裏面とラベル基材3の表面の間で剥離可能である。このため、穴閉塞用ラベル1を離型紙原反2Mから剥離すると、上記第1実施形態の図2(b)と同様に、切込み線6の内側範囲におけるラベル基材3が、延伸性フィルム5から離れて離型紙原反2Mに接着したままで、穴閉塞用ラベル1のみを離型紙から容易に剥離できる。
なお、第2実施形態の離型紙貼付の穴閉塞用ラベル1の構成は、穴閉塞用ラベル連続体10と同様であるので、その図示は省略する。
第3実施形態の穴閉塞用ラベル連続体10及び離型紙貼付の穴閉塞用ラベル1は、上記第1実施形態で示したフィルム粘着剤層58が、切込み線6の内側範囲に対応する範囲を除いて設けられている。
簡単に説明すると、図6に示すように、切込み線6の内側範囲に対面した延伸性フィルム5の裏面の範囲を除いて、延伸性フィルム5の裏面に、フィルム粘着剤層58が設けられている。換言すると、切込み線6の外側範囲に対面した延伸性フィルム5の裏面のみに、フィルム粘着剤層58が設けられている。
なお、図示例では、フィルム粘着剤層58を設けない範囲と切込み線6の内側領域に対応する範囲とは、同形同大であるが、フィルム粘着剤層58を設けない範囲が、切込み線6の内側領域に対応する範囲よりも少し大きくてもよい。
なお、本実施形態では、図6に示すように、上記第1実施形態の基材剥離型層22やマスキング層33を形成する必要性はないが、別段、これを設けてもよい。
なお、第3実施形態の離型紙貼付の穴閉塞用ラベル1の構成は、穴閉塞用ラベル連続体10と同様であるので、その図示は省略する。
第4実施形態の穴閉塞用ラベル連続体10及び離型紙貼付の穴閉塞用ラベル1は、離型面部2aを有する離型紙2と、離型面部2aの表面に基材粘着剤層38を介して積層され且つ面内に開口部4を有するラベル基材3と、ラベル基材3の表面に積層された延伸性フィルム5と、を有し、延伸性フィルム5によってラベル基材3の表面側からラベル基材3の開口部4が塞がれ、且つ、離型紙2によってラベル基材3の裏面側からラベル基材3の開口部4が塞がれるように、前記ラベル基材3が積層されている。かかる穴閉塞用ラベル1としては、上記第1乃至第3実施形態で示した切込み線6の内側範囲(切込み線6で囲われた範囲)が、除去されているものが該当する。
穴閉塞用ラベル1は、裏面に基材粘着剤層38を有し且つ面内に開口部4を有するラベル基材3と、そのラベル基材3の表面に積層接着され且つ前記開口部4を塞ぐ延伸性フィルム5と、を有する。
穴閉塞用ラベル1は、ラベル基材4の開口部4を塞ぐように、その基材粘着剤層38を介して、離型紙原反2M上に剥離可能に貼付されている。
また、開口部4に対応する延伸性フィルム5の裏面は、離型紙原反2Mに対して非接着である。従って、開口部4において、延伸性フィルム5の裏面と離型紙原反2Mの表面は接着せず、両面の間には、隙間を有する。
なお、図7においては、開口部4に対応する延伸性フィルム5の裏面にフィルム粘着剤層58及びマスキング層33が設けられているが、これに代えて、上記第3実施形態と同様に、開口部4に対応する延伸性フィルム5の裏面に、フィルム粘着剤層58及びマスキング層33が設けられていなくてもよい(図示せず)。
次に、穴閉塞用ラベル連続体10及び離型紙貼付の穴閉塞用ラベル1の製造方法について説明する。
以下、図1及び図2に示す穴閉塞用ラベル連続体10の製造方法を説明するが、穴閉塞用ラベル連続体10は、この方法以外で製造することも可能である。
また、製造方法の説明において、上記穴閉塞用ラベル連続体の欄で説明した構成及び効果と同様の構成及び効果は、その説明を省略し、用語及び符号をそのまま援用する場合がある。
離型紙原反2Mの準備工程は、離型面部2aと複数の非離型面部2bとが海島状に配置され、前記離型面部2aを海領域とし且つ前記非離型面部2bを島領域とする表面を有する長尺状の離型紙原反2Mを準備する工程である。
離型紙原反2Mの表面に、非離型面部2b及び離型面部2aを設ける方法は、特に限定されず、適宜な方法を採用できる。
例えば、使用するシート材21の表面全体が非離型性を有する場合には、そのシート材21の表面に、非離型面部2bの形成範囲を除いて、離型処理(例えば離型剤を塗工)することにより、離型面部2aと非離型面部2bが海島状に配置された離型紙原反2Mを得ることができる。
また、使用するシート材21の表面全体が離型性を有する場合には、そのシート材21の表面のうち、非離型面部2bの形成範囲に、粘着剤との接着性を高めるための表面処理をすることにより、離型面部2aと非離型面部2bが海島状に配置された離型紙原反2Mを得ることができる。
図8及び図9に示すように、離型紙原反2Mを構成するシート材21の表面に、離型剤を塗工して、離型層22を形成する。図8において、離型剤が塗工された範囲を、薄墨塗りで示す。
離型剤は、非離型面部2bの形成予定範囲以外に塗工される。
この離型剤を塗工しなかった範囲には、シート材21の表面が露出しており、それが非離型面部2bとなる。この非離型面部2bの平面視形状は、上述の通り、開口部4と同形同大又はそれよりも少し小さい相似形に形成されることが好ましく、図8及び図9に示すように、開口部4よりも少し小さい相似形に形成されることがより好ましい。
例えば、非離型面部2bの平面視形状は、形成予定の開口部4よりも少し小さい略矩形状である。
ラベル基材原反3Mの積層工程は、裏面に基材粘着剤層38が設けられたラベル基材原反3Mを、その基材粘着剤層38を介して前記離型紙原反2Mの表面に貼付する工程である。なお、この積層工程においては、離型面部及び非離型面部が形成された表面に、基材粘着剤層が設けられた離型紙原反を用い、その離型紙原反の基材粘着剤層の表面に、(基材粘着剤層が設けられていない)ラベル基材原反の裏面を貼付してもよい(図示せず)。
ラベル基材原反3Mは、離型紙原反2Mと略幅の長尺状のものが用いられる。
このラベル基材原反3Mの裏面全体に、基材粘着剤層38をベタ状に設ける。なお、このような粘着剤付きラベル基材原反3Mは、市販品を用いることもできる。
必要に応じて、ラベル基材原反3Mの表面からローラで加圧して、基材粘着剤層38を離型紙原反2Mの表面に十分に密着させる。
この形成工程は、ラベル基材原反3Mの表面のうち、離型紙原反2Mの各非離型面部2bに対応する範囲に基材離型面部3aを形成する工程である。
前記離型紙原反2Mの表面に積層されたラベル基材原反3Mの表面に、基材非離型面部3b及び基材離型面部3aを設ける方法は、特に限定されず、適宜な方法を採用できる。
また、ラベル基材原反3Mを構成するシートの表面全体が離型性を有する場合には、その表面のうち、基材非離型面部3bの形成範囲に、粘着剤との接着性を高めるための表面処理をすることにより、基材離型面部3aと基材非離型面部3bが海島状に配置されたラベル基材原反3Mを得ることができる。
図12及び図13に示すように、ラベル基材原反3Mを構成するシート31の表面に、離型剤を塗工して、基材離型層32を形成する。図12において、離型剤が塗工された範囲を、薄墨塗りで示す。
離型剤は、基材非離型面部3bの形成予定範囲以外に塗工される。
この離型剤を塗工しなかった範囲には、シート31の表面が露出しており、それが基材非離型面部3bとなる。基材離型面部3aの平面視形状は、上述の通り、開口部4と同形同大又はそれよりも少し大きい相似形に形成されることが好ましく、図12及び図13に示すように、開口部4よりも少し大きい相似形に形成されることがより好ましい。
例えば、基材離型面部3aの平面視形状は、開口部4よりも少し大きい略矩形状である。
なお、離型剤やマスキング剤の塗工は、公知の印刷法によって行うことができる。
切込み線6の形成工程は、離型紙原反2Mの表面に貼付されたラベル基材原反3Mの面内に、離型紙原反2Mの各非離型面部2bに対応する範囲の周縁に略沿った無端状の切込み線6を形成する工程である。
図15及び図16に示すように、ラベル基材原反3Mの表面側から、打ち抜き刃などの切断具91を押し当て、ラベル基材原反3Mの面内に無端状の切込み線6を形成する。切込み線6は、形成予定の開口部4の周縁形状に形成される。なお、切込み線6は、離型紙2の非離型面部2bの周縁と基材離型面部3aの周縁に交わらず、この両周縁の間に形成される。
切込み線6は、少なくともラベル基材原反3Mに形成すればよい。もっとも、基材離型層32やマスキング層33を形成した後に切込み線6を形成する場合には、それらの層にも同時に切込み線6が形成される(図16参照)。
また、切込み線6を形成する際、離型紙原反2Mを厚み方向に分断するまで切断具91を押し当てないようにしなければならないが、離型紙原反2Mの表面に、断面略V字状の刻み目が付くくらいまで切断具91を押し当ててもよい。
例えば、基材非離型面部3b及び基材離型面部3aの形成工程の後に、ラベル基材原反3Mの積層工程を行い、その後、切込み線6の形成工程を行ってもよい。つまり、基材非離型面部3b及び基材離型面部3aを形成したラベル基材原反3Mを準備し、基材離型面部3aが離型紙原反2Mの非離型面部2bに対応するように位置合わせしながらラベル基材原反3Mを離型紙原反2Mの表面上に積層し、その後、切込み線6を形成してもよい。
もっとも、切込み線6の形成後に離型剤などをラベル基材原反3Mに塗工する際、ラベル基材原反3Mの一部が離型紙原反2Mから捲れるおそれがあるので、切込み線6の形成は、基材非離型面部3b及び基材離型面部3aが既に形成されているラベル基材原反3Mに対して行うことが好ましい。
延伸性フィルム原反5Mの積層工程は、裏面にフィルム粘着剤層58が設けられた延伸性フィルム原反5Mを、そのフィルム粘着剤層58を介して前記ラベル基材原反3Mの表面に貼付する工程である。なお、この積層工程においては、基材離型面部及び基材非離型面部が形成された表面に、フィルム粘着剤層が設けられたラベル基材原反を用い、そのラベル基材原反の表面に、(フィルム粘着剤層が設けられていない)延伸性フィルム原反の裏面を貼付してもよい(図示せず)。
延伸性フィルム原反5Mは、ラベル基材原反3Mと略幅の長尺状のものが用いられる。
この延伸性フィルム原反5Mの裏面全体に、フィルム粘着剤層58をベタ状に設ける。なお、このような粘着剤付き延伸性フィルム原反5Mは、市販品を用いることもできる。
必要に応じて、延伸性フィルム原反5Mの表面からローラで加圧して、フィルム粘着剤層58をラベル基材原反3Mの表面に十分に密着させる。
穴閉塞用ラベル1の整形工程は、1つの非離型面部2b及びその周囲の離型面部2aを含む範囲に対応する範囲の周縁に略沿って、前記ラベル基材原反3M及び延伸性フィルム原反5Mを厚み方向に切断する切込み線7を形成し、その切込み線7の外側範囲を除去する工程である。
図19及び図20に示すように、穴閉塞用ラベル1の外形を整形するために、延伸性フィルム原反5Mの表面側から、打ち抜き刃などの切断具92を押し当て、延伸性フィルム原反5M及びラベル基材原反3Mの面内に無端状の切込み線7を形成する。この切込み線7は、離型紙原反2Mの1つの非離型面部2b及びその周囲の離型面部2aを含む範囲に対応する範囲の周縁に略沿って形成される。つまり、この切込み線7は、形成予定の穴閉塞用ラベル1の周縁形状に形成されるものであり、例えば、切込み線7の平面視形状は、略矩形状である。
また、前記切込み線7を、延伸性フィルム原反5M及びラベル基材原反3Mだけでなく、同時に離型紙原反2Mにまで形成することにより、図3及び図4に示すような離型紙貼付の穴閉塞用ラベル1が得られる。
この製法の場合、第3実施形態の図6に示すような穴閉塞用ラベル連続体10及び離型紙貼付の穴閉塞用ラベル1が得られる。
製造方法の第2実施形態は、図7に示すような、第4実施形態に係る穴閉塞用ラベル連続体10を製造する方法の1つである。もっとも、第4実施形態に係る穴閉塞用ラベル連続体10は、この製造方法でしか製造できないわけではない。
製造方法の第2実施形態のうち、離型紙原反の準備工程、ラベル基材原反の積層工程、基材非離型面部及び基材離型面部の形成工程、切込み線の形成工程及び延伸性フィルム原反の積層工程までは、上記第1実施形態と同様であるので、その説明は省略する。
第2実施形態において、延伸性フィルム原反の積層工程まで行うことにより、図17及び図18に示すような積層物が得られる。
この積層物のうちラベル基材原反3M及び延伸性フィルム原反5Mを、離型紙原反2Mから剥離する。
延伸性フィルム原反5Mは、基材非離型面部3bにおいてラベル基材原反3Mに強く接着され且つ基材離型面部3aにおいてラベル基材原反3Mに弱く接着又は非接着とされており、さらに、ラベル基材原反3Mには、切込み線6が形成されている。
このため、ラベル基材原反3M及び延伸性フィルム原反5Mを引き剥がすと、ラベル基材原反3Mのうち、切込み線6の内側領域が離型紙原反2Mの表面に接着したままで、ラベル基材原反3M及び延伸性フィルム原反5Mが前記離型紙原反2Mから剥離する(図21参照)。
剥離時に切込み線6の内側領域が除かれるので、剥離したラベル基材原反3Mには、開口部4が生じている。
前記ラベル基材原反3M及び延伸性フィルム原反5Mの積層体を、前記離型紙原反2Mとは別個の離型紙原反2M’の表面に積層する(図22参照)。
この別個の離型紙原反2M’の表面全体には、離型層29が設けられている。従って、別個の離型紙原反2M’の表面に、基材粘着剤層38を介してラベル基材原反3M及び延伸性フィルム原反5Mの積層体が積層される。
最後に、製造方法の第1実施形態と同様に、穴閉塞用ラベル1を整形する。
具体的には、図23に示すように、穴閉塞用ラベル1の外形を整形するために、延伸性フィルム原反5Mの表面側から、打ち抜き刃などの切断具92を押し当て、延伸性フィルム原反5M及びラベル基材原反3Mの面内に無端状の切込み線7を形成する。この切込み線7は、離型紙原反2Mの1つの開口部4よりも大きく且つ開口部4の外側を囲繞するように(第1実施形態の1つの非離型面部2b及びその周囲の離型面部2aを含む範囲に対応する範囲と同じに)形成される。つまり、この切込み線7は、形成予定の穴閉塞用ラベル1の周縁形状に形成されるものであり、例えば、切込み線7の平面視形状は、略矩形状である。
Claims (6)
- 離型面部と非離型面部とが海島状に配置され、前記離型面部を海領域とし且つ前記非離型面部を島領域とする表面を有する離型紙と、
前記非離型面部及びその周囲の離型面部を含んで前記離型紙の表面に粘着剤層を介して積層されたラベル基材と、
前記ラベル基材の表面に積層された延伸性フィルムと、を有し、
前記ラベル基材には、前記非離型面部に対応する範囲の周縁に略沿った無端状の切込み線が形成されており、
前記延伸性フィルムの裏面が、前記無端状の切込み線の内側範囲においてラベル基材の表面に弱く接着され又は非接着とされ、且つ、前記切込み線の外側範囲においてラベル基材の表面に強く接着されている、離型紙貼付の穴閉塞用ラベル。 - 前記ラベル基材の表面のうち前記切込み線の内側範囲に、離型面部を有し、
前記延伸性フィルムの裏面に粘着剤層が設けられ、その粘着剤層を介して前記延伸性フィルムが前記ラベル基材の表面に積層されている、請求項1に記載の穴閉塞用ラベル。 - 離型面部を有する離型紙と、
前記離型面部の表面に粘着剤層を介して積層され且つ面内に開口部を有するラベル基材と、
前記ラベル基材の表面に積層された延伸性フィルムと、を有し、
前記延伸性フィルムによって前記ラベル基材の表面側からラベル基材の開口部が塞がれ、且つ、前記離型紙によって前記ラベル基材の裏面側からラベル基材の開口部が塞がれるように、前記ラベル基材が積層されている、穴閉塞用ラベル。 - 離型面部と複数の非離型面部とが海島状に配置され、前記離型面部を海領域とし且つ前記複数の非離型面部を島領域とする表面を有する離型紙と、
前記1つの非離型面部及びその周囲の離型面部を含んで離型紙の表面に粘着剤層を介して積層されたラベル基材であって、複数の非離型面部毎にそれぞれ独立したラベル基材と、
前記各ラベル基材の表面にそれぞれ積層された延伸性フィルムと、を有し、
前記各ラベル基材には、前記非離型面部に対応する範囲の周縁に略沿った無端状の切込み線が形成されており、
前記各延伸性フィルムの裏面が、前記無端状の切込み線の内側範囲においてラベル基材の表面に弱く接着され又は非接着とされ、且つ、前記切込み線の外側範囲においてラベル基材の表面に強く接着されている、穴閉塞用ラベル連続体。 - 離型面部と複数の非離型面部とが海島状に配置され、前記離型面部を海領域とし且つ前記非離型面部を島領域とする表面を有する長尺状の離型紙原反を準備する工程、
ラベル基材原反を、粘着剤層を介して前記離型紙原反の表面に貼付する工程、
ラベル基材原反の表面のうち、前記各非離型面部に対応する範囲に離型面部を形成する工程、
前記離型紙原反に貼付されたラベル基材原反の面内に、離型紙原反の各非離型面部に対応する範囲の周縁に略沿った無端状の切込み線を形成する工程、
延伸性フィルム原反を、粘着剤層を介して前記ラベル基材原反の表面に貼付する工程、
1つの非離型面部及びその周囲の離型面部を含む範囲に対応する範囲の周縁に略沿って、前記ラベル基材原反及び延伸性フィルム原反を厚み方向に切断する切込み線を形成する工程、を有する穴閉塞用ラベル連続体の製造方法。 - 前記延伸性フィルム原反を前記ラベル基材原反の表面に貼付する工程の後であって、前記切込み線を形成する工程の前に、
前記ラベル基材原反及び延伸性フィルム原反を前記離型紙原反から剥離し、別個の離型紙原反の表面に積層する工程を有する、請求項5に記載の穴閉塞用ラベル連続体の製造方法。
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