JP6888930B2 - ホイール保護フィルム、ホイール保護フィルム積層体、ホイール保護フィルムの製造方法、およびホイール保護フィルム積層体の製造方法 - Google Patents

ホイール保護フィルム、ホイール保護フィルム積層体、ホイール保護フィルムの製造方法、およびホイール保護フィルム積層体の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6888930B2
JP6888930B2 JP2016184561A JP2016184561A JP6888930B2 JP 6888930 B2 JP6888930 B2 JP 6888930B2 JP 2016184561 A JP2016184561 A JP 2016184561A JP 2016184561 A JP2016184561 A JP 2016184561A JP 6888930 B2 JP6888930 B2 JP 6888930B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
protective film
wheel protective
base material
wheel
adhesive layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016184561A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018047799A (ja
Inventor
大輔 池上
大輔 池上
中村 昌弘
昌弘 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lintec Corp
Original Assignee
Lintec Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lintec Corp filed Critical Lintec Corp
Priority to JP2016184561A priority Critical patent/JP6888930B2/ja
Publication of JP2018047799A publication Critical patent/JP2018047799A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6888930B2 publication Critical patent/JP6888930B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)
  • Adhesive Tapes (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Description

本発明は、ホイール保護フィルム、ホイール保護フィルム積層体、ホイール保護フィルムの製造方法、およびホイール保護フィルム積層体の製造方法に関する。
従来から、顧客に納品される前の自動車において、ホイールの傷付きを防止したり、ホイールに形成された開口部からの雨水等の浸入に起因するブレーキディスクの錆の発生を防止したりするために、保護フィルムによってホイールが覆われている。
このようなホイール保護フィルムは、一般的に複数積層されてホイール保護フィルム積層体を構成しており、ホイールに貼り付ける際にホイール保護フィルム積層体からホイール保護フィルムを1枚ずつ剥離させている。よって、ホイール保護フィルム積層体からホイール保護フィルムを容易に剥離させることが求められている。
これに関連して、例えば下記の特許文献1には、つまみ部(延在部に相当)を備える保護シート(ホイール保護フィルムに相当)が開示されている。このように構成された保護シートによれば、つまみ部をつまみながら、保護シートを、保護シートが複数積層された積層体から剥離させることができる。
特開2013−35574号公報
しかしながら、特許文献1に開示された保護シートでは、つまみ部が基材のみの層から構成されるため、つまみ部の強度が不足して好適に保護シートを積層体から剥離させることができない可能性がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、延在部の強度を向上させて、好適にホイール保護フィルム積層体からホイール保護フィルムを剥離させることのできるホイール保護フィルム、ホイール保護フィルム積層体、ホイール保護フィルムの製造方法、およびホイール保護フィルム積層体の製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明に係るホイール保護フィルムは、自動車のホイールに貼り付けられるホイール保護フィルムであって、基材および粘着層を備えるとともに、外表面が粘着性を備え、前記ホイールに貼り付け可能な本体部と、前記基材、前記粘着層、および前記粘着層の前記基材が設けられる面と反対側の面に設けられる基材部を備えるとともに、外表面が非着性を備え、前記本体部の周縁の一部から径方向外方に延在する延在部と、を有する。
上記目的を達成する本発明に係るホイール保護フィルムの製造方法は、自動車のホイールに貼り付けられるホイール保護フィルムの製造方法であって、粘着層の基材が設けられる面と反対側の面に基材部を貼り付ける工程と、前記基材および前記粘着層を備えるとともに外表面が粘着性を備え前記ホイールに貼り付け可能な本体部、ならびに前記基材、前記粘着層、および前記基材部を備えるとともに外表面が非着性を備え前記本体部の周縁の一部から径方向外方に延在する延在部を形成する工程と、を有する。
本発明によれば、本体部の周縁の一部から径方向外方に延在する延在部を有するため、作業者は延在部を把持して、ホイール保護フィルム積層体等からホイール保護フィルムを1枚ずつ容易に剥離させることができる。また、延在部は、基材、粘着層、および基材部を有するため、延在部が基材のみからなる構成と比較して、延在部の強度を向上させることができる。
実施形態に係るホイール保護フィルム積層体を示す上面図である。 図1のII−II線に沿う断面図である。 基材の下側の面に剥離剤層を形成し、基材の上側の面に粘着層を形成する工程を示す図である。 粘着層の表面にテープ部材を貼り付ける工程を示す図である。 ロール状に巻回された第2形成体を径方向の内方に向けて切断する様子を示す図である。 図5において切断された第2形成体を展開した図である。 図6の7−7線に沿う断面図である。 本体部および延在部を形成する工程を示す図である。 ホイール保護フィルム積層体を示す斜視図である。
以下、添付した図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。なお、図面の説明において、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、図面の寸法比率は、説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。
ホイール保護フィルム積層体1は、ホイール保護フィルム2が複数積層されて構成する。ホイール保護フィルム2が積層される枚数は特に限定されないが、例えば20〜30枚である。
ホイール保護フィルム2は、自動車のホイールに貼り付けられる。ホイール保護フィルム2は、図1および図2に示すように、本体部10と、延在部20と、を有する。
本体部10は、図2の上側の外表面10Aが粘着性を備える。本体部10は、粘着性を備える外表面10Aが自動車のホイールに貼り付けられる。本実施形態において、本体部10は円形形状に構成される。
本体部10は、図2に示すように、基材1Aと、粘着層1Bと、剥離剤層1Cと、を有する。
延在部20は、外表面20A、20Bが非着性を備える。このため、ホイール保護フィルム2が複数積層されてホイール保護フィルム積層体1を構成した状態で、積層方向に隣接する延在部20同士は互いに非着状態となる。作業者は、延在部20を把持して、ホイール保護フィルム積層体1からホイール保護フィルム2を1枚ずつ容易に剥離させることができる。
延在部20は、本体部10がホイールに貼り付けられた状態で、ホイールに対して非着状態となる。
延在部20は、図1に示すように、径方向の外方に向かって周方向の幅が小さくなるように構成されている。換言すれば、延在部20は、本体部10から離間するにつれて幅が小さくなるように構成されている。また、延在部20は、本体部10の周縁に対して径方向の内方に凸となるように曲線状に連続する(図1の符号A参照)。延在部20は上述した構成を備えるため、延在部が本体部10から離間するにつれて幅が大きくなる構成、または本体部10の周縁に対して曲線状に連続しない構成と比較して、テスト走行中において、延在部20および本体部10の境界を起点にして本体部10側に切れ目が生じることをより抑制することができる。
延在部20は、図2に示すように、基材1Aと、粘着層1Bと、剥離剤層1Cと、接着剤層1Dと、基材部1Eと、を有する。
本体部10を構成する基材1Aおよび延在部20を構成する基材1Aは一体的に構成されている。また、本体部10を構成する粘着層1Bおよび延在部20を構成する粘着層1Bは一体的に構成されている。また、本体部10を構成する剥離剤層1Cおよび延在部20を構成する剥離剤層1Cは一体的に構成されている。
基材1Aは、柔軟なフィルムによって形成されている。基材1Aを形成する材料は、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリウレタン、ポリエチレンテレフタレート等であるが、これらに限定されない。基材1Aの厚みは、例えば、20μm〜200μmであり、好ましくは、30〜100μmであるが、これらに限定されない。
粘着層1Bは、基材1Aの一方の面に設けられている。粘着層1Bは、例えば、粘着剤によって形成されている。ここで粘着剤は、例えば、天然ゴム系粘着剤、合成ゴム系粘着剤、アクリル系粘着剤、ウレタン系粘着剤、シリコーン系粘着剤等であるが、これらに限定されない。粘着層1Bの厚みは、例えば、1〜300μmであり、好ましくは2〜150μmであり、特に好ましくは5〜100μmであるが、これらに限定されない。
剥離剤層1Cは、基材1Aの粘着層1Bが設けられる側の面と反対側の面に設けられる。剥離剤としては、具体的には、シリコーン系剥離剤、長鎖アルキル系剥離剤、フッ素系剥離剤、ゴム系剥離剤などが挙げられる。なかでも、柔軟な基材に塗布することができる観点から、長鎖アルキル系剥離剤であることが好ましい。剥離剤層の厚みとしては、剥離剤としての機能を発揮させるために、50〜500nmであることが好ましい。
接着剤層1Dは、粘着層1Bと同様の材料を用いることができる。接着剤層1Dの厚みは、例えば、5〜30μmであり、好ましくは5〜20μmであるが、これらに限定されない。
基材部1Eは、有色のフィルムを用いることができる。基材部1Eは、基材1Aと同様の材料を用いることができる。基材部1Eの厚みは、例えば、5〜100μmであり、好ましくは10〜50μmであるが、これらに限定されない。基材部1Eの色としては、例えば青色であるが、これに限定されない。このように、基材部1Eが有色であるため、延在部20の視認性が向上し、延在部20の位置を確認しやすい。なお、基材部1Eは無色透明であってもよい。
次に、図3〜図9を参照して、本実施形態に係るホイール保護フィルム積層体1の製造方法について説明する。
まず、図3に示すように、第1のロール体110に巻回されロール状の基材1Aを引き出しつつ、基材1Aの下側の面に剥離剤を塗布する。剥離剤の塗布は、剥離剤塗布手段120によって行われる。剥離剤塗布手段120としては、公知のグラビア、マイヤーバー等を用いることができる。
次に、剥離剤塗布手段120によって塗布された剥離剤の乾燥を行う。剥離剤の乾燥は、乾燥手段130によって行われる。乾燥手段130としては、公知の熱風、赤外線等を用いることができる。基材1Aの下側の面に塗布された剥離剤が乾燥することによって、基材1Aの下側の面には、剥離剤層1Cが形成される。
次に、基材1Aの上側の面に粘着剤を塗布する。粘着剤の塗布は、粘着剤塗布手段140によって行われる。粘着剤塗布手段140としては、公知のダイ、ロール、ブレード等を用いることができる。粘着剤は、基材1Aの上側の全面に塗布される。このように、粘着剤を基材1Aの上側の全面に塗布する場合、粘着剤を塗布する位置を正確に位置決めする必要がないため、生産の効率性が向上する。なお、粘着剤は、基材1Aが搬送する方向に対して直交する方向(幅方向)の両端に露出部を残すように塗布されてもよい。
次に、粘着剤塗布手段140によって塗布された粘着剤の乾燥を行う。粘着剤の乾燥は、乾燥手段150によって行われる。乾燥手段150としては、乾燥手段130と同様に、公知の熱風、赤外線等を用いることができる。基材1Aの上側の面に塗布された粘着剤が乾燥することによって、基材1Aの上側の面には、粘着層1Bが形成する。
次に、基材1Aの下側の面に剥離剤層1C、上側の面に粘着層1Bが形成された第1形成体F1を、第2のロール体160に巻き取る。
次に、図4に示すように、第2のロール体160に巻回された第1形成体F1を、第3のロール体170に巻き取る。第3のロール体170の外径は、第2のロール体160の外径よりも大きく構成されている。
また、第1形成体F1を第3のロール体170に巻き付けるのに伴って、第4のロール体180に巻回されたテープ部材Tを第1形成体F1のうち粘着層1B側に貼り付ける。テープ部材Tは、接着剤層1Dおよび基材部1Eによって形成される。接着剤層1Dを貼着面としてテープ部材Tを第1形成体F1に貼り付けることによって、第2形成体F2が形成される。第2形成体F2は、第3のロール体170に、所定の数だけ巻き付けられる。第2形成体F2を第3のロール体170に巻き付ける数は、上述したホイール保護フィルム積層体1を構成するホイール保護フィルム2の枚数に相当する。
次に、図5に示すように、切断部材190によって、第3のロール体170に所定の数だけ巻き付けられた第2形成体F2を、径方向の内方に向けて切断する。切断部材190は、図5に示すように、先端に鋭利な刃190Aを備える。これによって、第3のロール体170に所定の数だけ巻き付けられた第2形成体F2は、周方向の一部が切断される。
次に、図6、図7に示すように、周方向の一部が切断され所定の数だけ巻回された第2形成体F2を巻回状態が解除するように展開する。このとき、第2形成体F2は、図6の上下方向に所定の数だけ積層された構成を備える。また、第2形成体F2は、図7に示すように、第1形成体F1(基材1A、剥離剤層1C、および粘着層1B)の上面にテープ部材T(接着剤層1D、および基材部1E)が貼り付けられた構成となっている。
次に、図8に示すように、所定の数だけ積層された第2形成体F2に対して、第1プレス機200によって、本体部10および延在部20を形成するように、プレス加工を行う。第1プレス機200は、本体部10および延在部20の形状に対応するように構成された刃201が6つ形成されている。図8に示すように、本体部10は、基材1A、剥離剤層1C、および粘着層1Bが積層されている箇所から切りだされ、延在部20は、基材1A、剥離剤層1C、粘着層1B、接着剤層1D、および基材部1Eが積層されている箇所から切りだされる。この結果、図9に示すように、ホイール保護フィルム積層体1が製造される。
次に、本実施形態に係るホイール保護フィルム積層体1およびホイール保護フィルム2の使用方法について説明する。
まず作業者は、延在部20を把持して、ホイール保護フィルム積層体1からホイール保護フィルム2を1枚ずつ剥離する。このとき、ホイール保護フィルム2は、剥離剤層1Cが形成されているため、容易に剥離することができる。また、延在部20は、基材1A、粘着層1B、および基材部1Eを有するため、延在部が基材1Aのみからなる構成と比較して、延在部20の強度を向上させることができる。したがって、好適にホイール保護フィルム積層体1からホイール保護フィルム2を剥離させることができる。
そして作業者は、ホイール保護フィルム2を、ホイールに貼り付ける。このときホイール保護フィルム2の粘着層1B側をホイールに貼り付ける。なお、ホイール全面を覆うように、タイヤに一部を貼着してもよい。
以上説明したように、本実施形態に係るホイール保護フィルム2は、自動車のホイールに貼り付けられる。ホイール保護フィルム2は、基材1Aおよび粘着層1Bを備えるとともに、外表面が粘着性を備え、ホイールに貼り付け可能な本体部10と、基材1A、粘着層1B、および基材部1Eを備えるとともに、外表面が非着性を備え、本体部10の周縁の一部から径方向外方に延在する延在部20と、を有する。
このように構成されたホイール保護フィルム2によれば、本体部10の周縁の一部から径方向外方に延在する延在部20を有するため、作業者は延在部20を把持して、ホイール保護フィルム積層体1からホイール保護フィルム2を1枚ずつ容易に剥離させることができる。また、延在部20は、基材1A、粘着層1B、および基材部1Eを有するため、延在部が基材のみからなる構成と比較して、延在部20の強度を向上させることができる。
また、基材部1Eは有色である。このため、延在部20の視認性が向上し、延在部20の位置を確認しやすい。
また、延在部20は、径方向の外方に向かって周方向の幅が小さくなるように構成されてなる。このため、延在部が径方向の外方に向かって周方向の幅が大きくなる構成と比較して、テスト走行中において、延在部20および本体部10の境界を起点にして本体部10側に切れ目が生じることを抑制することができる。
また、延在部20は、本体部10の周縁に対して径方向の内方に凸となるように曲線状に連続する。このため、延在部が本体部10の周縁に対して曲線状に連続しない構成と比較して、テスト走行中において、延在部20および本体部10の境界を起点にして本体部10側に切れ目が生じることを抑制することができる。
また、ホイール保護フィルム2は、基材1Aの粘着層1Bが設けられる側の面と反対側の面に設けられる剥離剤層1Cをさらに有する。このため、ホイール保護フィルム積層体1からホイール保護フィルム2を1枚ずつ剥離する際に、容易に剥離することができる。
また、以上説明したように、本実施形態に係るホイール保護フィルム2の製造方法は、自動車のホイールに貼り付けられるホイール保護フィルム2の製造方法である。ホイール保護フィルム2の製造方法は、粘着層1Bの基材1Aが設けられる面と反対側の面に基材部1Eを貼り付ける工程と、基材1Aおよび粘着層1Bを備えるとともに外表面が粘着性を備えホイールに貼り付け可能な本体部10、ならびに基材1A、粘着層1B、および基材部1Eを備えるとともに外表面が非着性を備え本体部10の周縁の一部から径方向外方に延在する延在部20を形成する工程と、を有する。
この製造方法によって製造されたホイール保護フィルム2によれば、延在部20の強度を向上させて、好適にホイール保護フィルム積層体1からホイール保護フィルム2を剥離させることができる。
以上、実施形態を通じて本発明に係るホイール保護フィルムを説明したが、本発明は実施形態および変形例において説明した構成のみに限定されることはなく、特許請求の範囲の記載に基づいて適宜変更することが可能である。
例えば、上述した実施形態では、延在部20は径方向の外方に向かって周方向の幅が小さくなるように構成された。また、延在部20は、本体部10の周縁に対して径方向の内方に凸となるように曲線状に連続した。しかしながら、延在部の構成は、外表面が非着性を備え、前記本体部の周縁の一部から径方向外方に延在している限りにおいて、限定されない。
また、上述した実施形態では、基材1Aの一方の面に剥離剤層1Cが形成されていたが、剥離剤層1Cが形成されていなくてもよい。
また、上述した実施形態では、ホイール保護フィルム2の延在部20は、接着剤層1Dを有していたが、接着剤層1Dを有していなくてもよい。
また、上述した実施形態では、ロール搬送を行うことによってホイール保護フィルム積層体1を製造した。しかしながら、ホイール保護フィルムを1枚ずつ製造して、製造されたホイール保護フィルムを複数積層して、ホイール保護フィルム積層体を製造してもよい。
また、上述した実施形態では、本体部10は円形形状に形成された。しかしながら、本体部10の形状は特に限定されず、ホイールを覆ってホイールの開口部を塞ぐことができればよい。
また、上述した実施形態では、図3に示すように、第1形成体F1を第2のロール体160に巻き取る際に、剥離剤層1Cが内面に位置するように巻き取られたが、粘着層1Bが内面に位置するように巻き取られてもよい。さらに、図4に示す工程において、第1形成体F1は第2のロール体160から粘着層1Bが上面に位置するように巻き出され、第2形成体F2は第3のロール体170に対して粘着層1Bが内面に位置するように巻き取られてもよい。このように、第2のロール体160および第3のロール体170に対して粘着層1Bが内面に位置するように巻き取られる場合、ゴミなどが第1形成体F1または第2形成体F2の表面に接触し難くなるため好ましい。また、第2のロール体160および第3のロール体170を作業者が把持する際に、作業者の手に粘着しないため、作業性が向上する。また、上記のように第3のロール体170に対して巻き取られた第2形成体F2によれば、図6に示すように第2形成体F2を展開した際に、剥離剤層1Cが表面に形成される。このため、図8に示す第1プレス機200によってプレス加工を行う際に、剥離剤層1C側に刃201が接触されるため、粘着層1B側に刃201を接触する場合と比較して、容易にプレス加工を行うことができる。
1 ホイール保護フィルム積層体、
2 ホイール保護フィルム、
1A 基材、
1B 粘着層、
1C 剥離剤層、
1D 接着剤層、
1E 基材部、
10 本体部、
10A 本体部の外表面、
20 延在部、
20A、20B 延在部の外表面。

Claims (10)

  1. 自動車のホイールに貼り付けられるホイール保護フィルムであって、
    基材および粘着層を備えるとともに、外表面が粘着性を備え、前記ホイールに貼り付け可能な本体部と、
    前記基材および前記粘着層を備えるとともに、外表面が非着性を備え、前記本体部の周縁の一部から径方向外方に延在する延在部と、を有し、
    前記延在部は、前記粘着層の前記基材が設けられる面と反対側の面に基材部を備えるホイール保護フィルム。
  2. 前記基材部は有色である請求項1に記載のホイール保護フィルム。
  3. 前記延在部は、径方向の外方に向かって周方向の幅が小さくなるように構成されてなる請求項1または2に記載のホイール保護フィルム。
  4. 前記延在部は、前記本体部の周縁に対して径方向の内方に凸となるように曲線状に連続する請求項1〜3のいずれか1項に記載のホイール保護フィルム。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のホイール保護フィルムが複数積層されてなるホイール保護フィルム積層体。
  6. 前記ホイール保護フィルムは、前記基材の前記粘着層が設けられる側の面と反対側の面に設けられる剥離剤層をさらに有する請求項5に記載のホイール保護フィルム積層体。
  7. 自動車のホイールに貼り付けられるホイール保護フィルムの製造方法であって、
    粘着層の基材が設けられる面と反対側の面に基材部を貼り付ける工程と、
    前記基材および前記粘着層を備えるとともに外表面が粘着性を備え前記ホイールに貼り付け可能な本体部、ならびに前記基材、前記粘着層、および前記基材部を備えるとともに外表面が非着性を備え前記本体部の周縁の一部から径方向外方に延在する延在部を形成する工程と、を有するホイール保護フィルムの製造方法。
  8. 前記基材部は有色である請求項7に記載のホイール保護フィルムの製造方法。
  9. 前記延在部を形成する際に、径方向の外方に向かって周方向の幅が小さくなるように前記延在部を形成する請求項7または8に記載のホイール保護フィルムの製造方法。
  10. 前記延在部を形成する際に、前記本体部の周縁に対して径方向の内方に凸となるように曲線状に連続する前記延在部を形成する請求項7〜9のいずれか1項に記載のホイール保護フィルムの製造方法。
JP2016184561A 2016-09-21 2016-09-21 ホイール保護フィルム、ホイール保護フィルム積層体、ホイール保護フィルムの製造方法、およびホイール保護フィルム積層体の製造方法 Active JP6888930B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016184561A JP6888930B2 (ja) 2016-09-21 2016-09-21 ホイール保護フィルム、ホイール保護フィルム積層体、ホイール保護フィルムの製造方法、およびホイール保護フィルム積層体の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016184561A JP6888930B2 (ja) 2016-09-21 2016-09-21 ホイール保護フィルム、ホイール保護フィルム積層体、ホイール保護フィルムの製造方法、およびホイール保護フィルム積層体の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018047799A JP2018047799A (ja) 2018-03-29
JP6888930B2 true JP6888930B2 (ja) 2021-06-18

Family

ID=61765837

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016184561A Active JP6888930B2 (ja) 2016-09-21 2016-09-21 ホイール保護フィルム、ホイール保護フィルム積層体、ホイール保護フィルムの製造方法、およびホイール保護フィルム積層体の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6888930B2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0572947U (ja) * 1992-03-11 1993-10-05 中国パール販売株式会社 粘着テープ
JP2012111800A (ja) * 2010-11-19 2012-06-14 Nitto Denko Corp ホイール用保護フィルムおよびホイール用保護フィルム積層体
JP2013107969A (ja) * 2011-11-18 2013-06-06 Sumiron:Kk ホイール保護用の粘着フィルム積層体

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018047799A (ja) 2018-03-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2013107969A (ja) ホイール保護用の粘着フィルム積層体
CA2631267A1 (en) Two-sided non-stick release film
JPWO2008075767A1 (ja) 粘着シート及びその製造方法
CN103154171B (zh) 生产具有突出衬的胶粘带的方法
JPWO2003025079A1 (ja) 新易貼付性粘着シート及びその製造方法
JP6163656B2 (ja) 穴閉塞用ラベル、穴閉塞用ラベル連続体、及びその連続体の製造方法
JP6040520B2 (ja) 配送伝票
JP6888930B2 (ja) ホイール保護フィルム、ホイール保護フィルム積層体、ホイール保護フィルムの製造方法、およびホイール保護フィルム積層体の製造方法
JP2015174318A (ja) シート積層体
EP2743191A1 (en) Sheet pasting method and sheet pasting tool
JP2010149643A (ja) 保護フィルム
JP2008156423A (ja) 粘着シートの製造方法
WO2009116267A1 (ja) 粘着シート及びそれを用いた剥離シート付粘着シート
JP6808511B2 (ja) ホイール保護フィルム、ホイール保護フィルム積層体、ホイール保護フィルムの製造方法、およびホイール保護フィルム積層体の製造方法
EP3180783B1 (en) Multiple wrap label
JP6607739B2 (ja) 貼付材、貼付材の積層体、貼付材の製造方法、および貼付材の積層体の製造方法
JP6730153B2 (ja) ホイール保護フィルム、ホイール保護フィルム積層体、ホイール保護フィルムの製造方法、およびホイール保護フィルム積層体の製造方法
WO2019188469A1 (ja) タイヤラベル
JP6920028B2 (ja) ホイールカバー、ホイールカバー積層体、ホイールカバーロール材、およびそれらの製造方法
JP2011174986A (ja) 縁糊無し部分粘着ラベル
JP5957849B2 (ja) 配送伝票
JP2015140384A (ja) テープロール体およびテープロール体の製造方法
JP4997303B2 (ja) 粘着性被覆体の製造装置
JP6599660B2 (ja) 巻付けラベル連続体の製造方法、及びラベル付き容器
JP6912918B2 (ja) ラベルロール品

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190624

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200625

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200707

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20201006

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201228

C60 Trial request (containing other claim documents, opposition documents)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60

Effective date: 20201228

C11 Written invitation by the commissioner to file amendments

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C11

Effective date: 20210126

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20210302

C21 Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21

Effective date: 20210309

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210330

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210426

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210512

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210520

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6888930

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250