JP2014080640A - 熱処理装置及び熱処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】チャック機構等でワークを挟持せずに加熱する際、加熱ムラを低減できると共に、径方向の不均一な変形を低減できる熱処理装置又は熱処理方法を提供する。
【解決手段】環形状のワークWを載置するように周方向に配列した複数の回転ローラ25を有するワーク支持部21と、ワーク支持部21に載置されたワークWを環形状に沿って回転させる回転駆動部13と、ワークWを加熱する加熱部15とを備えた熱処理装置10であり、ワーク支持部21に載置されたワークWの内周又は外周を径方向に加圧する加圧部30を環形状に沿う周方向の複数箇所に備えている。
【選択図】図3

Description

本発明は、環形状のワークを誘導加熱する熱処理装置及び熱処理方法に関する。
従来、環形状のワークを加熱するには、例えばチャック機構等の支持部でワークを支持し、ワークを回転させつつ加熱コイルで加熱していた。一方、環形状を有する大きなワークを加熱するために、チャック機構等でワークを挟持せずに加熱する熱処理装置も提案されている。
下記特許文献1には、大きな軸受軌道輪のようなリング状物品を加熱可能な高周波熱処理装置が開示されている。この技術では、リング状物品を回転台に支持し、馬蹄形の加熱コイルをリング状物品の円周方向の複数箇所に配置し、回転台と共にリング状物品を回転させながら複数の加熱コイルにより加熱している。
下記特許文献2には、環状部品全体に高周波熱処理を行う装置が開示されている。この技術では、環状部品を下方から複数の支持ローラで支持し、環状部品の外径面又は内径面を三つ以上の位置決めローラで位置決めし、環状部品を回転させつつ加熱コイルで誘導加熱している。
特開2005−325409号公報 特開2009−287074号公報
しかしながら、従来の熱処理装置では、環形状のワーク、特に大型の環形状のワークを加熱したり冷却したりする熱処理を施すと、熱膨張や熱収縮による変形を生じ、ワークの熱処理にムラが生じたり、熱処理後のワークの形状に歪みが生じたりしていた。
例えば特許文献1では、加熱時にワークが回転台や支持ローラ上で熱膨張すると、ワークの周方向の各位置において、膨張分だけ外側に位置がずれることになる。その際、全周において均等に外側に位置がずれるのではなく通常は一方側に多くずれるため、ワークの回転中心が偏心していた。その場合、ワークと加熱コイルとの距離がワークの回転に伴い周期的に変動し、誘導加熱による加熱量にムラが生じていた。
また、特許文献2では、位置決めローラによりワークを押圧してワークと加熱コイルとの間隔を所定範囲に保持しているため、このような回転中心が偏心するようなことは抑制できる。ところが環形状のワークでは、熱処理時の熱膨張や熱収縮のため径方向に多少の変形が生じることがある。このような変形は大型のワークの場合顕著になり、直径が3m以上のワークでは変形が10mm以上になることもあった。
そこで、本発明では、チャック機構等でワークを挟持せずに加熱する際、加熱ムラを低減できると共に、径方向の不均一な変形を低減できる熱処理装置又は熱処理方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の熱処理装置は、環形状のワークを載置するように周方向に配列した複数の回転ローラを有するワーク支持部と、ワーク支持部に載置されたワークを環形状に沿って回転させる回転駆動部と、ワークを加熱する加熱部とを備えていて、ワーク支持部に載置されたワークの内周又は外周を径方向に加圧する加圧部を環形状に沿う周方向の複数箇所に備えていることを特徴とする。
この熱処理装置は、熱処理対象のワークは軸方向の一方側と他方側とで形状が異なる非対称形状を有するものが好適である。
加熱部はワークの表面に無端帯状に設けられた被加熱領域を加熱するものがよい。この加熱部は、ワーク支持部により支持されて回転駆動部により回転駆動されたワークを加熱し、加圧部は加熱時にワークを加圧するのが好適である。
この熱処理装置では、ワーク支持部により支持されて回転駆動部により回転駆動されたワークに冷却液を接触させる冷却部を備え、加圧部は冷却時にワークを加圧するものでもよい。
上記目的を達成する本発明の熱処理方法は、周方向に配列した複数の回転ローラに環形状のワークを載置し、ワークを複数の回転ローラにより環形状に沿って回転させつつ加熱する際に、ワークの内周又は外周を環形状に沿う周方向の複数箇所で径方向に加圧することを特徴としている。
本発明の熱処理装置及び熱処理方法によれば、周方向の複数箇所で加圧部により環形状のワークの内周又は外周を径方向に加圧しつつ加熱部で加熱したり、周方向の複数箇所で加圧部により環形状のワークの内周又は外周を径方向に加圧しつつ冷却したりすることができる。
そのため、加熱時又は冷却時の熱膨張や熱収縮によりワークが径方向に拡大縮小した際、複数の回転ローラ上で不均一に位置ずれを生じてワークの中心が複数の回転ローラの中心から偏心することを防止して、自動で求心できる。そして、加圧部の加圧力を十分に大きくすることで、加熱時又は冷却時の熱膨張や熱収縮によりワークが径方向に不均一に変形することを抑制又は防止することができる。
(a)本発明の実施形態に係る熱処理装置を示す概略平面図であり、(b)は加熱部の一部を示す概略断面図である。 本発明の実施形態に係る熱処理装置の要部を示す概略正面図である。 本発明の実施形態に係る熱処理装置の加圧部を説明するために一部を断面で示した正面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。
本実施形態では、大型の円環形状の加熱対象を加熱及び冷却して焼入れするための旋回型焼入装置の例を用いて説明する。
[ワーク]
ワークWは、鋼材のような焼入可能な材料からなり、直径が1m以上、ここでは3m以上の円環形状を有する部材であり、軸方向に沿う断面形状が全周で略一定に形成されている。ワークWは、表面側のみが加熱されるものであっても、内部まで加熱されるものであってもよいが、ここでは軸方向の一方側と他方側とで形状が異なる非対称形状を有し、ワークWの外側表面に無端帯状に設けられた被加熱領域Waを有している。
[全体構成]
熱処理装置10は、図1(a)及び図2に示すように、ワークWを支持する治具11と、治具11に支持されたワークWを環形状に沿って回転させるための回転駆動部13と、治具11に載置されたワークWを加熱する加熱部15と、加熱部15の下方に設けられた冷却部17と、を備える。
[治具]
治具11は、ワークWを載置するワーク支持部21と、ワーク支持部21の中央に設けられた中央構造部22と、中央構造部22から駆動力をワーク支持部21へ伝達し、ワーク支持部21に載置されたワークWを環形状に沿って回転させる回転駆動機構23と、ワーク支持部21に載置されたワークWの内周又は外周を径方向に加圧する加圧部30と、を備える。
ワーク支持部21は、中央構造部22の下部に接合されて放射方向に延びる複数の放射架台24と、各放射架台24の先端側に放射方向に沿って配置された回転ローラ25とを備える。放射架台24及び回転ローラ25は、周方向に少なくとも3個以上、ここでは8個設けられ、円周方向に略均等な間隔で配列されている。互いに隣接する放射架台24間は空間となっている。
各回転ローラ25は鋼又はセラミックスからなり、各放射架台24に径方向に配置されて回転可能に支持されている。この実施形態では、側周面が全長に渡り一定直径に形成され、側周面のワークWとの接触部位が略水平となっている。
中央構造部22は、ワーク支持部21の中央から上方に突出して設けられ、上部に仮想線で示す搬送機構が接続可能に構成されている。治具11は搬送機構により搬送及び昇降可能となっている。中央構造部22の上端にモータ等の回転駆動部13が接続されている。この回転駆動部13は搬送機構に設けられていてもよく、中央構造部22に設けられていてもよい。
回転駆動機構23は、中央構造部22及びワーク支持部21に設けられ、回転駆動部13の駆動力を回転ローラ25まで伝達するように構成されている。回転駆動機構23は、中央構造部22内の駆動軸26と、各放射架台24上に回転可能に設けられた各従動軸27とを備え、ユニバーサルジョイントを介して回転ローラ25に接続されている。
このような治具11では、ワーク支持部21の複数の回転ローラ25上にワークWが載置され、その状態で治具11全体を中央構造部22において搬送機構により吊り下げ及び昇降可能となっている。各回転ローラ25が回転駆動されることで、ワークWが環形状に沿って回転することができる。
[加圧部]
加圧部30は、ワークWを径方向に加圧するもので、周方向の略均等となる位置に複数設けられている。ここでは4個の放射架台24の先端側に配設されており、図3に示すように、ワークWの外側に配置される外側加圧部30aとワークWの内側に配置される内側加圧部30bとが互いに対向して設けられている。
各加圧部30は、回転駆動機構23及び回転ローラ25を跨いで放射架台24に配設された固定ブラケット31と、固定ブラケット31に支持された筒状ガイド32と、筒状ガイド32内にスライド可能に収容されたスライドロッド33と、スライドロッド33のワークW側となる先端にワークWの回転方向に沿って回転自在に設けられたインナーローラ34b又はアウターローラ34aと、筒状ガイド32の後端に装着されたキャップ35と、スライドロッド33とキャップ35との間に配置されてスライドロッド33をワークW側に向けて付勢するスプリング36と、スライドロッド33の凹部33aに遊嵌するように筒状ガイド32の内側に突設しスライドロッド33のスライド位置を規制すると共に軸周りの回動を阻止するストッパ37と、を備えている。
この加圧部30では、ワーク支持部21の回転ローラ25上に載置されたワークWの外周面を外側加圧部30aのアウターローラ34aにより内側に向けて付勢でき、ワークWの内周面を内側加圧部30bのインナーローラ34bにより外側に向けて付勢できる。このとき、筒状ガイド32によりスライドロッド33がワーク支持部21の中心軸Cから放射方向に沿ってスライド可能に配置されているため、ワークWの各位置を中心軸Cに向け又は中心軸C側から外側に向けて加圧することができる。
そのため、ワークWが回転ローラ25により回転された状態で、ワークWの複数位置が加圧されることで、ワークWの軸心を中心軸Cに一致させるような作用が得られる。さらに、十分な加圧力が付与されることで、ワークWに径方向の変形を防止又は矯正するような作用が得られる。
この加圧部30では、外側加圧部30aのアウターローラ34a及び内側加圧部30bのインナーローラ34bの高さや位置は、ワークWに応じて適宜調整可能となっている。また筒状ガイド32に対してキャップ35の締付量などが調整可能となっており、キャップ35とスライドロッド33との間隔を調整することで、スプリング36による付勢力が調整可能となっている。そのため、ワークWの加圧力や位置を調整することができ、ワークWの形状、材質、熱処理条件、冷却条件等に応じて適切な加圧力でワークWを加圧することができる。
なお、スライドロッド33はスプリング36により前進側に付勢されているが、ストッパ37によりスライド位置が規制されることで所定範囲に配置されている。
この加圧部30では、外側加圧部30aのアウターローラ34a及び内側加圧部30bのインナーローラ34bに予圧を負荷しておくことができ、このアウターローラ34a又はインナーローラ34bを常時ワークWに接触させておくことで、ワークWに予圧を負荷しておくことができる。
また、アウターローラ34a又はインナーローラ34bを低温時などにワークWから離間して配置しておき、ワークWの変位や変形、膨張等が生じた際にアウターローラ34a又はインナーローラ34bがワークWに接触して加圧するように配置することも可能である。その場合、各アウターローラ34a又はインナーローラ34bに予圧を負荷しておくことも可能である。
[加熱部]
加熱部15は、図1(a)(b)、図2に示すように、所定高さに配置された治具11の互いに隣接する放射架台24の各間隙に設けられている。各加熱部15は、ワークWの回転中心に対して周方向に略均等に配設されるのが好適である。
各加熱部15には、治具11上のワークWを誘導加熱するための加熱コイル41がそれぞれ配設されている。この加熱コイル41は、図示しない変位手段により進退可能となっており、治具11が所定位置に配置された状態で、ワークWの被加熱領域に対向近接するように構成されている。
加熱コイル41の形状は特に限定されるものではなく、本実施形態では、ワークWの所定区間の被加熱領域Waの弧形状に対応した形状であって、ワークWの縦断面形状に対応した縦断面形状となっている。
[冷却部]
冷却部17は、図2に示すように、加熱部15の下方に設けられており、冷却液吐出部42が水槽43内に配設されている。複数の冷却液吐出部42は、冷却部17に下降する治具11における互いに隣接する放射架台24の各間隙となるように配置されている。
[焼入方法]
次に、このような熱処理装置10を用いてワークWを焼入処理する方法について説明する。
まず治具11を所定位置に配置して、ワーク支持部21の複数の回転ローラ25上にワークWを載置する。
治具11を搬送或いは昇降してワークWを所定位置に配置する。そして、各加加熱コイル41を移動させて、ワークWの被加熱領域Waに対向配置する。この状態で加圧部30によりワークWを加圧すると共に、治具11の回転ローラ25によりワークWを環形状に沿って回転させつつ、加熱コイル41に給電して誘導加熱することで、帯状の被加熱領域Wa全体を略均一に加熱する。この加熱時には、特に加圧部30によりワークWの外周を加圧するのが特に好適である。
加熱終了後、治具11を下降させて冷却部17に所定位置に配置し、加圧部30によりワークWを加圧すると共に、ワークWを回転させつつ冷却液吐出部42から冷却液をワークWに接触させ、ワークW全体を冷却する。
冷却後、再び治具11を所定の搬出位置に搬送し、ワークWを搬出することで、焼入処理を終了する。
[熱処理装置及び方法の効果]
以上のような熱処理装置10を用いて熱処理を行えば、周方向の複数箇所で加圧部30により環形状のワークWの内周又は外周を径方向に加圧しつつ加熱部15で加熱し、或いは、周方向の複数箇所で加圧部30により環形状のワークWの内周又は外周を径方向に加圧しつつ冷却することができる。
その際、各加圧部30では、ワークWの回転中心からの距離の変化に応じて付勢力が変化するため、ワークWの位置ずれや変形などによりワークWの内周又は外周の各部とワークWの回転中心との距離の変化をより少なく抑えることが可能で、これによりワークの中心をワークWの回転中心とを合わせる作用が得られる。
そのため、加熱時又は冷却時の熱膨張や熱収縮によりワークWが径方向に拡大縮小した際、複数の回転ローラ25上で不均一に位置ずれを生じてワークWの中心が複数の回転ローラ25の中心から偏心することを防止して、自動で求心できる。
そして加圧部30の加圧力を大きくすることで、加熱時又は冷却時の熱膨張や熱収縮によりワークWが径方向に不均一に変形することを抑制又は防止することが可能である。
この実施形態では、ワークWが軸方向に非対称形状であるため、加熱時や冷却時に軸方向の一方側と他方側とで変形量が異なり易い。特にワークWの表面に無端帯状に設けられた被加熱領域Waを加熱するため、より変形量が不均一になり易い。ところがこのような装置を用いて熱処理を施すことで、ワークWの真円度を向上することが可能である。
上記実施形態は本発明の範囲内において適宜変更可能である。
例えば上記では、加熱対象物のワークWを加熱して冷却することで焼入処理する熱処理装置について説明したが、冷却を行わない加熱装置であっても本発明は適用可能である。またワークWの表面の焼入れだけでなくワークWの深部まで加熱してもよい。
上記では、ワークWとして断面が略三角形形状のものを用いたが、断面が四角形状や異形形状など他の形状であってもよい。
上記では、加圧部30として、インナーローラ34bとアウターローラ34aとの両方を用いた例について説明したが、何れか一方だけを用いて加熱や冷却を行うことは可能であり、更に加圧部30により加熱時のみ加圧し、或いは冷却時のみ加圧するようにしてもよい。
上記では、インナーローラ34bとアウターローラ34aとを互いに対向配置したが、インナーローラ34bとアウターローラ34aとを周方向にずらして配置してもよい。
上記では、加圧部30の付勢手段としてスプリング36を用いたが、油圧や空圧等の流体圧シリンダ等、他の付勢手段を用いて加圧してもよい。
W ワーク
Wa 被加熱領域
10 熱処理装置
11 治具
13 回転駆動部
15 加熱部
17 冷却部
21 ワーク支持部
22 中央構造部
23 回転駆動機構
24 放射架台
25 回転ローラ
26 駆動軸
27 従動軸
30 加圧部
30a 外側加圧部
30b 内側加圧部
31 固定ブラケット
32 筒状ガイド
33 スライドロッド
33a 凹部
34a アウターローラ
34b インナーローラ
35 キャップ
36 スプリング
37 ストッパ
41 加熱コイル
42 冷却液吐出部
43 水槽

Claims (6)

  1. 環形状のワークを載置するように周方向に配列した複数の回転ローラを有するワーク支持部と、該ワーク支持部に載置された上記ワークを上記環形状に沿って回転させる回転駆動部と、上記ワークを加熱する加熱部とを備えた熱処理装置であって、
    上記ワーク支持部に載置された上記ワークの内周又は外周を径方向に加圧する加圧部を上記環形状に沿う周方向の複数箇所に備えている、熱処理装置。
  2. 前記ワークは、軸方向の一方側と他方側とで形状が異なる非対称形状を有する、請求項1に記載の熱処理装置。
  3. 前記加熱部は、前記ワークの表面に無端帯状に設けられた被加熱領域を加熱する、請求項1又は2に記載の熱処理装置。
  4. 前記加熱部は、前記ワーク支持部により支持されて前記回転駆動部により回転駆動された前記ワークを加熱し、前記加圧部は加熱時に上記ワークを加圧する、請求項1乃至3の何れかに記載の熱処理装置。
  5. 前記ワーク支持部により支持されて前記回転駆動部により回転駆動された前記ワークに冷却液を接触させる冷却部を備え、前記加圧部は冷却時に該ワークを加圧する、請求項1乃至4の何れかに記載の熱処理装置。
  6. 周方向に配列した複数の回転ローラに環形状のワークを載置し、該ワークを上記複数の回転ローラにより環形状に沿って回転させつつ加熱する熱処理方法であって、
    加熱時及び加熱後の冷却時の少なくとも一方で、上記ワークの内周又は外周を上記環形状に沿う周方向の複数箇所で、ワークの中心をワークの回転中心に合わせるように径方向に加圧する、熱処理方法。
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