JP2010046747A - 軸受研削用治具 - Google Patents

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Abstract

【課題】被研削材である軸受の取り付けが容易な軸受研削用治具の提供。
【解決手段】ガイドリング4と、軸受を取り付けるクランプフランジ8を回転させる回転手段10,11と、前記クランプフランジ8を昇降させる手段6,12,16aと、軸受Wの内輪の内周壁を固定するクランプシリンダー26を備える軸受研削用治具1。上昇したクランプフランジ8は、クランプシリンダー26底部に当接し、クランプシリンダー26底部に背圧を懸ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、外輪と内輪間に複数の転動体を介挿したアンギュラ玉軸受、転がり軸受、四点接触玉軸受等の軸受を軸受クランプフランジに固定し、この軸受の外輪の円環状平面と内輪の円環状平面を回転する砥石車で同時研削加工して平坦化する際用いる軸受研削用治具に関する。
軸受の加工方法は、数多く提案されている。例えば、外輪素材を熱処理して表面硬化を行った後に、外輪の環状両面を幅研削し、ついで、外輪の転走面をセンターレス研削し、外輪の内側シール溝を焼入鋼切削で加工する。この後、転走面を超仕上げ研磨して外輪を形成する。また、内輪素材を熱処理して表面硬化を行った後に、内輪の環状両面を幅研削し、ついで、内輪の転走面をセンターレス研削し、内輪の外側シール溝を焼入鋼切削で加工する。この後、転走面を超仕上げ研磨して内輪を形成する。内輪と外輪の転走面空間に転動体が挿入され、ついで、内輪のシール溝に環状シールを嵌めこみ外輪と内輪の隙間を塞ぐ(例えば、特許文献1参照)。
また、外径を軸受外輪外径と取代分とを加えた寸法とし、内径を軸受内輪内径から取代分を差し引いた寸法とし、幅を軸受幅と取代分とを加えた寸法とした環状素材を製作する環状素材製作工程と、前記環状素材をレーザ加工によって、複数の軌道輪素材に切断する切断工程と、切断された前記軌道輪素材のうち、一つを外輪軌道輪とし、他の一つを内輪軌道輪とし、この外輪軌道輪及び内輪軌道輪の軸方向端面に同時に両頭平面研削を施す軌道輪研削工程と、前記外輪軌道輪及び前記内輪軌道輪の軸方向端面をマグネットチャックによって着磁し、外径面、内径面および溝をワンチャックでハードターニング加工を施す旋削工程を備えていることを特徴とする軸受軌道輪の製造方法が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
さらに、複数個の軌道輪が組み合わされた組合せ軸受の軌道輪を製造する方法であって、前記複数個の軌道輪を軸方向に組み合わせた際の軸方向長さより所定寸法長いリング状部材に対して各軌道輪に必要な所定の加工を施した後、加工精度の保証検査を行い、次いで、前記リング状部材を複数個のリング単体に分割すべく該リング状部材を回転させながらワイヤーカット切断加工した後、該リング単体の切断面を研削加工して内径側及び/又は外径側に周方向溝を設けて完成軌道輪を得ることを特徴とする組合せ軸受の軌道輪の製造方法も提案されている(例えば、特許文献3参照)。
さらに又、外輪と内輪と複数の転動体とを備え、上記外輪または上記内輪は、ブレーキディスクを直接的または間接的に取り付けるブレーキディスク取付用フランジを備えている車輪用転がり軸受装置を加工する車輪用転がり軸受装置の加工方法であって、上記外輪と上記内輪と上記複数の転動体とを組み付けた後、上記ブレーキディスク取付用フランジを備えている上記外輪または上記内輪を所定位置に周方向に回転不可に取り付ける一方、上記ブレーキディスク取付用フランジを備えていない上記内輪または上記外輪に、上記ブレーキディスク取付用フランジの方に荷重をかけると共に、上記ブレーキディスク取付用フランジを備えていない上記内輪または上記外輪を回転させた状態で、上記ブレーキディスク取付用フランジのブレーキディスクが直接的または間接的に取り付けられるブレーキディスク取付面と、回転している研削装置の砥石とを接触させて、上記ブレーキディスク取付面を研削する車輪用転がり軸受装置の加工方法も提案されている(例えば、特許文献4参照)。
特開平6−246546号公報 特開2004−92726号公報 特開2005−48881号公報 特開2006−175551号公報の図3
前記特許文献3の図9(a)に開示される構造の組合せ軸受200は、精密工作機械の主軸軸受として利用される場合、機械加工寸法精度を上げるために図4に示すように、上段の玉軸受201の環状底平面201bが下段の玉軸受202の環状上平面202aに予備荷重を懸けて上段軸受底面と下段軸受上面間の剥離力を約200kg(プラスマイナス40kg)とした組合せ軸受200としてから工作機械の主軸用軸受に使用される。
よって、前記特許文献1、特許文献2および特許文献3に記載の平砥石を用いて外輪の環状平面または内輪の環状平面を両面平面研削して得られた軸受を組合せ軸受とした場合、前記外輪または内輪の環状平面の平滑度が1〜2μmと粗く、前記剥離力(約160kg)に満たない。
本発明者等は、砥石車(成型砥石車も含む)を用いることにより軸受の輪の環状平面の平滑度を0.2〜0.5μmと向上できると推測し、軸受の環状平面研削加工時に軸受の背面に十分な背圧をかけることができる軸受研削用治具を開発した。
請求項1の発明は、研削装置のベース上に設けられる軸受研削用治具であって、この軸受研削用治具は、円筒状治具ハウジング材の頭頂部に被研削材である軸受を内側に案内するガイドリングと、前記軸受の内輪の内壁を緩締するクランプシリンダー機構と、前記ガイドリングの中央下方に設けられた回転軸に軸承されたクランプフランジであって、上部に前記クランプシリンダー機構のクランプシリンダー底部に当接可能な輪環状固定堰を備えるクランプシリンダー加圧クランプフランジ機構と、前記クランプシリンダー底部を加圧するクランプフランジを上下に移動させるクランプフランジ昇降機構と前記クランプフランジを軸承する回転軸を回転させる回転駆動手段と、を備える軸受研削用治具を提供するものである。
請求項2の発明は、研削装置のベース上に設けられる軸受研削用治具であって、この軸受研削用治具は、円筒状治具ハウジング材の頭頂部に被研削材である軸受を内側に案内するガイドリングと、前記ガイドリングの下部に内側に向かって環状に設けた受け板内壁に対向して回転自在に設けた上部に輪環状固定堰を備え中央部および底部に円筒状空間部を有する壁を有する加圧室部材と、前記加圧室部材の上部輪環状固定堰の底部に環状取付板を敷設し、この環状取付板より底部円筒状空間部に上下左右に移動可能に垂下させたクランプフランジと、前記円筒状治具ハウジング材の中央部にスプライン軸に軸承された底部中央に加圧空気噴出し口を有するシリンダーフランジと、前記スプライン軸内側空間に設置され、前記シリンダーフランジ底部に加圧空気を噴き出す加圧空気供給管と、前記スプライン軸の軸心と軸心を同じくする中空回転軸を回転させる回転駆動手段と、コイルスプリングおよび加圧ワイヤを内蔵するバネケースを前記加圧室部材内に収納し前記シリンダーフランジ上部に固定し、このバネケースの外壁と前記加圧室部材の底部円筒状空間部を有する壁の内壁間に加圧空気噴出し口より噴き出された加圧空気を前記加圧室部材の底部円筒状空間部に設けたクランプフランジ底部に導く前記加圧室と、前記加圧室の上部輪環状固定堰の底部より上方に向かって上方ピストンを設け、下方ピストンを前記シリンダーフランジ下部の空間部に位置する前記スプライン軸周りに設けるとともに、前記上方ピストンのシャフト上端頭部にスラストカラーを介してクランプナットを設けるとともにこのピストンの下端外周に軸受内輪側壁に向かって調整カラーを介して前進後退可能なクランプシリンダーを設け、前記バネケース内の加圧ワイヤは、前記スプライン軸頭部にスプライン軸心延長上に設けられ、この加圧ワイヤの上端は前記加圧室内に設けられたクランプフランジを中央貫通して前記上方ピストン底部中央に固定され、前記クランプフラ
ンジ底部に導入された加圧空気によりクランプフランジに生じた傾動を補正してクランプフランジを垂下している加圧室部材の上部輪環状固定堰の上平面を前記クランプシリンダーの底面に対し平行に保ち、また、コイルスプリングは前記クランプフランジ底部を付勢するクランプシリンダーの加圧手段と、を備える軸受研削用治具であって、前記クランプナットを旋回することによりクランプシリンダーの外周面壁が被研削材である軸受の内輪の内壁に当接または内壁より離間させる緩締作動をなす軸受研削用治具を提供するものである。
本発明の軸受研削用治具は、外輪と内輪間に複数の転動体を介挿した軸受の外輪と内輪間の隙間に異物侵入防止の環状ゴム輪を嵌めこみ、これを軸受研削用治具のガイドリング内に内挿し、ついで、回転軸に軸承されたクランプフランジを僅かに上昇させてクランプシリンダーの底面に当接させながら軸受の内輪の内周壁をクランプシリンダー機構で締結して固定し、ついで、被研削材である前記軸受の外輪の円環状平面と内輪の円環状平面に回転する砥石車の周面を切り込ませる同時研削加工して平坦化することができる。従来の平砥石による研削加工より、本発明の軸受研削用治具と砥石車を用いて軸受を研削加工する方法は、より平滑度の優れた研削平面を与える。
本発明の軸受研削用治具は、軸受の固定作業が容易である。
以下、図を用いて本発明をさらに詳細に説明する。図1は軸受研削用治具の断面図、図2はガイドリングの平面図、図3は1において心押台の一部を切り欠いた正面図、図2はその心押台の左側面図、図3は環状取付板の平面図、および、図4は組合せ軸受の断面図である。
図1に示す軸受研削用治具1において、この軸受研削用治具1は、研削装置のベース上に設けられる。2は防水カバーで空気軸受9に研削液が付着するのを防止する。治具ベース3aを含む円筒状治具ハウジング材3の頭頂部には、被研削材である軸受wを内側に案内するガイドリング4が設けられている。このガイドリング4は図2に示すように外径224mm、内径184mmの円筒形状をなし、底部に約1mm幅の弧状の出っ張り4aが設けられている。円環状表面には、深さ1mmの円弧状の浅い溝4bが設けられ、また、円環状表面から底部に向かってボルト係止孔4cが8個、底部から円環状表面に向かってボルト係止孔4dが8個設けられている。
このガイドリング4は、係止用ボルト5により該ガイドリングの下部に内側に向かって環状に設けた受け板3bを介して前記治具ベース3aに固定されている。
この受け板3b内壁に対向して、回転自在に設けた上部に輪環状固定堰6aを備え中央部および底部に円筒状空間部6b,6cを有する壁を有する加圧室部材6と、前記加圧室部材6の上部輪環状固定堰6aの底部に環状取付板7を敷設し、この環状取付板7より底部円筒状空間部6c内に上下左右に移動可能に垂下させたクランプフランジ8を設ける。図3に示すように、環状取付板7の中央には後述する加圧ワイヤの貫通孔7aが設けられている。
前記円筒状治具ハウジング材3の中央部に空気軸受9された中空回転軸10aの軸心の延長上に軸心を同一にして設けられたスプライン軸10に軸承された底部中央に加圧空気噴出し口12aを有するシリンダーフランジ11と、前記スプライン軸10内側空間に設置され、前記シリンダーフランジ11底部に加圧空気を噴き出す加圧空気供給管12と、スプライン軸10に連結する中空回転軸10aと、このスプライン軸に連結する中空回転軸10aの回転駆動手段11(図示されていない駆動モータと歯付駆動ベルト、および、プーリー11a)を備える。ポリアミド樹脂製中空加圧空気供給管12は、ロータリージョイント13を経由して中空回転軸10aの中空部内に挿入されている。加圧空気の圧力は、0.2〜0.5PKaで十分である。
コイルスプリング14および加圧ワイヤ15を内蔵するバネケース16を前記加圧室部材6内に収納し前記シリンダーフランジ11上部に固定し、このバネケース16の外壁16aと前記加圧室部材6の底部円筒状空間部を有する壁6cの内壁間に加圧空気噴出し口より噴き出された圧空を前記加圧室部材6の底部円筒状空間部に設けたクランプフランジ8底部に導く前記加圧室6を設ける。この加圧ワイヤ15は、前記スプライン軸10頭部にスプライン軸心延長上に設けられ、加圧ワイヤ15の上端は前記加圧室6内に設けられたクランプフランジ8を中央貫通して上方ピストン17底部中央に固定され、加圧ワイヤ15の下端はスプライン軸10の上方部を貫通して設置された係止柱18に固定されている。係止柱18は、加圧ワイヤ15の懸垂荷重の役目もなしている。前記ガイドリング4の軸心、クランプフランジ8の軸心、スプライン軸10の軸心、および中空回転軸10aの軸心は同一軸心上にある。
この加圧ワイヤ15は、前記クランプフランジ8底部に導入された加圧空気によりクランプフランジ8に生じた僅かな傾動を補正してクランプフランジ8を垂下している加圧室部材6の上部輪環状固定堰6aの上平面を後述するクランプシリンダー26の底面に対し平行に保つ機能を有する。また、コイルスプリング14は前記クランプフランジ8底部を付勢し、この付勢力を前記クランプシリンダー26底部に伝える。
前記上方ピストン17は、加圧室6の上部輪環状固定堰6aの底部より上方に向かって設けられ、下方ピストン19は前記シリンダーフランジ11下部の空間部に位置する前記スプライン軸10廻りに設けられたシリンダケース20内に前記シリンダーフランジ11下部に備えさせたリテイナプレート21を上にして設け、下方ピストン19の上面はダイヤフラム21により前記シリンダケース20内壁に固定し、僅かに上下移動可能にしている。
前記の上方ピストン17のシャフト22上端頭部にスラストカラー23を介してクランプナット24を設けるとともにこの上方ピストン17の下端外周に軸受内輪側壁に向かって調整カラー25を介して前進後退可能なクランプシリンダー26を設ける。このクランプナット23を時計廻り方向に旋回することによりクランプシリンダー26の外周面壁が被研削材である軸受wの内輪wの内壁側に進行し当接して軸受の内輪wを固定する。内壁に当接する。このクランプナット23を逆時計廻り方向に旋回することによりクランプシリンダー26の外周面壁が被研削材である軸受wの内輪wの内壁から後退し、被研削材である軸受wは固定より開放される。言い換えれば、このクランプナット23は、調整カラー25を介してクランプシリンダー26を軸受の内輪内壁へ圧接または内輪内壁より離間させる緩締作動をなす旋回具である。
前記加圧室部材6の壁を貫通して位置確認シャフト27の先端がバネケース16と加圧室部材6で形成される隙間に臨んでいる。この位置確認シャフト27の先端位置は、バネケース16の横方向の振れ幅を抑制する。
次に図1に示す軸受研削用治具1を用いて軸受wを平面研削加工する工程を説明する。なお、図1において、砥石車100は、仮想線で示されており、砥石軸101周りに回転される。
(1)外輪wと内輪w間で形成される軌道内に複数の転動体を介挿した軸受wの外輪wと内輪w間の環状隙間に環状ゴムシール材を外輪wと内輪wの表面より0.3〜1.0mm深さまで挿入し、研削屑が軸受の軌道内に侵入できないようにする。
(2)このシール構造の軸受wの研削加工面を上方に向けて軸受研削用治具1のガイドリング4内に軸受を内挿する。
(3)クランプナット23を時計廻り方向に旋回することによりクランプシリンダー26の外周面壁が被研削材である軸受wの内輪wの内壁側に進行し当接して軸受の内輪を固定する。
(4)加圧空気供給管12に導かれた0.3PKaの圧空を加圧室部材6の底部に導き、クランプフランジ8を僅かに上昇させ、クランプシリンダー26の底部に加圧室部材6の上部輪環状固定堰6a上部を当接させる。
(5)中空回転軸10aを回転駆動手段により8〜100min−1回転数で回転させることによりガイドリング4およびクランプフランジ8が中空回転軸10の軸心と軸心を同一とするスプライン軸10周りに回転する。よって、クランプシリンダー26に固定された軸受も回転する。
(6)平面研削装置の砥石軸101を2,000〜3,000min−1回転数で回転させながら下降させて回転している砥石車100の円周外面を軸受wの研削加工面に当接させ、200kgの線圧で切り込みをかけ、軸受の外輪wとwと内輪の環状平面を仕上げ研削する。研削取り代は、0.01〜0.06mmで十分である。
(7)軸受の研削加工が終了したら砥石軸101を上昇させて軸受wより砥石車100を遠ざけ、ついで、砥石車の回転を停止させた後、砥石車100を待機位置まで移動する。
(8)中空回転軸10aの回転を停止し、ついで、加圧空気の加圧室6への供給を停止する。
(9)クランプナット23を逆時計周り方向に旋回することによりクランプシリンダー26の外周面壁が被研削材である軸受wの内輪wの内壁側より後退し、軸受wの固定を解く。
(10)平面研削加工された軸受wを軸受研削用治具1より取り去る。
なお、研削加工時の砥石車の軸受に懸かる線圧は、研削加工された一対の軸受w,wが積層され、圧力200kgを懸けて組合せ軸受けとされる圧力を選択するのが好ましい。
本発明の軸受研削用治具は、軸受の固定作業が容易であり、また、平滑度の優れた研削面を与える。
軸受研削用治具の断面図である。 ガイドリングの平面図である。 環状取付板の平面図である。 組合せ軸受の断面図である。
符号の説明
1 軸受研削用治具 3 円筒状治具ハウジング材 4 ガイドリング 6 加圧室 8 クランプフランジ10 スプライン軸10a 中空回転軸12 加圧空気供給管15 加圧ワイヤ16 バネケース23 クランプナット26 クランプシリンダー100 砥石車w 軸受(被研削材)

Claims (2)

  1. 研削装置のベース上に設けられる軸受研削用治具であって、この軸受研削用治具は、円筒状治具ハウジング材の頭頂部に被研削材である軸受を内側に案内するガイドリングと、前記軸受の内輪の内壁を緩締するクランプシリンダー機構と、前記ガイドリングの中央下方に設けられた回転軸に軸承されたクランプフランジであって、上部に前記クランプシリンダー機構のクランプシリンダー底部に当接可能な輪環状固定堰を備えるクランプシリンダー加圧クランプフランジ機構と、前記クランプシリンダー底部を加圧するクランプフランジを上下に移動させるクランプフランジ昇降機構と前記クランプフランジを軸承する回転軸を回転させる回転駆動手段と、を備える軸受研削用治具。
  2. 研削装置のベース上に設けられる軸受研削用治具であって、この軸受研削用治具は、円筒状治具ハウジング材の頭頂部に被研削材である軸受を内側に案内するガイドリングと、前記ガイドリングの下部に内側に向かって環状に設けた受け板内壁に対向して回転自在に設けた上部に輪環状固定堰を備え中央部および底部に円筒状空間部を有する壁を有する加圧室部材と、前記加圧室部材の上部輪環状固定堰の底部に環状取付板を敷設し、この環状取付板より底部円筒状空間部に上下左右に移動可能に垂下させたクランプフランジと、前記円筒状治具ハウジング材の中央部にスプライン軸に軸承された底部中央に加圧空気噴出し口を有するシリンダーフランジと、前記スプライン軸内側空間に設置され、前記シリンダーフランジ底部に加圧空気を噴き出す加圧空気供給管と、前記スプライン軸の軸心と軸心を同じくする中空回転軸を回転させる回転駆動手段と、コイルスプリングおよび加圧ワイヤを内蔵するバネケースを前記加圧室部材内に収納し前記シリンダーフランジ上部に固定し、このバネケースの外壁と前記加圧室部材の底部円筒状空間部を有する壁の内壁間に加圧空気噴出し口より噴き出された加圧空気を前記加圧室部材の底部円筒状空間部に設けたクランプフランジ底部に導く前記加圧室と、前記加圧室の上部輪環状固定堰の底部より上方に向かって上方ピストンを設け、下方ピストンを前記シリンダーフランジ下部の空間部に位置する前記スプライン軸周りに設けるとともに、前記上方ピストンのシャフト上端頭部にスラストカラーを介してクランプナットを設けるとともにこのピストンの下端外周に軸受内輪側壁に向かって調整カラーを介して前進後退可能なクランプシリンダーを設け、前記バネケース内の加圧ワイヤは、前記スプライン軸頭部にスプライン軸心延長上に設けられ、この加圧ワイヤの上端は前記加圧室内に設けられたクランプフランジを中央貫通して前記上方ピストン底部中央に固定され、前記クランプフランジ底部に導入された加圧空気によりクランプフランジに生じた傾動を補正してクランプフランジを垂下している加圧室部材の上部輪環状固定堰の上平面を前記クランプシリンダーの底面に対し平行に保ち、また、コイルスプリングは前記クランプフランジ底部を付勢するクランプシリンダーの加圧手段と、を備える軸受研削用治具であって、前記クランプナットを旋回することによりクランプシリンダーの外周面壁が被研削材である軸受の内輪の内壁に当接または内壁より離間させる緩締作動をなす軸受研削用治具。
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