JP7444582B2 - アンギュラベアリングの研削装置及びアンギュラベアリングの搬送方法 - Google Patents
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Description
アンギュラベアリングの外輪又は内輪の端面を研削する研削装置であって、
上記アンギュラベアリングの軸方向の一方側端面に当接するチャックと、
上記軸方向に延び、上記内輪の内周に挿通されるスタッドピンと、を備え、
上記スタッドピンは、上記アンギュラベアリングの他方側端面を上記一方側端面側へ押圧するストッパを有する。
上記チャックは、上記アンギュラベアリングの端面との間にクーラントが充填される凹部を有する。
上記チャックは、上記外輪の一方側端面に当接し、
上記ストッパは、上記内輪の他方側端面を上記一方側端面側へ押圧する。
上記スタッドピンは、上記ストッパの軸方向両側に被保持部を有する。
アンギュラベアリングの外輪又は内輪の端面を研削する研削装置へのアンギュラベアリングの搬送方法であって、
上記アンギュラベアリングの軸方向に延び、上記内輪の内周にそれぞれ挿通され、上記アンギュラベアリングの他方側端面を上記一方側端面側へ押圧するストッパを有する第1スタッドピン及び第2スタッドピンと、搬入ローダと、搬出ローダと、該搬入ローダ及び該搬出ローダの間に、ともに移動するロードハンド及びアンロードハンドと、研削装置と、を準備する工程と、
上記ロードハンドが、上記搬入ローダから供給された未加工アンギュラベアリングを、上記第1スタッドピンが挿通された状態で保持し、上記アンロードハンドの加工済アンギュラベアリングの受け渡し位置までの移動に伴い搬送する工程と、
上記アンロードハンドが、上記研削装置の加工済アンギュラベアリングを、上記第2スタッドピンが挿通された状態で保持し、取り外す工程と、
上記ロードハンドが、上記未加工アンギュラベアリングを上記第1スタッドピンが挿通された状態で上記研削装置へ渡すと同時に、上記アンロードハンドが上記第2スタッドピンを保持したまま、上記加工済アンギュラベアリングを上記搬出ローダへ渡す工程と、
上記研削装置における上記未加工アンギュラベアリングの加工中に、上記アンロードハンドが上記搬入ローダから供給された新たな未加工アンギュラベアリングへ上記第2スタッドピンを挿通させる工程と、を含む。
上記ロードハンド及び上記アンロードハンドは、上記アンギュラベアリングの上記一方側端面を支持する支持部を有する。
図1及び図2は第1実施形態に係るアンギュラベアリングの研削装置の要部を示す概略図であって軸方向の断面図である。図1はスタッドピンが保持されていない状態を示し、図2はスタッドピンが保持されてアンギュラベアリングが研削加工されている状態を示す。なお第1実施形態において、研削加工中にアンギュラベアリングの加工面側となる方向を軸方向の他方側とし、その反対方向を軸方向の一方側とする。
スタッドピン30は、後述するロードハンド61によって、アンギュラベアリング10へ挿通された状態で、研削装置1へと搬送される。スタッドピン30の一方側端部は、チャック21の開口部26から円筒状部材28aの内部へ挿入され、超硬ボール28bよりも一方側へ位置する(図1)。このとき、ストッパ31の一方側端面が内輪12の他方側端面に当接している。
アンギュラベアリング10の加工前後の搬送は搬送装置60によって自動で行われる。図4に示すように、搬送装置60は、ともに移動するロードハンド61及びアンロードハンド62を備え、ロードハンド61及びアンロードハンド62は後述する搬入ローダ50と搬出ローダ51との間に位置する。
次に、図5から図18に沿って、アンギュラベアリング10の搬送方法を説明する。なお、図5から図18には上下左右方向を矢印で示す。前述の研削装置1の構成における一方側が下方向、他方側が上方向に対応するが、一方側及び他方側は必ずしも上下方向である必要はない。また図中、ニ点鎖線で示された各部材は、1つ前の工程における位置を示すものであり、その位置からの移動方向を矢印で示す。
以上説明したように、第1実施形態によれば、スタッドピン30はアンギュラベアリング10の軸方向に延び、ストッパ31を有するというシンプルな形態であるので、汎用性が高く、従来の専用部品を用いた保持手段よりもコストを低減させることができる。また、小径のアンギュラベアリングに対しても容易に対応可能となる。
図19及び図20は第2実施形態に係るアンギュラベアリングの研削装置の要部を示す概略図であって軸方向の断面図である。図19はスタッドピンが保持されていない状態を示し、図20はスタッドピンが保持されてアンギュラベアリングが研削加工されている状態を示す。第2実施形態に係るアンギュラベアリングの研削装置1は、アンギュラベアリング10の内輪12の端面に対して差幅研削を行う点で第1実施形態とは異なっており、チャックの形態が異なる。第2実施形態の説明においては、研削加工中にアンギュラベアリング10の加工面側となる方向を軸方向の一方側とし、その反対方向を軸方向の他方側とする。以下、第1実施形態と異なる構成を説明する。
10 アンギュラベアリング
10a 加工済アンギュラベアリング
10b,10c,10d 未加工アンギュラベアリング
11 外輪
12 内輪
13 玉
21 チャック
22 チャックベース
23 ドローバー
24 流路
25 凹部
30 スタッドピン
301 第1スタッドピン
302 第2スタッドピン
31 ストッパ
32,33 被保持部
40 砥石
41 回転軸
50 搬入ローダ
51 搬出ローダ
60 搬送装置
61 ロードハンド
62 アンロードハンド
63 支持部
64 保持装置
65 保持部
71 第1チャック
72 第2チャック
Claims (6)
- アンギュラベアリングの外輪又は内輪の端面を研削する研削装置であって、
上記アンギュラベアリングの軸方向の一方側端面に当接するチャックと、
上記軸方向に延び、上記内輪の内周に挿通されるスタッドピンと、を備え、
上記スタッドピンは、ストッパを有し、
上記ストッパは、上記スタッドピンの軸方向中間部分において、径を拡張して形成した突出部であり、上記スタッドピンが一方側へ引っ張られることで、上記アンギュラベアリングの他方側端面を上記一方側端面側へ押圧する
ことを特徴とするアンギュラベアリングの研削装置。 - 請求項1に記載のアンギュラベアリングの研削装置において、
上記チャックは、上記アンギュラベアリングの端面との間にクーラントが充填される凹部を有する
ことを特徴とするアンギュラベアリングの研削装置。 - 請求項1又は2に記載のアンギュラベアリングの研削装置において、
上記チャックは、上記外輪の一方側端面に当接し、
上記ストッパは、上記内輪の他方側端面を上記一方側端面側へ押圧する
ことを特徴とするアンギュラベアリングの研削装置。 - 請求項1から3のいずれか1つに記載のアンギュラベアリングの研削装置において、
上記スタッドピンは、上記ストッパの軸方向両側に被保持部を有する
ことを特徴とするアンギュラベアリングの研削装置。 - アンギュラベアリングの外輪又は内輪の端面を研削する研削装置へのアンギュラベアリングの搬送方法であって、
上記アンギュラベアリングの軸方向に延び、上記内輪の内周にそれぞれ挿通され、ストッパを有する第1スタッドピン及び第2スタッドピンと、搬入ローダと、搬出ローダと、該搬入ローダ及び該搬出ローダの間に、ともに移動するロードハンド及びアンロードハンドと、研削装置と、を準備する工程であり、上記ストッパは、上記第1スタッドピン及び上記第2スタッドピンそれぞれの軸方向中間部分において、径を拡張して形成した突出部であり、上記第1スタッドピン及び上記第2スタッドピンが一方側へ引っ張られることで、上記アンギュラベアリングの他方側端面を一方側端面側へ押圧するものである、工程と、
上記ロードハンドが、上記搬入ローダから供給された未加工アンギュラベアリングを、上記第1スタッドピンが挿通された状態で保持し、上記アンロードハンドの加工済アンギュラベアリングの受け渡し位置までの移動に伴い搬送する工程と、
上記アンロードハンドが、上記研削装置の加工済アンギュラベアリングを、上記第2スタッドピンが挿通された状態で保持し、取り外す工程と、
上記ロードハンドが、上記未加工アンギュラベアリングを上記第1スタッドピンが挿通された状態で上記研削装置へ渡すと同時に、上記アンロードハンドが上記第2スタッドピンを保持したまま、上記加工済アンギュラベアリングを上記搬出ローダへ渡す工程と、
上記研削装置における上記未加工アンギュラベアリングの加工中に、上記アンロードハンドが上記搬入ローダから供給された新たな未加工アンギュラベアリングへ上記第2スタッドピンを挿通させる工程と、を含む
ことを特徴とするアンギュラベアリングの搬送方法。 - 請求項5に記載のアンギュラベアリングの搬送方法において、
上記ロードハンド及び上記アンロードハンドは、上記アンギュラベアリングの上記一方側端面を支持する支持部を有する
ことを特徴とするアンギュラベアリングの搬送方法。
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