JP7444582B2 - アンギュラベアリングの研削装置及びアンギュラベアリングの搬送方法 - Google Patents

アンギュラベアリングの研削装置及びアンギュラベアリングの搬送方法 Download PDF

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Description

本発明は、アンギュラベアリングの研削装置及びアンギュラベアリングの搬送方法に関する。
アンギュラベアリングは、内輪及び外輪の間に転動体としての玉を備える。玉と内輪及び外輪との接触点を結ぶ直線は接触角を持っているため、ラジアル荷重とアキシャル荷重を負荷することができる。
アンギュラベアリングは、アキシャル方向に予圧を与えて使用するが、その際に内輪と外輪との差幅が予圧に適応する許容範囲内にない場合は軸受性能が低下するため、差幅を許容範囲内とするために差幅研削が必要となる。
アンギュラベアリングの差幅研削は、例えば、組立状態でベアリングの差幅を測定し、研削代を算出した後、ベアリングを分解して内外輪の端面を研削する。その後、再組立を行って差幅を測定し、差幅が公差内となるまでこれを繰り返す方法が一般的であった。しかしながら、このような方法では、ベアリングの分解、組立が繰り返し必要となり、生産性が悪いという問題があった。
そこで、アンギュラベアリングを組み立て状態のまま差幅研削する方法及び装置が提案されている(例えば、特許文献1)。
特開2008-290205号公報
このような従来の差幅研削装置において、加工中にアンギュラベアリングを保持するためには、アンギュラベアリングの径や最適な荷重に応じて専用部品が必要であった。
例えば、特許文献1において、内輪の内周に嵌合して保持する内輪アーバ及び小径円筒部は汎用性が低いという問題がある。
また図23に示すように、従来の他の一般的な差幅研削装置においては、アンギュラベアリング102を保持するためにコレットチャック100と呼ばれる保持具が用いられ、アンギュラベアリング102の外輪111外周又は内輪112の内周を保持するとともに、連れ回り防止のために外輪111又は内輪112をバネ103で軸方向に押圧する手段がある。このようなコレットチャック100及びバネ103も加工対象のアンギュラベアリング102に応じた専用部品であった。また、このような差幅研削装置では、アンギュラベアリングをローダ等で押し付けたままクランプするため、加工済み品及び未加工品の交換に時間が掛かるという問題もあった。
さらに、このような従来の差幅研削装置において、加工中にアンギュラベアリングの内部に研削くずや脱落した砥粒が入り込んだ場合、加工後の洗浄工程への搬送中、玉が転動すると軌道面や玉の転動面が傷ついて製品の歩留まりが低下するおそれがあった。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、アンギュラベアリングの保持手段を汎用性の高いものとしてコストを低減させ、加工済み品及び未加工品の交換時間を短縮し、搬送中の転動を防止することにある。
上記の目的を達成するために、この発明では、アンギュラベアリングにスタッドピンを挿通させて保持可能とした。
具体的には、第1の発明では、
アンギュラベアリングの外輪又は内輪の端面を研削する研削装置であって、
上記アンギュラベアリングの軸方向の一方側端面に当接するチャックと、
上記軸方向に延び、上記内輪の内周に挿通されるスタッドピンと、を備え、
上記スタッドピンは、上記アンギュラベアリングの他方側端面を上記一方側端面側へ押圧するストッパを有する。
上記の構成によると、スタッドピンは、アンギュラベアリングの軸方向に延び、ストッパを有するというシンプルな形態であるため、汎用性が高く、従来の専用部品を用いた保持手段よりもコストを低減させることができる。また、スタッドピンは、アンギュラベアリングの他方側端面を一方側端面側へ押圧するストッパを有し、このストッパとアンギュラベアリングの軸方向の一方側端面に当接するチャックとがアンギュラベアリングを挟み込むことで、加工中のアンギュラベアリングを安定して保持することが可能である。
そして、アンギュラベアリングは、加工中のみならず加工の前後の搬送においても、スタッドピンが内輪の内周に挿通された状態とすることができる。アンギュラベアリングをスタッドピンとともに搬送すれば、加工済み品及び未加工品の交換が容易であるとともに、加工後の洗浄工程への搬送中、玉の転動を防ぎ、軌道面や玉の転動面が傷つくのを防止することができる。
第2発明では、第1の発明において、
上記チャックは、上記アンギュラベアリングの端面との間にクーラントが充填される凹部を有する。
すなわち、アンギュラベアリングにスタッドピンを挿通させて保持することによって、チャックはアンギュラベアリングの端面との間にクーラントが充填される凹部を確保することができる。また、上記の構成によると、凹部にクーラントが充填されることにより、加工中の研削くずや脱落した砥粒がアンギュラベアリングの内部へ入り込むことを防止し、品質を向上することができる。
第3の発明では、第1又は第2の発明において、
上記チャックは、上記外輪の一方側端面に当接し、
上記ストッパは、上記内輪の他方側端面を上記一方側端面側へ押圧する。
上記の構成によると、ストッパの押圧力が、内輪の他方側端面から、玉を介して外輪へ伝わり、外輪の一方側端面へと伝達されることによって、アンギュラベアリングを安定して保持することができる。
第4の発明では、第1から第3の発明のうちいずれか1つにおいて、
上記スタッドピンは、上記ストッパの軸方向両側に被保持部を有する。
上記の構成によると、スタッドピンは軸方向いずれの側の被保持部においても保持されるため、例えば、加工中は一方側を保持され、加工後には保持されていた一方側が解放されて、搬送される際には他方側を保持されることが可能である。そのため、加工前後の搬送機構を簡略化することが可能となり、加工済み品及び未加工品の交換時間をより短縮することができる。
第5の発明では、
アンギュラベアリングの外輪又は内輪の端面を研削する研削装置へのアンギュラベアリングの搬送方法であって、
上記アンギュラベアリングの軸方向に延び、上記内輪の内周にそれぞれ挿通され、上記アンギュラベアリングの他方側端面を上記一方側端面側へ押圧するストッパを有する第1スタッドピン及び第2スタッドピンと、搬入ローダと、搬出ローダと、該搬入ローダ及び該搬出ローダの間に、ともに移動するロードハンド及びアンロードハンドと、研削装置と、を準備する工程と、
上記ロードハンドが、上記搬入ローダから供給された未加工アンギュラベアリングを、上記第1スタッドピンが挿通された状態で保持し、上記アンロードハンドの加工済アンギュラベアリングの受け渡し位置までの移動に伴い搬送する工程と、
上記アンロードハンドが、上記研削装置の加工済アンギュラベアリングを、上記第2スタッドピンが挿通された状態で保持し、取り外す工程と、
上記ロードハンドが、上記未加工アンギュラベアリングを上記第1スタッドピンが挿通された状態で上記研削装置へ渡すと同時に、上記アンロードハンドが上記第2スタッドピンを保持したまま、上記加工済アンギュラベアリングを上記搬出ローダへ渡す工程と、
上記研削装置における上記未加工アンギュラベアリングの加工中に、上記アンロードハンドが上記搬入ローダから供給された新たな未加工アンギュラベアリングへ上記第2スタッドピンを挿通させる工程と、を含む。
上記の構成によると、スタッドピンは、アンギュラベアリングの軸方向に延び、ストッパを有するというシンプルな形態であるため、汎用性が高く、従来の専用部品を用いた保持手段よりもコストを低減させることができる。アンギュラベアリングは、加工中のみならず加工の前後の搬送においても、スタッドピンが内輪の内周に挿通された状態とすることができる。アンギュラベアリングをスタッドピンとともに搬送すれば、加工済み品及び未加工品の交換が容易であるとともに、加工後の洗浄工程への搬送中、玉の転動を防ぎ、軌道面や玉の転動面が傷つくのを防止することができる。
また、ともに移動するロードハンド及びアンロードハンドが、未加工アンギュラベアリング及び加工済アンギュラベアリングの受け渡しを同時に行い、加工中には、新たな未加工アンギュラベアリングの準備が行われるため、加工済み品及び未加工品の交換時間を短縮することができる。
第6の発明では、第5の発明において
上記ロードハンド及び上記アンロードハンドは、上記アンギュラベアリングの上記一方側端面を支持する支持部を有する。
上記の構成によると、ロードハンド及びアンロードハンドが、アンギュラベアリングの軸方向の一方側端面を支持する支持部を有し、スタッドピンが、アンギュラベアリングの他方側端面を一方側端面側へ押圧するストッパを有するため、支持部とストッパとがアンギュラベアリングを挟み込むことで、搬送中のアンギュラベアリングを安定して保持し、玉の転動をより確実に防ぐことができる。
以上説明したように、本発明によれば、アンギュラベアリングに汎用性の高いスタッドピンを挿通させて保持可能としたため、コストを低減させ、加工済み品及び未加工品の交換時間を短縮し、搬送中の転動を防止することができる。
第1実施形態に係るアンギュラベアリングの研削装置の要部を示す概略断面図である。 第1実施形態に係るアンギュラベアリングの研削装置の加工中の要部を示す概略断面図である。 スタッドピンの側面図である。 ロードハンド及びアンロードハンドの概略断面図である。 未加工アンギュラベアリングの搬送工程Aを示す概略図である。 未加工アンギュラベアリングの搬送工程Bを示す概略図である。 加工済アンギュラベアリングの取り外し工程Cを示す概略図である。 加工済アンギュラベアリングの取り外し工程Dを示す概略図である。 未加工及び加工済アンギュラベアリングの搬送工程Eを示す概略図である。 未加工アンギュラベアリングの装着工程Fを示す概略図である。 加工済アンギュラベアリングの搬送工程Gを示す概略図である。 加工済アンギュラベアリングの搬送工程Hを示す概略図である。 加工準備工程Iを示す概略図である。 加工中における未加工アンギュラベアリングの準備工程Jを示す概略図である。 加工中における未加工アンギュラベアリングの準備工程Kを示す概略図である。 加工中における未加工アンギュラベアリングの準備工程Lを示す概略図である。 加工中における未加工アンギュラベアリングの準備工程Mを示す概略図である。 加工中における未加工アンギュラベアリングの準備工程Nを示す概略図である。 第2実施形態に係るアンギュラベアリングの研削装置の要部を示す概略断面図である。 第2実施形態に係るアンギュラベアリングの研削装置の加工中の要部を示す概略断面図である。 第2実施形態に係るアンギュラベアリングの研削装置の加工中の要部を示す概略断面図である。 第2実施形態に係るアンギュラベアリングの研削装置の要部を示す平面図である。 従来のアンギュラベアリングの研削装置における保持手段を示す概略断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
以下の説明において、軸方向とはアンギュラベアリングの軸方向に平行な方向である。また、いくつかの図面には、一方側及び他方側、上下左右の方向を示してある。第1実施形態の説明において、一方側は下方向、他方側は上方向に一致し、第2実施形態の説明において、一方側は上方向、他方側は下方向に一致するが、一方側及び他方側は、本明細書において研削装置の構成を説明するために規定した方向であり、上下方向と必ずしも一致するものではない。
(第一実施形態)
図1及び図2は第1実施形態に係るアンギュラベアリングの研削装置の要部を示す概略図であって軸方向の断面図である。図1はスタッドピンが保持されていない状態を示し、図2はスタッドピンが保持されてアンギュラベアリングが研削加工されている状態を示す。なお第1実施形態において、研削加工中にアンギュラベアリングの加工面側となる方向を軸方向の他方側とし、その反対方向を軸方向の一方側とする。
第1実施形態に係るアンギュラベアリングの研削装置1は、外輪11と内輪12との間に転動体として複数の玉13を備えるアンギュラベアリング10の外輪11の端面に対して差幅研削を行うものである。アンギュラベアリング10は、外輪11及び内輪12と玉13とが所定の接触角を有している。
図1及び図2に示すように、研削装置1は、アンギュラベアリング10の軸方向の一方側端面に当接するチャック21と、軸方向に延び、内輪12の内周に挿通されるスタッドピン30とを備える。また、研削装置1は、アンギュラベアリング10の軸方向と垂直な方向に回転軸41を有する砥石40を備える。第1実施形態において、砥石40は外輪11を研削可能に配置されている。
チャック21は、アンギュラベアリング10と当接する他方側の端面から一方側に向かって径の大きくなる略円錐形状である。チャック21の他方側の端面には、アンギュラベアリング10の軸中心にスタッドピン30を挿入可能な開口部26を有し、開口部26から一方側に向かって拡張する空間部27が形成されている。空間部27には、開口部26から挿入されたスタッドピン30を保持するためのドローバー23がアンギュラベアリング10と同軸上に配置されている。
チャック21は一方側をチャックベース22によって支持されている。チャックベース22は、チャック21及びドローバー23の間の空間部27へ延びており、ドローバー23の外周に位置してドローバー23をガイドする。
また、チャック21は、アンギュラベアリング10の端面との間にクーラントが充填される凹部25を有する。凹部25は、チャック21の他方側の端面から一方側へ向かって凹み、平面視するとアンギュラベアリング10に沿って輪状に形成されている。凹部25の幅はアンギュラベアリング10の外輪11及び内輪12間の距離よりも大きい。凹部25の底部には、チャック21及びチャックベース22の内部を通って一方側へ延びる流路24が形成されており、流路24から凹部25へとクーラントが供給される。
チャック21は、外輪11の一方側端面に当接するように、凹部25の外周側と内周側とで軸方向の高さが異なって形成されている。凹部25の外周側に形成された外周側端面25aが、凹部25の内周側に形成された内周側端面25bよりもやや高く形成されることで、チャック21は外周側端面25aにおいて外輪11と当接する。
ドローバー23は、油圧によって軸方向に進退可能に構成されている。ドローバー23は他方側端部にスタッドピン30の保持部28を有する。保持部28は、スタッドピン30を保持可能であれば形態は限定されないが、本実施形態においては軸方向に延びる円筒状部材28aと、円筒状部材28aの周方向に複数備えられた超硬ボール28bである。
図3に示すように、スタッドピン30はアンギュラベアリング10の軸方向に延びる略円柱状の部材である。スタッドピン30は、アンギュラベアリング10の他方側端面を一方側端面側へ押圧するストッパ31を有する。
ストッパ31は、スタッドピン30の軸方向略中間部分において、径を拡張して形成された突出部である。ストッパ31は、内輪12の他方側端面を一方側端面側へ押圧するものであり、ストッパ31の径はアンギュラベアリング10の内輪12の内径よりも大きく、外輪11の内径よりも小さい。
ストッパ31の一方側には拡張部34が形成されている。拡張部34は、内輪12の内径よりもわずかに小さい径であり、スタッドピン30がアンギュラベアリング10へ挿通されると、アンギュラベアリング10の内周に位置する。
スタッドピン30は、ストッパ31及び拡張部34の軸方向両側に被保持部32,33を有する。被保持部32,33は、研削装置1の保持部28及び搬送装置60の保持部65に対応し、スタッドピン30が保持されるものであれば形態は限定されない。本実施形態において、研削装置1の保持部28に保持される一方側の被保持部32は、径が縮小されて形成された凹状部であり、超硬ボール28bが嵌合可能である。また、他方側の被保持部33も径が縮小されて形成された凹状部であり、搬送装置60の保持部65が嵌合可能である。
このように構成されたスタッドピン30は、軸方向いずれの側の被保持部32,33においても保持されることが可能であり、加工中は一方側の被保持部32を保持される。加工後には保持されていた一方側の被保持部32が解放され、搬送中は他方側の被保持部33を保持される。そのため、加工前後の搬送機構を簡略化することが可能となり、サイクルタイムを短縮することができる。
(アンギュラベアリングの研削装置への装着手順)
スタッドピン30は、後述するロードハンド61によって、アンギュラベアリング10へ挿通された状態で、研削装置1へと搬送される。スタッドピン30の一方側端部は、チャック21の開口部26から円筒状部材28aの内部へ挿入され、超硬ボール28bよりも一方側へ位置する(図1)。このとき、ストッパ31の一方側端面が内輪12の他方側端面に当接している。
そして、ドローバー23が一方側へ移動することによって、超硬ボール28bは、円筒状部材28aとともに一方側へ移動すると同時に、チャックベース22にガイドされて軸中心側へ移動する。軸中心側へ移動した超硬ボール28bは、スタッドピン30の一方側の被保持部32へ嵌合する。スタッドピン30は被保持部32が保持部28に保持された状態で、ドローバー23へ掛かる油圧によって一方側へ引っ張られる(図2)。
スタッドピン30が一方側へ引っ張られることによって、ストッパ31は内輪12の他方側端面を一方側端面側へ押圧する。内輪12へ掛かった油圧は、玉13を介して外輪11へ伝達され、外輪11の一方側端面からチャック21の外周側端面25aへと伝わることによって、研削装置1はアンギュラベアリング10を安定して保持することができる。そして、チャック21の凹部25からクーラントが供給されながら、外輪11の他方側端面が研削加工されるので、加工中の研削くず等がアンギュラベアリング10の内部へ入り込むことを防止し、品質を向上することができる。
(搬送装置の構成)
アンギュラベアリング10の加工前後の搬送は搬送装置60によって自動で行われる。図4に示すように、搬送装置60は、ともに移動するロードハンド61及びアンロードハンド62を備え、ロードハンド61及びアンロードハンド62は後述する搬入ローダ50と搬出ローダ51との間に位置する。
ロードハンド61及びアンロードハンド62は、左右横並びで同じ高さに配置される。図4において、左側に位置するロードハンド61はアンギュラベアリング10を保持した閉状態であり、右側に位置するアンロードハンド62はアンギュラベアリング10を保持していない開状態である。ロードハンド61及びアンロードハンド62の開閉操作はそれぞれ独立して自動で行われる。
ロードハンド61及びアンロードハンド62は同じ構成であるので、以下ロードハンド61の構成についてのみ説明する。
ロードハンド61は、アンギュラベアリング10の一方側端面を支持する支持部63,63を有する。ロードハンド61の一方側端部に、略水平方向に開閉可能な一対の支持部63,63が、左右方向に間隔をあけて対向している。ロードハンド61は、支持部63,63の間にスタッドピン30を保持するための保持装置64を有する。
支持部63,63は、互いの間隔をアンギュラベアリング10の外径よりも大きく開いて開状態となり、保持装置64との間にアンギュラベアリング10を収容可能である。また、支持部63,63は、互いの間隔をアンギュラベアリング10の外径よりも小さく閉じて閉状態となり、アンギュラベアリング10の一方側端面に当接してアンギュラベアリング10を支持可能である。
保持装置64は、スタッドピン30を収容可能であり、スタッドピン30の被保持部33を保持可能な保持部65を有する。保持部65は、被保持部33を保持可能な構成ならば限定されることはないが、本実施形態においては、径が縮小されて形成された凹状部である被保持部33に嵌合可能であり、例えばシリンダとバネによって被保持部33へ係脱可能に構成されている。
ロードハンド61の開状態において、スタッドピン30及びスタッドピン30が挿通されたアンギュラベアリング10が支持部63,63の間へ挿入されると、スタッドピン30の被保持部33がロードハンド61の保持部65に保持される。そして、支持部63,63が閉状態となると、外輪11の一方側端面に支持部63,63が当接することにより、アンギュラベアリング10は一方側から支持部63,63に支持される。
ロードハンド61及びアンロードハンド62が、アンギュラベアリング10の軸方向の一方側端面を支持する支持部63,63を有し、スタッドピン30が、アンギュラベアリング10の他方側端面を一方側端面側へ押圧するストッパ31を有するため、支持部63,63とストッパ31とがアンギュラベアリング10を挟み込むことで、搬送中のアンギュラベアリング10を安定して保持し、玉13の転動をより確実に防ぐことができる。
(搬送方法)
次に、図5から図18に沿って、アンギュラベアリング10の搬送方法を説明する。なお、図5から図18には上下左右方向を矢印で示す。前述の研削装置1の構成における一方側が下方向、他方側が上方向に対応するが、一方側及び他方側は必ずしも上下方向である必要はない。また図中、ニ点鎖線で示された各部材は、1つ前の工程における位置を示すものであり、その位置からの移動方向を矢印で示す。
第1実施形態において、アンギュラベアリングは左方向から搬入され、右方向へと搬出される。また、左側に未加工アンギュラベアリングを供給する搬入ローダ50が配置され、右側に加工済アンギュラベアリングを搬出する搬出ローダ51が配置され、搬入ローダ50と搬出ローダ51の間には左右に移動可能なロードハンド61及びアンロードハンド62並びに研削装置1が配置されている。アンギュラベアリングの搬送方向や各装置の配置はこの限りではない。
図5は、未加工アンギュラベアリング10bの搬送工程Aを示す概略図であって、先に加工された加工済アンギュラベアリング10aが研削装置1に装着された状態を示す。このとき、加工済アンギュラベアリング10aの内輪12の内周には第2スタッドピン302が挿通されている。そして、ロードハンド61が、搬入ローダ50から供給された未加工アンギュラベアリング10bを、第1スタッドピン301が挿通された状態で保持したまま待機している。
図6は、未加工アンギュラベアリングの搬送工程Bを示す概略図であって、ロードハンド61が、アンロードハンド62の加工済アンギュラベアリング10aの受け渡し位置までの移動に伴い未加工アンギュラベアリング10bを搬送する工程を示す。ロードハンド61が未加工アンギュラベアリング10bを第1スタッドピン301とともに保持した状態で、アンロードハンド62とともに右方向へ平行移動するとともに、研削装置1は加工済アンギュラベアリング10aを第2スタッドピン302とともに保持した状態で、加工位置からアンギュラベアリングの受け渡し位置まで左方向へ平行移動することにより、アンロードハンド62と研削装置1が同軸上に位置する。
このとき、搬入ローダ50は新たな未加工アンギュラベアリング10cを乗せた状態で右方向へ移動し、砥石40及び回転軸41は上昇して加工位置から離れる。
図7は、加工済アンギュラベアリングの取り外し工程Cを示す概略図であって、アンロードハンド62が、研削装置1の加工済アンギュラベアリング10aを、第2スタッドピン302が挿通された状態で保持し、取り外す工程を示す。アンロードハンド62は、研削装置1のアンギュラベアリング受け渡し位置において、支持部63,63を開状態で下降し、研削装置1に装着されている第2スタッドピン302が保持装置64へ挿入される。そして、支持部63,63を閉状態として、加工済アンギュラベアリング10aを支持するとともに、第2スタッドピン302の他方側の被保持部33を保持する。
このとき、研削装置1のチャック21に保持されていた第2スタッドピン302の一方側の被保持部32は解放される。また、搬出ローダ51が左方向へ平行移動することにより、研削装置1の軸中心と搬出ローダ51の軸中心間との距離が、ロードハンド61の軸中心とアンロードハンド62の軸中心との間の距離と一致する。
図8は、加工済アンギュラベアリングの取り外し工程Dを示す概略図であって、アンロードハンド62が、研削装置1の加工済アンギュラベアリング10aを、第2スタッドピン302が挿通された状態で保持し、取り外す工程を示す。アンロードハンド62は、加工済アンギュラベアリング10aを支持するとともに、第2スタッドピン302の他方側の被保持部33を保持した状態で上昇することにより、研削装置1から加工済アンギュラベアリング10aが取り外される。
図9は、未加工及び加工済アンギュラベアリングの搬送工程Eを示す概略図である。ロードハンド61及びアンロードハンド62は、ともに左方向へ平行移動することにより、ロードハンド61が研削装置1と同軸上へ位置するとともに、アンロードハンド62が搬出ローダ51と同軸上へ位置する。
図10は、未加工アンギュラベアリングの装着工程Fを示す概略図であって、ロードハンド61が、未加工アンギュラベアリング10bを第1スタッドピン301が挿通された状態で研削装置1へ渡すと同時に、アンロードハンド62が第2スタッドピン302を保持したまま、加工済アンギュラベアリング10aを搬出ローダ51へ渡す工程を示す。ロードハンド61及びアンロードハンド62は、ともに下降することにより、ロードハンド61が保持していた第1スタッドピン301及び未加工アンギュラベアリング10bを研削装置1へ、アンロードハンド62が保持していた加工済アンギュラベアリング10aを搬出ローダ51上へ載置する。
図11は、加工済アンギュラベアリングの搬送工程Gを示す概略図である。工程Fにおいて加工済アンギュラベアリング10a及び未加工アンギュラベアリング10bの受け渡しが同時に行われた後、ロードハンド61及びアンロードハンド62は、ともに上昇して受け渡し位置から離れる。
図12は、加工済アンギュラベアリングの搬送工程Hを示す概略図である。ロードハンド61及びアンロードハンド62は、ともに左方向へ平行移動することにより、アンロードハンド62が搬入ローダ50と同軸上に位置する。このとき、加工済アンギュラベアリング10aを載せた搬出ローダ51は、右方向へ平行移動する。
図13は、加工準備工程Iを示す概略図である。研削装置1は、右方向へ平行移動することにより、アンギュラベアリングの受け渡し位置から加工位置へと戻る。このとき、搬出ローダ51上の加工済アンギュラベアリング10aは、次工程へと受け渡される。
図14は、加工中における未加工アンギュラベアリングの準備工程Jを示す概略図であって、研削装置1における未加工アンギュラベアリング10bの加工中に、アンロードハンド62が搬入ローダ50から供給された新たな未加工アンギュラベアリング10cへ第2スタッドピン302を挿通させる工程を示す。
砥石40及び回転軸41が下降し、砥石40が未加工アンギュラベアリング10bの外輪11端面へ当接して未加工アンギュラベアリング10bの加工が始まる。このとき、ロードハンド61及びアンロードハンド62はともに下降し、アンロードハンド62は保持していた第2スタッドピン302を新たな未加工アンギュラベアリング10cへ挿通させる。
図15は、加工中における未加工アンギュラベアリングの準備工程Kを示す概略図である。アンロードハンド62は、第2スタッドピン302を新たな未加工アンギュラベアリング10cへ挿通させた後、第2スタッドピン302を開放してロードハンド61とともに上昇する。
図16は、加工中における未加工アンギュラベアリングの準備工程Lを示す概略図である。アンロードハンド62と同軸上に位置していた搬入ローダ50は、第2スタッドピン302及び新たな未加工アンギュラベアリング10cを保持した状態で左方向へ平行移動し、ロードハンド61と同軸上に位置する。
図17は、加工中における未加工アンギュラベアリングの準備工程Mを示す概略図である。ロードハンド61はアンロードハンド62とともに下降し、搬入ローダ50からロードハンド61へ、新たな未加工アンギュラベアリング10cの受け渡しが行われる。
図18は、加工中における未加工アンギュラベアリングの準備工程Nを示す概略図である。ロードハンド61は、新たな未加工アンギュラベアリング10cを第2スタッドピン302に挿通させた状態で保持し、アンロードハンド62とともに上昇する。このとき、搬入ローダ50は次の新たな未加工アンギュラベアリング10dを前工程から受け取るために、左側へ平行移動する。その後は、さらに工程Aから工程Nが繰り返される。
(効果)
以上説明したように、第1実施形態によれば、スタッドピン30はアンギュラベアリング10の軸方向に延び、ストッパ31を有するというシンプルな形態であるので、汎用性が高く、従来の専用部品を用いた保持手段よりもコストを低減させることができる。また、小径のアンギュラベアリングに対しても容易に対応可能となる。
スタッドピン30のストッパ31は、アンギュラベアリング10の他方側端面を一方側端面側へ押圧するため、ストッパ31とアンギュラベアリング10の軸方向の一方側端面に当接するチャック21とがアンギュラベアリング10を挟み込むことで、加工中のアンギュラベアリング10を安定して保持することが可能である。
そして、アンギュラベアリング10は、加工中のみならず加工の前後の搬送においても、スタッドピン30が内輪12の内周に挿通された状態とすることができる。アンギュラベアリング10をスタッドピン30とともに搬送すれば、搬送が容易であるとともに、加工後の洗浄工程への搬送中、玉13の転動を防ぎ、軌道面や玉13の転動面が傷つくのを防止することができる。
また、ともに移動するロードハンド61及びアンロードハンド62が、未加工アンギュラベアリング10b及び加工済アンギュラベアリング10aの受け渡しを同時に行い、工程Jから工程Nのような加工中には、新たな未加工アンギュラベアリング10cの準備が行われるため、サイクルタイムを短縮することができる。
(第2実施形態)
図19及び図20は第2実施形態に係るアンギュラベアリングの研削装置の要部を示す概略図であって軸方向の断面図である。図19はスタッドピンが保持されていない状態を示し、図20はスタッドピンが保持されてアンギュラベアリングが研削加工されている状態を示す。第2実施形態に係るアンギュラベアリングの研削装置1は、アンギュラベアリング10の内輪12の端面に対して差幅研削を行う点で第1実施形態とは異なっており、チャックの形態が異なる。第2実施形態の説明においては、研削加工中にアンギュラベアリング10の加工面側となる方向を軸方向の一方側とし、その反対方向を軸方向の他方側とする。以下、第1実施形態と異なる構成を説明する。
図19及び図20に示すように、研削装置1は、アンギュラベアリング10の軸方向の他方側端面に当接する第1チャック71と、アンギュラベアリング10の軸方向の一方側端面に当接する第2チャック72と、軸方向に延び、内輪12の内周に挿通されるスタッドピン30とを備える。また、第2実施形態において、砥石40は内輪12を研削可能に配置されている。
第1チャック71は、アンギュラベアリング10と当接する他方側の端面から一方側に向かって径の大きくなる略円錐形状であり、アンギュラベアリング10の端面との間にクーラントが充填される凹部25を有する。
第2チャック72は、アンギュラベアリング10の軸方向の一方側端面、つまり、アンギュラベアリング10の加工面側に当接するものである。図21に示すように、第2チャック72は、第1チャック71の外周側に複数配置され、アンギュラベアリング10の軸方向と平行な方向を軸方向とする軸部72aと、軸部72aの上端から内周側に向かって延びるチャック部72bとを備える。チャック部72bの先端は、アンギュラベアリング10の外輪11の一方側端面を他方側へ向かって押圧することができる。
軸部72aは上下動及び回動可能であるため、チャック部72bは軸部72aの動きによって上下動及び回動可能である。図21及び図22に示すように、軸部72aが上昇及び回動することにより、チャック部72aはアンギュラベアリング10上から離れて第1チャック71の外周側へ位置し、アンギュラベアリング10の取り付け時や取り外し時に邪魔にならない。アンギュラベアリング10が取り付けられて加工される際には、チャック部72bは、外輪11上へ位置して下降することにより、外輪11の一方側端面へ当接する。
以上説明したように、第2実施形態によれば、上下動及び回動可能な第2チャック72がアンギュラベアリング10の加工面側に当接可能であり、外輪11の一方側端面を他方側へ押圧することができるので、内輪12を差幅研削する際にも、上記第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
1 研削装置
10 アンギュラベアリング
10a 加工済アンギュラベアリング
10b,10c,10d 未加工アンギュラベアリング
11 外輪
12 内輪
13 玉
21 チャック
22 チャックベース
23 ドローバー
24 流路
25 凹部
30 スタッドピン
301 第1スタッドピン
302 第2スタッドピン
31 ストッパ
32,33 被保持部
40 砥石
41 回転軸
50 搬入ローダ
51 搬出ローダ
60 搬送装置
61 ロードハンド
62 アンロードハンド
63 支持部
64 保持装置
65 保持部
71 第1チャック
72 第2チャック

Claims (6)

  1. アンギュラベアリングの外輪又は内輪の端面を研削する研削装置であって、
    上記アンギュラベアリングの軸方向の一方側端面に当接するチャックと、
    上記軸方向に延び、上記内輪の内周に挿通されるスタッドピンと、を備え、
    上記スタッドピンは、ストッパを有し、
    上記ストッパは、上記スタッドピンの軸方向中間部分において、径を拡張して形成した突出部であり、上記スタッドピンが一方側へ引っ張られることで、上記アンギュラベアリングの他方側端面を上記一方側端面側へ押圧する
    ことを特徴とするアンギュラベアリングの研削装置。
  2. 請求項1に記載のアンギュラベアリングの研削装置において、
    上記チャックは、上記アンギュラベアリングの端面との間にクーラントが充填される凹部を有する
    ことを特徴とするアンギュラベアリングの研削装置。
  3. 請求項1又は2に記載のアンギュラベアリングの研削装置において、
    上記チャックは、上記外輪の一方側端面に当接し、
    上記ストッパは、上記内輪の他方側端面を上記一方側端面側へ押圧する
    ことを特徴とするアンギュラベアリングの研削装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1つに記載のアンギュラベアリングの研削装置において、
    上記スタッドピンは、上記ストッパの軸方向両側に被保持部を有する
    ことを特徴とするアンギュラベアリングの研削装置。
  5. アンギュラベアリングの外輪又は内輪の端面を研削する研削装置へのアンギュラベアリングの搬送方法であって、
    上記アンギュラベアリングの軸方向に延び、上記内輪の内周にそれぞれ挿通され、ストッパを有する第1スタッドピン及び第2スタッドピンと、搬入ローダと、搬出ローダと、該搬入ローダ及び該搬出ローダの間に、ともに移動するロードハンド及びアンロードハンドと、研削装置と、を準備する工程であり、上記ストッパは、上記第1スタッドピン及び上記第2スタッドピンそれぞれの軸方向中間部分において、径を拡張して形成した突出部であり、上記第1スタッドピン及び上記第2スタッドピンが一方側へ引っ張られることで、上記アンギュラベアリングの他方側端面を一方側端面側へ押圧するものである、工程と、
    上記ロードハンドが、上記搬入ローダから供給された未加工アンギュラベアリングを、上記第1スタッドピンが挿通された状態で保持し、上記アンロードハンドの加工済アンギュラベアリングの受け渡し位置までの移動に伴い搬送する工程と、
    上記アンロードハンドが、上記研削装置の加工済アンギュラベアリングを、上記第2スタッドピンが挿通された状態で保持し、取り外す工程と、
    上記ロードハンドが、上記未加工アンギュラベアリングを上記第1スタッドピンが挿通された状態で上記研削装置へ渡すと同時に、上記アンロードハンドが上記第2スタッドピンを保持したまま、上記加工済アンギュラベアリングを上記搬出ローダへ渡す工程と、
    上記研削装置における上記未加工アンギュラベアリングの加工中に、上記アンロードハンドが上記搬入ローダから供給された新たな未加工アンギュラベアリングへ上記第2スタッドピンを挿通させる工程と、を含む
    ことを特徴とするアンギュラベアリングの搬送方法。
  6. 請求項5に記載のアンギュラベアリングの搬送方法において、
    上記ロードハンド及び上記アンロードハンドは、上記アンギュラベアリングの上記一方側端面を支持する支持部を有する
    ことを特徴とするアンギュラベアリングの搬送方法。
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